Song 3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/12 14:50 UTC 版)
| 「Song 3」 | |||||||||||||||||
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| BABYMETAL x Slaughter to Prevail の シングル | |||||||||||||||||
| 初出アルバム『METAL FORTH』 | |||||||||||||||||
| リリース | |||||||||||||||||
| 規格 | デジタル・ダウンロード、ストリーミング | ||||||||||||||||
| ジャンル | J-POP、ヘヴィメタル、デスコア | ||||||||||||||||
| 時間 | |||||||||||||||||
| レーベル | Capitol Records | ||||||||||||||||
| 作詞・作曲 |
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| プロデュース | KOBAMETAL | ||||||||||||||||
| チャート最高順位 | |||||||||||||||||
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| BABYMETAL シングル 年表 | |||||||||||||||||
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「Song 3」(ソング・スリー)は、日本のメタルダンスユニットBABYMETAL(以下BM)と、ロシアのデスコアバンドスローター・トゥ・プリヴェイル(以下StP)とのコラボレーション・シングル。2025年5月29日にキャピトル・レコードから配信された[5]。
概要、音楽性
2025年8月8日に発売のBMの4thアルバム『METAL FORTH』の先行配信楽曲として、2025年5月29日に各種音楽配信サイトで配信されており[5]、2025年7月18日発売のStPの3rdアルバム『グリズリー』にもこの楽曲は収録されている。
当楽曲は、数字の「3」をテーマとする言葉遊びに満ちた、数え歌のようなユニークな歌詞が特徴的で、BMの奇妙なボーカル/ダンスと、StPの重戦車のような、重圧なリフによる畳み掛けるサウンドが組み合わさり、「Beauty and Beast」と表現できるような作風となっている[5]。
その中でも特に印象的なのが、アレックス・テリブル(以下アレックス)(StP)とMOMOMETAL(BM)による、グロウルバトル/グロウルデュエットで、楽曲を引っ張り、極悪ソングでもKawaiiソングでもない、独特な世界観を醸し出した作品に仕上がっている[5]。
また、本作はStPのギタリストであるジャック・シモンズとボーカリストのアレックスによって作曲されているほか、アメリカのヘヴィメタルバンドトリヴィアムのギターボーカルを務めるマット・ヒーフィーが三味線で参加している[6]。
なお、歌詞の一部のワードは、プロレスラーのアントニオ猪木の掛け声がモチーフになっているが[7]、ワード自体は「1!2! Thunder!(サンダー)」と少し替えている[8][注 1]。
背景、制作
このコラボレーションについて、StPのアレックス(ボーカル)によれば、2024年夏にヨーロッパで開催されたフェスティバル(「レザレクション・フェスト」[9])で両者が出会ったことがきっかけとなっており、BMのプロデューサー兼クリエイティブ・ディレクターであるKOBAMETALが、StPのメンバーに対して直接声をかけ、「BABYMETALがスローター・トゥ・プリヴェイルの大ファンなのでコラボレーションをやりたい」と提案したとされ、StP側もBMを好んでいたため、即座に合意に至ったとしている[10]。
楽曲の制作はリモートワーク中心で行われ、StPはファイヴ・フィンガー・デス・パンチとのツアー中に、ホテル部屋などでインストゥルメンタル部分を書き上げ、それをBM側に送信。BM側はそのトラックにボーカルなどを追加した後、アレックスも自身のパートを録音したとされる。完成したトラックについて、アレックスは「驚くほど素晴らしいものになった」と評している[10]。
なお、アレックスはインタビューで「とてもカジュアルに始まった」と振り返り、制作プロセスを「道中で一緒に書いて、送って、返して…それで完了。簡単だった。彼らは非常に効率的」とした上で「シンプルでスムーズだった」と語っている[9]。
批評
- 音楽ライターの阿刀大志は、音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』で「極悪なサウンドに乗せ、「3」をテーマにした数え歌のようなリリック、とりわけアレクサンドル・シコライ(アレックス・テリブルの本名)が<父さん母さん 兄さん姉さん お爺さんお婆さん>と咆哮するコミカルなミスマッチ感がおもしろい。そういう意味では、「Oh! MAJINAI (feat. Joakim Broden)」(3rdアルバム『METAL GALAXY』収録)の親戚的立ち位置の楽曲とも言える。」と評している[11]。
- 音楽ライターのイザベラ・アンブロジオは、米オンラインHR/HMメディア『メタル・インジェクション』で「この重厚な楽曲では、アレックス・テリブルの典型的な荒々しいボーカルとBABYMETAL特有の独特なトーンが特徴だが、ブリッジ部分の分厚いブレイクダウンは少々物足りない印象だ。BABYMETALが参加していることを考慮すると比較的退屈なトラックと言えるが、「Song 3」はデスコアのファンが知り、期待し、しばしば愛してきた要素をほぼ再現しているに過ぎない。」と語っている[12]。
- 音楽ライターのピート・ベイリーは、英ロック専門オンラインラジオ局『プリモーディアル・ラジオ』で、StPのアレックスの喉音は、BMのメンバーが奏でるパステル調の攻撃性とは対照的でありながら、完璧に計算された不協和音を生み出している、とした上で「その結果生まれたのは、二言語・二文化、そしてほぼ両極性とも言えるリズムと儀式の嵐である。(中略)この雷鳴のような楽曲の中に富士山や家族構造、中学校生活への言及が織り込まれていることが、かえって切実さを増している。これはミクロとマクロ、個人的なものと地球規模のものの共鳴だ。」と述べている[8]。
チャート成績
日本において、オリコンチャートでは、2025年5月29日付のデイリーデジタルシングルで9位[1]、Billboard Japanでは、リリース初週の6月9日付Download Songsで週間72位にチャートインした[2]。
また、アメリカのビルボード全米チャートでは、6月14日付のホット・ハード・ロック・ソングスで21位[3]、ワールド・デジタル・ソング・セールスで6位[4]にチャートインしている。
ミュージック・ビデオ
当楽曲のミュージック・ビデオ(以下MV)は、2025年5月29日の配信と同時にBMの公式Youtubeチャンネルで公開された[5]。監督はクリエイティブ制作会社THINGS.のクリエイティブ・プロダクションMONOS.に所属するTakasuke Katoが担当(MVの概要欄より)。
MVの内容は、両バンドの本人達が出演したドラマ仕立てとなっていて、子供時代のアレックスと思しき赤い鬼のお面を被った子供が、悪の手下に苛まれる不遇な日々を過ごしながら、BM扮するバトル・ヒロインに感化されてトレーニングを重ね、最終的に彼等に打ち勝つというストーリーをベースに描かれており、バイカー・ギャング・スーツやビジネス・スーツなど、色々な衣装を身に纏った両バンドのパフォーマンスが繰り広げられる映像となっている。[5]BABYMETALの楽曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のセルフカバーのようにも見える。[独自研究?]
| 映像外部リンク | |
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また、MV公開と同日、StPのジャック・シモンズ(ギタリスト)による当楽曲のギタープレイが、アレックスの公式YouTubeチャンネルで公開された。
ライブ・パフォーマンス
ライブでは2025年5月30日に開催された、イギリス・ロンドンのO2アリーナ公演などで披露されている[13]。
脚注
注釈
- ^ 「1、2、3、ダー!」は商標登録されている(登録商標としての表記は「1・2・3・ダァーッ」;アントニオ猪木#その他_2
出典
- ^ a b “デイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2025年05月29日付#09”. オリコン ニュース. 2025年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月2日閲覧。
- ^ a b “Billboard JAPAN Top Download Songs 2025年06月04日公開#72”. Billboard JAPAN. 2025年6月4日閲覧。
- ^ a b “Billboard HOT HARD ROCK SALES 2025年06月14日付#21” (英語). 2026年1月29日閲覧。
- ^ a b HTSChart [@SmnT] (10 June 2025). “🇺🇸Billboard #WorldDigitalSongSales06.14 #6 #BABYMETAL x #SlaughterToPrevail - #Song3 🆕”. X(旧Twitter)より2025年6月11日閲覧.
- ^ a b c d e f “BABYMETAL×ロシア産デスコアバンドSlaughter to Prevailコラボ曲「Song 3」リリース&MV公開”. THE F1RST TIMES (2025年5月29日). 2026年1月29日閲覧。
- ^ ジョン・ハドゥセック (2025年5月30日). “Heavy Song of the Week: BABYMETAL and Slaughter to Prevail's "Song 3"” (英語). コンシクエンス. 株式会社コンシクエンス・メディア. 2026年1月29日閲覧。
- ^ 西山瞳 (2025年8月8日). “【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第91回 BABYMETALは未来へ進む! コラボメタルな新作『METAL FORTH』全曲レビュー!!”. Mikiki. タワーレコード株式会社. 2026年1月29日閲覧。
- ^ a b ピート・ベイリー (2025年5月30日). “The Meaning Behind BABYMETAL x SLAUGHTER TO PREVAIL’s Song 3 Lyrics” (英語). プリモーディアル・ラジオ. FT・インダストリーズ株式会社. 2026年1月29日閲覧。
- ^ a b ジョエル・バリオス (2025年9月29日). “SLAUGHTER TO PREVAIL’s ALEX TERRIBLE Reveals The One Thing That Terrifies Him, Offers Brutal Advice To The New Generation” (英語). メタル・インジェクション. オーチャード・エンタープライズ株式会社. 2026年1月29日閲覧。
- ^ a b フル・メタル・ジャッキー (2025年10月27日). “Slaughter To Prevail Singer Addresses the Band's Live Show” (英語). ラウドワイヤー. タウンスクエア・メディア. 2026年1月29日閲覧。
- ^ 阿刀大志 (2025年8月8日). “音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』連動企画(第225回)BABYMETAL新時代の扉を開く記念碑『METAL FORTH』がいよいよ全世界発売。『PMC Vol.36』掲載中の全曲紹介を特別公開!”. ぴあ音楽. ぴあ株式会社. 2026年1月29日閲覧。
- ^ イザベラ・アンブロジオ (2025年5月31日). “SLAUGHTER TO PREVAIL and BABYMETAL Join Forces On New Single, "Song 3"” (英語). メタル・インジェクション. オーチャード・エンタープライズ株式会社. 2026年1月29日閲覧。
- ^ “【ライブレポート】BABYMETAL、ロンドン・O2アリーナ単独公演完遂。L.A.でのINTUIT DOME単独公演も発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2025年6月2日) 2026年1月29日閲覧。
外部リンク
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