KYOJO CUP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/26 04:53 UTC 版)
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| カテゴリ | フォーミュラ4 |
|---|---|
| 国・地域 | 日本 |
| 開始年 | 2017 |
| エンジン サプライヤー |
アバルト |
| タイヤ サプライヤー |
ブリヂストン |
| 最終 ドライバーズ チャンピオン |
|
| 公式サイト | https://kyojocup.jp |
KYOJO CUP(キョウジョカップ)は、インタープロトシリーズのサポートレースとして関谷正徳によって2017年に設立された、日本で開催される女性限定の自動車レースシリーズである[1][2]。
2017年からFCR-VITAと同じ仕様の「VITA-01」を使用して開催されてきたが、2025年シーズンからKCMG製のF4規格のフォーミュラカー「KC-MG01」に切り替えられた[3][4]。
レースフォーマット
設立から8シーズンまでは、レースウィークエンドは1回の予選セッションと1回のレースで構成され、同一日に開催された[5]。
2025年以降、シリーズは土曜日に開催される「公式予選」と「スプリント」レース(10周)、日曜日に開催される「ファイナル」レース(12周)の2レース形式に変更された[6][7]。
また、2023年までは設立時の位置づけのもと、基本的にインタープロトシリーズと併催の形で開催されてきたが、2024年から一部のレースがスーパーフォーミュラとの併催で開催されている[8]。
車両
2017年 - 2024年
この選手権の最初の車両は、ウエストレーシングカーズが設計・製造した「VITA-01」だった[9][10]。
仕様
- エンジン排気量: ヴィッツRS(1.5L)
- ギヤボックス: ヴィッツRS 5速マニュアルトランスミッション
- 重量: 600 kg
- 出力: 110 PS
- 吸気方式: 自然吸気
- 全長: 3,712 mm
- 全幅: 1,600 mm
- ホイールベース: 2,200 mm
- タイヤ: ダンロップ
2025年 -
2025シーズンからKYOJO CUPでは、2019年と2022年のFIAモータースポーツゲームスのフォーミュラ4 (F4) カップレースで使用されたKCMG製のF4車両「KC-MG01」が使用されることとなった[11][12][4]。 この車両は「KYOJO FORMULA」とも呼ばれる[7]。
仕様
- エンジン排気量: 1.4L
- ギヤボックス: 6速セミオートマチックトランスミッション
- 重量: 635 kg
- 出力: 176 PS + 12KW(ハイブリッド)[注釈 1]
- 吸気方式: ターボチャージャー
- 全長: 4,150 mm
- 全高: 980 mm
- 全幅: 1,506 mm
- ホイールベース: 2,753 mm
- タイヤ: ブリヂストン
KYOJO VITA・KYOJO KART
2025年のKYOJO FORMULAへの車両変更に伴い、それまでのVITA-01を使用したシリーズとしてKYOJO VITAが新設された。2025年はFCR-VITAの中の1クラス(KYOJOクラス)として開催された[14]。2026年はインタープロトシリーズ及びKYOJO CUPと併催の独立したシリーズとして年間3戦開催される[7]。
また、レーシングカートのシリーズとして、KYOJO KARTも設定されている。オートパラダイス御殿場で開催されるROTAX MAX CHARANGEの中のMAX Lights KYOJOクラスとして年間5戦が開催される[7]。
KYOJO VITA、KYOJO KARTとも、年間シリーズ最上位者は次年度のKYOJO CUPエントリーに向けた公開オーディションとなるKYOJOトライアウト[15]に無償招待されることとなっており、ステップアップカテゴリーの位置づけとなっている[7]。
歴代チャンピオン
ドライバー
| 年 | ドライバー | チーム | ポール | 優勝 | 表彰台 | FL | ポイント | 点差 | 参照 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 1 | 2 | 2 | 2 | 40 | 15 | [16][17] | ||
| 2018 | 4 | 3 | 3 | 4 | 75 | 21 | [18] | ||
| 2019 | 2 | 1 | 3 | 2 | 62 | 1 | [19] | ||
| 2020 | 3 | 1 | 4 | 1 | 86 | 13 | [20] | ||
| 2021 | 2 | 2 | 4 | 1 | 80 | 22.5 | [21] | ||
| 2022 | 4 | 3 | 3 | 4 | 73.5 | 3.5 | [22] | ||
| 2023 | 2 | 2 | 4 | 1 | 86 | 6 | [23] | ||
| 2024 | 3 | 4 | 5 | 2 | 115.5 | 38.5 | [24] | ||
| 2025 | 3 | 8 | 10 | 4 | 149 | 51 | [25] |
サーキット
2025年時点では全レースが富士スピードウェイで開催されている。2020年、2022年の2年間は1レースが鈴鹿サーキットで開催されたが、2023年以降は開催されていない。
脚注
注釈
出典
- ^ “【KYOJO-CUP開幕】女性同士の本気バトル。想像以上の激戦!”. 2025年2月11日閲覧。
- ^ “インタープロトシリーズ・KYOJO CUP”. 富士スピードウェイ. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “KYOJO CUP Introduces New Vehicle”. thxnews.com (2024年7月20日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ a b c “【2025年から女性限定のレース「KYOJO CUP」に新型フォーミュラマシン導入へ”. carview.yahoo.co.jp. 2025年1月31日閲覧。
- ^ “ABOUT KYOJO”. kyojodrivers-guide.com. 2025年2月11日閲覧。
- ^ a b “女子レーサーたちの新時代が始まる。2025年KYOJO CUP、ハイブリッドフォーミュラで進化”. driving athlete. (2025年2月13日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “KYOJO CUP 公式Webサイト”. KYOJO CUP. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “インタープロトシリーズ/KYOJO CUPの2024年カレンダー決定。KYOJOはSFとの併催も”. autosport.web. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “Vita-01”. vita-club.co.jp. 2025年1月31日閲覧。
- ^ “KYOJO CUPで注目。2010年誕生の国産マシン『VITA-01』とは”. 2025年2月11日閲覧。
- ^ “KCMG’s New Hybrid F4 Car, The Future of Entry-Level Single Seaters?”. dailysportscar.com (2019年11月1日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ “FIA Motorsport Games Preview: Formula 4”. fiamotorsportgames.com (2022年10月21日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ “KYOJO CUP Rd.3でのハイブリッドシステム使用について”. KYOJO CUP. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “KYOJO VITA FCR VITA Rd.1 RACE REPORT”. KYOJO CUP. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “2026 KYOJO CUP TRYOUT”. KYOJO CUP. 2026年2月14日閲覧。
- ^ “Fuji Champion Race Series - 2017”. fsw.tv. 2025年2月11日閲覧。
- ^ “Miki Koyama, And The Women Who Preceded Her In SUPER GT”. dailysportscar.com. 2025年2月11日閲覧。
- ^ “【2018年のシリーズランキングです。結局2位はポイント1.5倍の最終戦で優勝した#4平川真子選手。3位には#0/39/759池島実紅選手となりました。写真はステージで行われたシリーズ表彰式で、視察に訪れていたKYOJO-CUP大会会長の三原じゅん子議員と上杉謙太郎議員にプレゼンターをお願いしました”. facebook.com. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “【KYOJO CUP2019】「全てを出せた」村松日向子、嬉しい“初優勝”で逆転チャンピオン獲得”. carview.yahoo.co.jp. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “KYOJO CUP第4戦|三浦愛が2020年シーズンのチャンピオンに輝く。優勝は翁長実希”. jp.motorsport.com. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “2021年KYOJO CUP、シリーズチャンピオンに辻本始温が輝く。最終戦は翁長実希が優勝”. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “2022年のインタープロト王者は坪井翔に決定。KYOJO CUPは翁長実希が初のチャンピオン獲得”. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “KYOJO CUP第4戦は翁長実希が制すも、2位の三浦愛が自身二度目のチャンピオンを獲得”. as-web.jp. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げた斎藤愛未選手が、自身初のシリーズチャンピオンに輝く”. motorsports.jaf.or.jp. 2025年1月31日閲覧。
- ^ “Rd.4を制した下野璃央が フォーミュラ導入初年度のシリーズチャンピオンに輝く”. newscast.jp. 2025年12月26日閲覧。
外部リンク
- KYOJO CUP(公式サイト)
- KYOJO_CUPのページへのリンク