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JPH0819072B2 - (2s,3r)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロニトリル誘導体およびその製造方法 - Google Patents
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JPH0819072B2 - (2s,3r)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロニトリル誘導体およびその製造方法 - Google Patents

(2s,3r)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロニトリル誘導体およびその製造方法

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JPH0819072B2
JPH0819072B2 JP63165910A JP16591088A JPH0819072B2 JP H0819072 B2 JPH0819072 B2 JP H0819072B2 JP 63165910 A JP63165910 A JP 63165910A JP 16591088 A JP16591088 A JP 16591088A JP H0819072 B2 JPH0819072 B2 JP H0819072B2
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孜郎 寺島
冬彦 松田
光代 松本
正子 大崎
芳雄 伊藤
邦和 酒井
大英 常本
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Sagami Chemical Research Institute
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式 (式中、R1は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝アルカノ
イル基、塩素原子もしくはメトキシ基で置換されていて
もよいアロイル基、炭素数1〜5の直鎖もしくは分枝ア
ルコキシカルボニル基、または塩素原子もしくはメトキ
シ基で置換されていてもよいアラルコキシカルボニル基
を表し、R2は水素原子、炭素数1〜4の直鎖もしくは分
枝アルキル基、または塩素原子もしくはメトキシ基で置
換されていてもよいアリール基を表す。)で表される
(2S,3R)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェ
ニルブチロニトリル誘導体およびその製造方法に関す
る。
本発明の一般式(I)で表される(2S,3R)−3−ア
ミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロニトリル
誘導体は、免疫賦活作用により制癌剤として有用なベス
タチンの製造中間体である光学活性(2S,3R)−3−ア
ミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸の合成原料と
して使用できる(J.Antibiot.,29,600(1976).,J.Anti
biot.,36,695(1983).,J.Med.Chem.,20,510(1977).,
Tetrahedron Lett.,25,5079(1984).,および参考例参
照)。
〔従来の技術〕
ベスタチンの製造中間体である光学活性(2S,3R)−
3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸は、従
来、1)D−フェニルアラニンから合成した(R)−2
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−フェニルプロ
パナールの酸性亜硫酸ナトリウム付加物からシアノヒド
リン誘導体を合成し、これを加水分解する方法(J.Anti
biot.,29,600(1976).,およびJ.Med.Chem.,20,510(19
77).)2)N−ベンゾイルフェナシルアミンとグリコ
ール酸とのアルドール付加反応を鍵工程として合成した
dl−体の(2S*,3R*)−3−ベンゾイルアミノ−2−ヒ
ドロキシ−4−フェニル酪酸を光学分割する方法(J.An
tibiot.,36,695(1983).)3)D−フェニルアラニン
から合成した(S)−N−ベンジル−N−ベンジルオキ
シカルボニル−1−ベンジルアリルアミンのハロシクロ
カルバモイル化反応を応用した方法(Tetrahedron Let
t.,25,5079(1984).)によって合成されている。1)
の方法は、2位に関して反応の立体選択性が大変低く、
所望の(S)−配置を有する化合物と不要の(R)−配
置を有する化合物の混合物を与え、その分離には多大の
困難をともなっていた。2)の方法では効率の低い化学
分割が行われており、所望の(2S,3R)−3−アミノ−
2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸の収率は大変低いも
のであった。また、3)の方法は多段階であるうえに、
液体アンモニア中金属ナトリウムを用いてN−ベンジル
基を除去するなど、工業的に到底実施しえない工程が用
いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、ベスタチンの製造中間体である光学活
性(2S,3R)−3−アミノ−2−ヒドロキシ酪酸誘導体
を高立体選択的に製造する方法を探索した結果、本発明
の化合物およびその製造方法を見出し、本発明を完成し
た。
〔問題点を解決するための手段〕
前記一般式(I)で表される新規な(2S,3R)−3−
アミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロニトリ
ル誘導体は下記の反応式に従い製造できる。
(式中、R1、R2は前記と同じ意味を表し、R4は炭素数1
〜4の直鎖または分枝低級アルキル基を表す。) (第1工程) 本工程は一般式(II)で表されるD−フェニルアラニ
ンエステル塩酸塩にアミノ基の保護基を導入後エステル
基を還元し、一般式(III)で表される(R)−2−ア
ミノプロパノール誘導体を製造するものである(参考例
参照)。
D−フェニルアラニンエステル塩酸塩としては、D−
フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩、D−フェニル
アラニンエチルエステル塩酸塩、D−フェニルアラニン
イソプロピルエステル塩酸塩などが例示でき、これらの
ものは公知の方法によって製造できる(Chem.Pharm.Bul
l.,13,995(1965).,およびS.R.Sandler and W.Karo,
“Functional Group Preparations",Academic Press,Ne
w York,1968,pp245-265.参照)。
D−フェニルアラニンエステル塩酸塩に導入されるア
ミノ基の保護基である置換基R1としては、ホルミル基、
アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリ
ル基などの炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝アルカノイ
ル基、ベンゾイル基、p−クロロベンゾイル基、p−メ
トキシベンゾイル基などの塩素原子もしくはメトキシ基
で置換されていてもよいアロイル基、メトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニ
ル基、t−ブチルオキシカルボニル基などの炭素数1〜
5の直鎖あるいは分枝アルコキシカルボニル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基、p−クロロベンジルオキシカル
ボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基な
どの無置換あるいは置換アラルコキシカルボニル基が用
いられる。これらの保護基は公知の方法によって導入で
きる(T.W.Greene,“Protective Groups in Organic Sy
nthesis",John-Wiley&Sons,New York,1980,pp218-287.
参照)。
アミノ基が保護されたD−フェニルアラニンエステル
のエステル基の還元は、適当な還元剤、例えば、塩化リ
チウムまたは臭化リチウム存在下、水素化ホウ素ナトリ
ウムを用いて行われる(参考例参照)。
本工程においては、一般式(III)で表される(R)
−2−アミノ−3−フェニルプロパノール誘導体がラセ
ミ化することなく得られる。
(第2工程) 本工程は一般式(III)で表される(R)−2−アミ
ノ−3−フェニルプロパノール誘導体を酸化し、一般式
(IV)で表される(R)−2−アミノ−3−フェニルプ
ロパナール誘導体を製造するものである。好適な酸化方
法としては、ジメチルスルホキシド中三酸化イオウ−ピ
リジン錯体−トリエチルアミンを用いる方法が例示でき
る(Chem,Pharm.Bull.,30,1921(1982).,および参考例
参照)。本工程もラセミ化することなく進行する。
(第3工程) 本工程は一般式(IV)で表される(R)−2−アミノ
−3−フェニルプロパナール誘導体を、一般式 R2COOCOR3 −(V) (式中、R2、R3は各々独立に、水素原子、炭素数1〜4
の直鎖もしくは分枝アルキル基、または塩素原子もしく
はメトキシ基で置換されていてもよいアリール基を表
す。)で表されるカルボン酸無水物および青酸塩と、第
4級アンモニウム塩もしくは第3級アミンまたは第4級
アンモニウム塩および第3級アミンの存在下反応させる
ことにより、本発明の化合物である一般式(I)で表さ
れる(2S,3R)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−
フェニルブチロニトリル誘導体を製造するものである。
一般式(V)で表されるカルボン酸無水物としては、
ギ酸酪酸無水物、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水イ
ソ酪酸、無水安息香酸、無水p−クロロ安息香酸、無水
p−メトキシ安息香酸などが例示できるが、好適には無
水酢酸あるいは無水安息香酸が用いられる。用いられる
カルボン酸無水物は(R)−2−アミノ−3−フェニル
プロパナール誘導体に対して1.0〜20当量用いられる
が、2.5〜7.0当量用いた場合に好ましい結果が得られ
る。第4級アンモニウム塩としては、塩化テトラブチル
アンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、塩化ベ
ンジルトリメチルアンモニウム、臭化ベンジルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウ
ム、塩化ベンジルトリブチルアンモニウム、臭化ベンジ
ルトリブチルアンモニウム、塩化メチルトリオクチルア
ンモニウム、塩化N−ベンジルキニジニウム、塩化N−
ベンジルキニニウム、塩化N−ベンジルシンコニジニウ
ム、塩化N−ベンジルシンコニニウム、塩化N−ベンジ
ル−N−メチルエフェドリニウムなどが例示される。第
4級アンモニウム塩は、(R)−2−アミノ−3−フェ
ニルプロパナール誘導体に対して0.005〜0.20当量用い
られるが0.01〜0.07当量用いた場合に好ましい結果が得
られる。
第3級アミンとしては、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、エチルジイソプロピルアミン、トリブチルア
ミン、N,N−テトラメチルエチレンジアミン、N−メチ
ルピロリジン、N−エチルピロリジン、N−ベンジルピ
ロリジン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ン、N−ベンジルモルホリン、1,4−ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕ノ
ン−5−エン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデク
−7−エン、ピリジン、2−メチルピリジン、2,4,5−
トリメチルピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、キ
ノリンなどが例示できるが、好適には、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジンが用いられる。第3級アミンは
(R)−2−アミノ−3−フェニルプロパナール誘導体
に対して0.001〜0.10当量用いられるが、好適には0.005
〜0.02当量用いられる。
本反応に用いられる青酸塩としてはシアン化ナトリウ
ム、シアン化カリウムなどのアルカリ金属青酸塩が例示
できる。青酸塩は(R)−2−アミノ−3−フェニルプ
ロパナール誘導体に対して1.0〜10当量用いられるが、
1.5〜6.0当量用いた場合に好ましい結果が得られる。
本反応は有機溶媒中で行われ、より好ましくは水と有
機溶媒の二層系で行われる。用いられる有機溶媒として
は、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2
−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸イソアミル
などの酢酸エステル類、トルエン、キシレンなどの炭化
水素系溶媒など水と混合しないものが例示できるが、好
適にはジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタンが用いられる。水と有機溶媒との二層系で反応を
行う場合、その組成比は特に限定されないが、1:1の組
成比の場合に最も好ましい結果を与える。
本反応は−10〜50℃で行われるが、水と有機溶媒との
二層系で反応を行う場合、0〜5℃で最も好ましい結果
が得られる。
本反応によれば、一般式(I)で示される(2S,3R)
−配置を有する3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フ
ェニルブチロニトリル誘導体が(2R,3R)−配置を有す
る3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェニルブチロ
ニトリル誘導体に対して高選択的(最大11:1)に生成す
ることができる。
本反応をカルボン酸無水物の存在しない状態で行った
場合には、(R)−2−アミノ−3−フェニルプロパナ
ール誘導体から(2S,3R)−および(2R,3R)−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブチロニトリル誘導
体の等量混合物が得られる(比較例1および2参照)。
上記の合成工程によって得られた一般式(I)で表さ
れる(2S,3R)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−
フェニルブチロニトリル誘導体を、酸性条件下加水分解
反応に付することによりニトリル基の加水分解と同時に
3位アミノ基と2位水酸基の脱保護を行うと、免疫賦活
作用により制癌剤として用いられるベスタチンの製造中
間体として用いられる式 で表される光学活性(2S,3R)−3−アミノ−2−ヒド
ロキシ−4−フェニル酪酸塩酸塩が収率よく得られる。
以下、本発明の内容を実施例、参考例、比較例を用い
て詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定
されるものではない。
参考例1 (R)−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩3.9g
(18mmol)を無水テトラヒドロフラン20mlに懸濁し、氷
冷下、トリエチルアミン5.5ml(39mmol)、クロロ炭酸
イソプロピル2.3ml(20mmol)を加えて同温度で1時間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に酢酸エチルを
加え、1M塩酸、飽和食塩水、飽和重曹水および飽和食塩
水で順次洗浄した。無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、
減圧下に濃縮し、白色固体のN−(イソプロポキシカル
ボニル)−(R)−フェニルアラニンメチルエステル4.
7g(98%)を得た。
Rf:0.76(クロロホルム/メタノール=30/1) IR(neat):1735,1680cm-1. NMR(CDCl3):δ1.21(6H,d,J=6Hz),3.11(2H,d,J=
6Hz),3.72(3H,s),4.50〜5.20(2H,m),4.92(1H,qui
ntet,J=6Hz),7.04〜7.48(5H,m). 参考例2 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニンメチルエステル4.7g(18mmol)を無水テトラ
ヒドロフラン23mlに溶解し、塩化リチウム2.3g(54mmo
l)、水素化ホウ素ナトリウム(53mmol)、無水エタノ
ール45mlを順次加え、室温で3時間攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、1M塩酸を加え(pH2〜3)析出結晶を濾
取した。水洗後、五酸化リン上で減圧乾燥し、N−(イ
ソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニノ
ール3.6g(86%)を白色固体として得た。
Rf:0.72(クロロホルム/メタノール=5/1) IR(KBr):1680cm-1. NMR(CDCl3):δ1.21(6H,d,J=6Hz),1.96〜2.30(1
H,m),2.88(2H,d,J=7Hz),3.44〜4.16(3H,m),4.65
〜5.13(1H,m),4.92(1H,quintet,J=6Hz),7.05〜7.4
7(5H,m). 参考例3 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール150mg(0.63mmol)、トルエン0.40ml、
ジメチルスルホキシド0.80ml(11mmol)、およびトリエ
チルアミン0.46ml(3.3mmol)の混合物に三酸化イオウ
−ピリジン錯塩510mg(3.2mmol)を加え、室温で30分間
攪拌した。反応液に氷水を加え、トルエンで抽出し、抽
出液を水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。無
水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧下に濃縮し、白色結
晶のN−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェ
ニルアラニナール126mg(85%)を得た。このものは精
製することなく次の3−アミノ−2−アシルオキシブチ
ロニトリル誘導体の製造に供した。
Rf:0.40(ヘキサン/酢酸エチル=7/3) 実施例1 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール30.0mg(0.13mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル25.0mg(0.11mmol)を塩化メチレン0.3mlに溶解し、
無水酢酸0.06ml(0.64mmol)、塩化ベンジルトリブチル
アンモニウム2.1mg(0.007mmol)、0.25Nシアン化ナト
リウム水溶液2.6ml(0.64mmol)を氷冷下順次加え、同
温度で3時間攪拌した。反応液に50%飽和食塩水を加
え、塩化メチレンで抽出し、抽出液を水、飽和食塩水で
順次洗浄した。無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧下
に濃縮し、残渣を薄層クロマトグラフィー(シリカゲ
ル、ヘキサン−酢酸エチル7:3)で精製し、無色オイル
状の(2S,3R)−2−アセトキシ−3−イソプロポキシ
カルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルとその
(2R,3R)−体との混合物11.5mg(30%:N−(イソプロ
ポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニノールか
らの通算収率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)−体
との生成比はNMRスペクトル(400MHz)から10:1と決定
した。
Rf:0.40(ヘキサン/酢酸エチル=7/3) IR(neat):1760,1700cm-1. NMR(CDCl3): (2R,3R)−体;δ1.16,1.22(6H,two d,J=each 6.0H
z),2.16(3H,s),2.89(1H,dd,J=14.1,8.6Hz),3.06
(1H,dd,J=14.1,6.0Hz),4.17〜4.50(1H,m),4.62〜
4.97(2H,m),5.40(1H,d,J=4.2Hz),7.11〜7.45(5H,
m). (2R,3R)−体;δ1.16,1.22(6H,two d,J=each 6.0H
z),2.13(3H,s),2.97(2H,d,J=7.6Hz),4.17〜4.50
(1H,m),4.62〜4.97(2H,m),5.38(1H,d,J=4.1Hz),
7.11〜7.45(5H,m). MS(m/e):304(M+),245,206. 実施例2 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール30.0mg(0.13mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル26.8mg(0.11mmol)を塩化メチレン0.3mlに溶解し、
無水酢酸0.06ml(0.64mmol)、4−ジメチルアミノピリ
ジン0.17mg(0.0014mmol)、0.25Nシアン化ナトリウム
水溶液2.6ml(0.64mmol)を氷冷下順次加え、同温度で
3時間攪拌した。実施例1と同様に処理し、無色オイル
状の(2S,3R)−2−アセトキシ−3−イソプロポキシ
カルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルとその
(2R,3R)−体との混合物5.7mg(19%:N−(イソプロポ
キシカルボニル)−(R)−フェニルアラニノールから
の通算収率)を得た。
(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との生成比は実施例1と
同様にNMRスペクトル(400MHz)から10:1と決定した。
実施例3 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール90.2mg(0.38mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル75.7mg(0.32mmol)を塩化メチレン0.9mlに溶解し、
無水酢酸0.18ml(1.9mmol)、4−ジメチルアミノピリ
ジン0.47mg(0.0038mmol)、塩化ベンジルトリブチルア
ンモニウム6.2mg(0.02mmol)、水0.52ml、5Nシアン化
ナトリウム水溶液0.38ml(1.9mmol)を氷冷下順次加
え、同温度で5時間攪拌した。実施例1と同様に処理し
て得た残渣を薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘ
キサン−酢酸エチル7:3)で精製し、無色オイル状の(2
S,3R)−2−アセトキシ−3−イソプロポキシカルボニ
ルアミノ−4−フェニルブチロニトリルとその(2R,3
R)−体との混合物54.2mg(47%:N−(イソプロポキシ
カルボニル)−(R)−フェニルアラニノールからの通
算収率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との生
成比は実施例1と同様にNMRスペクトル(400MHz)から1
1:1と決定した。
実施例4 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール30.0mg(0.13mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル25.2mg(0.11mmol)を塩化メチレン0.3mlに溶解し、
無水酢酸0.06ml(0.64mmol)、ピリジン0.055ml(0.68m
mol)、塩化ベンジルトリブチルアンモニウム2.1mg(0.
007mmol)、0.25Nシアン化ナトリウム水溶液2.6ml(0.6
4mmol)を氷冷下順次加え、同温度で3時間攪拌した。
実施例1と同様に処理し、無色オイル状の(2S,3R)−
2−アセトキシ−3−イソプロポキシカルボニルアミノ
−4−フェニルブチロニトリルとその(2R,3R)−体と
の混合物11.1mg(37%:N−(イソプロポキシカルボニ
ル)−(R)−フェニルアラニノールからの通算収率)
を得た。
(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との生成比は実施例1と
同様にNMRスペクトル(400MHz)から11:1と決定した。
実施例5 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール30.0mg(0.13mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル25.6mg(0.11mmol)を塩化メチレン0.3mlに溶解し、
無水安息香酸0.12ml(0.64mmol)、4−ジメチルアミノ
ピリジン0.17mg(0.0014mmol)、塩化ベンジルトリブチ
ルアンモニウム2.1mg(0.007mmol)、0.25Nシアン化ナ
トリウム水溶液2.6ml(0.64mmol)を氷冷下順次加え、
同温度で3時間攪拌した。実施例1と同様に処理して得
た残渣を薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサ
ン−酢酸エチル7:3)で精製し、無色オイル状の(2S,3
R)−2−ベンゾキシ−3−イソプロポキシカルボニル
アミノ−4−フェニルブチロニトリルとその(2R,3R)
−体との混合物20.7mg(45%:N−(イソプロポキシカル
ボニル)−(R)−フェニルアラニノールからの通算収
率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との生成比
は実施例1と同様にNMRスペクトル(400MHz)から9:1と
決定した。
Rf:0.50(ヘキサン/酢酸エチル=7/3) IR(neat):1735,1725,1700cm-1. NMR(CDCl3): (2S,3R)−体;δ1.18,1.24(6H,two d,J=each 6.0H
z),2.90(1H,dd,J=14.1,8.6Hz),3.06(1H,dd,J=14.
1,6.1Hz),4.26〜5.00(3H,m),5.64(1H,d,J=4.6H
z),7.10〜7.75(8H,m),7.98〜8.18(2H,m). (2R,3R)−体;δ1.18,1.24(6H,two d,J=each 6.0H
z),2.98(2H,d,J=7.5Hz),4.26〜5.00(3H,m),5.63
(1H,d,J=4.4Hz),7.10〜7.75(8H,m),7.98〜8.18(2
H,m). MS(m/e):307,206. 実施例6 文献(Chem,Pharm.Bull.,30,1921(1982).参照)記
載の方法に従い、N−(ベンジルオキシカルボニル)−
(R)−フェニルアラニノール122mg(0.43mmol)より
得たN−(ベンジルオキシカルボニル)−(R)−フェ
ニルアラニナール98.6mg(0.35mmol)を塩化メチレン1.
8mlに溶解し、無水酢酸0.12ml(1.3mmol)、4−ジメチ
ルアミノピリジン0.54mg(0.0044mmol)、塩化ベンジル
トリブチルアンモニウム6.8mg(0.022mmol)、水1.55m
l、5Nシアン化ナトリウム水溶液0.26ml(1.3mmol)を氷
冷下順次加え、同温度で2時間攪拌した。実施例1と同
様に処理して得た残渣を薄層クロマトグラフィー(シリ
カゲル、ヘキサン−酢酸エチル7:3)で精製し、無色オ
イル状の(2S,3R)−2−アセトキシ−3−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルと
その(2R,3R)−体との混合物84.4mg(56%:N−(ベン
ジルオキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニノー
ルからの通算収率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)
−体との生成比は実施例1と同様にNMRスペクトル(400
MHz)から4:1と決定した。
Rf:0.44(ヘキサン/酢酸エチル=7/3) IR(neat):1750,1710cm-1. NMR(CDCl3): (2S,3R)−体;δ2.13(3H,s),2.90(1H,dd,J=14.2,
8.7Hz),3.06(1H,dd,J=14.2,6.2Hz),4.34〜4.52(1
H,m),4.88〜5.03(1H,m),5.07(1H,d,J=12.1Hz),5.
08(1H,d.J=12.1Hz),5.40(1H,d,J=4.4Hz),7.10〜
7.44(10H,m). (2R,3R)−体;δ2.08(3H,s),2.98(2H,d,J=7.4H
z),4.34〜4.52(1H,m),4.88〜5.03(1H,m),5.07(1
H,d,J=12.1Hz),5.08(1H,d,J=12.1Hz),5.38(1H,d,
J=4.1Hz),7.10〜7.44(10H,m). MS(m/e):353(〔M+1〕+),261,207. 比較例1 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール50.0mg(0.21mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル42.3mg(0.18mmol)を塩化メチレン0.5mlに溶解し、
塩化ベンジルトリブチルアンモニウム3.4mg(0.011mmo
l)、水0.35ml、5Nシアン化ナトリウム水溶液0.21ml
(1.1mmol)を氷冷下順次加え、同温度で3.5時間攪拌し
た。実施例1と同様に処理し、粗製の(2S,3R)−2−
ヒドロキシ−3−イソプロポキシカルボニルアミノ−4
−フェニルブチロニトリルとその(2R,3R)−体との混
合物を得た。この混合物に無水酢酸0.25ml、ピリジン0.
5ml、触媒量の4−ジメチルアミノピリジンを加え、室
温で1.5時間攪拌した。反応液に1M塩酸を加え、エーテ
ルで抽出し、抽出液を飽和食塩水、飽和硫酸銅水溶液、
飽和食塩水、1M水酸化ナトリウム水溶液、および飽和食
塩水で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、
減圧下に濃縮し、残渣を薄層クロマトグラフィー(シリ
カゲル、ヘキサン−酢酸エチル7:3)で精製し、無色オ
イル状の(2S,3R)−2−アセトキシ−3−イソプロポ
キシカルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルと
その(2R,3R)−体との混合物38.9mg(61%:N−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニノー
ルからの通算収率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)
−体との生成比は実施例1と同様にNMRスペクトル(400
MHz)から1:1と決定した。
比較例2 N−(イソプロポキシカルボニル)−(R)−フェニ
ルアラニノール30.0mg(0.13mmol)より得たN−(イソ
プロポキシカルボニル)−(R)−フェニルアラニナー
ル25.0mg(0.11mmol)を塩化メチレン0.3mlに溶解し、
氷冷下0.25Nシアン化ナトリウム水溶液2.6ml(0.64mmo
l)を加え、同温度で3時間攪拌した。実施例1と同様
に処理し、粗製の(2S,3R)−2−ヒドロキシ−3−イ
ソプロポキシカルボニルアミノ−4−フェニルブチロニ
トリルとその(2R,3R)−体との混合物を得た。この混
合物に無水酢酸0.15ml、ピリジン0.3ml、触媒量の4−
ジメチルアミノピリジンを加え、室温で2時間攪拌し
た。比較例1と同様に処理し、無色オイル状の(2S,3
R)−2−アセトキシ−3−イソプロポキシカルボニル
アミノ−4−フェニルブチロニトリルとその(2R,3R)
−体との混合物17.9mg(60%:N−(イソプロポキシカル
ボニル)−(R)−フェニルアラニノールからの通算収
率)を得た。(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との生成比
は実施例1と同様にNMRスペクトル(400MHz)から1:1と
決定した。
参考例4 (2S,3R)−2−アセトキシ−3−イソプロポキシカ
ルボニルアミノ−4−フェニルブチルニトリルとその
(2R,3R)−体との11:1混合物54.2mg(0.18mmol)を酢
酸エチル3mlに溶解し、水3ml、濃塩酸3mlを加え、反応
液を100℃に加熱して酢酸エチルを留去した。さらに濃
塩酸1.5mlを加え80℃で10.5時間加熱攪拌した。反応液
を減圧下濃縮乾固し、(2S,3R)−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−4−フェニル酪酸塩酸塩とその(2R,3R)−
体との11:1混合物51.6mgを定量的に得た。
NMR(D2O): (2S,3R)−体;δ3.01(1H,dd,J=14.1,8.1Hz),3.16
(1H,dd,J=14.1,7.3Hz),3.94(1H,dt,J=7.7,3.3H
z),4.32(1H,d,J=3.3Hz),7.33〜7.47(5H,m). (2R,3R)−体;δ2.95(1H,dd,J=14.3,9.2Hz),3.03
(1H,dd,J=14.1,5.9Hz),4.05〜4.75(1H,m),4.60(1
H,d,J=3.0Hz),7.33〜7.47(5H,m). 参考例5 (2S,3R)−2−ベンゾキシ−3−イソプロポキシカ
ルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルとその
(2R,3R)−体との9:1混合物20.7mg(0.056mmol)を酢
酸エチル1.5mlに溶解し、水1.5ml、濃塩酸1.5mlを加
え、反応液を100℃に加熱して酢酸エチルを留去した。
さらに濃塩酸0.75mlを加え80℃で10.5時間加熱攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮乾固し、(2S,3R)−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸塩酸塩とその
(2R,3R)−体との9:1混合物15.5mgを定量的に得た。
参考例6 (2S,3R)−2−アセトキシ−3−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−4−フェニルブチロニトリルとその
(2R,3R)−体との4:1混合物74.5mg(0.21mmol)を酢酸
エチル4.5mlに溶解し、水2.0ml、濃塩酸2.9mlを加え、
反応液を100℃に加熱して酢酸エチルを留去した。さら
に濃塩酸1.2mlを加え80℃で11時間加熱攪拌した。反応
液を減圧下濃縮乾固し、(2S,3R)−3−アミノ−2−
ヒドロキシ−4−フェニル酪酸塩酸塩とその(2R,3R)
−体との4:1混合物59.0mgを定量的に得た。
参考例7 (2S,3R)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニル酪酸塩酸塩とその(2R,3R)−体との4:1混合物170m
g(0.73mmol)をメタノール10mlに溶解し、氷冷下塩化
チオニル0.31ml(4.3mmol)を滴下した。同温度で1時
間攪拌した後徐々に昇温し、2時間加熱還流を行なっ
た。反応液を減圧下に濃縮し、(2S,3R)−3−アミノ
−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸メチル塩酸塩とそ
の(2R,3R)−体との混合物を得た。
(2S,3R)−体と(2R,3R)−体との混合物であるメチ
ルエステル塩酸塩にピリジン3.0ml、無水酢酸1.5ml、触
媒量の4−ジメチルアミノピリジンを加えて室温で16.5
時間攪拌した。反応液に1M塩酸を加え、エーテルで抽出
し、抽出液を飽和食塩水、飽和硫酸銅水溶液、飽和食塩
水、1M水酸化ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で順
次洗浄した。無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧下に
濃縮し、(2S,3R)−2−アセトキシ−3−アセチルア
ミノ−4−フェニル酪酸メチルとその(2R,3R)−体と
の混合物を得た。この混合物を薄層クロマトグラフィー
(シリカゲル、酢酸エチル)で分離精製し、(2S,3R)
−体67.9mg(32%)および(2R,3R)−体16.7mg(8
%)を各々無色オイル状として得た。
(2S,3R)−2−アセトキシ−3−アセチルアミノ−
4−フェニル酪酸メチル; Rf:0.44(酢酸エチル). ▲〔α〕20 D▼+55.2°(c=0.145,クロロホルム). IR(neat):1745,1660,1550cm-1. NMR(CDCl3):δ1.96(3H,s),2.23(3H,s),2.79(1
H,dd,J=13.6,9.0Hz),2.94(1H,dd,J=13.6,6.6Hz),
3.69(3H,s),4.79(1H,ddt,J=9.0,6.6,2.2Hz),4.90
(1H,d,J=2.2Hz),5.73(1H,brd,J=9.0Hz),7.14〜7.
34(5H,m). MS(m/e):294(〔M+1〕+),293(M+),234,202,19
2. (2S,3R)−2−アセトキシ−3−アセチルアミノ−4
−フェニル酪酸メチル; Rf:0.56(酢酸エチル). ▲〔α〕20 D▼+0.00°(c=0.123,クロロホルム). IR(neat):1750,1645,1550cm-1. NMR(CDCl3):δ1.91(3H,s),2.18(3H,s),2.87(2
H,d,J=7.2Hz),3.70(3H,s),4.79(1H,ddt,J=8.8,7.
2,4.3Hz),5.11(1H,d,J=4.3Hz),5.56(1H,brd,J=8.
8Hz),7.17〜7.34(5H,m). MS(m/e):294(〔M+1〕+),293(M+),234,202,19
2. (2S,3R)−2−アセトキシ−3−アセチルアミノ−4
−フェニル酪酸メチル82.9mg(0.28mmol)を酢酸エチル
2mlに溶解し、水2ml、濃塩酸2mlを加え反応液を100℃に
加熱して酢酸エチルを留去した。さらに80℃で10時間加
熱攪拌した後、反応液を減圧下約0.5mlまで濃縮し、一
晩放置後、析出結晶を濾取した。トルエンで洗浄後、減
圧下に乾燥し、白色結晶の(2S,3R)−3−アミノ−2
−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸塩酸塩28.8mg(44%)
を得た。
▲〔α〕22 D▼+25.7°(c=0.700,1NHCl). 〔文献値:J.Antibiot.,29,100(1976);▲〔α〕22 D
+27.9°(c=0.717,1NHCl)〕. IR(KBr):1740cm-1. NMR(D2O):δ3.01(1H,dd,J=14.1,8.1Hz),3.16(1
H,dd,J=14.1,7.3Hz),3.94(1H,dt,J=7.7,3.3Hz),4.
32(1H,d,J=3.3Hz),7.33〜7.47(5H,m). このNMRスペクトルは文献(J.Antibiot.,29,100(197
6).)記載のものに一致した。
MS(m/e):196(〔MH-HCl〕+),150,120,104.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常本 大英 神奈川県座間市緑ケ丘2―24―5 審査官 今村 玲英子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、R1は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝アルカノ
    イル基、塩素原子もしくはメトキシ基で置換されていて
    もよいアロイル基、炭素数1〜5の直鎖もしくは分枝ア
    ルコキシカルボニル基、または塩素原子もしくはメトキ
    シ基で置換されていてもよいアラルコキシカルボニル基
    を表し、R2は水素原子、炭素数1〜4の直鎖もしくは分
    枝アルキル基、または塩素原子もしくはメトキシ基で置
    換されていてもよいアリール基を表す。)で表される
    (2S,3R)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−フェ
    ニルブチロニトリル誘導体。
  2. 【請求項2】一般式 (式中、R1は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝アルカノ
    イル基、塩素原子もしくはメトキシ基で置換されていて
    もよいアロイル基、炭素数1〜5の直鎖もしくは分枝ア
    ルコキシカルボニル基、または塩素原子もしくはメトキ
    シ基で置換されていてもよいアラルコキシカルボニル基
    を表す。)で表される(R)−2−アミノ−3−フェニ
    ルプロパナール誘導体と一般式 R2COOCOR3 (式中、R2、R3は各々独立に、水素原子、炭素数1〜4
    の直鎖もしくは分枝アルキル基、または塩素原子もしく
    はメトキシ基で置換されていてもよいアリール基を表
    す。)で表されるカルボン酸無水物および青酸塩と第4
    級アンモニウム塩および/または第3級アミンの存在下
    反応させることを特徴とする、 一般式 (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表す。)で表さ
    れる(2S,3R)−3−アミノ−2−アシルオキシ−4−
    フェニルブチロニトリル誘導体の製造方法。
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