JPH079774B2 - ガスダムケ−ブルの製造方法 - Google Patents
ガスダムケ−ブルの製造方法Info
- Publication number
- JPH079774B2 JPH079774B2 JP58121220A JP12122083A JPH079774B2 JP H079774 B2 JPH079774 B2 JP H079774B2 JP 58121220 A JP58121220 A JP 58121220A JP 12122083 A JP12122083 A JP 12122083A JP H079774 B2 JPH079774 B2 JP H079774B2
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- JP
- Japan
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- gas
- cable
- plasma
- sheath
- plasma processing
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電線、光フアイバの如き多数のプラスチツク
被覆心線より成るケーブルにガスダム部を形成するに際
し、ダム形成樹脂と前記プラスチツク被覆心線の接着強
度を向上させるためガスプラズマ処理にて前記プラスチ
ツク被覆表面を活性化するガスダムケーブルの製造方法
における、前記プラズマ処理の改良に関するものであ
る。
被覆心線より成るケーブルにガスダム部を形成するに際
し、ダム形成樹脂と前記プラスチツク被覆心線の接着強
度を向上させるためガスプラズマ処理にて前記プラスチ
ツク被覆表面を活性化するガスダムケーブルの製造方法
における、前記プラズマ処理の改良に関するものであ
る。
一般に、ケーブルガスダム部はケーブルのシースを剥取
つて多数のプラスチツク被覆心線を露出しこの心線露出
部とその両側のシース部分とに跨つてエポキシ、ウレタ
ンの如き充填材を充填して形成される。しかし、この場
合、充填材と心線被覆、シース等の材料であるポリエチ
レンとの間に接着性が無いため、該接着性を向上する目
的で前記充填材を充填する前に、心線露出部とその両側
のシース部分にプラズマ処理を施す方法(特願昭56−33
980号)が既に提案されている。
つて多数のプラスチツク被覆心線を露出しこの心線露出
部とその両側のシース部分とに跨つてエポキシ、ウレタ
ンの如き充填材を充填して形成される。しかし、この場
合、充填材と心線被覆、シース等の材料であるポリエチ
レンとの間に接着性が無いため、該接着性を向上する目
的で前記充填材を充填する前に、心線露出部とその両側
のシース部分にプラズマ処理を施す方法(特願昭56−33
980号)が既に提案されている。
この方法を第1図を参照して説明する。第1図は従来の
プラズマ処理装置を用いてケーブルの一部をプラズマ処
理している状態を示す断面図である。この従来装置を用
いてガスダム部を形成する場合は、ケーブル1のガスダ
ム部を形成すべき部分のシース2を剥取つて多数のプラ
スチツク被覆心線を露出する。この心線露出部3をプラ
ズマ処理容器4に挿入する。該プラズマ処理容器4は容
器本体6と、該容器本体6とシール用のOリング7を介
して両端に設けられ中央にケーブル貫通孔を有する蓋8,
8とを有している。このプラズマ処理容器4内のほぼ中
央に前記心線露出部3を位置決めした後、前記両端の蓋
8のケーブル貫通孔とケーブル1間の隙間をシーリング
テープ9にてシールする。しかる後吸入管10を通して真
空ポンプ11にてプラズマ容器4内を真空引きする。真空
引きを始めたら次にガスボンベ15より送出管16を通して
活性ガス及び不活性ガスをプラズマ処理容器4に送り込
み、該容器4内の真空度が安定してきたら高周波発生器
17によりプラズマ発生部18においてガスプラズマを発生
せしめる。該ガスプラズマは送出管16からプラズマ処理
容器4内へ導入され、心線露出部3及びその両端のシー
ス部分の表面を活性化する。
プラズマ処理装置を用いてケーブルの一部をプラズマ処
理している状態を示す断面図である。この従来装置を用
いてガスダム部を形成する場合は、ケーブル1のガスダ
ム部を形成すべき部分のシース2を剥取つて多数のプラ
スチツク被覆心線を露出する。この心線露出部3をプラ
ズマ処理容器4に挿入する。該プラズマ処理容器4は容
器本体6と、該容器本体6とシール用のOリング7を介
して両端に設けられ中央にケーブル貫通孔を有する蓋8,
8とを有している。このプラズマ処理容器4内のほぼ中
央に前記心線露出部3を位置決めした後、前記両端の蓋
8のケーブル貫通孔とケーブル1間の隙間をシーリング
テープ9にてシールする。しかる後吸入管10を通して真
空ポンプ11にてプラズマ容器4内を真空引きする。真空
引きを始めたら次にガスボンベ15より送出管16を通して
活性ガス及び不活性ガスをプラズマ処理容器4に送り込
み、該容器4内の真空度が安定してきたら高周波発生器
17によりプラズマ発生部18においてガスプラズマを発生
せしめる。該ガスプラズマは送出管16からプラズマ処理
容器4内へ導入され、心線露出部3及びその両端のシー
ス部分の表面を活性化する。
ところが第1図のように吸入管10及びガスプラズマ送出
管16をプラズマ処理容器4のほぼ中央に開口させておく
従来の方法では心線露出部3の中央部の処理状態は良い
が両端のE部、F部はプラズマ密度が低いため処理が不
均一、不充分であつた。
管16をプラズマ処理容器4のほぼ中央に開口させておく
従来の方法では心線露出部3の中央部の処理状態は良い
が両端のE部、F部はプラズマ密度が低いため処理が不
均一、不充分であつた。
一般にガスダムケーブルではケーブルの上部側、すなわ
ち第1図のケーブル1におけるA部側にガスが封入され
る。それ故、第1図のE部にこそガスプラズマ密度を高
くし、均一なプラズマ処理を施す必要がある。ところが
前述の如く従来の方法では、心線露出部の端のE部に対
し充分なプラズマ処理が出来ず、その結果徒らに処理時
間のみ多くかけている。また、この問題を解決すべく、
プラズマ処理装置自体を大型化してプラズマ発生量を大
きくし、プラズマ処理容器内全体のプラズマ密度を高め
る方法もあるが、この場合には装置のコストが高くなる
という問題がある。
ち第1図のケーブル1におけるA部側にガスが封入され
る。それ故、第1図のE部にこそガスプラズマ密度を高
くし、均一なプラズマ処理を施す必要がある。ところが
前述の如く従来の方法では、心線露出部の端のE部に対
し充分なプラズマ処理が出来ず、その結果徒らに処理時
間のみ多くかけている。また、この問題を解決すべく、
プラズマ処理装置自体を大型化してプラズマ発生量を大
きくし、プラズマ処理容器内全体のプラズマ密度を高め
る方法もあるが、この場合には装置のコストが高くなる
という問題がある。
本発明の目的は、前記問題に鑑み、ガス気密が最も必要
とされている部分に対して、プラズマ密度を高くし、効
率的かつ均一なプラズマ処理を施すガスダムケーブルの
製造方法を提供することにある。
とされている部分に対して、プラズマ密度を高くし、効
率的かつ均一なプラズマ処理を施すガスダムケーブルの
製造方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明はケーブルのシースを剥
取って多数のプラスチック被覆心線を露出し、この心線
露出部とその両側のシース部分とをガスプラズマ処理装
置内に入れてガルプラズマ処理を施した後、前記心線露
出部とその両側のシース部分とに跨って充填材を充填し
てガスダム部を形成するガスダムケーブルの製造方法に
おいて、前記心線露出部とその両側のシース部のうちガ
ス気密の信頼性を必要とするガス封入側の心線露出部と
該心線露出部に近接するシース部のプラズマ密度を他の
部分よりも高くすることを特徴とするものである。
取って多数のプラスチック被覆心線を露出し、この心線
露出部とその両側のシース部分とをガスプラズマ処理装
置内に入れてガルプラズマ処理を施した後、前記心線露
出部とその両側のシース部分とに跨って充填材を充填し
てガスダム部を形成するガスダムケーブルの製造方法に
おいて、前記心線露出部とその両側のシース部のうちガ
ス気密の信頼性を必要とするガス封入側の心線露出部と
該心線露出部に近接するシース部のプラズマ密度を他の
部分よりも高くすることを特徴とするものである。
本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する。
第2図は本発明に係る一実施例の断面図、第3図は別の
実施例の断面図である。第2図が示すように本発明にお
いてはケーブル1のガスダム部を形成すべき部分のシー
ス2を剥取つて多数のプラスチツク被覆心線を露出させ
た心線露出部3をプラズマ処理容器4のほぼ中央に位置
決めする。いまケーブル1のガス封入側を第2図のA側
とすると、最もガス気密の信頼性が必要なのはE部であ
る。そこでこの心線露出部3のA側端と、それに近接す
るシース部とからなるE部にプラズマ送出管16の開口部
がくるようにし、かつ真空引き用の吸入管10の開口部を
やはり前記E部側に寄せる。この場合吸入管10の開口部
は送出管16の開口部と対向させるか、あるいは少し内
側、すなわち対向する位置より心線露出部3の中央部側
に少し寄せる。尚、対向する位置より外側に寄せると心
線露出部3のプラズマ密度がシース2へのプラズマ密度
より低くなるためあまり好ましくない。さらに別の実施
例として第3図に示すように従来の装置にさらに1式の
高周波発生器17′及びプラズマ送出管16′を用意し、前
述の第2図の場合と同じようにケーブル1のE部に送出
管16′の開口部がくるようにする。該送出管16′の開口
部と真空引き用ポンプ11の吸入管10の開口部との位置関
係は前述の第2図の場合と同じである。
実施例の断面図である。第2図が示すように本発明にお
いてはケーブル1のガスダム部を形成すべき部分のシー
ス2を剥取つて多数のプラスチツク被覆心線を露出させ
た心線露出部3をプラズマ処理容器4のほぼ中央に位置
決めする。いまケーブル1のガス封入側を第2図のA側
とすると、最もガス気密の信頼性が必要なのはE部であ
る。そこでこの心線露出部3のA側端と、それに近接す
るシース部とからなるE部にプラズマ送出管16の開口部
がくるようにし、かつ真空引き用の吸入管10の開口部を
やはり前記E部側に寄せる。この場合吸入管10の開口部
は送出管16の開口部と対向させるか、あるいは少し内
側、すなわち対向する位置より心線露出部3の中央部側
に少し寄せる。尚、対向する位置より外側に寄せると心
線露出部3のプラズマ密度がシース2へのプラズマ密度
より低くなるためあまり好ましくない。さらに別の実施
例として第3図に示すように従来の装置にさらに1式の
高周波発生器17′及びプラズマ送出管16′を用意し、前
述の第2図の場合と同じようにケーブル1のE部に送出
管16′の開口部がくるようにする。該送出管16′の開口
部と真空引き用ポンプ11の吸入管10の開口部との位置関
係は前述の第2図の場合と同じである。
当然のことながら第3図の実施例の方が第2図の実施例
よりプラズマ容器内のプラズマ密度は高く、プラズマ処
理も安定して出来るが設備的に高価になる。他方第2図
の実施例の場合は設備的に安価であるという利点があ
る。それ故第2図に示す装置と第3図に示す装置の使い
分けはケーブルの太さ、あるいはガスダムケーブルの要
求品質等によつて行う。
よりプラズマ容器内のプラズマ密度は高く、プラズマ処
理も安定して出来るが設備的に高価になる。他方第2図
の実施例の場合は設備的に安価であるという利点があ
る。それ故第2図に示す装置と第3図に示す装置の使い
分けはケーブルの太さ、あるいはガスダムケーブルの要
求品質等によつて行う。
前記の如くガスダム部で最も気密性を要求される部分に
プラズマ送出管の開口部を、また該送出管にほぼ対向す
る位置に吸入管開口部を設けることにより前記最も気密
性を要求される部分のプラズマ密度は高くなり、もつて
該部分を均一にしかも短時間で効率よく活性化すること
が出来る。その結果前記プラズマ処理後エポキシ、ウレ
タン等の樹脂を前記プラズマ処理部に充填せしめた時、
前記最も気密性を必要とされる部分はこの充填樹脂と均
一にかつ強く接着するため、気密性は向上し、かつ安定
する。
プラズマ送出管の開口部を、また該送出管にほぼ対向す
る位置に吸入管開口部を設けることにより前記最も気密
性を要求される部分のプラズマ密度は高くなり、もつて
該部分を均一にしかも短時間で効率よく活性化すること
が出来る。その結果前記プラズマ処理後エポキシ、ウレ
タン等の樹脂を前記プラズマ処理部に充填せしめた時、
前記最も気密性を必要とされる部分はこの充填樹脂と均
一にかつ強く接着するため、気密性は向上し、かつ安定
する。
前記の如く、本発明によれば、ガスダムケーブルのガス
ダム部において最も気密性を必要とする部分、すなわ
ち、ガス封入側の心線露出部と該心線露出部に近接する
シース部を効率的、かつ均一にプラズマにて活性化出来
る。その結果、信頼性の高いガスダムケーブルを得るこ
とが出来る。加えて、本発明によれば、プラズマ処理装
置全体を大型化する必要もないので、装置のコスト高を
招く心配もない。
ダム部において最も気密性を必要とする部分、すなわ
ち、ガス封入側の心線露出部と該心線露出部に近接する
シース部を効率的、かつ均一にプラズマにて活性化出来
る。その結果、信頼性の高いガスダムケーブルを得るこ
とが出来る。加えて、本発明によれば、プラズマ処理装
置全体を大型化する必要もないので、装置のコスト高を
招く心配もない。
第1図は従来のプラズマ処理装置にてケーブルにプラズ
マ処理を施している縦断面図、第2図は本発明に係る一
実施例の縦断面図、第3図は本発明の別の実施例を示す
縦断面図である。 1……ケーブル、3……心線露出部、4……プラズマ処
理容器、10……吸入管、11……真空ポンプ、15……ガス
ボンベ、16……送出管、17……高周波発生器、18……プ
ラズマ発生器。
マ処理を施している縦断面図、第2図は本発明に係る一
実施例の縦断面図、第3図は本発明の別の実施例を示す
縦断面図である。 1……ケーブル、3……心線露出部、4……プラズマ処
理容器、10……吸入管、11……真空ポンプ、15……ガス
ボンベ、16……送出管、17……高周波発生器、18……プ
ラズマ発生器。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブルのシースを剥取って多数のプラス
チック被覆心線を露出し、この心線露出部とその両側の
シース部分とをガスプラズマ処理装置内に入れてガスプ
ラズマ処理を施した後、前記心線露出部とその両側のシ
ース部分とに跨って充填材を充填してガスダム部を形成
するガスダムケーブルの製造方法において、前記心線露
出部とその両側のシース部のうちガス気密の信頼性を必
要とするガス封入側の心線露出部と該心線露出部に近接
するシース部のプラズマ密度を他の部分よりも高くする
ことを特徴とするガスダムケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121220A JPH079774B2 (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | ガスダムケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121220A JPH079774B2 (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | ガスダムケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6012609A JPS6012609A (ja) | 1985-01-23 |
| JPH079774B2 true JPH079774B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=14805859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58121220A Expired - Lifetime JPH079774B2 (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | ガスダムケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079774B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036684B2 (ja) * | 1981-03-11 | 1985-08-22 | 古河電気工業株式会社 | ケ−ブルガスダム部の製造方法 |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP58121220A patent/JPH079774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6012609A (ja) | 1985-01-23 |
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