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HERSYSとは? わかりやすく解説

新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム

(HERSYS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/06 03:38 UTC 版)

新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) > 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) > 新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム (HER-SYS)
新型コロナウイルス感染者等
情報把握・管理支援システム
(HER-SYS)
開発元 厚生労働省
対応OS Windows
Mac OS X
プラットフォーム Microsoft Edge (推奨)[1]
Google Chrome (推奨)[1]
Internet Explorer[1]
Mozilla Firefox[1]
Safari[1]
対応言語
公式サイト 新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)
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新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(しんがたコロナウイルスかんせんしゃとうじょうほうはあく・かんりシステム、英語:Health Center Real-time Information-sharing System on COVID-19)とは、日本国内での新型コロナウイルスの感染拡大に関する情報の収集と共有のために開発されたオンラインシステム[2]。略称はHER-SYS(ハーシス)[注釈 1][2]。2020年5月に運用を開始。2024年3月に終了した。

概要

感染症法に基づく感染症発生動向調査 (NESID) の一環として、新型コロナウイルス感染症の患者情報を収集・蓄積する。保健所のほか、診断をおこなった医師や医療機関による直接の入力が可能であり[注釈 2]、これをもって感染症法12条に基づく届出とみなされる。またNESIDが通常収集する情報に加え、同感染症の対応のために特に必要となった、発症後の経過や積極的疫学調査の対象となる濃厚接触者に関する項目なども対象とする[3](p97)。HER-SYSによって発行された陽性者登録の処理番号を新型コロナウイルス接触確認アプリ (COCOA) との連携によって共有するといった活用も行われている[5][6]

当初のシステム設計と開発は、感染症サーベイランス実務者の関与がほとんどないまま進められた[7]。その結果、重複入力や誤入力等が多発する[8][9][10][11]とともに、サーベイランス担当機関がデータを確認・修正する機能にも問題があることが判明した[7]。このためデータの信頼性が疑わしく、「使い物にならない」と評されることもあった[12]。また、必須項目が多すぎて入力の負担が大きいという点も批判を浴びた[7]。しかしその後厚生労働省の感染者情報の活用のあり方に関するワーキンググループ[13]などを通して改善が図られ、2024年の稼働終了まで、日本の新型コロナウイルス感染症の患者情報収集の主力となった。

脚注

注釈

  1. ^ 英語名称「Health Center Real-time Information-sharing System on COVID-19」の略。
  2. ^ 従来は医師から提出された紙の発生届をもとに保健所でNESIDシステムに入力する必要があったため、保健所業務を圧迫していた[3](pp96-97)。なおNESIDシステムのほうもその後仕様変更されており、2022年以降は医師による直接の入力が可能になっている[4]

出典

  1. ^ a b c d e HER-SYS簡易操作マニュアル 外来機関(診療・検査医療機関等)向け” (PDF). 厚生労働省 (2020年10月30日). 2021年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月22日閲覧。
  2. ^ a b 新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS):Health Center Real-time Information-sharing System on COVID-19(新型コロナウイルス感染症)” (PDF). 厚生労働省. 2021年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月22日閲覧。
  3. ^ a b 関なおみ『保健所の「コロナ戦記」TOKYO 2020-2021』光文社〈光文社新書〉、2021年。ISBN 978-4-334-04578-4NCID BC11688188 
  4. ^ 国立感染症研究所『感染症発生動向調査事業における届出の質向上のためのガイドライン【医師向け】』(PDF)2025年3月。国立国会図書館書誌ID: 034009766https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/jp/guideline/guideline2025dc.pdf2026年1月23日閲覧 
  5. ^ 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の陽性者登録のお願いについて(再周知)” (PDF). 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 (2020年12月16日). 2021年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月22日閲覧。
  6. ^ 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部; 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局 (2020年6月19日). “新型コロナウイルス接触確認アプリについて” (PDF). 寒河江市公式サイト. 2021年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月22日閲覧。
  7. ^ a b c 鈴木基「わが国における新型コロナウイルス感染症のサーベイランス」『医療と社会』第32巻第3号、医療科学研究所、2022年10月27日、435-442頁、 CRID 1390856981716079744doi:10.4091/iken.32-435ISSN 09169202 
  8. ^ 日本放送協会 (2020年9月28日). “新型コロナ 情報集約システムで誤入力 保健所などがチェックへ”. NHKニュース. 2023年8月26日閲覧。
  9. ^ 玄忠雄 (2021年4月21日). “新型コロナ集計がようやく「HER-SYS」へ移行、それでも残る課題”. 日経クロステック(xTECH). 2023年8月26日閲覧。
  10. ^ 日野麻美 (2022年4月16日). “HER-SYS戦記−新型コロナウイルス感染症対策におけるシステム−”. COVID-19有識者会議. 武見記念生存科学研究基金. 2023年8月26日閲覧。
  11. ^ 橋本佳子; 小川洋輔 (2021年12月27日). “「先進国の日本」で直面した大きな壁 - 鈴木基・感染研感染症疫学センター長に聞く◆Vol.1”. 医療維新 | m3.com. 2023年8月26日閲覧。
  12. ^ ●新春特別座談会 ゲストライブ Improvisation|21 次なるパンデミックはきっと来る──COVID-19が教えてくれた今すべきこと 谷口清州×具 芳明×鎌田一宏×山中克郎」『総合診療』第33巻第1号、医学書院、2023年1月、1-12頁、doi:10.11477/mf.1429204101国立国会図書館書誌ID: 032644047 
  13. ^ 新型コロナウイルス感染症アドバイザリーボード 感染者情報の活用のあり方に関するワーキンググループの資料等”. www.mhlw.go.jp. 2023年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。

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