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【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は8|あにまん掲示板
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【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は8

  • 1五寸釘25/06/17(火) 21:02:51

    個性名【呪い】
    木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。
    しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求める呪いの大きさに応じてある存在(これに関しては物語中で公開します)に相応の代償を払う必要があり、これは呪いを使った瞬間強制的に払わされる。
    一方でこの力は呪い(まじない・祝福)として他者の幸福のために使うこともでき、その場合はAFOの勝利を願うなど、善良な者に害を与えるまじない以外は相応の代償を払う必要なく使うことができるが、この個性を持っているオリキャラちゃん本人はまだこのことを知らない。

  • 2五寸釘25/06/17(火) 21:09:10

    オリキャラちゃん詳細


    名前→釘貫 百合(くぎぬき ゆり)

    ヒーロー名→ブレッシング(blessing)

    個性→>>1参照。

    身長→178cm

    髪の色→黒。

    髪の長さ→前髪ぱっつんでロングで腰ぐらいまでの長さ。

    髪質→ウェーブ。

    普段は髪を→おろしてる。

    顔立ち→美人系。

    目は→垂れ目で左青右白のオッドアイで縦長瞳孔。

    πは→Bカップ。

    制服の露出は→下にタートルネックとかを着込んで控えめ。スカートもほかの子より長くて黒タイツ着用。

    変更前ヒーローコスチューム→fateのエリセが着てる貫頭衣みたいな衣装(黒インナーと10分丈スパッツ着用。髪はおろしてる)

    変更後ヒーローコスチューム→イレイザーヘッドのコスチュームの全身白バージョン。

    彼のものとは違い、ベルト周りにナイフや収納スペースの類いは付いておらず、代わりにベルトの左右両腰の部分に裏側上部から伸び、表側上部でスナップボタンを利用してまとめた鞭を固定する輪っか状の固定部のみが付いており、そこにミッドナイトの『アイノムチ』を左右一本ずつの計二本装備。首周りにはイレイザーヘッドの『捕縛布』を着用。(髪はおろしてる)

    普段着は→袖がゆるゆるなネックセーターとロングスカート

    両親は→神社の神主夫婦。

    料理スキル→カンスト。

    好きな花→白い勿忘草。

    苦手な味→ハッカ味。

    宝物→大きめのグレーのパーカー・黒のロングスカート・黒のキャップ。

  • 3五寸釘25/06/17(火) 21:11:40

    >>1

    スレ画はスレ主の私が作った百合ちゃんのイメージ画像です。

  • 4五寸釘25/06/17(火) 21:17:01

    初回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は|あにまん掲示板このたびオリキャラスレを作らせていただきましたスレ主です!以降はこの名前で投稿していくのでご支援よろしくお願いします!現在神社の神主夫婦の娘であり、非異形型の個性というとこまで設定しています。以下はこ…bbs.animanch.com

    と第二回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は2|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第三回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は3|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第四回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は4|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第五回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は5|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第六回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は6|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第七回(前回)

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は7|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    のスレはこちら!

  • 5五寸釘25/06/17(火) 21:21:04

    続きは埋まるまで前スレの方で投稿しますね!

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 23:04:12

    保守埋め

  • 7五寸釘25/06/17(火) 23:13:03

    前スレが埋まったので10まで埋めますね!

  • 8五寸釘25/06/17(火) 23:16:18

    埋め

  • 9五寸釘25/06/17(火) 23:17:32

    立て

  • 10五寸釘25/06/17(火) 23:18:56

    10!

  • 11五寸釘25/06/18(水) 00:15:44

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 07:26:55

    ほしゅ〜

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 15:05:07

    ほしゅしゅ

  • 14五寸釘25/06/18(水) 20:21:35

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 15五寸釘25/06/18(水) 21:03:46

    ?「!なんだァ?水!?」

    洸太「や、止めろォォォォ!!」

    彼を潰そうとした男に水が掛けられ、男は水が飛んできた方向を見る。
    水の正体は洸太の個性であった。

    緑谷(…洸太君…)

    ?「後でな!な!後で殺.してやっから待っt!?」

    男が笑顔で彼にそう言っていたその時、男は下から自身を持ち上げようとする力を感じ、そして驚愕する。

    ?「気を取られた一瞬に…!」

    緑谷「殺させてェェェェェ!!」

    ?「待て!パワー上がってねぇか!?」

    緑谷「たァァまァァるゥゥかァァァァァァ!!!」

    それは自身に負けたはずの出久の力であった。
    彼はその状態から片腕で男を押し上げて立ち上がる。
    そして…

  • 16五寸釘25/06/18(水) 21:05:06

    緑谷(OFA、百万パーセントォォォォ…!!!
    デラウエアァァ!!デトロイトォォ!!スマァァァァァァァァァッシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!)

    彼は右腕一本で男を自身から弾き、男の胴体に強烈な右の一撃を叩き込んだ。
    男が纏っていた筋繊維はその衝撃によって破壊され、出久は男の顔面に駄目押しの右を叩き込む。
    そのパワーによって男は岩壁に叩き付けられ、意識を失った。

    洸太「あ…」

    その光景を見ていた洸太は、腰が抜けながらも彼の後ろ姿を見続ける。

    洸太(なんで…)

    『洸太、あんたのパパとママ、ウォーターホースはね、たしかにあんたを残して逝ってしまった。
    でもね、そのお陰で守られた命が、たしかにあるんだ』

    マンダレイの言葉が脳裏を過り、彼は呟いた。

    洸太「なにも、知らないくせに…」

    『あんたもいつか、きっと出会う時が来る。そしたらわかる』

    洸太「なにも、知らないくせにっ…!
    どうして、そこまで…!」

    『命を賭して、あんたを救う、あんたにとっての…』

    涙を溢し、彼は思う。

    洸太(僕の…僕のヒーロー…!)

  • 17五寸釘25/06/18(水) 22:47:43

    ~~撃破後、崖にて~~

    洸太「あっ、おい…!」

    ふらりと倒れそうになった出久に彼は駆け寄る。
    その直後に出久は踏ん張り、その場に立ち続けた。

    出久「大丈夫…まだ、やらなきゃいけないことがある…」

    洸太「そんなボロボロで、なにをしなきゃいけねぇんだよ!」

    出久「防御されるのはわかってた…だからこそ打ったんだ」

    洸太「?」

    出久「そこを差し引いても、大ダメージを与えると思ってた…でも、思ったより遥かに強い敵だったんだよ…
    もしこの夜襲に来た敵が全員このレベルなら…みんなが危ない。その上、狙いは僕ら生徒かもしんない。その事を、相澤先生やプッシーキャッツに伝えなきゃ…!
    僕が動いて助けられるなら、動かなきゃいけないだろ…!」

    気絶しないよう踏ん張り続けながらそう話す彼に、洸太は息を呑む。

    緑谷「ひとまずこの敵は放置しとく。ボロボロの腕で、威力は落ちてたろうけど、それでも相当なダメージのはず…!
    すぐには起きないと思うし、起きてもまともに動けないと思う。
    なによりまず、君を守らなきゃいけない」

    洸太「え…?」

  • 18五寸釘25/06/18(水) 22:48:53

    緑谷「君にしかできないことがある」

    そう言いながらある所を見る緑谷の視線を追い、洸太もその方向を見た。
    二人の視線の先には青い炎で燃える森があり、彼は言葉を続ける。

    緑谷「森に火をつけられてる。あれじゃあどのみち閉じ込められちゃう。わかるかい?
    君のその個性が必要だ」

    洸太「え!?」

    緑谷「僕らを、助けて。さっきみたいに」

    視線を合わせてそう告げる出久に、彼は緊張した表情で返した。

    緑谷「さあ、おぶさって!まず君を施設に預けなきゃ!」

    洸太「その怪我で、動けんのかよ!?」

    緑谷「大丈夫…!
    そのために脚を残した!
    行くよ!しっかり掴まって!」

    洸太「!」

    その後、出久は洸太を背負い、二人で崖から飛び降りる。
    そんな彼の脳裏には、男の言葉が浮かんでいた。

    『爆豪ってガキと、釘貫ってガキはどこにいる?』

    緑谷(…嫌な予感がする…!)

  • 19五寸釘25/06/19(木) 00:56:17

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 07:21:50

    ほしゅしゅ

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 15:01:38

    保守

  • 22五寸釘25/06/19(木) 19:16:37

    ~~数分前、マタタビ荘にて~~

    ??「心配が先に立ったかイレイザー?」

    相澤「!?ブラド!」

    次の瞬間、いつの間にか隣に立っていた男が相澤に青い炎を放つ。

    ??「邪魔はよしてくれよプロヒーロー…用があるのはお前らじゃない」

    しかし、相澤は入り口の屋根に捕縛布を引っ掛け、自身を引き上げることでそれを避けていた。

    ??「まあ、プロだもんなッ」

    相澤「出ねぇよ!」

    ??「!」

    男は再び炎を出そうと手のひらを向けるが、それは相澤の個性によって阻止され、直後に彼の捕縛布で拘束される。
    そして巻き取りと同時に顔面に膝蹴りを喰らい、相澤がのし掛かる形で地面に拘束された。

    相澤「目的人数配置を言え!」

    ??「なんで…?」

    相澤「こうなるからだよ」

  • 23五寸釘25/06/19(木) 19:18:11

    ??「!?」

    男の左肘が反対方向に折られる。

    相澤「次は右腕だ。合理的にいこう。
    脚まで掛かると護送が面倒だ」

    ??「焦ってんのかよ、イレイザー?」

    ??「!?」

    炎を出そうとした男の右が折られた。
    その直後、何かが崩れたかのような音と振動が響き、相澤は周囲を見渡す。

  • 24五寸釘25/06/19(木) 19:19:12

    相澤「!なんだ?」

    飯田「先生!」

    森から走ってきた飯田、峰田、尾白、口田が合流した。

    相澤「お前ら」

    相澤「!?」

    四人に気を取られた瞬間、男が拘束から抜け出す。

    ??「…流石に雄英の教師を務めるだけはあるよ。なぁヒーロー?」

    男には捕縛布が巻き付いたままであり、相澤はそれを引っ張った。
    すると、捕縛布に引っ張られた身体の一部分が泥のように崩れ、男はその状態のまま言葉を続ける。

    ??「生徒が大事か?」

    相澤(!?さっきの発火が個性じゃないのか!?)

    ??「守りきれるといいなぁ。また会おうぜ」

    直後、男の全身は泥のように崩れ、地面に広がった。

  • 25五寸釘25/06/19(木) 19:55:11

    峰田「先生!今のは!?」

    相澤「中に入っとけ!すぐ戻る!」

    彼は四人にそう言いながら森へ走っていく。

    緑谷「もう、すぐそこだ…!」

    洸太「あ、おいアレ!」

    洸太を背負って森を走っていた出久は、洸太が相澤を見つけたことで合流することができた。

    緑谷「先生!!」

    相澤「緑y!」

    緑谷「先生、良かった…大変なんです!伝えなきゃいけないことが沢山あるんです!」

    相澤「おい…」

    緑谷「とりあえず僕、マンダレイに伝えなきゃいけないことがあって」

    相澤「おいって…」

    緑谷「洸太君をお願いします!」

    相澤(こいつ、ハイになってやがる…)

  • 26五寸釘25/06/19(木) 19:56:48

    緑谷の怪我を見た相澤は彼を落ち着かせようとするが、彼は自身が伝えたいことを言い終えると走り去ろうとする。

    緑谷「お願いします!!」

    相澤「待て緑谷!!」

    緑谷「!」

    相澤「…その怪我、またやりやがったな。
    保須でのこと忘れたのか?」

    緑谷「あ…」

    彼の言葉によって、出久の脳裏に病院で言われたことが過った。

    『資格未取得者が保護管理者の指示なく個性で危害を加えたこと、これは立派な規則違反だワン』

    緑谷「いゃ、でも…」

    相澤「だから、マンダレイにこう伝えろ」

    緑谷「!」

    相澤は彼に、ある言葉を託す。

  • 27五寸釘25/06/19(木) 21:39:10

    ~~マンダレイ達の居場所にて~~

    虎「ヌゥ!」

    マグネ「…あぁぁんもう近い!アイテム拾わせて!」

    虎「ヌゥゥゥ!」

    マグネ「!」

    虎(こやつ、我のキャットコンバットを読んだ動きを…!)

    彼の蹴りも交えた連撃をマグネは捌き、避けていく。

    マンダレイ「!」

    スピナー「テメェはァ!本物のォ!ヒーローなんかじゃねぇ!」

    マンダレイは彼の大剣による連撃を避け続け、最後の振り下ろしを避けたことで剣は地面を叩き割った。

    マンダレイ「たくしつこい!」

    スピナー「そりゃお前だ!」

    マンダレイ「!」

    スピナー「とっとと粛清されちまえや!」

    緑谷「スマァァッシュ!」

  • 28五寸釘25/06/19(木) 21:40:27

    スピナー「え!?」

    後方に跳んだマンダレイに追いついたスピナーが彼女を斬ろうとしたその時、跳んできた出久が蹴りで剣を破壊する。

    緑谷「マンダレイ!洸太君無事です!」

    マンダレイ「君!?」

    彼は着地しながら叫んだ。

    緑谷「あ、相澤先生からの伝言です!テレパスで伝えて!」

    洸太を抱えて森を走る相澤の脳裏に男の言葉が過る。

    『なぁヒーロー、生徒が大事か?』

    『守りきれるといいなぁ』

    相澤(あの言い草は完全に生徒がターゲット。ならやむを得ないだろう、生存率の話だ。自衛の術を…後で処分受けるのは、俺だけでいい…!)

    緑谷「A組B組総員!プロヒーロー、イレイザーヘッドの名において、戦闘を許可する!!」

    マンダレイ「!」

    マンダレイ『A組B組総員!プロヒーロー、イレイザーヘッドの名において、戦闘を許可する!
    繰り返す!戦闘を許可する!』

    マンダレイ(いいんだね、イレイザー?)

    彼が相澤に託された言葉は、マンダレイのテレパスによってヒーロー陣営の全員に伝達された。

  • 29五寸釘25/06/20(金) 00:24:00

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 08:07:54

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 16:52:03

    保守

  • 32五寸釘25/06/20(金) 20:29:01

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 33五寸釘25/06/20(金) 20:55:04

    相澤(こんな訳もわからんままやられるなよ、卵供!)

    ~~マタタビ荘側の森にて~~

    相澤(…緑谷にすぐ戻るよう伝え忘れた…まずいな、報連相のほの字もねぇ。
    今あの負傷で動いてられんのは、エンドルフィンドバドバ状態だからだ…目的を達成したら、落ち着いちまって動けなくなるぞ…!)

    洸太「…おじさん、アイツ大丈夫かな…?」

    相澤「?」

    洸太「僕、アイツのこと殴ったんだ…なのにあんなボロボロになって助けてくれたんだよっ…!
    僕まだ…ごめんも、ありがとうも、言ってないんだよっ…!
    アイツ、大丈夫かな…」

    相澤「大丈夫、あいつも死ぬつもりなんかないからボロボロなんだろう。でも俺は教師として、勝手をした緑谷を叱らなきゃいけない」

    洸太「!そんな…!」

    相澤「だから、この騒動が終わったら言ってあげてくれ」

    洸太「え?」

    相澤「できれば、『ありがとう』の方に力を込めて」

  • 34五寸釘25/06/20(金) 22:01:29

    ~~マンダレイ達の居場所にて~~

    マンダレイ「君!すぐ戻りな!
    その怪我!尋常じゃない!」

    彼女はスピナーに踵落としを仕掛けながら指示する。
    しかし、出久はその指示を拒否した。

    出久「いや、すいません!もう一つ伝えてください!敵の狙い、少なくともその一つ!」

    マグネ「!?」

    出久「かっちゃんと釘貫さんが狙われてる!テレパスをお願いします!」

    マンダレイ「かっちゃん、誰!?
    待ちなさいちょっと!」

    マグネ(!さっきの地鳴りのような音、派手なパワーバトルができるのは、私らの中じゃ二人。
    情報を漏らしたってことは、『血狂いマスキュラー』が、倒された!?
    あの小さな子に、パワー負けしたってこと!?
    やだこの子!)

    虎「!」

    自身と虎が戦っている方向に走ってきた出久を見てマグネは驚き、彼を殺そうと出久に接近を始める。

    マグネ(ほんと殺しといた方がいい!!)

  • 35五寸釘25/06/20(金) 22:04:12

    スピナー「手を出すなマグ姉!」

    彼が出久を殴ろうとしたその時、スピナーがマグネの進行方向にナイフを投げることでそれを阻止した。

    マグネ「!ちょっとなにやってんの!優先殺.害リストにあった子よ!」

    スピナー「そりゃ死柄木個人の意思」

    マグネ「スピナー!なにしに来たのよあんた!」

    スピナー「あのガキはステインがお救いした人間、つまり英雄を背負うに足る人物なのだ!
    俺は、その意思に従ブッ!」

    マグネ「!」

    言い合いをしていたスピナーの顔にマンダレイの蹴りが、マグネの頭頂部に虎の拳が叩き込まれて二人は倒れる。

    マンダレイ「やっと良いの入ったぁ…!」

    マンダレイ(仕方ない、とりあえず伝えなくちゃ)

    彼女は再び個性を発動した。

  • 36五寸釘25/06/20(金) 22:06:44

    マンダレイ『敵の狙いの一つ、判明!
    狙いは生徒の、かっちゃんと釘貫さん!』

    切島「爆豪と釘貫!?」

    飯田「爆豪君と釘貫君だと!?」

    百合(!やはりか!
    でも狙いは私だけじゃない。ついでにほかの個性も奪おうとしてるのか?)

    マンダレイ『かっちゃんと釘貫さんはなるべく戦闘は避けて!
    単独では動かないこと!』

    切島「爆豪…!」

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 06:39:47

    ほしゅ

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:46:27

    保守

  • 39五寸釘25/06/21(土) 19:20:13

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 40五寸釘25/06/21(土) 20:18:13

    ~~森にて~~

    マンダレイ『わかった!?かっちゃん!釘貫さん!』

    爆豪「かっちゃかっちゃうるせンだよォ…頭ン中でェェ!」

    爆豪「!」

    轟「不用意に突っ込むんじゃねぇ!」

    走っていた彼の前方から伸びてきた刃を轟が氷で防いで叫ぶ。

    ?「堪えなきゃ、仕事ぉ、しなきゃぁぁ…あぁぁぁぁぁ!」

    轟「さっきの聞こえてたか?お前狙われてるってよ…!」

    爆豪「クソデクがなにかしたなオイ…
    戦えっつったり戦うなっつったりよォォ…ア"ァ"!?
    クソどうでもいんだよォォ!」

    爆豪「!」

    突っ込もうとした彼の斜め前にあった氷から先ほどの刃が伸び、彼は後方に身体を反らすことでそれを避けた。
    直後に轟が氷を出すことで攻撃するが、男は自身の歯から伸ばした刃で移動して氷を避ける。

    轟「!地形と個性の使い方が上手ェ!」

  • 41五寸釘25/06/21(土) 20:19:13

    爆豪「見るっからに雑魚のヒョロガリのクセしやがってェェ…!
    ンの野郎ォォォ!!」

    轟「相当場数踏んでやがる…!」

    ?「あぁ、あぁ、肉!見せてぇぇぇ!」

    轟「ここでデケェ火使って燃え移りでもすりゃぁ、火に囲まれて全員死ぬぞ!わかってんな!?」

    爆豪「喋んな!!わァっとラァ!!」

    轟(退こうにもガス溜まり…こりゃぁ、分かりやすく縛り掛けられてんなぁ…!)

    ~~ガス内部にて~~

    鉄哲「聞いたか拳藤ォ!?ブン殴る許可が出たァ!」

    拳藤「待てって鉄哲!!お前わかってんのかこのガス!!」

    鉄哲「『ヤベェ!』ってんだろ?俺もバカじゃねぇ!」

    拳藤「バカ!!マンダレイのテレパスに、ガスの情報が無かった!
    つまり、マンダレイがいる広場から目視できる所に、ガスは広がってないことになる。
    変なんだよ。このガスは一定方向にゆっくり流れてる。普通拡散してくだろ?留まってんだよ。
    で、見ろよ。さっきいた場所より、ここのが少しガスが濃くなってる」

  • 42五寸釘25/06/21(土) 20:20:42

    鉄哲「つまり、なんだぁ?」

    拳藤「発生源を中心に、渦を巻いてると思う。台風的なさ。
    つまりその中心にガスを出してて、かつ操作できる奴がいるってことにならない?」

    鉄哲「なるほどォォォ!拳藤オメェ、ヤベェなぁ!」

    拳藤「だろうと思って私だけついてきたんだよもぅ…」💧

    拳藤「んで!渦の中心に向かうほど、ガスの濃度が上がるなら時間の問題だ。ガスマスクのフィルターにも限度があって、濃度が濃いほど機能する時間が短くなる。つまり!」

    鉄哲「濃い方に全力で走って、全力でブン殴る!だな!」

    拳藤「~!ま、そうだけど!」

    拳藤(なんちゅう単細胞っぷり…でも)

    鉄哲「塩崎や、クラスのみんながこのガスで苦しい目に遭ってんだよォ!やなんだよ、腹立つんだよこういうのォ!!
    頑張るぞ拳藤ォォォ!!」

    拳藤「うん!」

    拳藤(嫌いじゃないよ、そういうとこ!)

    こうして二人はガスの中心部へ駆けていくのであった。

  • 43五寸釘25/06/21(土) 23:02:08

    ~~ガス中心部にて~~

    ?「まっすぐこっちに向かってるのが三…二人かなぁ…やっぱ気付く奴も切り抜ける奴もいるんだねぇ。流石は名門校だよなぁ…
    でも悲しいよね、どんだけ優秀な個性があっても…」

    鉄哲「いたァァァァ!!」

    ?「人間なんだよねぇ」

    ガスマスクを着けている男に彼が殴り掛かった直後、男は彼に拳銃を発砲した。

    緑谷「!」

    緑谷(なんだ今の音…銃声?まさか、かっちゃんか釘貫さんじゃ…!)

    森を走っていた彼はその発砲音が聞こえ、警戒を続けながら走り続ける。

    ?「あぁ、体育祭の中継で見たよ。いたね硬くなる奴ぅ…!
    銃効かないかぁ…まぁでも関係無いよ。このガスの中、どれだけ息を止められるかって話になるからねぇ」

    鉄哲(拳銃とかマジかよ!しかもマスクを狙い撃ち…!
    それになんだこのチビ!学ラン!?タメか年下くらいじゃねぇか!)

    身体を硬質化させることで拳銃の弾を防いだ彼はガスマスクが破壊され、息を止めることを強いられていた。

  • 44五寸釘25/06/21(土) 23:04:15

    鉄哲(嘗めやがって…!)

    彼は再び殴り掛かるものの、拳銃を撃たれることでそれを阻止される。

    ?「ターミネーターごっこぉ?硬化とはいえ突進とかさぁ、勘弁してよ。名門校でしょ?高学歴でしょ。考えてくんない?じゃないと」

    鉄哲「!」

    二人が戦っている隙を狙って接近していた拳藤に銃が向けられ、鉄哲は彼女の前に飛び出すことで弾丸から守った。

    ?「やりがいが無い」

    拳藤「鉄哲!!」

    鉄哲「駄目だ!言ったろ!」

    弾丸の当たった場所にヒビが入り、頭から血を流す彼を見て男は楽しそうに笑って告げる。

    ?「二対一で一人は身を隠して不意打ち狙いねぇ!あっさ!あっさいよ底がぁ!
    このガスはさぁ、僕から出て僕が操ってる。君らの動きが揺らぎとして直接僕に伝わるんだよ!つまり筒抜けなんだって!
    なんでそういうの考えらんないかなぁ。雄英でしょ?夢見させてよ。それだからこんな襲撃、許しちゃうんだよぉ」

    拳藤「!あ、ちょ待っ!」

  • 45五寸釘25/06/21(土) 23:05:46

    ガスが更に濃くなる中、彼は叫びながら男に突っ込んだ。
    しかし…

    鉄哲「!?」

    ?「バーカ」

    彼は見当違いの方向に突っ込んでおり、側面から弾丸を撃ち込まれて倒れる。

    ?「あれ?さっきより柔らかくなってない?金属の疲労的なやつ?息も続かなくなってきたぁ。
    踏ん張り効いてないねぇ。硬度は踏ん張り如何?」

    鉄哲「!」

    男は立ち上がろうとしていた彼に再び銃弾を撃ち込んだ。

    ?「硬化やらの単純な奴らって、得てして体力勝負なとこあるもんね。
    そういうの考えず突っ走るってさ」

    鉄哲「!」

    男は更に一発撃ち込み、話し続ける。

    ?「ねぇ、君らは将来ヒーローになるんだろ?僕おかしいと思うんだよねぇ」

    鉄哲「!」

    弾が再装填され、一発撃ち込まれた。

  • 46五寸釘25/06/21(土) 23:07:23

    ?「君みたいな単細胞がさぁ…学歴だけで!ちやほやされる世の中って!正しくないよねぇ!!」

    鉄哲は更に三発撃ち込まれ、最後に腹を蹴り飛ばされる。

    鉄哲「ンガッ!」

    鉄哲(やべぇ、息が…息がッ!?)

    彼は銃弾を撃ち込まれ、立ち上がるのを再び阻止された。

    鉄哲(力が…目ェ霞んで、歪んで、やべっ、色、消えるゥ…!)

    拳藤「鉄哲!!」

    ?「だからガスの流れ方で挙動は全部筒抜けだって!?」

    掴み掛かる彼女の腕を男が避けた直後、彼女は手を巨大化し、男の顔に手をぶつける。

    拳藤「動きだけわかっても意味ねんだよォ!!」

    ?「そんなショボい個性でドヤ顔されてもなぁ!」

    拳藤「ショボいかどうかは!使い方次第だァァァァァァ!!オーラァァァァァァ!!」

    男がガスの奥に消えた直後、彼女はもう片方の手も巨大化させ、その手を振り回すことでガスを吹き飛ばし始めた。

  • 47五寸釘25/06/21(土) 23:08:52

    ?「!?ガスが飛ばっ!なんてパワーしてんだあの手!」

    拳藤「バカはお前だ学ラン!拳銃なんか持ってよぉ、そりゃ喧嘩に自信無いって言ってんのと、同じだよ!!」

    ?「こんのぉ!」

    ガスが風圧で飛ばされる中、男は彼女に拳銃を向ける。

    拳藤「なにより雄英の単細胞ってのはね」

    だが、男は彼女に気を取られ過ぎていた。

    ?「!?ガスが薄くなったせいで気付かなかっ」

    彼の背後には今まで散々貶していた『漢』が迫っており…

    拳藤「普通、もう駄目だって思うようなことを…!」

    鉄哲「!!!!」

    ?「!?」

    拳藤「更に一歩!越えてくるんだよ!!」

    『漢』の硬質化した鉄拳が顔面に直撃。
    ガスマスクが砕け散り、そのままの勢いで地面に頭部を叩きつけられたことでヘルメットも砕け、地面と鉄拳の二者に頭部をプレスされる形で気絶した。

  • 48五寸釘25/06/21(土) 23:10:05

    拳藤「ガスが…霧散してく…!」

    鉄哲「ぷァー!」

    男が気絶するとガスが消えていき、必死に息を止めていた鉄哲が肩で息をする。

    鉄哲「ガス使いが…ガスマスクしてりゃ、そらァ、壊すわなァ…!
    バカが…!」

    彼は気絶した男の隣に仰向けで寝転がって言葉を続けた。

    鉄哲「俺らの合宿潰した罪、償ってもらうぜ、ガキンチョ…!」

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 08:05:02

    みんな頑張れ

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 16:33:06

    保守

  • 51五寸釘25/06/22(日) 19:55:07

    ~~森にて~~

    緑谷(かっちゃん達は肝試しで二番スタートだった…そこから動いてないなら、そう遠くにはいないはず!)

    緑谷「!…!」

    走っていた彼は前から突然迫ってきた何かに吹き飛ばされる。

    緑谷「!しょ、障子君!」

    障子「その重症、もはや動いていい身体じゃないな…!」

    だが、吹き飛ばされた彼を障子が複製腕を巻き付けて背負う形で受け止め、吹き飛ばされた先の物体に衝突する衝撃を肩代わりした。

    障子「友を助けたい一心か、呆れた男だ」

    緑谷「今のって」

    障子「ああ、敵に奇襲を掛けられ、俺が庇った。
    しかしそれは、奴が必死に抑えていた個性のトリガーとなってしまった」

    『俺の個性は闇が深いほど攻撃力が増すが、獰猛になり制御が難しい』

    出久は体育祭の騎馬戦前に常闇から言われたことを思い出して焦る。

    出久「!ま、まさか…!」

  • 52五寸釘25/06/22(日) 19:56:08

    障子「ああ、ここを通りたいなら、まずこれをどうにかせねばならん!」

    二人の視線の先には巨大化したダークシャドウに身体の制御権を奪われてしまった常闇がいた。

    常闇「俺から、離れろ!死ぬぞ!!」

    緑谷「と、常闇君!
    …ど、どういうこと、障子君?」

    障子「静かに。マンダレイのテレパスで、敵襲来、交戦禁止を受け、すぐに厳戒態勢をとった。
    直後、背後から敵に襲われた。
    俺は常闇を庇い、腕を掻っ切られつつも身を隠した」

    障子はダークシャドウに見付からないよう、木の陰に隠れながら説明する。

    緑谷「腕!?」

    障子「なに、傷は浅くないが、失った訳じゃない。俺の複製腕は、複製器官も複製が可能。斬られたのは複製の腕だ。
    しかし…それでも奴には耐えられなかったのか…抑えていた個性が、暴走を始めてしまった…!」

    緑谷「闇が深いと制御が利かない…こんなピーキーな個性だったのか…」

    障子「恐らく、奴の義憤や悔恨などの感情が、暴走を激化させている…奴も抑えようとしてるが」

    障子「!?」

  • 53五寸釘25/06/22(日) 19:57:40

    二人がダークシャドウの様子を見ながら話していたその時、障子は落ちていた枝を踏んでしまい、それが折れることで音を出してしまった。

    障子「動くものや音に反応し、無差別攻撃を繰り出すだけのモンスターと化している…!」

    常闇「俺のことは…いい…!
    他と合流し、多を助け出せ!
    !鎮まれ!ダークシャドォォォ!」

    その音を聞いたことでダークシャドウが木々を破壊するが、幸い二人はダークシャドウに気付かれず、隠れながら話を続ける。

  • 54五寸釘25/06/22(日) 19:58:50

    障子「ダークシャドウの弱点は光…火事か施設の方向へ誘導すれば、鎮められるはずだ。
    緑谷…俺はどんな状況下であろうと、苦しむ友を捨て置く人間になりたくはない。
    お前は爆豪が心配で、その身体を押して来たのだろう?まだ動けると言うのなら、俺がダークシャドウを引き付け、道を開こう」

    緑谷「!?待ってよ、施設も火事も距離がある。そんなの、障子君が危な」

    緑障「「!」」

    ダークシャドウが二人の方に腕を振り、障子が屈むことでそれを避けた。

    障子「わかっている。助けるという行為にはリスクが伴う。だからこそ、ヒーローと呼ばれる…!
    このまま俺と共に常闇を助けるか、爆豪の元へ駆け付けるか、お前はどちらだ?緑谷」

    緑谷「…ごめん、障子君」

    そして、出久は決断する。

  • 55五寸釘25/06/22(日) 21:39:43

    ~~轟達の居場所にて~~

    ?「肉ぅ…肉めぇ~…あぁぁぁ!!」

    轟「!」

    男は歯から伸びた刃を轟の氷壁に何本も突き刺し、轟は貫通した刃を氷の増設で防ぐ。

    爆豪「近付けねぇックソォ!
    最大火力でブッ飛ばしてかァ…!」

    轟「駄目だ!」

    爆豪「木ィ燃えても即行で氷で覆えェ!」

    轟「爆発はこっちの視界も塞がれる!仕留めきれなかったらどうなる!?手数も距離も向こうに分があんだぞ!!」

    爆豪「~!」

    その時、少し離れた場所から何かが破壊されるような大きな音が響き、二人は音のした方向を見た。

    緑谷「いた!氷が見える!交戦中だ!」

    ?「?」

    障子「爆豪!!轟!!どちらか頼む!!光を!!」

  • 56五寸釘25/06/22(日) 21:42:17

    音の正体は巨大化したダークシャドウが障子を追って木々を薙ぎ倒している音であり、彼は二人の元に走りながら叫ぶ。
    直後、男がダークシャドウに刃を伸ばすが、ダークシャドウは片手でその刃を折りながら男を地面に叩き伏せた。

    爆轟「「…」」

    緑谷「かっちゃァァん!!」

    爆豪「!」

    轟「障子と緑谷…それに、常闇!?」

    障子「早く光を!常闇が暴走した!」

    障子が複製の口で叫ぶ。

    轟「見境無しか…よし、炎を!」

    爆豪「待てアホ」

    ?「ぅぁぁ肉、肉めぇ…駄目だ、駄目だ許せない…その子達の断面を見るのは僕だぁぁ…横取りするなァァァァ!!」

    ダークシャドウ「ネダルナァ、サンシタァァァァ!!」

    地面に倒れていた男が起き上がり、再びダークシャドウに刃を伸ばすが、男はダークシャドウに握り締められ、刃が砕けた。

    爆豪「見てェ…!」

  • 57五寸釘25/06/22(日) 21:43:42

    ダークシャドウはそのまま木々に男を叩き付ける形で腕を振り、最後に男を木に投げつけて撃破する。

    ダークシャドウ「アバレタリンゾォォォォォォ!!」

    ダークシャドウ「ヒャン!」

    直後、更に暴れようとしたダークシャドウを挟み込む形で二人が爆破と炎の光を当て、ダークシャドウは元のサイズに縮んだ。

  • 58五寸釘25/06/22(日) 21:46:57

    >>55

    ここのセリフに間違いがあったので訂正します!


    爆豪「近付けねぇックソォ!

    最大火力でブッ飛ばしてかァ…!」


    ではなく


    爆豪「近付けねぇックソォ!

    最大火力でブッ飛ばすかァ…!」


    でした!

  • 59五寸釘25/06/23(月) 00:14:14

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 07:57:55

    (o尸'▽')o尸゛フレーフレー

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 16:52:15

    保守

  • 62五寸釘25/06/23(月) 19:09:44

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 63五寸釘25/06/23(月) 20:26:24

    常闇はダークシャドウから解放されたことで膝を着き、肩で息をする。

    爆豪「…テメェと俺の相性が残念だぜ」

    常闇「すまん…助かった…」

    轟(俺らが防戦一方だった相手を一瞬で…)

    障子「常闇、大丈夫か?
    よく言う通りにしてくれた」

    彼は障子がダークシャドウを二人の元へ誘導していた際、背負われていた緑谷から言われた言葉を思い浮かべた。

    『常闇君!抗わないで!ダークシャドウに、身を委ねて!』

    常闇「障子、悪かった。緑谷も、俺の心が未熟だった…怒りに任せ、ダークシャドウを解き放ってしまった。
    闇の深さ、そして俺の怒りが影響され、奴の凶暴性に拍車を掛けた。
    結果、収容もできぬ程に増長し、障子を傷付けてしまった…!」

    障子「そういうのは後だ」

    常闇「!」

    障子「と、お前なら言うだろうな…」

    常闇「!」

    彼の優しい声色に常闇は驚き、障子と出久の顔を見上げる。

  • 64五寸釘25/06/23(月) 20:27:38

    緑谷「そうだ、敵の目的の一つが、かっちゃんと釘貫さんだって判明したんだ」

    常闇「爆豪と釘貫?命を狙われているのか…
    釘貫は個性が脅威だと判断された可能性があるが…爆豪は何故!?」

    緑谷「わからない…とにかく、ブラドキング、相澤先生、プロ二名がいる施設が最も安全だと思うんだ。
    釘貫さんも切島君達と一緒に施設に行ってたから、釘貫さんの勉強が襲撃のタイミングで終わってさえいなければ、施設にいると思う」

    常闇「なるほど、これより我々の任は、爆豪を送り届けることか。
    釘貫が施設にいるか否かも確認したい。二重の意味で急がねばならんな」

    緑谷「うん、ただ広場は、依然プッシーキャッツが交戦中。道なりに戻るのは、敵の目につくし、タイムロスだ。真っ直ぐ最短が良い」

    轟「敵の数わかんねぇぞ。突然出くわす可能性もある」

    緑谷「障子君の索敵能力がある。そして轟君の氷結。更に常闇君さえ良いなら、制御手段を備えた無敵のダークシャドウ!
    …この面子なら正直、オールマイトだって怖くないんじゃないか…!?」

    爆豪「なんだコイツらァァァ!」

    轟「お前中央歩け」

    爆豪「俺を守るんじゃねぇクソ共ォォ!」

  • 65五寸釘25/06/23(月) 20:33:16

    障子「行くぞ!」スタスタ

    爆豪「無視すんなァ!」

    轟「ちゃんとついてこいよ」スタスタ

    爆豪「命令すんなァァ!…ケッ!」

    緑谷(…全員無事に戻る…そうすれば、僕達の勝ちだ…!)

    彼らは施設への道を歩み始めた。

  • 66五寸釘25/06/23(月) 22:04:52

    ~~五分前、お茶子達の居場所にて~~

    梅雨「お茶子ちゃん、腕大丈夫!?」

    お茶子「うん、掠っただけ」

    彼女はお茶子のシャツに滲む赤色を見てたずねる。
    お茶子の腕は何かで斬られ、細長い血の線をシャツに浮かび上がらせていた。

    ?「ん、ん~?浅い…少ない…」

    彼女達の目の前には二人と同じ程度の歳に見える少女。
    彼女は手に持っているナイフに付着した血を見て呟く。

    梅雨「急に斬りかかってくるなんて酷いじゃない。なんなの貴女!?」

    ?「トガです。二人ともカァイイねぇ~麗日さんと、蛙吹さん」

    彼女は『トガ』と名乗り、二人にナイフを向けながらそう言った。

    お茶子「名前バレとる…!」

    梅雨「体育祭かしら…なんにせよ情報は割れてるってことね。不利よ」

    トガ「血が少ないと駄目です。
    普段は切り口からチュウチュウとぉそのぉ、吸い出しちゃうのですが、この機械は刺すだけでチュウチュウするそうで、お仕事が大変捗るとのことでした」

  • 67五寸釘25/06/23(月) 22:06:53

    彼女は背中の機械にチューブで繋がれたガス缶のような物を取り出し、その先端から長い針を出す。
    そして…

    トガ「刺すね」

    少女は二人に襲い掛かった。

    お茶子(来た!)

    梅雨「お茶子ちゃん!施設へ走って!
    戦闘許可は、『敵を倒せ』じゃなくて、『身を守れ』ってことよ!相澤先生はそういう人よ!」

    お茶子「梅雨ちゃんも!」

    梅雨「勿論私も」

    梅雨「!?」

    直後、梅雨はお茶子を舌で投げ飛ばしながら叫ぶ。
    彼女は投げ飛ばしたお茶子についていこうとするが、それよりも早くトガが彼女の元へ到達し、ナイフで突き刺しに掛かった。
    梅雨はそれを避けるものの、舌の先端にナイフが掠って出血する。

    梅雨「!」

    トガ「梅雨ちゃん…梅雨ちゃん…梅雨ちゃん…!」

    梅雨「ケロォ…」

  • 68五寸釘25/06/23(月) 22:08:31

    トガ「カァイイ呼び方ぁ。私もそう呼ぶね」

    梅雨「やめて、そう呼んでほしいのはお友達になりたい人だけなの!」

    トガ「!」

    彼女と位置を交換する形で距離を取り、更に離れようと跳んだ梅雨はトガが投げた機械に髪の結い目を木に縫い付ける形で張り付けにされてしまった。

    トガ「きゃぁぁぁ!じゃああたしもう友達ねぇやったぁぁぁ!」

    お茶子「梅雨ちゃん!!」

    トガ「血ぃ出てるねぇ、お友達の梅雨ちゃ~ん、カァイイねぇ~。血ってあたし、大好きだよぉ…」

    お茶子「離 れ て !!」

    梅雨に駆け寄るお茶子をトガがナイフで突く。
    お茶子は髪を掠めながらそれを避けた。

    お茶子(ナイフ相手には、片脚軸回転で相手の直線上から消え、手首と!首根っこを掴み!おもっくそ引き、押す!
    職場体験で教わった近接格闘術…!
    ガンヘッドマーシャルアーツ!!)

    そしてトガの動作を利用し、彼女を地面に押し倒す。

    梅雨「凄いわお茶子ちゃん…」

  • 69五寸釘25/06/23(月) 22:09:49

    お茶子「梅雨ちゃん!ベロで手を拘束、できる!?痛い!?」

    梅雨「ベロは少し待って…」

    トガ「お茶子ちゃ~ん、貴女も素敵」

    お茶子「?」

    トガ「私と同じ匂いがする。好きな人がいますよねぇ?」

    お茶子「!?」

    トガ「そして、『その人みたくなりたい』って思ってますよねぇ?」

    彼女の言葉にお茶子は体育祭の時の記憶を思い出した。

    『(勝つ!勝って!私もデク君みたいに!!)』 

    トガ「わかるんです。乙女だもん」

    お茶子(なに、この人…!)

    トガ「好きな人と同じになりたいよねぇ、当然だよねぇ~。同じ物身につけちゃったりしちゃうよねぇ~、でも段々満足できなくなっちゃうよねぇ~。その人そのものになりたくなっちゃうよね、しょうがないよねぇ~。
    貴女の好みはどんな人?私はボロボロで、血の香りがする人大好きです…!
    だから最後はいつも斬り刻むの!
    お茶子ちゃ~ん楽しいねぇ、恋バナ楽しいねぇ~!」

  • 70五寸釘25/06/23(月) 22:13:13

    お茶子「!」

    お茶子が動揺していたその時、トガが彼女の太ももに機械の先端に付いている針を突き刺し、血がチューブの方へと吸い出されていく。

    梅雨「お茶子ちゃん!!」

    トガ「チゥチゥ、チュウチュウ、チュウチュウ、チュウチュウ、チュウチュウ…」

    障子「麗日!」

    梅雨「障子ちゃん!みんな!」

    お茶子「うわっ!?しまっ…!」

    障子達が二人と合流した直後、トガはお茶子の拘束から抜け出し、木々の中へ跳ぶことで距離を取った。

    トガ「人が増えたので殺.されるは嫌だから、バイバイ…」

    トガ「!」

    振り向いてそう言った彼女の瞳にある人物が映る。
    それは障子に背負われているボロボロの出久であった。

    お茶子「待って!!」

    梅雨「危ないわ!どんな個性を持っているかもわからないわ!」

  • 71五寸釘25/06/23(月) 22:14:15

    お茶子が彼女を追いかけようとした所を梅雨が止め、その間にトガは森の奥へと消えていく。

    轟「なんだ、今の女?」

    梅雨「敵よ、クレイジーよ!」

    出久「麗日さん怪我を!?」

    お茶子「大丈夫、全然歩けるし。ていうかデク君の方が…!」

    障子「立ち止まってる場合か。早く行こう!」

    出久「とりあえず無事で良かった…そうだ!一緒に来て!僕ら今、かっちゃんの護衛をしつつ、施設に向かってるんだ!」

    梅雨「ケロ?爆豪ちゃんを護衛…?
    その爆豪ちゃんはどこにいるの?」

    緑谷「え?なに言ってるんだ。かっちゃんなら、後ろに…」

    緑障轟「!?」

    三人が後ろを向くと、そこに爆豪と常闇の姿は無かった。

  • 72五寸釘25/06/24(火) 00:02:07

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 07:12:55

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 14:26:47

    ほしゅ

  • 75五寸釘25/06/24(火) 19:21:24

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 76五寸釘25/06/24(火) 20:17:40

    ?「彼なら」

    緑障轟「!」

    ?「俺のマジックで貰っちゃったよ」

    いつの間にか木の枝に立っていた男が言い放つ。
    男は白い仮面を着けており、手には水色の小さな玉を持っていた。

    ?「こいつはヒーロー側にいるべき人材じゃあねぇ。もっと輝ける舞台へ俺達が連れてくよ」

    緑谷「!返せ!!」

    ?「返せぇ?妙な話だぜ。爆豪君は誰の物でもねぇ。彼は彼自身の物だぞぉ?エゴイストめ」

    緑谷「返せよ!!」

    轟「どけ!」

    轟がお茶子に指示し、前に出て氷を放つ。
    しかし、その攻撃は男が別の木の枝へ跳ぶことで避けられてしまった。

    ?「我々はただ、凝り固まってしまった価値観に対し、それだけじゃないよと道を示したいだけだ。
    今の子らは、価値観に道を選ばされている」

    障子「!?爆豪だけじゃない!常闇もいないぞ!」

  • 77五寸釘25/06/24(火) 20:20:44

    轟「!?」

    轟(後ろの二人を音も無く拐ったってのか…!
    どういう個性だ?)

    轟「態々話し掛けてくるたぁ、嘗めてんなぁ!」

    ?「元々エンターテイナーでね。悪い癖さ、常闇君はアドリブで貰っちゃったよ」

    お茶子「!」

    ?「ムーンフィッシュ、私人の男なぁ、彼はあれでも死刑判決コースを棄却されるような生粋の殺.人鬼だぁ。それもああも一方的に蹂躙する暴力性、彼も良いと判断した」

    出久「この野郎貰うなよ!!」

    障子「緑谷、落ち着け!」

    轟「麗日こいつを頼む!」

    お茶子「うん!」

    背負っていた円場をお茶子に任せ、轟が再び前に出て最大出力で氷を放つ。
    だが…

    ?「悪いねぇ!俺は逃げ足と欺くことだけが取り柄でよぉ!
    ヒーロー候補生なんかと戦ってたまるか。
    開闢行動隊、目標一人回収達成だ!短い間だったがこれにて幕引き!予定通り五分以内に回収地点へ向かえ!」

  • 78五寸釘25/06/24(火) 20:22:18

    その攻撃は男が跳ぶことで再び避けられ、男は仲間に連絡しながらその場を離れていく。

    轟「幕引き、だと…!?」

    出久「駄目だ!!」

    轟「させねぇ!絶対逃がすな!!」

    こうして彼らは男を追いかけるのであった。

  • 79五寸釘25/06/24(火) 21:24:31

    ~~八百万達の居場所にて~~

    泡瀬「やばいって!やばいって!やばいってこいつゥゥ!!」

    複数の腕にチェーンソーが埋め込まれている人型の存在が八百万を抱えて逃げる彼を追いかける。

    泡瀬「八百万!生きてるか!?おい!頼む走れ!追い付かれる!!」

    八百万「走れません…泡瀬さん、だい、大丈夫です…」

    彼女は頭から血を流し、ぐったりとしながら彼に抱えられていた。

    八百万(気付いたら倒れていた。なにをされたか、さっぱり…)

    人型の存在が彼に追い付き、腕に付いているチェーンソーやドリルで二人を殺.そうと襲い掛かる。

    泡瀬「クソォ!畜生ぉ!なんなんだよ!なんなんだよ!なんなんだよォォ!!」

    そして、彼が八百万を庇おうとその存在に背を背を向けたその時、動いていたチェーンソーなどの動きが止まった。
    彼がその停止音に気付き、音のした方向を見ると、二人を殺.そうとしていた存在が凶器の付いている腕を収納し、二人に背を向けて木々の中へと消えていく。

    泡瀬「なんだ…なんで帰る…?」

  • 80五寸釘25/06/24(火) 21:25:57

    八百万(役目を果たした、ということ…?
    じゃあまさか…爆豪さん、釘貫さん…!
    判断…最悪を推し測りなさい、百!そこから今できる最善を…!)

    八百万「泡瀬さん、個性でこれを…奴に結合してください」

    彼女はあるものを個性で作り、それを彼に手渡した。

    泡瀬「なにこれ、ボタン?」

    八百万「いいから早く!行ってしまう!」

    泡瀬「なんかもうわかんねぇけど…!」

    彼は立ち去っていくそれの背に受け取った物を個性で取り付ける。

    泡瀬「…言われた通り付けたぞ!」

    八百万「ありがとう、泡瀬さん…」

    泡瀬「怖ぇ駄目だもぅ…!
    逃げるぞ!」

    八百万「ええ…」

    二人はその場から離れるのであった。

  • 81五寸釘25/06/24(火) 22:26:02

    ~~マンダレイ達の居場所にて~~

    マグネ「ちょっとスピナー!あんたのせいよ!」

    虎「うるさい!」

    彼に腕を巻き付けられる形で拘束されていたマグネはその締め上げを更にきつくされる。

    虎「誰かのせいと言うなら、悪事を働いた己のせいだ!」

    マンダレイ「そういうことよ、敵のスピナー君!」

    スピナー「えぇい離れろ!不潔女ァ!
    畜生!ステインは蘇るゥ!いいかァ!意志が、ここでだ。俺によってェェ!」

  • 82五寸釘25/06/24(火) 22:27:37

    彼はマンダレイにのし掛かられ、背中で腕を組まれる形で拘束されていた。

    スピナー「俺はテメェら生臭ヒーローと眼鏡君を、粛清しなきゃいけねぇんだァ!!」

    マンダレイ「意味わかんない!
    それにしてもあんた、個性を一切見せなかったわねぇ」

    スピナー「うるさいどけェ!!」

    「そう」

    マンダレイ「!」

    「お二人とも少し、どいていただきましょう…」

    虎とマンダレイの傍に、黒い霧のような男が現れる。

  • 83五寸釘25/06/24(火) 22:52:59

    ~~出久達の居場所にて~~

    轟「畜生、速ェあの仮面!」

    お茶子「飯田君がいれば…!」

    彼らは仮面の男を追いかけていたものの、その距離はどんどん離されていた。

    ?「意外と大したことないな、ヒーロー科」

    轟「クッソォ…!」

    出久「諦めちゃ、駄目だ!…追い付いて、取り返さなきゃ…!」

    障子「しかしこのままでは離される一方だぞ!」

    出久「麗日さん、僕らを浮かして!」

    お茶子「え?」

    出久「そして浮いた僕らを、蛙吹さんの舌で思いっ切り投げ飛ばして!」

    梅雨「ケロ?」

    出久「障子君は複製腕を広げて軌道を修正しつつ、僕らを牽引して!
    麗日さんは見えてる範囲でいいから、奴との距離を見計らって、個性を解除して!!」

    障子「なるほど!人間弾か!」

  • 84五寸釘25/06/24(火) 22:55:08

    お茶子「待ってよデク君!その怪我でまだ動くの!?」

    轟(たしかに、こいつはもう気を失っててもおかしくねぇはずだぞ!)

    轟「緑谷、お前は残ってろ!痛みでそれどころじゃ…」

    出久「痛みなんか今は知らない…!」

    轟「!」

    出久「動けるよ。早く!!」

    お茶子「デク君せめてこれを!」

    彼女は上に着ていたシャツを脱いで破り、添え木の固定に使うことで出久のボロボロの両腕を補強する。
    そして梅雨が障子、轟、出久の三人に舌を巻き付け、三人全員にお茶子が個性を掛けることで無重力状態にした。

    お茶子「いいよ、梅雨ちゃん」

    梅雨「必ず二人を助けてね。
    ケロォォォ!!」

    彼女が仮面の男に向かって三人を投げる。

    ?「!?」

    三人は男に直撃し、更にお茶子が個性を解除したことで三人分の重量が掛かって男は墜落した。

  • 85五寸釘25/06/25(水) 00:57:33

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 86二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 07:22:11

    ほしゅ

  • 87二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 14:43:00

    ほしゅー

  • 88二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:39:12

    保守

  • 89五寸釘25/06/25(水) 23:13:30

    すいません!今日は投稿できないので明日投稿させていただきます!

  • 90二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 07:09:45

    了(*´꒳`*)解

  • 91二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 14:16:03

    (っ ॑꒳ ॑c)ホシュ

  • 92五寸釘25/06/26(木) 19:18:43

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 93二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 23:18:39

    _(* ॑꒳ ॑*_ )チョコン

  • 94五寸釘25/06/26(木) 23:43:08

    ~~爆豪と百合が狙われているとテレパスを受けた直後、マタタビ荘にて~~

    切島「先生!マンダレイのテレパス聞きましたよね!?ダチが狙われてんだ!頼みます!行かせてください!」

    百合(狙いが私だけじゃないということは、ついでにほかの個性も奪おうとしてるか、私も含めて殺.そうとしてるか。
    なんにせよ、狙いは両方生徒)

    ブラド「駄目だ」

    切島「何故です!?」

    百合(みんなを行かせる訳にはいかないし)

    芦戸「やめなってば切島っ」

    部屋の扉の前に陣取るブラドに叫ぶ彼を芦戸が止める。

    飯田「先生!敵の数が不明ならば、戦力は少しでも多い方が良いのでは!?」

    百合(私も…)

    峰田「おいおい敵とやり合う気かぁ!?」

    切島「ああ、そうだ!戦えって相澤先生も言ってただろ!?」

    百合(動けない…)

  • 95五寸釘25/06/26(木) 23:44:41

    ブラド「ありゃあ自衛のためだ。みんながここへ戻れるようにな」

    百合「それに、狙いが複数人いて、それが両方生徒ということは、ほかの生徒に『こいつは後々邪魔になりそうだからついでに殺.しとくか』、となってもおかしくありません。
    私達が戦うのは逃げる時だけにしないと…」

    切島「クッ!…」

    彼はこの状況で動けないことに、悔しそうに歯を噛み締めた。
    その直後、この建物の入り口が開く音が響く。

    砂尾「「!」」

    砂藤「誰か来た…?」

    尾白「相澤先生が戻ってきたんじゃ…」

    切島「ちょうどいい、直談判します…!」

    ブラド「いや、待て!」

    彼は扉へ向かおうとした切島を止め、扉を警戒した。

    ブラド「…違う!」

    百合「!」

  • 96五寸釘25/06/26(木) 23:46:25

    直後、扉が青い炎で吹き飛ばされ、彼は芦戸と切島を押し飛ばすことで三人全員が炎の経路から外れるように動く。
    百合はそれと同時に右手に木槌を出現させた。

    飯田「みんな!下がれ!」

    炎が晴れ、その炎を放った人物が部屋に入る。

    峰田「あぁ…ぁぁアイツ!さっきやられてた敵!」

    百合(『奴に意識を刈り取る痛みを与えたまえ!』)

    ?「ガッ!?」

    直後、黒い服の男が手に青い炎を纏わせるのと同時に、百合が右手に持っていた木槌を振り上げる形で虚空に出現させた和釘の五寸釘を虚空に打ち込む。
    打ち込むと同時にコーン!という木に打ち込んだかのような音が響き渡り、それと同時に男の身体は泥のような液体となって地面に広がった。

    百合「!泥…?」

    峰田「そういやぁ、オイラ達が来た時に相澤先生と戦ってた奴もこんな感じになってたな…」

    百合「それなら、ある程度ダメージが入ると崩れる仕組みなのかもしれませんね」

  • 97五寸釘25/06/26(木) 23:47:46

    ブラド「できれば情報を聞き出したかったが…そうなると吐かせられんな…
    お前達は敵がどの方向から来てもいいよう、ここで警戒しててくれ。俺は少しだけ廊下を見てくる」

    一同「はい!」

    ~~廊下にて~~

    ブラド(…よし、今のところは大丈夫か…)

    相澤「ブラド!」

    その時、洸太を連れている相澤が入り口から入り、廊下に立っている彼に声を掛けた。

    ブラド「イレイザー、お前何してた?さっき敵が襲撃に来たぞ」

    相澤「!何人来た?」

    ブラド「一人だ。釘貫が倒した瞬間、泥のように溶けた」

    相澤「そうか…悪い、戦闘許可を出しに行ったつもりが、洸太君を保護してた。預かっててくれ。
    俺は戦線に出る。ブラドは引き続き、ここの護衛を頼む」

    ブラド「待てイレイザー!まだどれだけ攻めてくるかもわからん!」

    相澤「ブラド一人で大丈夫だ。襲撃は俺が遭遇した偽者も含めて二回。その二回とも、一度に来たのは一体だ。強気な攻めは、プロである俺らの意識をここに縛るためだと見た。人員の足りない中で案じられた策だこりゃぁ。
    プロを足止めする以上、狙いは生徒。爆豪と釘貫が名指しされてるってだけで、ほかにも狙ってるかもしれん。引き続き頼む」

    ブラド「任せろ!」

    こうして、イレイザーヘッドは再び戦線に向かうのであった。

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