JPH0833471B2 - 核燃料体のクリープ速度調整方法及び核燃料体 - Google Patents
核燃料体のクリープ速度調整方法及び核燃料体Info
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- JPH0833471B2 JPH0833471B2 JP2083674A JP8367490A JPH0833471B2 JP H0833471 B2 JPH0833471 B2 JP H0833471B2 JP 2083674 A JP2083674 A JP 2083674A JP 8367490 A JP8367490 A JP 8367490A JP H0833471 B2 JPH0833471 B2 JP H0833471B2
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- Japan
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- creep
- nuclear fuel
- diameter
- fuel body
- surface area
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は核燃料体に係り、詳しくは高燃焼度利用時に
必要とされる良好なFP(核分裂生成物)ガス保持性を有
すると共に良好なPCI(ペレット・被覆管相互作用)特
性を有するセラミック核燃料体のためのクリープ速度調
整方法ならびに同核燃料体に関するものである。
必要とされる良好なFP(核分裂生成物)ガス保持性を有
すると共に良好なPCI(ペレット・被覆管相互作用)特
性を有するセラミック核燃料体のためのクリープ速度調
整方法ならびに同核燃料体に関するものである。
(従来の技術) 原子燃料の高燃焼度利用のためには、当該燃料ペレッ
トは燃料棒内圧の上昇を抑える必要からFPガス(核分裂
生成物ガス)保持性が良好なこと、被覆管の破損につな
がらないためPCI(ペレットと被覆管の機械的相互作
用)特性が良好なこと、即ち、PCIを軽減できることが
求められ、前者に対しては結晶粒径を大きくすること、
後者に対しては可及的柔らかいペレットとすることが考
えられて種々の対策が講ぜられている。
トは燃料棒内圧の上昇を抑える必要からFPガス(核分裂
生成物ガス)保持性が良好なこと、被覆管の破損につな
がらないためPCI(ペレットと被覆管の機械的相互作
用)特性が良好なこと、即ち、PCIを軽減できることが
求められ、前者に対しては結晶粒径を大きくすること、
後者に対しては可及的柔らかいペレットとすることが考
えられて種々の対策が講ぜられている。
このうち、前者の結晶粒径を大きくすることについて
みると、FPガス保持性のためには上記の如く結晶粒径を
大きくする必要があると考えられるが、粒径(D)を大
きくすると該粒径の二乗(D2)に反比例してクリープ速
度が小さくなる。つまりペレットが硬くなってPCI時に
被覆管に与えるダメージが大きくなる結果を招来する。
みると、FPガス保持性のためには上記の如く結晶粒径を
大きくする必要があると考えられるが、粒径(D)を大
きくすると該粒径の二乗(D2)に反比例してクリープ速
度が小さくなる。つまりペレットが硬くなってPCI時に
被覆管に与えるダメージが大きくなる結果を招来する。
そこで、このための解決策として、ウラン,プルトニ
ウムの少なくとも1つの元素の二酸化物または該物質に
ガドリニアを添加した核燃料物質にAl2O3,SiO2を添加す
る外、更にNb2O5,TiO2を添加して原子の拡散速度を大き
くしたり(特開昭55−27942号公報,特公昭63−16716号
公報,特開昭63−73189号公報など参照)、あるいは大
粒径粒子の間に小粒粒子径をはさみ込み、滑り易くする
ことがとり上げられているが、Nb2O5等を添加したもの
は粒径が大きく、PCI特性の面では良好である反面、Nb2
O5,TiO2等の残存のためFPガスの放出率が大きくなり、
また、大粒径粒子の間に小粒径をはさみ込む方法では小
粒径部分でのFPガス放出率が大きくなって何れもFP保持
性の改善は余り望むことができない難がある。
ウムの少なくとも1つの元素の二酸化物または該物質に
ガドリニアを添加した核燃料物質にAl2O3,SiO2を添加す
る外、更にNb2O5,TiO2を添加して原子の拡散速度を大き
くしたり(特開昭55−27942号公報,特公昭63−16716号
公報,特開昭63−73189号公報など参照)、あるいは大
粒径粒子の間に小粒粒子径をはさみ込み、滑り易くする
ことがとり上げられているが、Nb2O5等を添加したもの
は粒径が大きく、PCI特性の面では良好である反面、Nb2
O5,TiO2等の残存のためFPガスの放出率が大きくなり、
また、大粒径粒子の間に小粒径をはさみ込む方法では小
粒径部分でのFPガス放出率が大きくなって何れもFP保持
性の改善は余り望むことができない難がある。
ところで、上記従来のUO2を始めとするセラミック燃
料において、ペレットの硬さ,換言すればPCI時に被覆
管に与えるダメージ、更にはFPガス保持性に影響を与え
る高温クリープ速度(υ)は1つの重要なパラメータで
あり、通常、結晶粒子の平均直径をDとして下記式でま
とめられている。
料において、ペレットの硬さ,換言すればPCI時に被覆
管に与えるダメージ、更にはFPガス保持性に影響を与え
る高温クリープ速度(υ)は1つの重要なパラメータで
あり、通常、結晶粒子の平均直径をDとして下記式でま
とめられている。
υ=1/D2f(T,ρ,σ) 但し、式中、Tは温度,ρは密度,σは圧力である。
そして試験結果もこの式に良く一致しているが、従来
の場合、式中における上記平均直径としては切片法また
は等価円面積法で求められる直径が適用されている。
の場合、式中における上記平均直径としては切片法また
は等価円面積法で求められる直径が適用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、現実の問題として上記方法で求めた平
均直径(D)が同じでもクリープ速度は必らずしも一致
せず、異なるという事実が実験の結果判明した。
均直径(D)が同じでもクリープ速度は必らずしも一致
せず、異なるという事実が実験の結果判明した。
即ち、一般的に考えれば、上記方法で求めた平均直径
(D)が同じであれば当然、クリープ速度は同じでなけ
ればならないことになるが、結晶粒形状がことなる場合
においてはそのことは必らずしも適合せず、クリープ速
度が異なるという実験的事実を知見した。
(D)が同じであれば当然、クリープ速度は同じでなけ
ればならないことになるが、結晶粒形状がことなる場合
においてはそのことは必らずしも適合せず、クリープ速
度が異なるという実験的事実を知見した。
つまり、平均直径(D)が同じでも結晶粒が円に近い
方がクリープ速度が小さいという事実を見出した。
方がクリープ速度が小さいという事実を見出した。
このようなことは、従来における平均直径にもとづく
高温クリープ速度式では説明できないところであり、高
燃焼度利用の観点からFPガス保持特性ならびにPCI特性
の改善が求められる核燃料体の結晶組織として今後にそ
の検討が望まれるところである。
高温クリープ速度式では説明できないところであり、高
燃焼度利用の観点からFPガス保持特性ならびにPCI特性
の改善が求められる核燃料体の結晶組織として今後にそ
の検討が望まれるところである。
本発明は上述の如き実状に対し、上記平均直径による
高温クリープ速度式にもとづく核燃料体のクリープ挙動
を新たに見直すことを課題とし、とくに高温クリープ挙
動は各結晶の各面での作用であることから直径よりもむ
しろ表面積がクリープ挙動を律しているとの予測のもと
に表面積をその函数として更に加味することを見出し、
これによって核燃料の高燃焼度利用時に必要とされる良
好なFPガス保持性と、良好なPCI特性を有する核燃料体
の結晶組織を規定することを目的とする。
高温クリープ速度式にもとづく核燃料体のクリープ挙動
を新たに見直すことを課題とし、とくに高温クリープ挙
動は各結晶の各面での作用であることから直径よりもむ
しろ表面積がクリープ挙動を律しているとの予測のもと
に表面積をその函数として更に加味することを見出し、
これによって核燃料の高燃焼度利用時に必要とされる良
好なFPガス保持性と、良好なPCI特性を有する核燃料体
の結晶組織を規定することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本発明の特徴とするところ
は、先ず、基本的にはUO2を含む核燃料体において、該
燃料体結晶粒の結晶粒子形状を変え、結晶粒子単位体積
または単位重量あたりの表面積を変化させることによっ
てクリープ挙動を変化調整することにある。
は、先ず、基本的にはUO2を含む核燃料体において、該
燃料体結晶粒の結晶粒子形状を変え、結晶粒子単位体積
または単位重量あたりの表面積を変化させることによっ
てクリープ挙動を変化調整することにある。
また、請求項2に記載した発明は上記発明をより具体
化したものであり、UO2を含む核燃料体において、前記
クリープ速度式に入れる粒径として等価円面積直径をD
とし、粒子表面積基準又は周囲長基準の直径をdとして
両者の関係をd=nDとしたとき、式dc=(1/n)2Dで規
定されるクリープ評価直径(dc)を前記粒径として適用
し、クリープ挙動を変化調整することを特徴とする。
化したものであり、UO2を含む核燃料体において、前記
クリープ速度式に入れる粒径として等価円面積直径をD
とし、粒子表面積基準又は周囲長基準の直径をdとして
両者の関係をd=nDとしたとき、式dc=(1/n)2Dで規
定されるクリープ評価直径(dc)を前記粒径として適用
し、クリープ挙動を変化調整することを特徴とする。
更に請求項3に記載した発明は上記方法を適用して作
成したセラミック核燃料体に関し、特に前記燃料体のク
リープ速度式において、等価円面積直径をDとし、粒子
表面積基準又は周囲長基準の直径をdとして両者の関係
をd=nDとしたとき、式、dc=(1/n)2Dで規定される
クリープ評価直径(dc)がその粒径として適用されるこ
とによってクリープ挙動の変化調整がなされてなり、か
つ、式中のnがn=1.1〜4の範囲に設定されているU
O2,(U,Gd)O2,(Pu,U)O2を含むセラミック核燃料体で
ある。
成したセラミック核燃料体に関し、特に前記燃料体のク
リープ速度式において、等価円面積直径をDとし、粒子
表面積基準又は周囲長基準の直径をdとして両者の関係
をd=nDとしたとき、式、dc=(1/n)2Dで規定される
クリープ評価直径(dc)がその粒径として適用されるこ
とによってクリープ挙動の変化調整がなされてなり、か
つ、式中のnがn=1.1〜4の範囲に設定されているU
O2,(U,Gd)O2,(Pu,U)O2を含むセラミック核燃料体で
ある。
以下、上記本発明を更に詳細に説明すると、先ず、本
発明は前述の如くUO2を含むセラミック燃料体の高温ク
リープ挙動は各結晶の各面での作用であることから切片
法あるいは等価円面積で求めた粒子直径のみを基準とす
るだけでは不充分で、むしろ、同直径より表面積がクリ
ープ挙動を律しているとの予測を立て、表面積を基準に
することから出発する。
発明は前述の如くUO2を含むセラミック燃料体の高温ク
リープ挙動は各結晶の各面での作用であることから切片
法あるいは等価円面積で求めた粒子直径のみを基準とす
るだけでは不充分で、むしろ、同直径より表面積がクリ
ープ挙動を律しているとの予測を立て、表面積を基準に
することから出発する。
即ち、クリープ効果粒径として表面積を基準とした粒
径(直径)をdとすると、一定体積(V)中の結晶粒子
数(N)は N=V/4/3π(d/2)3=6V/πd3 で示される。従って、それら粒子の表面積の総和(S)
は S=N×4π(d/2)2=6V/πd3×4π(d/2)2=6V/
d となる。
径(直径)をdとすると、一定体積(V)中の結晶粒子
数(N)は N=V/4/3π(d/2)3=6V/πd3 で示される。従って、それら粒子の表面積の総和(S)
は S=N×4π(d/2)2=6V/πd3×4π(d/2)2=6V/
d となる。
そこで、これを実際に適用してみるに、粒子形状が第
1図に示すような正八角形に近い凹をもたない粒子の場
合、等価円面積直径(Do)と表面積基準直径(do)とは
ほぼ等しく、doDo、また結晶粒断面積(S)と等価円
断面積(So)は略等しくS=So更に結晶粒円周長(l)
は等価円周長(lo)とほぼ等しくl=loとする。
1図に示すような正八角形に近い凹をもたない粒子の場
合、等価円面積直径(Do)と表面積基準直径(do)とは
ほぼ等しく、doDo、また結晶粒断面積(S)と等価円
断面積(So)は略等しくS=So更に結晶粒円周長(l)
は等価円周長(lo)とほぼ等しくl=loとする。
このとき、結晶粒の断面上での直径(Dr)と表面積の
代用値としての円周長(l)との関係は Dr=1/π×l=0.32lとなる。
代用値としての円周長(l)との関係は Dr=1/π×l=0.32lとなる。
当然、この場合、Do=Drである。
一方、第2図に示すような凹面をもつ粒子の場合は、
等価円面積直径をDi,表面積基準直径をdiとすると、当
然di>Diとなる。
等価円面積直径をDi,表面積基準直径をdiとすると、当
然di>Diとなる。
即ち、等価円面積直径より算出した結晶粒断面の円周
長(lo)はlo=πDi,そこで、粒子の周囲長が上記周囲
長(lo)に比しn倍大きな粒子を想定すると、その面積
(Si)はSi=(n)2Soとなる。
長(lo)はlo=πDi,そこで、粒子の周囲長が上記周囲
長(lo)に比しn倍大きな粒子を想定すると、その面積
(Si)はSi=(n)2Soとなる。
従って、So=6V/do,Si=6V/diより di=(1/n)2d0(1/n)2D0 …(1) これより結晶粒の表面積がクリープ挙動を律している
という考えに立てば等価円面積直径(Do)より(1/n)
2だけ小さい粒径である表面積基準直径(di)がクリー
プ挙動に影響すると予測される。
という考えに立てば等価円面積直径(Do)より(1/n)
2だけ小さい粒径である表面積基準直径(di)がクリー
プ挙動に影響すると予測される。
勿論、第1図のような場合は、n1であるから、di
=Doとなり、従来のクリープ式に含まれる。
=Doとなり、従来のクリープ式に含まれる。
かくして、前記本発明で規定する如く、各結晶の表面
積を基準としてクリープ速度式の補正を行うことがより
有効であり、粒径変化後のクリープ速度の予測がこれに
よってより正確に求められることとなる。
積を基準としてクリープ速度式の補正を行うことがより
有効であり、粒径変化後のクリープ速度の予測がこれに
よってより正確に求められることとなる。
(実施例) 以下、更に上記本発明の適正さを立証するため具体的
実施例として結晶粒形を変えた各UO2燃料ペレットを作
り、夫々についてクリープ速度を比較説明する。
実施例として結晶粒形を変えた各UO2燃料ペレットを作
り、夫々についてクリープ速度を比較説明する。
第3図及び第4図はそれぞれ本発明における予測をも
とに焼結条件をコントロールすることにより作った結晶
粒が正多角形ではなく、凹面を有するような金相を有す
るUO2ペレットならびに従来の製法で作った正多角形に
近く、前記n=1.0であるようなUO2ペレットの各結晶組
織である。前記第3図におけるUO2ペレットを製作後、1
400℃,45MPaで高温クリープ試験を実施し、密度補正後
のクリープ速度(υ1)として υ1=3×10-3/Hr を得た。
とに焼結条件をコントロールすることにより作った結晶
粒が正多角形ではなく、凹面を有するような金相を有す
るUO2ペレットならびに従来の製法で作った正多角形に
近く、前記n=1.0であるようなUO2ペレットの各結晶組
織である。前記第3図におけるUO2ペレットを製作後、1
400℃,45MPaで高温クリープ試験を実施し、密度補正後
のクリープ速度(υ1)として υ1=3×10-3/Hr を得た。
一方、第4図に示す如き結晶形を有するUO2ペレット
について同一条件でクリープ速度を実験により求めたと
ころ、この速度(υ2)は υ2=1×10-3/Hr であった。
について同一条件でクリープ速度を実験により求めたと
ころ、この速度(υ2)は υ2=1×10-3/Hr であった。
これに対し金相組織からの計算によれば第3図のUO2
ペレットの等価円面積直径(D1)は10μmであるが,平
均周囲長は等価円面積直径より算出した周囲長の1.5
倍、即ちn=1.5であった。
ペレットの等価円面積直径(D1)は10μmであるが,平
均周囲長は等価円面積直径より算出した周囲長の1.5
倍、即ちn=1.5であった。
一方、第4図に示すペレットの等価円積直径(D2)は
約8μmであった。この場合、n=1.0である。
約8μmであった。この場合、n=1.0である。
従って、この値より有効径d1,d2は d1=D1/(n)2=1/(1.5)2D1 d2=1/(1.0)2D2 そこでクリープ速度についてυ2を基準にしてυ1を
考察すると、 υ1/υ2=(d1/d2)-2=(1/(1.5)2 ×10/1/(1.0)2×8)-2=3.2 となり、υ1はυ2の約3倍で前記実験の結果と良く一
致する。
考察すると、 υ1/υ2=(d1/d2)-2=(1/(1.5)2 ×10/1/(1.0)2×8)-2=3.2 となり、υ1はυ2の約3倍で前記実験の結果と良く一
致する。
即ち、本発明によれば結晶粒形が異なる場合でもその
クリープ速度を正確に把握することができ、従来の結晶
粒子の平均粒径にもとづく高温クリープ速度の把握に対
し充分、補正がなされることが分かる。
クリープ速度を正確に把握することができ、従来の結晶
粒子の平均粒径にもとづく高温クリープ速度の把握に対
し充分、補正がなされることが分かる。
(発明の効果) 本発明は以上のようにUO2を含む核燃料体において、
高温クリープ速度が従来、結晶粒子の平均粒径をもとに
まとめられていたのを修正し、結晶の表面積がクリープ
挙動を律しているとの観点に立脚して表面積を基準とす
るようにしたものであり、結晶各面での作用を考慮し、
UO2ペレットのクリープ速度がより正確に求められるよ
うになると共に、この考え方に従えば、従来の単に粒径
を変化させるだけでなく、粒子形状を変え、結晶粒子単
位体積または単位重量あたりの表面積を変化させること
によってクリープ速度を調整することが可能となり、粒
子形状を上記の如く変化させて核燃料体のPCI特性の改
善を容易として高燃焼度利用時に必要とされるFPガス保
持性を有すると共に、クリープ速度に関連するPCI特性
の改善に極めて顕著な効果を奏する。
高温クリープ速度が従来、結晶粒子の平均粒径をもとに
まとめられていたのを修正し、結晶の表面積がクリープ
挙動を律しているとの観点に立脚して表面積を基準とす
るようにしたものであり、結晶各面での作用を考慮し、
UO2ペレットのクリープ速度がより正確に求められるよ
うになると共に、この考え方に従えば、従来の単に粒径
を変化させるだけでなく、粒子形状を変え、結晶粒子単
位体積または単位重量あたりの表面積を変化させること
によってクリープ速度を調整することが可能となり、粒
子形状を上記の如く変化させて核燃料体のPCI特性の改
善を容易として高燃焼度利用時に必要とされるFPガス保
持性を有すると共に、クリープ速度に関連するPCI特性
の改善に極めて顕著な効果を奏する。
請求項2記載の発明はクリープ速度を予測する手段を
提起し、上記クリープ挙動の変化調整を更に具体的なら
しめるものであり、また請求項3記載の発明はこのよう
にして製作される高燃焼度利用に有効な核燃料体であ
る。
提起し、上記クリープ挙動の変化調整を更に具体的なら
しめるものであり、また請求項3記載の発明はこのよう
にして製作される高燃焼度利用に有効な核燃料体であ
る。
第1図は通常の結晶粒子の粒形及びその等価円の各断面
の状態を示す図、第2図は凹をもつ結晶粒子の粒形及び
その等価円の各断面状態を示す図、第3図は周囲長を大
きくした試料(n=1.5)の金相組織を示す顕微鏡写
真、第4図は標準試料(n=1.0)の金相組織を示す顕
微鏡写真である。
の状態を示す図、第2図は凹をもつ結晶粒子の粒形及び
その等価円の各断面状態を示す図、第3図は周囲長を大
きくした試料(n=1.5)の金相組織を示す顕微鏡写
真、第4図は標準試料(n=1.0)の金相組織を示す顕
微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 中国電力株式会社 広島県広島市中区小町4番33号 (71)出願人 999999999 日本原子力発電株式会社 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 (71)出願人 999999999 原子燃料工業株式会社 東京都港区西新橋3丁目23番5号 (72)発明者 渡海 和俊 大阪府堺市上野芝町7丁12番2―302 (72)発明者 高野 哲也 宮城県仙台市青葉区荒巻本沢3丁目7―1 ―714号 (72)発明者 玉越 武 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 中島 博文 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 日 本原子力発電株式会社内 (72)発明者 河西 清 大阪府東大阪市鴻池46番地の2 (56)参考文献 特開 昭55−27942(JP,A) 特開 昭63−73189(JP,A) 特開 昭62−280688(JP,A) 特公 昭63−16716(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】UO2を含む核燃料体において、該燃料体結
晶粒の結晶粒子形状を変え、結晶粒子単位体積または単
位重量あたりの表面積を変化させることによってクリー
プ挙動を変化調整することを特徴とする核燃料体のクリ
ープ速度調整方法。 - 【請求項2】UO2を含む核燃料体において、クリープ速
度式に入れる粒径として等価円面積直径をDとし、粒子
表面積基準又は周囲長の基準の直径をdとして両者の関
係をd=nDとしたとき、式dc=(1/n)2Dで規定される
クリープ評価直径(dc)を前記粒径として適用し、クリ
ープ挙動を変化調整することを特徴とする核燃料体のク
リープ速度調整方法。 - 【請求項3】UO2,(U,Gd)O2,(Pu,U)O2を含むセラミ
ックス核燃料体であって、該燃料体はクリープ速度式に
おいて等価円面積直径をDとし、粒子表面積基準又は周
囲長基準の直径dとして両者の関係をd=nDとしたと
き、式dc=(1/n)2Dで規定されるクリープ評価直径(d
c)がその粒径として適用されることによってクリープ
挙動の変化調整がなされてなり、かつ式中のnがn=1.
1〜4の範囲に設定されていることを特徴とする核燃料
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083674A JPH0833471B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核燃料体のクリープ速度調整方法及び核燃料体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083674A JPH0833471B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核燃料体のクリープ速度調整方法及び核燃料体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03282295A JPH03282295A (ja) | 1991-12-12 |
| JPH0833471B2 true JPH0833471B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=13809033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2083674A Expired - Lifetime JPH0833471B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核燃料体のクリープ速度調整方法及び核燃料体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833471B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6316716B2 (ja) | 2014-09-17 | 2018-04-25 | 東洋ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2083674A patent/JPH0833471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6316716B2 (ja) | 2014-09-17 | 2018-04-25 | 東洋ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03282295A (ja) | 1991-12-12 |
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