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JPH0840B2 - 活性酸素抑制組成物及びその製造方法並びに血圧抑制剤 - Google Patents
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JPH0840B2 - 活性酸素抑制組成物及びその製造方法並びに血圧抑制剤 - Google Patents

活性酸素抑制組成物及びその製造方法並びに血圧抑制剤

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JPH0840B2
JPH0840B2 JP4199082A JP19908292A JPH0840B2 JP H0840 B2 JPH0840 B2 JP H0840B2 JP 4199082 A JP4199082 A JP 4199082A JP 19908292 A JP19908292 A JP 19908292A JP H0840 B2 JPH0840 B2 JP H0840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性酸素抑制組成物及
びその製造方法並びに血圧抑制剤に関する。本発明は、
活性酸素(O )が原因となる各種の病気、例えば、
血流障害による病気(心筋梗塞、脳卒中、高血圧、生理
痛、肩こり、神経痛、腰痛、二日酔い等)、成人病・内
科疾患(癌、腎炎、肝炎、糖尿病等)、美容・皮膚病
(しみ、そばかす、肌荒れ、冷え症、便秘、しわ、アト
ピー性皮膚炎等)等の治療、改良等に広く利用される。
【0002】
【従来の技術】スーパーオキシドジスムターゼ(SOD
という。)は、酸素分子の1電子還元で生成するスーパ
ーオキシドラジカル(superoxide radi
cal,O )の不均化反応(下式)を拡散律速に近
い速さで触媒し、細胞内のO 濃度を低下させる酵素
である。 O +O +2H→H+O 近年、O が生体に有害ならば、その除去酵素である
このSODは、生体を活性酸素毒性から守るために存在
する筈のものであり、従って、この活性酸素を起因とし
て生じると考えられる病気等に有用であるとの観点か
ら、その反応機構、生理機構等が研究されている〔「活
性酸素−生物での生成・消去・作用の分子機構」(新装
版2刷、共立出版株式会社発行、中野稔ら編著)P.2
23〜230)〕。また、癌細胞では活性酸素抑制活性
が低いという事実があり、更に、SODと発癌との直接
因果関係は明らかではないが、SOD又はSOD様物質
を癌細胞に注入すると、増殖を抑えるという報告(記
述)もある(同、P.64)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安全で且つ活性酸素抑
制作用のある食品(組成物)があれば、人の健康及び美
容にとって、極めて有用なものとなり、その必要性は極
めて大きい。特に、近年のようにストレスが多く且つ多
くの病気が発生している状況においては、特に、その必
要性が大きい。
【0004】本発明は、米糠類及び大豆類を原料として
用い、7.5〜10のpHにて発酵させて得た発酵水溶
液に、水溶性緑茶抽出エキスを含有させてなる、安全で
且つ優れた活性酸素抑制作用を有する組成物及びその製
造方法並びに血圧抑制剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の観点より、本発明
者等は、この活性酸素抑制作用を有する組成物及び血圧
抑制剤として、安全な発酵物を利用したものはないか等
について、鋭意、種々検討した所、上記発酵水溶液に水
溶性緑茶抽出エキスを配合することにより、その目的を
達成できることを発見して、本発明を完成するに至った
ものである。本第1発明の活性酸素抑制組成物は、米糠
類、大豆類及び水を含み、アルカリ剤にてpHを7.5
〜10に調整された液体培地に納豆菌若しくは枯草菌を
接種し、好気性雰囲気下において培養させ、濾過して製
造した発酵水溶液又は該発酵水溶液の蒸発残分に、水及
びエタノールのうちの少なくとも1種を含む溶媒にて抽
出してなる水溶性緑茶抽出エキス又は該水溶性緑茶抽出
エキスの蒸発残分を含有させてなることを特徴とする。
また、第3発明は水溶液状の活性酸素抑制組成物を製造
する方法であり、第7発明は第1発明の活性酸素抑制組
成物を血圧抑制剤として利用したものである。
【0006】この「緑茶抽出エキス」とは、茶葉から水
及びエタノールのうちの少なくとも1種を含む溶媒にて
抽出して水溶性のものとしたものであり、抽出成分の濃
度は、5〜50重量%程度とすることができる。そし
て、この緑茶抽出エキスの配合割合は、第2、第6及び
第8発明に示すように、その蒸発残分換算にて、上記発
酵水溶液の蒸発残分100重量部に対して1〜50重量
部とすることができる。これが、1重量部未満では、そ
の効果が十分に期待できないし、50重量部を越える
と、味覚的に飲用することが困難となるためである。
【0007】また、発酵水溶液若しくはこの蒸発残分に
フラボイドを含有させた組成物とすることができる。こ
の「フラボノイド」は、広く植物界に分布しており、二
つのフェニル基がピラン環あるいはそれに近い構造の3
個の炭素原子をはさんで結合している、いわゆるC
−C炭素骨格から成る化合物群である。このフラ
ボノイドは、緑茶抽出エキス中の蒸発残分に対して、1
3〜14重量%含まれている。そして、このフラボノイ
ドの配合割合は、発酵水溶液100重量部(例えばエキ
ス濃度が40〜50重量%の場合)に対して0.1〜7
重量部程度とすることができる。これが、0.1重量部
未満では、その効果が十分に期待できないし、7重量部
を越えると味覚的に飲用することが困難となるためであ
る。
【0008】上記「米糠類」とは、米胚芽、脱脂米胚
芽、米糠、脱脂米糠等をいい、「大豆類」とは、脱脂大
豆、キナ粉、大豆粉、大豆カス、これらの加水分解物等
をいう。通常、これらの添加割合は、米糠類を100重
量部とする場合、大豆類が10〜20重量部である。ま
た、発酵に通常用いられるグルコース等の炭素源等の栄
養源を用いることもできる。この発酵条件は、通常、p
Hが7.5〜10(特に9前後)、培養温度が40〜4
5℃程度である。尚、培地原料としてはプロテアーゼを
用いることができる。この場合は、大豆ペプチドを更に
分解するので、有用である。
【0009】上記「発酵水溶液」としては、培養させた
培養発酵水溶液を濾過したままの液でもよいし、これを
脱色等の後処理をした液でもよいし、これを濃縮した濃
縮液でもよい。尚、上記のように、この発酵水溶液の蒸
発残分(固形分)を用いてもよい。
【0010】また、水溶性緑茶抽出エキス若しくはこの
蒸発残分にフィチン酸及びその塩の少なくとも一方を含
有させた組成物とすることができる。上記「フィチン
酸」としては、合成フィチン酸でも、抽出単離したフィ
チン酸でもよい。また、「その塩」としては、非毒性塩
が用いられ、金属、有機塩基、塩基性アミノ酸、有機エ
ステル残基等との塩が用いられ、例えば、カリウム、ナ
トリウム、アルギニン、オルニチン、リジン、ヒスチジ
ン、グルカミン、モノエタノールアミン等の塩とするこ
とができる。このフィチン酸が酸性を示すことから、通
常、pHが6〜8程度のその塩を用いる。通常、この塩
は水溶性のものである。また、このフィチン酸及びその
塩類は、上記発酵水溶液に多く含まれており、リン濃度
より換算すると、この蒸発残分100重量部に対して、
フィチン酸相当物が6〜7重量部含まれている。従っ
て、フィチン酸等に所定量の緑茶抽出エキスを含有して
も、上記発明の場合と同様に、同等の効果が確実に得ら
れるものと考えられる。
【0011】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (1)発酵水溶液の製造及び活性酸素抑制組成物及び血
圧抑制剤の試験品の調製 まず、以下に示す方法により発酵水溶液を製造する。即
ち、脱脂米糠;30kg、大豆かす(又は脱脂大豆);
3kg、苦汁;5kg、水;500kgを使用した。
尚、pHは9前後である。上記培地を121℃、30分
にて殺菌し、その後冷却し、次いで、納豆菌(製造元;
成瀬醗酵化学研究所)0.05Kgを接種し、40〜4
5℃にて約48時間、通気、撹拌して培養させた。
【0012】その後、この培養物を圧搾濾過し、活性炭
及びパーライトで処理をして脱臭、脱色をし、ほぼ透明
の発酵水溶液(発酵エキス)を得た。尚、この活性炭と
しては、粉末活性炭(活性炭S、活性炭K等)、粒状活
性炭(活性炭SG等)の種々のものを使用でき、パーラ
イトとしては、「パーライトNo.4180」(ダイカ
ラインオリエント(株)製)を使用した。この発酵水溶
液は、無色若しくは淡黄色の透明液体であり、発酵の香
味があり、水分92〜94%(常圧加熱乾燥法によ
る。)、リン約300〜400mg/100g(バナド
モリブデン分析方法による。)で、一般生菌、大腸菌、
カビ、酵母並びに砒素、鉛、カドミウム、スズは検出さ
れなかった。
【0013】本活性酸素抑制組成物及び血圧抑制剤の試
験品1としては、上記発酵水溶液100重量部に対し
て、3重量部の緑茶抽出エキス(水又はエタノール抽出
液、固形分濃度;47〜48重量%、比重;1.07〜
1.09)を配合したもの(蒸発残分比が発酵水溶液分
/抽出エキス分=100:20)を用いた。尚、この固
形分濃度はBrix値として求め、エタノール及びグリ
セリン(主としてエタノール)濃度が約50重量%、水
濃度が約2.6重量%である。
【0014】(2)性能評価 (A)活性酸素抑制作用について 以下の条件下において、Hに関する試験(表1、
表2)、OHに関する試験(表3)、O−キサンチン
系における試験(表4)を行い、その結果を各表に示し
た。テスト品としては、上記試験品1としては水による
5倍希釈液を使用した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】以上の表1〜4に示すように、本試験品1
においては、コントロール品と比べて活性酸素抑制作用
に優れることを示している。尚、以上より活性酸素抑制
活性は、460ユニット/ml(1カップ10ml)と
いえる。更に、発酵水溶液及び緑茶抽出エキスの相乗効
果について以下のような試験をした。即ち、下記の配合
割合からなる各試料(No.A〜C)を調製した。 上記各試料を、以下に示す測定方法により活性酸素抑制
活性を測定した
【0020】〔活性酸素抑制活性の測定方法〕 本方法はEPR(電子スピン共鳴)装置を用いる方法で
あり、最近、(財)日本食品分析センターにて試験項
目;「スーパーオキシド消去活性」として行われるよう
になった方法である。即ち、まず、上記各均一化試料1
gに0.1Mリン酸緩衝液(pH7.8)を加え、充分
に抽出を行い抽出液を得る。その後、以下に示す試薬を
混合する。 2mMヒポキサンチン/リン酸緩衝液 50μl 5.5mM DETAPAC(diethlenetr
iaminepentaacetic acid)/リ
ン酸緩衝液35μl 抽出液或いは標準SOD(スーパーオキシドジスムター
ゼ)50μl DMPO(5,5−dimethyl−1−pyrro
line−1−oxide)15μl 0.4units/mlキサンチンオキシターゼ/リン
酸緩衝液 50μl 次いで、この混合液を、特殊偏平セル(日本電子株式会
社製、容量;約130μl)に吸い取り、ESR装置
(日本電子株式会社製、JES−FR80型)にセット
し、40秒後に掃引を開始して、以下に示すESR操作
条件にて測定を行った。尚、この活性酸素抑制活性測定
は、試料調整後1日後の溶液を測定したものである。 〔ESR操作条件〕 温度 室温 マイクロ波出力 8mW 磁場 334.7mT±5mT 変調 100kHz,0.79×0.1mT 増幅率 3.2×100 応答時間 0.1秒 掃引時間 2分
【0021】そして、Mn2+のピーク高と測定シグナ
ルのピーク高の比を求める。次いで、標準SOD(0〜
15units/ml)で検量線を作成し、抽出液で得
た値を内挿し試料中の消去活性を算出した。この結果は
以下の通りである。単位はUNIT/gである。「活性
相加理論値」は、試料No.A及びBの各活性酸素抑制
活性値を用いて単に積算したものである。 発酵水溶液及び緑茶抽出エキスを含むNo.Cでは、実
際の活性酸素抑制活性値が活性相加理論値の1.15倍
を示し、相乗効果をあることを示している。
【0022】(B)ラットの血圧上昇期における血圧の
変動について 以下の条件下において、上記発酵水溶液100重量部に
対して、上記緑茶抽出エキス1.5重量部を配合したも
のを試験品2とし、この試験品2の投与による血圧の変
動を評価した。その結果を図1に示す。
【0023】〔試験条件〕 動物:ラット;対照用・雄3匹、試験品用・雄4匹、
計7匹。そして、このラットの齢は6週齢で、その血圧
は150mmHg以上である。尚、このラットは3週齢
より血圧が上がる遺伝的性質を持つラット(以下、SH
Rという。)である。 試験投与法:給水ピンにより自由摂取。 室内:温度 23±1℃、湿度 50%±10%。 飲料:上記試験品2(SOD対応)の10%溶液にグ
ルコース及びクエン酸を入れ飲みやすくした。 血圧測定;1回/2週。 使用飼料;いずれも共通の飼料(オリエンタル酵母社
製「MF」)を用いた。 この結果によれば、対照群と比べて、本試験品2を用い
る場合は、血圧上昇を抑制する効果があることを示して
いる。
【0024】(C)ラットの高血圧完成期における血圧
の変動について 以下の条件以外は上記と同じ条件により、試験品2の投
与による血圧の変動を評価した。その結果を図2に示
す。〔試験条件〕動物:ラット(上記SHR);対照
用・雄4匹、試験品用・雄4匹、計8匹。そして、この
ラットの齢は12〜15週齢で、その血圧は180mm
Hg以上である。これ以外の条件は、上記と同じであ
る。この結果によれば、図2に示すように、高血圧を抑
制する効果あると同時に投与時間の経過に伴って抑制効
果に優れることを示している。
【0025】(D)モニター試験 上記発酵水溶液60重量部、上記緑茶抽出エキス1.2
重量部及びオリゴ糖14重量部、主に他は精製水からな
る試験品(10ml入りポーション)を人に使用すると
いうモニター試験をした所、以下のような良好な結果を
得た。 A(58才、女性) 〔モニター開始前の症状〕顔が黒ずんでいて、階段の昇
り降りが大変つらく、血圧も165と高く降下剤を常飲
していた。 〔毎日2個飲料後の結果〕1週間ほどで足が軽くなっ
た。降下剤は止め、3週間ほどで血圧が130になっ
た。2ヵ月で、顔が見違えるほど白くなる。10才は若
く見えるようになった。
【0026】B(70才、男性) 〔モニター開始前の症状〕日常でも心肺機能が弱いため
階段を昇ると息が切れて、足も引きずるようだった。 〔毎日3個(朝・昼・晩)飲料後の結果〕2週間ほど
で、体が軽く感じられ始める。1ヵ月ほどで、階段を昇
っても息が切れなくなる。4ヵ月後に病院で心肺機能を
見てもらったところかなりよくなっている。この冬は始
めて、風邪をひかずに入院の必要はなく元気であった。
【0027】C(52才、女性) 〔モニター開始前の症状〕高血圧で糖尿病や便秘に悩ま
されていた。血圧は上が180で下が95である。 〔毎日2個(2ヵ月間)その後毎日1個飲料後の結果〕
4日目より尿が今までの2倍ほど出るようになり体の調
子も良くなる。宿便も3日に一度出るようになる。その
後2日に一度になる。2ヵ月後に医師から血圧降下剤を
飲まなくても良いと言われる。血圧は、上が145、下
が78になり、薬を必要としなくなった。
【0028】D(23才、女性) 〔モニター開始前の症状〕幼少の頃より便秘がひどく1
0日から2週間に1回の通便であった。顔にも細かい吹
出物が常にあり、皮膚もカサカサとした状態であった。
どちらかと言うと細身であるが下腹部が幼児体形のよう
に突き出ていて、かなり悩んでいた。 〔最初の2日5個その後毎日2個飲料後の結果〕翌日の
朝、通便があった。それより毎日通便がある。1ヵ月半
後には、顔のブツブツが全くなくなり、肌がつややかに
なった。化粧のりがとても良くなった。
【0029】E(70才、女性) 〔モニター開始前の症状〕血圧200の高血圧のため入
院していた。 〔毎日2個(朝・晩)飲料後の結果〕10日ほどで血圧
が下がり、退院することができた。現在140である。
【0030】F(68才、女性) 〔モニター開始前の症状〕疲れが残り体がだるく、体も
固くなっていた。 〔毎日2個(朝・夕)飲料後の結果〕2日目より肌がし
っとりして化粧のりが良くなった。2週間目より疲れも
抜けて、体が軽く思うように動くようになった。
【0031】G(45才、男性) 〔モニター開始前の症状〕糖尿病で度々2〜3週間の入
院を繰り返していて、その治療中に肝臓を痛めた。 〔毎日2個飲料後の結果〕2ヵ月後肝臓は、完全に良く
なったと医師に言われ4ヵ月後糖尿病も良くなり、仕事
ができるまでになり社会復帰ができた。入院の必要はな
くなった。
【0032】(E)実施例の効果のまとめ 上記のように、本発酵水溶液は有害な菌及び重金属は認
められず、且つ完全な天然原料による自然発酵物のた
め、安全である。そして、上記結果に示すように、活性
酸素抑制作用に優れるので、上記のように血圧抑制効果
に優れる結果を示している。尚、この活性酸素抑制作用
に優れることから、血圧抑制効果以外にも、この活性酸
素抑制作用に起因する効果は、同様に期待されるものと
いえる。更に、この発酵水溶液は、上記緑茶抽出エキス
を体内に有効に取り込む作用があるものと、本発明者等
は考えている。この点は、今後の詳細な研究を待つ必要
があるが、いずれにしても、本発酵水溶液と緑茶抽出エ
キスを併用すれば、活性酸素抑制作用に優れるととも
に、安心して人が飲用でき、更に人体にとって大変有用
である。また、発酵水溶液(若しくはその蒸発残分)及
び水溶性緑茶抽出エキス(若しくはその蒸発残分)は、
いずれも水溶性のため、前述の試験に示すように水に溶
解させて水溶液飲料、食品等として使用することがで
き、そのため体内での吸収に優れるといえる。更に、上
記(D)のモニター試験に示すように、ポーション(フ
レッシュミルクを入れている小さな容器形状をいう。)
型容器にこの試験品(水溶液)を入れた飲料(食品)と
して試験しているように、種々の水溶液商品(飲料、ド
リンク剤等)とすることも容易である。
【0033】尚、本発明においては、上記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
上記発酵水溶液等と水溶性緑茶抽出エキス等とからなる
組成物は、吸液性粉末等に含浸させた粉末品、造粒
品、他の粉末成分(増量剤等)に配合してなる錠剤、
又はマイクロカプセル、ソフトカプセル、ハードカプ
セル、あめ、ゼリー、及びビスケット等に充填若しくは
配合させたもの等として利用できる。また、これらの組
成物を所定容器に充填してなる商品形態についても、特
に限定されず、例えば、上記実施例にて言及しているよ
うなポーション型でもよいし、他形状容器に充填しても
よいし、粉末品をスティック状容器(袋)に充填したも
のでもよいし、更に、従来の清涼飲料水、ドリンク剤、
乳製品、油剤化製品等に配合、分散して使用してもよ
い。尚、この分散は油中水型、水中油型を問わない。
【0034】
【発明の効果】本発明の組成物は活性酸素抑制効果に優
れる。従って、この活性酸素抑制組成物の使用により、
活性酸素が原因となる各種の病気、例えば、血流障害に
よる病気(心筋梗塞、脳卒中、高血圧、生理痛、肩こ
り、神経痛、腰痛、二日酔い等)、成人病・内科疾
(癌、腎炎、肝炎、糖尿病等)、美容・皮膚病(しみ、
そばかす、肌荒れ、冷え症、便秘、しわ、アトピー性皮
膚炎等)等の治療、改良等に優れた効果を発揮するもの
と考えられる。また、本発明の製造方法によれば、活性
酸素抑制効果に優れる水溶性組成物を容易に製造、調製
できる。本発明の血圧抑制剤は、血圧の抑制効果に優れ
る。更に、本発明は水溶性の活性酸素抑制組成物及び血
圧抑制剤であるので、吸収効果に優れるとともに、水溶
性飲料・食品等としてその適用分野が広くなる。
【0035】また、特に、本発明に主成分として用いら
れる発酵水溶液は、完全な天然原料による自然発酵物の
ため、有害な菌及び重金属は認められず、安全であると
ともに本来、活性酸素抑制及び血圧抑制として有用な米
糠及び大豆製品を原料としているので、且つ有用な窒素
化合物(アミノ酸等)、灰分、リン化合物等が含まれて
いるので、大変バランスの良い活性酸素抑制組成物及び
血圧抑制剤である。更に、緑茶抽出エキスも天然物を利
用したもののため、これを含む活性酸素抑制組成物及び
血圧抑制剤の安全性も優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるSHRの血圧上昇期における血
圧の変動を示すグラフである。
【図2】実施例におけるSHRの高血圧完成期における
血圧の変動を示すグラフである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米糠類、大豆類及び水を含み、アルカリ
    剤にてpHを7.5〜10に調整された液体培地に納豆
    菌若しくは枯草菌を接種し、好気性雰囲気下において培
    養させ、濾過して製造した発酵水溶液又は該発酵水溶液
    の蒸発残分に、水及びエタノールのうちの少なくとも1
    種を含む溶媒にて抽出してなる水溶性緑茶抽出エキス又
    は該水溶性緑茶抽出エキスの蒸発残分を含有させてなる
    ことを特徴とする活性酸素抑制組成物。
  2. 【請求項2】 上記緑茶抽出エキスは、その蒸発残分換
    算にて、上記発酵液の蒸発残分100重量部に対して1
    〜50重量部配合される請求項1記載の活性酸素抑制組
    成物。
  3. 【請求項3】 米糠類、大豆類及び水を含み、アルカリ
    剤にてpHを7.5〜10に調整された液体培地に納豆
    菌若しくは枯草菌を接種し、好気性雰囲気下において培
    養させ、濾過して発酵水溶液を製造し、該発酵水溶液
    に、水及びエタノールのうちの少なくとも1種を含む溶
    媒にて抽出して製造された水溶性緑茶抽出エキスを配合
    して、水溶液状の活性酸素抑制組成物を製造することを
    特徴とする活性酸素抑制組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記大豆類の配合割合は、上記米糠類1
    00重量部とする場合、10〜20重量部である請求項
    3記載の活性酸素抑制組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 培養の際の上記pHは8〜10である請
    求項3又は4記載の活性酸素抑制組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記緑茶抽出エキスは、その蒸発残分換
    算にて、上記発酵液の蒸発残分100重量部に対して1
    〜50重量部配合される請求項3乃至5のいずれかに記
    載の活性酸素抑制組成物の製造方法。
  7. 【請求項7】 米糠類、大豆類及び水を含み、アルカリ
    剤にてpHを7.5〜10に調整された液体培地に納豆
    菌若しくは枯草菌を接種し、好気性雰囲気下において培
    養させ、濾過して製造した発酵水溶液又は該発酵水溶液
    の蒸発残分に、水及びエタノールのうちの少なくとも1
    種を含む溶媒にて抽出してなる水溶性緑茶抽出エキス又
    は該水溶性緑茶抽出エキスの蒸発残分を含有させてなる
    ことを特徴とする血圧抑制剤。
  8. 【請求項8】 上記緑茶抽出エキスは、その蒸発残分換
    算にて、上記発酵液の蒸発残分100重量部に対して1
    〜50重量部配合される請求項7記載の血圧抑制剤。
JP4199082A 1991-10-31 1992-07-01 活性酸素抑制組成物及びその製造方法並びに血圧抑制剤 Expired - Lifetime JPH0840B2 (ja)

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