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BMD-2とは? わかりやすく解説

BMD-2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/27 08:03 UTC 版)

BMD-2
基礎データ
全長 5.4 m
全幅 2.63 m
全高 m
重量 8 t
乗員数 2 名
乗員配置 乗員2名、歩兵5名
装甲・武装
装甲 アルミニウム合金
主武装 30mm機関砲2A42
AT-4/AT-4Bスピゴット対戦車ミサイル
又はAT-5/AT-5Bスパンドレル対戦車ミサイル
副武装 7.62mm機関銃×3
機動力
速度 60 km/h(整地)
km/h(不整地)
10 km/h(水上)
エンジン 5D-20
V型6気筒液冷ディーゼル
176 kW/2600 rpm
行動距離 500 km
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BMD-2(БМД-2)は、ソビエト連邦歩兵戦闘車(IFV)。BMDとは、ロシア語で空挺戦闘車Боевая машина десанта)を意味し、この型の車両は空中投下が可能なように設計されている。ブートカ(Будка;見張小屋)とも呼ばれることがある。

BMD-2は、1985年ソビエト連邦軍の装備に採用され、ヴォルゴグラード・トラクター工場で量産に入った。

設計

BMD-1からの改善を図るべく、新設計の砲塔を装備した点が特徴[1]。搭載する30mm機関砲2A42は、有効射程2,500~4,000m、発射速度500発/分。アフガニスタンの山岳地での戦闘を教訓に、+75度までの射角が取れるようになっている。二軸式スタビライザーが装備されており、行進間射撃も可能[1]。対戦車戦闘用に、対戦車ミサイル9M113「コンクールス」(Конкурс)又は9M111「ファゴート」(Фагот)が搭載されている[1]。外部監視装置は、昼夜間兼用のBPK-1-42に換装された。

固有の乗員2名(砲手及び操縦手)のほか、5名の空挺隊員を搭乗させることができる[1]

BMD-1と同様に、輸送機及びヘリコプターに搭載し、P-7及びP-16型落下傘を利用して空中投下することができる。最新型のPRSM-925落下傘ロケット・システムを利用すれば、高度500m~1,500mでIl-76から投下することができる。

弾薬搭載数は、対戦車ミサイル×3発、30mm機関砲弾×300発、機関銃弾×2,940発。

実戦運用

ロシアのウクライナ侵攻でもロシア軍VDVが運用するBMD-2が実戦に投入され、開戦初頭の2022年3月、ウクライナイルピン方面でウクライナ軍によって撃破されて以降、多数が撃破されたことが確認されている。

派生型

BMD-2K
指揮車型。無線機×2台と電力供給用のエンジン発動機を設置。
BMD-2M
改良型。2019年からロシア空挺軍で評価試験が開始された[2]

採用国

脚注

  1. ^ a b c d 大久保ほか 2017, p. 90.
  2. ^ Samuel Cranny-Evans (2019年8月2日). “BMD-2M enters state trials”. janes.com. 2024年10月24日閲覧。
  3. ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 205. ISBN 978-1-032-50895-5 

参考文献

  • 大久保義信ほか『ソ連・ロシア軍装甲戦闘車両クロニクル』株式会社ホビージャパン、2017年10月20日。 ISBN 978-4-7986-1554-7 

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