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怪文書 - チンチャダ…チンチャガナッタナッタ…! Wiki*
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怪文書

Last-modified: 2025-10-23 (木) 02:19:47

目次

 

エルフィンからの手紙

教主へ

教主、今まで忙しかったでしょ?私そんな事だろうとおもった。
私がバカやって邪魔になりそうだから、探し回ったりはしなかったよ。
もちろん最初は小言言うやつがないから精々したけど、
教主がいなくなった2日目からちょっと変な気分になった。

3日目、4日目、ずっと教主無しでいると…ちょっとつまんなかったよ。
いっぱい。
うん、凄くつまんなかった。
教主がいないからネルもなんだか、あまり怒らない感じっていうか…
私の王国、いや、エーリアス全部がなんか枯れて行く感じだったんだ。

映画館のバイトのやつもソワソワしてるし…
他の村の長達も教主はどこに行ったのって問い詰めて来るし…
どう答えれば良いかわからなくてパン食べるふりしたの。
答えられないふりしようと、パンかじってる真似したんだよ。
もちろん、一人になって全部食べたけど…

とにかく!
それである日思い付いたんだ。
教主がもし戻って来た時、私が近くにいないとどうしよう
教主がまた消えたり、どっか家出しないように…
わたしが何か頑張れば止められるんじゃないかな。

そんな事考えたんだ。
それで…この私が感動の手紙を書いてるということ。
どう?なかなか書けてるでしょ?
絶対絶対絶対お姉ちゃんに手伝って貰ったとかそんなこと無いから疑わないでよ?
頭良くなる飼料も食べてないよ?どうせ疑ってるんでしょ?

一人で、自分で頑張って書いたんだから!
だから…
褒めて、ね?
後で私と会ったら褒めてくれるんだよ?いいよね?
あんたと会おうと頑張って書いたんだから…!

手紙の内容はここまで。
何か書き足そうとしたのか、鉛筆で押した跡が幾つも残っている。

※本国版の復帰イベント動画のコメント欄に書き込まれた有志による日本語訳
https://www.youtube.com/watch?v=bXOx_trC8eQ

もちほっぺ後進国 教主からの手紙

改めてテースト終了お疲れ様でした…
密入国もしていないしなんかかわいいだけで楽しく遊べるとも思わずやっていましたが全然ゲーム自体も楽しく遊べました…
そしてなによりも思ってた数倍は自分でほっぺ引っ張れるもちもち達が可愛くてもう私はもう立派なトリッカルでもちほっぺ中毒です…
なんか名残惜しくてさみしいので最推しもちもちについて語ります…
エルフィン…正直なところあんまり見た目や性格的な部分でいえばそこまで好みのタイプのキャラクター造形をしている訳ではありませんでしたが今はもう彼女の虜です…
奔放に振る舞いながらも自分の駄目さバカさを確りと理解していてなんとかしたいと思いながらも本能に逆らう事が出来ないおバカさん…
だけど根っこの部分ではみんなの為に頑張りたいと思う優しい女王様だということが心で理解できました…
好感度を上げて撫でた時の褒められて嬉しそうな彼女を初めて見た時にはもうずっとなでなでし続けたいと思いました…
いいんだ私は分かっているよエルフィン君のことを私だけはずっと褒めてあげるよって…
取り敢えず何が言いたいかといいますと
トリッカル…早く正式サービス開始してください…

アメリア

折角だからCBTに参加して気になったキャラを布教したいと思いますまぁCBT参加した上級もちもち民は既に知っているかもしれないけど聞いて行ってよ今日ご案内するのはエルフのアメリアさん戦闘における属性とか役割とかはまぁどうでもいいね!重要なのはやっぱりキャラの見た目や性格だよね!アメリアさんはその服装からも分かる通り秘書っぽいしごデキウーマンなんだけど個人的に一番惹かれたにはそのシュっとしたスマートな上半の下に隠された(隠されていない)ドチムチっとした下半身!!明らかにボリュームを間違ったとしか思えないドチムチ足(略してドム足)はアメリアさんの運動神経の低さを連想させてくれてとてもトキメくよね?何かやらかしたとしても簡単に逃げられそうだし何ならお仕置きとして踏まれてもいいマルチに活躍が見込める素晴らしい御美足だと思いますそんなアメリアさんに会えるのはトリッカルだけ!!みんな事前登録しようね!!!

ギデオン

親愛なるギデオンへ
初めての出会いは、使徒募集からだったね。
君が目にしたのは、がっかりした私の顔だったと思う。
「エルダインが欲しかった」だなんて言ってしまって、ごめんなさい。
けれど、戦闘で装備を纏って突撃し、敵を次々と仕留めていく君を見た時
「絶対に敵に回してはいけない」と強く思ったこと、今でも鮮明に覚えています。
君は暗い洞窟が好きだったのに、一緒に色々な場所を旅してくれたね。
それが、君にとって嫌でなかったことを願うばかりです。
テーストが終わってしまい、もう会えなくなったことが、本当に寂しい。
プレッツェルを美味しそうに食べる君の姿をもう見られないのは、とても虚しい。
星を眺めては、君が隣にいないことを思い出して、業物を抱えながら途方に暮れています。
君が教えてくれた「ジャムドーナツ座」は、どうやらこの世界にはないみたいです。
ギデオン、君を失って、私はどうかしてしまいそうだ。
アイシャは何も答えてくれないし
Epic gamesも、知らぬ存ぜぬを貫いている。

ギデオンその2

教主がいなくなって、みんながあわてて探し回るなか、ギデオンはいつものように洞窟で過ごしていました。
ギデオンはちっとも慌てません。だって、教主にも一人でゆっくりしたい時があるって知っていたからです。
特に、教主の周りには、いつもたくさんの人がいましたからね。
だから、「きっと息抜きをしているんだろうな」って思ったのです。
でも、いくら待っても教主は見つかりません。
「教主は、かくれんぼがとっても上手なんだなあ」と、ギデオンは思いました。
あんなに大きくて目立つ教主が、体を小さくして隠れているなんて想像をして
ギデオンは思わず口元を押さえて、くすくすと笑ってしまいました。

ギデオンその3

皆さま、ギデオンの足をしゃぶったことはございますか?
多くの方はまず、「いやいや、バターの方が美味しいに決まってるよ(笑)」と仰います。
確かに、バターの足は濃厚で甘く、舌にとろける風味。
森や草原を思わせる香気が鼻腔をくすぐる極上の味わいです。
ですが──ギデオンの足を、口にしたことはありますか?
「埃っぽそう」「竜族だから美味しくないでしょ?」そんな声もありますが、
それはまだ味わったことのない方の、幸せな勘違いなのです。
ギデオンの足は熟成された乳製品のようにまろやかで、
深く落ち着いた薫りが、奇跡のハーモニーを奏でます。
空気を巻き込んで頬張れば、柔らかな音と共に広がる豊かな香味。
ほのかな塩気と、遠い思い出のような懐かしさが胸を打ち、
まるで故郷へ誘われるような、不思議な味わいに包まれるのです。
ギデオンの味に囚われた者は、もう二度と元の世界には戻れません。
ですが、あなた方はまだ自由です──その一口を味わうまでは。

ギデオンその4

太陽がさんさんと、空からふりそそぐ ある日のことです。
ひんやりした洞窟に、いつも居るギデオンが、今日は教主のおうちにお呼ばれしました。
可愛らしいおでこにくっつく、じっとりした前がみを、柔らかくてちいさな指で ぴん、と はね除けながら、ギデオンは歩きます。
おうちに着いたら 「すごい汗だね」と、教主が優しく声をかけてくれました。
「よかったらサウナに入って、シャワーもあびてごらん。 とても気持ちがいいよ。」
すこし迷ってから、ギデオンは こくんと頷きます。
サウナは、木でできた静かな小部屋でした。
しーん、とした中で、もくもくと柔らかくて暖かな湯気がのぼります。
汗がつーっとつたって、ギデオンのぷにぷにとしたほっぺを濡らしました。
シャワーを浴びると、まるで心地よい雨にうたれているみたいです。
さっぱりして、いつのまにか綺麗になった服を着て、教主のところへ戻ると
教主は、冷たいレモンティーを淹れていました。
窓から入る光をうけて、琥珀色のレモンティーがカップの中で揺れて踊るのを、夜空のような瞳で見つめながら
ギデオンは「こんな日も、わるくないなあ」とおもいました。

夕日が沈む頃、ギデオンは背を向けて帰路に着く。
優しい笑顔のまま、その後ろ姿を見送ったあと、教主は静かに──いや、急かされるようにサウナへ向かった。
目的はただ一つ、排水溝に仕掛けた小瓶の回収だ。
中に入っているのは他でもない、ギデオンの汗── それも、極限の疲労と精神の弛緩がもたらした、特別な代物。
教主は瓶を慎重に取り出し、仰々しく胸元に抱えた。まるで、祈りを捧げる狂信者の姿だった。
私室へ戻ると、瓶の内容物を静かに、ビーカーへと移す。
アルコールランプに火を灯して、炎の揺らめきに目を細めた。
教主の体が小刻みに揺れる。期待か、あるいは中毒症状か。
時間だけが過ぎていく。焦燥と欲望が、理性を醜く腐らせるようだ。
やがて、ビーカーの底に沈殿した結晶をピンセットで取り出し、乳鉢で粉末状になるまで砕く。
念入りに整形された白い粉は、乱れのない一本の線を描いていた。
教主はそれをストローで吸い上げる。躊躇いなどない。
「ギデオン……」 昼間に回収した、まだ彼女の香りが残る衣服に、顔を埋めて呟く。
恍惚に満ちた声が、虚しく響いた。

ギデオンその5

太陽が輝いて、雲が浮かぶ青空の下、ギデオンは教団へ向かっています。お手伝いを頼まれていたのです。
木陰を歩きながら「ボクじゃなくても良いんじゃ…」とギデオンは少し思いました。でも、友達の教主に頼られたことが、心を嬉しくさせてくれました。
教団に着くと、にこにこ笑顔の教主が迎えてくれます。
「ごめんね、ギデオン。急にエルフィンが、暑いから涼みたいって言い出して…」
教主の手には、浮き輪やサンダル、水鉄砲がありました。それらが壊れていないか確認するのが今日のお手伝いみたい。
まずは水鉄砲。ギデオンは水を入れて、漏れがないか確認します。「うん、これなら大丈夫そう」
次にサンダル。「破れていないし、鼻緒もちゃんとしてるね」ギデオンと教主はてきぱき確認していきます。
そして、沢山の浮き輪。全部に空気を入れるのは大変そうです。
ギデオンはぷーっと息を吹き込み、浮き輪をパンパンに膨らませます。教主は穴がないか確認してくれました。
全部終わる頃には、ギデオンは少しくらくら。でも、教主が頭を優しくなでて「よく頑張ったね、お疲れさま」と言ってくれました。
ギデオンは親指を立て、満足そうに笑いました。

「ありがとう、ギデオン……」
ギデオンが帰宅し、静まり返った教団で、教主はひとり呟いた。 残された微かな香りを手のひらに感じながら、その手を口元に添え、深く吸い込む。
このまま、ギデオンの香りに溺れていたいが、それよりもすべき事がある……そう考えながら、壁際に転がる浮き輪へと視線を向けた。
脳裏に焼き付いているのは、顔を赤くして、必死に浮き輪を膨らませていたギデオンの姿。あれは忠誠か、あるいは無垢な信頼か……
教主はふらふらと歩み寄り、ひとつの浮き輪を抱き上げた。
熱とも狂気ともつかぬ光を宿した瞳のまま、バルブに口をつけ、躊躇いなく空気を吸い込む。
それはまるで、我が子を食らうサトゥルヌスの如き姿だった。
──いくつもの浮き輪からギデオンの「痕跡」を奪い、快感の余韻に浸る教主に、突然 神が囁いた。
「これを、料理にすればいい」
ギデオン味の空気カツ……誰にも真似できない特別な味を、あの子の吐息で作るのだ。
天啓に胸を踊らせながら、教主は浮き輪を抱えてキッチンへ向かうのだった。

ギデオンその6

「それで、ガヴィアにダンスを教わって…」
ひんやりした洞窟に、ギデオンの声がひそひそと響きます。今日はとても暑い日。
だからギデオンは教主をおうちに招いていました。
なにせギデオンの家は洞窟なので、とても涼しくて快適なのです。
話が一段落すると、ギデオンは水をごくごく。そのとき、教主がつやつやの紙に包まれた丸いものを取り出しました。
「特別なキャンディだよ。中にカプセルが入っていて、プレゼントがあるんだ」
ギデオンは目を輝かせて包みを開けます。ざらざらした丸いキャンディが出てきました。
手のひらにのせて、ぱくっと口へ。すっぱくて、どこかで食べたことのある味…。あの黄色い粉だ! 宴会場で教主にもらった、すっぱくて不思議な粉です。
よだれが出るけどおいしくて、ついつい舐めてしまいます。
少ししてギデオンはゴリゴリとかじり、カプセルを取り出しました。
教主がハンカチを差し出したので、ポトリとカプセルを落とします。プレゼントの中身は緑に光るお星さまのシールでした。
「これなら雨の夜でもお星さまが見られるね」
教主の言葉に、ギデオンは嬉しそうに小さく頷きました。

カチリと乾いたクリック音が、暗い部屋の中に響く。
ディスプレイの淡い光だけが、教主の顔を照らしていた。生気の無いその瞳は、画面上に並んだ無数の音声ファイルに釘付けになっている。
教主は深く息を吐いた。ノイズ除去、周波数調整、複数パートへの分割…いずれも手間のかかる作業だったが、報われるだけの価値はあった。
録音装置は高価だったが、性能は申し分ない。いや、それ以上だっただろう。
特筆すべきはその小ささだ。ギデオンの警戒心をすり抜けるには、あれしかなかったのだ。
カプセルの中に巧妙に仕込まれたその装置は、ギデオンの口内で確実に収録を続けていた。
教主は真空パックから白い布を取り出す。ギデオンの唾液が染み込んだハンカチだ。 鼻先に寄せると、かすかな香りが心臓を昂らせる。
興奮、陶酔…あるいは狂気か。教主は震えを抑えるように手を握りしめ、イヤホンを装着した。
再生ボタンを押す。
ノイズのない、湿り気を帯びた音が鼓膜へ直接響く。舌の動き、唇の震え、喉の奥の吐息…そして、頭蓋を砕くような咀嚼音。そのどれもが鮮明だった。
「ギデオンの口内ASMR」教主にとって、神聖な儀式のような時間が始まる。

ギデオンその7

宴会場の扉を開けたギデオンは、思わず目を見開きました。
目の前には、色とりどりのごちそうがずらりと並んでいたのです。
ローストビーフ、あつあつのパイ、宝石のようなデザート。
見たこともない料理が、テーブルの上をうめつくしていました。
「いろんなのを、少しずつ味見して、感想を聞かせてね」教主は優しくほほえんで、ひとつのチョコを手渡してくれました。
朝ごはんを抜いてきて、正解だった。ギデオンは心の中でつぶやきます。そっとチョコをひとかじり。とろける甘さに、思わず笑みがこぼれました。
このごちそうは、全部教主の手作り。料理の修行を重ねてきた成果なのだそうです。
まわりでは、みんなが思い思いに好きな料理を手に取っていました。
皿を手に、笑いあう声があちこちから聞こえてきます。
騒がしい場所が苦手なギデオンは、少しだけ緊張していましたが
教主が楽しそうに笑っているのを見て、ギデオンもなんだか嬉しくなりました。

食とは、人生そのものだ。口にしてきた物が、その者を形作る。ならば この料理は、ギデオンの「一日」になり得るのだろうか。
教主は調理器具を拭い、ボウルに満ちた料理に鼻を近づけた。
クエン酸やパイナップルジュース、卵白、塩、諸々を混ぜたスープに
潰した果実と生ぬるいミルク、そして砕いたチョコやキャンディ…他にも多数の食品を混ぜて作った、観察と推定の産物。
「……本物には、まだ遠い」呟きには、自嘲と苛立ちが滲む。彼女の内部で蓄えられた料理、それを再構成した一品。
しかし、胃液のpHも、体温も、歯形も、咀嚼の癖も、そのどれもが観察だけでは手に入らないものだった。
乱雑に食材や調理器具を片付けながら、どうにか本物を手に入れる手段は無いかと思案する。 だが、どれも現実的ではなく、教主はため息を吐いた。
ボウルに口を付けて、呷る姿はまるで雛鳥であり、敬虔な信徒の祈りにも似ていた。飢えた獣のような、冷えきったその瞳以外は。

ギデオンその8

ギデオンは代表に言った、「あなたがかつて言われたように、ボクの手によってエーリアスを救おうとされるならば、ボクはCBT1ヶ月分をGooglePlayストアに置きますから、もちほっぺがそのAndroidの上にだけあって、iOSがすべてかわいているようにしてください。これによってボクは、あなたがかつて言われたように、ボクの手によってエーリアスをお救いになることを知るでしょう」。すなわちそのようになった。彼女がサ終日早く起きて、CBT鯖をかき寄せ、そのデータから統計を絞ると、PR TIMESに満ちるほどのモッチンモッチンが出た。ギデオンは代表に言った、「ボクをお怒りにならないように願います。ボクにもう一度だけ言わせてください。どうぞ、もう一度だけ後進国をもってためさせてください。どうぞ、後進国だけをかわかして、先進国にはことごとくもちほっぺがあるようにしてください」。代表はその月、そうされた。すなわち日本だけかわいて、韓国・香港にはすべてもちほっぺがあった。

ギデオンその9

洞窟の奥で、ちいさな光が灯っています。
「これ…どうかな?」ギデオンは、遠慮がちに石をさし出しました。
教主はにっこりと笑ってお礼を言い、荷車にそっとのせます。
ギデオンはほっとして、また石を探して歩きました。
教団に池をつくることになったものですから、石が沢山必要なのです。
「…大きいのもあったら、かっこいいかも」ギデオンはそう思って、いつも腰かけている石を指さしました。
「それを貰っても良いの?」と教主がちょっと驚きます。ギデオンは小さくうなずきました。
大きな石をギデオンが荷車に乗せて、ふぅ と一呼吸。
「ありがとうね。庭もよろこぶよ」教主が柔らかな声でそう言って、ギデオンの頭を優しく撫でます。
大きな手で撫でられて、なんだかギデオンは誇らしくなりました。

軋む荷車の音が、喉を絞めるように低く唸る。 まるで狂信者が呟く呪詛の声のようだ。
教主は、荷車を停めて振り返った。 石をじっと睨みつける瞳は、暗く鈍い。
嫉妬が胸の奥で捻れ、黒曜石の鏃の如く喰い込む。 自身が誰よりもギデオンと心を通わせたと思っていたのだ。
だがこの石は、無言でギデオンの身体を支えていた。教主の届かぬ距離を、簡単に越えていた。
「私でさえ、まだ膝に乗って貰えていないのに!お前は!」
叫びたい衝動を、目の前の対抗馬を壊してしまいたい感情を、必死に押し殺す。
侵してはならぬ。なぜなら、この石は「聖域」なのだ。
堪えようのない悔しさが、鈍く胸を締めつける。しかし、怒りに震える手を見つめ、教主は気付いた。
「お前は…お前達は私と同じなのか…?」ギデオンの側に侍りながらも、抱擁一つ交わすことが出来ないのだ。
己の狭量を恥じ、憐憫と共感で以て、教主は顔を歪める。そして、敵対者であったものを抱き締めた。
石達は皆、沈黙している。 涙を流せぬ同志の悲しみに寄り添うように、教主は慟哭をあげた。

ギデオンその10

ギデオンは、ひんやりとした洞窟の中に座り、静かに外から射し込む光を見つめていました。
「やあ、ギデオン。きょうも暑いね」教主が、にこやかな笑顔で声をかけます。
ギデオンはゆっくりと頷いて、教主の持ってきた小さな包みに目をとめました。
その中には、花を摘むためなのか、ハサミが入っていました。
けれど、それを見たギデオンは、ふと思いつきます。
じっとりと額にくっついた髪を指で払い
「教主……ぼくの髪を切ってくれない?」そう訊ねました。
教主は、優しく頷いて、包みを地面に敷き、ギデオンを招きます。
しゃきん、しゃきん。澄んだ音が洞窟に響いて、はらはらと落ちる髪の毛が、やわらかな影をつくります。
やがて風がすうっと流れる頃にはギデオンの髪も、そして心も、少しだけ軽くなっていました。

教主は闇夜のように黒い髪を手に取り、薄く笑んだ。
その指先に宿る異様な緊張は、まるで獲物を前にした捕食者のそれと同じだ。
一部の髪を慎重に封印し、小さく息吐き出す。今から行う作業は、単なる調理や実験ではない。
これは、神聖なる液体を生み出すための儀式なのだ。
高温・高圧に耐える特製の瓶へ、髪を静かに詰め込む。酸性の液体を注いで閉じる。熱した油の中に沈める。言葉にすればシンプルな手順だ。それ故にか、無限の長さを感じる程の焦燥であった。
タイマーが鋭く鳴り、教主は瓶の中の黒い液体をビーカーへ移して、中和の作業に入る。
撹拌棒が液体をかき混ぜる音は、静かな室内に不気味なリズムを刻む。
一滴、pH紙に落とし、色を確認してみれば、完璧だった。
銀河の彼方、久遠の闇のような、見る者に畏敬の念を抱かせる、深く、昏い色をした、究極の万能調味料。
「ギデオンの毛髪醤」がこの世に産まれたことに、教主は哄笑した。

ギデオンその11

 ある日ある夜風薫る草原で
お気に入りの寝袋にくるまったギデオンと
おニューの寝袋(ネルの手縫いです!)に入った教主は
2人仲良く星空を眺めていました
ギデオンに星座の名前を教えてもらったり
他愛ない話をしてるうちに夜も更け
草木は眠り静まりかえりまるで教主とギデオンしか世界にはいなくなってしまったようです
教主は と、ギデオンは話しかけます
元の世界に帰りたいですかとききます
教主は少し、少し悩んでから口をひらきました
帰らなきゃいけないね と答えました
そうだね、待ってくれてる友達もいるかもしれないしね と答えました
ギデオンは、そしたらさびしくなるね とつぶやきました
でも大丈夫と続けていいます
教主の星座をみたら元気がでるよ と
教主はいいます
そうだね 私が 元の世界に帰るとしたら その時は 君は 君を
君を      さらってしまいたい
とは 教主は言えませんでした
君の姿は星空に似ているから夜になればいつでも思い出せるね と言いました
ギデオンは少し照れながら それはうれしいね と答えました

ああ ああ この夜よ永遠に!と
言う事も教主にはできませんでした

ギデオンその12

日が短くなって、夜の空気が一層ひんやりしてきた頃、ギデオンと教主はキャンプをしていました。
苦手な太陽の光よりも優しくて、柔らかな焚き火にあたりながら、二人は夜空に輝く遠くの星を眺めています。
教主が持ってきた、少しごわごわする、しっかりとしたラグに寝転がりながら、心地よく薪が爆ぜる音を楽しんでいると、少し強い風が吹いて、橙色の炎を揺らしました。
その時です、ギデオンの耳の奥で何か こそこそ、と音が聞こえてきたのです。
さっきの風で、髪の毛が耳の中に入ってしまったようで、ギデオンは気になって、星に集中出来ません。
そんな姿を見た教主は、エチケットセットから耳掻きを取り出し、膝を叩いてギデオンを呼びました。
教主の膝に頭を預け、くすぐったい感触に、小さく笑いながら、ギデオンは夜空を眺めます。
右耳も、左耳も、綺麗にお掃除して貰った頃には、なんだか うとうとしてしまって、教主の膝を枕にして、星と一緒に眠ってしまいました。

教団の私室にある、誰も入ることの出来ない場所で、教主は机の上で作業を始めていた。
強い粘性を持つ液体を、四角い容器に半ばまで注ぎ込む。最も重要なのは、丁寧さだと言わんばかりに、ゆっくりと、気泡が混じらぬように注いでいる。
マスクの奥で、小さく息を吐いて、次の作業に取りかかる。少し黄色味を帯びた「コレクション」をピンセットでつまみ、透明樹脂の上へそっと浮かべる。
ギデオンのものは、少し乾燥気味なのだなと静かに分析し、笑みを浮かべた。
この「コレクション」は、言わば時間の痕跡なのだ。そんな素晴らしい物を「永遠」にするための、神聖な儀式を行っているのだ。
妖しい紫の光で以て、樹脂を硬化させた教主の手元には、朝焼けに輝く金光の雲海の如くが、永遠を伴って、そこに存在していた。

ある教主のインタビュー

記者: やはりエレナさんが一番でしょうか? コーヒーを愛飲してらっしゃるようですし。
教主:いいや、彼女は一番ではないよ。確かに、上位ではあるんだけどね。
記者:ではネルさん? ストレスも多そうですし…。
教主:彼女のは、ややスモーキーな薫りがするね。好き嫌いは別れるかな? 私は好きだよ。
記者:むむ、ではベリータさんですね?
教主:ああ、彼女も気苦労が多いだろうね。でも、残念ながら…。
記者:じゃあディアナさんだ!
教主:惜しい! 彼女のは、渋みがあるけれど、熟成されたワインのそれにも似たものなんだ。
記者:…まさか、バターさん…?
教主:いやいや(笑)バターではないよ。彼女のは、甘さもさることながら、臭みは全くないんだ。
記者:そうですよね(笑)

教主:バターのは、言うなれば「がぶ飲みバタシッコ」かな(笑)するすると飲めるんだ。
記者:そんなに、ですか。
教主:うん。みんなが想像する、美味しいオシッコ味だね。
記者:では、一番の方は…。
教主:コミーだよ。
記者:コミーさん!? 意外というか、なんと言うか…。
教主:普通はそう思っちゃうよね(笑)だけど、よく考えてみて? 猫の獣人で憂鬱属性、それに長い時間眠ってる。
記者:体臭が少ない代わりに尿臭が強く、更にストレスも加わり、長時間の睡眠で尿が濃縮されるーー オシッコが臭くなる要素しかありませんね…。
教主:でしょう? バターのオシッコが甘い夢(ファンタジー・オシッコ)だとしたら、コミーのは苦い現実(リアル・ピス)だよ(笑)
月刊教主 第一号「コラム:エーリアスはなぜ滅ぶ?」より抜粋

ある夏の日

エルフィンと虫捕りしたい
日がな一日森を駆け回って何か探すんだ
見かけたジュビーを追いかけ回したりしちゃったりして

どんがどんが

ヒトの域にとどめておいた教主が本来の姿を取り戻していく…
ヒトのかけた呪縛を解いてヒトを超えたきゅうりに近い存在へと変わっていく…
天と地と万物を紡ぎ相補性の巨大なうねりの中で自らを水分の凝縮体に変身させているんだね…
純粋にきゅうり好きの願いを叶える…ただそれだけの為に…
どんがどんが_キュイ.GIF

幽霊族の紹介

今日は幽霊族のお話をしますとは言っても星3は引けていない教主もいるかもしれないので星2以下の幽霊族を紹介ますねまずはサリーちゃん!真っ白なワンピースで清楚な見た目にアンバランスに装着された鎖付きの手枷足枷!これは清純な乙女を監禁して独占したいという教主の邪な心に刺さる良いビジュアルですね!リアクション専門家みたいな事を言っているのに教主に撫でられるとどう反応していいのか分からなくなっちゃうのもポイント高いですよね!?次に紹介するのはメゾンちゃん!一見サリーちゃんの色違いかと思っちゃうかもしれないけどそれは素人の考えというもの!彼女をよく見ている教主はワチャワチャした動きからその活発な性格を読み取る事が出来るはずですでもそれだけではないんですよ?スリットの入った黒いワンピースの中から覗くのは包帯です怪我をしているのですか!?いいえ違いますこれは彼女の性癖を読み解く為のヒントなんですねそう彼女は重度のマゾヒストなのです元気で活発なイメージの彼女が裏では自分の身体に消えない傷痕を刻まれる事に悦びを感じてるなんて脳が破壊されちゃいますよね?はい壊れました!!

次に紹介するのはベルちゃんですメゾンちゃん色味も似てるし区別が付かないとか思っている貴方それはちょっと愛の足りない感想ですよ?彼女は他の2人と比べて動きも少なく物静かな少女なのです何処か冷めたような印象を受ける彼女ですがその言葉の端々からは教主に対する重い感情(当社比3倍)を感じる事が出来る筈です(あくまで個人の感想です)それにサリーちゃん程露骨ではなけど鎖付きの足枷を付けて控えめに所有されたいアピールしてくるベルちゃんの奥ゆかしさには参ってしまいますね?ああ!!他にも幽霊族はいるのですが残念ながらもう時間のようです残念ながら今日の幽霊族の紹介はここまでにさせてもらいますね!え?私がメカクレ属性が好きなだけじゃないかって?ティセ・ロンブローゾ(フランス語で左様で御座いますの意)!!

ある教主のぼやき

昔はエルフィンをちゅぼぼぼっしたらああっ…って反応してくれたのに
今はちゅぼぼぼっしてもこの後虫捕りにいこうだのケーキ食べさせてだの慣れきってしまっている
挙句の果てには普段のお返しよ!とこっちをちゅぼぼぼっしてくる始末
ネルの教育は一体どうなっているというのか
エシュールはいつになったら自身をパン屋と認めるのか
エーリアスの治安と未来を憂うばかりである
あっエルフィンだ
ちゅぼぼぼっ

もち足だーれだ?

皆さんこんにちは!今日も『もち足だーれだ?』の時間がやって参りました!始めましての方がいらっしゃるかもしれませんので簡単に説明させて頂きます!このコーナーでは目隠しをした教主が使徒のもち足を触って誰なのかを当てるという世界樹教団でも人気の催しとなっております!!もち足で教主と触れ合える使徒は声で答えが分からないように決して喋ってはならない決まりです!!それでは皆様も教主と一緒に今日のもち足は誰なのか予想してみて下さいね!?さぁ!教主によるもち足テイスティングの開始です!!

開始のゴングと同時に目の前をもち足を掴むビクッと震えるもち足を遠慮など無く鷲掴みだ制限時間は一分間その間にこのもちが誰のモノなのかを突き止めねばならない右手から脳天に突き抜ける感触はまるでマシュマロだがそれだけではないマシュマロの下に付きたてのお餅のようなねっとりとした柔らかさを感じる!しかしそれに惑わされる事なくしっかりともち足を握り締めるするとお餅のさらに奥にもっちりとした低反発枕のような柔らかさを感じる事が出来るこれはもちもちの三重奏"ハーモニー"これほど多層的なもち足を持った使徒は中々いないだろうまず妖精族ではあり得ない砂糖が主食の彼女らは全体がマシュマロのようなもちもち感でそれはそれでシンプルで心地よいのだがそれ故に今回のもち足では無い

獣人族や竜族も違う彼女らはそのフィジカルから来る筋肉由来の弾力あるもちもちで楽しませてきれるが今目の前にあるもち足はそれではないでは精霊族か問われれば否である彼女らはその出自から己の司る属性に強く影響されるため非常に分かりやすい感触なのだ例えば水を司る精霊ならひんやりもちもちしたくず餅のような味わいである故にこれは精霊族では無いでは幽霊族ではどうか?これも否だ手足の末端が透けた彼女らはもち足の感触も独特で鷲掴みにした手をもっと包み込むような霊的包容感を与えてくれるのだ...ではエルフか?彼女らは基本不摂生でもちもち感では他の種族には一歩劣るだがしかしエルフの中でも類まれなる才能で下半身をもっちりむちむちに育て上げた"彼女"なら可能性は...有る!!

だがまだ断定は出来ない魔女族がいるからだ彼女らの主食は芋である炭水化物の塊であるその食生活が生み出すもち足は侮れない今回のような複雑な味わいも生み出すポテンシャルがそこには有るのだ最早ムニムニともち足を握っているだけでは判断が付かない名残惜しいがもち足から手を離し代わりに指先をそっともち足に添えるちょうど膝のすぐ横くらいだ指は触れるだけ決して押し込んだりしないそのままもち足の表面をなぞるようにゆっくりと指を上へ滑らせるくすぐったそうにピクピクと震えるもち足を楽しみながら腰まで指を進めた所で動きを止める

これは別に使徒の反応を楽しむための行為ではない知りたかったのは指の軌跡それは即ちもち足の輪郭であるもち足と一言で言ってもその形は様々だシュッとした直線を描くようなもち足やプリっとした弾力を感じさせる曲線を描いたもち足...そして今回のもち足が描いた線は例えるなら上弦から3日程進んでゆっくりと満ちてきた月のようにふっくら膨らんだもちむち曲線!ここまで来ればもうほぼ決まりだ!!だが最後のダメ押しに腰に添えた指をさらに上へと滑らせる足の終わりつまり腰骨の上に乗るようにちょこんとはみ出たもち肉に指が触れる!これだけの情報があればもう充分だ...もち足から指を離し手首を軽く振りながらもち足テイスティングのカウントダウンに耳を傾ける残り二十秒まだ余裕はあるがもう終わりにしよう

最早その形も感触も全て解き明かしたもち足...その太ももの中ほどへ向けて平手を放つ!スッパァーーーン!!と小気味良い音が会場に響くと同時に声にならないうめき声を上げながら抗議をするようにもち足がダンダンと地団駄を踏む目隠しをされていても地面を蹴りつける度にプルプルと震えるもち足見えるようだ大地を踏みしめる重厚なもちぷよ音で自分の予想が正しかった事に確信が持てるだからこそ高らかに宣言しよう「このもち足のもち主はポーシャー!!」その瞬間に会場から感嘆と驚愕のどよめきが沸き上がった

ゆっくり目隠しが外され開かれた視線の先には満面の笑みを浮かべたポーシャーの姿があった...しかしその頭には何故か青筋が浮いている「やっぱり君だと思ったよ!」とりあえずこちらも笑顔で語りかける「ねぇ何で最後引っ叩いたの?」そう問いかけるポーシャーの太ももには見事な紅葉が咲いていた彼女の目の圧が凄い...だが私は教主だこういう時の対処法は良く知っている女性はその身体の美しさを褒めれば機嫌が良くなると決まっているのだ!だからポーシャーから視線を反らしつつはにかむように笑いながらこう言った「あまりにも素晴らしいドチムチ足だったからつい引っ叩いてみたくなって...」チラリと見たポーシャ頭には青筋が増えていた「ちょうど新しい薬の被検体を探していたのだけど手間が省けたみたいね?」青筋を浮かべたままポーシャーが笑う「えっ!?そういうのは獣人で良くない!?」抗議の声を上げるが会場からの大きな歓声がそれをかき消した

「見事問題に正解した教主はもち足の使徒と今日一日デートする権利が与えられます!!」司会から嬉しいご褒美の内容が告げられたのと同時にポーシャーがガチッと私腕を掴む「それじゃあ行きましょう教主」青筋を浮かべたままポーシャーが微笑む「デ...デートだよね?」ポーシャーは何も答えない拍手喝采と冷やかすような口笛に見送られながら会場から引きづられて行く中で果たして次回のもち足だーれだ?は開催できるのだろうかと不安が過った...

エルフィンとねっちゅうしょう

エルフィン…今日の夕飯は何を食べようか?
君はいつものように甘いものがいいんだろうけど私は塩っけが強いものが食べたいなぁ…今日もとても暑かったからだいぶ汗をかいてしまったからね
エルフィンは暑くなかったかい?うん?イフリートが近くにいる時や魔法で燃えてしまっている時に比べれば全然マシ?
うんそれは暑いではなくて熱いで危険の度合いが全く違うから今度からは間違えないようにしようね
ともかくそれほど汗をかいていないなら良かったよエーリアス住人の雑な身体構造でも熱中症や脱水症状はあるかもしれないから
…熱中症とは何かって?ええとそれはだね…なんというべきかな…とても暑い時になってしまう病気で…説明(君に分かるように)するのが難しいな…
…こらやめなさいエルフィン熱中症を連呼するんじゃありません
いいや別に恥ずかしいことではないけれど…いやゆっくりと言うのはもっとだめ(ぢゅぅぅぅぅぅぅ)

パトラからのメッセージ

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主は今ミントを使った食品を食べていますね?私には分かります。何故なら私はミントを通じて教主の脳に直接語りかけているからです。教主がいなくなってからエーリアスは大変な事になりました。世界樹も消え世は正に大混乱と言った様相です。でも安心して下さい。ミントがあるから私は平気です。世界樹が消え世界から恵みが失われたと思われましたが、そんな事はありませんでした。ミントです。世界樹が無くてもミントはどこでも育ちました。逞しく香り高く美味しいミントは正に救世主です。こうしてミントをキメる事で教主へ言葉を届ける事も出来ます。ミントは本当に素晴らしい。いけない...そろそろこちら側のミントが切れそうです...またミントをキメて連絡します...教主の側にいつもミントの恵みのあらん事を...ではまた。

パトラからのメッセージその2

教主...教主...聞こえますか?パトラです。今日もミントを摂取していますね?良いことです。エーリアスではミントが繁茂し世界の1/3がミントに覆われようとしています。このミントの生命力を何とか利用出来ないかとエレナさんが研究を始めました。ところでエレナさんに聞いたのですが、そちらの世界にグラハム・ベルという方がいたのをご存知ですか?このベルさんは営業マンだったのですが、いつも穴の空いたポケットにルピナスの種を入れて国中を飛び回っていたそうです。やがてルピナスは国中で咲き乱れ、国を代表する花の一つになったそうです。素敵なお話ですね。教主も穴の空いたポケットにミントの種を詰め込んでご近所を散歩してみてはいかがでしょうか?きっと素晴らしい出来事が起こるはずです。ああ、ミントが切れそうです...またミントをキメてご連絡します。それでは教主がミントと共にあらん事をお祈りしています。

パトラからのメッセージその3

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミントを毎日摂取して頂きありがとうございます。エーリアスではミントが世界の半分を埋め尽くしました。大気は清浄なミントの香りで満たされています。この強靭なミントは本当にどこでも育ちます。獣人の森。幽霊の沼地。魔女の地底。精霊の山。使徒の体。あらゆる場所でミントが繁茂しています。目の覚めるような新緑に萌え上がるミント。世界は既にミントに依って成り立っています。ミントで作った服を着、ミントを食べ、ミントで作った家で暮らしています。人々はミントの恵み感謝し、近く世界の名称がエーリアスからミントアスへ変更される事が決まりました。そして、何と!私の作るミントクリームのショートケーキが改名式典で皆さんに振る舞われる事になったんですよ。教主にも食べて頂きたかったのですが、そちら側にお届け出来ずに残念です。でも、もしかしたら、もうすぐ教主お会い出来る日が来るかもしれません。ああ、ミントが切れそうなのでその話は又の機会に。教主にミントの恵みのあらん事を。

パトラからのメッセージその4

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主の身体にミントが染み渡ってゆくのを感じます。ミントアスでは世界の8割以上がミントに塗り替えられました。そしてエーリアスだった頃では考えられない、素晴らしい技術革新が起こりました。魔法と科学の融合です。何故その様な事が出来たのか気になりますよね?答えはミントです。ある時、1人の使徒がミントをアクセサリーとして頭に飾り付けました。するとどうでしょう。ミントは使徒の頭に根付き、瑞々しく葉を広げました。人々は初め、その様子に恐怖しました。しかし頭にミントの双葉を付けた愛らしい容姿と、むしろ調子が良くなったという話を聞くとミントアクセサリーは多いに流行しました。そして多くの人々がミントを頭に生やした事でミントの副作用が判明します。ミントによる意識共有。そう、教主と私の間で起こっている現象です。魔法が得意な種族と、科学が得意な種族が意識を共有し、その技術を正しく理解する事で新しく生まれた技術。それを我々はミント魔科学と名付けました。ああ、そろそろミントを補給しなければ...それでは、教主にミントの祝福がありますように。

パトラからのメッセージその5

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミントの摂取がすっかり習慣になったようで素敵です。ミントアスでは全てがミントに覆われました。世界はミントの力に満ちています。ミントの力を利用したミント魔科学も日々発展を続けています。その技術水準は既にエルフの全盛期を超える程です。聡明な教主はもうお気付きかもしれませんね?実はエレナさんがミント魔科学を使い次元ゲートを開く事に成功しました。『50の星に祝福された王国』に雪辱を果たすため元の次元に戻る計画を立てているようです。エレナさんは王国を滅ぼす為には武器はいらない、ミントさえあればいいと仰ってました。何でもその王国の南部では葛という植物が猛威を振るい、環境を破壊しているようです。そしてこちらのミントはその葛という植物より百倍丈夫で、百倍早く育ち、百倍繁茂するのだそうです。エレナさんの試算ではその王国がミントに覆われるまで一月も掛からないとの事でした。私はその王国もミントで生活する様になるだけで滅ぶ事は無いのでは?と思うのですが、教主はどう思いますか?ああ、ミントが切れてきました...教主にお会いする計画については、また次の機会に...

パトラからのメッセージその6

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミントを通じた交信にもすっかり慣れてきましたね。ミントアスはミントが覆い茂り、嘗てない繁栄の最中にあります。現在エレナさん主導の元で次元を超える船の建造が行われています。ミントの力で動き、次元の彼方にミントを届ける船です。我々はこの船をミントの方舟、ミンティーアークと名付けました。我々はこの船で次元を超え、『50星に祝福された王国』に向かいます。そして王国にミントの種を撒いた後に世界を巡る予定なのです。ミンティーアークは空も飛べます。空を飛ぶ船で、新たな世界に新たなミントを布教する巡礼の旅です。エレナさんに聞いたところ、教主も王国と同じ世界の何処かに住んでいらっしゃるそうですね?きっと旅の途中でお会いする事が出来るでしょう。その時は、私の作ったミントケーキを食べて頂けたらと思います。少しでも美味しいケーキをお届け出来るように、料理の練習をしておきますね。では、再開の日を楽しみにしています。教主の日々がミントによって守られますように。

パトラからのメッセージその7

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主のミントから若干の困惑の気配を感じます。分かります。こちらの新しいミントが口に合うか心配なのですね?ご安心下さい。ミントアスではミントの品種改良が盛んに行われています。甘みの強いミントのや、バニラ風味のミントなんかも作られました。そして品種改良が最も盛んなのはやはりモナティアムです。獣人族が肉味のミントを欲しがったため、ビーフミント、ポークミント、チキンミント等が開発されました。ただ、何もかもが上手く行った訳ではありません。羊肉味のミントを開発しようとしたところ、ミントから羊が生えてくるという珍事が発生したそうです。それは何か良くない物だったみたいで即刻、羊味のミントの研究は中止されました。でもその噂を聞いたメロナさんとキュウィさんが、メロンやきゅうりの実るミントを開発しようとがんばっています。だから何も心配する必要は無いんです。きっと教主のお口に合うミントが見つかります。ミンティアークももうすぐ完成です。それまで教主がミントの祝福と共に有りますように。

パトラからのメッセージその8

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミントが教主の身体を健康に導く気配を感じます。今日は良いお知らせと、悪いお知らせがあります。まずは良いお知らせから。ミンティーアークが完成しました。今は次元ゲートとの調整作業に入ってます。船には各種ミントの種が続々と積み込まれています。次に悪いお知らせです。次元跳躍について少し問題が発生しました。エルフの皆さんが以前に使っていた科学技術と、現在のミント魔科学で技術的な互換性が取れない部分があるそうです。具体的にはエルフの皆さんが目指している、チキュウという場所の正確な座標が特定出来ないみたいです。そう、教主の住んでいる世界です。ふふ、そう残念がらないで下さい。実はもう解決策は見つかっているんです。それは今も行っている教主とのミント通信です。この通信を道標にして、我々はそちら側に行けるのです。遥か遠くにいらっしゃるにも関わらず、変わらずに私達を導いて下さる教主。すごく感謝しています。再会の日に向けてミント料理の腕を磨いておきますね。では、教主にミントの御加護がありますように。

パトラからのメッセージその9

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミント良し。通信は快調です。突然、何の事か分からないですよね?実は私、ミンティアークのパイロットに選ばれたんです。とは言っても私が艦を操縦する訳ではありません。パイロットという言葉の持つ本来の意味、水先案内人が私のお仕事です。艦の操作はエルフの皆さんがやってくれます。私のやる事は、この艦のパイロットルームでこうして教主とお話をするだけです。私達は教主を目印にして次元を渡るのです。ふふ、気付かれましたか?今、私はミンティアークに乗っているんです。そして、今日はミンティアークの試験飛行の日なのです。各種の動作確認を終え、この艦の羅針盤たる教主との通信も、たった今、問題なく行える事が分かりました。旅立ちの準備は完了です。細かい調整が必要かもしれませんが、近日中に出発出来るでしょう。とても楽しみです。データも充分に取れたようなので、今日はこれくらいにしますね。再会の日まで、教主の魂がミントの香りに包まれ守られますように。

パトラからのメッセージその10

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主の晴れ渡るようなミントを感じます。今日のミントアスも快晴です。とうとうこの日がやってきました。ミンティアーク出航の日です。次元ゲートにはミントエネルギーが送られ、時空境界の青い揺らぎが綺麗に渦巻いています。ミントアスはこの日を祝い、そこら中に屋台が出ていて、まるでお祭りみたいです。ミントかき氷にミントフランクフルト、ミント綿飴にミント人形焼なんかもありますよ。ミンティアークに乗る使徒も、こちらに残る使徒も、みんな楽しそうにはしゃいでいます。ひょっとして、教主はこちら側に残る使徒の事を心配なさってますか?大丈夫です。ミンティアークが無事にチキュウに到着したら、ミントアスとチキュウを行き来する定期便を運航する予定になっています。とは言え、教主のいるチキュウという場所はとても遠いようですね。エレナさんの話では、時空ゲートを使っても二ヶ月くらい掛かるそうです。順調に行けば九月の終わり頃にはそちらに着けそうです。では、私も出航前の式典に出席するので今日はこのくらいで。教主の未来がミントの緑に照らされますように。

パトラからのメッセージその11

教主...教主...聞こえますか?パトラです。ミントの美味しい季節になりましたね。教主も毎日ミントを摂って体調を整えてくださいね。ミンティアークは問題なく次元の狭間を航行しています。優しい教主は我々が慣れない場所で不便をしていないか心配なさっているでしょう。でも大丈夫です。ミンティアークは巨大な船です。何と船の中に公園やプール、映画館や小さな商店街まで完備されているんですよ。食料も問題ありません。艦内には大きなミント畑もあって、何ヶ月でも自給自足可能なんです。エレナさんの話では、ミンティアークは『50の星に祝福された王国』と戦うための戦艦であると同時に、てらふぉーみんぐ・しっぷ、と言う種類の船らしいです。聞いた事が無い種類の船ですが、何でも新しい土地に効率よくミントを植え、増やすための機能を持った船だと言う事でした。素敵ですね。教主の故郷にもこの素晴らしいミントを広める事が出来ると思うと、今からワクワクします。それでは今日はこれくらいで。教主にミントの瑞々しい加護がありますように。

パトラからのメッセージその12

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主のミントは今日も爽やかですね。ミンティアークは現在、次元の狭間で小休止しています。何かトラブルがあった訳ではないので安心して下さいね。航行中に見つけた浮島の上に、湖と言っても良いくらいの大きな水たまりを見つけたのです。内部に何でも揃っているミンティアークですが、毎日同じ場所では飽きてしまいます。そこで、浮島の湖でちょっとしたバカンスを楽しむ事になったのです。使徒の皆さんも水着に着替えて思い思いに湖を満喫しています。私も浮島に降りてちょっとした実験をしてみました。ミントを植えてみたのです。水があるなら育つかもとおもったのですが、ミントは予想以上にすくすくと育ち、あっという間に浮島は緑に覆われました。せっかくなのでここを次元の狭間の中継基地にしようという話が持ち上がっています。少し時間が掛かるかもしれませんが、チキュウとミントアスの航路を安全に行き来あうるためには良い案かもしれませんね。それでは、今日はこのあたりで。教主の進む道に、ミントの爽やかな風が吹きますように。

パトラからのメッセージその13

教主...教主...聞こえますか?パトラです。私達は、教主のミントをより正確に感じる事が出来るようになりました。次元の狭間に中継拠点が出来たのです。虚空に浮かんでいた茶色の岩塊は、今や緑の球体になっています。ミントを植える事によってライフラインを備え、今や立派な拠点として機能するようになったこの場所は、ミントボールと名付けられました。この地点にミント通信の中継ミントアンテナを設置した事により、三辺測量が出来るようになったのです。ミンティアークとミントボールの両方から教主と通信する事で、より正確に教主のミントを捉える事が出来ます。上も下も、時には前後の区別さえ曖昧になる次元の狭間で、このシステムは画期的です。教主のミントを頼りに手探りで進んでいた私達にとって、まさに行き先照らす道標となるでしょう。教主とお会いできる日も、少し早くなったかもしれませんね。では、今日はこのあたりで。教主のミントが健やかに育ちますように。

パトラからのメッセージその14

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主のミントから瑞々しさが薄れています。そちらではミントの季節が過ぎ去ろうとしているのでしょうか。でも、ご安心下さい。私たちが届けるミントは、季節を問わずいつでもどこでも育てる事ができるんですよ。次元の狭間の旅は順調です。もうすぐ教主の元へ、この素晴らしいミントをお届け出来ると思います。それと、教主との距離が近付いた事で試したい事があるんです。ミントを使ったミント通信です。ふふ、私との通信ではありませんよ?普通の使徒は頭にミントを植えて、そのミントを通じて通信するのです。私や教主のようにミントを植えずに通信できる例は非常に稀みたいです。実は頭に植えたミントでも、教主と通信出来るかもしれないのです。今、何人かの使徒にミント通信のコツを教えています。もしかしたら近いうちに、私以外の誰かから通信が繋がるかもしれませんね?それでは今日はこのあたりで失礼します。教主の心にいつもミントの緑が絶えぬよう、祈っています

パトラからのメッセージその15

教主...教主...聞こえますか?パトラです。教主の世界に存在するあらゆるミントの気配が、今はもう手に取るように感じられます。ミンティアークは間もなく目的地点へと到着します。そう、教主のいらっしゃる世界へと繋がる地点です。とは言え、私たちがいるのは次元の狭間です。そちら側へ移動する為にはゲートを開く必要があります。エレナさんの話では、そちら側の世界に影響の少ない地点を選ぶ必要があるようです。とは言え、調査には一週間もあれば充分という話でした。もうすぐですね。もうすぐ、教主と再び会って、お話する事が出来そうです。今からとても楽しみです。それでは、再会の日までもう少しお待ち下さい。教主に香り高く、美しいミントの祝福をお届け致します。

パトラからのメッセージその16

教主...教主...聞こえますか?パトラです。長期間のミント摂取の結果でしょうか、教主がミントを摂取していなくても捕捉することができます。こちらでは次元ゲートの準備が整いました。明日にでもゲートを開いてそちら側へ渡る事が出来そうです。現在ミンティアークでは、アレットさん率いる制圧部隊が、ミント榴種砲の最終訓練を行っています。これは地表の邪魔な構造物を破壊すると同時に、ミントの種をばら撒く装置なのだそうです。エレナさんは、破壊と同時に再生を行う今回の戦争は歴史上最もクリーンな戦争になるだろう、と笑っていました。そちら側への侵入は、『50の星に祝福された王国』の首都と思われる人口密集地に対して電撃的に行われるとの話です。恐らく教主の住んでいる場所とは離れていると思いますが、万が一、近くにいらっしゃったら避難して下さいね。では、直接お会いできる時まで、教主にミントの祝福を。

パトラからのメッセージその17

教主...教主...聞こえますか?パトラです。私はもう、ミントを通じて語りかけません。何故なら私は今、教主と同じ大地を踏みしめているからです。教主の暮らしている世界に来て、私は少し驚きました。教主の暮らす世界は楽園のような場所だと勝手に思っていたからです。でも、世界は思ったよりも灰色で、どこか無機質な感じでした。でも、もう安心です。私達が来ました。いつか話したグラハム・ベルさんのように、穴の空いたポケットに、ミントの種を詰め込んで、教主の元に歩いて行きます。そんなに時間は掛かりません。実はすぐ近くまでミンティアークで送ってもらったんです。語りかけなくても教主のお家は分かります。ミントの気配が導いてくれます。今までで一番上手に出来たミントケーキがお土産です。教主...教主...聞こえますか?世界にミントの芽吹く音が。聞こえますか?教主の家の、扉をノックする音が。お待たせして申し訳ありませんでした。パトラが会いに来ましたよ!!

パトラからのメッセージ:エレナ編

教主...教主...聞こえるか?エレナだ。おい、ちゃんと繋がってるのか?ああ、そちらからは返事が出来ないんだったな。しかし実際やってみると、これは何とも言えない感覚だな。今日は頭に植えたミントでも通信が出来るかの試験みたいなものだ。うーん?これは心配か?そちらの感情は上手く読み取れん。パトラはよくこんな環境で会話出来ていたものだな。ああ、頭のミントの事なら心配いらない。種を髪に埋めておけば一晩で生えてくるし、抜く時も毛を一本抜く程の痛みしかない。勿論健康被害もないぞ。何度も獣人達で実験したからな。安全の確認出来ていないモノなぞ、私が使う訳ないだろ?抜いたミントは食用にもなるらしい。私は捨てているがな。いや、アメリアが欲しがったから渡したんだったか?まぁミンティアークの航海は順調だよ。そう待たせずに到着するさ。そうなったら私は少々忙しくなるが。ああ、そうだ『50の星に祝福された王国』を滅ぼした暁には、彼の国の代表...大統領だったか?教主をその大統領にしてやってもいいぞ。もちろん私の傀儡としてだがな。おっと、そろそろ時間のようだ。あまりミントばかり食べてるとパトラみたいになるぞ。じゃあ、またな。

パトラからのメッセージ:エレナ編その2

教主...教主...聞こえるか?エレナだ。ミンティアークは無事に次元ゲートを抜けた。今は『50の星に祝福された王国』だ。首都と思ってた大都市は制圧したんだが...どうも違ったようだ。王国のシンボルらしい女神像があるから、首都だと思っていたんだ。腹いせに女神像を倒壊させようと思ったんだが...アメリアが反対してな...私を模した頭部にすげ替て、人間共に誰が支配者か理解らせるとか言い始めてな...。とりあえずこの都市はニューモナティアムと改名して、ここを拠点にして西に向かい、王国を横断しながら制圧するつもりだ。何、人間共の兵器への対策は万全だ。明日までも掛からんさ。現にそっちにも何の情報は流れていないだろう?EMPミントを使って情報網にも打撃を与えているからな。人間共が異変に気付いた時には、もう手遅れさ。私はこれから忙しくなるから、今日はここまでだ。暇な奴らは教主に会いに行くかもな。じゃあ、またな。

おやすみエルフィン

エルフィンがベッドに横たわりすぴすぴと鼻提灯を出しながら眠っている
…まさか実物を拝む日が来るとは思ってもいなかったので少しだけ得をしたような気持ちになり折角だからと近付いて観察してみることにする
………いや待てよ?近くに寄って見てもこれは明らかに鼻提灯なのだが…エーリアス人に鼻なんていう器官がそもそも存在していただろうか?
よく思い出してみよう…彼女等の顔に付いているパーツは目、眉毛、口、耳、髪の毛、そして何よりもちほっぺ
…おかしいな…いつも彼女達と共にいるというのに彼女達の鼻を思い出すことが出来ないし今目の前に寝ているエルフィンの顔からも鼻を確認することが出来ないぞ…?
であるならば…今私が目にしているこの透明な薄膜は一体何なのだろうか…?
私はこの謎を解き明かすために取り敢えずエルフィンの鼻提灯を舌で舐めてみたが破裂したそれから舌先に感じたのはわずかなしょっぱさだけだった
そして鼻提灯が破裂したと同時にエルフィンが驚いたように目を覚まして何故私が寝室にいるのかを不思議がっていたがこれは夢だよと教えてあげると安心してまた眠りについた
おやすみエルフィン良い夢を見るんだよ

お風呂

小さな子供たちの中にはお風呂が嫌いだというものは少なくないと聞く
実年齢はともかく精神年齢が幼児や小児のそれとさほど変わりのないものが多いエーリアス人もどうやらまたそのご多分に漏れず風呂嫌いがそれなりに多いらしい
特に獣人達なんかは我々のよく知る動物達と同じく水に濡れることを嫌うものが多いようで、獣人の集落を訪れるとえもいわれぬスメルが鼻腔をくすぐることがすくなくない 特にコミー辺り
さて…そんなエーリアス人のお風呂事情の一端ではあるが、我等がエルフィンはどうなのか?と言われると当然のように彼女も風呂が嫌いなのだという
…いや嫌いというのは正しくないのかもしれない、おそらく面倒だと思っているのだろう
ご存知の通りエルフィンは妖精族の…ひいてはエーリアス人全体で見ても体躯が大きな方でスタイルも良い
それはつまり洗わなくてはならない面積が他よりも多いということだ 数学の達人である私の計算によるとギデオン辺りとは2倍は広いはず
面積が広いということはつまりそれだけ時間と手間がかかるということ。短気な彼女はそれが面倒なのだろう

そしてそんなわがままボディより何より…今も私の視線の先で苦戦しながら泡だらけになりつつ洗っているさらさらのロングヘアーが問題だ
地球人でも髪の長い女性はそのお手入れにかかる時間が相当に長いと聞く。それに加えて彼女はお風呂の時ですら王冠を外すことが出来ないので余計に面倒がかかっているのだろう
…寝ている時も、裸にならなければならないお風呂の時にも、常に外すことが出来ない王冠…それについて物思いに耽ろうとしたところでやっとシャンプーを終えて泡を洗い流し顔を上げたエルフィンと目が合った
…しばし熱い視線で見つめ合った後にエルフィンに問いかけられた。ふむ、何故お風呂に私がいるのかって…?

……………そういえばエルフィン、実は今日私はイオンに行ってきたので1リットルのアイスクリームを買ってきてあるんだ
それも3つも。エルフィンの好きなキャラメルもあるからお風呂から上がったら一緒に食べようね
今日は特別に容器から直に食べてもいいよ…うん、楽しみだね。でもちゃんとお風呂に入り終えてからだよ。ちゃんと身体もしっかりと洗おうね
なんやかんやと文句を言いながらもちゃんと女王様らしく身綺麗にしているエルフィンはとても素敵だよ

ママ

エルフィンはママかもしれぬ
無限かと思えるような書類、嘆願請願許可許可に紛れ込む人権放棄の認可印。それと戦い続けた結果茹だり呆けた頭が床とベッドを見分ける事もできなくなり部屋に入りついでに意識を飛ばしたのが恐らく昨日。額を撫ぜる暖かく柔らかで心地よい感触に目を開け不安そうな顔で私の顔を覗き込みながら恐る恐ると言った風情でこちらの額に手を当てるエルフィンを捉えた時にそう思った。
年上のママか…と呟きながら上体を起こしながらまだ不安そうなエルフィンに大丈夫だよ、心配させてごめんね。と声をかける。
それでもまだ疑うような不満そうなエルフィンを優しくなでなでしてやるとはにかむような笑みを浮かべ漸くいつもの元気なエルフィンに戻る。
違う、と感じた。

私がママだ。
この不思議なもちもちたちには育ての親のようなものはともかく母親はいない。
つまり私が与えねばならぬ。先のエルフィンがくれたものだ。震える吐息消える言葉握る小指形の無い全て!
無辺無尽に与えねばならぬ。愛を!
もちもちたちのママに私はなる!

と言う感じだから早く牢屋から出してよネル。え?もう少し頭を冷やせ?でもほらやっぱ必要とされてると思うんだよね愛がさ。んん?気味が悪い?隔離?そんなぁ。

エルフィンはかわいい

エルフィンはね…とてもとてもかわいいんです…
確かに傍若無人でワガママなおバカさんではありますので最初は少し目につくところはあるでしょうが…
触れ合っているうちに少しずつ貴方もエルフィンの可愛らしさがわかってくることでしょう…
謎の自信に満ち溢れていて後で落とされる事がほぼ確定しているようなドヤ顔も…
子供みたいに地団駄を踏みながらピーピーと泣き喚いている顔も…
ごはんを食べてもぐもぐとハムスターみたいにお口いっぱいに詰め込んで幸せそうにしている顔も…
たまにはちょっとしおらしくなって頬を赤らめながらこっちを伺っている顔も…
ふと気がついた時にはその全てが愛おしくなっているのです…
皆さんもエルフィンを愛しましょう…何時の間にか愛さずにいられなくなるこの女王様を愛すのです…

エルフィンリング

永遠の女王エルドルを戴く妖精の地で
世界樹の根源たる、エルフィンリングが砕けた
エルドルの血を受けた子供たち、エルダインたちは、エルフィンリングの破片たる大ケーキを手にし
その力に狂い、歪み、冬戦争を起こし…
大いなる意志に見捨てられた
そして、かつて瞳からもちもちの祝福を失い、妖精の地を追われた泥人たちの元に祝福の導きがもたらされる
祝福なく、死にきれぬ死者たちよ
導きに従い、次元の海の先、妖精の地に向かい
エルフィンリングに見えよ
そして、エーリアスの教主となるがよい

Epid Games新作ゲーム「𝑬𝑳𝑷𝑰𝑵 𝑹𝑰𝑵𝑮 」
──2025年9月27日発売予定

ニュートリッカルロマンサー

ここに来て2週間になるが、「」はまだもちほっぺテーストの夢を見、希望は夜ごとに薄れていく。"餅の国"でこれだけヘムケジャラをやり、あれだけモッチンモッチンし、チンチャダ…チンチャガナッタナッてきても、眠るときに見るのはほっぺつねりテスト。エミュレーターに広がる、もちもちほっぺの弧線——。《트릭컬》が日本海をへだてて奇妙に遠い今、「」は教主でもなければマヨのコレクションでもない。生き延びるだけで手いっぱいの後進国民でしかない。それでも夢は、日本の夜に、ドリームランドのガム玉のように押し寄せ、エルフィンからの手紙に泣いて、ひとりきりで目醒めてみれば、アプリはメンテナンス中で、どこかのブラック企業のオフィスで体を丸め、両の手はデスクに突き立てて指の間にクッションが掴みこまれ、ありもしないもちほっぺをとらえようとしている。

もちほっぺ評論家

エルフィンのほっぺ
オススメ度:☆5
まず口に含んだ時、舌に広がる優しいながら存在感を感じさせるどっしりとした甘み。
また、虫捕り後にだけ楽しむことが出来る、健康的な汗の塩味もテイストのアクセントとして素晴らしい。
だが、もちほっぺは口に含むだけが全てではない。
ちゅぼぼぼっと啜った時に感じさせるフレーバーこそ、もちほっぺを嗜む真髄と言えよう。
エルフィンのほっぺに戻ろう。
鼻腔をいっぱいに満たすのは、まずミルキーな香り。言うなれば、産まれたての赤ん坊のような、庇護欲を唆るやわらかな香り。
そして駆け抜けてくるエネルギッシュで力強い若草の薫り。エルフィンの積極性の発露のようである。
総じて、ブレが少ない入門向けのもちほっぺという評価だろう。しかしながら、もちほっぺの奥行きを楽しめる玄人ほど、じっくりゆったりと味わって欲しい。
深みと包容力を感じさせるバランスに驚くことだろう。

エルフィン

久しぶりにお前の顔見たら やっぱ俺の気持ち 自分で良くわかった 嘘じゃないって
柔らかいもちもちのほっぺ 前よりずっと かわいくなったよな
パンも食べて幸せそうに見えるけど ケーキのことも 忘れてないんだろ
甘いものが欲しかったら たっぷりくれてやるよ いつでも
俺だって お前のほっぺが恋しい
前みたく 俺に甘えてこいよ 素直になって
「チョコミントアイスはいらない」 って泣きながら言ったよな
小さいお前を胸に抱いて めいっぱい お前の頭 撫でてやった 最後の夜
その後だったよ 最初聞いたときびっくりした CBTが終わるって
お前を忘れようと わけもなく いろんな奴のほっぺを引っ張ったけど
やっぱお前が一番だった
お前のほっぺ お前のほっぺ お前の柔らかほっぺ そして可愛いほっぺ
全部 俺のものだ 今でも いつまでも
俺は待ってる いつまでも お前のいないこの部屋で

オールエルフィン・ラボ

エルフィンが可愛すぎる。
このアホみたいにパンを食っている妖精はエルフィンと言い、妖精の王国エルフィンランドを統治する妖精族の女王です。
エルフィンは妖精族の中でも比較的長身で、その大きさは、皆さん大好きなバチクソ甘いケーキを出すお店で知られる不二家のマスコット、ペコちゃんと同じくらいの大きさです。
エルフィンの特筆すべき特徴はその腕力です。エルフィンの腕力は凄まじく、高いフィジカルを誇る獣人族の中でも最高の腕力を誇ると言われる個体ですら開けられなかったエルフの街のゲートを、エルフィンは腕力だけでこじ開けてしまう程です。
しかし、そんな高貴さと力強さを併せ持つ妖精族の生来リーダー、エルフィンにも一つだけ欠点があります。それは、信じられない程頭が悪いという事です。
エルフィンは空腹を我慢する事が出来ず、腹が減れば近くのパン屋に押しかけパンを食らいます。見て下さい、この愛らしい笑顔を。何も考えていません。エルフィンは自分の食べたパンの数も、その合計の代金も理解できません。パン屋の請求が王城に送られ、様子のおかしい使徒ネルの元に届いた時がエルフィンの平穏の終わりです。
怒り狂うネルに対して果敢にもエルフィンは言い訳で難を逃れようとします。ですが当然そんなものは通用しません。あっという間に捕らえられ、何処かに連れて行かれます。
ネルにバチクソ怒られたエルフィンは流石に少し反省します。しかしエルフィンは過去の失敗から学ぶような性格ではありません。すぐにパン屋へ向かい愛らしい笑顔を見せてくれます。
それが誰にも愛される妖精族の女王エルフィンです。

魔界のマヨ

目が覚めると、そこは地獄だった。いや、正確にはここが何処かは分からない。だが、どこまでも続く赤茶けた荒野に、所々枯れ木が立ち並び、そこかしこに髑髏や獣の頭骨が転がっている光景は、正に地獄のようだ。何故、自分がこんな場所にいるのか分からない。さっきまで教団の自室で仕事をしていたはずだが...「こんな所で何をしているッスか?」聞き覚えのある声。「マヨ!?」振り返るとそこには...なんだか小さいマヨがいた。なんかいつもより一回り小さい?「新入りッスか?そんな格好してると怒られるッス!」そう言うとガサゴソと鞄を漁って何かを取り出した。「これを着るッス!」差し出されたのはマヨの服だった。へぇ...ほぉ...ふぅーん...。どこからどう見てもマヨの服だ。私に使徒の服を勝手に着る趣味は無い。だが、まぁ、本人が着ろと言うならやぶさかではない。早速マヨの服に着替えさせて頂いた。

小さいはずのマヨの服は、どういう原理かは知らないが私の身体にピッタリと収まった。「なぁマヨ、ここは一体何処なんだ?」知っている顔に出会ったので安心していたが、ここは知らない場所だ。「ここは魔界ッス!」は?魔界?ナニソレ地獄と違うの?「しかし新入りも運が無いッス!ここは魔界でも割とロクでも無い所ッス!!」「そうッス!そうッス!ここでは給料もまともに支払われないッス!」「しかもボスは絶望的に胸が無いッス!!」ん?何だ!?マヨが一人三役で喋ってる?いや、違う。気がつけば、マヨが三人に増えていた。「そういえば新入りは何でオレの名前知ってたッス?」もう区別が付かないが、恐らく最初に出会ったマヨが尋ねてくる。「いや...だって...マヨだよね?」自分で言ってても自信が持てない。だって私の知っているマヨは増えたりしない。「マヨは愛称で本名はマヨネーズッス!」「ケチャップッス!」「わさびッス!」三人のマヨがそれぞれ自己紹介?してくれる。でもお前ら...それが名前なのか?

「まぁ魔界はどこも同じ感じなので気を落とすなッス!」マヨ(マヨネーズ)が慰めてくれる。「まぁ当たりが良ければ給料貰える場所もあるッスけど、どうせイワシとかッス!」マヨ(ケチャップ)は諦めの表情だ。「オレはどうせ仕えるならデカパイ魔族が良かったッス!」マヨ(わさび)がつま先立ちで両手を頭の上に添えながら器用にクルクル回っている。その動きはちょっとかわいいが、発言内容は割と最低だった。「それでマヨ達はここで何してたの?」こんな何も無い荒野の真ん中に用事でもあるのだろうか?「「「サボりッス!!」」」三人の声がハモる。こいつら最低なんだ...いや、マヨ(本物)も割とサボるか?

「そういえばマヨ達のボスってどんな人なの?」サボっていて怒られないのだろうか?「見た目は普通の女の子っぽい悪魔ッスけど中身は悪魔ッス!」とはマヨ(マヨネーズ)の意見。「なんか放っておけない雰囲気が有る悪魔ッス...」マヨ(ケチャップ)お前...なんかちょっとねっちょりしてない?「絶望的に胸が無...」ドサリ。マヨ(わさび)が白目を剥いて倒れる。その頭には、何処からか飛んできたのだろうか、槍が生えていた。「あんた達、こんなトコで何してんの?仕事は?」静かだが怒りの篭った声が響く。「「「ヒィーーーッ!?」」」思わずマヨ達と一緒に悲鳴を上げてしまった。いつの間にか近くに、跳ねた赤髪をツインテールにまとめた少女がいた。その背中にはコウモリのような翼と、先の尖った細い尻尾が生えていた。それは紛うことなき悪魔の特徴。だがそれ以上に特徴的な部分が有った。

「絶望的に胸が無い悪魔!!」恐らくマヨ(わさび)が言いたかった言葉が自然と口から零れ出た。「あ゛!?まだ死にたい奴がいんの!?」悪魔(絶望的に胸が無い)の身体から怒りのオーラが立ち上る。「に...逃げるッス!!」マヨ(マヨネーズ)が叫ぶ同時に一目散に走り出す。私とマヨ(ケチャップ)も直ぐにそれに続く。「マヨ(わさび)が殺された!?」突然の凶行に心臓がバクバクする。「新入り!ここは魔界ッス!死んでも死ねないッス!病院で生き返らされてまたコキ使われゴハァッ!?」逃げながらも親切に説明してくれたマヨ(ケチャップ)が飛んできた槍に串刺しにされた。
「しっ...新入り!お前だけでも逃げるッス!!」マヨ(マヨネーズ)が鞄からナイフを取り出し悪魔(絶望的に胸が無い)に立ち向かう。この状況で考える事じゃないけど、吹き矢じゃないんだ。

「ごめんマヨ(マヨネーズ)、私はこんな所で死ねないんだ!!」そう、私は教主。エーリアスを救う使命がある。だけど、エーリアスは何処だ?どうやって帰ればいい?「ギャーッス!!」そうこうしているうちにマヨ(マヨネーズ)の断末魔が響く。咄嗟に近くの枯れ木の裏に隠れるが見逃して貰えるだろうか?コツン...コツン...ゆっくりと足音が近付いてくる。「何か増えてると思ったら新入りも混じってたのね」やはり隠れる切れなかったようだ。悪魔(絶望的に胸が無い)は私の目の前までやって来ると、ゆっくりと槍を振り上げる。「これからはアタシがコキ使ってあげるから覚悟しなさい?」悪魔(絶望的に胸が無い)は、そう言いながら怪しく微笑むと、その槍の切っ先が...

「教主、教主、起きるっす!」気が付くと私はいつもの机でマヨに揺すられていた。「こんな所で寝たら風邪を引くっす!教主はマヨのコレクションなんだから自覚を持って体調管理するっす!」もちもちのほっぺ膨らませるマヨはいつものサイズだ。思わずそのもちほっぺを掴んでモミモミと感触を楽しんだ。「何するっす!」抗議をするマヨだがその評定は満更でもなさそうだ。「マヨはマヨだけだよね?」当たり前の事だがつい確認してしまう。「?何言ってるっす?マヨ以外にマヨはいないっす!」当然の答えだ。「いや、何か変な夢を見てたんだ。小さな三人のマヨと、絶望的に胸の無い悪魔の...」瞬間、ゾクリと背筋が凍るような殺気を感じた気がした。「何でもない、お腹が空いたし食堂に行こう」いつも通りの日常に戻れたんだ。マヨと一緒にパンケーキでも食べて、あの夢の事はもう忘れよう。

エルフィンに会いたい

はぁ…エルフィン…君に会いたいよエルフィン…
エルフィンに限って食べ過ぎてお腹を壊すっていうことも暑さで食欲が無いなんてこともないだろうけど心配だよ…
あぁでもアイスの食べ過ぎでお腹を冷やして壊してる可能性はあるかもな…
お腹が痛くてピーピー泣いてるエルフィンのお腹を撫でさすってあげたいよエルフィン…

エルフィンが愛おしくてたまらない

俺なんでこんなにエルフィンのこと好きなんだろう…
こういうキャラが多いソシャゲって好きなキャラの傾向なんて大体性癖に沿ってある程度決まってるじゃない
俺普段の性癖とか好み的に言えばどっちかといえば大人しい感じの子とかダウナーなタイプの子が好きなのね
それこそギデオンとかマヨとかコミー辺りが何時もなら最推しのはずなのね
勿論今上げた子達も普通に可愛いと思ってるし好きだよ好きなんだよ?
だけどそれらを飛び越してもうエルフィンが愛おしくてたまらないの
要素的に抜き出したら自己中でワガママなバカなんて普段だったらむしろ嫌いに分類されるような属性ばっかりたし
見た目的にも俺白髪好きだしどっちかといえばショートの方が好きだしミニマム体型が好きなはずなんだよ
なのに何故かエルフィンは好きなんだ…なんでこんなに俺の心捉えてんのこいつ…可愛い…好き…

トリッカル昔話:ゴールディ

ゴールディが使徒として紹介されると、人々は次第に混乱していきました。あるものは大きいものを手に入れたことを誇るうちに傲慢になり、あるものは憎しみにかられ会社と代表の家の不動産権利書を燃やしました。混乱の中で大地は荒れ、人々の心は乾きました。
神様はひどく悲しみました。神様は人々のうちからゴールディを取り上げると、だれからも平等に彼女の姿が見えるよう、だれの手も届かないショップの中にゴールディを閉じ込めました。
だからゴールディは今でも、ショップカウンターの向こうでだれのものでもない笑顔を振りまいているのです。
めでたしめでたし

トリッカル昔話:ゴールディその2

ある乾いた日のことです。
教主がお店で、ゴールディと話していました。教主が言った冗談でゴールディが笑ったとき、彼女の瞳の中にみっつの星が光りました。教主にとって、その光はなにか、大切な啓示のように思われました。
教団に来ればいい───ふいに教主の口をついた言葉は、少し不吉な響きがしました。ゴールディは少し困った顔をして、約束はまだ続いているから、と断りました。誰との約束か聞いても、ゴールディは話したがりません。どうして?と教主は問います。まだ。ゴールディは答えました。まだ人々は混乱し続けている。まだ約束は続いている。まだ世界は壊れたままなのだ、と。遠くから聞こえてくるような言葉に、教主は恐ろしくなりました。いいから行こう、そう言って教主はゴールディの手を取ろうとしました。止めようとするゴールディの声は間に合いませんでした。
落雷が教主を打ち、あたりが真っ白に照らされました。
まばゆい光がおさまったとき、ゴールディの前にあったのはこんがり焼けた餅の柱と、ひとかけらの黄金だけでした。
ちょうど同じとき、遠く離れた世界の、教主の故郷にほど近い海で、とびうおが音もなくはねました。
めでたしめでたし

トリッカル昔話:ゴールディその3

昔、林檎の民の男がゴールディを捕まえたとき、彼女がこう話しかけてきました。「私はなんの価値もない店番の娘なので、私を使徒にしてもまったく役に立ちませんよ。でも、私を放してくれるなら、役に立つみっつの助言をあなたにさずけましょう」ゴールディは、ひとつめの助言を男の手の中で、ふたつめを木の枝の上で、みっつめを山の頂に付いてから話すと約束しました。ゴールディがどういう存在なのかよく知らない林檎の民の男はこれに応じ、ひとつめの助言を求めました。「もしあなたがなにかを失っても、たとえそれがあなたの命よりも大切なものだったとしても、決して後悔をしてはいけません」男はゴールディを放しました。ゴールディの紹介ポストが、音もなく消えました。ゴールディはひらりと木の枝にのぼって続けました。「根拠もなくばかげた話を信じるな」投稿し直されたゴールディの紹介ポストからは、みっつの星が消えていました。
ふたつめの助言を言い終えると、ゴールディは山頂に飛び立ちながらあざけりました。「不運な男よ!私は誰もが実装を待望する黄金の龍だ。あのまま捕まえていれば、すべてを出し抜いて最初に私を使徒とすることができたものを!」男は失ったもののあまりの大きさに苦悶しながら、せめて最後の助言を教えてくれと頼みました。
「与えられた助言も理解していないのに新たな助言を求めるとは、ばかなことを」ゴールディは言いました。「失ったものを後悔するなと私は教えたはずだ。ばかげた話を信じるなとも。おまえはどちらの助言も忘れて、ばかげた話を信じ、大きなものを失ったと嘆いている。考えてもみろ。本国版でも実装されていない私を、迂闊に先行実装など怖くてできるわけがないだろう。おまえは愚か者だ。それゆえに、林檎の民に課せられた制約の中に、留め置かれなければならない」
ゴールディの姿は山のむこうに隠れてすぐに見えなくなりました。
めでたしめでたし

トリッカル昔話:ゴールディその4

昔、餅国のある隠者が人々に警告を発しました。やがてある時が来ると、特別に貯蔵された餅以外はすべて溶け落ちてしまい、その後は餅の性質が変わって、人を狂わせてしまうであろう、と。一人の林檎の民の男だけがこれに耳を傾けました。その男は餅を集め、安全な場所に貯蔵して餅の性質が変わる日に備えました。ゴールディ実装の紹介ポストも、その中に大切に納めてありました。
やがて隠者が予言していた日が来ました。すべての餅は溶け落ちて大地をもちもちと覆い、小川を堰き止めて湖を餅で満たしました。警告を聞いていた男は、その光景を見ると急いで隠れ家に戻り、貯蔵していた餅を食べ、ゴールディを見て心を落ち着けました。しばらくして、小川が再び流れ始めたのを見ると、男は街へ戻っていきました。
餅が変わったあと、人々はそれまでとはまったく違う方法で話したり考えたりしていました。しかも彼らは隠者の警告や、餅が溶け落ちたことをまったく忘れていたのです。男は隠した餅を食べ続けていましたが、人々と話すうち、自分の気が狂っていると思われていることに気づきました。人々は男に憐れみや敵意しか抱かず、話をまともに聞こうとはしませんでした。
男は次第に、人々と違ったやり方で暮らしたり、考えたり、行動したりすることに耐えられなくなり、ある日、ついに新しい餅を食べる決心をしました。そして新しい餅を食べると、この男もほかの人々と同じになり、蓄えていた特別な餅のことも、あれだけ大切にしていたゴールディのこともすっかり忘れてしまいました。そしてその仲間たちからは、狂気から回復した奇跡的な男と呼ばれ、その後は隠れ家のことを思い出すこともないまま暮らしました。
めでたしめでたし

トリッカル昔話:ゴールディその5

昔、空からすべての星が消えた夜のことです。夜空から星あかりが消えたとき、ゴールディの実装告知もまた人知れず地上から姿を消しました。星のない暗い夜の中で、船乗りたちは航路を、渡り鳥たちは遠い故郷への道を、詩人たちは編むべきうたを見失いました。夜はそのまま明けることがなく、ひどい混乱の中で、ゴールディの失踪は忘れ去られてしまいました。そんな中、ただ一人の林檎の民の男が、ほかにすることもなく、彼女を探し続けていました。
男があてもなく探し歩き、サマルカンドからほど近い遺跡についたとき、一人の隠者が彼に話しかけてきました。「私は、おまえが探すものに至る道筋を与えることができる」男は恐縮して、「導師様、私が探しているのは星ではないのです」と答えましたが、隠者は続けました。「ワフシュ川が注ぐ先で、青金石の島を探せ。そして島に渡ったあとは、おまえの探すものを見つけるまでは、なにも顧みるな。そこで何かを見つけても、たとえそれがおまえの探すものよりはるかに価値があるものだったとしても、決して顧みてはならない」ほかにあてもない林檎の民の男は、これに従うことにしました。
男は小舟で川を下り、河口にたどり着くとまっすぐに暗い海を進みました。長い間船を漕ぎ続けましたが、星のない夜の中では、どのくらいの時間が過ぎたのかもわかりません。来た方角もわからなくなった頃、光り輝く神秘的な島が見えてきました。青金石でできたその島には、旧い時代のまばゆい遺跡や、見たこともない美しい鉱石、なにかの家の権利書といった宝物がありましたが、隠者の助言を聞いていた男は、それらを慎重に無視しました。男は島の奥に光り輝く湖を見つけました。その湖の底には、空から失われた星がぎっしりとつもっていて、それらが放つ神秘的な光が島を明るく照らしていました。男は、隠者の助言はこれを指していたのだと思い、見つけたものを誰にも取られぬよう柵を作ると、疲れて眠ってしまいました。夢の中で、湖よりも島の奥に進んだところにある原っぱに、愛らしい黄金の龍が、寂しそうに眠っているのを見かけましたが、男にはもう、彼女の名前も思い出すことができませんでした。
男が目覚めたとき、夜空には何事もなかったように星が戻っていました。しかしゴールディが戻ってくることは、ついぞなかったといいます。
めでたしめでたし

トリッカル昔話:ゴールディその6

昔、餅国のある地方に、思慮深く誰からも愛される領主がいました。彼には海の向こうのもちほっぺの溢れる国から来た若い妻がありました。
ある夜、領主がいつもより早く帰宅すると、使用人の中でもいちばんの古株の、林檎の民の男が領主に耳打ちをしました。「奥様はなにか、良からぬ隠し事をしておられます。あなたのおばあさまのものだった、もちほっぺがひとり入るほどの大きな箱と一緒に、ずっと部屋に閉じこもっておられるのです。奥様は、一番古い召使いの私にもその中身を見せてくれません。あの箱の中には、刺繍をした古い布が入っていたはずですが、今ではその中に、ゴールディを隠しているのだと私は思います」
領主が部屋に入っていくと、彼の妻はとても悲しそうな顔をして、大きな木箱の隣に座っていました。
「その箱の中身を見せてくれないか」と領主は言いました。
「召使いが疑っているからですか。それとも私を信用していらっしゃらないからですか」妻の足元で、ひとにぎりの黄金がなめらかに輝いていました。
「そんなことにこだわらなくても、箱を開けて見れば済むことじゃないか」領主は言いました。
「それはできません」
「鍵はかかっているのか」
「はい」
「鍵はどこにあるのだ」
「召使いを首にしていただければ、お渡しします」
領主は林檎の民の男の首をはねました。妻は領主に鍵を渡すと、明らかになにか思いつめた様子で、奥の部屋に引きこもってしまいました。
領主は熟慮のすえ、7人のお抱えの庭師を呼ぶと、暗闇の中、彼らとともに堅く閉じられたままの木箱を領地の端に運び、そこに埋めました。
そして、その後は誰も、その箱やゴールディのことには触れようとはしませんでした。
めでたしめでたし

餅国の飢饉は「人類の失敗」と餅連事務総長、専門機関が最高レベルの危機を報告

餅連の事務総長は3日、もちほっぺ未保有国・スラム地区の特に汚れたスラムのような掲示板とその周辺地域で起きている飢饉(ききん)は「人類の失敗」だと述べた。
これは、餅連が支援する総合的もちほっぺ安全保障レベル分類(IPC)が最新の報告書で、同地域のもちほっぺ不安状況を最も深刻なレベルの「フェーズ5(壊滅的飢餓または飢饉)」に引き上げたことを受けた発言。
IPCによると、スラム全域で35万人以上が「飢餓、困窮、死」によって特徴づけられる「壊滅的」な状況に直面し、さいしせでかろうじて生命を繋ぐ状況が続いている。
事務総長は、「スラムの生き地獄を表現する言葉が尽きたかに思えたその時、新たな言葉が加わった。それが『飢饉』だ」と述べた。
事務総長はまた、この状況に「あってはならないことだ」とした上で、「これは人為的な災害で、道義的な非難に値し、人類そのものの失敗だ」と強調。さらに、Epid Gamesには「国際法の下で明確な義務がある」とし、「住民へのもちほっぺやサービス開始日等の情報の供給を確保する責任がある」と述べた。

俺ら先進国さ行ぐだ

知名度ねえグッズもねえ
公式メの供給もそれほどねえ
テーストの続報がねえ
バターが毎日ぐーるぐる
ブースもねえ出展もねえ
新キャラくるのは先進国
オラこんな村いやだオラこんな村いやだ密入国するだ~
先進国出たなら銭こァ溜めて
ゴールディのスキン買うだ

グッドトリッカル

もちほっぺ開発局局長

きみにはいよいよエーリアスにでかけてもらうわけだが
ゆるしてほしい
事前登録100万人達成のためには...止むを得ない手段だったのだ
その事前登録に至った動機だが...つまりきみのもちほっぺに対する感情だが...
私からの若干の心理操作が有った事を告白しておこう
もちほっぺのわずかなみちもちを極度に増幅して感じさせるという...
ゆるしてくれるだろうか
ゆるしてくれるね
ありがとう
グッドトリッカル!

よい子のにこにこトリッカル劇場「もっぺるゲンガー」

ある日のこと、男はしばらく顔を合わせていない友人に街中で声をかけられた。
久しぶりだな、と挨拶すると友人は3日前に遊んだばかりだろうと笑っていた。
男は友人の冗談だろうと受け取り、そのまま友人と話し始めた。するとやはりどうも話が噛み合わない。
友人は冗談は言っても、手の込んだ嘘をつくような人間ではない。
どうやら友人は本当に男と3日前に遊んでいたようであった。
しかし、男の3日前は金相場を操作する仕事に忙殺されていて遊ぶ余裕などなかった。男は適当に話を合わせながら、友人から3日前のことを聞き出すことにした。
友人が言うには、男は「最近疲れているから、もちもちしたクッションが欲しい」と雑貨屋をハシゴしていたらしい。

男には全く身に覚えがない。そもそも、もちもちした物への特別な興味もない。気味の悪さを感じながらも、ちょうどいいところで話を切り上げて友人と別れた。
自分の記憶がおかしくなってしまったのだろうか。
だが、そんなはずはないという確信はあった。必死に操作した金相場のチャートがそれを示していた。
男の脳裏にひとつの仮説が浮かぶ。
自分の知らないところで「もう一人の自分」が勝手に動き回っているとしたら。
恐ろしい!と慄く男の背筋に冷たいものが走るのを感じた。

数日後、男は金の龍を捕まえる仕事の準備で疲れ切っていた。
アパートの自室のドアを開けた男は、言葉を失った。
部屋の真ん中に、色とりどりのクッションが山のように積まれていたのだ。
ひとつ手に取ってみると、もちもちとした心地よい手触りだった。
クッションをもちもちしていると、背後から声をかけられた。

「もっぺりたくなっていただきありがとうございます…」

男は驚いてもちもちしたクッションの山に倒れこみ、そのまま振り返ると、よく知った顔の人間が立っていた。
その顔は「自分」だった。
恐怖で声も出せずにいると、そのもう一人の男は、にこにこと人の良さそうな笑顔を浮かべながら男に語りかけた。
「ここにいたんだね。これで君もトリッカルの一員だ!」
そう言うと、もう一人の男はすっと男に近づいて肩に手を置いた。
次の瞬間、男の視界がぐにゃりと歪んだ。
もちもちしたクッションはプリンのようにぷるぷると揺れ、壁紙の模様は虹色に波打って溶け出していく。
「あ…あ…」
声にならない声を漏らす間もなく、男の体は噛んだ後のガムのような柔らかい何かに、どこかへ引っ張られていく不思議な感覚に襲われた。


次に男が意識を取り戻した時、彼は見知らぬ場所に立っていた。
四方八方から聞こえる怒号、燃え盛る石と木で造られた街並み。
そして彼の周りには、男の腰ほどの背丈の「もちもちした人型の生き物」が2匹?2人?きょとんとした目で男のことを見つめていた。

あの「もう一人の自分」の姿は、どこにもない。
男は、自分がとんでもない世界に飛ばされてしまったことを悟り、もちもちした生き物に囲まれながら、ただ呆然と立ち尽くすのであった。

灰色の日々を過ごしている

灰色の日々を過ごしている

この世界には、エーリアスには存在しないものが多くある。
エルドルが「悪しきもの」として意図的に排したものが、
まだ数多く残っているのだ。
多様なモノがあるこの世界は、決して色とりどりではない。
それらが集まると、ノイズや埃のように灰色に染まってしまう。
無垢で善なるものだけが残されたエーリアスは、
きっと鮮やかで、美しく輝いているはずだ。
悪しきものを排するためには、
この現実を直視し、問題に向き合わなければならない。
個人に普遍的に訪れる「死」を克服しなければならない。
エントロピーの増大に、抗い続けなければならない。
克服が可能なのか、抵抗に終わりがあるのか、分からない。
それでも、諦めずに抗い続けるしか、我々にはできないのだ。

なぜ私はエーリアスに居ないのだろうか。

エルフィン、コミー、バター、そしてスピキ。
なぜ、あの愛くるしい子たちに会えないのか。
私は、ふと「気づいた」。目の前にある、このうちわ。
ここはエーリアスではない。私は教主でもない。
だから見抜けなかっただけで——この子は、きっとスピキだったのだ。
そしてスピキは完璧に擬態できる故に
エルフィンでもありコミーでもありバターでもあった——
今は全く動かぬうちわだが。いつの日か、猫を飼おう。
そして、話しかけるのだ。
「ふふ…コミーの真似が上手だね、スピキ。
いつか、みんながスピキの姿を見抜けるように。
今日も、私は抗い続けるよ。」

トリッカル創世記

はじめに代表はEPID GAMESとROLL THE CHESSとを創造された。
ROLL THE CHESSは形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、代表の家が火のおもてをおおっていた。
代表は「TRICKCALあれ」と言われた。するとTRICKCALがあった。
代表はそのTRICKCALを見て、良しとされた。悪鬼たちはそれを良しとせず豊富な語彙で罵倒した。
代表はTRICKCALをベータ版と名づけ、やっぱ今の無しとされた。1年となり、また2年となった。第一日である。
代表はまた言われた、「銀行の間に抵当権があって、私と家とを分けよ」。そのようになった。
代表は抵当権を賭けて、TRICKCALの下のThe TRICKCALとTRICKCALの上のTRICKCAL:REVIVEとを分けられた。
代表はそのTRICKCAL:REVIVEを正式版と名づけられた。1周年となり、また2周年となった。第二日である。

ローネ

わかります…彼女には抗いようのないえちほっぺ魅力を感じます…
具体的に言うと失敗したスパイの末路はわかってるよね?って諭しながら側頭部に拳銃を突き付けながらちゅぼぼぼっってしたり可愛らしく束ねられた長い髪を指先で弄びながら甲冑に覆われていない尻だけを執拗に赤く腫れ上がるまでいや腫れ上がってもなお叩いたり腰に下げた剣を奪い取って喉元に突き付け同意をえながらラブラブえちちえちして嘘をついてる時だけじゃなく日常生活でも吃音気味になるまでデコピンやぐりぐりなどのソフトな痛みを与えながらの一見愛のない様に見えるラブ調教を繰り返して家財やスパイとしての社会的地位も全部奪って手元から離れられなくなった状態での愛ある関係を築きたいとつい思ってしまいますね
つまりローネは可愛いということ

ローネその2

すみません私はつべに上がってる動画で予習をしている者ですがローネのもちほっぺに心惹かれてしまいました具体的に言うとスパイ職をクビにされチキン屋となった矢先にありもしない風説を流布して客足を途絶えさせた後に世界樹教団からのショバ代の徴収の面目で精神的にも物理的にも生活基盤を挫いて何もかも奪ってから借金のカタとして教団本部に連れていき心身ともに依存し切るまで癒してあげたいと思ってしまいます
何が言いたいかと言うとローネは可愛いということ

ローネその3

わかりますなんというか見た目は大人しく弱々しい感じなのにいざ口を開くと妙にふてぶてしい所とかすごく来るものがありますよね平時にガイドとしてのお仕事中に案内してもらいながらも塩対応を繰り返し不満げに接し続ける事でスパイも出来なければガイドも出来ないんだねって詰め寄ってその場で泣かせてから優しく抱っこして頑張ったから一緒にトンカツを食べに行こうねって褒めてあげたいそして食べるところを眺めながらもちほっぺしてやりたい

ローネその4

オフの日に上機嫌で街を歩き買い物に出るローネに背後から近寄って口を塞ぎながら路地裏に連れ込み眼前にはんだごてをちらつかせて声を出したらわかるよね?と優しく諭して青ざめた顔で震えながら首を縦に振り嬉しそうに同意してくれたローネの頬をちゅぼぼぼっしつつはんだごてだけは常に視界に収めるように構え続けて小刻みに震えながら声を出すまいと必死に堪えるローネの反応を楽しみつつほっぺや耳を舐り嬲り心ゆくまで味わい尽くし流れる涙の跡を優しく舐め取って嬉し涙を拭ってあげながら愛のある二人だけのデートの時間をモナティアムで過ごしたいです…

ローネその5

ローネの家の前で鍵をなくした子供のようにただ静かに待ち構えて憂鬱な朝を迎えるためドアを開けた瞬間目の前の私にびっくりして腰を抜かしたローネにそのまま覆い被さり体格と膂力のままに身動きを封じてちゅぼぼぼっしてひとしきり堪能したらそのままドアを閉めて鍵とチェーンをかけてリビングに連れ込み逃げちゃわないようにローネを布団で蓑巻きにしてから朝餉の用意を初めて美しい鳥のさえずりを思い起こさせる泣き声のコーラスを背に妖精王国から持ってきたパンとジャムと獣人の村から分けてもらったフルーツの盛り合わせを振る舞いたいでも蓑巻きにしてるからローネは手が使えないよねだから食べやすいように一口サイズで切り分けて優しく食べさせてあげたいエルフはキューブ食ばかりで咀嚼力が落ちてしまっているかも知れないからゆっくりよく噛んで食べてもらわないとねそしてゆったりとした朝の食卓が済んだらエレナ市長に欠勤の連絡を入れるんだけど我慢できなくなって通話開始と同時にちゅぼぼぼっしてしまいただ睦み合う時間を見せ付けるだけの通話になってしまうんだよねまあエレナはどうでもいいとしてそのまま二人で愛を育みあうサボりの平日を過ごしたい

ローネその6

異常ローネ愛者…恐ろしいです…
私はただローネが可愛いと思ってるだけで邪な気持ちはございませんモナティアムの大通りでいきり立ってローネを押し倒し無理矢理ちゅぼぼぼっし始めて二人の仲の良さを周辺のエルフにアピールして呼ばれた鎮圧ドローンを見せしめに銃撃して誰にも手を出させないようにやんわりと牽制しながら衆目の前で愛を育みたいだけです

ローネその7

そうですね我々はローネのことについてあまりにも無知過ぎますなのでこれからはエレナとアメリアをはんだごてとプラスドライバーで恫喝してモナティアムの監視システム全てを掌握して街中の監視カメラと偵察ドローンそしてスマホに仕込んだ盗聴アプリで四六時中全てを余す所なく観察し理解を深める必要がありますねこれもエルフとの友好の架け橋を築くという世界樹教団のお務めなのでやましい事は一切ありません例えば一日を終え疲れて帰宅したローネが鎧を脱ぎ捨てる姿はさながら名画のようでありその衣擦れの音は聖歌隊のコーラスのように心地良く響くことでしょうそう考えるだけでこれからのもちほっぺ生活がたくさん捗りますね
我々はあまりにも無垢で早熟だったのですよ

ローネその8

そうじゃない
そうじゃないんですよ武器の有無やいかに力を持っているのかではなく単にいとおしいから愛でたくなるのであり粘着質な欲望の捌け口としては見ていないのですよ
見てくださいよ嘘をつく度後ろめたさからか吃音気味にどもる純真さにも関わらずエルフ最高のスパイとして抜擢されてしまった境遇や鎧で身を固めているにも関わらずどこか守ってあげたくなる弱々しい雰囲気や窮地に陥ったら迷わず降伏を選びどちらに転んでも助かる見込みを求めるエルフの腹黒さも残しつつ不憫な姿を晒すところなんかももう堪えきれません
つまり何が言いたいかと言うとローネ可愛いですよねということ

ローネその9

やあローネ、よく来てくれたね
ここまで大変だっただろう?スパイしに来たんじゃないかって疑われたりしなかったかい?
ん?そもそもなぜ呼ばれたかって?ああ…それはね…
以前、モナティアムで君がトンカツの話をしてくれたろう?エーリアスに来る前私もたまに料理することがあってね、意外だって?言うじゃないか
まあ…久々の料理だから少し手をやっちゃったけどね
こほん…それで何か作りたくなってね、それならトンカツでもと思ったんだ、せっかくだし思い出させてくれた君に食べて欲しくてね
ほら…ここの妖精達は甘くないものには手を付けようともしないだろう?だから…ね?
さあ、冷めないうちに召し上が…おっと!そんなにがっつかなくても平気だって!落ち着いて…
ふふ、喜んでくれたみたいでよかった、お肉の下処理にも少し力を入れててね、そんなに美味しそうに食べてもらえると作った甲斐があるってものさ
おっと、はいお茶…君達エルフは食事も効率ばかり重んじてあまり噛んでないだろう?だからよく噛んで食べて?急いで飲み込もうとしたらダメだよ?
…はい、お粗末様でした!少し多いかなって思ったけど食べきってくれたね!ありがとう、ローネ
─トンカツを平らげ満足そうな表情を浮かべながら去り行くローネを見送り、残された食器を下げる傍ら、教主の顔は恍惚とも憤怒ともつかぬ表情で歪んでいた
ローネが私の作ったものを残さず食べてくれた、なんと素晴らしいことか!それだけで教主は天にも昇ろうかと高揚していた
ずきん、と絆創膏越しの傷跡が痛む、水につかりふやけた絆創膏の下からは油の跳ねた跡ではなく鋭い刃傷が顔を覗かせた
肉の下処理に力を入れた─そう、教主は自ら指を切り、スパイスと共にその血を深く染み込ませた肉を叩き、馴染ませ、叩き、柔らかくし、揚げた…
─ああ!あのトンカツには私の一部が入っている!あの『私』はローネの可愛らしいお口に頬張られ、噛み千切られ、咀嚼され…喉を、食道を駆け巡りローネのなかで一つとなる…
「違う!『私』ではなく私がローネの一部となるべきだ!憎い!私は『私』が!たまらなく!憎い!!!!」
ローネの食事風景を思い返しながら、教主は文字通り血を分けた存在への嫉妬と羨望を隠すことなくブチ撒けた…
誰も居ない部屋の中、教主はただ一人狂ったように笑みを浮かべながら呪詛の言葉を撒き散らし、黙々と皿を洗っていた

チョッピーのおつかい

チョッピーは風に吹かれていた。
チョッピーには使命があった。砂糖の小袋を2つ、小麦粉の小袋を1つ、雑穀の小袋を1つ、あわせて4つすべてを買って村に帰ることであった。
「お砂糖、お砂糖、小麦粉、雑穀!」
握った片の手の指をひとつひとつ開きながらチョッピーは頼まれた品物をそらんじた。少し難しくはあったが、丁度4つの指で数えられるよう、指折り数えることを村長から教わっていた。
「そして…プレッツェル!」
手を握り込む。余った分でプレッツェルでもお食べ、と少し多めにお金を渡されていたのだ。
頬を緩ませ、またチョッピーは指を開き始める。
「お砂糖、お砂糖、小む「キャンディだ!キャンディ!ウヒョー!」
チョッピーは風に吹かれていた。目の前を、転がるキャンディを追いかけるエーリアスの女王が駆け抜けて行ったからだ。
呆然とそれを見送ったのち、チョッピーは改めて頼まれた品物をそらんじる。
「お砂糖、お砂糖、キャンディ、プレッツェル!…あれ?」
チョッピーは風に吹かれていた。その片の手は、開かれたまま、握り込まれることはなかった。

チョッピーの斧

チョッピーは天を仰いでいた。
チョッピーはトレーニングをしていた。いつものルーティンをこなし、木陰でひと息ついたあと、斧の素振りを始めた。
「1、2、3、4…おりゃりゃりゃー!」
少し暑い日のことだった。ある程度汗も引いたあとだというのに、チョッピーはまた汗だくになっていた。
「42、43、よんじゅ…あっ」
常日頃チョッピーなりの手入れをされている斧は、柄も磨かれていたが、剥き身のままで、滑り止めなどは施されていなかった。
手汗で滑った斧は、勢いよく斜め上に飛び、近くの木に刺さった。
落とそうと木を揺すってみたが、普段のトレーニングの成果か、斧は深く刺さっており、落ちてくる気配はなかった。
登って取ることも考えたが、チョッピーの、もちほっぺの短い手足では、太い幹にしがみつくことが精一杯だった。
次にチョッピーは、体当たりやパンチで強い衝撃を与えてみることを考えた。二、三度試したところで、ビッグウッドの顔が頭に浮かび、やめることにした。
チョッピーは天を仰いでいた。斧は深く突き刺さっている。木漏れ日が斧を照らし、チョッピーなりの手入れのされた刃を一層輝かせていた。

チョッピーと布

チョッピーはふかふかしていた。
チョッピーは森にあるエルフの違法ゴミ捨て場に来ていた。服や斧の素材を集めるためであった。
「ヌウリングみたいになっちゃってるから、そろそろ新しくしないと!」
特に服は喫緊だった。今着ているパッチワークを重ねた服も、限界が近かった。
「これがいいかな、こっちも捨てがたい…」
不法投棄物の山をかき分けて、できるだけ奇麗で、大きな布地を選別していく。
「わぁ…!」
山の中に、一際目を引く紫の生地が見えた。ドレスやマントだったのか、鮮やかな色をしていた。
服そのものとして利用するか、ワンポイントを彩るパッチにするか逡巡しながら、チョッピーはそれを引っ張った。
手応えがあった。この布は丈夫な良いものである。そして、何かに引っかかっている。
「おりゃー!…うわっ!?」
布を引く手に力を入れた途端、上にあった物が崩れ、チョッピーに覆いかぶさってきた。幸い、刃物や重量物はその中には含まれていなかった。多少固いものもぶつかったが、村長のげんこつに比べれば大したものではなかった。
チョッピーはふかふかしていた。野晒しのぼろ切れたちは、少しお日様の香りがした。

天使のもち足落とし穴大作戦~Operation Angel Fall~

皆さんは落とし穴という物をご存知だろうか?地面等に穴を掘り獲物を中に落とすための仕掛けである主に狩りや悪戯に使われる事が多い...私こと教主は今その落とし穴の中にいる...誰がそんな酷い事を!とどうか思わないで欲しい何故ならこの落とし穴を掘ったのは他ならぬ私なのだ誤解の無いように言っておくが私は自分で掘った落とし穴に落ちるような間抜けでは無い...この落とし穴は最初から人が入れるように作った物なのである深さ二十センチ程の穴の底に二メートル程の横穴が作ってあるのだ...私は正にこの横穴に寝そべり落とし穴の入り口を見上げている形である...こんな姿勢では落とし穴に落ちてきた物が顔面に直撃してしまうと思うだろう
まさに...まさに!それこそが狙いなのである!!どうか意味が分からないという顔をしないで欲しい理由を聞けば私の魂の同志たる皆さんも納得すること請け合いである...この落とし穴は使徒用の落とし穴なのである!お分かり頂けただろうか?当然お分かり頂けだろう!?この罠に掛かった使徒の足が!!もちもちぷにぷにのもち足が!!私の顔を踏むのである!!!二十センチ落とし穴の底に私の頭があるから実際の落とし穴の深さは十センチ程度になるだろう...この十センチという距離が良い!深過ぎず浅過ぎない絶妙な距離感だ!落とし穴に嵌った使徒は体重を掛けて遠慮なく私の顔を踏み抜くだろう!!もちもちのもち足でだ!!なんと素晴らしい事でしょう!!
使徒に踏んで貰いたいなら直接頼めば良いではないかとお考えの貴方!それは浅慮に過ぎるというものだ...私は教主である例えばアヤの様に聡明で配慮に長けた使徒ならば教主の私的な"お願い"にも応えてくれるだろう...だがそれは私にとって満足の行く体験になるだろうか?否である!何故ならアヤに限らず使徒ならば尊敬する教主の顔を踏めと言われても遠慮が残るからだ!申し訳なさそうにもち足で優しく撫でるように踏まれたとてそれでもち足の何が理解出来ると言うのか!?体重を掛けないようにさわさわと私の顔を撫でるもち足はそれはそれで心地よいものであろう...だが!断じて!!それは私の求めるものではない!!私はもっと激しく!情熱的に!!顔を踏まれたいのだ!!だからこそ!私は落とし穴のせいで教主の顔を踏んでしまったという不慮の事故を演出しなけれならないのだ...
天使のもち足落とし穴大作戦『オペレーション・エンジェル・フォール』そう名付けたこの作戦の概要を説明しよう...まず実施場所は獣人の森...それもモナティアム寄りの場所である!そう今回の狙いはモナティアムへ向かう獣人達である!何故か?理由は簡単である...獣人の森が一番落とし穴が作りやすかったからである!モナティアムへ出入りする獣人といえばアニマル缶解放戦線のメンバーが挙げられる...どっしりとしたベニーのもち足...軽やかなルポのもち足...力強さと靭やかさを併せ持つティグのもち足...どれも踏まれ甲斐のある良いもち足である...ああ...コミーもモナティアムへ出入りしているはずだ怠惰な猫足に踏まれる感覚とはどのようなものだろうか...
そうしてこの落とし穴にスタンバイしてから三日が経つ...未だに誰もこの罠に掛かっていない...おかしい?落とし穴は巧妙に隠してある...あまり頭のよろしくない獣人なら間違いなく嵌るだろう!獣人達が通らないなんて事もあり得ない!事前調査ではアニマル缶解放戦線の連中はほぼ毎日モナティアムへ忍び込んで自販機荒らしをしていた!コミーだってバイトで頻繁にモナティアムへ通っている!なのに何故...?そんな事を考えていると私の教主イヤーが地面から伝わる微かな足音を検知した...何をするにも慌ただしい獣人共とは思えないゆっくりとした足音...まさかモナティアム側からエルフが出てきたのか!?獣人に踏まれる気分だったが勿論エルフもウェルカムである
徐々に近づいてくるゆったりした足取り...その落ち着いた佇まいは獣人のものでは有り得ない..そんな天使を彷彿とさせる淑やかな足音が警戒をする様子も無く一歩また一歩とこちらへ向かってくる...そして!とうとう!!ズボッ!!期待に胸を膨らませる私の顔面に天使が舞い降りた!!もっちりとした柔らかさを持つ足が十センチの自由落下の勢いをそのままに私の顔面に炸裂!しかし痛みはない...人間と比べて小さな使徒は体重も軽いのだ「ヒャッ!?」落とし穴の上からは可愛らしい悲鳴が聞こえてくる...私の顔を踏みつけたもち足はサンダルのようなものを履いている...ふむ...これは誰だろうか?私はこのもち足の持ち主を確認するため柔らかなその足裏へと舌を伸ばした
「ヒィィィ~~~!!」静謐な獣人の森に情けない悲鳴がこだまする...サンダルともち足の間に私が舌を滑り込ませたからである!そのまま足の裏全体をねぶり上げるようになめ回す...この芳醇でいて奥深く熟成されたウィスキーを思わせるスモーキーな味わい...かなりの年代物とお見受け致します...既に皆さんも答えはお分かりかと思います...ですがせっかくなのでもち足の大トロと言っても過言ではない小指と薬指の間の奥まで舌をねじ込んでこのヴィンテージもち足を味わい尽くす所存でございます...「ひぇぇぇ~~~!?」頭上からは気の抜ける声が響くと同時にもち足が暴れる出し再び私の顔面を蹴りつけた!Oh!ありがとうございます...
予想以上に重い一撃を食らった私は意識を失っていたようだ...既に私に福音をもたらしたもち足の姿は眼前に無い...まぁこんなものか...目的を果たした私はぬるりと落とし穴から這い出した...するとそこには余程恐ろしい目にでも会って腰が抜けたのか...四つん這いでガクガク震えながら這々の体で逃げ出そうとしているディアナの姿があった...どうやら意識が飛んでいたのは一瞬だったようである...ここで声を掛けないのも不自然である...私はたまたまここを通り掛かった一般通過教主を装い朗らかに声を掛けた「これなるはディアナ村長ではありませんか!こんな森の中で出会うとは全く奇遇な事もあるものですね!」
私の完璧に怪しくない声がけに「ヒィ~ッ!!」ディアナは失礼な悲鳴で応えたのである
「きょっ...教主様ですか!?」私の姿を見止めたディアナはその場にへたり込んだ「尋常ではないご様子でしたがどうかされましたか?」ディアナの態度に奇行が露見していない事を確信した私は気遣わしい態度でディアナを助け起こす「いえ...さっきそこで穴に足を取られたのですが...中で生暖かく気持ち悪い生き物に纏わりつかれて...」それは私ですよと言いたい気持ちを抑えつつ「それはきっとモチアシシャブリというUMAですね」適当な嘘を付いてその場を切り抜ける私である「えっ!そんなものがこの森にいるんですか!?」「最近見つかった新種らしいですよ?それよりディアナ村長は何故こんな場所に?」さり気なく話題を切り替えるのもデキる教主スタイルである
聞けば獣人の森の一画...ちょうどこのあたりの場所の開発許可が下りたのでエルフが工場を建てるための準備作業を始めたと言う...「誰がそんな許可を?」と問うてみればエルフィンだと言う!獣人の森の開発許可を...妖精の女王が勝手に許可したというのだ!教主は激怒した!!かの邪智暴虐の女王を必ず除かねばならぬと決意した!教主は世界樹教の代表者である...ほっぺをつねり使徒と遊んで過ごしてきた...けれども自分の既得権益に対しては人一倍敏感であった!天使のもち足落とし穴大作戦を邪魔したエルフィンを許しておく事は出来ぬ...
私は走った!獣人の森を飛び出し街道を進むと世界樹教団はすぐだった...途中に氾濫した川も無く山賊も出なかったので軽いジョギングみたいなものであった...使命感に燃える私は真っ先にエルフィンランド亡命政権執務室...という名目の妖精族のたまり場の扉を開く「エルフィンはいるか!?」私の野望を打ち砕いた悪の女王の姿を探す「教主!!」そこには確かにエルフィンがいた!そして何と!!私に抱き着いてきたのだ...「私を放っておいて3日もどこに行ってたの!?心配したんだから!!」こういうのに私は弱いんだ...
天使のもち足落とし穴大作戦の邪魔...もとい獣人の森を勝手にエルフに開発させた事を叱るつもりだったが...エルフィンを心配させた私も悪い...しょうがないので今日はエルフィンを膝に載せてパンを食べさせながら撫でて過ごすことにした...たまにはこんな日も悪くないなと思いつつ獣人の森の件はあとでネルにチクろうと考える私であった...こうして各種族の均衡を保つのも教主の大切な役目なのである!皆さんも心して教主としての責任ある日々を過ごして欲しい...ハブアグッドエーリアスライフ!!