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情報処理技術者試験というお祭りの終わり
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2025-10-12

情報処理技術者試験というお祭りの終わり

今日2025/10/12IPA実施している情報処理技術者試験の秋の試験実施された。


先日、応用情報と高度区分試験について、CBT化されることが発表されている

https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/ap_koudo_sc-cbt.html


CBT化の実施は来春からであり、つまり今回が、試験会場にみんな集まって一斉受験する最後の機会であったのだ.



今までの一斉試験では、今回はどんなテーマが来るか、掲示板やXで予想を立てたり

試験後に、「この選択問題は難しかった」「今年はクソ問」などと感想を述べたり

自分の解答を晒して、「これは間違ってる」「この解釈はどうなんだ?」と問題の中身を議論し合うのが恒例であった。


しかし来春のCBT化でこの風景も失われるだろう

なぜなら、CBT化すると、問題の内容を公の場で発言することができなくなるからだ。


今回のCBT化では、いつでも自由に受けられるようになるわけではなく

複数日の日程の中から1日を選択し、テストセンターに行って各自バラバラの日時で受けることになる。

おそらく、1~2ヶ月の範囲内で受験日時を選択するようになる


そのため、試験問題は全員同じものになるか、何パターンか用意されるのか公表されていないが

先に受けた人の話を聞いて受験するといった問題流出を防ぐため、問題の内容に関わることを言えなくなる.

試験問題話題にして、多数の人間が一斉に話すという、試験後のお祭りという文化が失われるのだ。

この変化は、先にCBT化した基本情報技術者試験でも起こったことだ。

また、これは俺の個人的な楽しみだったのだが

受験票に毎回写真を貼る必要があったのだが

証明写真機で作成して余った写真を保存していくと、自分の見た目がどんなふうに変わっていったのかが、定点観測のように可視化されるのだ

太ったり痩せたり、髪の毛が減っていく様など、これが感慨深かった


テストセンター受験になると、写真付き身分証本人確認が行われると思われ

写真を貼る必要性は無くなるだろう

CBT化の裏で、情報処理技術者試験という、年1回(or2回)のお祭りがなくなるのを少し寂しく思いつつ

論文系の高度試験受験やすくなるので、受けてみるか迷う、秋の一日であった

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