directive
「directive」とは・「directive」の意味
「directive」は、指示や命令を意味する英単語である。形容詞としても使用され、指示的な、命令的なといった意味を持つ。また、「government directive」のように政府や機関が出す指令や方針を示す場合もある。「directive(欧州連合)」とは
欧州連合(EU)において、「directive」は、加盟国に対して達成すべき目標を示す法的文書である。加盟国は、その目標を達成するために、自国の法律や規制を整備・改正する必要がある。「advance directive」とは
「advance directive」は、医療に関する事前指示書のことである。この文書には、患者が意識不明や判断能力を失った状態になった際の医療行為や延命措置に関する希望が記載されている。「directive(Angular)」とは
Angularは、Googleが開発したJavaScriptフレームワークであり、「directive」はその中で、HTML要素に特定の機能や振る舞いを追加するための機能である。これにより、独自のタグや属性を作成し、アプリケーションの機能を拡張することができる。「directive(GraphQL)」とは
GraphQLは、Facebookが開発したデータクエリ言語であり、「directive」はその中で、クエリや変更操作に対して追加の情報や制約を与えるための機能である。これにより、クエリの実行方法や結果の形式を柔軟に制御することが可能となる。「directive」の語源
「directive」は、ラテン語の「directus」(直接の、まっすぐな)に由来し、英語の「direct」(指示する、直接の)という単語から派生したものである。これに接尾辞「-ive」が付いて形容詞となり、「命令的な」や「指示的な」といった意味を持つようになった。「directive」の発音・読み方
「directive」の発音は、/dəréktɪv/(ディレクティブ)である。アクセントは第二音節に置かれ、第一音節の「di」は短く、第二音節の「rec」は強く発音される。「directive」と「direction」の違い
「directive」と「direction」は、どちらも指示や命令に関連する単語であるが、意味や用途に違いがある。「directive」は、具体的な指示や命令を意味し、法的文書やプログラミングの文脈で使用されることが多い。一方、「direction」は、方向や進行方向を示す単語であり、物理的な方向性や指導・管理の意味で使用される。「directive」の使い方・例文
1. The government issued a directive to reduce carbon emissions.(政府は二酸化炭素排出量を削減するための指令を出した。) 2. The company's new directive focuses on improving customer satisfaction.(その企業の新たな方針は、顧客満足度の向上に焦点を当てている。) 3. The teacher gave a clear directive to the students about the project.(教師はプロジェクトについて生徒たちに明確な指示を与えた。) 4. The EU directive requires member states to implement specific measures.(EUの指令は、加盟国に特定の対策を実施することを求めている。) 5. She signed an advance directive to refuse life-sustaining treatment.(彼女は延命治療を拒否する事前指示書に署名した。) 6. The Angular directive allows us to create custom HTML elements.(Angularのディレクティブにより、独自のHTML要素を作成することができる。) 7. The GraphQL directive can be used to modify the behavior of a query.(GraphQLのディレクティブは、クエリの振る舞いを変更するために使用できる。) 8. The manager gave a directive to the team to complete the task by the end of the week.(マネージャーはチームに週末までにタスクを完了するよう指示した。) 9. The environmental directive aims to protect endangered species.(環境指令は、絶滅危惧種の保護を目的としている。) 10. The new directive requires companies to disclose their financial information.(新しい指令は、企業に財務情報の開示を求めている。)ディレクティブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 02:44 UTC 版)
プログラミングにおける指示 (英: directive,ディレクティブ)とは, 特に手続き型プログラムの構成要素の一つを指す用語であり, 〔手続き型プログラムの〕制御部にあって,その性質によって手続き部の起動・終了を従わせる[1]。
アセンブリ言語
アセンブラ指示文(英: assembler directive)[2]は,〔アセンブリ言語において〕環境に関する情報や領域(英: section)の境界を提示してプログラムのアセンブルを制御する[3]。
例えば多くのアセンブラでは,ALIGN
指示文を認識して,はコード内の現在の位置をワード境界に揃えるため必要なバイトを挿入する[4][5][6]。
COBOL
COBOLにおける翻訳指示(英: compiler directiveは, 文字列の置換や選択機能の指定,翻訳変数の定義・並びに条件付き翻訳などの制御を行う[7][8]。
C言語
〔C言語における〕前処理指令は,C言語の翻訳の初期段階[注釈 1]で, 前処理機構によって処理される[9]。
代表的なものとしては#define
,#include
,#error
等がある[9]。
C#
C#において,前処理指令は,その名に反して前処理機構によっては処理されず, 字句解析段階の一部として処理される[10][注釈 2]。
規格の詳細に立ち入ることは避けるが, #define
等の条件付き翻訳用記号が(C言語における前処理機構がするように) 字句解析段階で具体的な処理が施される一方で, #region
等の制御指令によって定めた領域は翻訳段階において特別扱いされることなく, 専らプログラム作成者や関連する補助機構に対して効果がある[10]。
using
指令は,他の名前空間で定義されている名前空間及び型の利用が可能になり, 又using
別名指令によって特定の翻訳単位又は名前空間本体内で別名を使用できる[10]。
他の高級言語での用法
Adaでは,プラグマ(英: pragma)を用いて, 翻訳系に対して,手続き・函数を呼出しの場所に埋込み・展開して翻訳するよう指令できる[11][12]。
脚註
註釈
出典
- ^ JISX0128 1988.
- ^ FSF-AD.
- ^ JISX0007 2001.
- ^ ARM-ALIGN 1997.
- ^ Johnson 2009.
- ^ NASMA 2017.
- ^ IBM-COBOL.
- ^ JISX3002 2011.
- ^ a b JISX3010 2003.
- ^ a b c d JISX3015 2008.
- ^ 筧 1980.
- ^ 筧 1981.
参考文献
- 筧 捷彦「Ada: 米国国防総省新言語」『情報処理』第21巻第9号、情報処理学会、1980年9月15日、NAID 110002753820、2022年10月10日閲覧。
- 筧 捷彦「プログラミング言語の最新の動向: 13. ADA」『情報処理』第22巻第6号、情報処理学会、1981年6月15日、2022年10月10日閲覧。
- “Assembler Directives”. Free Software Foundation, Inc.. 2020年6月4日閲覧。
- “IBM Enterprise COBOL for z/OS V6.2 資料”. IBM Enterprise COBOL for z/OS V6.2 資料. IBM. 2020年6月4日閲覧。
- “ARM Software Development Toolkit Reference Guide”. ARM Information Center. ARM (1997年). 2020年6月4日閲覧。
- “using ディレクティブ (C# リファレンス)”. using ディレクティブ - C# リファレンス. Microsoft (2015年7月20日). 2020年6月4日閲覧。
- 規格
- JIS X 0128:1988「プログラム構成要素及びその表記法」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- JIS X 0007:2001「情報処理用語−プログラミング」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- JIS X 3010:2003「プログラミング言語C」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- JIS X 3002:2011「電子計算機プログラム言語COBOL」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- JIS X 3015:2008「プログラミング言語C#」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- 資料
- Peter Johnson (2009年). “Yasm User Manual” (英語). 2019年12月21日閲覧。
- NASM Authors (2017年). “NASM - The Netwide Assembler” (英語). 2019年12月21日閲覧。
関連項目
ディレクティブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 15:51 UTC 版)
「JavaServer Pages」の記事における「ディレクティブ」の解説
ディレクティブの種類としては、以下のものがある。 ディレクティブの種類名称説明例pageJSPファイルのエンコーディングやJSPプログラムのコーディングに必要なimport文、セッション管理を行う <%@ page contentType="text/html; charset=Windows-31J" pageEncoding="Windows-31J" %> includeテキストファイルやその他のJSPファイルをインクルードする。インクルードは、JSPからServletに変換される時に行われる。ファイルの拡張子としてJSPを使用せずに他の拡張子を使用する。一般的には、「.jspf」(JSP Fragment)が使用される。 <%@ include file="header.jspf" %> taglibカスタムタグを使用できるようにするための設定を行う <%@ taglib uri="http://www.sample.com/tags/test" prefix="tst" %>
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