SFCS-4/6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/05 07:03 UTC 版)
「水中攻撃指揮装置」の記事における「SFCS-4/6」の解説
SFCS-2のアスロック・ランチャー系をベースにして、高精度計算素子を組み込むなどした発展型がSFCS-4で、ちくご型10隻(42~47DE)およびはるな型(43/45DDH)、「たちかぜ」(46DDG)で搭載された。48年度艦(ちくご型11番艦「のしろ」およびたちかぜ型2番艦「あさかぜ(49DDG)」)では、魚雷を73式魚雷に変更したことから、SFCSもSFCS-4Aに変更された。また新しいMk.46魚雷の導入に伴って、昭和63年度ではるな型2隻と「たちかぜ」がSFCS-4-1、また平成7年度で「あさかぜ」がSFCS-4A-1へと改装した。SFCS-3/3Aを搭載していたみねぐも型も、昭和54年度から56年度にかけてDASHを撤去してアスロックランチャーを装備したのに伴って、SFCS-4B/4B-1を搭載した。 そしてしらね型(50・51DDH)では、SFCS-4のアスロック弾道計算部をAN/UYK-20電子計算機でデジタル化したSFCS-6が搭載され、昭和63年度から平成元年度にかけてMk.46魚雷の発射管制機能を付与したSFCS-6-1に改装された。はつゆき型前期型9隻(52~56DD)および「さわかぜ」(53DDG)、「はたかぜ」(56DDG)ではTDSとの連接をインター・コンピュータ化したSFCS-6Aが搭載され、昭和60年度から平成6年度にかけてMk.46魚雷の発射管制機能を付与したSFCS-6A-1に改装された。またはつゆき型後期型3隻(57DD)および「しまかぜ」(58DDG)では、当初からMk.46魚雷の発射管制機能が付与されたSFCS-6Bが搭載された。そしてあさぎり型(58~61DD)では、CDSとのインターフェース機能を追加したSFCS-6Cが搭載された。
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