JPH0793572B2 - 位相同期発振器 - Google Patents
位相同期発振器Info
- Publication number
- JPH0793572B2 JPH0793572B2 JP63281948A JP28194888A JPH0793572B2 JP H0793572 B2 JPH0793572 B2 JP H0793572B2 JP 63281948 A JP63281948 A JP 63281948A JP 28194888 A JP28194888 A JP 28194888A JP H0793572 B2 JPH0793572 B2 JP H0793572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- output signal
- signal
- output
- frequency divider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000005526 G1 to G0 transition Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は位相同期発振器に関し、特に低い位相比較周波
数において定常位相誤差を厳しく制限できる位相同期発
振器に関する。
数において定常位相誤差を厳しく制限できる位相同期発
振器に関する。
従来の位相同期発振器の構成は、第4図のブロック図に
示すように、入力端子100、出力端子200、入力信号周波
数を位相比較周波数に変換する第1の分周器100、電圧
制制御発振器3の出力信号周波数を位相比較周波数に変
換する第2の分周器60、入力端子10より入力された入力
信号と出力端子200の出力信号の位相とを比較し、位相
差に応じたパルス幅を有する信号を発生する位相比較器
1、位相比較器1の出力信号を平滑し直流電圧を発生す
る積分器2、積分器2の出力電圧を増幅する増幅器4、
増幅器4の出力電圧により制御されている電圧制御発振
器3から構成される。この様な従来の位相同期発振器
は、電圧制御発振器3の出力周波数が変化すると位相比
較器1に加えられている2つの信号の位相差が変化し、
位相比較器1の出力信号のパルス幅が変化して、積分器
2の出力電圧が変化する。ここで、増幅器4より電圧制
御発振器3に加えるある極性の電圧が、出力周波数変化
を少なくするようにすれば、入力信号と出力信号の間に
定常的な位相差を残して入出力周波数を完全に一致させ
ることができる。このような同期状態における第1の分
周器10の出力信号と第2の分周器60の出力信号の位相関
係を第5図の波形図に示す。第5図のf10とf60が一致し
た状態で定常的に残る位相差を定常位相誤差φeとし、
位相比較器1の位相比較特性が位相差に対して比例関係
にある時、定常位相誤差φe(rad)は式(1)で与えら
れる。
示すように、入力端子100、出力端子200、入力信号周波
数を位相比較周波数に変換する第1の分周器100、電圧
制制御発振器3の出力信号周波数を位相比較周波数に変
換する第2の分周器60、入力端子10より入力された入力
信号と出力端子200の出力信号の位相とを比較し、位相
差に応じたパルス幅を有する信号を発生する位相比較器
1、位相比較器1の出力信号を平滑し直流電圧を発生す
る積分器2、積分器2の出力電圧を増幅する増幅器4、
増幅器4の出力電圧により制御されている電圧制御発振
器3から構成される。この様な従来の位相同期発振器
は、電圧制御発振器3の出力周波数が変化すると位相比
較器1に加えられている2つの信号の位相差が変化し、
位相比較器1の出力信号のパルス幅が変化して、積分器
2の出力電圧が変化する。ここで、増幅器4より電圧制
御発振器3に加えるある極性の電圧が、出力周波数変化
を少なくするようにすれば、入力信号と出力信号の間に
定常的な位相差を残して入出力周波数を完全に一致させ
ることができる。このような同期状態における第1の分
周器10の出力信号と第2の分周器60の出力信号の位相関
係を第5図の波形図に示す。第5図のf10とf60が一致し
た状態で定常的に残る位相差を定常位相誤差φeとし、
位相比較器1の位相比較特性が位相差に対して比例関係
にある時、定常位相誤差φe(rad)は式(1)で与えら
れる。
φe=ωm/α ……(1) ここでαは位相同期発振器のループ利得、 ωmは未制御時の入出力位相差、 ここで、増幅器4の利得をK、他の要素により定まる周
波数変換利得をAとすると、ループ利得αは式(2)で
与えられる。
波数変換利得をAとすると、ループ利得αは式(2)で
与えられる。
α=K・A ……(2) 位相同期発振器の定常位相誤差φeを小さくするために
は、式(1)からループ利得αを大きくする必要があ
る。さらに、αは式(2)から増幅器4の利得Kと、他
の要素により定まる周波数変換利得Aの積を大きくすれ
ば良い。ここで、増幅器4以外の要素により定まる周波
数変換利得Aは、電圧制御発振器3の単位制御電圧当た
りの周波数変化量と、単位位相変動当たりのパルス幅の
変化量を意味するが、前者は一般に電圧制御発振器自体
の特性条件により定まる制限が大きく定常位相誤差抑圧
のための手段として用いることは困難である。また後者
の周波数変換利得Aを大きくすることは位相比較平面に
於ける変化の割合、すなわち、同一変化量によって生ず
る相対位相角度(rad)の変化を大きくれば良いので、
位相比較周波数を高めれば良いことを意味しているが、
一般に位相比較周波数は、位相同期発振器の使用目的に
より、外部より決定されることが多く、上記と同様、定
常位相誤差を抑圧する手段として用いることができない
場合が多い。したがって、増幅器4の利得Kを大きくす
るのが一般的となっている。ところが、増幅器4の利得
Kを高めると、位相同期発振器を構成する回路素子の変
化による誤差電圧も大きく増幅する結果となってしまう
ので、各回路素子を高安定化するとともに各種の誤差を
許容し得るよう動作余裕を多く取る必要がある。
は、式(1)からループ利得αを大きくする必要があ
る。さらに、αは式(2)から増幅器4の利得Kと、他
の要素により定まる周波数変換利得Aの積を大きくすれ
ば良い。ここで、増幅器4以外の要素により定まる周波
数変換利得Aは、電圧制御発振器3の単位制御電圧当た
りの周波数変化量と、単位位相変動当たりのパルス幅の
変化量を意味するが、前者は一般に電圧制御発振器自体
の特性条件により定まる制限が大きく定常位相誤差抑圧
のための手段として用いることは困難である。また後者
の周波数変換利得Aを大きくすることは位相比較平面に
於ける変化の割合、すなわち、同一変化量によって生ず
る相対位相角度(rad)の変化を大きくれば良いので、
位相比較周波数を高めれば良いことを意味しているが、
一般に位相比較周波数は、位相同期発振器の使用目的に
より、外部より決定されることが多く、上記と同様、定
常位相誤差を抑圧する手段として用いることができない
場合が多い。したがって、増幅器4の利得Kを大きくす
るのが一般的となっている。ところが、増幅器4の利得
Kを高めると、位相同期発振器を構成する回路素子の変
化による誤差電圧も大きく増幅する結果となってしまう
ので、各回路素子を高安定化するとともに各種の誤差を
許容し得るよう動作余裕を多く取る必要がある。
しかしながら、一般にアナログ回路である増幅器を構成
する高安定回路素子は価格が高く、この種の部品を多数
使用すると位相同期発振器が高価になる欠点があった。
さらに、増幅器のようなアナログ回路と、分周器,位相
比較器等のディジタル回路とを同一集積回路とすること
ができない欠点があった。
する高安定回路素子は価格が高く、この種の部品を多数
使用すると位相同期発振器が高価になる欠点があった。
さらに、増幅器のようなアナログ回路と、分周器,位相
比較器等のディジタル回路とを同一集積回路とすること
ができない欠点があった。
本発明の位相同期発振器は、電圧制御発振器と、前記の
電圧制御発振器の出力信号と外部から得られる入力信号
との位相差に応じたパルス幅の位相比較信号を発生する
第1の位相比較器と、前記入力信号を分周する第1の分
周器と、前記電圧制御発振器の出力信号を前記第1の分
周器の出力信号と等しい周波数に変換する第2の分周器
と、前記第2の分周器の出力信号を前記入力信号の1周
期分だけパルス幅の異なる信号に変換するパルス幅変換
回路と、前記第1の分周器の出力信号と前記第2の分周
器の出力信号との位相を比較し、位相差に応じて“1"ま
たは“0"の論理レベルを発生する第2の位相比較器と、
前記第1の分周器の出力信号と前記パルス幅変換回路の
出力信号の位相を比較し、位相差に応じて“0"または
“1"の論理レベルを発生する第3の位相比較器と、前記
第2の位相比較器の出力信号と前記第3の位相比較器の
出力信号との2つの論理レベルの一致を検出する一致検
出回路と、前記第1の位相比較器の出力信号と前記第2
または第3の位相比較器の出力信号とを入力し、前記一
致検出回路の制御信号によりいずれか一方の信号を選択
する選択回路と、前記選択回路の出力信号を平滑し前記
電圧制御発振器に制御電圧を帰還する積分器とを有す
る。
電圧制御発振器の出力信号と外部から得られる入力信号
との位相差に応じたパルス幅の位相比較信号を発生する
第1の位相比較器と、前記入力信号を分周する第1の分
周器と、前記電圧制御発振器の出力信号を前記第1の分
周器の出力信号と等しい周波数に変換する第2の分周器
と、前記第2の分周器の出力信号を前記入力信号の1周
期分だけパルス幅の異なる信号に変換するパルス幅変換
回路と、前記第1の分周器の出力信号と前記第2の分周
器の出力信号との位相を比較し、位相差に応じて“1"ま
たは“0"の論理レベルを発生する第2の位相比較器と、
前記第1の分周器の出力信号と前記パルス幅変換回路の
出力信号の位相を比較し、位相差に応じて“0"または
“1"の論理レベルを発生する第3の位相比較器と、前記
第2の位相比較器の出力信号と前記第3の位相比較器の
出力信号との2つの論理レベルの一致を検出する一致検
出回路と、前記第1の位相比較器の出力信号と前記第2
または第3の位相比較器の出力信号とを入力し、前記一
致検出回路の制御信号によりいずれか一方の信号を選択
する選択回路と、前記選択回路の出力信号を平滑し前記
電圧制御発振器に制御電圧を帰還する積分器とを有す
る。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図に示す実施例の各部の動作を説明するための波形図第
3図は第1図の実施例に示す位相同期発振器の位相比較
の特性図である。
図に示す実施例の各部の動作を説明するための波形図第
3図は第1図の実施例に示す位相同期発振器の位相比較
の特性図である。
第1図の実施例は、従来の構成の増幅器4を止め、本実
施例において、位相比較器20,30、一致検出回路40、選
択回路50、パルス幅変換回路70を追加した構成となって
いる。
施例において、位相比較器20,30、一致検出回路40、選
択回路50、パルス幅変換回路70を追加した構成となって
いる。
次に本実施例の各部の動作を説明する。
電圧制御発振器3は積分回路2から入力される制御電圧
の高低に対応して発振周波数が高い方または低い方に制
御される。
の高低に対応して発振周波数が高い方または低い方に制
御される。
第1の位相比較器1は入力端子100の基準信号である入
力信号と電圧制御発振器3の出力との位相を比較し、位
相差に対応したパルス幅を有する信号を出力する。第1
の位相比較器は例えばセット入力(S)、リセット入力
(R)、Q出力を有するフリップフロップにより実現さ
れる。
力信号と電圧制御発振器3の出力との位相を比較し、位
相差に対応したパルス幅を有する信号を出力する。第1
の位相比較器は例えばセット入力(S)、リセット入力
(R)、Q出力を有するフリップフロップにより実現さ
れる。
第1の分周器10は入力端子100から入力される外部条件
で定められる基準信号を位相比較周波数に変換する。
で定められる基準信号を位相比較周波数に変換する。
第2の分周器60は電圧制御発振器3の信号を一方の位相
比較周波数に変換する。パルス幅変換回路70は第2の分
周器60の出力信号のパルス幅を、電圧制御発振器3の出
力信号、すなわち、第2の分周器60の入力信号の1周期
に相当する時間だけ変えるパルス幅変換回路である。な
お、パルス幅の変換は、パルス幅を長くしても、短かく
しても良い。
比較周波数に変換する。パルス幅変換回路70は第2の分
周器60の出力信号のパルス幅を、電圧制御発振器3の出
力信号、すなわち、第2の分周器60の入力信号の1周期
に相当する時間だけ変えるパルス幅変換回路である。な
お、パルス幅の変換は、パルス幅を長くしても、短かく
しても良い。
第2の位相比較器26は、第1の分周器10の出力信号と、
第2の分周器の出力信号の位相を比較し、位相差に応じ
て2つの論理レベルを発生する。
第2の分周器の出力信号の位相を比較し、位相差に応じ
て2つの論理レベルを発生する。
第3の位相比較器30は第1の分周器10の出力信号とパル
ス幅変換回路70の出力信号の位相を比較し、位相差に応
じて2つの論理レベルを発生する。なお、第2の位相比
較器20および第3の位相比較器30の2つの論理レベルは
比較対象信号が、第1の分周器10の出力信号よりも進み
位相にある場合、論理レベル“1"を遅れ位相にある場
合、論理レベル“0"を出力するものとする。なお、両位
相比較器20,30は例えばD形フリップフロップ回路によ
り実現される。一致検出回路40は第2の位相比較器20の
出力信号と第3の位相比較器30の出力信号の論理レベル
の一致を検出する一致検出回路であり、例えば排他的論
理和回路により実現される。なお、本実施例では一致検
出回路に入力される第2,第3の位相比較器20,30の2つ
の信号の論理レベルが等しい場合、すなわち、第1の分
周器10の出力信号に比し、第2の分周器60の出力信号と
パルス幅変換回路70の出力信号がともに進み位相となっ
た状態または、両信号がともに遅れ位相となった場合に
論理レベル“0"を出力し、一致検出回路に入力される第
2,第3の位相比較器20,30の2つの信号の論理レベルが
異なる場合、すなわち、第1の分周器10の出力信号が、
第2の分周器60の出力信号とパルス幅変換回路70の出力
信号の間にある場合に論理レベル“1"を出力するものと
する。
ス幅変換回路70の出力信号の位相を比較し、位相差に応
じて2つの論理レベルを発生する。なお、第2の位相比
較器20および第3の位相比較器30の2つの論理レベルは
比較対象信号が、第1の分周器10の出力信号よりも進み
位相にある場合、論理レベル“1"を遅れ位相にある場
合、論理レベル“0"を出力するものとする。なお、両位
相比較器20,30は例えばD形フリップフロップ回路によ
り実現される。一致検出回路40は第2の位相比較器20の
出力信号と第3の位相比較器30の出力信号の論理レベル
の一致を検出する一致検出回路であり、例えば排他的論
理和回路により実現される。なお、本実施例では一致検
出回路に入力される第2,第3の位相比較器20,30の2つ
の信号の論理レベルが等しい場合、すなわち、第1の分
周器10の出力信号に比し、第2の分周器60の出力信号と
パルス幅変換回路70の出力信号がともに進み位相となっ
た状態または、両信号がともに遅れ位相となった場合に
論理レベル“0"を出力し、一致検出回路に入力される第
2,第3の位相比較器20,30の2つの信号の論理レベルが
異なる場合、すなわち、第1の分周器10の出力信号が、
第2の分周器60の出力信号とパルス幅変換回路70の出力
信号の間にある場合に論理レベル“1"を出力するものと
する。
選択回路50は、第1の位相比較器1の出力信号を1方の
入力とし、第3の位相比較器30の出力信号を他方の入力
とし、一致検出回路40の出力論理レベルに応じて一方を
選択して出力する。一致検出回路40から与えられる論理
レベルが“1"の場合は第1の位相比較器1の出力信号を
選択し、与えられた論理レベルが“0"の場合は第3の位
相比較器3の出力信号を選択して出力する。なお、本実
施例では選択回路50の入力信号は第1の位相比較回路1
の出力信号と第3の位相比較回路30の出力信号としてあ
るが、第3の位相比較回路30の出力信号の代わりに、第
2の位相比較回路20の出力信号を入力しても良い。
入力とし、第3の位相比較器30の出力信号を他方の入力
とし、一致検出回路40の出力論理レベルに応じて一方を
選択して出力する。一致検出回路40から与えられる論理
レベルが“1"の場合は第1の位相比較器1の出力信号を
選択し、与えられた論理レベルが“0"の場合は第3の位
相比較器3の出力信号を選択して出力する。なお、本実
施例では選択回路50の入力信号は第1の位相比較回路1
の出力信号と第3の位相比較回路30の出力信号としてあ
るが、第3の位相比較回路30の出力信号の代わりに、第
2の位相比較回路20の出力信号を入力しても良い。
積分回路2は、選択回路50の出力信号を平滑化し、直流
電圧を発生し、電圧制御発振器3に制御電圧を与える。
すなわち、加えられた信号の周期に対するパルス幅の割
合、即ちデューティ比に応じた電圧を発生する。
電圧を発生し、電圧制御発振器3に制御電圧を与える。
すなわち、加えられた信号の周期に対するパルス幅の割
合、即ちデューティ比に応じた電圧を発生する。
次に本実施例の動作を第2図に示す波形図を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
第2図に於て、f100は入力信号、f3は電圧制御発振器3
の出力信号、f1は第1の位相比較器1の出力信号であり
f3およびf1ともにその周期はtである。f10は第1の分
周器10の出力信号、f60は第2の分周器60の出力信号、f
70はパルス幅変換回路の出力信号の各波形を示す。
の出力信号、f1は第1の位相比較器1の出力信号であり
f3およびf1ともにその周期はtである。f10は第1の分
周器10の出力信号、f60は第2の分周器60の出力信号、f
70はパルス幅変換回路の出力信号の各波形を示す。
位相同期発振器に入力信号を加えた直後の状態では、第
1の分周器10の出力信号f10と、第2の分周器60の出力
信号f60またはパルス幅変換回路70の出力信号f70の周期
は、第2図に示すとおりいずれもTであり、第一および
第二の分周器の分周比が大きければ、T≪tなる関係が
成立する。なお、入力信号f100を加えた直後の時点では
f10とf60またはf10とf70の位相関係は、まったく任意の
関係にある。また第2図に示すように、第2の分周器60
の出力信号f60とパルス幅変換回路70の出力信号f70の論
理レベルは、出力信号f200の1周期分の時間を除き等し
いので、入力信号f100を加えた当初に第1の分周器10の
出力信号f10の立ち上がり点が前記f60およびf70の同一
論理レベルである領域にあると仮定する。この場合、第
2の位相比較器20および第3の位相比較器30は同一論理
レベルを出力するから、一致検出回路40は論理レベル
“0"を出力する。この結果選択回路50は第3の位相比較
器30の出力信号を選択して出力するから、パルス幅変換
回路70の出力信号f70が論理レベル“1"を出力している
領域であれば論理レベル“1"を出力する。積分回路2は
このデューティ比100%の信号を最大電圧に変換して出
力するから電圧制御発振器3は、可変し得る最大周波数
を出力する。この結果電圧制御発振器3の出力信号f3は
入力信号f100よりも周波数が高くなるので、一定速度で
位相がずれて行き、従って電圧制御発振器3の出力信号
f3を分周して得られた信号f60及びf70も、位相が進んで
行く。この結果、第1の分周器10の出力信号の立ち上が
り点は、第2の分周器60の出力信号f60とパルス幅変換
回路70の出力信号f70の論理レベルが異なる領域に到達
する。
1の分周器10の出力信号f10と、第2の分周器60の出力
信号f60またはパルス幅変換回路70の出力信号f70の周期
は、第2図に示すとおりいずれもTであり、第一および
第二の分周器の分周比が大きければ、T≪tなる関係が
成立する。なお、入力信号f100を加えた直後の時点では
f10とf60またはf10とf70の位相関係は、まったく任意の
関係にある。また第2図に示すように、第2の分周器60
の出力信号f60とパルス幅変換回路70の出力信号f70の論
理レベルは、出力信号f200の1周期分の時間を除き等し
いので、入力信号f100を加えた当初に第1の分周器10の
出力信号f10の立ち上がり点が前記f60およびf70の同一
論理レベルである領域にあると仮定する。この場合、第
2の位相比較器20および第3の位相比較器30は同一論理
レベルを出力するから、一致検出回路40は論理レベル
“0"を出力する。この結果選択回路50は第3の位相比較
器30の出力信号を選択して出力するから、パルス幅変換
回路70の出力信号f70が論理レベル“1"を出力している
領域であれば論理レベル“1"を出力する。積分回路2は
このデューティ比100%の信号を最大電圧に変換して出
力するから電圧制御発振器3は、可変し得る最大周波数
を出力する。この結果電圧制御発振器3の出力信号f3は
入力信号f100よりも周波数が高くなるので、一定速度で
位相がずれて行き、従って電圧制御発振器3の出力信号
f3を分周して得られた信号f60及びf70も、位相が進んで
行く。この結果、第1の分周器10の出力信号の立ち上が
り点は、第2の分周器60の出力信号f60とパルス幅変換
回路70の出力信号f70の論理レベルが異なる領域に到達
する。
f10の立ち上がり点が、f60とf70の論理レベルが異なる
領域となると、第2の位相比較器20は論理レベル“1"
を、第3の位相比較器30は論理レベル“0"を出力するか
ら、一致検出回路50は論理レベル“1"を出力する。
領域となると、第2の位相比較器20は論理レベル“1"
を、第3の位相比較器30は論理レベル“0"を出力するか
ら、一致検出回路50は論理レベル“1"を出力する。
この結果、選択回路52は、第1の位相比較器1の出力信
号f1を選択して出力する。第1の位相比較器1は、入力
信号と出力信号の位相差に応じたパルス幅を有する位相
比較信号を出力してるから、この信号を平滑する積分回
路2の出力電圧は、加えられた信号デューティ比、即
ち、入力信号f100と電圧制御発振器3の出力信号f3の位
相差に応じた電圧となる。この出力電圧は電圧制御発振
器3に制御電圧として加えられているから、第1の位相
比較器1、積分器2、電圧制御発振器3により、入出力
信号を直接位相比較する位相同期発振器が構成されるこ
とになる。なお、この状態における位相比較範囲は分周
していない入力信号の1周期間(=t)に等しいから、
この状態で発生し得る定常位相誤差は同期状態にある限
り、入力信号の1周期間tより必ず小さく、第4図に示
す従来の位相同期発振器では実現し得ない微小な定常位
相誤差特性しか発生しない。
号f1を選択して出力する。第1の位相比較器1は、入力
信号と出力信号の位相差に応じたパルス幅を有する位相
比較信号を出力してるから、この信号を平滑する積分回
路2の出力電圧は、加えられた信号デューティ比、即
ち、入力信号f100と電圧制御発振器3の出力信号f3の位
相差に応じた電圧となる。この出力電圧は電圧制御発振
器3に制御電圧として加えられているから、第1の位相
比較器1、積分器2、電圧制御発振器3により、入出力
信号を直接位相比較する位相同期発振器が構成されるこ
とになる。なお、この状態における位相比較範囲は分周
していない入力信号の1周期間(=t)に等しいから、
この状態で発生し得る定常位相誤差は同期状態にある限
り、入力信号の1周期間tより必ず小さく、第4図に示
す従来の位相同期発振器では実現し得ない微小な定常位
相誤差特性しか発生しない。
以上、入力信号f100を加えた当初の第1の分周器10の出
力信号f10の立ち上がり点がパルス幅変換回路70の出力
信号f70の論理レベル“1"領域にあったと仮定して説明
したが、入力信号f100を加えて当初の第1の分周器10の
出力信号f10の立ち上がり点がパルス幅変換回路70の出
力信号f70の論理レベル“0"領域にあったとしても上記
と同様にして、最終的に、f60とf70の論理レベルが異な
る領域に到達する。なお、参考として本実施例の位相同
期発振器の位相特性は、第3図の特性図のようになって
いる。
力信号f10の立ち上がり点がパルス幅変換回路70の出力
信号f70の論理レベル“1"領域にあったと仮定して説明
したが、入力信号f100を加えて当初の第1の分周器10の
出力信号f10の立ち上がり点がパルス幅変換回路70の出
力信号f70の論理レベル“0"領域にあったとしても上記
と同様にして、最終的に、f60とf70の論理レベルが異な
る領域に到達する。なお、参考として本実施例の位相同
期発振器の位相特性は、第3図の特性図のようになって
いる。
以上述べたように本実施例の位相同期発振器は、従来の
増幅器によりループ利得を高くしたアナログ方式の位相
同期発振器をパルス幅変換回路と位相比較器、一致検出
回路等のディジタル回路で構成し、しかも定常位相誤差
が極めて小さい位相同期発振器を実現できる。
増幅器によりループ利得を高くしたアナログ方式の位相
同期発振器をパルス幅変換回路と位相比較器、一致検出
回路等のディジタル回路で構成し、しかも定常位相誤差
が極めて小さい位相同期発振器を実現できる。
以上説明したように本発明の位相同期発振器は、ループ
内に高い利得を有する増幅器の代りに高安定なディジタ
ル回路により実現しているので、定常位相誤差を極めて
小さくすることができる効果がある。さらに電圧制御発
振器及び積分器を除く全ての回路をディジタル回路によ
り構成しているので集積回路化が容易となり安価な位相
同期発振器が得られる効果がある。
内に高い利得を有する増幅器の代りに高安定なディジタ
ル回路により実現しているので、定常位相誤差を極めて
小さくすることができる効果がある。さらに電圧制御発
振器及び積分器を除く全ての回路をディジタル回路によ
り構成しているので集積回路化が容易となり安価な位相
同期発振器が得られる効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図に示す実施例の各部の動作を示す波形図、第3図は本
実施例の位相同期発振器の特性図、第4図は従来の位相
同期発振器のブロック図、第5図は従来の位相同期発振
器の波形図である。 1,20,30……第1,第2,第3の位相比較器、2……積分
器、3……電圧制御発振器、4……増幅器、10,60……
第1および第2の分周器、40……一致検出回路、50……
選択回路、70……パルス幅変換回路、100……入力端
子、200……出力端子、f1……第1の位相比較器の出力
波形、f10……第1の分周器の出力波形、f60……第2の
分周器の出力波形、f70……パルス幅変換回路の出力波
形、f100……入力信号波形、f3……電圧制御発振器の出
力波形。
図に示す実施例の各部の動作を示す波形図、第3図は本
実施例の位相同期発振器の特性図、第4図は従来の位相
同期発振器のブロック図、第5図は従来の位相同期発振
器の波形図である。 1,20,30……第1,第2,第3の位相比較器、2……積分
器、3……電圧制御発振器、4……増幅器、10,60……
第1および第2の分周器、40……一致検出回路、50……
選択回路、70……パルス幅変換回路、100……入力端
子、200……出力端子、f1……第1の位相比較器の出力
波形、f10……第1の分周器の出力波形、f60……第2の
分周器の出力波形、f70……パルス幅変換回路の出力波
形、f100……入力信号波形、f3……電圧制御発振器の出
力波形。
Claims (1)
- 【請求項1】電圧制御発振器と、前記の電圧制御発振器
の出力信号と外部から得られる入力信号との位相差に応
じたパルス幅の位相比較信号を発生する第1の位相比較
器と、前記入力信号を分周する第1の分周器と、前記電
圧制御発振器の出力信号を前記第1の分周器の出力信号
と等しい周波数に変換する第2の分周器と、前記第2の
分周器の出力信号を前記入力信号の1周期分だけパルス
幅の異なる信号に変換するパルス幅変換回路と、前記第
1の分周器の出力信号と前記第2の分周器の出力信号と
の位相を比較し、位相差に応じて“1"または“0"の論理
レベルを発生する第2の位相比較器と、前記第1の分周
器の出力信号と前記パルス幅変換回路の出力信号の位相
を比較し、位相差に応じて“0"または“1"の論理レベル
を発生する第3の位相比較器と、前記第2の位相比較器
の出力信号と前記第3の位相比較器の出力信号との2つ
の論理レベルの一致を検出する一致検出回路と、前記第
1の位相比較器の出力信号と前記第2または第3の位相
比較器の出力信号とを入力し、前記一致検出回路の制御
信号によりいずれか一方の信号を選択する選択回路と、
前記選択回路の出力信号を平滑し前記電圧制御発振器に
制御電圧を帰還する積分器とを有することを特徴とする
位相同期発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281948A JPH0793572B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 位相同期発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281948A JPH0793572B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 位相同期発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127817A JPH02127817A (ja) | 1990-05-16 |
| JPH0793572B2 true JPH0793572B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=17646144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63281948A Expired - Lifetime JPH0793572B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 位相同期発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2586812B2 (ja) * | 1993-11-11 | 1997-03-05 | 日本電気株式会社 | 位相同期発振器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4287480A (en) * | 1980-01-10 | 1981-09-01 | Sperry Corporation | Phase locked loop out-of-lock detector |
| JPS6014522A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-25 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル信号に同期したクロツク信号発生装置 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP63281948A patent/JPH0793572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127817A (ja) | 1990-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5789947A (en) | Phase comparator | |
| EP0449659A1 (en) | Linearized three state phase detector | |
| JP2001258239A (ja) | ディジタル的に合成された多相のパルス幅変調 | |
| US9859903B2 (en) | Method and apparatus for fast phase locked loop (PLL) settling with reduced frequency overshoot | |
| US5440274A (en) | Phase detector circuit and PLL circuit equipped therewith | |
| JPS63200618A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JPH03192821A (ja) | フェーズロックループ | |
| JPH0793572B2 (ja) | 位相同期発振器 | |
| EP3624344B1 (en) | Pll circuit | |
| JPS58107727A (ja) | 位相同期回路 | |
| JP2511843B2 (ja) | タイミング信号発生回路 | |
| JPH10322198A (ja) | フェーズロックドループ回路 | |
| JP3527593B2 (ja) | フェーズド・ロックド・ループ回路 | |
| CN110061738A (zh) | 一种全数字锁相环电路 | |
| JPS6177428A (ja) | サンプルクロツク信号発生器 | |
| JP2656546B2 (ja) | 位相同期発振器 | |
| JPS6072323A (ja) | 位相同期回路 | |
| JPH0783258B2 (ja) | 位相同期回路 | |
| JPS63240215A (ja) | Pll回路 | |
| JPH0241026A (ja) | Pll回路 | |
| JPH10242852A (ja) | クロック生成用pll回路 | |
| JPH06152403A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JPH0590956A (ja) | 位相同期発振器 | |
| JPH05172874A (ja) | 電圧位相検出装置 | |
| JPH10303740A (ja) | 位相同期回路 |