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JPH0797662B2 - 端面発光型発光ダイオード - Google Patents
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JPH0797662B2 - 端面発光型発光ダイオード - Google Patents

端面発光型発光ダイオード

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JPH0797662B2
JPH0797662B2 JP5169388A JP5169388A JPH0797662B2 JP H0797662 B2 JPH0797662 B2 JP H0797662B2 JP 5169388 A JP5169388 A JP 5169388A JP 5169388 A JP5169388 A JP 5169388A JP H0797662 B2 JPH0797662 B2 JP H0797662B2
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JP5169388A
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孝志 坪田
保昌 鹿島
正男 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、光通信、特にLAN(local area network)
などの近・中距離システムの光源として用いられる端面
発光型発光ダイオードに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の端面発光型発光ダイオードを第3図に示
す。この図において、1はP−InP基板であり、その上
に液相成長法によりP−InPクラッド層2,P−InGaAsP活
性層3,N−InPクラッド層4が順次成長され、これらは、
SiO2膜をエッチングマスク、塩酸,K3Fe(CN)6,KOHなど
の液をエッチャントとするウェットエッチングにより
(011)方向に逆メサストライプ状に形成される。そし
て、その逆メサストライプ部を埋込むように、2回目の
液相成長によりN−InPブロック層5,P−InGaAsPブロッ
ク層6,P−InPブロック層7が順次成長され、さらに全面
に同2回目の液相成長によりN−InGaAsPコンタクト層
8が形成される。そして、N−InGaAsPコンタクト層8
上にはAuGeNi電極9が、他方P−InP基板1の裏面にはA
uZn電極10が形成される。
このような構造の素子において、P−InGaAsPブロック
層6のバンドギャップエネルギーは、P−InGaAsP活性
層3のバンドギャップエネルギーよりも小さくなるよう
にしておく。例えば、P−InGaAsPブロック層6のバン
ドギャップエネルギー0.8eV、P−InGaAsPブロック層6
のバンドギャップエネルギー0.95eVなどである。このよ
うな条件下で通電し、発光させた場合、P−InGaAsP活
性層3で発光した光は、バンドギャップエネルギーの小
さいP−InGaAsPブロック層6内で吸収される。したが
って、この素子においては、レーザ発振させるための条
件に達することができず、LEDGモードでの発光素子(発
光ダイオード)となる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような従来の端面発光型発光ダイ
オードでは、活性層3において発光した光がP−InGaAs
Pブロック層6に入射し吸収されるが、それによりビー
ムスポット径、つまり光が外部に放射される部分の径が
大きくなってしまう。そのため、光ファイバーへの光の
結合効力が悪くなってしまうという問題点があった。
この発明は、以上述べたビームスポット径が大きいとい
う問題点を除去し、光ファイバーへの結合効率の良好な
端面発光型発光ダイオードを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この発明は、半導体基板上に形成される発光部となる活
性層と、この活性層に隣接させ形成した光吸収層と、こ
の光吸収層に隣接させ形成した前記活性層より屈折率の
小さい層とを有することを特徴とする。
(作用) 上記の構造によれば、活性層内の光が光吸収層に入射し
て吸収される状態になっても、屈折率の関係で、光は更
に外側の屈折層の小さい層へは入射することはできな
い。したがって、ビームスポットは、大き目に見積って
も、光吸収層の狭い幅を越えることはなく、そのためビ
ームスポット径は小さくなり、光ファイバーへの結合効
率は高くなる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例の端面発光型発光ダイオー
ドを製造する工程断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、(100)P−InP基板
21(p〜4×1018cm-3)上に液相成長法により約600℃
でP−InPバッファ層22(1μm厚,p〜1×1018cm-3),
N−InGaAsPブロック層23(1μm厚,n〜7×1017cm-3,
λg=1.35μm),P−InPブロック層24(1.5μm厚,p〜
7×1017cm-3)を順次成長させる。そして、この成長層
を同図に示すように、SiO2膜25をマスクとしてP−InP
バッファ層22に到達するまでエッチングすることによ
り、(011)方向に幅約10μmのストライプ状の島26と
する。この時、エッチングには(Ar+Cl)系ガスによる
ドライエッチングを用いる。
次に、上記島26の両側の部分に、液相成長法により約60
0℃において第1図(b)に示すようにP−InPバッファ
層22′,N−InPブロック層27(0.5μm厚,n〜7×1017cm
-3),P−InPブロック層28(2μm厚,p〜7×1017c
m-3)を順次成長させる。
その後、SiO2膜25を除去し、新たに図示しないSiO2膜を
膜付けした後、このSiO2膜をエッチングマスクとして、
(Ar+Cl)系のガスによるドライエッチングにより、同
第1図(b)に示すように、ストライプ状の島26の中央
部分に(011)方向に溝29を形成し、その後エッチング
マスクとしてSiO2膜を除去する。
次に、約600℃で再度液相成長を行うことにより、第1
図(c)に示すように、溝29部分とP−InPブロック層2
4,28上の全面にP−InPクラッド層30(1μm厚),P−I
nGaAsP活性層31(0.2μm厚,λg=1.31μm),N−InP
クラッド層32(1.5μm厚),N−InGaAsPコンタクト層33
(1μm厚)を順次成長させる。その後、同図に示すよ
うに、コンタクト層33上にAuGeNi電極34、基板21の裏面
にAuZn電極35を蒸着形成することにより、この発明の一
実施例の端面発光型発光ダイオードが完成する。
このようにして製造されたこの発明の一実施例の端面発
光型発光ダイオードにおいては、溝29内の発光域となる
活性層31の両面に、該活性層31と隣接する部分に限って
幅を狭くして光の吸収層となるN−InGaAsPブロック層2
3が設けられ、さらにその両側に屈折層の小さいInP層
(N−InPブロック層27,P−InPブロック層28,P−InPバ
ッファ層22′)が配置されることになる。したがって、
活性層31内の光がN−InGaAsPブロック層23に入射して
吸収される状態になっても、屈折率の関係で、光は更に
外側のInP層へ入射することはできない。したがって、
ビームスポットは大き目に見積っても、N−InGaAsPブ
ロック層23の狭い幅を越えることはない。そのため、ビ
ームスポット径は小さくなり、上記第1図の製造方法で
製造された場合は大きく見積っても島26のストライプ幅
約10μm以下となり、光ファイバーへの結合効率が高く
なる。
第2図は上記のような構造の端面発光型発光ダイオード
を製造する第2の例を示す製造工程断面図であり、この
方法によれば、第1図の製造方法の問題点を解決でき
る。すなわち、第1図の第1の例では、1度目のドライ
エッチングでエッチングする部分、つまりP−InPブロ
ック層24,N−InGaAsPブロック層23,P−InPバッファ層22
の第1図(a)でエッチングする部分の面積が大きいた
めに、エッチング時のチャージ効果によりエッチングレ
コードが低下し、エッチング時間が長くなるという問題
点があった。
そこで、この第2の例では、最初に、屈折率の小さい層
を全面に形成する。その後、エッチングにより、前記屈
折率の小さい層に、光吸収層を埋め込むための溝を形成
し、その溝の中に光吸収層を形成する。さらに、その
後、エッチングにより、光吸収層部分に活性層を埋め込
むための溝を形成し、その溝の中に活性層を形成する。
このような方法によれば、ドライエッチングによりエッ
チングする部分は溝状の部分であり少なくできるため、
トライエッチングのチャージ効果によるエッチングレー
トの低下を防ぐことができる。したがって、プロセス時
間が短くなり、コスト低減が図れる。
以下第2の例を詳細に説明する。まず、第2図(a)に
示すように、P−InP基板21(p〜4×1018cm-3)上に
液相成長法により約600℃においてP−InPバッファ層22
(1μm厚,p〜1×1018cm-3),N−InPブロック層27
(0.5μm厚,n〜7×1017cm-3),P−InPブロック層28
(1.5μm厚,p〜7×1017cm-3)を順次成長させる。次
に、同図のように、P−InPブロック層28上にCVD法によ
りSiO2膜41(厚さ1500Å)を膜付ける。さらに、その上
にホトレジストパターン42を通常の方法で形成し、その
ホトレジストパターン42をマスクとしてSiO2膜41をHF溶
液によりエッチングすることにより、該SiO2膜41にスト
ライプ状の開口部43を形成する。
その後、ホトレジストパターン42を除去した上で、SiO2
膜41をマスクとして、開口部43を通して(Ar+Cl)系の
ガスにより液相成長層をエッチングすることにより、第
2図(b)に示すように、P−InPブロック層28および
N−InPブロック層27に、P−InPバッファ層22に到達す
るように吸収層埋込み用の溝44を形成する。この時、溝
44の幅はシングルモードファイバーのコア径の9μmよ
り小さい例えば7μmとする。
その後、液相成長法により溝44にのみ第2図(c)に示
すようにP−InPバッファ層22″,吸収層となるN−InG
aAsPブロック層23(λg=1.35μm,1μm厚,n〜7×10
17cm-3),P−InPブロック層24(1μm厚,n〜7×1017c
m-3)を順次形成する。そして、P−InPブロック層28上
のSiO2膜41をHF溶液で除去した上で、同図に示すように
新たにCVD法でP−InPブロック層24,28上にSiO2膜45
(厚さ1500Å)を膜付けし、このSiO2膜45には、その上
に形成する図示しないレジストパターンをマスクとして
ストライプ状の開口部46をHF溶液により形成する。ここ
で、ストライプ状の開口部46は、2度目の液相成長によ
り設けられたP−InPブロック層24上の中央部に位置す
る。
その後、レジストパターンを除去した上で、SiO2膜45を
マスクとして開口部46を通して(Ar+Cl)系のガスによ
りドライエッチングを行う。このエッチングにより、前
記第2図(c)に示すようにP−InPブロック層24およ
びN−InGaAsPブロック層23に、活性層などを形成する
ための溝47がバッファ層に到達して形成される。
次いで、SiO2膜45をHF溶液で除去した上で、約600℃で
3度目の液相成長を行うことにより、第2図(d)に示
すように、溝47の部分とP−InPブロック層24,28上の全
面にP−InPクラッド層30(1μm厚),P−InGaAsP活性
層31(0.2μm厚,λg=1.31μm),N−InPクラッド層
32(1.5μm厚),N−InGaAsPコンタクト層33(1μm
厚)を順次成長させる。その後、同図に示すように、コ
ンタクト層33上にAuGeNi電極34、基板21の裏面にAuZn電
極35をそれぞれ2000Å厚程度に蒸着形成する。
このような方法においても、第1図の場合と同様な構造
の端面発光型発光ダイオードが得られ、前述したような
効果が得られることは勿論である。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明の端面発光型発光ダイオー
ドによれば、光吸収層を発光部との隣接部のみに幅を狭
めて設け、その外側に屈折率の小さい層を設けたので、
活性層内の光が光吸収層に入射して吸収される状態にな
っても、ビームスポット径は小さく、光ファイバーとの
結合効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の端面発光型発光ダイオードの第一実
施例を製造するための工程断面図、第2図はこの発明の
発光ダイオードの一実施例の第2の製造工程断面図、第
3図は従来の端面発光型発光ダイオードを示す断面図で
ある。 23……N−InGaAsPブロック層、27……N−InPブロック
層、28……P−InPブロック層、31……P−InGaAsP活性
層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成される発光部となる活
    性層と、 前記活性層に隣接させ形成した光吸収層と、 前記光吸収層に隣接させ形成した前記活性層より屈折率
    の小さい層とを有することを特徴とする端面発光型発光
    ダイオード。
JP5169388A 1988-03-07 1988-03-07 端面発光型発光ダイオード Expired - Lifetime JPH0797662B2 (ja)

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