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JPH0824606B2 - ヘアードライヤ - Google Patents
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JPH0824606B2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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Publication number
JPH0824606B2
JPH0824606B2 JP4108861A JP10886192A JPH0824606B2 JP H0824606 B2 JPH0824606 B2 JP H0824606B2 JP 4108861 A JP4108861 A JP 4108861A JP 10886192 A JP10886192 A JP 10886192A JP H0824606 B2 JPH0824606 B2 JP H0824606B2
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JP
Japan
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far
infrared radiation
radiation plate
infrared
outlet
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JP4108861A
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勝 西尾
和徳 二宮
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Maxell Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠赤外線を照射可能に
したヘアードライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヘアードライヤは、例えば、実
開昭62−109004号公報で提案されている。これ
は、図14(a)および(b)に示すように本体ケース
1の吹出口グリル20の表面に遠赤外線放射物質を付着
しておいて、温風によって遠赤外線を頭髪に照射するこ
とにより迅速に乾燥でき、また頭皮の血行の促進などを
図り得るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
に遠赤外線放射物質を吹出口グリル20に付着するもの
では、遠赤外線の効能を高めるためにその照射量を多く
しようとする場合に問題が生じる。すなわち、吹出口グ
リル20は使用者の危険から保護し、また内蔵部品の破
損を防止するために配設されるが、この吹出口グリル2
0に遠赤外線放射物質を浸漬または溶射法などで付着さ
せて遠赤外線照射量を多くするには吹出口グリル20の
総面積を大きくする必要がある。そのためには吹出口グ
リル20の格子リブ21の幅H寸法を大きく設定する必
要が生じる。しかし、そのように格子リブ幅Hを大きく
すると、格子リブ21で囲まれる各通風孔22の開口大
きさが小さくなって通気抵抗が大きくなり、十分な吹き
出しが行われず、本体ケース1内の熱こもり現象が生じ
るという不具合がある。かと言って、通気抵抗を小さく
するために、吹出口グリル20の格子リブ幅Hを小さく
すると、遠赤外線照射量が不足しがちになる。このよう
に、通気抵抗の面からは格子リブ幅Hを狭くすることが
望ましく、遠赤外線照射量の面からは格子リブ幅Hを広
くすることが要求されるという二律背反の関係が生じ
る。また、格子リブ21の幅Hが広く形成され、かつ該
リブ21の吹出口外方に面する表面21aがフラットに
形成されていると、図14(b)に示すように該フラッ
トな表面21aで温風の乱流が生じて照射効率を低下
し、風切り音を発生することもある。こうした問題は、
上記したごとく吹出口グリル20に遠赤外線放射物質を
付着するグリル兼用タイプのものに限らず、吹出口グリ
ルとは別体に、遠赤外線放射物質を吹出口グリル形状と
同様な多孔状の遠赤外線放射板を成形し、これを吹出口
グリルに並べて配設する場合においても、上記と同様な
ことが言える。
【0004】本発明はかかる問題点を解消するためにな
されたもので、上記のような遠赤外線照射式のヘアード
ライヤにおいて吹出口での通気抵抗を少なくし得ると共
に、遠赤外線照射量の増大を図り得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のヘアードライヤでは、図1に示すように多
数の通風孔7と各通風孔7を囲み、かつその表面の少な
くとも吹出口外方へ向く面に遠赤外線放射物質を配した
格子リブ8とを有する遠赤外線放射板6において、前記
多数の格子リブ8個々の前記面を、吹出口外方へ向けて
凸となる凸曲面11に形成したものである。
【0006】
【作用】遠赤外線放射板6の格子リブ8の少なくとも吹
出口外方に面する表面を凸曲面11に形成することによ
り、格子リブ8の幅Hを広げることなく、つまり各通風
孔7の開口大きさを小さくするようなことなく遠赤外線
照射面積を増やし得てその照射量を増大できる。また、
凸曲面11の表面では風の流れが円滑で乱流を発生する
ようなことも無くなる。
【0007】
【実施例】図1ないし図4において、1はヘアードライ
ヤの本体ケース、2は本体ケース1の前端に設けた吹出
口、3は本体ケース1の後端に設けた吸込口、4は本体
ケース1の内部に収納したヒータ、5は本体ケース1内
のヒータ4の後方に配した送風フアンである。本体ケー
ス1の吹出口2に吹出口グリルを兼ねた遠赤外線放射板
6が配設される。この遠赤外線放射板6は、多数の通風
孔7と各通風孔7を囲む格子リブ8とを有する円板体に
形成されてなり、ベース材9の表面に遠赤外線放射物質
膜10を塗布している。
【0008】具体的には、この遠赤外線放射板6は次の
ようにして製造される。まず、金属板をプレス加工する
ことにより、図4に示すごとき多数の孔を有するベース
材9を得る。このベース材9は脱脂処理する。次いで、
遠赤外線放射物質の溶液または分散液に上記ベース材9
を1次浸漬して自然乾燥する。更に2次浸漬して自然乾
燥したのち、所定温度で強制乾燥する。このようにして
ベース材9の表面に遠赤外線放射物質膜10が形成され
るが、その膜10の吹出口外方に面する側の表面は吹出
口外方へ向けて凸となる凸曲面11に形成して該表面積
の拡大を講じる。したがって、ヒータ4からの温風は凸
曲面11に沿って円滑に流れ、凸曲面11による表面積
の拡大分だけ遠赤外線が吹出口2の外方へ向けて多量に
照射する。格子リブ8の通風孔7に面する側面12・1
2および吹出口内方に面する背面13は照射効率を向上
する貢献度の低い所であり、それぞれの面12・13に
おける膜厚は前記凸曲面11における膜厚よりも薄く形
成して、通風孔7の開口大きさをできるだけ大きく確保
するとともに、経済的な塗布を可能にする。
【0009】上記遠赤外線放射物質の溶液または分散液
の成分の一例を挙げれば、遠赤外線放射物質の粉末と有
機系バインダーを67%、溶剤を33%として混合した
ものである。遠赤外線放射物質の粉末としては、例え
ば、ジルコニア、アルミナ炭化ケイ素系等のセラミック
を粉末にし、粒径は10〜50μとする。有機系バイン
ダーとしては、ウレタン系が好ましい。
【0010】ベース材9は鉄、アルミ等の金属、または
合成樹脂(特に耐熱性に優れるポリカーボネート等の合
成樹脂)等のいずれでもよいが、鉄などのように比熱の
大きいものが好ましい。ベース材9を比熱の大きい材料
で構成した場合は、遠赤外線放射物質膜10がその断面
内部から外部へ向けて均一に加熱されて照射効率をより
高めることができるからである。これに対し、ベース材
9が樹脂で構成される場合は、遠赤外線放射物質膜10
はこの表面を流れる温風でしか加熱されず、図1に示す
ごとく風下の中心位置A点の温度は低くなりがちで、照
射効率が悪くなる。また樹脂からなるベース材9は熱の
保有量および熱伝導性が低く、温風の温度分布にそのま
ま影響され、遠赤外線放射板6の板面中心部と外周近傍
部での照射量にばらつきが生じやすいのである。
【0011】遠赤外線放射板6はこれ全体の断面形状と
しても吹出口外方へ向けて凸形となる円弧形に形成さ
れ、その板面中央部の遠赤外線放射物質膜10の膜厚T
よりもその周縁取付部14の膜厚tを薄く形成する。こ
うした場合は、図3に示すように遠赤外線放射板6を本
体ケース1の吹出口2の内壁の溝16に圧入嵌合するに
あたって遠赤外線放射板6を撓ませるが、このとき周縁
取付部14の膜厚tが厚いと撓ませにくくて確実に嵌合
固定し難いが、薄いと撓ませやすくて確実強固に係止で
きる。また周縁取付部14の膜厚tが厚いと、本体ケー
ス1の内壁と当接している部分の遠赤外線照射は本体ケ
ース1に対して行われ、本体ケース1の当該箇所の温度
を必要以上に上昇させて熱変形を加えやすいという不具
合が生じるが、周縁取付部14の膜厚tを薄くすること
によってかかる不具合も解消できる。
【0012】遠赤外線放射板6の格子リブ8自体の断面
形状において、その吹出口内方へ向けてエッジ15を設
けておけば、浸漬等による塗布のさい該エッジ15が遠
赤外線放射物質の溶液または分散液の液切れ作用を発揮
できて有利である。そのエッジ15はベース材9を金属
板でプレス加工することによって容易に得られる。な
お、ベース材9を金属板で構成する場合、その金属板に
中和もしくは未中和メッキ、またはニッケルメッキ等の
メッキを施したものを用いてもよい。
【0013】(別実施例)図5は上記遠赤外線放射板6
の格子リブ8の断面形状の変形例を示しており、ベース
材9これ自体を断面円弧形状に形成してこの表面に遠赤
外線放射物質膜10を塗布したものである。
【0014】図6および図7はいずれも遠赤外線放射板
6の格子リブ8の断面形状の更に別実施例を示してい
る。図6はベース材9の表面を粗面18に形成してこれ
に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。図7
はベース材9の表面を、遠赤外線放射物質の粒径(10
〜50μ)より大きな凹凸状19に形成したうえでこの
表面に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。
これらによれば、遠赤外線放射物質膜10の剥がれ防止
効果を高めることができて付着力の強化を図り得る。
【0015】図8は遠赤外線放射板6の格子リブ8の断
面形状の更に別実施例を示しており、ベース材9を発泡
金属、または発泡プラスチックで構成してポーラス状と
することによって遠赤外線放射物質膜10がその表面に
浸透して強固に付着するようにしたものである。
【0016】図9および図10はいずれも遠赤外線放射
板6の格子リブ8の断面形状の更に別の変形実施例を示
している。図9に示す実施例の格子リブ8は断面楕円形
状に形成され、断面四角形のベース材9に塗布される遠
赤外線放射物質膜10の表面は吹出口外方に向く面のみ
ならず吹出口内方に向く面をも凸曲面11に形成してな
る。また、図10に示す実施例の格子リブ8は断面円形
状に形成され、断面円形のベース材9に遠赤外線放射物
質膜10をその全周にわたってほぼ均等厚で塗布してな
るものである。このように格子リブ8の吹出口内方に向
く面をも凸曲面11に形成することによって、温風の乱
流による騒音が防げるだけでなく、温風と格子リブ8と
の接触時間、つまり熱伝導率が高くなり、遠赤外線の照
射量をより増加することができる。
【0017】図11ないし図13はいずれも遠赤外線放
射板6の更に別実施例を示している。この実施例では、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14が四角形に形成さ
れ、この周縁取付部14の格子リブ8と連接する箇所に
狭幅とする緩衝部17を設けている。こうした場合は、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14を本体ケース1の内
壁に取り付けるときに生じる変形歪が緩衝部17で吸収
されて遠赤外線放射板6の板面中央部にまで影響を及ぼ
すようなことが無くなり、このため前記変形歪による遠
赤外線放射物質膜10のベース材9からの剥離を防止で
きる。もっとも、こうしたことは周縁取付部14が四角
形のものに限らず、円形もしくは楕円形などの形状に形
成される場合も全く同様なことがいえる。上記緩衝部1
7としては、周縁取付部14の格子リブ8との連接箇所
を狭幅とする以外に、肉薄にすること、または図13に
示すように小さい孔を設ける等してもよい。
【0018】なお、本発明は遠赤外線放射板6として、
上記実施例のごとき吹出口グリルを兼ねるもの以外に、
吹出口グリルとは別体に遠赤外線放射板を独自に形成し
てこれを吹出口グリルと並べて使用するようにしたもの
であってもよい。また、遠赤外線放射板6は、本体ケー
ス1の吹出口2の内部に配設するに代えて、図3に示す
ごとき吹出ノズルNを本体ケース1に取りつける場合は
その吹出ノズルNの内部に配設するもよい。更に、遠赤
外線放射板6はベース材9を無くして遠赤外線放射物質
のみで成形するものであってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の遠赤外線放射式のヘアードライ
ヤは、吹出口2側に配設される遠赤外線放射板6の格子
リブ8の表面の少なくとも吹出口外方へ向く面を凸曲面
11に形成したものである。したがって、格子リブ8の
表面積を増大できて遠赤外線照射量を増やすことができ
る。しかも通風孔7の開口大きさは通気抵抗が大きくな
らない程度にとどめられて通気抵抗を小さくすることが
でき、十分な吹き出しを確保し得るとともに、本体ケー
ス1内の熱こもり現象の発生を防止できる。加えて、そ
のように格子リブ8の少なくとも吹出口外方に面する表
面を凸曲面11の流線形状に形成することにより、風の
流れが円滑で乱流を発生せず、風切り音の騒音を低く抑
えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアードライヤの遠赤外線放射板の断面図であ
る。
【図2】ヘアードライヤの遠赤外線放射板の正面図であ
る。
【図3】ヘアードライヤの吹出口部分を切り欠いて示す
側面図である。
【図4】ヘアードライヤの遠赤外線放射板のベース材の
断面図である。
【図5】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
【図6】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
【図7】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
【図8】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
【図9】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
【図10】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図で
ある。
【図11】更に別実施例を示す遠赤外線放射板の正面図
である。
【図12】図11におけるX−X線断面図である。
【図13】更に又別実施例を示す遠赤外線放射板の一部
の正面図である。
【図14】従来例のヘアードライヤを示しており、図1
4(a)は正面図、図14(b)は吹出口グリルの一部
の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 吹出口 6 遠赤外線放射板 7 通風孔 8 格子リブ 9 ベース材 10 遠赤外線放射物質膜 11 凸曲面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の吹出口2側に、多数の通
    風孔7と各通風孔7を囲み、かつその表面の少なくとも
    吹出口外方へ向く面に遠赤外線放射物質を配した格子リ
    ブ8とを有する形の遠赤外線放射板6が配設されてお
    り、 遠赤外線放射板6の多数の格子リブ8個々の前記
    が、吹出口外方へ向けて凸となる凸曲面11に形成され
    ていることを特徴とするヘアードライヤ。
JP4108861A 1992-03-31 1992-03-31 ヘアードライヤ Expired - Lifetime JPH0824606B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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