JPH0823531B2 - ゴムベルトの外観検査方法 - Google Patents
ゴムベルトの外観検査方法Info
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- JPH0823531B2 JPH0823531B2 JP21205792A JP21205792A JPH0823531B2 JP H0823531 B2 JPH0823531 B2 JP H0823531B2 JP 21205792 A JP21205792 A JP 21205792A JP 21205792 A JP21205792 A JP 21205792A JP H0823531 B2 JPH0823531 B2 JP H0823531B2
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴムベルトの外観検査方
法に係り、詳しくはゴムベルト表面の割れ、欠け、へこ
み等の凹凸面の欠陥部や研磨不良、ゴムベルトに混入さ
れたカーボンブラック、短繊維、あるいはその他の充填
剤の表面への分散によって生じる色の濃淡を検出するゴ
ムベルトの外観検査方法に関するものである。
法に係り、詳しくはゴムベルト表面の割れ、欠け、へこ
み等の凹凸面の欠陥部や研磨不良、ゴムベルトに混入さ
れたカーボンブラック、短繊維、あるいはその他の充填
剤の表面への分散によって生じる色の濃淡を検出するゴ
ムベルトの外観検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、Vリブドベルトの製造では加硫し
た円筒状のゴムスリーブを所定の幅に切断し、このゴム
スリーブを駆動ロールと従動ロールに一定の張力下で掛
架して走行させながら、回転中の研磨ホイールをゴムス
リーブに係合して、ゴムスリーブに複数のリブ部を設け
ていた。得られたゴムスリーブは、次の工程で所定の幅
に切断され個々のベルトに仕上げられた。
た円筒状のゴムスリーブを所定の幅に切断し、このゴム
スリーブを駆動ロールと従動ロールに一定の張力下で掛
架して走行させながら、回転中の研磨ホイールをゴムス
リーブに係合して、ゴムスリーブに複数のリブ部を設け
ていた。得られたゴムスリーブは、次の工程で所定の幅
に切断され個々のベルトに仕上げられた。
【0003】そして、その後、作業者は目視によって個
々のベルトの研磨表面の割れ、欠け、へこみ等の凹凸面
の欠陥部や、あるいはベルト表面の研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の色の濃淡を検査してい
た。もしこのような欠陥部や色の濃淡部がベルト表面に
存在すると、ベルトを走行させた場合、亀裂がこの欠陥
部や濃淡部から成長して早期にベルト破損を起こすこと
があり、かかる検査はベルトの品質を維持する上で重要
な工程になっていた。
々のベルトの研磨表面の割れ、欠け、へこみ等の凹凸面
の欠陥部や、あるいはベルト表面の研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の色の濃淡を検査してい
た。もしこのような欠陥部や色の濃淡部がベルト表面に
存在すると、ベルトを走行させた場合、亀裂がこの欠陥
部や濃淡部から成長して早期にベルト破損を起こすこと
があり、かかる検査はベルトの品質を維持する上で重要
な工程になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業者の目視
による良否の判定は、一応の標準化が行われているもの
の、個人によって多少相違し、主として作業者の感に依
存するところが大きかった。しかも、迅速な良否の判定
には熟練の作業者が必要であった。このため、従来では
この外観検査を自動化することが試みられた。例えば、
被検査物に光を照射してこの反射光をPSD素子(半導
体位置検出素子)を使用することによって異常箇所であ
る窪み部の深さを測定し、ある一定値以上になると異常
信号を発していた。しかし、この検査装置でも窪み部の
深さが小さくなると、検出できない大きな問題点があっ
て、検査の精度が悪くなっていた。従って、ゴムベルト
のような小さな窪み部のある製品の外観検査では困難で
あった。
による良否の判定は、一応の標準化が行われているもの
の、個人によって多少相違し、主として作業者の感に依
存するところが大きかった。しかも、迅速な良否の判定
には熟練の作業者が必要であった。このため、従来では
この外観検査を自動化することが試みられた。例えば、
被検査物に光を照射してこの反射光をPSD素子(半導
体位置検出素子)を使用することによって異常箇所であ
る窪み部の深さを測定し、ある一定値以上になると異常
信号を発していた。しかし、この検査装置でも窪み部の
深さが小さくなると、検出できない大きな問題点があっ
て、検査の精度が悪くなっていた。従って、ゴムベルト
のような小さな窪み部のある製品の外観検査では困難で
あった。
【0005】しかも、表面を研磨した後のゴムスリーブ
の表面に研磨クズやゴミが付着していると、検査装置は
これを検知することがあり、正常な表面でも不良として
検出し、信頼性が低下する問題もあった。本発明はこの
ような問題点を改善するものであり、被検査物に付着し
ているゴミを除去して正確な検査状態にし、そして小さ
な凹凸部や色の濃淡部を検査して、比較的作業者の目視
による判断に近い状態の外観検査を可能にしたゴムベル
トの外観検査方法を提供することを目的とする。
の表面に研磨クズやゴミが付着していると、検査装置は
これを検知することがあり、正常な表面でも不良として
検出し、信頼性が低下する問題もあった。本発明はこの
ような問題点を改善するものであり、被検査物に付着し
ているゴミを除去して正確な検査状態にし、そして小さ
な凹凸部や色の濃淡部を検査して、比較的作業者の目視
による判断に近い状態の外観検査を可能にしたゴムベル
トの外観検査方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明では、ゴムベルトからなる被検査物の表面の割
れ、欠け、へこみ等の凹凸部やゴムベルトに混入された
添加物の表面への分散によって生じる色の濃淡を検出す
るゴムベルトの外観検査方法であり、ゴムベルトを駆動
ロールと従動ロールに掛架してこれを一定の張力下で走
行させながら、走行中のゴムベルト表面にロールを当接
させてゴムベルトの片寄りを阻止するとともに、走行中
のゴムベルト表面にブラシを当接させてゴムベルトに付
着したゴミ等を除去し、レーザー光をゴムベルトの幅方
向に沿って移動させながらゴムベルト表面に投光しかつ
反射光を受光して変位データを計測し、該変位データの
変動値が判定値の範囲外の値になったときにゴムベルト
表面に印を付けてなり、上記レーザー光の光量レベルと
変位精度の関係において、光量レベルを変位精度が急激
に低下する付近に設置するとともに、真値とのズレ代を
大きくするようにアンプのオフセット値を設定したゴム
ベルトの外観検査方法である。
る本発明では、ゴムベルトからなる被検査物の表面の割
れ、欠け、へこみ等の凹凸部やゴムベルトに混入された
添加物の表面への分散によって生じる色の濃淡を検出す
るゴムベルトの外観検査方法であり、ゴムベルトを駆動
ロールと従動ロールに掛架してこれを一定の張力下で走
行させながら、走行中のゴムベルト表面にロールを当接
させてゴムベルトの片寄りを阻止するとともに、走行中
のゴムベルト表面にブラシを当接させてゴムベルトに付
着したゴミ等を除去し、レーザー光をゴムベルトの幅方
向に沿って移動させながらゴムベルト表面に投光しかつ
反射光を受光して変位データを計測し、該変位データの
変動値が判定値の範囲外の値になったときにゴムベルト
表面に印を付けてなり、上記レーザー光の光量レベルと
変位精度の関係において、光量レベルを変位精度が急激
に低下する付近に設置するとともに、真値とのズレ代を
大きくするようにアンプのオフセット値を設定したゴム
ベルトの外観検査方法である。
【0007】更に、本発明はゴムベルトの表面画像をゴ
ムベルトの幅方向に沿って移動しながらとらえ、得られ
た画像信号を画像処理によってデジタル信号化して色の
濃淡を検出し、検出値が判定値の範囲外になったときゴ
ムベルト表面に印を付けるゴムベルトの外観検査方法も
含む。
ムベルトの幅方向に沿って移動しながらとらえ、得られ
た画像信号を画像処理によってデジタル信号化して色の
濃淡を検出し、検出値が判定値の範囲外になったときゴ
ムベルト表面に印を付けるゴムベルトの外観検査方法も
含む。
【0008】
【作用】本発明の外観検査方法では、ゴムベルトを駆動
ロールと従動ロールに掛架して、これを一定の張力下で
走行させながら、ロールによってゴムベルトの片寄り阻
止し、更にブラシを走行中のゴムベルト表面に当接させ
てゴムベルトに付着したゴミ等を除去してゴムベルトの
外観検査を正確しており、そして単色性にすぐれ、しか
も鋭い指向性を有するレーザー光をゴムベルトの幅方向
に沿って移動させながらゴムベルト表面に投光しかつ受
光して変位データを計測し、該変位データの変動値が判
定値の範囲外の値になったときにゴムベルト表面に印を
付けて、欠陥部を表示するものである。
ロールと従動ロールに掛架して、これを一定の張力下で
走行させながら、ロールによってゴムベルトの片寄り阻
止し、更にブラシを走行中のゴムベルト表面に当接させ
てゴムベルトに付着したゴミ等を除去してゴムベルトの
外観検査を正確しており、そして単色性にすぐれ、しか
も鋭い指向性を有するレーザー光をゴムベルトの幅方向
に沿って移動させながらゴムベルト表面に投光しかつ受
光して変位データを計測し、該変位データの変動値が判
定値の範囲外の値になったときにゴムベルト表面に印を
付けて、欠陥部を表示するものである。
【0009】また、本発明ではゴムベルトの表面の画像
をゴムベルトの幅方向に沿って移動しながらとらえ、得
られた画像信号を画像処理によってデジタル信号化して
色の濃淡を検出し、ゴムベルトの表面にカーボンブラッ
ク、短繊維、あるいはその他の充填剤が分散している
と、この部分を欠陥部としてとらえてゴムベルト表面に
印を付けることも含まれる。
をゴムベルトの幅方向に沿って移動しながらとらえ、得
られた画像信号を画像処理によってデジタル信号化して
色の濃淡を検出し、ゴムベルトの表面にカーボンブラッ
ク、短繊維、あるいはその他の充填剤が分散している
と、この部分を欠陥部としてとらえてゴムベルト表面に
印を付けることも含まれる。
【0010】ここにおいて、レーザー光の受光部には抵
抗層があり、受光部で受けた光エネルギーは光電流とし
て抵抗層を流れて2つの電極に分割して取り出される。
この時の、電極から取り出される電流をI1 、I2 とす
れば、光量=I1 +I2 となり、変位=(I1 −I2 )
/(I1 +I2 +B)となる。 ただし、Bはアンプの
オフセット値である。
抗層があり、受光部で受けた光エネルギーは光電流とし
て抵抗層を流れて2つの電極に分割して取り出される。
この時の、電極から取り出される電流をI1 、I2 とす
れば、光量=I1 +I2 となり、変位=(I1 −I2 )
/(I1 +I2 +B)となる。 ただし、Bはアンプの
オフセット値である。
【0011】従って、ゴムベルトの正常部からの反射光
は常に抵抗層の中心に入射するため、電流I1 とI2 は
等しく、変位(距離)はゼロであり、一方ゴムベルトの
凹凸部からの反射光は抵抗層の中心から離れて入射する
ため、I1 とI2 とは相違し、変位が発生する。
は常に抵抗層の中心に入射するため、電流I1 とI2 は
等しく、変位(距離)はゼロであり、一方ゴムベルトの
凹凸部からの反射光は抵抗層の中心から離れて入射する
ため、I1 とI2 とは相違し、変位が発生する。
【0012】本発明では、不良部分を検出するとレーザ
ー光量が低下する特性と、前記変位の関係式とを利用す
るもので、レーザー光量がある値より小さくなると、変
位データが真値よりも大きな値となってエラーを起こす
ようになり、これを利用して変位データの変化が小さい
欠陥を検出することが可能になる。
ー光量が低下する特性と、前記変位の関係式とを利用す
るもので、レーザー光量がある値より小さくなると、変
位データが真値よりも大きな値となってエラーを起こす
ようになり、これを利用して変位データの変化が小さい
欠陥を検出することが可能になる。
【0013】また、画像処理では、アナログ信号である
画像信号の濃淡差をある境界線で区分し白黒の2値に分
割してデジタル化し、境界線より大きいデータをカウン
トして判定値と比較するもので、ゴムベルトのベースゴ
ムに対して光沢の異なる、例えば研磨不良、カーボン分
散、カット糸分散、異物等の存在する部分を検知するこ
とができる。
画像信号の濃淡差をある境界線で区分し白黒の2値に分
割してデジタル化し、境界線より大きいデータをカウン
トして判定値と比較するもので、ゴムベルトのベースゴ
ムに対して光沢の異なる、例えば研磨不良、カーボン分
散、カット糸分散、異物等の存在する部分を検知するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
説明する。図1は欠陥部を有するV−リブドベルトの斜
視図で、図2は他の欠陥部を有するV−リブドベルトの
斜視図であり、図3は本発明のゴムベルトの外観検査方
法に使用する検査装置の概略図である。本発明の方法で
は、研磨ホイールによって研磨されたゴムベルト1の表
面に存在する微小のクラック部2や、表面に分散してい
るカット糸3を検出することができる。
説明する。図1は欠陥部を有するV−リブドベルトの斜
視図で、図2は他の欠陥部を有するV−リブドベルトの
斜視図であり、図3は本発明のゴムベルトの外観検査方
法に使用する検査装置の概略図である。本発明の方法で
は、研磨ホイールによって研磨されたゴムベルト1の表
面に存在する微小のクラック部2や、表面に分散してい
るカット糸3を検出することができる。
【0015】この検出に使用する検査装置4は、被検査
物であるゴムベルト1を走行させるベルト走行部5と、
走行中のゴムベルト1の一方向の片寄りを阻止して正確
に走行させるベルト位置決めロール6と、ゴムベルト1
の表面に付着したゴミ等を除去するブラシ部7と、レー
ザー部9とこれによって異常を検出したときにゴムベル
ト1表面に印を付けるマーク部10とからなる少なくと
も1組のレーザー処理装置8と、そして照明部、カメ
ラ、画像処理部からなる画像処理装置11とから構成さ
れている。
物であるゴムベルト1を走行させるベルト走行部5と、
走行中のゴムベルト1の一方向の片寄りを阻止して正確
に走行させるベルト位置決めロール6と、ゴムベルト1
の表面に付着したゴミ等を除去するブラシ部7と、レー
ザー部9とこれによって異常を検出したときにゴムベル
ト1表面に印を付けるマーク部10とからなる少なくと
も1組のレーザー処理装置8と、そして照明部、カメ
ラ、画像処理部からなる画像処理装置11とから構成さ
れている。
【0016】ここにおいて、ベルト走行部5は、原動機
に連結した駆動ロール13と移動可能な従動ロール14
からなっている。一方、従動ロール14はその軸受け1
5がシリンダーのロッド16の先端部に固定されてい
る。そして、上記従動ロール14の軸受け15はこれに
固着されたスライド部17が一対のガイドレール18に
嵌合している。従って、従動ロール14はガイドレール
18に沿って水平に駆動ロール13から離反し、また近
接する。
に連結した駆動ロール13と移動可能な従動ロール14
からなっている。一方、従動ロール14はその軸受け1
5がシリンダーのロッド16の先端部に固定されてい
る。そして、上記従動ロール14の軸受け15はこれに
固着されたスライド部17が一対のガイドレール18に
嵌合している。従って、従動ロール14はガイドレール
18に沿って水平に駆動ロール13から離反し、また近
接する。
【0017】ベルト位置決めロール6は、駆動ロール1
3のすぐ上に位置し、シリンダーの作動によって上下動
し、駆動ロール13と従動ロール14に所定張力下で掛
架されたゴムベルト1の表面に当接する。これによっ
て、心線を埋設したゴムベルト1は走行しても一方向に
片寄ることはない。特に、複数のリブを幅方向に有する
ゴムベルト1を検査する場合には、ベルト位置決めロー
ル6として該リブに嵌合させるものを使用すればよい。
3のすぐ上に位置し、シリンダーの作動によって上下動
し、駆動ロール13と従動ロール14に所定張力下で掛
架されたゴムベルト1の表面に当接する。これによっ
て、心線を埋設したゴムベルト1は走行しても一方向に
片寄ることはない。特に、複数のリブを幅方向に有する
ゴムベルト1を検査する場合には、ベルト位置決めロー
ル6として該リブに嵌合させるものを使用すればよい。
【0018】ブラシ部7は回転ブラシ20と固定ブラシ
21の2つからなり、いずれのブラシ20、21も従動
ロール14に接触した位置にある。回転ブラシ20は原
動機22に伝動ベルト23を介して連結し、走行中のゴ
ムベルト1に付着しているゴム屑のようなゴミ等を落と
す。更に、固定ブラシ21は回転ブラシ20によって落
とされなかったゴミ等を確実に落とす機能がある。その
ため、固定ブラシ21は、ゴムベルト1の走行方向に対
して回転ブラシ20の後方に位置する必要がある。
21の2つからなり、いずれのブラシ20、21も従動
ロール14に接触した位置にある。回転ブラシ20は原
動機22に伝動ベルト23を介して連結し、走行中のゴ
ムベルト1に付着しているゴム屑のようなゴミ等を落と
す。更に、固定ブラシ21は回転ブラシ20によって落
とされなかったゴミ等を確実に落とす機能がある。その
ため、固定ブラシ21は、ゴムベルト1の走行方向に対
して回転ブラシ20の後方に位置する必要がある。
【0019】レーザー処理装置8は、少なくとも1組の
レーザー部9とこれによって異常を検出したときにゴム
ベルト1表面に印を付けるマーク部10とからなってい
る。レーザー処理装置8は基台の上に設置され、原動機
の稼働によってゴムベルト1の幅方向に移動する。ま
た、レーザー処理装置8は駆動ロール13側へ移動す
る。
レーザー部9とこれによって異常を検出したときにゴム
ベルト1表面に印を付けるマーク部10とからなってい
る。レーザー処理装置8は基台の上に設置され、原動機
の稼働によってゴムベルト1の幅方向に移動する。ま
た、レーザー処理装置8は駆動ロール13側へ移動す
る。
【0020】 レーザー部9は走行中のゴムベルト1表
面に向かってレーザー光を投光し、かつベルト表面から
反射した光を受光する。この受光部25には半導体位置
検出素子(PSD)があり、PSDの抵抗層で受けた光
エネルギーは光電流へ変換して抵抗層から2つの電極へ
分割して取り出される。上記レーザー光は400〜10
00ナノメータの波長を有するもので単色性、鋭い指向
性、そして集束度が高いためにゴムベルト2表面の状態
を正しく検知することができる。
面に向かってレーザー光を投光し、かつベルト表面から
反射した光を受光する。この受光部25には半導体位置
検出素子(PSD)があり、PSDの抵抗層で受けた光
エネルギーは光電流へ変換して抵抗層から2つの電極へ
分割して取り出される。上記レーザー光は400〜10
00ナノメータの波長を有するもので単色性、鋭い指向
性、そして集束度が高いためにゴムベルト2表面の状態
を正しく検知することができる。
【0021】この時の、電極から取り出される電流をI
1 、I2 とすれば、光量=I1 +I2 となり、変位=
(I1 −I2 )/(I1 +I2 +B)となる。ただし、
Bはアンプのオフセット値である。従って、ゴムベルト
の正常部からの反射光が予め設定された抵抗層の中心に
入射すると、電流I1 とI2 とが等しくなって、変位は
ゼロとなる。一方、ゴムベルトの凹凸部からの反射光は
抵抗層の中心から離れて入射するため、I1 とI2 とは
相違し、変位が発生する。かかる変位データの変化を検
出することによって欠陥部を見つけることができる。
1 、I2 とすれば、光量=I1 +I2 となり、変位=
(I1 −I2 )/(I1 +I2 +B)となる。ただし、
Bはアンプのオフセット値である。従って、ゴムベルト
の正常部からの反射光が予め設定された抵抗層の中心に
入射すると、電流I1 とI2 とが等しくなって、変位は
ゼロとなる。一方、ゴムベルトの凹凸部からの反射光は
抵抗層の中心から離れて入射するため、I1 とI2 とは
相違し、変位が発生する。かかる変位データの変化を検
出することによって欠陥部を見つけることができる。
【0022】 しかも、本発明では変位(距離)データ
の変化が小さい場合でも欠陥部を検出することができ
る。即ち、レーザー光量は欠陥部を検出すると低下する
が、図4に示すようにレーザー光量の絶対値がある値を
割ると、変位精度が極端に低下し、変位データは真値よ
りも大きな値となってエラーを起こすようになる。これ
を利用すると、元来変位データの変化が小さかった部分
を欠陥部として検出することが可能になる。このため、
本発明では光量のレベルを、変位精度が急激に低下し始
める付近に設定する必要がある。また、変位データの真
値からのズレ代は、前記変位式のアンプのオフセット値
であるBで決定されるため、この値を固定する。尚、図
4において、レーザー光量(%)はアンプで増幅できる
最高値が100%になるように算出されている。
の変化が小さい場合でも欠陥部を検出することができ
る。即ち、レーザー光量は欠陥部を検出すると低下する
が、図4に示すようにレーザー光量の絶対値がある値を
割ると、変位精度が極端に低下し、変位データは真値よ
りも大きな値となってエラーを起こすようになる。これ
を利用すると、元来変位データの変化が小さかった部分
を欠陥部として検出することが可能になる。このため、
本発明では光量のレベルを、変位精度が急激に低下し始
める付近に設定する必要がある。また、変位データの真
値からのズレ代は、前記変位式のアンプのオフセット値
であるBで決定されるため、この値を固定する。尚、図
4において、レーザー光量(%)はアンプで増幅できる
最高値が100%になるように算出されている。
【0023】このようにして、割れ、欠け、へこみ等は
検出されるが、まず割れ、欠けは図5に示すように、ベ
ルト長さで1mmの間の変位データの振れ値を連続的に
検出し、その最大値(P−P値)を判定値と比較評価す
る。また、へこみ検出は、図6に示すように一定区間
(a)の変位データの平均値を算出し、距離Lだけ離れ
た同平均値と連続的に比較し、その測定値(差)の最大
値を判定値と比較評価する。
検出されるが、まず割れ、欠けは図5に示すように、ベ
ルト長さで1mmの間の変位データの振れ値を連続的に
検出し、その最大値(P−P値)を判定値と比較評価す
る。また、へこみ検出は、図6に示すように一定区間
(a)の変位データの平均値を算出し、距離Lだけ離れ
た同平均値と連続的に比較し、その測定値(差)の最大
値を判定値と比較評価する。
【0024】マーク部10は、レーザー部9が割れ、欠
け、へこみ等を検出した時に作動するものであり、異常
信号を検出するとこの中に内蔵しているシリンダーが作
動してペン26を突出させてゴムベルト2表面の欠陥部
に線状のマークを入れる。
け、へこみ等を検出した時に作動するものであり、異常
信号を検出するとこの中に内蔵しているシリンダーが作
動してペン26を突出させてゴムベルト2表面の欠陥部
に線状のマークを入れる。
【0025】画像処理装置11は、照明部28、カメラ
29そして画像処理部30から構成されている。この画
像処理装置11は基台の上に設置され、原動機の稼働に
よってゴムベルト1の幅方向に移動する。上記照明部2
8は、ゴムベルト1表面に光をあて、例えばCCD素子
タイプのカメラ29がゴムベルト1表面からの反射光に
よって画像をとらえる。画像処理部30はカメラ29が
とらえた画像信号(アナログ信号)の濃淡差を任意に設
定できる境界線で白黒の2値に分割されデジタル化し、
このデジタル信号を利用してベースゴムよりも白い不良
部分と黒い不良部分との面積をカウントし、良否判定値
と比較評価する。
29そして画像処理部30から構成されている。この画
像処理装置11は基台の上に設置され、原動機の稼働に
よってゴムベルト1の幅方向に移動する。上記照明部2
8は、ゴムベルト1表面に光をあて、例えばCCD素子
タイプのカメラ29がゴムベルト1表面からの反射光に
よって画像をとらえる。画像処理部30はカメラ29が
とらえた画像信号(アナログ信号)の濃淡差を任意に設
定できる境界線で白黒の2値に分割されデジタル化し、
このデジタル信号を利用してベースゴムよりも白い不良
部分と黒い不良部分との面積をカウントし、良否判定値
と比較評価する。
【0026】このカメラ29として、例えばCCD素子
をもつビデオカメラを使用することができ、これによっ
てとらえることのできる白い不良部分と黒い不良部分
は、ゴムベルト2表面に存在するカーボンやカット糸の
分散、あるいは白色系のZuO、金属片や黒色系の異物
である。もし、画像処理装置11が研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の欠陥を検出すると、マー
ク部10が作動し、この中に内蔵しているシリンダーが
作動してペン32を突出させてゴムベルト1表面の欠陥
部に線状のマークを入れることがきる。また、カーボン
やカット糸の塊は、画像処理部30にノイズフィルター
をかけることによって数画素連続するデータのみを有効
として処理することができる。
をもつビデオカメラを使用することができ、これによっ
てとらえることのできる白い不良部分と黒い不良部分
は、ゴムベルト2表面に存在するカーボンやカット糸の
分散、あるいは白色系のZuO、金属片や黒色系の異物
である。もし、画像処理装置11が研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の欠陥を検出すると、マー
ク部10が作動し、この中に内蔵しているシリンダーが
作動してペン32を突出させてゴムベルト1表面の欠陥
部に線状のマークを入れることがきる。また、カーボン
やカット糸の塊は、画像処理部30にノイズフィルター
をかけることによって数画素連続するデータのみを有効
として処理することができる。
【0027】上記装置を用いたゴムベルトの外観検査方
法について以下に説明する。まずベルト走行部5の従動
ロール14を駆動ロール13側へ近づけて、ゴムベルト
1を2つのロール13、14に設置した後、従動ロール
14を駆動ロール13から離反させてゴムベルト1に張
力を付与する。これとともに、ベルト位置決めロール6
を移動させ、ゴムベルト1の表面に当接し、また同時に
ブラシ部7の回転ブラシ20と固定ブラシ21は、ゴム
ベルト1に接触する。この時には、、駆動ロール13が
回転してゴムベルト1は走行している。これによって、
ゴムベルト1に付着しているゴミを除去してベルト表面
をクリーンにし、これによって外観検査の信頼性を高め
ることができる。
法について以下に説明する。まずベルト走行部5の従動
ロール14を駆動ロール13側へ近づけて、ゴムベルト
1を2つのロール13、14に設置した後、従動ロール
14を駆動ロール13から離反させてゴムベルト1に張
力を付与する。これとともに、ベルト位置決めロール6
を移動させ、ゴムベルト1の表面に当接し、また同時に
ブラシ部7の回転ブラシ20と固定ブラシ21は、ゴム
ベルト1に接触する。この時には、、駆動ロール13が
回転してゴムベルト1は走行している。これによって、
ゴムベルト1に付着しているゴミを除去してベルト表面
をクリーンにし、これによって外観検査の信頼性を高め
ることができる。
【0028】この時、レーザー処理装置8のレーザー部
9とマーク部10とは、ゴムベルト1の一端に位置し、
他端に向かって移動しながらレーザー部9を作動させて
ゴムベルト1の表面の割れ、欠け、へこみ等の欠陥部を
検査する。レーザー部9が欠陥部を検出すると、マーク
部10のペン26が突出して、ゴムベルト1の表面に線
状のマークを入れる。この時、レーザー処理装置8の移
動は停止している。
9とマーク部10とは、ゴムベルト1の一端に位置し、
他端に向かって移動しながらレーザー部9を作動させて
ゴムベルト1の表面の割れ、欠け、へこみ等の欠陥部を
検査する。レーザー部9が欠陥部を検出すると、マーク
部10のペン26が突出して、ゴムベルト1の表面に線
状のマークを入れる。この時、レーザー処理装置8の移
動は停止している。
【0029】更に、レーザー処理装置8と同様に、画像
処理装置11の照明部28とカメラ29もゴムベルト1
の一端に位置させ、他端に向かって移動させらがらゴム
ベルト1の表面の画像処理を行い、研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の存在を検出する。これら
の不良部分の存在を検出すと、マーク部33のペン32
が突出して、ゴムベルト1の表面に線状のマークを入れ
る。この時も、画像処理装置11の移動は停止してい
る。検査が完了すると、駆動ロール13の回転を停止さ
せて、従動ロール14を駆動ロール13側へ近づけると
ともに、ベルト位置決めロール6をゴムベルト1から離
なした後に、ゴムベルト1を取り出す。
処理装置11の照明部28とカメラ29もゴムベルト1
の一端に位置させ、他端に向かって移動させらがらゴム
ベルト1の表面の画像処理を行い、研磨不良、カーボン
分散、カット糸分散、異物等の存在を検出する。これら
の不良部分の存在を検出すと、マーク部33のペン32
が突出して、ゴムベルト1の表面に線状のマークを入れ
る。この時も、画像処理装置11の移動は停止してい
る。検査が完了すると、駆動ロール13の回転を停止さ
せて、従動ロール14を駆動ロール13側へ近づけると
ともに、ベルト位置決めロール6をゴムベルト1から離
なした後に、ゴムベルト1を取り出す。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のゴムベルトの外観
検査方法では、ゴムベルトを駆動ロールと従動ロールに
掛架して、これを一定の張力下で走行させながら、ベル
ト位置決めロールによってゴムベルトの一方向への片寄
りを阻止し、更にブラシ部の作動によって走行中のゴム
ベルト表面に当接してゴムベルトに付着したゴミ等を除
去することによって外観検査の信頼性を高めている。そ
して、レーザー光を用いることによってゴムベルトの表
面の割れ、欠け、へこみ等の欠陥部を検出でき、また画
像処理を用いることによって研磨不良、カーボン分散、
カット糸分散、異物等のベースゴムよりも白い不良部や
黒い不良部の存在を正しく検査することができ、また欠
陥部や白黒の不良部をマークすることによってその位置
を確認することができ、作業者の目視判断に近い状態の
外観検査を可能にする。
検査方法では、ゴムベルトを駆動ロールと従動ロールに
掛架して、これを一定の張力下で走行させながら、ベル
ト位置決めロールによってゴムベルトの一方向への片寄
りを阻止し、更にブラシ部の作動によって走行中のゴム
ベルト表面に当接してゴムベルトに付着したゴミ等を除
去することによって外観検査の信頼性を高めている。そ
して、レーザー光を用いることによってゴムベルトの表
面の割れ、欠け、へこみ等の欠陥部を検出でき、また画
像処理を用いることによって研磨不良、カーボン分散、
カット糸分散、異物等のベースゴムよりも白い不良部や
黒い不良部の存在を正しく検査することができ、また欠
陥部や白黒の不良部をマークすることによってその位置
を確認することができ、作業者の目視判断に近い状態の
外観検査を可能にする。
【図1】欠陥部を有するゴムベルトの斜視図である。
【図2】他の欠陥部を有するゴムベルトの斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明のゴムベルトの外観検査方法に使用する
ゴムベルトの外観検査装置の概略図である。
ゴムベルトの外観検査装置の概略図である。
【図4】レーザー光量のレベルと変位精度との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図5】ゴムベルト表面の割れ、欠けを検出する変位デ
ータを示す図である。
ータを示す図である。
【図6】ゴムベルト表面のへこみを検出する変位データ
を示す図である。
を示す図である。
【符号の説明】 1 ゴムベルト 5 ベルト走行部 6 ベルト位置決めロール 7 ブラシ部 8 レーザー処理装置 9 レーザー部 10 マーク部 11 画像処理装置 13 駆動ロール 14 従動ロール 20 回転ブラシ 21 固定ブラシ 28 照明部 29 カメラ 30 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−308950(JP,A) 特開 昭63−135252(JP,A) 特開 昭63−180323(JP,A) 特開 昭60−209141(JP,A) 特開 平1−296145(JP,A) 特開 平1−247349(JP,A) 実開 平3−21021(JP,U) 実開 昭52−80688(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴムベルトからなる被検査物の表面の割
れ、欠け、へこみ等の凹凸部やゴムベルトに混入された
添加物の表面への分散によって生じる色の濃淡を検出す
るゴムベルトの外観検査方法であり、ゴムベルトを駆動
ロールと従動ロールに掛架してこれを一定の張力下で走
行させながら、走行中のゴムベルト表面にロールを当接
させてゴムベルトの片寄りを阻止するとともに、走行中
のゴムベルト表面にブラシを当接させてゴムベルトに付
着したゴミ等を除去し、レーザー光をゴムベルトの幅方
向に沿って移動させながらゴムベルト表面に投光しかつ
受光して変位データを計測し、該変位データの変動値が
判定値の範囲外の値になったときにゴムベルト表面に印
を付けてなり、上記レーザー光の光量レベルと変位精度
の関係において、光量レベルを変位精度が急激に低下す
る付近に設置するとともに、真値とのズレ代を大きくす
るようにアンプのオフセット値を設定したことを特徴と
するゴムベルトの外観検査方法。 - 【請求項2】 ゴムベルトの表面画像をゴムベルトの幅
方向に沿って移動しながらとらえ、得られた画像信号を
画像処理によってデジタル信号化して色の濃淡を検出
し、検出値が判定値の範囲外になったときゴムベルト表
面に印を付ける請求項1記載のゴムベルトの外観検査方
法。 - 【請求項3】 上記ゴムベルトの検査面が研磨ホイール
によって研磨された表面である請求項1または2記載の
ゴムベルトの外観検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21205792A JPH0823531B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ゴムベルトの外観検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21205792A JPH0823531B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ゴムベルトの外観検査方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650907A JPH0650907A (ja) | 1994-02-25 |
| JPH0823531B2 true JPH0823531B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=16616155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21205792A Expired - Fee Related JPH0823531B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ゴムベルトの外観検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823531B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023094394A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | ボッシュ株式会社 | 処理装置および該処理装置の制御方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5373714B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2013-12-18 | 三菱電線工業株式会社 | 表面欠陥検査装置及びその方法 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP21205792A patent/JPH0823531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023094394A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | ボッシュ株式会社 | 処理装置および該処理装置の制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650907A (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |