- 1二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:01:16
- 2二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:02:58
元ネタ牡馬そう
- 3二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:03:51
ベタだけど目隠れの下美人顔そう
- 4二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:04:34
走る時もこのままなのかな
- 5二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:05:22
あ、スレタイにAI注意書き忘れた
ごめんみんな
たまになんかいいの出来たら投下するかも - 6二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:06:26
AIはいいんだがせめて指の数は5本にしてから投稿してもろて…
- 7二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:07:16
- 8二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:10:16
- 9二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:13:37
ほぉーん好きにしてくれ…ね
タイトル「Shadow of the Scarlet」
名ウマ娘ダイワスカーレット及びウオッカの同期で
特にダイワスカーレットへの憧れと好敵手が入り混じった気持ちで自身もティアラ路線に向かう…
つもりだったが、ダイワスカーレットやウオッカが栄光の道を進む中、クラシック期でようやくOPレースに出られるぐらいの才能しか無く、努力も虚しくタイトル通りダイワスカーレットの影としての道を進み続ける
それでも彼女に負けない為、彼女と共に走る為、東奔西走紆余曲折しつつもシニア期を前に幾度の敗北を犠牲に重賞入り、GⅢレースを勝利する
そして、シニア期に入って4月のレース、産経大阪杯(GⅡ)にてダイワスカーレットが出走するとの情報を聞き、担当トレーナーに懇願
ダイワスカーレット及びレース共に格上挑戦に漕ぎつける
──そこでダイワスカーレットの強さと、絶望な差を叩き付けられる事になるのを、彼女はまだ知らない
これは栄光の道を歩むスターウマ娘たちの裏で苦悩し、それでも歩みを止めなかった影のウマ娘の物語… - 10二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:30:04
1君の性癖が見える見える…
- 11二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:47:46
>>1の再放送
- 12二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:27:06
桜花の淡い薄桃色の花が、新しい年度の門出を祝うかのように咲き誇る時期。そのウマ娘は『日本ウマ娘トレーニングセンター学園』の校門の端に立っていた。
本年度から中等部のウマ娘として入学する彼女は、中等部とは思えない背丈と体格をしており、烏の濡れ羽色な長髪の上にあるウマ娘耳で周囲の様子を伺うように回転させている。
地元の初等部にて担任及び倶楽部のトレーニングコーチからの強い推薦によって、あれよあれよという間に入学を認められたあの『トレセン学園』に自身が通う事が未だに信じられない様子だった。
(うぅ……緊張、します)
周囲の他のウマ娘たちはそれぞれ思い思いの面持ちで校門を通り抜けて校舎へと向かう中、彼女はその一歩が踏み出せずにいた。
彼女は、初等部の頃からそうだった。
他のウマ娘たちよりも成長が早く、体格に恵まれたはいいものの、引っ込み思案な性格は幼い頃より変わらない。どうしても周囲の様子が気になってしまい、耳や目をせわしなく動かす為に、彼女は視線を悟られないように前髪を伸ばしてまでそれを隠した。
また、同時に体格の良さを隠すように気配を消す努力をした結果、長身ながらも影が薄い、髪色も手伝って「まるで影のようだ」とすら評価された。
それ故に、他のウマ娘たちは彼女に気付かない。否、寧ろ彼女に気付いたとしても、これから自分の栄光の道を作るであろうトレセン学園を前にしては気にも留めない。
そんな堂々としたウマ娘たちを尻目に校門の隅で縮こまっている自分に嫌気が差しつつも、彼女はトレセン学園の校舎から目を背ける事はしなかった。
引っ込み思案であるが故に、最初の一歩こそ躊躇うものの、後退りするつもりは無かった。
- 13二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:27:30
(でも、ここで私の走りを、夢を、追いかけられる)
前髪の奥にある瞳は、走る事を、駆ける事への闘志に燃えている。
彼女が彼女らしく、それでいて遠慮せずにいられるのが、他ならぬターフの上だからだった。
もう何度目になるのか分からない深呼吸の後、自分以外にもう校門を通り抜ける者がいない事を確認し、彼女はその一歩を踏み出そうとし──
「ここがアタシの『一番』を魅せるトレセン学園ね!」
(っ!?)
──ふいに聞こえてきた勝ち気そうな声を聞いて、後半歩まで出していた足を引っ込めた。
そんな彼女の存在や動作に気付かぬまま、声の主は校門のど真ん中に立ち、自信満々に右手の人差し指を立てる。
一番の形となったそれは、自信の表れのようでもあり、誓いのようでもあった。
「目指すのは、いつだって1番! それ以外ありえないわっ」
(っ!?)
そして、自身を鼓舞するかのように宣誓したそのウマ娘は、それまで彼女が見てきた他のどのウマ娘よりも堂々と校門を通り抜けた。
それが彼女の初めて見た、ダイワスカーレットの姿であった。
(凄い……あのウマ娘さん、自信に満ち溢れている……よぉし、私、だって)
ダイワスカーレットの後ろ姿が遠ざかっていく中、彼女はその背中を見惚れるように追っていたが、同時に勇気を貰って自身も自らの第一歩を踏み出した。
これは緋色の女王の栄光を追い続けた──緋色の影の物語。
- 14925/06/01(日) 22:32:33
勢いで書いたけど一時間かかってこれってマジ?
担当トレーナーとの出会いやトレウマすらないじゃないか!
私は長身黒髪メカクレ爆乳ウマ娘とのトレ×ウマが見たかったんだよ!!!! - 15二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:41:58
もっと書いてくれよ
きっとこの子は恥ずかしがり屋で照れ屋で前髪越しでも見つめられると真っ赤になって喋れなくなっちまうような子だぜ
胸が大きいことを気にしてて視線を感じるとすぐ黙って真っ赤になっちゃうけどトレーナーさんが自分のことを気になってるという優越感だけあるからトレーナーさんの前だけはちょっとだけ大胆になろう(当社比)と頑張るけどやっぱりたかが当社比なので周りから見るといつもと変わらないんだけど可愛いからまあいっかって友達は陰ながらひっそり応援してるくらい奥手で奥ゆかしくて可愛くていじらしい見てるこっちが砂糖は吐き散らかすトラウマを書いてくれよ
ちなみに地味さぶっちぎりな外見してるけど密かにリップ塗ってるのはオシャレポイントだぜ
- 16二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:46:43
- 17二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:47:05
やっぱこの子の唇は注目しちゃうよな
- 18二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:49:06
への字眉に垂れ眼だけど、前髪の奥の瞳は綺麗な青色なのもポイント高い
まるで海のように綺麗だって担当トレーナーに褒められて、その日の寮のベッドの上で足をばたつかせるぜ - 19二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:51:25
取り合えずこの子の身長とバストサイズが知りたいわ!
主にバストサイズは3桁だろうけれどもバストサイズを教えて頂戴!(例の婦人の画像略) - 20二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:53:16
あたくしも知りたいざます
ボン!!!!!!キュッボン!!!!!!!くらいだと思うざます - 21二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:59:59
- 22二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:03:19
イッチが好きにしてって言ってるから、早い者勝ちで安価募集したりダイス振っちゃっても良いんじゃない?
- 23二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:12:29
かってにやったるぜ
身長
160+ dice1d30=29 (29)
- 24二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:13:19
もっとかってにやってやるぜ
おっぱい
100+ dice1d30=23 (23)
- 25二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:13:29
ウヒョーーーーッ!!!
- 26二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:15:54
勝手に盛ってもいいのか
ケツ
90+ dice1d30=1 (1)
- 27二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:16:36
- 28二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:17:03
- 29二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:20:36
身長189
123-62-91
マジ???? - 30二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:29:59
めっちゃ勝手にやってて草
本当にいいのかイッチ - 31二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:34:41
ダメならレス消すはず
残ってるなら大丈夫でしょ - 32二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:39:54
- 33二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:02:37
189は癖がすごい
見上げちゃうな
これトレも高身長で自分より背の高いヒトに久しぶりに会ってみたいなやとわたしせいあう - 34二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:20:44
ほな身長計り直してみるか
150+dice1d30=29 (29)
- 35二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:21:06
同じやんけ
- 36二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:37:31
- 37二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 02:15:48
耳の分ともあわせてかなり大きく見えるはず
ちょっと白いワンピース着て「ぽぽぽ」って言ってみてくれない? - 38二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 02:28:09
- 39925/06/02(月) 06:31:46
- 40二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:54:50
172cmで123cmの62cmだと推定バストサイズは…Oカップ
Oカップ!?!?!?!?!?!?!???!?!? - 41二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:15:55
案の定八尺様で草
- 42二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 09:00:46
地方スプリントで無敵を誇り、容姿と併せて付いた綽名が「はっぴゃく様」
- 43二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 09:04:46
あ、八尺様から浮かんだ単なる洒落でしかないので、9の考えてる設定に無理に盛り込まないで大丈夫よ
- 44二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 10:26:38
チアガール衣装もあったら俺のとあるところがジャイアントメクレイドしてマッハファイターになります
- 45二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 10:49:49
- 46二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 12:06:58
これでモブは無理がありすぎる
モブのこと舐めてんのか
舐めさせろそのデカパイ - 47二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 12:09:14
そろそろ名前欲しい…欲しくない?
こんなに可愛いのに名も無きモブウマ娘ちゃんなの可哀想じゃない? - 48二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 14:29:48
誰も何も言わないけど名前安価しちゃおう
下5で募ります
ちなみに俺も案出します
チャンドラポメロ - 49二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 14:56:29
- 50二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 15:08:13
ミスディレクション
- 51925/06/02(月) 15:08:15
名前は分かりやすい方がいいから、2つの単語を並べたものがいいかな、と
黒影ちゃん(仮)に因んで、
影(フランス、イタリア、ドイツ、ラテン語辺りからダイス)+黒(同上ダイス)
みたいな… - 52二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 15:27:38
ネーロディセッピア
- 53二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:09:59
ダブルマシュマロ
- 54二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:15:20
ツインピークス
- 55二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:01:48
- 56二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:02:23
チャンドラポメロになりました
愛称はチャンポメ→ポメちゃんですかね - 57二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:07:03
ポメラニアンは小型
ポメちゃんは大型 - 58二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:09:56
別に何がとは言わないけど大型
何がとは言わないけどね別にね
おっきいんですよね何がとは言わないけど - 59二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:43:29
ポメちゃん可愛いね
- 60二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:22:08
名前が決まりましたか…さて、どう書いていくかな
- 61二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:31:08
楽しみですね
これ着てほしいとかリクエストありましたら着てもらいますよポメちゃんに - 62二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:52:14
まあ、ここは王道のメイド服でしょう 無論改造して何故か胸元がハートマークに切り抜いてある奴(あればいいけど無くても可) ミニスカもあれば尚良し
- 63二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:05:36
- 64二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:05:56
- 65二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:14:58
- 66二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:15:17
※※※
チャンドラポメロ。
それが彼女の名前である。そんな事を今更確認しなくとも、彼女自身分かり切っている話ではある。
しかし今この瞬間、彼女はその名前を呼ばれる事を酷く恐れた。
「……と、いう訳でこれからよろしくお願いしまぁース」
穏やかな陽気を感じさせる光を放つ太陽が真上へと近づき、外でその日差しを浴び続ければ薄っすらと汗が滲むような時間帯。
入学式が終わり、校内施設の案内も終わり、事前に決められていた教室へと向かったチャンドラポメロのクラスでは、絶賛生徒による自己紹介が行われていた。
外の陽気に負けず劣らずな栗毛のウマ娘が自己紹介を終え、軽やかな足取りで自分の席へと戻っていく。
しかしながら、今のチャンドラポメロにとって、そのウマ娘の席が自身の左隣の席の子である事すら把握出来ない程緊張していた。
「はい。じゃあ次の子は~」
栗毛のウマ娘が着席したのを確認した担任の女性教師が生徒たちを一瞥するような視線を向ける。
もう何度目になるかも分からない視線だというのに、彼女はその恵まれた体躯が縮こまる思いになった。
今この瞬間だけは、自分の名前がミスディレクションやネーロディセッピア、ツインピークスであって欲しいと願う。
「そうね。隣の席の~、チャンドラポメロさん」
だが彼女の願いも虚しく、教師から名指しで呼ばれ、チャンドラポメロは縮こまる思いで丸めていた背筋を反射的に伸ばす。
「チャンドラポメロさん?」
「……は、はひゃい!」
- 67二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:16:03
しかし、視線こそ教師に向けていたものの、前髪のせいでその目がどこに向けられているのか相手には分からない。やや小首を傾げて再度名前を呼ぶ彼女の言葉に、チャンドラポメロは弾けるように起立した。
(じ、自己、自己の紹介……大丈夫、普段通りに)
緊張のあまり、左右の手と足が同時に前へと出ている事すら気付けないまま、彼女は教室にいる他の生徒たちを一瞥できる壇上に立つ。
「あっ、あのぅ……」
教室内の右から左へと視線を走らせたチャンドラポメロは、生徒たちの視線が全て自分に向けられていると気付き、それまで頭の中で考えていた自己紹介の言葉を失ってしまう。
背が高く、胸が大きく、黒髪の長髪且つ目が見えない程長い前髪のウマ娘。
他の生徒たちと比べると文字通り頭一つ抜けて大きいと自覚しているからこそ、彼女は緊張とその体躯を隠すかのように前かがみになってしまう。
「えっと、そのぅ……うぅ」
知ってか知らずか、その前かがみはチャンドラポメロの大きな胸を更に強調するような姿勢となった為、俄かに教室内がざわついた。
それが自身の胸のせいではなく、何時までも自己紹介をしない事によるざわつきだと感じた彼女は頬が紅潮していくのを感じる。
何か、せめて名前でも言わなければ、と視線を泳がせる形でざわつく教室内を見渡すチャンドラポメロ。
(あっ)
そして、教室の右奥へと向けた視線の先で、ダイワスカーレットの姿に気付く。
担任が席順や名前順で自己紹介の順番を決める事を嫌ったが故に、ダイワスカーレットが自己紹介の最初に指名された事は流石の彼女も憶えていた。同時に、トップバッターだというのに一切の緊張もせずに名前や自身の目標、レースやライブ以外でやりたい事等を優等生のお手本のように紹介してのけた事も印象に残っていた。
そんなダイワスカーレットが、少し心配そうな顔で自分を見ている。
何故かはチャンドラポメロ自身にも分からなかったが、彼女にそんな顔を向けられたくない、と強く思った。
一度目を伏せ、小さく深呼吸をした後、チャンドラポメロは勢いよく背筋を伸ばす。
- 68二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:16:38
「ちゃ、チャンドラポメロ、です! 地元の担任の先生と、所属している倶楽部のコーチの推薦のおかげで、今、この場に、立てています!」
屈めていた身体が跳ねるように伸びた事で、制服越しであっても大きい彼女の胸が揺れ、再びざわつく教室内を他所に、勢いそのまま自己紹介を始める。
が、チャンドラポメロは勢いをつけすぎた。
「し、身長はこの間179cmになりました! 体重は、その、秘密です! す、スリーサイズは上から123、62、91です! ……あっ、ぅう、皆さん、よろしくお願いします!」
そもそも壇上に来た時点で事前に考えていた自己紹介文が消えていた為に、恩師たちへの感謝の言葉以降が続かなかった。
結果、咄嗟に頭に浮かんだ入学前の身体測定値を語る事となり、その失態に気付くも修正文句も思いつかないまま、頭突きをするかの如く頭を下げ、そのまま足早に自分の席に戻る他なかった。
その道中、「えっ、179!?」、「でっか」、「やばない?」、「いや、それよりも」、「123……123!?」、「その胸でその腰回りは詐欺でしょ」等という声が聞こえ、彼女はもう全身から火が吹き出そうなぐらいに恥ずかしかった。
「はいはい。生徒間ならお互いのプロフィールは確認出来ますからねー。それじゃあ、次の子は~」
幸いにも、騒然とした教室内は担任による鶴の一声で静まり返り、チャンドラポメロがそれ以上の辱めを受ける事はなかった。
しかし、彼女的には大失敗の自己紹介であり、入学早々にやらかしたという自責の念に襲われるのであった。
- 69二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:17:01
※※※
クラスの全生徒の自己紹介が終わり、最後に担任の締めの挨拶の後、休憩時間となった。
その時間を知らせる鐘が鳴り、担任が教室から廊下へと出たのを確認した後、チャンドラポメロは力尽きるように机へと突っ伏する。
気分は最悪だった。
もう少し他の言葉があっただろうに、完全にやらかしてしまったと後悔の波だけが頭の中を反復する。
仮に自分の身長体重スリーサイズが普通であったとしても、自己紹介でそれを語る子が一体世の中に何人いるというのか。そう思うだけでも、彼女は机の上に乗せた頭を上げられそうになかった。
周囲の好機の視線と、ひそひそ声を感じる中、このまま寝たふりでもしてしまおう。
そう思った時だった。
「チャンドラポメロちゃ~ん。折角席が隣同士だし、ボクとお話しないスか~?」
「……えっ?」
ハッキリと聞こえる声でその名を呼ばれ、一瞬の間の後、彼女は驚いて顔を上げた。
そして自身の左側、声の聞こえた方へと視線を向けると、栗毛のウマ娘が屈託のない人懐っこそうな笑顔を見せていた。
「さっき壇上で自己紹介したスけど、改めて。ボクの名前はダブルマシュマロ。親しい人はボクの事を『マーシュ』って呼ぶから、そう呼んでもらえると嬉しいスねぇ~」
チャンドラポメロが目を丸くして固まるのを尻目に、ダブルマシュマロと名乗った栗毛のウマ娘は笑みを更に深くし、友好の証と言わんばかりに右手を差し出した。
- 70二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:18:20
トレウマまでが遠いんだが???(自己批判)
でもSS的にちゃんとこういうのはやったほうがいいんだが???(自己弁護)
と言う訳で今日はこんなところで…ほなまた… - 71二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:30:27
- 72二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:34:13
勢いでベルノライト枠というチャンドラポメロの友人枠を入れたけど反省はしていません!
- 73二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:37:41
ダブルマシュマロが別のところで採用されとる!!??
これは他の名前の子も出てくる可能性ありかな(無茶振り) - 74二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:39:34
ダブルマシュマロちゃんはチビでデカパイだと嬉しいです(唐突)
- 75二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:48:08
なんたってダブルなマシュマロだからな
- 76二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:51:45
- 77二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:35:10
- 78二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:35:33
- 79二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:40:09
(ムクリ)
トレウマ前に併走、模擬レース、選抜レースの描写が必要な事忘れていたの芝3200M生える
私が求めるトレウマドコ…ココ…
(ガクッ) - 80二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:42:06
ありがとー!今度やってみる
- 81二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:05:37
- 82二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 01:02:24
- 83二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 06:41:44
- 84二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 07:03:51
ポメちゃんが高身長デカパイだから、ダブルマシュマロかライバルのどちらかはドラフ体型だといいな
- 85二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 07:10:33
180cm台デカパイ!
140cm台デカパイ!
160cm台デカパイ!
160cm B90の巨乳代表ダスカ!!!!
なんじゃあ…この爛れた世代はぁ… - 86二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:26:32
ポメちゃんかわいい
こういうの来てみない?って白Tホットパンツタイツみたいなちょいギャル服着せられて欲しい - 87二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:39:51
- 88二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:42:41
- 89二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:43:08
- 90二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:41:09
何が、とは言わないけれども、123にしては小さい気がする…何がとは言わないけれども
くそっ! これもコストカットの影響か!(違) - 91二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:06:30
増量をお好みか
- 92二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:40:43
- 93二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:00:16
※※※
気さくなウマ娘、ダブルマシュマロは色んな意味でチャンドラポメロと対極な生徒だった。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案な彼女に対し、ダブルマシュマロは明るく社交的。髪と尻尾の色も烏の濡れ羽色なチャンドラポメロに対し、彼女は鮮やかで明るい栗毛色の髪と尻尾を持っていた。身長にしても、チャンドラポメロはあのヒシアケボノに迫る高身長なのに対し、ダブルマシュマロはイナリワンとさほど変わらない程に背が低かった。
強いて共通点を挙げるとするならば、お互いに胸が特大サイズである事だが、胸のサイズが大きい子は他にもいる。
だからこそ、チャンドラポメロは席が隣というだけでここまで自分に構ってくれるダブルマシュマロが不思議でならなかった。
「親睦目的での併走ねぇ~。ポメちゃんの適性コースと距離ってどこスか?」
「えっ、えっと……芝のみで、マイルから中距離。中距離と言っても、私の場合は2200mまでの狭い範囲だけれども」
「はぇ~。適性がボクと同じなら一緒に併走出来たスけど、残念スねぇ」
休憩時間が終わり、学園での一日や週間、月間単位のスケジュール確認や学業、練習、レッスンについての説明授業を履修し、食堂での昼食を済ませた午後一の授業。
各クラスごとの親睦併走の為に体操着へ着替えてグラウンドに出てからの準備運動中にも、ダブルマシュマロはチャンドラポメロの傍までやってきて声を掛けてくる。
食堂での昼食時にもわざわざ声を掛けてきた事もあって、彼女に対して慣れた受け答えが出来るようになったチャンドラポメロ。しかしながら、目と目が合ったから友達と言わんばかりのダブルマシュマロの勢いに押されてここまで来たが、ポメちゃんという愛称で呼ばれる程自分が何かをした訳ではない。また、自分に魅力があるとも思えなかったし、友達付き合いをしたところで得がないように思っていた。
「あのう……ダブルマシュマロさん」
だからといって、折角自分に声を掛けてくれた彼女の好意を無駄にしない為にも、チャンドラポメロは意を決して質問する事にした。初等部の頃から他の人やウマ娘よりも早く成長期を迎えた為に、かえって集団の中では浮く存在となって友達らしい友達がいなかったチャンドラポメロとしても、お互いにお話しをする事でダブルマシュマロと対等な友人関係になれるのであれば大歓迎であったからだ。
- 94二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:01:15
「おぉん? だーれがゆるふわマシュマロボディじゃクルルァ!」
「ひぇっ!?」
しかし、急に声を低くして返事をするダブルマシュマロに驚いてしまい、咄嗟に両手で両耳を抑えて身を屈めてしまう。それは外で何かに驚く、怯えた時のチャンドラポメロの癖であり、物心ついた頃からのものであるが故に、未だに治らないものであった。
生まれたての小鹿の気持ちになって震えていた彼女であったが、当のダブルマシュマロは打って変わって明るい笑い声を上げる。
「……と、言うのがボクの名前を気安く呼んできた人に対しての渾身のボケなんス、けど……そこまで縮こまられると何か逆に申し訳ないスね」
「うぅ……ど、どうしてこんな私に声を掛けてくれたんですかぁ?」
言葉通り、少し申し訳なさそうに顔を覗き込みに来たダブルマシュマロに対し、チャンドラポメロは軽い深呼吸の後、再び意を決して質問をした。
すると、その言葉を聞いた彼女は予想だにしていなかったと言わんばかりのあっけにとられた表情を浮かべ、少しの間の後にその小さな身体に見合わぬ呵々大笑をして見せた。
- 95二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:01:25
「そりゃー自己紹介が面白かったスからね! 席も隣同士だし、見ればボクたち胸以外は正反対じゃないスか?」
「え? あ、うん」
「人やウマ娘って自分にないものを持っている相手に惹かれるってもんスよ。それに、ポメちゃんは良い人そうでしたから、仲良くなれるとも思ったスよ。後は」
「後は?」
自分とは正反対である事を相手も自覚していたという点に安堵し、良い人と言われて気恥ずかしくなり、それでも仲良くなりたいと言ってくれたダブルマシュマロの言葉にチャンドラポメロは彼女に惹かれていくのを感じた。
そして、そんな彼女に次の言葉を促すと、ダブルマシュマロは一転して意地の悪い笑みを浮かべて言葉を続ける。
「ボクもその名の通り、一応100は超えるダブルマシュマロを持っているスけどね。それを名前負けさせるようなダブルマシュマロ持ちの子なんて、お近づきするっきゃない訳スよ!」
「え、えぇ~……」
腰に手を当てて胸を張って高らかに宣言するダブルマシュマロに対し、急な俗っぽい理由が返ってきたチャンドラポメロは気が抜けてしまい頭を垂れる。
両者体操着故にお互いの行動に追随する形でお互いのダブルマシュマロが揺れる。そして、そんな4つのマシュマロが揺れる度に、他の生徒たちがざわつくのであった。
- 96二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:02:35
まにあtt…間に合ってなぁーい! 日付変わってるぅー!
チャンドラポメロとダブルマシュマロのクアドラプルマシュマロに挟まれたぁい!(深夜テンション感)
ほなまた…(ガクッ) - 97二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 07:09:52
デカパイはいいね
デカパイは心を潤してくれる
ウマ娘の生み出した文化の極みだよ
そう感じないか? トレーナー君 - 98二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:03:16
- 99二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:09:43
これが二つぶら下がってる訳か…
- 100二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:15:03
- 101二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:28:38
- 102二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:44:22
あー、いけませんよこれは!
いけませんよこれは危ないいけません!(混乱)
まだトレウマどころかトレすら出ていないのにトレウマる妄想に筆が止まるわよ!
デカパイ友人枠はチャンドラポメロが引っ込み思案な為に話を進めやすいように早々に仕込みましたが…デカパイライバルちゃんの登場はかなり先です(真顔)
ダブルマシュマロ君の身長とスリーサイズ決まってないけど勝手に栗毛のチビデカパイ(100以上105未満ぐらい)にしました
- 103二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:49:36
9くんは頑張ってる
無理せず毎秒書き続けて欲しい - 104二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:30:29
- 105二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:51:04
可愛いなこの子……
- 106二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:52:42
「冗談はさて置くとして、ポメちゃんと仲良くなりたいという気持ちは本当です。これは嘘じゃないス」
「ダブルマシュマロちゃん……」
「だからボクの事は『マーシュ』って呼んでくれると嬉しいスね」
軽い口調から一転して、真面目な口調となったダブルマシュマロの言葉を聞き、顔を上げたチャンドラポメロに彼女は改めて右手を差し出した。
休憩時間の教室ではいきなりだったので訝しんで握手しなかったというのに、その時と同じ笑顔で友好の握手を求めてくれるダブルマシュマロ。そんな彼女の好意をこれ以上待たせない為に、それからトレセン学園に入って初めて出来た友達の為に、チャンドラポメロは小さく笑みを浮かべてその手を握り返す。
「マーシュ、ちゃん」
「へへ、なんスか? あ、っていうか、高身長なのに意外とお手手小さいスね、ポメちゃん」
「その、ポメちゃんって言うのは……」
「え゛っ!? 今更そこにツッコむんスか?」
初めての友達、初めての愛称呼びを噛み締めるように小さく喜ぶチャンドラポメロだったが、ふと自分が既に愛称呼びされている事にようやく気付く。
しかしながら、単に愛称ではなく略称の可能性も否定できなかっただけにその事を友達のダブルマシュマロ本人に聞いてみるも、思いっきり眉根にしわを作られてしまった。
- 107二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:53:05
「チャンドラポメロって果物の名前スよね? 確か、グレープフルーツと文旦の交雑種の」
「う、うん……マーシュ、ちゃん、詳しいね?」
「ボクの実家は地元じゃあ一番の果物専門店スからね。ポポーやネクタリン、ハスカップとかも扱うぐらいにはマニアックなんスよ~。それに、月の女神の名を冠する文旦とか一度聞けばそうそう忘れないスね」
「そうなんだ」
「あっ、話が逸れたスね。で、こっちの都合で悪いんスけど、そのままチャンドラポメロちゃんって呼ぶと先に果物の方が来るんス。かといって、『チャンちゃん』とか呼びにくさの極みスよ」
「チャン、ちゃん」
「なら『ドラちゃん』呼びにすると、今度は国民的ウマ娘型ロボットの方を想起しちゃうんスよねぇ~」
「あ、土曜日の17時にやっているアニメ」
「それそれ。で、じゃあ残るは『ポメロちゃん』か『ポメちゃん』、もしくは『ポーちゃん』とかもありだったスけど、この中で一番呼びやすくて親しみやすいのが『ポメちゃん』かなって思ったんス」
「な、なるほどぉ」
愛称一つでそこまで考えるものなのか、と矢継ぎ早に説明してくれるダブルマシュマロに感心するチャンドラポメロ。自身の名前の由来を言い当てられたのも初めてだった事もあり、その博識さや思慮深さには尊敬の念すら芽生え始めていた。
「まー、ポメちゃんはポメちゃんで小型犬のポメラニアンかーいってなるんスけどね」
「あ、そ、そっかぁ」
「けど、小型犬の犬種な愛称なのに、お前は大型犬やないかーいってなるから一周回って面白いんスよ」
「えぇ……」
「それに、その胸で小型犬愛称とかお前は何を言っとるんやーいってのもあるス」
「……」
そんな尊敬の念は、続くダブルマシュマロのダブルボケによって粉砕させる。これまでの彼女の言動からすると、人の愛称を面白さから決める辺りが実に彼女らしいとも言える。しかし、少しだけ尊敬しつつあっただけに、そのダブルマシュマロのダブルボケに対して、チャンドラポメロは口をへの字に曲げて無言の抗議をするのであった。
- 108二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:03:53
早く併走しなよ → それはそう
早く選抜レースしなよ → それもそう
早くトレーナー出しなよ → その場面を書く前に今の銀河の状況を理解する必要がある。少し長くなるぞ
トレウマは? → YOUが書け
日付が変わる前に書けたら追加投下出来るけど、日付変わったらまた明日ということで…ほなまた - 109二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:36:45
わっふるわっふる
いいぞいいぞがんばれがんばれ
楽しみにしているぞ9くん - 110二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:42:02
トレの身長
dice1d3=2 (2)
1.ポメより大きい
2.ポメと同じくらい
3.ポメより小さい
- 111二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:43:57
そろそろダブルマシュマロ君の身長とスリーサイズも決めてもいいかも知れぬのう
- 112二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:46:30
ほんじゃあマーシュの身長から!!
130+dice1d10=6 (6)
- 113二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:47:07
136cm!!ほぼイナリワンだな!!
- 114二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:49:45
ニシノフラワーサイズでバスト100超えはドラフ体型ってレベルじゃねーぞ!!
- 115二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:18:39
- 116二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:34:03
- 117二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:36:31
- 118二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:43:17
- 119二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:51:39
えっ? 今、チャンドラポメロ君を描く為に筆を握るって???
- 120二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:56:21
スレが進む度に創作をしろとケツを蹴り上げられる人が増えるメカクレデカパイモブウマ娘スレ
- 121二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:01:24
創作をしろ、とポメちゃんが言っている
- 122二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:08:47
メカクレデカパイは創作意欲を掻き立てる
皆知っているな? - 123二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:09:40
みんな何かを作ってくれるということか
楽しみにしております - 124二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:27:43
ワイなりにポメちゃんを作ってみたで
ちょっとお胸のボリュームが足りないかもしれんが勘弁してくれ - 125二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:28:07
- 126二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:32:43
- 127二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:42:04
- 128二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 06:46:46
因みに因むとチャンドラポメロ…のチャンドラは月の神の名に由来するのだけれども、そのインドの月の神様、27人の娘の性的な欲望に応えようとする神話がある
応える、じゃなくて応えようとする、ってところがミソ - 129二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 10:04:55
チャンドラ繋がりで『月のワルツ』とか歌って踊ってみて欲しい
オラッ! トレーナーが歌の中のチャンドラ・マハルの王子様役をやるんだよ!! - 130二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 10:12:30
必死に押さえつけてこのサイズと思うといいね
- 131二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:41:37
実際、頑張ればある程度胸は潰せるからね
普段の制服時はドトウクラスまで頑張って絞るけど、体操着に着替えようとした瞬間にボルンバッするデカパイは健康に良いとされる - 132二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:42:05
- 133二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:42:41
更新
- 134二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:43:28
その横で背丈は子どもと同じなせいで悪ガキから乳を雑に触られるダブルマシュマロ
- 135二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:44:44
好きにしろって言われて皆で好きに作ってるの好き
- 136二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:53:01
トレの一人称
dice1d4=2 (2)
1.俺
2.僕
3.私
4.安価
- 137二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:54:33
- 138二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:57:26
ドゥンドゥン創作人がスレに集まる展開好き
- 139二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 13:01:17
- 140二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 13:58:47
ポメちゃんは好きなヒトには尽くしたいタイプだと思う
- 141二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 15:04:31
文章なら何時でも書けるよ(ニッコリ)
- 142二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 18:17:04
- 143二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 18:40:25
- 144二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:53:44
「ダブルマシュマロちゃーん!」
「おぉん? って、ミスディレクションさんじゃないスか。どしたんスか? 話聞こか?」
しかしながら、その抗議がダブルマシュマロへ届く前に、彼女は後ろから声を掛けてきたミスディレクションという名の生徒に反応し、背中を向けてしまう。
チャンドラポメロにもその名は聞き覚えがあり、自身の後に自己紹介をしていた子であった。同時に、自己紹介の為の指名からの逃避行動とはいえ、本当にいる生徒の名前を騙ろうとしていた事も思い出し、開きかけた口を閉じて二人の話に耳を傾けた。
「話聞こか? じゃないよー。準備運動が終わったら私たちは第二グラウンドの方で親睦併走だったでしょー」
「あ゛っ!」
「えっ?」
呆れるような彼女の物言いに、ダブルマシュマロは尻尾を立てる程の驚きの声を上げる。チャンドラポメロからは背中しか見えなかった為、尻尾の裏側ぐらいしか分からなかったが、声の感じからかなりの失態だと気付く。
「あっ」
そして同時に、親睦併走前の教師の話を思い出した。
ウマ娘のターフ適性は、それぞれ芝とダートの二つ。距離適性に関しては短距離、マイル、中距離、長距離とある。
流石に一つのグラウンドコースで全部の適性併走が出来る訳も無く、それぞれ適正に合わせて第一グラウンドと第二グラウンドで分かれる事になっていたのだ。
「あっちゃー。先生、かなり怒っていたスか?」
「そりゃもー、かなり」
「それは不味いスね」
両手の人差し指を立て、おでこの前で角のを生やしたかのような仕草をするミスディレクションを前に、ダブルマシュマロはバツが悪そうに頭を掻いた。
ミスディレクションの仕草や会話の内容から、教師がご立腹なのはチャンドラポメロにも把握出来た。とにかく二人に急いでここから移動するように言おうと口を開きかけたところで、ダブルマシュマロが彼女の方へ振り返りながら口を開いた。
- 145二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:54:23
「ポメちゃん。不肖このダブルマシュマロ。どうやら貴女様のお供を出来るのはここまでのようです」
「えっ、えっ?」
いつになく真剣な表情と、仰々しく且つ大げさな礼をして見せるダブルマシュマロに、チャンドラポメロは面を喰らってしまう。だがその反応を無視する形でダブルマシュマロは胸に右手を当てて、左手の掌を彼女へと向ける。
「けれども麗しき月の神に仕えられた事は生涯忘れも──」
「はいはい。先生の角が4本に増える前に行くよー」
「──あぁっ! いいところだったのに、後生スよ~」
ダブルマシュマロの言葉に熱が入り、そこでようやく寸劇を見せられていると気付くチャンドラポメロ。しかし、ミスディレクションが芝居がかった台詞の途中で彼女の後襟を掴み、強制的に移動を開始する。
その移動自体は促そうとしていたのもあって、チャンドラポメロは口を挟むつもりはなかった。けれども、ダブルマシュマロの即興寸劇に何か一言を添えた方がいいのかと思い、不慣れながらも右手を彼女に向けて口を開いた。
「えっ、あっ……ま、マーシュちゃ~ん?」
「何でそこで疑問符なんスか~」
引きずられる形で離れていくダブルマシュマロだったが、その顔はチャンドラポメロの反応を貰って嬉しそうであり、「また後で~」と左手を横に振る余裕を見せていた。
今生の別れ、という訳でも何でもない。しかしながら、休憩時間からずっと傍にいたダブルマシュマロが離れていく寂しさを感じたチャンドラポメロは、彼女に一つだけ聞きたかった事を質問する。
「そういえばー! マーシュちゃんの適性ってー!?」
既に大分離れてしまっていた為、思わず大声での質問となり、周囲の視線が自分に集まるのをチャンドラポメロは感じた。
それに恥ずかしさを覚えたものの、俯く訳にもいかずにダブルマシュマロの返答を待つと、彼女は満面の笑みと共に右手の親指を立てる。
- 146二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:54:45
「芝とダートの両刀使いのダブルマシュマロ、と言っておくスよー! あっ、距離は短距離オンリースけどー!」
「いい加減に自分の足で走ってよー!」
「I'll be back! っスー! ってか、そう言うなら襟から手を離して欲しいスよー!」
ミスディレクションの呆れ声を聞き、それに反論しつつも姿勢を整えてから、ダブルマシュマロはチャンドラポメロに背を向けて第二グラウンドに向けて走り出す。
その遠ざかっていく背中を見送りながらも、彼女は二人が親睦併走に間に合うかどうかを心配する。
「あの~。チャンドラポメロさん、だったわよね?」
「ひゃい!?」
けれども、そんな心配も束の間、今度は自身が後ろから声を掛けられ、彼女は背筋を伸ばしてその場で屹立する。
それから聞き覚えのある声だと、恐る恐る振り返ると、そこには他でもないダイワスカーレットの姿があった。
チャンドラポメロの挙動にやや気圧されていたものの、すぐに咳払いをして正面から彼女を見据える。
「次の併走はアタシと貴方だから、先生が呼びに行けと言われて来たけれども、準備はいい?」
「……えっ?」
そして、その真っ直ぐでともすれば捕食者を想起するような緋色の瞳に怯える暇もなく、チャンドラポメロがダイワスカーレットの言葉の意味を理解するには少々の時間を要するのだった。
- 147二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:55:42
次回! ポメちゃん、ダイワスカーレットとの併走!
トレウマはどこに行ったんだよオラァン!
ほなまた… - 148二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:18:38
楽しみにしてるね……
- 149二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:43:50
- 150二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:52:55
(ムクリ)
ライバルは芦毛(または白毛)でメガネの一人称オレなデカパイにしようと思います(好き勝手)
黒毛メカクレデカパイモブ主人公ウマ娘
栗毛チビデカパイモブ友人ウマ娘
芦毛メガネデカパイモブ好敵手ウマ娘
ヨシ!(ガクッ) - 151二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:09:45
は!!かわいい!!!!
- 152二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:50:34
- 153二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:43:55
- 154二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:46:37
- 155二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:28:12
私もはようトレーナー出していちゃトレポメしたいですのう…
まあ、トレーナーはおろかダブルマシュマロのスリーサイズすら決まっとらんのですがガハハ - 156二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 10:02:26
皆で育てるメカクレデカパイモブウマ娘
プリンセスメーカーかな?
本家にもモブウマ娘育成出来るシナリオ来ないものかねぇ - 157二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 10:10:25
- 158二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:26:23
呪文公開する?
- 159二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 17:37:16
あれば嬉しい
と言うか、ポメちゃんが増えそう - 160二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:34:10
このスレでいいかな公開するの
- 161二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:40:10
solo,long hair,black hair,(black-horse tail),no ears,(blush:1.5),lips,(bangs over eyes:1.3),long bangs,black bangs,
BREAK,masterpiece, high quality, huge breasts,(horse ears),(kemono ears),
本人の情報のみ
服とかは入れてません - 162二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:35:03
- 163二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:38:04
- 164二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:39:10
※※※
ダイワスカーレットから声を掛けられてからは早かった。
相手はすっかり準備万端といった様子であり、チャンドラポメロ自身も先にダブルマシュマロと一緒に準備運動は終えている。
自分の返答を待つ彼女に対し、チャンドラポメロは矢継ぎ早で頷く事で肯定の意志を見せ、それを見たダイワスカーレットは「じゃあ、先生のところへ行きましょうか」と先導し、今に至る。
スターティングゲートこそ用意しないものの、走るコースは実際のレース場と同じ芝の上。ダイワスカーレットが内側、チャンドラポメロが外側のスタートなる。
「あくまでも親睦を目的とした併走だけれども、ウマ娘の競争本能……言い換えれば闘争本能は否応なしに引き出されるわ」
「はい」
「その為、最初はなるべく並んで走って貰いたいけれども、最終直線に入ったら自由に走ってもいいわ」
「分かりました」
「……」
スタート前の女性教師兼トレーナーの言葉にダイワスカーレットが返答する中、チャンドラポメロは緊張のあまり返事も出来ずに押し黙ってしまう。
その緊張はいつもの事ではあった。トレーニング中やダンスレッスン中、レース中やライブ中は平気なのだが、それらが始まる前は極度とまでは行かなくとも緊張してしまうのが彼女の癖であったからだ。
とはいえ、実際にそれらが始まれば問題なくこなせる為、最早癖というよりは一種の予備行動ではないか、とは地元の倶楽部のコーチの言である。
チャンドラポメロ自身もその言葉を信じて、且つ今までその通りにこなせてきた為、いつも通りと思っているつもりだった。
「チャンドラポメロさん? あまり顔色が良いように見えないけれども」
「はひゃい! だ、大丈夫、です。その、いつもの事です、から」
「そう? まあ、気の早いトレーナーさんたちが何人か見に来ているから緊張するのも分かるけれども、先方にも今回の併走は親睦目的と伝えているから、走りや勝ち負けは気にしなくてもいいわ」
「アタシも今回は最後まで隣で走るから、一緒に頑張りましょう?」
「はいぃ……頑張ります」
教師やダイワスカーレットに気を遣われるのが申し訳ないと思い、チャンドラポメロは併走前の緊張から意識を逸らす為、返事の後にコースを改めて見る。
- 165二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:39:53
天候は晴れ。芝の状態も連日の晴れによって乾燥し、軽い。走るコースは阪神レース場を模した芝外右回りの1600M。ゴール手前の直線しか高低差がなく、その差も2M。
向こう正面からスタートし、先に走り終わった他の生徒たちや数人のトレーナーが見守るスタンド前がゴールとなる。
天候や芝の状態、距離。その全てがチャンドラポメロの得意とする条件であり、未だ緊張する中でその点だけは彼女も安堵していた。
(少なくとも、変な走りは見られなさそう)
「走り終わった後のクールダウンとストレッチを忘れずに。それが終わったのならスタンドで待機。何か異常があったらすぐに報告する事。何か質問は?」
「ありません」
「大丈夫、です」
「よし。後が閊えているからすぐに合図をするから、二人とも構えて」
静かにゆっくりと息を吐いたところで教師が最終確認をし、ダイワスカーレットが即答。それに少し遅れる形で覚悟を決めたチャンドラポメロの返事を聞き、教師は左手で左耳を塞ぎ、右手に持っていた電子式スターターピストルを真上に掲げる。
疑似ピストル音が鳴った瞬間にスタート。そう思った瞬間に、それまであったチャンドラポメロの緊張の波が一気に凪いでいくのを感じた。
これもまた、彼女にとってはいつも通り。後は合図さえあればいつも通りに走るだけ。
「ふっ!」
「……っ!」
そして一瞬の静寂の後、疑似ピストル音が響き、先にダイワスカーレット、続いてチャンドラポメロが反応してスタートを切った。
(凄いっ、完璧なスタート!)
チャンドラポメロ自身もスタートにはそれなりの自信を密かに持っていたが、それを上回るダイワスカーレットの反応速度に舌を巻いた。
コンセントレーションとでも呼ぶべき集中力。併走でなければ、このスタートだけで半バ身の差がついていたと、チャンドラポメロは容易に想像できた。
- 166二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:40:37
「……っ」
同時に、併走だからこそ、と彼女はダイワスカーレットの横に並ぶべくギアを上げる。
チャンドラポメロの脚質は「差し」であり、本来であれば「逃げ」と「先行」のいずれかを駆るダイワスカーレットの後方で待機しながら様子を伺わなければならない。
しかし、ダイワスカーレットのスタートからのトップスピードまで乗せる必要距離が驚く程短かった為に、多少無理にでも足の回転数を上げざるを得なかったのだ。
「……ぁ」
(っ!?)
だが、そのチャンドラポメロの脚がトップスピードに乗る直前で、前を走るダイワスカーレットが小さく呟いたかと思うと速度を落とす。
集中力が高いせいで併走というのを忘れていたのか、それとも単にお互いの走る速度が違うのか。そのいずれにせよ、二人はダイワスカーレットがクビ差先行する形で位置取りが落ち着き、コーナーへと入っていく。
(綺麗……外に全くブレない)
体幹を一切崩す事なく、またチャンドラポメロが感嘆する程のコーナリングをダイワスカーレットは魅せる。対して走る速度を合わせてもらっている為、観察する余裕があるチャンドラポメロはその巨体故に僅かに外へと出てしまう。
才能か、それとも努力か。もしくはその両方か。
いずれにせよ、地方の倶楽部に所属し、且つそこで首位に輝いたが故にトレセンを勧められたチャンドラポメロにとって、ダイワスカーレットの走りは目を奪われるには刺激的が過ぎた。
(わ、私も……っ!)
「っ!?」
だから、だからこそ、チャンドラポメロは走る速度を上げた。
それはダイワスカーレットに憧れを抱いたからこそ、彼女に相応しい走りをしたいという気持ち。同時に、併走故に煽られた闘争本能によるものだった。
身体がコーナーによって外へと引っ張られたのを逆に利用し、内に戻ろうとする力を加速に変えて、チャンドラポメロは最終直線でダイワスカーレットに並ぼうとする。
- 167二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:41:00
「~っ!?」
しかし、チャンドラポメロは気付いていなかった。
外へと引っ張られた事によって、元々薄い自身の存在感がダイワスカーレットの認識から外れた事に。
そして、その認識の外からその巨体を以て横に並ぼうとする自身の圧の強さを。
「ごめんな、さいっ!」
「っ!?」
レースにおいて、壁とも思える巨体が急に現れる。
それはダイワスカーレットのペースや意識を乱すには十分過ぎる圧力であった。
チャンドラポメロが後少しで横並びになるというところで、ダイワスカーレットは一気にトップスピードへと乗せる。
最終直線であり、そのレース仕草は傍から見れば何の違和感もない動作であった。だが、その彼女から去り際に謝罪の言葉を受けたチャンドラポメロにとっては、逆に違和感を覚える動作となった。
(強い……!)
けれども、その違和感が瞬時に吹き飛ぶ程、ダイワスカーレットの走りは力強く、またチャンドラポメロには追いつけないものだった。
結果、チャンドラポメロはダイワスカーレットから1バ身離される形で併走を終える事となった。
- 168二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:42:18
レース描写難しい…難しくない?
ポメちゃんを強く美しくデカパイ(デカパイに!)に表現したかったけれども…哀しいけどモブウマ娘なのよね…ネームドには勝てなかったよ…
ほなまた… - 169二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 02:14:28
ポメちゃんとマーシュちゃんの乳に挟まれたい人生だった
- 170二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 02:36:44
いつもありがとう
今日も良かったので明日も楽しみにしています - 171二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 02:37:38
ちなみに元スレ主の推しはダイワスカーレットなので9君がいきなりダイワスカーレットの名前を出してきた時はビックリしました
ビックリしすぎて危うく心臓動くかと思った - 172二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 07:04:52
これは驚き
ポメちゃんがダイワスカーレットに憧れるという設定は必然だったという事か - 173二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 08:31:48
- 174二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 08:46:37
SSの感想感謝でござる
この感想といいねがあるので毎日SS書き出走しているまである
トレウマ書きの人もきてくれたし、ダブルマシュマロパイも拝めたし、創作人がドゥンドゥン集まって欲しいわね
そして話が360°回転するのだけれども、ポメちゃんのライバル枠(デカパイ)を出せそうなので何か良い名前があれば
折角ならポメちゃんの名前に関係すると良いかも知れないですわー(月の神の名であるチャンドラに対して太陽を意味する「ソル」、「ソリス」、「ソラル」を入れるみたいな) - 175二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 10:58:56
なんたらソラリス
- 176二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 11:58:52
ソラリス…なるほど
チャンドラポメロが果物の名前だと考えると…ソラリスの名を冠する果物は…ワインしか出てこねぇ!
けど、ワインって事はブドウって事で品種名のカベルネ・ソーヴィニヨンがあるから…カベルネソラリス? - 177二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:34:22
強そうな名前だ
- 178二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:37:10
チャンドラポメロ(メカクレデカパイ)
ダブルマシュマロ(チビデカパイ)
カベルネソラリス(メガネデカパイ)
奇しくも文字数一緒だからカベルネソラリスにしまぁっす!
感謝! - 179二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:19:23
- 180二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:36:26
- 181二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:19:35
- 182二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:20:42
※※※
「はっ、はっ、はっ」
ゴール板の横を駆け抜けた後、チャンドラポメロは減速し、クールダウンを行う。
完全に立ち止まり、両膝へと手を当てて前に屈んだ瞬間、同時に全身から汗が噴き出し、倦怠感が襲い掛かる。相手に併せて走ろうと普段の走りとは変え、且つ最終直線はレースさながらの速度で走った為か、乱れた呼吸がなかなか戻らない。
思えばトレセン学園に来てから本格的に走り込んだのはこれが初めてだったと、未だ冷め止まぬ競争本能を抑えつつ彼女が顔を上げると、そこにはクールダウンを終えたダイワスカーレットが立っていた。
「あ」
「ごめんなさい」
咄嗟に姿勢を正そうと上体を起こし、少し足元が覚束ないチャンドラポメロに向かって、ダイワスカーレットは頭を下げる。
しかし、謝るのは最後まで彼女と併走できなかった自分の方では、と先に謝られた事にチャンドラポメロは困惑した。今の状況を把握しようと思う前に、ダイワスカーレットが頭を戻し、口を開く。
「最後まで隣で走るって言いながら、最後は振り切っちゃって……大人げなかったわ」
「あっ、その、気にしていません、から」
緋色の瞳で真っ直ぐ見つめた後、バツが悪そうに視線を逸らすダイワスカーレットに、チャンドラポメロは慌てながら両手を横に振る。
併走前の彼女の発言が今の謝罪と分かり、点と点が繋がり、チャンドラポメロ自身もようやく腑に落ちた。また、ここに来て併走後の落ち着きが戻った為、改めてダイワスカーレットの様子を伺う事が出来た。
薄っすら額に汗こそ滲んでいるものの、息は上がっておらず、疲労による体幹のブレや身体の揺れも全く感じられない。
相当に走り込んでいるのか、もしくはレース慣れをしている。それがチャンドラポメロから見たダイワスカーレットの今の印象であった。
- 183二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:21:10
「すっごい圧だったわ」
「へぁ?」
「貴女の気配が一瞬消えたかと思ったら、壁が迫ってくるような迫力で追走してくるから、アタシもつい本気で走っちゃったの。あれが貴女のスタイルなのね」
「え、えっと」
「親睦目的の併走とはいえ、色々と勉強になったわ! ありがとう!」
「あっ、その、どういたしまして~」
自身の思ったであろう事を素直に吐露し、笑顔を向けた後、ダイワスカーレットは他の生徒たちが待機しているスタンドへと向かう。
これまで同年代のウマ娘たちに褒められた経験があまりなく、ましてや勉強になったと感謝される事もなかった為、チャンドラポメロは爽やかに立ち去る彼女の後ろ髪に言葉を投げかける事しか出来なかった。
とはいえ、入学式前から彼女の存在を知り、気になっていたからこそ、ダイワスカーレットに認められた事はチャンドラポメロにとって少なからずの自信へと繋がった。
その後、親睦目的の併走は、実は『本格化』をしているかどうかの確認を兼ねているとも教師から言われ、ダイワスカーレットは文句なしに次の選抜レースへの出走が、チャンドラポメロは一度模擬レースを挟んでの再確認を言い渡される事となるのであった。
※
※※
※※※
- 184二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:21:36
チャンドラポメロが『本格化』しているかどうかの確認の模擬レースは、親睦目的の併走から一週間後に行われた。
その間に学園生活や寮生活にも慣れ、練習にも真面目に勤しんでいた為に、あの日にダイワスカーレットと併走した時よりも調子が上がっていた。
天候は曇り。芝は早朝の小雨の影響でやや重。レース場は併走時と同じ場所だが、距離は少し長めの1800M。先に短距離の模擬レースが数回行われ、チャンドラポメロが出走する前にもマイルの模擬レースが一回行われていた。
その為、ターフは少々荒れており、泥の重みが走りに多少なりとも影響するであろうというのが、走る前の彼女の目算であった。
とはいえ、前日の練習を軽くで終わらせ、模擬レースに向けての早めの就寝と、チャンドラポメロのコンディションは良好であり、ダイワスカーレットから評価を得た走りを見せればいいところまで行くとも思っていた。
「はーっ! はーっ!」
『チャンドラポメロが迫る! チャンドラポメロが迫る!』
「ふっ! ふっ!」
『逃げ切れるか、カベルネソラリス! 両者負けられない一騎打ちとなった!』
本番のレースさながらの実況や数十名とはいえ観客の歓声が遠くで聞こえる中、そんなチャンドラポメロの目論見を打ち砕いたのは先を走る別のクラスの同級生、カベルネソラリスであった。
内枠であったカベルネソラリスはスタート早々に逃げを仕掛け、単独でトップへと躍り出た。
道中で外からあのダイワスカーレットをして「壁」と評されたチャンドラポメロの圧の影響を受けず、最終直線になって追い上げてきた彼女の圧にも屈さず、ペースを乱さなかった。
『~っ! 今、カベルネソラリスがゴールイン! チャンドラポメロ、食い下がりましたが半バ身差は縮められず、2着~!』
小さい歓声と3着以下を発表する実況を背に、チャンドラポメロはダイワスカーレットが認めてくれた走りで勝てなかった事に少し気落ちしつつクールダウンへと向かう。
そして、汗を拭い、呼吸を整えて立ち止まっているところに後ろから声を掛けられた。
- 185二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:22:22
「よう。良い走りだったぜ」
振り返れば、そこには先着したカベルネソラリスが青色のハーフリム眼鏡の位置を調整しながら笑みを浮かべていた。
同級生とはいえ別のクラス。そして、ダブルマシュマロ程社交的でないチャンドラポメロにとって、彼女との直接的な対面はこれが初めてとなる。
チャンドラポメロとは対照的な銀を思わせる白色の髪と尻尾。長髪のチャンドラポメロやツーサイドアップのダブルマシュマロとは異なり、少し長めの髪をポニーテールとしてまとめている。
身長は平均的ではあったが、出るところは出ており、特に胸の大きさに関してはチャンドラポメロやダブルマシュマロに引けを取らず、目の前に立たれると流石のチャンドラポメロも少し気にしてしまう程であった。
そんな彼女の視線に気づかないままに、カベルネソラリスは笑みを深くする。
「まだそんなにオレと走った奴はいないけれども……ハハッ、これが中央か。誰も彼も強い奴ばかりだ。今回は先着させて貰ったが、次はどーなるか分からねぇな?」
「あ、あのう……」
「おっと、自己紹介が遅れたな。オレの名前はカベルネソラリス。よろしくな」
「え、あ、チャンドラ、ポメロです」
握手仕草はせず、胸を揺らすように張って名乗るカベルネソラリスに対し、チャンドラポメロは身体を丸めるようにお辞儀をする。それが面白かったのか、彼女が下げた頭の上からカベルネソラリスの笑い声が響く。
- 186二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:23:24
「あっはっは! あのお喋りなダブルマシュマロが言うように、面白い奴だな、アンタ」
「え、えっとぉ?」
「図体がデカいのに影が薄いなんて聞いた時は何じゃそら、と思ったが……今のレースの圧といい、かと思えば淑女のようなお辞儀といい、気に入ったぜ」
「は、はぁ~」
顔を上げると先程よりも距離が近く、興味深いと言わんばかりに顔を寄せてくるカベルネソラリスに、チャンドラポメロは思わずのけぞってしまう。
「アンタは次の選抜レースに出るのか?」
「は、はい。多分、この模擬レースで、『本格化』が認められたら」
「そっか、そっか」
そんな仕草も気にせず、挨拶もそこそこに、次のレースの話をするカベルネソラリスに対し、チャンドラポメロはやや押され気味になりながらも答える。その言葉を聞いた彼女は満足そうに頷き、歯を見せて笑う。
「なら、オレが見るべき相手はダイワスカーレットにウオッカ、そしてアンタになる訳だな。面白くなってきた」
「……」
「ま、次もお手柔らかに頼むぜ、ポメロ」
そして、チャンドラポメロの反応を待たずして、一人満足げに左手を上げながら去っていくカベルネソラリスの背を見ながら「何だか癖のある人がよく自分に絡んできます……」と彼女とこの場にはいないダブルマシュマロを想起するのであった。
- 187二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:25:55
メカクレデカパイモブウマ娘…私の好きな言葉です
お喋りボクっ娘チビデカパイウマ娘…私の好きな言葉です
眼鏡オレっ娘デカパイウマ娘…私の好きな言葉です
次回! 絶望の選抜レース! ダスカとウオッカ相手とか無理無理かたつむりに決まってんだろ! いい加減にしろ! - 188二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:34:37
まあ、メカクレデカパイやチビデカパイ、メガネデカパイとダスカパイを求めて突っ走ってきたらスレ完走しそうだけれども…
ただ今は、「デカパイ感謝」という言葉のみが残りますなぁ(しみじみ) - 189二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 00:15:34
メカクレデカパイギャルモブウマ娘作りたくなってきたな
- 190二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 00:30:42
このスレをどうするかも好きにしてほしいので次スレについても託しますね
- 191二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 00:31:02
集まれデカパイモブウマ娘
- 192二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 06:57:38
よくよく考えたら179cmでB123の中等部って相当存在感凄いよポメちゃん
136cmでB100超えのマーシュ君も大概だけど - 193二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:08:03
イラストやSSを楽しみにしてるから次スレは欲しい
が、立てても管理しきれない気はするので、自分で立てるのはちょっと気が引ける - 194二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:00:35
デカパイに飢えているので次スレは欲しい…のだけれども、レス投稿仕様が変わったのでSSは等間隔投稿になりそうですのう(1分のクールタイムあれば連投は出来るからいいのだけれども)
それはそれとしてスク水ダブルマシュマロがエッチぃ…で助かる
多分ダブルマシュマロでこのエロさだとポメちゃんがやったらエグい事になりそう - 195二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:12:58
- 196二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:42:18
- 197二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:15:34
ここまでの【メカクレデカパイモブウマ娘】と他のキャラまとめ
名前:チャンドラポメロ
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:烏の濡れ羽色の艶のある黒髪ロングで前髪目隠れ、瞳は明るいマリンブルー、他が地味な為かリップは色付き艶ありのを塗ってオシャレするタイプ
性格:恥ずかしがり屋の引っ込み思案で、恥ずかしがったり照れたりしたら頬がすぐに紅潮する
身長:179cm(SS準拠) 体重:秘密
スリーサイズ:B123 W62 H91
備考①:適性は芝のみ、距離はマイル~中距離の2200Mまでで脚質は差し(SS準拠)
備考②:憧れのウマ娘は同期のダイワスカーレット。彼女の緋色の影を追い続ける頑張り屋
名前:ダブルマシュマロ
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:栗毛のツーサイドアップでやや前髪目隠れ(ポメちゃん程ではない)、瞳は明るいルビー色、ギザ歯
性格:明るく社交的でお喋り。またノリが良く、芝居がかった口調で話す事もしばしば
身長:136cm 体重:秘密
スリーサイズ:B100超え(ポメちゃん未満) W設定なし H設定なし
備考①:適性は芝ダートの両刀、距離は短距離のみで脚質は不明(SS準拠)
備考②:ポメちゃんの友人枠、実家が地元じゃ一番の果物専門店
名前:カベルネソラリス
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:芦毛のポニーテール、青色ハーフリム眼鏡、瞳の色は記載なし
性格:竹を割ったようにさっぱりして表裏のない正直者
身長:ポメちゃんとマーシュを足して2で割ったぐらい 体重:秘密
スリーサイズ:B100超え(ポメちゃん未満) W設定なし H設定なし
備考①:適性は芝のみ、距離はマイル~中距離の脚質は逃げ(SS準拠)
備考②:チャンドラポメロのライバル枠 - 198二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:19:40
SSは書くけど残りスレ数が無いし、次スレ間に合うか分からないので、ここまでの設定投げておいてターンエンドゥ!
補足情報
チャンドラポメロ → 一人称:私 二人称:相手の名前+さん付け
ダブルマシュマロ → 一人称:ボク 二人称:相手の名前+ちゃん付けか愛称呼び
カベルネソラリス → 一人称:オレ 二人称:アンタまたは相手の名前呼び捨て
ポメちゃんのトレーナー → 一人称:僕 身長はチャンドラポメロと同じぐらい - 199二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:26:28
- 200二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:30:40
デカパイで埋めるわよー!
集まれデカパイモブウマ娘!