- 1ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 18:57:34
戦争しか残らなかった暗黒世界から平穏も休息も赦しもあるキヴォトスへやってきた魂たちと一人のマリーンの物語
チャプターの数字を修正しなかったので立て直しです
前スレ
【クロス】シャーレの先生:デメトリアン・タイタス 13th Company|あにまん掲示板戦争しか残らなかった暗黒世界から平穏も休息も赦しもあるキヴォトスへやってきた魂たちと一人のマリーンの物語bbs.animanch.com - 2ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 18:58:34
過去スレまとめ
過去スレ | Writening8スレ https://bbs.animanch.com/board/4687238/ 7スレ https://bbs.animanch.com/board/4561246/ 6スレ https://bbs.animanch.com/board/4475727/ 5スレ https://bbs.animanch.com/board/4363815/ 4スレ http…writening.net編集PASS Tarentus
スレ紹介
[クロススレ]シャーレの先生:デメトリアン・タイタスについて | Writening平穏はない、休息もない、赦しなどあるはずもない 暗黒の遠未来、あるのは戦争のみ 日常がある、休日もある、ケンカした後は仲直り ようこそ、キヴォトスへ これは、暗黒世界から透き通る…writening.net編集PASS hammer
- 3ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 19:00:04
SSまとめ
タウ帝国指揮官候補生氏
タウ帝国指揮官候補生氏 | Writening邂逅、そして忠告 https://writening.net/page?jTvtst とても忙しい一日の終わり https://writening.net/page?SFTG4mwritening.net91レス目氏
感想スレ3の91スレ目の人 | Writening我ら再び<戦闘者>とならん https://telegra.ph/%E6%88%91%E3%82%89%E5%86%8D%E3%81%B3%E6%88%A6%E9%97%98%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%89%E3%82%93-11-21 彼女達の日常 https://telegra.ph/%E5%B…writening.netブラックバイパー候補者氏
ブラックバイパー候補者 | Writeningプロローグ 疑問と消失 https://writening.net/page?WJENfy 出会いと問題 https://writening.net/page?HynfNewritening.netプライマークソードのサーヴィタ氏
プライマークソードのサーヴィタ<SS置き場> | Writening・キルチーム<カサエラン>の再会 https://writening.net/page?L4NddQ ・<カサエラン>の日常 https://writening.net/page?m4UMHr ・タイタス+対策委員会VSゲヘナ風紀委員会の石頭VSヴァルキューレ警察学…writening.net - 4ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 19:01:15
私のSSのハーメルン版とpixiv版
新任先生:ディメトリアン・タイタス - ハーメルン平穏はない、休息もない、赦しなどあるはずもない 暗黒の遠未来、あるのは戦争のみ 日常がある、休日もある、ケンカした後は仲直り ようこそ、キヴォトスへ これは…syosetu.org「シャーレの新任先生:ディメトリアン・タイタス」/「NISAR」のシリーズ [pixiv]あにまん掲示板に投稿したSSに細かな修正を加えたものです。 ハーメルンにも投稿しています。 最初の元スレ https://bbs.animanch.com/board/3876229/ 最新の元スレ https://bbs.animanch.com/board/5009750/www.pixiv.net - 5ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 19:02:16
前スレの大まかなまとめ
・大人のカード、出番ほぼなし
・凶悪度上昇ヴァルキューレ警察学校
・鎧武者の元グレイナイト、お化け屋敷巡りをした元エクソシスト
・ホルスの覚醒はルナーウルフ系元マリーンたちのテクスチャを剥がしてしまう?
・ヴァルキューレ所属の検分役、元メカニカス
・行うたびに主賓が減ってく第○○期マリーン生誕記念行事
・元レッド・コルセアのライバル、元ホスピタラー戦団員
・サングィニウス閣下の知名度はそこまででもない?
・やっぱり生徒とマリーンの身長差がありすぎる
・ブッチしようとしたヒフミ、出し抜けるか試してみたアズサを両脇に抱えるタイタス先生
・アケミと相撲をするタイタス先生
・地下生活者が洗脳しようとしたら逆にカウンターをぶちかましそうなタイタス先生
・『救い』がある分、策略などのやばさとエグさは40k側を下回るブルアカ
・タイタス、人生初のアイスクリーム頭痛で苦しめられる
・温泉部、いつもの無許可発破。タイタス先生を巻き込んでしまう
・イムーラ生徒化概念 - 6ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 20:19:20
スレまとめの13スレ目に大まかなまとめ追加しました
- 7二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 20:32:37
お疲れ様の祈祷を実行します
- 8タウ帝国指揮官候補生25/06/18(水) 20:55:02
保守の祈祷を実行します
イムーラいるということは下手したらネメロスやスラックスも来てるのでは - 9ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 21:02:01
- 10タウ帝国指揮官候補生25/06/18(水) 21:16:23
- 11二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 22:01:56
ドロガンに関しては帝国臣民には無害でゼノには致命的という画期的な新兵器計画を進めてたんだっけか
- 12タウ帝国指揮官候補生25/06/18(水) 22:15:06
- 13ブラックバイパー候補者25/06/18(水) 22:52:18
スレ越しにだがSS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
事件も佳境に入ってきたな。しかし事態は余裕なく、地下ピの干渉も存在している。どう事態が転んでいくのやら
そういえ風紀委員会はアビドス防衛戦力に回したけど、ヒナだけは原作通りにホシノと戦うことになるのか?それがなくなって代わりに戦えそうなのはタイタス先生かサングィニウス閣下のみしかいないけど…… - 14タウ帝国指揮官候補生25/06/18(水) 23:04:13
自分もスレ越しですが、SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
- 15二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 06:19:49
地下ピッピがどんな風に転げ回るか楽しみだ…
- 16二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 07:35:16
コンラッド・カーズにフルボッコにされそう
- 17二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 07:36:46
サイキックの波動をチューニングしたら人類に無害な物が作れるのでは?と考えて研究していたら混沌に目をつけられて……って流れだったかな
ついでに実験用の各種ゼノを集めてたりとかなり本格的にやってたみたいね、危うく研究員がジーンスティーラーに洗脳されかけたりトラブルが起きてたっぽいけど
- 18二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 10:03:48
メカニカスにも生物系の博士であるマゴス・バイオニカスがいるんだっけ
ミレニアムの医療系で在籍してそう - 19ブラックバイパー候補者25/06/19(木) 19:34:08
- 20プライマークソードのサーヴィタ25/06/19(木) 19:56:27
過去スレの続き
「.........わかりました」
タイタスのホシノに''大逆者ホルスの魂の欠片が宿ってるという真相''にダリウスは、これまでない程に顔を顰めたが、やがて溜息とともに、あっさりと納得した。
「チョイ待ち!気難しいアンタがなんで、あっさりと納得しているのよ!?アタシがあんたのプリンを食べたら、半月ぐらい口をきいてくれなかったじゃない!?」
そのダリウスにウルファは喰ってかかる。
「人のプリンを食べるのは、許されざる罪だ」
「シャーレの冷蔵庫に名前を書かず入れてたらそうなるでしょ!?」
ポーカーフェイスで正論を言うダリウスにウルファはギャーギャー喚く。
「それに、事の重大さを考えれば少数の人間で秘密を共有するのも納得できる」
ダリウスは自身がタイタス先生にさえ秘密にしている「フォールン」の事を考えれば、タイタスの行動にも納得していた。
「ですがベレンはともかく、問題はケルストロスです」
「ああ、それに関しては俺に考えがある」
ダリウスの懸念にタイタスは自身の考えを言った。
「サングィニウス公に一緒にいてもらう」
「センセー、セコいですよそれ」 - 21プライマークソードのサーヴィタ25/06/19(木) 21:40:18
「なんですってぇえぇぇっぇぇっぇえぇ!!!!??」
「大丈夫よケルストロス。私はここにいるわ」
あらん限りの大音声で空を響かせながら、〈傷(フロー)〉に飲まれたケルストロスをサングィニウスは後ろから優しく抱き寄せる。
「ごめんなさいケルストロス。でも事は一刻も争うの」
そういうや、サングィニウスはケルストロスをヘッドクラッチする。
「ミッ」とセミがショック死したような短い断末魔をあげた、ケルストロスは昇天した。
「え!?この前より雑なんだけど.......」とセリカは目を丸くする。
「サングィニウス公、お手数をかかせました」
「できればこのような方法を使いたくはなかったですけど、ケルストロスは以後の戦いになくてはならないシャーレの要。残酷なことですけど1時間後くらいには再起します」
渋い顔をするサングィニウスにタイタスは深いお辞儀をした。
基本的に〈傷(フロー)〉に飲まれたブラッドエンジェルは、サングィニウスにより宥められて治まるものの、当分の間は腑抜けになってしまう。しかし発症したのが<紅き飢え>や一刻も争う事態の場合は、サングィニウス直々のヘッドクラッチで治療と戦力復帰を行うのである。
「しかしタイタス先生。列車砲とホシノさんを追うとしても、場合によっては我が娘たちが<傷>に飲まれてしまうかもしれません。それを考えてみれば連れていけるのは十数人までです」
「閣下からそれほどの力をお借りできるのは、恐れ多い事です」
気絶したケルストロスを抱えながらタイタスは感謝の念を述べた。
「あとは移動手段だが.......」
「確かハイランダー生徒が列車を待機させています。彼らの助力を乞いましょう」
タイタスの思案をサングィニウスが提案した。
- 22プライマークソードのサーヴィタ25/06/19(木) 22:07:21
「うわー!先生だ!」
「はやくにげろー」
タイタスを目にした瞬間、ノゾミとヒカリはサングィニウスの傍らに隠れる。
「すみません先生。この二人に懐かれてしまいました」
困ったようなほほ笑みを浮かべながらサングィニウスはノゾミとヒカリの頭を撫でる。
「パヒャ、サングィニウスさんと、ケルストロスはね、大ピンチの時に助けてくれたんだ」
「美人だしー、優しいしー、強いよー、サングィニウス様ー」
「シャーレの先生として、ハイランダーに列車砲確保の支援を乞う」
「エー、どうしようかな?」
「私からも頼む。アビドス生徒会とシャーレの先生たちを生徒会の谷まで連れて行ってくれ」
タイタスの言葉に悪ガキじみた態度をとるヒカリとノゾミに、スオウが助け船をだす。
「んー、スオウが言うなら........サングィニウス様は?」
「私からも、お願いします」
「じゃぁー、決定ー!」
ヒカリとノゾミが列車に走り出した。
おあとがよろしいので今日はここまで - 23ブラックバイパー候補者25/06/19(木) 23:04:02
SS投稿お疲れだ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
ブラッドエンジェルと(多分)その後継戦団だった者たちが合流したけど、抑え役がサングィニウス一人だから全員を連れて行くのは難しいよなぁ…… - 24二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 23:23:31
このレスは削除されています
- 25タウ帝国指揮官候補生25/06/19(木) 23:28:20
SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
まぁホシノ関係で遠回しにタイタスに伝えたのは閣下だし当然助けてくれるか
とりあえず現状一番の問題が片付いて良かった、ただブラッドエンジェル兵員は絶対頼れないから原作メンバーとカサエラン&閣下だけになるね
自分も色々一段落着いたらまたSS投稿したい所 - 26二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 06:06:51
ss投稿お疲れ様のwaaaagh!
- 27二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 12:10:02
カヤの癒着やら汚職やらを嗅ぎつけた元帝国系ヴァルキューレがガチの反乱起こしそう
- 28二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 20:00:44
- 29ブラックバイパー候補者25/06/20(金) 20:26:59
- 30プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 20:48:13
>>22の続き
「なるほど、途方もない巨大さだ」
”生徒会の谷”の谷に秘匿された列車砲”シェマタ”を一目したジェネラルはその巨大さに圧倒される。
今、ここにはジェネラル率いるSOFとデスガードの半数がいる。これにプレジデントがカイザーを結集させた部隊も到着すれば、”シェマタ”はカイザーの手中に納まるといってもよい。
(だが..........シャーレの顧問タイタスが指をくわえて待つことはないだろう。それにあのホシノも)
ジェネラルは迫りくる”先生”という一流の兵士とあの異形を魅せつけたホシノという脅威に機械ながら、ゾクッとした。だが司令官として弱腰は見せるわけにはいかない。
視線をデスガード達に移す。彼女たちは重装備故に体力を消耗するため休憩が必要だが、その僅かな間に淡々と水を飲み、弁当を食べ体力を回復させ、銃火器を整備し弾薬を補給する。中にはSOFの兵士とコミュニケーションを取り、簡単な連携確認を行っている。
背丈や嗜好はキヴォトスの生徒達と同じながら、その立ち振る舞いはジェネラルが理想とする一流の兵士達だ。おまけに”アスタルテス”と呼ばれる者たちは、敵味方関係なくカイザーの兵士たちを無碍に扱うが、事彼女たちは敵に対しては苛烈だが味方兵士たちは気を使う。そのため兵士達からの人気は厚い。
(味方も敵も一流の兵士..........私の資質が試される)
ジェネラルは気を引き締めた。
- 31プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 21:08:12
「どういう事だ!なぜ我々がホシノ様の追跡に参加できず、アビドス防衛に回されるのですか!?」
ユメが入院している病院がある居住区防衛をまかされたBL生徒たちが、ヒナに喰ってかかる。
「お、おい!委員長に失礼だぞ!!」とBL生徒とヒナの間にイオリが割って入る。
「落ち着け、これはタイタス先生がきめたことだ!」
「はぁ!?あんのマクラーグの野郎が決め付けたってことかよ!!」
イオリの言葉にBL生徒たちは増々ヒートアップする。
「イオリ、私に任せて」とヒナはイオリを脇に寄せた。
「落ち着いて聞きなさい。いまアビドスにカイザー麾下の諸兵力が向かってる」
「なッ!?」
「たとえ列車砲をアビドス側が確保しても、カイザーに占領されたらアビドス生達の帰る場所がなくなる。先の紛争でカイザーはユメを人質に取るために、兵士たちを病院にも派遣した。仮にユメを奪われればホシノも先生も、手も足も出なくなるわ」
「............」
「あなた達のやるべきことは分るわね?」
「...........くっ」
それを最後にBL生徒たちはスゴスゴと自らの配置へ戻っていった。
「まったく......”拳”の連中と同じく扱いに難いなぁ」
「あらイオリ、どちらかというと”風紀委員会のアスタルテス”より、あの子たちの方があなたの”やり方”に似ているから波長があうと思うけど?」
ヒナの言葉にイオリは目を丸くした。 - 32プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 21:31:54
そのころ、ユメの病室前ではSOHの三人組が頭を抱えていた。
「ま、マズイ。とてつもなくマズイ!」
「ホシノ様は一人で背負い込んで行ってしまったのだ!」
「これじゃあ、ホルス様と同じ轍を踏んでしまう!」
その三人を一つの壁を隔てた向こう側には、ベッドに正座して座ってるユメと異世界から来たもう一人のシロコが会話をしていた。
「それにしても、こっちのシロコちゃんも大きくなればあっちのシロコちゃんとおんなじになっちゃうのかな?」
「ん、私は色彩に触れたから、この姿になった。こっちのチビシロコはチビのままかも」
クロコは自身がいた世界では、ホシノに聞いた存在でしかなかったユメと話すことを、幾分か不思議に思っていた。
「で、でも。こっちのシロコちゃんもお月様のからのプレゼントで大きくなるかもだよ!?」
「お月様?」
聞きなれない言葉にクロコは怪訝な表情を浮かべて答えた。
「そうお月様のプレゼント!ホシノちゃんに会うまでの記憶がないシロコちゃんだけど、ただ一つだけ覚えていて、夜の砂漠をさまよっていたらお月様から、綺麗な光が落ちてき、それに触れたんだって!そしたら!」
「そしたら?」
「気づいたら、アビドス校に着いてホシノちゃんに会ったの!多分お月様がこっちだよーってアビドスへ案内してくれたんだよ!そのついでに体も成長するよ!」
「ん........それじゃあ大きくなる理由にならない」
「ひぃん」
自身の考察を否定されて、ユメは泣き言をいったが、ふと真顔になる。
「シロコちゃんはホシノちゃんに拾われて今がある。彼女だけじゃない、ノノミちゃんもセリカちゃんもアヤネちゃん、そして”マリーン”ちゃんたちも。みーんなホシノちゃんが結んだ縁にいる.......それは私も同じだけど......」
ユメはしばし思考を巡らせ、意を決したようにクロコに話かける。その言葉にクロコは驚きを浮かべた。 - 33プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 21:50:25
特急で走るスオウとヒカリ、ノゾミが操る列車に、アビドス対策委員会とシャーレのカサエラン、サングィニスと彼女の腹心二人、そしてタイタスが乗っていた。
唯一例外としてダリウスが偵察の為に、ヘリで一足先に進んでいる。
「うぉー」
「この列車、こんなに速度だして良いんだっけ?」
「問題ない.......安全な内だ」
「管理官も言ってるし飛ばせーパヒャヒャ!」
「いっけー」
そんな三人の会話をよそに、各員は戦闘準備に入っている。
「カイザーにはデスガードがいるはずだ。奴らはまた催涙兵器を使ってくる。ガスマスクは万全に準備しろ、あとなるべく距離を保つんだ。」
「ん」
ガスマスクを試着したシロコがサムズアップをする。
ウルファとケルストロスはサングィニス麾下の腹心が装着するターミネイトアーマーの点検を手伝っている。
「それにしても、よくこんな重っ苦しものきれるよな?アタシにとっては拷問器具だよ」
「ウルファ!」
軽口をたたくウルファの頭にケルストロスが脳天割を食らわす。
そんな中、タイタスはふと思いついたように、対策委員会の四人を集める。
「お前たちに話すことがある。時間はあるか?」
「ん、どうしたの?」 - 34プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 22:03:31
「これは俺の昔話なんだが」
「先生の経験談ですか?」
タイタスの言葉にアヤネが推察する。
「そんなところだ。むかし、俺がまだ若いころ一人の上司がいた。俺たちは先輩後輩とも言う仲だったが、多くの戦場を駆け抜けた気の合う兄弟ともいえる仲だったが」
タイタスの重い言葉に四人は黙って聞く。
「そんなある時、任務中にアクシデントで敵を追撃することになった。そんな時彼が言った命令は”ここで待て”だった。俺はその命令に従ったが、時間が経つにつれ居てもたってもおれず彼を追ったが........その時には手遅れだった」
「ッ!先生、それって」
その結末を察しセリカは言葉を失う。
「あの時を思いだすたびに思う。命令を無視して同行していればと、だが過去は変えられない。そんな俺に言えることはお前たちに同じ思いを味わってもらいたくない」
その言葉に四人はタイタスにまっすぐ目を向ける。
「たとえホシノが何をあきらめていようと、彼女はアビドス高校のかけがえのない生徒だ。何を言おうと必ず連れ戻すぞ」
おあとがよろしいのできょうはここまで。 - 35プライマークソードのサーヴィタ25/06/20(金) 22:06:20
- 36ブラックバイパー候補者25/06/20(金) 23:11:18
SS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
前に概念として挙げていたシロコ=記憶喪失の元ルナーウルフがここで出てきたか。覚えている最後の情景はシロコの元となったマリーンにとっては唯一のホルスとの繋がりなんだろうな
タイタスさんの語った昔話というのは中隊長に昇進することになったベータ・アークトゥルスの戦いのことかな。経験豊富なマリーンということもあって状況に合わせた経験談を出せるというのは強みだな。その分多くの別れを経験しているともいえるかもしれないけど - 37二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 06:36:51
タイタス先生の重い金言…
- 38プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 12:15:31
- 39プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 12:37:59
- 40二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 15:28:10
タイタス先生の手で作る雪玉はデカいんだろうな…
- 41ブラックバイパー候補者25/06/21(土) 18:09:12
- 42二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 18:27:54
>>34の続き
「列車の上に、カイザーPMCのヘリが来てるよー」
「うわっ、先頭列車を狙ってるんじゃないの?止めないとヤバいっしょ!」
「私が行く!」
慌てるノゾミにスオウが銃の安全装置を外し、非常口から外へ身を乗り出す。
「うぉー、ヒーローみたい」
ヒカリがマイペースに呟く。
スオウが列車の天井に登りついた時、カイザーのヘリから次々と兵士が降り立っていた。
その兵士たちに向けて、スオウは撃つ。一人、二人の兵士が倒れたと同時にカイザーの大盾を装備したオートマタが前面に出る。
「チッ」
カイザーは盾に隠れられるが、スオウは身を隠せる場所はない。一方的な不利だ。
だが、突如カイザー兵たちの後から銃撃が起こり、兵士たちが虚をつかれたように狼狽する。
その瞬間、スオウは疑問が生じたが構わず駆け出し、盾装備のオートマタの懐に入りショットガンを連射する。
(重装備だが先生ほどじゃない)とスオウは内心思いながら、破壊したオートマタの盾を鹵獲した。
- 43二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 19:14:38
スオウが列車の前部で防戦するのと同じく、対策委員会の四人は列車後方からカイザー兵士をなぎ倒しながら上がっていく。
「シロコ、列車前部ではスオウが一人で戦っている。誤射に注意しろ」
「ん。了解、先生」
やがて戦線を押し上げた対策委員会メンバーは、敵の攻撃を鹵獲した盾で防ぎながら孤軍奮闘するスオウを目視できるまで近づいた。
「あいつ、たった一人で!」
「スオウさんを助けます!」
「ん!」
スオウに目を奪われていたカイザー兵士たちは次々と打ち倒されていく、そしてセリカが最後の兵士の頭を撃ち抜い
た。
「スオウさん!」
ノノミが多数の銃弾でベコベコになった盾に近づく。
「………心配するな」
その盾の陰から姿を出さずに、スオウはぶっきらぼうに答えた。
「あ〜、良かった〜」
顔を出さずともしっかりとした声にノノミは安堵の息をつく。
「礼はいらない………」
(それを受け取る資格は、私にはない………)
後ろめたさを感じながらスオウは呟いた。 - 44プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 19:55:03
「ん。先生敵をやっつけた!」
「よくやった!流石、歴戦のアビドス対策委員会だ」
シロコの言葉にタイタスは賞賛の言葉を送る。
「引き続き、上で警戒しろ。いつカイザーの増援が来るかもしれない」
「んっ」
そのシロコの返答についでヒカリが割って入る。
「うんー。今度は列車で追いかけて来てるー」
「列車か………ならば俺達が」
「あっ心配しないでー大丈夫だからー。ヒドラジンとーにゅー」
タイタスの言葉にヒカリはこともなげに話す。
ヒカリの言葉からしばし間を置いたが………
「えっ今なんていいました!?」
アヤネが驚愕の叫びを上げ
「おい!そんな改造は聞いてないぞ!?」
スオウが血相を変えながら上ずった声を上げ。
「ハッハー。いいね!アタシは好きだよそーゆーの!!」
ウルファはニヤニヤ笑い。
「母上!?何かにつかまってください!?」
ケルストロスが慌てふためいてサングィヌスに向かって叫び。
「ほう、万が一のために列車を改造していたのか、型破りだな」
タイタスが感心したかのように呟く。帝国では改造はご法度にもかかわらず。
間を置いて、列車は急激な加速を行いだした。 - 45プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 20:10:34
桁外れに加速し、一気にカイザーの追ってを引き離したが、ヒドラジンがなくなればグングンと距離は狭まっていく。
「残念なお知らせ何だけど、カイザーに追いつかれそうでさぁ」
「んー無理かも」
「そ、そんな」
ノゾミとヒカリのマイペースだが、事を争う報告にアヤネは焦る。
「分かった。ならば一つ聞きたい事がある」
「なにー?」
「両者の線路の間隔が狭まるのはどれくらいだ?」
「えー本気ー?」
タイタスの質問にヒカリはマイペースながら困惑を隠せないかのように呟く。
「先生、どうせなら私達が足止めして先行ってもいいんだよぉ?」
「必殺複線ドリフトの出番がー」
「列車砲にたどり着くまでが闘いだ。それまで温存しておけ」
「んーもう4〜5分くらいで狭まるよー」
「了解した」
タイタスはノゾミとヒカリとのやり取りを終えて、カサエランの二人に目を向ける。
「いいねぇ。面白くなってきた!」
ウルファが不敵の笑みを浮かべる。 - 46プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 20:27:42
ドンドン減速していくハイランダーの列車の横をカイザーの列車が追いついてきた。
「対策委員会は屋上で援護射撃。ブラッドエンジェルは窓から支援射撃を行え」
「せ、先生!ですが………」
「どうしたアヤネ」
「もし、先生が取り残されたら……」
「心配するな」
しどろもどろになるアヤネにタイタスは軽く流す。
そのタイタスは乗車口で半身を乗り出している。
「あっはは。先生てなんか悪っぽい見た目なのに、正義の味方みたいじゃん!キャラ的に似合わないー!」
「何言ってるのさノゾミ。あれは無双系ヒーローだよー」
「合図を頼む!」
横並びになるカイザーの列車を見据えながらタイタスはヒカリに合図を求める。
「りょーかい、さーん、にー…………」
ヒカリの言葉に引き寄せられるかのように、カイザーの列車がグングンとちかづいてくる。
「ドカーーーん!」
それを合図にブラッドエンジェルのターミネイターアーマーがカイザーの車列に向けて榴弾を発射し、爆発、横に大穴を開けた。
そしてタイタスは大きく跳躍し、カイザーの列車にコンバットナイフを突きつけ、取り付いた。
「うまく言った!」
間髪入れず、タイタスは大穴ににじみより、内部に侵入した。 - 47プライマークソードのサーヴィタ25/06/21(土) 20:31:56
- 48ブラックバイパー候補者25/06/21(土) 21:45:17
SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
ハイランダーの三人と共闘……だけどスオウは負い目があるからちょっとウケが悪いな。事態の内容が内容だけに仕方がないことだけど
そしてタイタス先生一人突っ込ませれば大体どうにかなる安定と信頼の戦術:タイタスよ - 49二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 05:38:45
保守の祈祷を実施します。
- 50二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 09:44:00
- 51二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 09:46:22
ss投稿お疲れ様&データ追加ありがとうございますの祈祷
- 52赤き水兵25/06/22(日) 10:51:05
ブルアカ世界に来た元レッドコルセア生徒はどうして海賊をするのかは多分こうだろうと思い書きます。
救い
???「みじめだ・・・」
何処かの浜辺で、ボロボロの赤い鎧と制服を着た数十名の少女達が、集団で座り込んでいた。
なぜなら、他の周りの人達から不良扱いにされたからである。そのせいでまともな働きができずに、お金がなくなり、自分達の居場所さえなかった。なので、とりあえず今は何処かの浜辺で座り込んでいる。
???「ここでもまた全部失うのか・・」
彼女達は初めから不良ではなかった。この世界に来た時には本来の戦団の様に誰かの為に生きられると思い、学校の為に尽くした。しかし前の世界の経験を基に過激な行動をした為、他の生徒と大人達から冷たい目で向けられ、学校から不良扱いされ彼女達なりの奉仕が全て無駄になった。前の世界の様に。
???「どうしてこんな目に遭うんだよ!」
彼女達はこの世界への憎悪を膨らせながら不満をぶちまけた所、ヘルメットを被った少女が彼女達の前に現れた。
「ねぇお前達、うちのジャブジャブヘルメット団に来なよ!うち?うちはジャブジャブヘルメット団の幹部河駒風ラブだ!」
河駒風ラブと名乗る少女は彼女達に救いの手を差し伸べた。
彼女達は居場所と救いを与えてくれた彼女に恩として奉仕することを決めた。そして彼女達一同は心の中で誓いを立てた。
「救いをくれた彼女の為に『レッド・コルセア』として活動する」と。
こうして最初はホバークラフトを拠点に海賊行為をし、そこで得られた船を使い、新たなヘルメット団『レッド・コルセア』を組織し、キヴォトスの海に悪名を轟せた。
ただ愛(ラブ)の為に。
まとめ
どうして海賊するのか簡単にまとめると
ブルアカ世界に来た元レッドコルセア生徒達は、本来の戦団アストラルクロウの様にしようとしたが結果として、他の人達から受け入れられず不良認定されてしまった。元レッドコルセアにとって裏切られたと思いこの世界に憎しみが湧いたがラブが元レッドコルセアを拾ってくれた。恩を感じた元レッドコルセアは彼女への奉仕のために海賊を再び始めた
というのが経緯である。あくまで自分が想像した設定のため、違う解釈をしても全然OKです。 - 53タウ帝国指揮官候補生25/06/22(日) 11:34:22
SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
前半のスオウの描写に反して後半が無双モノの始まりすぎる
後描写的にこのスレじゃ貴重なタイタス副官のナイフを用いた戦闘が始まるのか、カイザーにはほんの少し同情してしまう
- 54タウ帝国指揮官候補生25/06/22(日) 11:42:00
- 55プライマークソードのサーヴィタ25/06/22(日) 12:01:46
- 56ブラックバイパー候補者25/06/22(日) 13:59:19
- 57二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 19:39:13
- 58ブラックバイパー候補者25/06/22(日) 21:29:00
ちょっとSSのアイデアがうまく煮詰まらない……ということでMGナラティブが完成するまでちょっとストップします
そのままだとあれなので、出来上がった冒頭部分だけでも出しておきます
D.U.各地で発生した喧騒と銃声は徐々に静まり、未だに暴れていた者は次々と倒され、逃げ隠れていた者たちは追跡に秀でた『ヴァルキューレの問題児たち』が日の下へを引きずり出す。主犯であるワカモが起こした騒動が終わりを迎えようとしていた。だがシャーレのビル内、その中のオフィスだけはまだ終わりを告げることができなかった。
「……本当にこれだけでいいのか?」
「ええ、それだけでいいんです」
「先生、それ以外は不要なので手早くお願いします」
スペースマリーン専用に作られた特注のオフィスチェアが軋む音を立てる。タイタスが不満げな表情を浮かべるも、そもそもこの事態を招いたのは自分が原因であることは自覚していた。
納得できない、その思いで渋ってしまうが何も変わらないというのもまた事実。観念したタイタスはゆっくりと『スイッチ』へと手を伸ばし壊してしまわぬよう繊細に、慎重に押し込む。
そして排気ファンが回り始め低く唸るような駆動音が発生し、正面に鎮座する液晶モニターに起動画面が表示された。
「……起動の儀式が必要ないのか」
「いや、普通は必要ありませんからね!?」
ユウカが声を荒げて突っ込んでしまう。シャーレ付近へと向かう道中の応答で、タイタスがキヴォトスとは常識から何もかもが違う世界からやって来たということを知ったが、ここまで違うというのは想定外だった。 - 59プライマークソードのサーヴィタ25/06/22(日) 21:32:40
>>47の続き
車両のドアを思いっきり蹴破り、タイタスがズンズンと進んでいく。
「怯むな!撃て!」
隊長クラスのオートマタ兵が叫び、兵士たちがパニックになりながらタイタスへ向けて撃ちまくる。その大多数がタイタスに着弾するがダメージを受けるどころか怯みもせず、手あたり次第に兵士たちをコンバットナイフで切り伏せていく。
自暴自棄になった隊長が、手りゅう弾の安全ピンを抜いてタイタスに突撃するが、間合いを見計らっていたタイタスの裏拳を食らい、窓を突き破りながら外へ放り出され、空中で爆発する。
後続車両にいた兵士たちが、前方車両のピンチを聞き、タイタス前後から挟み撃ちにすべく登ろうとするが。
「な、列車が切り離されるだと!?」
「ごくろーさんだが、たっしゃでなー」
オオカミでカイザー側の列車に飛び乗ったケルストロスとウルファが、連結部を切り離し、兵士たちを分断する。
ならばタイタスが進出するまえに連結部を切り離そうとした前側の兵士たちは、外に晒した体を対策委員会に狙撃される。
もはやタイタスを止める術はないように見えた。
- 60タウ帝国指揮官候補生25/06/22(日) 21:41:27
- 61プライマークソードのサーヴィタ25/06/22(日) 22:02:03
そのタイタスの快進撃は先頭車両前で止まった。多くのスクラップを足もとに転がした彼の目の前には列車の機関部が駆動音を鳴らしながら動いている。
おもむろにクラックグレネードを取り出したタイタスに無線がつながる。
空中偵察のために先行したダリウスだ。
「先生。列車の進行ルート上に多数のカイザー部隊を確認、突破は困難だと思われます」
「了解だダリウス」と返答したのちに、タイタスは思案する。
2~3分考えたのちに、おもむろに無線を開いた。
「全員に連絡する、カイザーの車両は制圧した」
「ん。さすが先生」
先生ならできて当然なような口ぶりでシロコが答える。
「だが、カイザーはこの先に防衛線を何重にも構築している」
「そ、そんな.......どうします先生?」
「俺に考えがある。この列車を暴走させその防衛線に突っ込ませる。俺たちは突入をずらし防衛線に穴が出来たところを突破する」
「鹵獲した敵の列車で、そんな利用方法を思い浮かぶのか.......先生あなたは.......」
スオウが言葉が出ないかのように口ごもる。
「じゃー先生。こっちの列車の速度を落とす?」
「少しだけでいい」
「えーお茶飲む時間くらいほしいんだけど?」
「お菓子もたべたーい」
「遠足に来たんじゃないぞお前たち」
ノゾミとヒカリの愚痴に呆れたようにタイタスは返した。 - 62プライマークソードのサーヴィタ25/06/22(日) 23:42:44
とはいえタイタスやケルストロス、ウルファが戻るためにも双方の列車は一時停止し、調整をおこなっていた。
「そう事が、うまくはこびますかね.......」
タイタスの作戦にサングィニスは異を唱えた。
「あの列車を突入させようにも、その制御と操作には人が必要です」
「それには私が行きます」とサングィニスの疑問にタイタスは迷わずに答えた。
「ん........先生言っとくけどお祈りじゃあ列車は動いてくれないよ」
「それは分っている」
シロコの茶々をタイタスは軽く流す。さすがにタイタスでも、キヴォトスの機械が祈祷で動かないのは生活してきて分っていた。
「..........先生、私が行く」
そのタイタスに代わって志願する者がいた。スオウだ。
「さすがに先生でも専門的な列車の操作は知らないはずだ。かといってノゾミとヒカリはこっちの列車を動かさねばならない」
「むう...........だが、それではお前は敵陣に取り残される可能性がある」
スオウの心意気は称賛に値するが、スオウの身を保証できない案にタイタスは難しい顔をする。
「先生が置き去りになる方が、リスクが大きい。心配するな、私は強い」
スオウは強気の言葉を言ってるが、どこか投げやりな感じもする。それゆえにタイタスためらう。
「...........わかった。スオウ、列車を制御して敵陣に突入せよ」
「ありがとう先生、できるだけの」
その時、儀礼的に感謝しようとするスオウにタイタスは”待った”をかけた
「ウルファ、お前とサンダーウルフもスオウに同行しろ、列車が敵陣に突入したあと一緒に脱出し、列車に戻ってくるんだ」
タイタスの言葉にスオウは目を丸くした。
おあとがよろしいので今日はここまで - 63二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:21:28
このレスは削除されています
- 64タウ帝国指揮官候補生25/06/23(月) 00:23:41
SS投稿感謝します、ブラザー・ブラックバイパー候補者
これは・・・PC立ち上げをやろうとしてるのか
向こうだと起動前に儀式しないといけないから困惑モノだろうなぁ
後WH関係ないですけどMGナラティブ持っているんですね
自分はHG派なのでMGは持ってないですが、置き場所確保出来たら自分も何か一つ作ってみたいですね
- 65タウ帝国指揮官候補生25/06/23(月) 00:36:59
SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
やっぱり無双モノじゃないか(戦闘を見ながら)
それにしても最後の作戦会議で突撃用列車担当のスオウの脱出用にウルファを付けたのは、スオウの態度と発言から色々察したんだろうな・・・
- 66二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 06:32:56
列車みたいな閉所に乗り込んできたマリーンとか怖すぎて草枯れる
- 67ブラックバイパー候補者25/06/23(月) 06:51:28
SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
なんとなく、だけどデメリウムでガドリエルが提案した『破城槌』作戦を思い出すな - 68二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 15:02:36
コンバットナイフで狩られるカイザー兵士のイメージが忍者と極道で首を刎ねられたヤクザになっちゃった
「かっ、襲撃(かちこみ)だぁー!」 - 69プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 15:04:36
あと、元マリーンが「グィリマンの息子」と言うことがあるから「タイタス先生のパパさんはグィリマンだって」とかタイタス本人の前で「じゃあデメトリアン・タイタス先生のお父様はグィリマン・タイタス?」と口走って訂正されるかも
- 70二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 16:29:11
ウォーハンマー×ブルアカハーメルン支部です。
ようやく二話目が投稿できたぞ!
こちらのスレのSSもたのしませてもらってます! - 71プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 20:02:38
>>62の続き
「はあぁん?なーんでこんな奴を乗せなきゃならないんだよ!?」
タイタスの指示にウルファが食って掛かる。
「心配は無用だ先生。このダメ飼い主がいなくても一人で切り抜けられる」
「あぁん!?」
スオウの一言多い拒絶にウルファはカチンと来て食って掛かる。
「言ってくれるなぁ!そ~ゆうお前さんはティーンチモドキにだまくらかされてセンセーに挑んで、ホーマゴーントの如く捻り潰されたようだがなぁ」
「なんとでもいえ。少なくとも私はお前より強い」
スオウとウルファは頭突きが直撃するであろう間近で、一触即発の睨み合いになる。
(失敗だったか………?)
タイタスがやはり自身が行こうと思った時
「止めなさいッ!!」
ケルストロスが二人の後頭部を掴んで、二人の額を猛スピードでぶつけた。
「キャン!?」
「ぐぁッ!?」
二人は目眩と耐え難い激痛に、その場にへたり込む。
「ウルファ!あなたはアスタルテスでしょ!?成すべき事に専念しなさい!」
「スオウ!あなたは先生から二度目のチャンスを与えられてるのよ!それを喧嘩で無碍にするつもり!?」
ケルストロスの説教に二人は無言で縮こまった。
- 72二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 21:03:42
ウォーハンマー×ブルアカハーメルン支部です
ちょっとここの設定にアレンジを加えた間の小話を書いてみた
プロローグ - ウォーハンマー×ブルアカ - ハーメルンオリジナル戦団の戦団長であるアレックス・オリバー・ゴールデンがキヴォトスで先生をやる話syosetu.org - 73プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 21:13:17
「................」
快速で揺れる列車の運転席でスオウは無言で計器を操作し、その後ろのドア前でウルファが狼を撫でながらこれまた無言で座っていた。
「.......答えなくてもいいが、一つ質問だ」
沈黙を破ったスオウに、ウルファは気だるげに相槌を打つ
「なぜ、私が先生に手も足も出なかったのを知っていた?」
「....ハッ、アンタのズタズタボロボロの身なりをみれば一目瞭然だったさ」
「.........」
嘲笑をこめてウルファが返す。売り買いケンカになるだろうと思っていたウルファだが、沈黙したスオウの背中を怪訝な表情で見つめる。
「なんだ先生にボロ負けしたのが、そんなにくやしいか?」
「............」
「ま、確かにツエーよなセンセーは。おまけにルビコンを渡って、こっちに来る前のアタシたちよりもっと強くなっちまったし」
ルビコン・プライマリス。
幾千の戦いを潜り抜けてきた技量と経験はそのままに新世代の力を得るが、多くのものはその対岸に辿り着くことはできない試練。その試練を乗り越えたタイタスに、今更ながらウルファは羨望と軽い嫉妬を覚えていた。
「.........わたしにもあれだけの強さがあれば......」
「やめとけやめとけ、あんたはどーせケイオスのごとく闇落ちするのがオチさ」
「ッ!」
ウルファの容赦ない物言いにスオウは振り向き、怒りの念を抱いてウルファを睨む。
「それに、センセーの強さはそこじゃあねーぞ」
「なに..........?」
「たとえ一人になっても、たとえ圧倒的劣勢でもその責務をやり遂げる。それがセンセーの強さ、さ」
事も投げに言い切るウルファにスオウは目を丸くし言葉を失った。 - 74プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 21:59:27
カイザーは頑丈な防衛線を構築していた。
列車どころかネズミ一匹通さないように、土嚢で陣地を作り、重火器がその威力を十二分に発揮できるよう効果的に配置されていた。シャーレ”先生”タイタスの猛威とデスガードから受けた軍事教育という薫陶。その二つが合わさった結果がこの陣地だった。
すでにカイザーの列車が鹵獲されたという最後の断末魔の無線を聞き、やがて訪れる脅威に兵士たちは油断どころか気を休める時間もない。
「来るぞ!」
列車の地鳴りと駆動音が、空中を響かせるのを感じ取った隊長格が指示をだし、兵士たちが迅速に配置につく。
やがて兵士たちの前に猛スピードで迫ってくる一両の先頭車が見えた。
「き、来た。撃て!」
”シャーレの先生”という誇大化した恐怖に兵士の一人が命令もなく撃ち始め、それにつられて兵士たちも撃ち始める。
大口径のマシンガン、迫撃砲、対戦車砲が唸りを上げて、列車に集中する。
「まて、撃つな!撃ち方止め、撃ち方止め!」
血相を変えて隊長が叫んだ時。
「パヒャヒャ!いっけー!」
「全弾、はっしゃー」
その先頭車の、後続から来た列車の屋根に付いた砲台に載ったノゾミとヒカリが叫びながら、ロケットランチャーをカイザーの陣地めがけて発射した。 - 75プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 22:46:11
「おい、急げ!」
線路から外れて擱座した車両の運転席からウルファと狼、そしてスオウが脱出する。
「乗れ!落とされるなよ!」
最初にスオウをオオカミに乗せ、次にウルファが乗ろうとしたが
「ッ!」
肩に機関銃の大口径弾を受け、ウルファが大きくよろめき、膝を着く。
「ちッ!行け!」
「・・・・・・!」
うなだれながらも、自分を見捨てて行けと叫ぶウルファに、スオウは何を思ったか、オオカミから飛び降りウルファに肩を貸す。
「バカッ!何やってるの!」
「うるさい!」
二人はなんとかオオカミに乗り、タイタス達が乗る列車に向けて走り出す。
だが、戦線を突破した列車は二人を置いて進もうとしている。
「バーカ。アタシを放っておけば、乗り遅れなかったのに」
ウルファが自嘲気味に呟いた時、予想外の事が起きた。
ヒカリとノゾミが操る砲台が新たにロケット弾を斉射するなか、巨大な人影が列車から飛び降りスオウ達に向かってくる。
タイタスだ。 - 76プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 22:58:44
タイタスがスオウとウルファが乗った、サンダーウルフを両手で抱えて列車に飛び乗った頃、少し離れた場所では、5
つの人影が乗った4WDが線路に沿いながら砂漠を爆走していた。
「おい!本当にこの線路で大丈夫なんだよな!?」
「ちゃんとハイランダーの連中に聞いた!間違いない!」
SOHのふたりが怒鳴りながら会話をする。
「おい!それより、もっと優しく運転しろよ!病人を運んでるんだぞ!?」
「わ、私は大丈夫だから」
「ん、ヨワヨワ病人は黙ってて」
「ひぃん」
クロコの容赦ない事実にユメは鳴き声を上げた。
おあとがよろしいので今日はここまで - 77プライマークソードのサーヴィタ25/06/23(月) 23:01:06
- 78ブラックバイパー候補者25/06/23(月) 23:50:43
SS投稿お疲れだ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
>たとえ一人になっても、たとえ圧倒的劣勢でもその責務をやり遂げる
スペースマリーン2の冒頭が正にそれだもんんな。キルチームは全員戦死、支援はなし、残存戦力はサーヴィタ―すらいないという状況で最後まで任務をやり遂げた実績持ちだからね……
ある意味では精神力が物をいうwarhammer世界で強靭な意思を持っているというのは代え難い強さを持っていると言えるかもしれない。皇帝や総主長たちも強靭な意思で問題を解決したこともあるらしいし、ウルファの認識は間違っていないのかも
そしてとうとうユメが動いた……いや、これは動かされたというべきなのかな?いずれにしても地下ピにとっては想定外の一手になりうる彼女の参加でどうなってしまうのか
- 79二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 06:11:43
地下ピが予想外の出来事に悶絶するところが楽しみだぜ
- 80二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 12:30:19
一番地下ピが嫌がるのもしかしてオルクだったりしない?予想外の権化みたいな存在だし
- 81ブラックバイパー候補者25/06/24(火) 18:48:16
基本が『出たとこまかせでドン!』なのがオルクだから確かに嫌がっていそうだ
多分だけど地下生活者から見たオルクをTRPG的に考えると『基本ファンブルばっかり、出て欲しくない時に限ってクリティカルを出すトンチキキャラ集団』になるかも
- 82プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 20:32:12
>>76の続き
「あいつら何やってるんだーッ!?」
アビドス高校にとって重要人物であるユメが療養していたはずの空っぽの病室を目のあたりにして、イオリが怒髪天のごとく叫ぶ。
ベッドには「ホシノちゃんを止めてくるから!心配しないでね!ユメより」と書置きが残されていた。
「見張りをしていた三馬鹿と黒シロコはどこ行った!?」
イオリが残っていたモブの風紀委員に詰めよるが、慌てて首を横に振り関与してませんという。
「はぁ~、面倒なことになったわね」
呆れて物が言えないような表情を浮かべて、ヒナはため息をつく。
「委員長!今すぐ追いましょう!今のアビドスは病人がうろついていい場所じゃありません!」
「追ったとしても私たちが追いつくころには、多分タイタス先生の所にいるわ」
ヒナの言葉にイオリはぐうの音もでない表情をする。
「そ、それじゃあ先生からの依頼は失敗じゃぁ」
「まだアビドス防衛の方が残っているわ。風紀委員会はその依頼に専念する」
そう言ってヒナは踵を返し、病室の出口へ向かう。
「先生には私から、連絡しておくわ」
- 83プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 21:06:59
ヒナが病室から出たころ、タイタス先生一行はカイザーの追撃部隊と激戦を繰り広げていた。
「我らは血の天使の化身なり!恐れろ、我らが憤怒を!目標10時の武装ヘリ、撃ち方はじめ!」
「目標10時の武装ヘリ!我らが憤怒を味わえ!」
銃弾が飛び交う、屋根の上でサングィニスが恐れを知らぬ毅然とした表情で、二人のターミネイターアーマーを装着した生徒に号令を下す。二人は片腕に装着したガトリング銃で激烈な対空戦闘を行う。
二門のガトリング銃の弾幕をまともに浴びた戦闘ヘリは、エンジンから火を吹き急速に落ちていった。
ブラッドエンジェルたちは列車の最後尾で戦闘をくりひろげており、そこから2両先の中央では対策委員会とタイタスが右側を併走するカイザーの列車部隊と銃撃戦を繰り広げていた。
「んッ、先生リロードする!」
「分ったシロコ!ノノミはあの盾を装備したオートマタを制圧射撃、セリカは前方車両からくる増援を狙撃しろ!」
そして先頭車両ではヒカリとノゾミが砲台を縦横無尽に動かし、待ち伏せしているカイザーの車両部隊にロケット弾と4連装大口径機関砲の猛射をあびせていた。
「パヒャヒャ、これなら30分で着きそうだ!」
「うてー、いけー、全速力でゴー」
そのさなか、スオウは列車を操縦していた。
「まったく、今日はツイてないよもー」
その後ろでウルファが背中を撃たれて出来た青あざの場所を、ケルストロスがシップを貼っていた。
「おい、スオウ。はっきり言ってアタシはアンタが嫌いだし、アタシの方が強いけど、助けてくれたことは礼を言っておくからな」 - 84プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 22:11:15
「タイタス先生、聞こえる?」
「ヒナ委員長か、なにか問題が?」
ヒナからの無線にタイタスはボルトガンで兵士を狙い撃ちながら、「問題」が起こったのを察した。ヒナはキヴォトス屈指の実力を持ちつつ、独自の判断で臨機応変に物事にあたれる。そんな彼女がわざわざ連絡を寄越したのだから、並々ならない事が起きたのかもしれない。
「さっきアビドス元生徒会長の梔子ユメとSOHの三名、そして色彩襲来時に来訪したシロコが消息をたった。書置きにはホシノを止めに行くと書かれているわ」
「なんだとッ!?」
タイタスは驚きの声をあげる。
「残念だけど、私が追うには時間がかかる。先生たちで対応できるかしら」
「.........五人に関してはこちらで対処する。ヒナ委員長は引き続きアビドス防衛を頼む」
少し溜息を含みながらタイタスは言った。
「分った。それと少し話せる?列車砲..........いえ雷帝の遺産”シェマタ”について」
「雷帝の遺産?」
小耳にはさんだことしかない単語に、タイタスは怪訝な呟きを吐きながら、敵兵士の頭を撃ち抜いた - 85プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 22:33:26
今回のゲヘナ風紀委員会の派遣を決定したのは、タイタス先生から”アビドス救援要請”に応えた以外にも理由があったから。
それは”雷帝の遺産”である列車砲の破壊。
ゲヘナの暴君と呼ばれた彼女の置き土産は、何度もキヴォトスを危険に晒してきた。私たちは雷帝の遺産をひとつ残らず破壊しなくちゃいけない。
まさかアビドスにも存在するとはおもわなかったけど。
でもアビドス対策委員会とタイタス先生がいればなんとかなるのは自明の理だった。
小鳥遊ホシノもわかっていたはず........でも彼女は止まらなかった........いや止まれなかった。
この件に梔子ユメが関わってると思ったから。
ホシノは今も病床にいて苦しんでいるユメの意思を守りたいと思っている。鉄道の権利を取り戻したのは、列車砲を破壊することだと決めつけて。でも実際のところ、彼女は列車砲の事を知らなかったはず。当時から雷帝の遺産を追っていた、私とマコトでさえ知らなかった。
彼女はただアビドス生徒会とネフティスが共同で自治区を復興させようとした証である「砂漠横断鉄道」を残したい、守りたいと思っただけ。 - 86プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 23:02:11
「いまホシノは”一人で守らなくちゃいけない”て考えている。もちろん私も先生も偶にそんな考えになるから、堂々と人様に間違ってると胸を張って言えないけど」
「.......ホシノを叱るときは自分に返ってこないように控えておく」
ヒナの「私たち三人似た者同士」発言にタイタスはため息交じりに、自身が半人前教師であることを肯定する。
「でもホシノは最後まで逃げずにアビドスへ残った。私よりも強い。それだけ守りたいものがある証拠よ」
「......そうだな、俺にも.......いや俺たち”アスタルテス”にもわかる気がする」
ここキヴォトスで生徒にとっての居場所ひいては帰属意識の向ける先は、仲間たちがいる学校ひいては部活であり、それはスペースマリーンにとっての戦団と同じようなものだ。
ホシノは仲間や後輩たちがいるアビドス校のためにすべてを捨ててでも、列車砲を破壊しようとしている。たとえ勘違いだとしても頭ごなしに叱るべきではないと思った。
「ヒナ委員長。感謝する。ホシノとユメは俺に任せろ」
「どういたしまして」
「委員長にはキヴォトスに来てから、借りをもらってばかりだ。........もし次に雷帝の遺産を見つけたら、連絡してくれ。その破壊に協力する」
「先生...........ありがとう、その時は手伝ってね」
それを最後に会話は終了し、タイタスはおもむろに兵士の腕をボルト弾で吹っ飛ばした。 - 87プライマークソードのサーヴィタ25/06/24(火) 23:11:49
列車砲の周囲には続々とカイザーの戦力が集結してきた。
ジェネラルが手中に収めた砂漠横断鉄道を効率的に使用し、列車でありとあらゆるカイザーの戦力を運ばせている。
「プレジデントも大盤振る舞いですね」
ジェネラルの傍らにいた兵士がボソっと呟く。あまり褒められた行為ではないが、ジェネラルは無視することにした。
(.......確かに大判振る舞いだ。だがこれではカイザーが傾きかねない.......それだけプレジデントは本気な分けか)
「もまなく、先生がここにきて鉄道は利用できなくなる。今のうちにありとあらゆる兵器を運べ!」
「はっ!」
その時ジェネラルの横を列車が通過したが、気にも留めなかった。
その中にホシノが潜り込んでいることに
おあとがよろしいので今日はここまで - 88タウ帝国指揮官候補生25/06/25(水) 00:02:49
SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
二日ぶりにここに来たらユメ先輩が病院脱走してたりタイタス達にカイザーがやられてたり話が進んでて驚きました
このクロスSSは双方が原作より人員・物資共に恵まれている状況なので今後の展開がどうなるか予想がつかないから読んでて楽しいですね
原作もギリギリの駆け引き的な面白さがありますが、こっちは時折無双モノに近い面白さも同時に存在しているという
ただでさえこのキヴォトスは色々無茶苦茶なことが起こってるのにこれ以上自分の想定外の事象が起こったらクロコや先生が手を下すまでもなく勝手に発狂して憤死しそう
- 89ブラックバイパー候補者25/06/25(水) 00:29:59
SS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
最初はカイザー相手にいつもの無双、ハイランダーを添えて。そして同時にヒナから通信が入電したけど……内容が内容だけになんかしっとりした印象を受けてしまった。でもそれはクロスしているが故の化学反応である意味醍醐味だから、原作にない形になるのは当然だ - 90二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 07:59:10
しっかり忍び込んでるホシノ……うん、こわい!
- 91二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 15:20:50
ネルあたりはフルアーマータイタスを気に入りそうだなって
- 92プライマークソードのサーヴィタ25/06/25(水) 21:10:31
>>87の続き
「デスガードは列車砲周囲に展開。また数人でメインシステムを防衛するんだ。まもなく改良型ゴリアテが輸送される。人員は準備せよ!」
ジェネラルの命令にデスガードたちは、頷き周囲に散らばっていく。
列車砲周囲にデスガード生達とSOFが急場で作られた陣地の配置につく。彼女たちはカイザーの最終防衛戦力だ。ここを突破されれば列車砲はカイザーの手中から離れる。ジェネラルは要として彼女たちを置いた。
ジェネラルは周囲でせわしなく動く自身の私兵たちにふと違和感に気づき、おもむろにデスガードの一人に声を掛ける。
「おい、貴様休憩はとったか?」
「は、........はい、先ほど取りました」
「それにしては随分と足取りが緩慢だが?」
「...........お言葉ですが我々はデスガードの名を背負ったアスタルテス。戦闘で後れを取ることはありません」
その侮辱は許さんぞ、とゴーグル越しからデスガードはジェネラルに強く睨みつける。その光景にほかのデスガード達も手を止め、修羅場を遠目から見つめる。
重く、殺気だった沈黙が周囲を支配したが、やがてジェネラルが耐えきれなくなったかのようにため息を吐く。
「どうやら私の勘違いだったようだな。一人だけ動きの違う者がいたから、おそらく潜り込んだスパイだと思った」
「はっ?.......ジェネラル、それは勘違いが過ぎます!」
そのデスガードが非難を露わにするが、周囲の張り詰めた空気は急速に緩んでいく。
「すまないな、どうか私の顔を立てて許してくれ婆さん」
「........しょうがないなー、まぁこのババ心に免じて許してやるわ~」
しょうがないとお道化るデスガードに、ジェネラルはおもむろに拳銃をホルスターから抜いて、そのデスガード兵の頭を撃った。
「老人呼ばわりをネタにしているのはピュートリファイヤーだけだ」
- 93プライマークソードのサーヴィタ25/06/25(水) 22:02:07
唐突な、ジェネラルの私的制裁。だが予想外の方向から報復が成された。
突如遠方でマズルフラッシュが光り、ジェネラルが頭部を殴られたように、吹っ飛ばされる。
「銃声!どこから!?」
「じぇ、ジェネラルを取り押さえろ!撃たれた奴も介護するんだ!」
数人のデスガードがジェネラルを取り押さえ、他のデスガードが倒れた仲間に近づく。
「おい!しっかりしろ!」と勢いに撃たれた同胞のヘルメットとマスクを剥ぐが。
「!?こいつ仲間じゃないぞ!」
見知らぬ顔に驚愕の叫びをあげたDG生徒を、撃たれた生徒が強引に突き放し逃げようとするが重装備ゆえにうまく離脱できない。
すぐさま身軽なSOF兵が、その生徒を転倒させ拘束しようとするが、再びマズルフラッシュが光り、兵士を撃ち倒す。
「あの高台だ!戦車砲を撃て!」
巡行戦車が砲塔を旋回させ、砲弾を発射。マズルフラッシュの発生地点に着弾する。
「ジェネラル!」
「慌てるな!........そのネズミを拘束しろ!」
DG兵が倒れたジェネラルを引き起すと、彼はそのネズミ........アルファレギオン生徒を指さし、命令した。 - 94プライマークソードのサーヴィタ25/06/25(水) 22:41:14
幾千ものカイザーの残骸が転がる分岐駅でタイタス達は駅内の管制室に入り、列車の進路を変更していた。
「これで大丈夫のはずです」
タイタス達の列車が”生徒会の谷”へ向かう線路に進むのを確認してアヤネが言った。
「.......ですが、私たちが来る前に多数の列車がここを経由しています。推測ですが多分カイザーでしょう」
「アヤネの言うとおりだ、奴らは”谷”に大多数の兵力を集結させている」
アヤネの言葉にタイタスは同調し、思案顔になる。
「..........作戦がある」
おもむろに、タイタスは言った。
「カサエランとスオウはダリウスのヘリに乗れ。サングィニス閣下と俺はハイランダーの列車に乗って正面からカイザーと戦いひきつける。ヘリ部隊は俺たちがひきつけている間に、列車砲の確保。対策委員会はホシノをさがせ」 - 95プライマークソードのサーヴィタ25/06/25(水) 22:56:28
フィールドは整った。
駒も揃った。
後は五つ目の攻略法「小さな傷が致命傷となる」
それが発動すれば、小生の切り札が発現する。
その時..........先生には選択してもらいましょう。
「死」を体現するものとして
...............まぁ六つ目の攻略法を鑑みれば、「結末」はわかっていますが。
おあとがよろしいので今日はここまで。
ジェネラル........私すら知らぬ間にジェネラルとデスガードの独特な上司部下関係が構築されています。 - 96プライマークソードのサーヴィタ25/06/25(水) 22:58:16
- 97二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:09:31
ss投稿お疲れ様でしたの祈祷を実行
ジェネラルとデスガードの距離感が良い味を出してますねぇ…… - 98タウ帝国指揮官候補生25/06/25(水) 23:39:46
SS投稿感謝します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ
タイタス副官と原作生徒達同様に元デスガードとジェネラルも信頼関係を築いてますね
そして地下生活者は相変わらずですね、彼の攻略法()がどう無茶苦茶に破壊されるか今から楽しみで仕方ないです - 99ブラックバイパー候補者25/06/25(水) 23:56:59
SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
いくら潜入が得意なアルファレギオンでも仔細を知らなけばバレるよなぁ。そしてバレたのはデスガードをよく見ていたジェネラルが鎌をかけたから。ある意味ではキヴォトスに馴染んでいるとも言えなくないかも。カイザーと信頼関係を築けていたから成り立つものだから、ほかのマリーンやミリタルムとかはダメだろうな
さて、地下ピの方は着々と自分の想定に持っていっているようけど、勝手にユメを連れだしたクロコと元SOHたちで盤面がひっくり返りそうな気がするな。ほとんど視点がタイタス先生とホシノに集中しているようだし…… - 100赤い水兵25/06/26(木) 02:01:43
深夜から、投稿お疲れ様です。ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ。
なんとなくだけどここのジェネラルはコミッサーに見える。 - 101二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 10:12:27
保守のバイナリ祈祷を実行します万機神に永遠の栄光あれ
11100100 10111111 10011101 11100101 10101110 10001000 - 102二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 14:42:43
ジェネラル「一般デスガードはそんな事言わない」
(発砲) - 103赤き水兵25/06/26(木) 16:29:57
思いつきでssを書きます。
どこかの湾港にて、
???「フッフッフ・・・ついに完成したぞ!」
???「そうですね。艦長。」
???「艦長じゃない提督だ!」
湾港にて、提督と自称している軍帽子とヴァレキューレの制服を着ている生徒と、普通のヴァレキューレ制服を着た生徒が会話していた。その2人の目の前には無駄に豪華でゴシック調の教会みたいな建物が建っている戦艦クラスの軍艦が佇んでいる。
???「最近海でレッドコルセアが暴れているらしいからな。この軍艦『皇帝の青春(仮)』を使って、賊共を捕まえて、我々インペリアルネイビー隊の名をあげてやる!そうすれば私もいつかヴァレキューレ警察内でナンバーワンに・・・!」
元インペリアルネイビー生徒(クルー)「提督〜この船ってヴァレキューレに黙って作った船なんですよね。大丈夫ですか?」
元インペリアルネイビー生徒(自称提督)「ハッハッハ問題ない。成果を上げれば帳消しにできるからな!」
元インペリアルネイビー生徒(クルー)「後今更ですけど、カンナ局長があと10分で来ますよ。」
元インペリアルネイビー生徒(自称提督)「何ー!!コミッサーカンナが来るのか!?何故もっと早く言わんのだ!?ええぃ、ここまでの努力を無駄にするものか!野郎ども完成パーティーは後にして今すぐ出航だ!!!」
クルー達「アイアイサー!!」
こうしてレッドコルセアを討伐(非公認)をするため、一つの大きな軍艦が出航した。 - 104赤き水兵25/06/26(木) 17:44:49
補足 軍艦の製造と設計はメカニストとエンジニア部が協力しました。
補足の補足
エンジニア部に関してはセミナーの許可を得ずに協力しています。 - 105ブラックバイパー候補者25/06/26(木) 18:04:04
SS投稿乙だ、ブラザー・赤き水兵!
オデュッセイアにも独自の武装組織があるとは思うけど、ヴァルキューレの管轄云々を考えればこういったのは確かに必要かも。レッド・コルセアという海賊被害が出ているし、一々シャーレに応援要請なんてできないし……
ただまぁ、戦果を挙げて事後承諾されても勝手に作ったことの罰としてエンジニア部も含めてタイタス拳骨が降ってくるな。……あれ?エンジニア部製?なんか仕様書に入っていない変な機能追加されてない? - 106二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:44:08
SSありがとうございます!!ブラザー赤き水兵!!!!
艦長ではなく提督…さては提督、戦果を挙げたあと追加で建造して艦隊組む予定だな
にしてもカンナ局長がコミッサーか(レマンラスやベインソードに搭乗した姿を想像).....確かにコミッサーだ - 107タウ帝国指揮官候補生25/06/26(木) 20:53:47
SS投稿感謝します、ブラザー・赤き水兵
エンジニア部・・・あっ(察し) - 108プライマークソードのサーヴィタ25/06/26(木) 21:46:29
SS投稿ありがとう!ブラザー・赤き水兵!
ぶ、ブルアカ本編で影も形もない海運関係が、40Kオリキャラたちで補強されている・・・・・
戦艦「Emperor The Springtime of Life(エンペラー・ザ・スプリングタイム・オブ・ライフ)」ですか........アリですね。
あと本日の投稿はお休みです。
- 109ブラックバイパー候補者25/06/26(木) 22:52:28
季節は夏!……まだ梅雨明けしてない?知るか、水着イベが出たんだから夏なんだ。夏と言ったら夏だ
とにかく夏ということでエンペラーズチルドレンや元デモネットなど元スラーネッシュ関係生徒は
『この日のために磨き上げた肉体美!』
と言わんばかりに仕上げた身体を見せつけるような水着を着てきそう