ウィークリーレポート
反攻の狼煙となるか
年度内最後のIPOとなるセイワHDの初値が公開価格割れしたことにより、IPOは年初から6連敗となった。米同時多発テロ後やリーマンショック後には10連敗といった記録があるが、着々と近づいている。
今回の低迷の特徴は相場全体は高値圏を維持するなかで、IPO株だけ買いが入らないという点にある。「SaaSの死」の影響が疑われるものの、関係ない業種も買われなくなっており要因が今ひとつはっきりしない。それだけに立ち直りのきっかけがなかなか見えにくいのが現状だ。
ただセイワHDは今年初めてシンジケートカバーに頼らない自力での売り買い一致に成功し、ザラ場では公開価格を上回りストップ高に張り付いた。権利付き最終日でもあり、個人の商いは優待確保のクロス取引に向かいやすいなかでだ。事前に機関投資家の取得に関する関心表明が出ていたため、恐らくは彼らからの買いが入ったのではないかと思われるが、この日は直近上場株も総じて高かった。
今回の低迷の特徴は相場全体は高値圏を維持するなかで、IPO株だけ買いが入らないという点にある。「SaaSの死」の影響が疑われるものの、関係ない業種も買われなくなっており要因が今ひとつはっきりしない。それだけに立ち直りのきっかけがなかなか見えにくいのが現状だ。
ただセイワHDは今年初めてシンジケートカバーに頼らない自力での売り買い一致に成功し、ザラ場では公開価格を上回りストップ高に張り付いた。権利付き最終日でもあり、個人の商いは優待確保のクロス取引に向かいやすいなかでだ。事前に機関投資家の取得に関する関心表明が出ていたため、恐らくは彼らからの買いが入ったのではないかと思われるが、この日は直近上場株も総じて高かった。
4月は海外勢の買いが入りやすく、株高の月として知られる。IPOも初値の勢いが最も増しやすい傾向だ。また、久々に公開規模が小粒な案件も複数ノミネートされている。中東情勢が落ち着くことが条件にはなるものの、年度が替われば機関投資家も動きやすくなる。セイワHDのストップ高が低迷するIPOにとって、反攻の狼煙(のろし)となるかが注目される。