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JPH0798461B2 - タンクローリーにおける送油ポンプ駆動装置 - Google Patents
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JPH0798461B2 - タンクローリーにおける送油ポンプ駆動装置 - Google Patents

タンクローリーにおける送油ポンプ駆動装置

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JPH0798461B2
JPH0798461B2 JP4173371A JP17337192A JPH0798461B2 JP H0798461 B2 JPH0798461 B2 JP H0798461B2 JP 4173371 A JP4173371 A JP 4173371A JP 17337192 A JP17337192 A JP 17337192A JP H0798461 B2 JPH0798461 B2 JP H0798461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンクローリーのタン
ク内の油を外部に送り出すための送油ポンプの駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図1に示すように、タンクロー
リーのタンクTを後ろ下がりに傾斜して設けると共に、
該タンクTの底部に沿って送油管Sを配設し、該送油管
SをシャーシフレームFの後端部に設置した送油ポンプ
Pにつなぎ、該ポンプPによってタンクT内の油を外部
に送り出すようにしたタンクローリーが使用されている
が、送油ポンプPを駆動するためのモーターは一般に送
油ポンプPの近くに設けられており、これがために装置
が大型化するという難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この従来の
難点を解消するために、タンクローリー自体の動力源を
利用して送油ポンプを駆動するようにした送油ポンプ駆
動装置を提供することを目的とするものである。また、
タンクローリーの場合にはその動力源たる動力伝達装置
(パワートランスミッションシステム)がローリーの前
端部にあって、その動力をローリー後端部の送油ポンプ
まで伝達するにはドライブシャフトが相当長くなること
から、ドライブシャフトに曲がりや捩じれが発生するな
どの強度上の問題があり、またローリーの後輪には車軸
ケーシングが設けてあり、しかも後輪車軸は走行途中に
上下にバウンドするようになっているため、ドライブシ
ャフトの取付けにあたって上記車軸ケーシングが障害と
なったり、シャーシフレームに特別な加工を施さなけれ
ばならないと言った問題もある。従って、本発明の他の
目的は、このようなタンクローリーに特有の問題を解消
し得る送油ポンプ駆動装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、請求項1にあっては、タンクローリーの
シャーシフレームFの後端部に設置した送油ポンプPに
よってタンクT内の油を送り出すようにしたタンクロー
リーにおいて、タンクローリーの前端部(運転室側)に
ある動力伝達装置(パワートランスミッションシステ
ム)1に動力取り出し装置(パワーテークオフシステ
ム)2を設けて、これにドライブシャフト3の前端部を
連結連結し且つその後端部を送油ポンプPに連結し、該
ドライブシャフト3は、複数に分割構成してその分割端
部相互をユニバーサルジョイント5で連結すると共にシ
ャーシフレームFに設けた軸受4に支持した状態で、動
力取り出し装置2側からシャーシフレームF沿って送油
ポンプP側まで延設され、後輪Rを通る後輪側ドライブ
シャフト3は後輪手前から後方へ上り傾斜状に配置され
て、該後輪側ドライブシャフト3と、送油ポンプPに連
結されたポンプ側のドライブシャフト3とが上下複数段
の伝達歯車6によって連動連結されると共に、後輪側ド
ライブシャフト3と後輪車軸ケーシングGとの間には車
軸当りゴム8が介装され、更にドライブシャフト3には
その途中に過負荷遮断装置7を介設してなる構成を採用
するものである。
【0005】また請求項2にあっては、前記過負荷遮断
装置7はブレーキライニングクラッチからなる請求項1
記載の構成からなるものである。
【0007】また請求項3にあっては、ドライブシャフ
ト3の外周側に割りスリーブ9を嵌合固着して該割りス
リーブ9を介してドライブシャフト3は軸受4に支持さ
れてなる請求項1または2記載の構成を採用するもので
ある。
【0008】
【作用】本発明の請求項1によれば、動力伝達装置(パ
ワートランスミッションシステム)1に付設した動力取
り出し装置(パワーテークオフシステム)2に長尺なド
ライブシャフト3を連結して、このドライブシャフト3
を介してタンクローリー前端部の動力取り出し装置(パ
ワーテークオフシステム)2とシャーシフレームFの後
端部の送油ポンプPとを連結し、タンクローリー自体の
動力源を利用して送油ポンプPを駆動するようにしたた
め、送油ポンプ駆動用のモーターを別に必要としないか
ら、それだけ装置が小型化すると共に構成が簡単とな
る。
【0009】しかもドライブシャフト3はその前端部
から後端部に至る間で複数のドライブシャフト3に分割
構成されてその分割端部相互がユニバーサルジョイント
5により連結されていると共に、複数の軸受4によって
支持されているため、シャーシフレームFへのドライブ
シャフト3の取付けが容易になると共に、ドライブシャ
フト3に曲がりや捩じれの発生することがなく、動力取
り出し装置2からの動力を送油ポンプPに無理なく確実
に伝達できる。そして、後輪Rを通る後輪側ドライブシ
ャフト3は後輪手前から後方へ上り傾斜状に配置され
て、該後輪側ドライブシャフト3と、送油ポンプPに連
結されたポンプ側ドライブシャフト3とが上下複数段の
伝達歯車6によって連動連結されているため、後輪車軸
ケーシングGがドライブシャフト3に何ら支障を来すこ
とがない上、シャーシフレームFに殆ど加工を施す必要
がないから、既成のタンクローリーに簡単容易に取り付
けることができる。そしてまた、この後輪側ドライブシ
ャフト3と後輪車軸ケーシングGとの間に介在させた車
軸当りゴム8によって、タンクローリーの走行途中にこ
の車軸ケーシングGが大幅にバウンドしてもドライブシ
ャフト3を損傷することがない
【0010】またドライブシャフト3はその途中に過負
荷遮断装置7を介設しているため、送油ポンプPに異物
が混入したり該ポンプP内で油が固化するなどして、ド
ライブシャフト3に過負荷がかかったときには瞬時にこ
れを遮断し、ドライブシャフト3自体やこれに連結され
る送油ポンプPあるいは動力取り出し装置(パワーテー
クオフシステム)2を損傷することがない。
【0011】また請求項2によれば、前記過負荷遮断装
置7はブレーキライニングクラッチからなるため、送油
ポンプPに異物が混入したり該ポンプP内で油が固化す
るなどして、ドライブシャフト3に過負荷がかかったと
きには、瞬時にその伝達力を遮断すると共に、過負荷が
消滅したときには即刻に現状に復帰するため、送油ポン
プの使用を中断する時間が非常に少なくて済む。
【0013】また請求項3によれば、ドライブシャフト
3の外周側に割りスリーブ9を嵌合固着して該割りスリ
ーブ9を介してドライブシャフト3は軸受4に支持され
てなるため、軸受4をドライブシャフト3に装着する際
に割りスリーブ9に軸受4を外嵌合した状態でドライブ
シャフト3に装着することによって、割りスリーブ9と
ドライブシャフト3との間に隙間があるため、容易に軸
受4をドライブシャフト3に嵌合することができ、所定
の位置に軸受4を取り付けた後に割りスリーブ9をドラ
イブシャフト3に溶接することによって確実に軸受4を
ドライブシャフト3に固着することができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明すると、図1
は、本発明の一実施例の外観を示すもので、シャーシフ
レームFに対してタンクTが後ろ下がりに設けられてお
り、該タンクTの底部に沿って送油管Sが配設され、シ
ャーシフレームFの後端部に設置している送油ポンプP
を経由して取り出し口10に延びている。
【0015】シャーシフレームFの前端部たる運転室側
には動力伝達装置(パワートランスミッションシステ
ム)1が一般に設けられており、この動力伝達装置1に
動力取り出し装置(パワーテークオフシステム)2が付
設され、該動力取り出し装置2の出力軸にドライブシャ
フト3の前端部が連結され、該ドライブシャフト3の後
端部は送油ポンプPの駆動軸につながれている。
【0016】図2及び図3は、シャーシフレームFに軸
受4によってドライブシャフト3を取り付けた状態を示
すもので、該ドライブシャフト3は、複数に分割構成し
その分割端部相互をユニバーサルジョイント5で連結し
てシャーシフレームFに設けた軸受4に支持した状態
で、動力取り出し装置2側からシャーシフレームF沿っ
て送油ポンプP側まで延設されると共に、その途中に
達歯車6を介在することによってシャーシフレームFを
避けて取り付けられるようになっており、これによって
シャーシフレームFに極力加工を行わないようになって
いる。またタンクローリーの後輪Rの車軸はケーシング
Gに保護されてその走行途中に上下にバウンドするよう
になっているが、この車軸ケーシングGとその上部側に
配設されるドライブシャフト3との間に車軸当りゴム8
が介装されている。
【0017】図4は、過負荷遮断装置7の詳細を示すも
ので、動力側デイスクプレート11の外周寄り周方向適
当間隔にボルト12を突設し、動力側デイスクプレート
11に該プレート11より小径でブレーキライニングを
施した一方のブレーキ用プレート13、ポンプ側デイス
クプレート14、他方のブレーキ用プレート15を順次
当てつけ、該ブレーキ用プレート15にブレーキ調整用
プレート16を当てつけると共に、該プレート16を前
記ボルト12に遊嵌し、これに螺合されるナット17と
プレート16との間に介装したスプリング18の押圧力
をブレーキ調整用プレート15にかけるようになってい
る。
【0018】そして動力側デイスクプレート11の中心
部のボス部19に動力側シャフト部材3aをボルト20
によって連結し、ポンプ側デイスクプレート14のボス
部21にユニバーサルジョイント5をボルト22によっ
て連結し、該ジョイント5にポンプ側シャフト部材3b
を連結するようになっている。
【0019】従って、動力側シャフト部材3aの回転力
は上記プレート11,13,14,15,16間の摩擦
抵抗によるブレーキ力によってポンプ側シャフト部材3
bに伝達されるようになっており、いずれか一方側のシ
ャフト部材3aまたは3bが上記ブレーク力より過大な
負荷を受けると上記伝達力が遮断されると共に、過負荷
が消滅すると即座に伝達力が回復するようになってい
る。このブレーキ力はスプリング18のばね力を調整す
るナット17の締付量を変えることによって調整される
ようになっている。
【0020】図5に示すように、ドライブシャフト3を
支持する軸受4は、割りスリーブ9を介してドライブシ
ャフト3に固着される。即ち、図6に示すようにスリー
ブの一部が軸方向に横断して切欠した割りスリーブ9の
外周側に軸受4のリテーナー4aを嵌合した状態で割り
スリーブ9をドライブシャフト3の一端側から遊嵌し、
所定の位置で割りスリーブ9の両端部をドライブシャフ
ト3に溶接して固着し、一方図6に示すように、軸受4
のリテーナー4aにねじ込んでいるセットねじ23を割
りスリーブ9に押接せしめることによって軸受4を割り
スリーブ9に固着するようにして一端部をシャーシフレ
ームFに固着した軸受4をドライブシャフト3に軸方向
に移動不能に固定するようになっている。このようにド
ライブシャフト3と軸受4との間に割りスリーブ9を介
装することによって長尺なドライブシャフト3に対して
軸受4を容易に取り付けることができる。
【0021】ドライブシャフト3の端部に取り付けるユ
ニバーサルジョイント5のボス部24にはスプライン溝
25が刻設してあり、これにドライブシャフト3の一端
外周面に刻設したスプライン26を噛み合わせることに
よってユニバーサルジョイント5とドライブシャフト3
とは一体回転するが、軸方向には自由に互いに移動する
ことができるようになっている。これによってドライブ
シャフト3の回転途上における軸方向の移動をこのスプ
ライン部分25,26によって吸収するようになってい
る。
【0022】図2に示すようにシャーシフレームFの後
部側には、後輪Rの車軸ケーシングGが障害となるた
め、ドライブシャフト3を図示のように傾斜して配設す
る必要があり、これがためにシャーシフレームFの後端
部に位置する送油ポンプPの駆動軸と同軸上に一致しな
いため両者間には上下複数段、例えば三段の伝達歯車6
を介在して両者を連動状態に連結している。また図5に
示すように、ドライブシャフト3と車軸ケーシングGと
の間には車軸当りゴム8がシャーシフレームFに取り付
けられており、車軸ケーシングGの急激なバウンドに対
しては車軸当りゴム8が受けてドライブシャフト3に車
軸ケーシングGが衝突しないように配慮している。
【0023】従って、動力取り出し装置(パワーテーク
オフシステム)2からの回転力はユニバーサルジョイン
ト5、伝達歯車6を介在したドライブシャフト3によっ
て送油ポンプPに伝達され、該ポンプPの駆動によって
タンクT内の油は送油管Sを通って外部に送り出され
る。
【0024】そして、例えば送油ポンプP内の残液が凍
結したり固形化したり、あるいはポンプ内の軸受が損傷
した場合のように異常な負荷をドライブシャフト3が受
けた場合には、過負荷遮断装置7が働いてドライブシャ
フト3の回転力を送油ポンプP側に伝達しないようにし
て、送油ポンプPまたはドライブシャフト3あるいはこ
れにつながれる動力取り出し装置(パワーテークオフシ
ステム)2の損傷の発生を未然に防ぐようになってい
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、タンクロー
リー自体の動力源を利用して送油ポンプを駆動するよう
にしたため、送油ポンプ駆動用のモーターを別に必要と
しないから、それだけ装置が小型化すると共に構成が簡
単となり安価に製作することがてきる。
【0026】しかも請求項1によれば、シャフト全長が
非常に長くなるにもかかわらず、シャーシフレームへの
ドライブシャフトの取付けが容易になると共に、ドライ
ブシャフトに曲がりや捩じれの発生することがなく、動
力取り出し装置からの動力を送油ポンプに無理なく確実
に伝達できる。また、後輪車軸ケーシングがドライブシ
ャフトに何ら支障を来すことがない上、タンクローリー
のシャーシフレームに殆ど加工を施す必要がなく、既成
のタンクローリーに簡単容易に取り付けることができ、
きわめて実用的である。
【0027】また請求項1によれば、ドライブシャフト
と車軸ケーシングとの間に車軸当りゴムを介在してなる
ため、タンクローリーの走行途中において車軸ケーシン
グが大幅にバウンドしてもドライブシャフトや車軸を損
傷することがなく安全に使用することができ、またドラ
イブシャフトが受ける過負荷に対しては瞬時にこれを遮
断し、ドライブシャフト自体やこれに連結される送油ポ
ンプあるいは動力取り出し装置(パワーテークオフシス
テム)を損傷することがなく長期にわたって安定して使
用することができる。
【0028】また請求項2によれば、ドライブシャフト
3が受ける過負荷に対しては瞬時にその伝達力を遮断す
ると共に、過負荷が消滅したときには即刻に現状に復帰
するため、送油ポンプの使用を中断する時間が非常に少
なくて済み高率的に使用することができる。
【0029】また請求項2によれば、ブレーキライニン
グクラッチ特有の過負荷調整を極めて容易に行うことが
でき、タンク内の油種に合わせて、あるいは送油ポンプ
による圧送圧力に合わせて、あるいはクラッチの磨耗に
合わせて容易に調整することができる。
【0031】また請求項3によれば、長尺なドライブシ
ャフトに対して容易迅速に軸受を取り付けることがで
き、製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同要部拡大断面図である。
【図5】同他の要部拡大正面図である。
【図6】図5におけるAーA線断面図である。
【符号の説明】
1 動力伝達装置(パワートランスミッションシステ
ム) 2 動力取り出し装置(パワーテークオフシステム) 3 ドライブシャフト 4 軸受 5 ユニバーサルジョイント 6 伝達歯車 7 過負荷遮断装置 8 車軸当りゴム 9 割りスリーブ T タンク S 送油管 F シャーシフレーム P 送油ポンプ G 車軸ケーシング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクローリーのシャーシフレームの後
    端部に設置した送油ポンプによってタンク内の油を送り
    出すようにしたタンクローリーにおいて、タンクローリ
    ーの前端部(運転室側)にある動力伝達装置(パワート
    ランスミッションシステム)に動力取り出し装置(パワ
    ーテークオフシステム)を設けて、これにドライブシャ
    フトの前端部を連結し且つその後端部を送油ポンプに連
    結し、該ドライブシャフトは、複数に分割構成してその
    分割端部相互をユニバーサルジョイントで連結すると共
    にシャーシフレームに設けた軸受に支持した状態で、動
    力取り出し装置側からシャーシフレーム沿って送油ポン
    プ側まで延設され、後輪を通る後輪側ドライブシャフト
    は後輪手前から後方へ上り傾斜状に配置されて、該後輪
    側ドライブシャフトと、送油ポンプに連結されたポンプ
    側ドライブシャフトとが上下複数段の伝達歯車によって
    連動連結されると共に、後輪側ドライブシャフトと後輪
    車軸との間には車軸当りゴムが介装され、更にドライブ
    シャフトにはその途中に過負荷遮断装置を介設してなる
    タンクローリーにおける送油ポンプ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記過負荷遮断装置はブレーキライニン
    グクラッチからなる請求項1記載のタンクローリーにお
    ける送油ポンプ駆動装置。
  3. 【請求項3】 ドライブシャフトの外周側に割りスリー
    ブを嵌合固着して該割りスリーブを介してドライブシャ
    フトは軸受に支持されてなる請求項1または2記載のタ
    ンクローリーにおける送油ポンプ駆動装置。
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