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2013年以降(2021~2022年は阪神で施行)における前走の着順別の成績を検証すると、1~3着馬36頭中33頭が前走でも3着以内を確保していた。前走で複勝圏を逃がしていた馬は、1勝、2着1回、3着1回と、かなり苦戦している。なお、4着以下敗退から巻き返しに成功した3頭はいずれも、皐月賞で4着以内に入った経験があった。右回りのクラシックレースで善戦経験がないうえに、前走で4着以下に敗れていた馬は期待薄とみるべきだろう。前走のステップ別では、6勝を含む3着以内15頭の神戸新聞杯組が一歩リード。なかでも、0秒3差以上で制した馬に限れば【2.0.2.0】と崩れていない。舞台となる京都芝3000mは外回りを使用。広いコースの長丁場ではあるが、最初のコーナーまでの距離が短いため、ポジショニングの重要度が高い。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
人気薄で勝つのはこの上なく困難なレースで、グレード制導入以降、2桁人気の勝ち馬は2002年のヒシミラクル(10番人気)しかいない。2013年以降に2桁人気で3着以内に入った馬は3頭いるが、単勝オッズ50倍以上の好走例は皆無。超人気薄の出番はない。一方で、人気サイドが盤石の地位を築いているわけではなく、2013年以降に1番人気で制した馬は4頭いるが、みな神戸新聞杯の最先着馬だった。したがって、神戸新聞杯で上位争いをしていない馬が1番人気に推された場合は、波乱の可能性まで考慮して馬券を組み立てたほうがいいだろう。
◆人気別成績(過去20年)
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 8-1-4-7 | 40.0% | 45.0% | 65.0% | 85.0% | 87.5% |
| 2番人気 | 2-5-0-13 | 10.0% | 35.0% | 35.0% | 39.0% | 57.0% |
| 3番人気 | 2-1-4-13 | 10.0% | 15.0% | 35.0% | 67.0% | 81.5% |
| 4番人気 | 3-3-1-13 | 15.0% | 30.0% | 35.0% | 118.5% | 95.5% |
| 5番人気 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% | 67.0% | 69.0% |
| 6~9番人気 | 4-6-7-63 | 5.0% | 12.5% | 21.3% | 126.4% | 101.3% |
| 10番人気以下 | 0-2-3-172 | 0.0% | 1.1% | 2.8% | 0.0% | 25.3% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
| 単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.9倍以下 | 5-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 130.0% | 108.0% |
| 2.0~2.9倍 | 1-1-2-3 | 14.3% | 28.6% | 57.1% | 32.9% | 71.4% |
| 3.0~4.9倍 | 4-4-2-8 | 22.2% | 44.4% | 55.6% | 88.9% | 95.0% |
| 5.0~7.9倍 | 3-3-1-15 | 13.6% | 27.3% | 31.8% | 94.1% | 67.7% |
| 8.0~14.9倍 | 4-3-3-32 | 9.5% | 16.7% | 23.8% | 105.5% | 72.6% |
| 15.0~19.9倍 | 1-2-3-20 | 3.8% | 11.5% | 23.1% | 73.8% | 111.5% |
| 20.0~49.9倍 | 2-6-8-80 | 2.1% | 8.3% | 16.7% | 70.2% | 90.1% |
| 50.0倍以上 | 0-1-1-139 | 0.0% | 0.7% | 1.4% | 0.0% | 11.0% |
◆配当(過去10年)
| 馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1,450円 | 110円 | 654円 |
| 複勝 | 1,110円 | 110円 | 323円 |
| 枠連 | 3,070円 | 510円 | 1,470円 |
| 馬連 | 10,660円 | 910円 | 3,362円 |
| ワイド | 12,360円 | 260円 | 1,935円 |
| 馬単 | 15,890円 | 1,010円 | 6,003円 |
| 3連複 | 136,350円 | 1,570円 | 20,995円 |
| 3連単 | 559,700円 | 8,740円 | 94,214円 |
【脚質】
脚質については、やや先行優勢。2013年以降、最終4角10番手以降の位置から突き抜けた馬はゼロ。勝ち馬で最も後ろのポジションは最終4角8番手となっている。大箱コースであるにもかかわらず、想像以上に追い込みがきかないことは、念頭に置くべきだ。ましてや、大外ブン回しの直線一気となると、アタマに限ればノーチャンス。無欲の人気薄勢による突っ込みを狙うとしても、ヒモまでと決めつけて差しつかえない。中団より前の位置を取り、なおかつ速い上がりにも対応できる馬が強みを発揮するレースといえよう。
◆脚質別成績(過去20年)
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 2-0-2-23 | 7.4% | 7.4% | 14.8% | 56.7% | 38.5% |
| 先行 | 11-7-8-50 | 14.5% | 23.7% | 34.2% | 98.3% | 123.8% |
| 差し | 7-11-8-125 | 4.6% | 11.9% | 17.2% | 57.2% | 55.8% |
| 追込 | 0-2-2-99 | 0.0% | 1.9% | 3.9% | 0.0% | 14.8% |
【枠順】
2013年以降、内寄りの1~3枠が7勝と活躍。3000mの長丁場だけに、道中のロスを抑えやすい内めの枠が優位であることは間違いないだろう。ただし、過度の内枠依存は禁物。1桁馬番の1~3着独占は皆無で、ワンツーフィニッシュも二度だけ。複勝圏内に関しても36頭中14頭と、過半数にも至らない。こうした傾向を踏まえると、「内枠×内枠」よりも「内枠×それ以外」の組み合わせで攻めるのがベターとなる。
◆枠順別成績(過去20年)
| 枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 3-1-1-35 | 7.5% | 10.0% | 12.5% | 68.8% | 51.8% |
| 2枠 | 5-4-2-29 | 12.5% | 22.5% | 27.5% | 66.0% | 81.3% |
| 3枠 | 2-1-2-35 | 5.0% | 7.5% | 12.5% | 74.3% | 48.3% |
| 4枠 | 1-1-1-37 | 2.5% | 5.0% | 7.5% | 2.5% | 21.5% |
| 5枠 | 1-3-3-33 | 2.5% | 10.0% | 17.5% | 21.0% | 51.3% |
| 6枠 | 1-3-3-33 | 2.5% | 10.0% | 17.5% | 36.3% | 87.5% |
| 7枠 | 5-4-5-44 | 8.6% | 15.5% | 24.1% | 30.0% | 68.8% |
| 8枠 | 2-3-3-51 | 3.4% | 8.5% | 13.6% | 87.3% | 46.4% |
【血統】
種牡馬として最多5勝を誇るのが、自身も2005年に菊花賞を制したディープインパクト。次点もサンデーサイレンスが4勝で続くことを考えると、日本競馬史に偉大な功績を残したリーディングサイアーには敬意を払うべきだろう。なお、サンデーサイレンスは母の父としても3頭の勝ち馬を出しているため、今後は「母の父ディープインパクト」の動向も注視する必要があり、すでに2017年キセキによって1勝目を飾っている。ほか、1996年の勝ち馬ダンスインザダークが種牡馬として3頭との父子制覇を果たしているが、同種牡馬の全弟トーセンダンスも2009年3着ユウキソルジャーを出した。2015年1着キタサンブラックは、その父ブラックタイドがディープインパクトの全兄であることを考えると、菊花賞に所縁ある血統背景を持つ種牡馬等にも相応の評価が必要かもしれない(京都芝3000mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。
◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/3000m/過去5年)集計期間:2019/10/27~2024/10/27
| 位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ゴールドシップ | 1-3-0-6 | 10.0% | 40.0% | 40.0% | 62.0% | 90.0% |
| 2 | ディープインパクト | 1-0-1-9 | 9.1% | 9.1% | 18.2% | 10.0% | 42.7% |
| 3 | オルフェーヴル | 1-0-1-5 | 14.3% | 14.3% | 28.6% | 44.3% | 97.1% |
| 4 | ドゥラメンテ | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 182.5% | 52.5% |
| 5 | スワーヴリチャード | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 370.0% | 160.0% |
| 6 | ドレフォン | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 660.0% | 220.0% |
| 7 | イスラボニータ | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 680.0% | 170.0% |
| 8 | ルーラーシップ | 0-2-0-4 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0.0% | 86.7% |
| 9 | エピファネイア | 0-1-0-7 | 0.0% | 12.5% | 12.5% | 0.0% | 43.8% |
| 10 | サトノクラウン | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% | 0.0% | 80.0% |
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