一穂ミチの作品一覧
「一穂ミチ」の「イエスかノーか半分か《コミック版》」「オンリー・トーク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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2008年『雪よ、林檎の香のごとく』でデビュー。『雪よ林檎の香のごとく』などを手がける。
オールトの雲のスピンオフ
あの小さかった大地が!?くそヤリチンに成り果ててしまい、さらに歳上の男の人を好きになるって!?いろいろ衝撃だ。
オールトの雲を読んでなくても全く問題はないけど、作中に、当たり前のように兄太陽や流星が出てきて、しかも訳ありの2人のような描かれ方をしているので、なんだ?って思うかも。
大地が愛したのは、歳上の天文館の学芸員。幼なじみの男にずっと片想いをしている人だった。
一途なワンコになって歳上に甘える可愛い大地が、いっぱしの男になろうとしてるのが微笑ましかった。
Posted by ブクログ
小学生の結珠と果遠。住む世界の違うふたり。
結珠の母親の用事で連れてこられた、
うらぶれた団地で結珠は果遠と出会う。
仲良くなった二人だけれど
なんどか別れを繰り返し、
必然か偶然か、また出会い、を繰り返していく。
自己愛の強い母親を持つ二人。
母親に逆らえない二人。
孤独を抱えている二人。
計り知れないお互いを思う気持ちは
ふたりを一層強くしていく。
光のとこにいてね…というセリフは
伏線になって、
あ~そういう事か。。と思わせる。
まったくの他人ではあるけれど
これだけ強く求めあう関係が
ある意味うらやましくも思えた。
一気読みだった。
Posted by ブクログ
縁遠いようで誰にでも訪れうる出来事が主題なので、読んだ人の感想を聞きたくなった。
まずは相手の話を聞いて理解しようし、傷つけないよう気遣う新夏は物凄く人が出来ていると思う。
盗撮の動機が結婚に怖気付いたとかなのかと予想していたら、啓久自身もわかっていなかったという事実には脱力してしまった。
前半は新夏が事件についてずっと思い悩んでいる様が描かれているから、余計にやるせない。
啓久視点に変わってからは、被害者の娘さんと交流を深めるとか、ちょっと彼に対して都合が良すぎるんじゃないかと冷めた気持ちになったが、読み進めると必要な内容だったと印象が変わった。
新夏視点だとちょっとしたモンスターだ