- 1二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:52:09
- 2二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:55:03
- 3二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:56:56
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:04:41
以前あった別のスレ主さんのカプスレ
【CP&閲覧注意】エグザベ×マチュを語るスレ|あにまん掲示板ロッカー閉じ込めから始まったエグザベとマチュのCPを語るスレbbs.animanch.com【CP&閲覧注意】エグザベ×マチュを語るスレ2|あにまん掲示板ロッカー閉じ込めから始まったエグザベとマチュのCPを語るスレ。×でも+でも可、おすすめのスレを紹介するなど話題は自由。他CP、キャラ叩きはご遠慮願います。bbs.animanch.comこのシリーズのスレで4スレ目
別スレ主さんの2スレを足すと通算6スレ目です!
ありがとうございます
(表現がわかりづらくなったので書き直し)
- 5二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:41:25
立て乙です!
- 6二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:50:55
たておつ!
エグマチュの可能性を信じろ - 7二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:59:04
おつありです
やっぱり何か良いと感じるこの組み合わせ
ゲームとかでIF見たい… - 8二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 00:41:28
やはり基本たる6歳差同級生の味
- 9二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 00:52:34
立て乙です!
エグマチュをもっと語りたい… - 10二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 01:42:29
- 11二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 01:57:08
鮮やかすぎる身のこなしw
- 12二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 11:01:00
(コイツ…女の子連れ込むの手慣れてるな…?)
ロッカー事件を思い出しと勝手に妄想して勝手に不機嫌になるマチュ - 13二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:16:38
- 14二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:55:06
- 15二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 00:16:09
やっぱり好きだ…
ケンカップル感本当に強い - 16二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:41:55
デコボコ感もifを見たいと思わされてしまう理由かなぁ
なんか刺さる - 17二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:15:57
スレ立て乙です。祝4スレ目。
前スレから書いてたジークアクス幻のエグザベルートの続きです。時系列的にはエピソード3予告編からの続きです。初めての人の為にざっくり解説すると、もしシュウジ、ニャアンの危機にマチュがリベリオンせずエグザベに協力をもとめていたらとういう設定で書いてます。気になった人は前スレ覗いて下さい。
────────────────────────
連邦領内は想像より荒れていた。ここは直接戦場になった地域ではないはずだが、あちこちに弾痕や爆発の後があった。食いつめた連邦兵や帰還できなかったジオン兵が山賊化してモビルスーツで略奪を行う事もしばしばだという。戦災孤児として、ジオンの軍人として思うところがないわけではない。とはいえ今は任務中だ。余計な感傷は一先ずおいておく。
「ここでまた2手に分かれて情報を集めましょうか。エグザベ君、マチュ君をお願いします。」
中佐は徹底して僕にマチュを任せるつもりらしい。マチュを中佐に預けたくはないが、中佐の腹も探っておきたい。ここはひとつ───
「(コモリ少尉、今日アマテ軍曹の面倒を見てやってくれないか。男の僕には話にくい悩みも──)」
「(いやよ、あんな恩知らずで世間知らずで礼儀知らずの面倒みるとか。エグザベ君が拾ってきたんだからあなたが責任持って世話しなさい)」
コモリ少尉に子守りを頼んでみたが、にべもなく断られてしまった。捨ていぬ拾ってきた子供みたいな言われ方だな。仕方ない別の機会を探るか。
───────────────────────────
マチュから聞き出せたシュウジ・イトウの情報は、キラキラ?の落書きとガンダムに執着している事と、地球に薔薇?を探しにきたこと。ガンダムを手放さないなら、どこかで補給や整備を受けるためにジャンク屋に接触している筈だ。
僕たちは連中が集まっているという区画に訪れていた。通信インフラも未整備なここでは情報は足で稼ぐしかない。
「いいか、アマテ軍曹、絶対に勝手な行動はとるなよ」
「…了解。エグザベ少尉殿。」
「リョウカイ、リョウカイ。」
マチュは認識を改めてくれたのか表面上は渋々従う様になってくれた。まあ、全く油断はできないが。
「あそことか話聞けそうじゃない?」
マチュが眼をつけたのは酒場だった。まだ日も高いのにネオンを照らして営業中らしい。 - 18二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:19:48
続き
「こういうとこ一回いってみたかったんだよね。流れ者の主人公が酒場のドアを開けると、荒くれ達が一斉に眼を光らせてさ。酒を頼むとミルクを出されて嗤われるんだよね。そんで主人公が挑発すると喧嘩になってさ…」
「そんな事現実に起こる訳ないだろう。」
チープな映画みたいなシチュエーションを眼を輝かせて語るマチュ。危険に惹かれるのは変わらないらしい。とはいえ酒が入れば口が軽くなるのは確かだ、地球でも変わらないだろう。
「僕がいく。君は向かいのドラッグストアで話を聞いててくれ。」
「大丈夫?ひとりで。」
「問題ない。サイドシックスでもそうやってジークアクスにたどり着いたんだからな」
「…………」「エグザベ、ウソツクナ」
なんだその顔は…嘘はついてないぞ。
────────────────────────
入って3分で殴られて放り出された。なんて連中だ。殴られた頬をさすっている横を、マチュが通りすぎる。
「いま、私のマブ殴ったの誰ですか?」「ダレダ!ダレダ!」
待て待て待て、なにをする気だ?勝手をするなといった筈だろ! - 19二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 19:45:39
保守
- 20二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 19:46:59
- 21二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 02:22:27
- 22二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:06:20
>>18の続きです。
1拍置いて下品な爆笑が起こるがマチュは動じない。
「誰?」
「勇ましいお嬢ちゃんだな。そこのモヤシよりよっぽど強そうだ。この俺d──ぐふぅ!!」
重量のある大ジョッキが男の顔面に突き刺さる。筋力を補う為、ハンマー投げの要領で遠心力により加速されたジョッキが相手の急所を正確に捉えた。動きが無駄が無さすぎて止めるタイミングを逸した。暴力に躊躇無さすぎだろ!
「てめぇ良くも頭旦那を!!」
「女子供だと思って甘く見てりゃ、てめぇ!」
「相手はたった1人だ、取り囲んでやっちまえ」
「……」「コイヨ!コイヨ!」
男たちはいきりたつが、無言で睨み付けるマチュにびびっていた。扇状取り囲んでいるが、先陣を切る度胸のあるやつはいないようだ。どうするつもりだ、とマチュに目配せするが、どうしようか?目で訴えられた、考えなしかよ。殴られたから殴って、殴ったから殴られて、それで本当に最後は平和になるのかよ……
「ちょっと待ってくれ。僕たちもジャンク屋なんだ。君たちとはお仲間だr──ッ!」
「!」
なんとか場を丸く収めようと割って入ったら、再び殴られた。不味い、口火を切らせてしまった。多勢に無勢だ。もう不意打ちも効かない。なんとかマチュだけでも逃がして──もう駆け出していた。僕を殴った相手に向かって。横顔が凛々しくて綺麗だった。おい…。
「楽しそうですね。私も混ぜていただいて宜しいですか?」
「なにをしてるのあなた達!ケンカはやめなさい!!」
騒ぎを聞きつけたらしい中佐とコモリ少尉が駆けつけて…、その後は良く覚えてない、マチュに後ろから殴りかかろうとした男を押さえようとしたまでは記憶にあるが、殴られすぎて頭がくらくらしている。
- 23二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:13:12
続き
「ヒゲマン強いね。あんなにケンカ強い人初めてみた。」「ツヨイ、ツヨイ」
「これでも戦争帰りですからね。粗っぽい戦友相手に喧嘩はしょっちゅうでしたよ。」
「エグザベは弱すぎ。コモリんですら1人2人投げ飛ばしてたのに。」「ヨワイ、ヨワイ」
「コモリ君は華やかな見た目に似合わず強いですよ。私のボディガードもしてもらってますからね」
「へー、今度教えて貰おうかな。」
「真っ平御免よ!全くこの蛮族どもは……」
3人の会話で意識が戻る。どうやらコモリ少尉が手当てをしてくれているらしい。
「マ…、アマテ軍曹、怪我はないか?」
「エグザベが代わりに殴られてくれたから平気だよ。ありがとね」
「あなたは、まず、ごめんなさいでしょ!!だいたい─」
「怪我がないなら良いんだ。本当に良かった…」
「「……」」
毒気を抜かれた様に2人が沈黙する。沈黙を破って中佐が声をかける。
「エグザベ君もこっちきて、一緒に飲みませんか?皆さん楽しい方ばかりですよ」
「おー兄ちゃんもこっちきてのもうぜ。出会いに乾杯だ」
「この怪我で酒飲まして良いワケないでしょこの蛮族ども!!!」
「ジュースもあるから大丈夫だよ。コモリんは真面目すぎ。」
「あーもー、やってられっかー!飲む!私も飲む!!!」
「酒もつえーなー、姉ちゃん。どうだ俺とのみくらべしねえか。投げ飛ばされたリベンジだ」
「全部あんたの奢りよ!」
深夜まで宴は続いた、酔いつぶれて全員寝てる中、素面だったマチュと僕だけが残っていた。 - 24二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:18:55
もひとつ
「ねぇ。やっぱり怒ってる?」
「怒ってないといったら嘘になるな、荒っぽいだけの連中だったから良かったが、もっと危険で陰湿な相手なら命だって危なかったんだ。中佐とコモリ少尉がきてくれなかったらどうするつもりだった?」
「やる前にヒゲマンとコモリんにはメッセいれたし。」
「君のおかげで余計に殴られたんだが」
「……エグザベ優しすぎ、本当は強いんでしょ。何で殴り返さないの?」
嘘でもいいからごめんなさいといってくれれば話を終わりにできるんだけどな。どうするか…。暫し沈黙が支配する。
「僕は難民でね。戦災孤児というやつだ。運良くジオンに拾われる迄こんなことは日常茶飯事だった。」
「ふーん」
「……殴り返せばまた、殴り返される。孤児仲間が狙われる事にもなりかねない。僕が我慢すれば丸く収まる。君が言う"ロックじゃねえ"ってやつだ。染み付いてるんだろうな。」
「おかしいよそんなの」
「そうだな、マチュ、今日はありがとう」
「お礼言われるようなことしてないよ、エグザベ殴られて腹立ったからやっただけ」
「言うさ。あの頃そんな人はいなかった。心の奥で泣いてた自分を見ぬふりしてた僕の代わりに君が怒ってくれた。おかげで救われた。」
心を写すかのように夜空は綺麗で、心地よい夜風が吹いていた。
…寝たふりしてこっちを探ってる中佐と目があった。助けに入ったタイミング的にずっとみてただろ。なに考えてんだこの人は? - 25二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 09:08:08
- 26二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 13:45:25
- 27二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:06:21
お互いの正義がぶつかりあって本気でぶつかる2人がみたい。散々やりあってスッキリした後、仲直りにニャンニャンする2人はもっとみたい。
- 28二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 03:36:01
- 29二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:07:49
のどかな口論からシームレスにセに入る日常
- 30二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:33:42
お嬢さん相手だとエグザベ君も本気のレスバしてしまいそうな感じがある
ハロに必死ダナって言われる - 31二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 01:04:21
- 32二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 05:07:04
エグマチュ気ぶりおじさん!?
- 33二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 11:11:07
おじさん…何者なんだ?
- 34二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:53:56
まあジークアクスネームドメインおじさんであるところのシャリアは一人で良い空気吸ってるだろうな
エグマチュルートだと - 35二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:50:33
ラブホ一泊ハプニングとか起こって欲しい。マチュが「絶対!!ここから先はみ出して来るな!」とか言っておきながらいつの間にかマチュの方から引っ付いて寝てそう
- 36二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:13:34
一晩中理性と戦い続けるエグザベくん…
- 37二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 08:14:39
理性と戦うエグザベ君も新鮮でいいな
「これはどう考えても振りだろ、誘ってるだろ。いけエグザベ・オリベいま飛び出さないとないと一生先進まんぞ!」 - 38二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 08:45:55
カップルを装って潜入捜査させたい
- 39二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 12:38:41
ちゃんと装わないとね!
カップルだからね! - 40二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 15:20:06
- 41二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:19:40
難民街も軍艦の脱走も臆さないマチュがカバスの館だけおっかなびっくりだったから、こういう雰囲気にちょっと臆してしまって無意識にエグザベくんの服を掴んでそう
- 42二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:40:49
- 43二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 00:15:51
- 44二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:33:32
作戦会議後、若い女子を食い物にする不良青年を完璧に演じるエグザベ君と豹変した恋人に怯え混乱するお嬢様をほぼ素のリアクションでこなすマチュ
- 45二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 11:18:33
>>24の続きです
翌日二日酔いのコモリんをヒゲマンに預けて、エグザベと2人で朝ごはんを食べる。屋外で薪や炭を使って料理しているので香ばしい匂いが溢れている。
「朝から屋台に出向かんでも、糧食(レーション)で良かっただろ?」
「折角だから、本物の屋台の味堪能したかったんだよね。」
煙が充満しちゃうコロニーじゃこの雰囲気は味わえないもんね。狭いテーブルには所狭しと料理が並べられていた。頼みすぎたか?まあ、エグザベたくさん喰うからいいだろ。私は串に刺された牛肉にそのままかぶりつく。
「本物が良いと限ったものじゃないぞ。お嬢さん」
「ホントだ。筋ばって固った!…これあげる。卵と鳥のスープ貰うね。」
「顎殴られた人間に固い肉喰わせるな。アマテ軍曹が責任もって処理しろ。」
うーん、筋張った肉は煮込めば旨いって家政の授業で先生が言ってたな。
「……包んで持ち帰って船のキッチンで残り物の野菜と一緒にと酒で煮込めば食えるかな。塩はあるし、酒は…ヒゲマンの赤ワイン使えばいいか」
「やめてさしあげろ。…でも旨そうだな、できあがったら僕にも食わせてくれよ」
「いーけど、…食べるなら手伝ってよ。あっ、メール。」
連絡が入った。昨日のジャンク屋のおじさんから知り合いがそれらしい2人組みを見たらしい。
「なぐられ損にならなくて良かったね。次もがんばって♡」
「キタイシテイルゾ」
「バカにしているのか」
さて、ご飯を食べたら早速出かけるとしよう。
- 46二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 11:22:50
続き
「ここだね」
周辺の住民によるとこの建物から車で逃げた2人が目撃されたらしい。今はシャッターは真新しいチェーンと南京錠で施錠されている。住んではいるようだ。ドア前に立つエグザベがインターホンを鳴らすか躊躇しているようなので代わりに押してあげる。
「おい!まだ準備が」
「ビビってんなよ。大丈夫だって」
返事はない。ドアレバーをガチャると扉はあっさり開いた。
「開いてるよ」
「いけと?」
「少尉殿が怖いなら代わりにアマテ軍曹がいってあげてもいいけど」
「誰が怖いといった。ここで待ってろ」
エグザベがドアを開けて慎重にドアを開けた。入ってとは言ってないのに単純なやつだ。やがて、小動物の吠え声とエグザベの悲鳴が聞こえてきた。はずさないなぁ。
中を覗き混むと黒いなにかが飛びついてくる。すんで捕まえて顔を近づけたら鼻を舐められた。黒いポメラニアンだった。どっかでみたねアンタ? - 47二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 15:30:09
エグザベ君犬に吠えられそう、て言うか動物全般に嫌われそう(作者並感)
- 48二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:49:36
小動物に舐められがちなエグザベくんほんと好き
そういえば中の人が出てるこの販促動画(11分あたり)でマチュフィギュアの頭ぽんぽんするのが可愛かった、スレチだったらすまん
【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】エグザベ・オリベ役 山下誠一郎さん登場! フィギュアを紹介! 【バンマニ!】【BANDAI SPIRITS公式】
- 49二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:52:25
- 50二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:45:10
- 51二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:37:52
このレスは削除されています
- 52二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 01:05:49
- 53二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 07:44:34
>>45の続き
「げっ、今度はマチュ?!どうしてここに?!」
「ジェジーじゃん。あんたも地球にきてたんだ。元気してた?」
今度はってことは、前にもここに知り合いが誰か来たってことね。
「ここに誰かきたんでしょ、話聞かせてよ。」
「おめぇに話すことなんかねぇよ!」
「いいの?あんたの大事なポメは預かっているぞ。ほら、ポメお肉食うか?油ぎってて旨いぞ、塩も効いてるぞ」
「得体の知れない肉を食わすな!」
知っているぞ。おまえがポメの前でだけにやけた面を見せることはな。
「騒がしいな、どうした?」
「あ!マチュ」
ナブとケーンもでてきた、皆さんお揃いで。
「アンキーどこ?話聞きたいんだけど」
- 54二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 07:47:41
続き
アンキーの話では、あの巨人のテロ事件の後、バックレたアンキーたちはジオンとサイド6の手が及ばない地球連邦領で新しい事務所を借り、諸々資財を買い漁ったがニャアンらしき少女にトラックごと根こそぎ持っていかれたらしい。
「ざまぁ」「ザマァ、ザマァ」
「ちっ、うるさいよ。でも、まあそうかもね」
珍しく殊勝だね。
「今度は情報売らなかったの?」
「祟られたくないからね。忘れることにした。」
「アンキーらしくないね」
珍しく殊勝だね潰されても死なないゴキブリみたいな生命力が売りだろうに。それにしても祟られるって?
「あれ追うのは止めときなマチュ。バックに何か憑いてる。」
「憑いてる?」
「誰かさんたちのおかげで大分儲けさせてもらったんでね。鍵や防犯設備の整った事務所を借りたんだ、それが全部おしゃかになってこのあり様さ。」
そういってアンキーは空っぽの倉庫を見せてくれた。キラキラのアートだけが残されていた。……上から真新しいお札が貼られていた。 - 55二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 16:54:47
保守
- 56二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 17:01:10
コクピット二人羽織してほしいな
- 57二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 00:28:38
エグザベ君の手料理食べるマチュ
朝食はシリアルヨーグルトかレンチンホットドッグの無限ループです - 58二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 03:10:24
- 59二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 10:07:05
エグザベくん昼はカロリーメイト的なものだけで済ましてそうだからな…
- 60二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 10:12:05
>>54の続き
「ハッキングじゃないのか?」
「外部からシステムに侵入された痕跡がないんだ。足跡を消しても消した痕跡が残るもんさ。それがない。製造された時点で、あの日あの時故障する様に仕組まれてたとしか思えない。」
「物によってはおめぇより年上の機械がな!」
エグザベの問いにケーンとジェジーが答える。
「…なにそれ、怪談?」
「…悪霊かなんかの仕業としか思えないね。」
怖っ!嘆息したアンキーも心なしか青ざめていた。
収穫はあったが、それ以上食い下がることはできず、一旦事務所を後にする。
「どうおもう?嘘をついてるようにも見えなかったけど」
「僕にもそう見えたな。だが嘘ついてるのは間違いない。」
「どういうこと?」
「君が彼女の話に集中している間、他の連中の顔を伺ってた。情報を売るつもりは無い、そう言った時、黒服の男の表情が変わった。隠し事が苦手なタイプだ」
ナブか。そういえば一言も喋らなかったな。
「凄いじゃん、良くわかったね。」「スゴイ!スゴイ!」
「君が彼女を注視してくれたからな。僕は他をみれた。1人じゃ丸め込まれてたろう。ジオンや軍警を煙に巻いただけはある。でも騙せるのは君や僕までだ。」
「どうするの?」
エグザベはスマホを取り出して、呼び出しをかける。
「コモリ少尉。今すぐシャリア中佐にご足労願いたいんですが。」
- 61二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:45:01
- 62二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:51:13
他の女の名前を出すのが実にザベってる
- 63二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:01:35
- 64二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 02:19:55
- 65二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 02:32:57
- 66二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 09:35:18
フラナガンスクール首席、女の子の扱いは赤点
- 67二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 09:39:03
>>60の続き
「お二人の行方は知らないと?……なるほど、盗まれた荷物の中に追跡可能な端末があったんですね。セキュリティではないので壊されていなかったと。その話は、どなたかに話されましたか?……強硬派の連邦士官に受信機の取引を持ち掛けているが、引き渡しはまだですか…。で、受信機はどちらに?……そちらの棚の隠し戸ですか。あっ、今のは皆さんの視線の動きから鎌をかけたんですが図星のようですね。」
「…もういい、降参だよ。あの"ガンダム"のパイロットとその連れの情報ってことで、サンプルを見せて連邦に吹っ掛けてた所だ」
ヒゲマンがきてからはあっという間だった。一方的にしゃべり倒して全部暴いてしまった。アンキーがやり込められるのは愉快痛快だったが事態は不味い方向に進んでるようだ。
「ゲロマズ…」
「うん、シュウジとニャアンが危ない。」
「悪いけどそっちの2人はいま問題じゃ無いの。」
「はい、ガンダムが連邦の手に渡れば事ですね」
「ちょっと!シュウジやニャアンより大事ってどういうこと?モビルスーツ1機でちょっと大袈裟じゃない?」
「バカね。下手したらまた戦争よ」
戦争?なんで?
「自分もアマテ軍曹に同意なのですが…。交戦した身としては現在の戦場でも通用こそすれ大局に影響を及ぼすとは思えません。」
「このニュータイプども……。エグザベ君までそんな─」
お説教モードに入ろうとしたコモリんをヒゲマンが手で制する。
「当時既に士官学校にいた貴女と違って戦後入隊のエグザベ君に実感がないのは無理ありませんよ。しかし、先の戦争では、連邦から奪ったそのたった1機が勝敗を覆しました。奪い返され神輿にされれば再戦の気運は間違いなく高まるでしょうね。」
「………コモリんってエリートだったんだ。」
「そこじゃないでしょ!でも、わかったらちゃんと敬いなさい。」
「それは無理」「ムリ、ムリ」「自分も実感が…」
「こいつら…」
コモリんのエピソードが衝撃的すぎて、後半が入ってこなかった。
そのあと大人の話をするとのことでアンキーはヒゲマンに任せ、私達は船を出す準備に取りかかった。シュウジ、ニャアンすぐいくから無事でいて……。