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「Procyon」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
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Procyonとは? わかりやすく解説

プロキオン【(ラテン)Procyon】

読み方:ぷろきおん

小犬座のα(アルファ)星。明るさは0.4等で、距離11光年晩冬夕刻南天銀河隔ててシリウス相対する


PROCYON

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 01:46 UTC 版)

PROCYON
所属 東京大学
主製造業者 東京大学
公式ページ 超小型深宇宙探査機 PROCYON
日本
運用者 東京大学 / JAXA
国際標識番号 2014-076D
カタログ番号 40322
状態 運用終了
目的 50 級超小型深宇宙探査機バスの実証[1]
深宇宙探査技術の実証[1]
サイエンス観測
打上げ場所 種子島宇宙センター
打上げ機 H-IIAロケット 202
打上げ日時 2014年12月3日13時22分04秒(日本時間)
軌道投入日 2014年12月3日
通信途絶日 2015年12月3日
同型機
物理的特長
本体寸法 全長55 cm、全幅55 cm、全高63 cm
質量 64.5 kg
発生電力 240 W以上
主な推進器 イオンエンジン、コールドガスジェット
姿勢制御方式 リアクションホイール4基
軌道要素
周回対象 太陽
搭載機器
LAICA ジオコロナ観測用ライマンα線カメラ
引用資料[1]
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PROCYONは、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻学生を中心に開発された超小型深宇宙探査機である。2014年12月3日に、小惑星探査機はやぶさ2」の相乗り小型副ペイロードとして種子島宇宙センターよりH-2Aロケット26号機で九州工業大学しんえん2多摩美術大学のDESPATCHと共に打上げられた[2]

概要

大型探査機と比べ重量で1桁以上軽く、コストは2桁も小さい世界最小の深宇宙探査機で、超小型深宇宙探査機バス技術実証と窒化ガリウム(GaN)を用いた高効率X帯パワーアンプによる通信や深宇宙での超長基線電波干渉法(VLBI)による航行実験、超近接フライバイ撮像技術等の深宇宙探査技術の実証を目的とした[3]。姿勢系・推進系は東京大学とISAS、データ処理系は東京理科大学、太陽電池パドル展開機構は日本大学・衛星技術協力機構、ミッション系は東大・立教大学明星大学、熱処理は東大・ISAS・北海道大学と、複数の研究機関が開発に参加していた[2]

超小型深宇宙探査機バス技術(電源、通信、姿勢制御、推進系などの超小型深宇宙探査機に必要な基本的な機能)軌道上実証に成功。小惑星2000 DP107への接近フライバイ観測を目指していたが、イオンスラスタの不調のため断念[2]。科学観測や地球最接近に向けた地球・月撮像などの運用を継続した[2]。2015年12月3日に通信が途絶[2]

船瀬龍准教授らの研究グループは、「世界初の超小型深宇宙探査機の研究」が評価され、平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞した[4]

構造

全長55 cm、全幅55 cm、全高67 cm、重量64.5 kgで、小型ながらも軌道変更のためのイオンエンジンを備える[3]。このエンジンは設計時の推力は250 µNであったが、それを上回る330 µNに達したものの、2015年3月10日に故障した[5]

仕様

搭載機器

脚注

関連項目

外部リンク



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