浜柔の作品一覧
「浜柔」の「ギルドの新人教育係(自称)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「浜柔」の「ギルドの新人教育係(自称)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
匿名
「ウルザは夢想した」を最初に
個人的には、巻末特別収録の「ウルザは夢想した」を最初に読んで欲しいと思います。
本編ですが(自称)とあるものの
自称すらしていません。
英雄ではなく、限界を感じ、拗ねた諦観で向上心に蓋をしてしまったおっさんが、ギルドの門を叩く新米に、ほんの少しだけの助言を皮肉混じりで与えて
ほんの少しだけ、より良い道に行くよう願いつつ、、、
あるものには、願いは届かず、あるものには転機となり、あるものには助けとなり、あるものには助けが届かず、、
良いものも悪いものも、いずれも何かしらの寂しさや悲しみを湛えた物語が綴られます。
巻末の特別編では、それだけで読めば、ただ微笑ましい日常ですが
ある意味、一
読後の余韻に浸り……
じんわり読後の余韻に浸れる一冊(一巻完結)。
ただし前提としてハッピーエンドとは言えないので、注意。
冒険物の冒頭でテンプレの、【ギルドに来た主人公に絡んでくる噛ませ役】が本作の主人公。
・年齢的にも全盛か下り気味、才能も普通な中堅冒険者
・過去の蟠りを胸に抱え、才能の上限もあり、酒場でくだを巻くおっちゃん(悪ぶりつつも人情派の一面あり)
この前提は最後まで堅守され、同年層が主人公だとよくある【何らかの理由で才能が開花(または付与)】という展開もなし。
何人もの駆け出し冒険者達と出会う主人公。
その中には落命する人もいれば、反発する人、指導する仲になる人もいるが、延々一緒にとはならず、駆け