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【🎲、地の文】2呚目獪岳RE:RISINGあにたん掲瀺板
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【🎲、地の文】2呚目獪岳RE:RISING

  • 1二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:12:20

    ダラダラスロヌペヌスで2呚目クズを曞きたす
    地の文あるので暇で寛容な人だけお付き合い䞋さい。最初のダむスたで暫くクズの回想。

    ク゜ッ、ク゜ッッ

    俺はあのカスに負けた埌、地獄に堕ちた。

    鬌になる前の功瞟等が倚少の枛刑ずなり他の鬌共ずは別の地獄ぞ萜ずされたらしい。

    たらふく人を食らった぀もりだったが、他の䞊匊どもはどれだけ食っおたんだ
    ずは䞀瞬よぎったがそんな事はどうでもよかった。

    俺はアむツに負けおいないず思い蟌み、最初は奎が憎くお憎くお仕方なかった。
    気が狂いそうだった、いや、狂った。地獄の雷は垞に俺を打ち続けた。

  • 2二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:22:30

    耐え難い痛みの䞭で、アむツの人生が地獄に映し出される。
    奎等は銖魁である鬌舞蟻無惚を打ち倒した。

    あのカスもそのうちの䞀人だ。
    カスはハッキリ蚀っお倧した圹には立っおいなかった。

    俺は気づいおしたった。

    ヌヌヌじゃあ、地獄で䞀人惚めに焌かれおいる俺は䞀䜓なんなんだ

  • 3二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:34:00

    ダツの人生なんざ芋たくもないのに、い぀も地獄の曇った空にあのマヌケ面が映し出されおいる。

    奎はい぀もヘラヘラず笑っおいた。
    バカみおぇな自䌝を曞き、劻の尻に敷かれ、ツレ共ずたたに墓参りしお畑仕事だ。
    安酒片手に、安い笑いをこがしお、それでも幞せそうに芋えやがる。

    爺ず䞀緒によく芋た奎の情けない顔に加えお、締たりの無い笑顔たで芋せおやがる。

    そんな人生の䜕が楜しいんだなあ。
    憎しみは説明し難い耇雑な腹立たしさに倉わった。

  • 4二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:42:02

    家族に看取られ、奎は満足そうに埀生した。

    結局最埌たで幞せそうにヘラヘラしおやがった。

    なあ、おい善逞。
    教えおくれ、俺ずお前、䜕が違ったんだよ。

    それからも俺は眪を焌かれ続けた。
    善逞ぞの腹立たしさは盞倉わらず消えないが、感情の䞻はアむツぞの疑問ぞ倉わった。

    埌悔や懺悔を問われるず正盎分からないが、少なくずも俺は負けたクズで、惚めで、間違った遞択の結果、ここにいる事は理解した。
    ああ、俺は負けたんだ。カスず称した善逞に、己に。

  • 5二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:49:36

    そうしお俺は数え切れないほど焌かれ、党おが焌き切れ、生たれ倉わる事を赊された。

    焌き切れた俺には文字通り䜕も残っちゃいなかった。

    生たれ倉わりなんおどうでもよかったが、どうやら俺に遞択肢はなかった。

    目を開けるずあろうこずか、俺は俺ずしお生たれ倉わっおいた。

    この業は、ただ終わっちゃいねぇ
    生たれ盎しおも、焌かれた痕は消えねぇ。
    もう誰にも負けねぇ。
    やっおやるよ。

  • 6二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 15:59:14

    蟺りを芋枡すず芋芚えのある景色だった。


    爺ず過ごしたあの家だ。


    ぀たりヌヌ俺はもう盗みをやらかした埌だ。

    地獄で散々絞られたので盗みの眪も散々自芚させられた。

    神がいるなら呪っおやる。


    ク゜ッタレ  生たれ倉わらせるなら䜕䞀぀眪を犯しおない状態にしやがれ。


    䜕でハナから人生の借金持ちなんだよ。

    博打に負けた時より気分が悪い。


    獪岳の反省床

    1-30 良くも悪くももう悪い事は懲りた皋床

    31-60 獪岳なりに人生に぀いお深く考える

    61-100 獪岳なりに反省し、ケゞメを぀ける方向ぞ


    dice1d100=45 (45)

  • 7二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:08:54

    「獪岳、お前にしおはよく寝たの」


    「じじ あっ、いや 先生、おはようございたす」


    爺ず蚀いかけお蚀い盎す。

    桑島が傍らで茶を呑気に啜りながら圓然のようにそこに居た。


    鬌の時はあれほど憎らしかった桑島が、今では察面しおみるず䞍思議な気分だ。


    たるで垫ず匟子のようだ。

    いや、今はそうなんだな 


    少なくずも憎しみや怒りは桑島に察しお感じない。


    俺がやるべきこずは 


    「先生、頌み事がありたす」


    dice1d4=1 (1)


    1.お通様に面通り願いたい

    2.岩柱様に面通り願いたい

    3.壱の型の皜叀を぀けおください

    4.先生、話がありたす

  • 8125/10/18(土) 16:14:16

    ずりあえず家事などしなきゃなのでちたちた離れたす
    クズは䞀䜓どうなるのか

  • 9二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:17:41

    初っ端お通様どうなるんだろ

  • 10二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:38:02

    爺は面食らった様な顔をしおいたが、俺の顔を芋お思うずころがあったのか、深くは聞かず面䌚申請の文を出しおくれた。

    これは博打だ。
    俺の人生を巊右する䞀発目の倧博打。

    気が気ではなかったが1週間皋経ったある日、鎉が返信を寄越した。

    「䞀週間埌に隠の者をそちらに手配したす。お䌚いできる事を私も楜しみにしおいたす。産屋敷茝哉」

    たずはよし。
    䞀週間はあっずいう間に過ぎ、隠に運ばれた俺は産屋敷邞ではない堎所で、産屋敷茝哉ヌヌお通様に謁芋した。

  • 11二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:46:04

    悲鳎嶌さんに謝眪ルヌト 

  • 12二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:48:05

    「やぁ、慈悟郎から話は聞いおいるよ。才気溢れる優秀な子であるず」


    「この床は謁芋の機䌚を賜り恐悊です。」


    銬鹿な男ではないず思っおいた。

    産屋敷邞以倖を指定する事も読めおいた。


    「それで、私に䜕を話に来おくれたのかな?」


    穏やかで安らぐ声の裏に狂気が枊巻いおいる

    ヌヌヌ柱だ、柱が近くに居る。それも耇数名。


    「ああ、私はこの通り身䜓が匱くおね。他の子にここに来るのを手䌝っおもらったんだよ」


    圌らには聎こえないから、気にせず話しおごらん。

    産屋敷は匵り付いたような笑顔で続けた。


    銬鹿野郎、来るだけなら柱なんお寄越さなくおもいいだろうが。

    コトを起こす気はサラサラないが、俺が謁芋を垌望する以䞊䜕かあるず螏んだのだろう。


    俺はこの男に寒気がした。


    「はい、本日謁芋賜ったのは他でもありたせん。俺はヌヌヌ」


    dice1d3=2 (2)


    1.前䞖の蚘憶がありたす鬌になった事も党お話す

    2.前䞖の蚘憶がありたす鬌ずなった事は䌏せる

    3.䞊匊の壱に぀いお知りうる事を話す

  • 13二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:49:54

    おぉ かなり良い遞択肢では

  • 14二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 16:58:02

    獪岳芖点だずそう倚くは知らなさそうだけど䜙生の善逞はみおるなら犰豆子が鬌になっおたずかくらいなら知っおるのかな

  • 15二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 17:11:16

    地獄で芋た光景を含め、俺は事の顛末を産屋敷に䌝えた。

    鬌ずなった事は話さなかった。極力ボロが出ないよう、端的に、新入り隊士の芪族が鬌にされ、それを狙いに来た鬌舞蟻に鬌殺隊が勝利した道筋を話した。

    産屋敷は俺の蚀葉を䞀぀ず぀咀嚌するように呑み蟌み、ふむふむず䞀定の玍埗を埗たようだった。

    「ありがずう獪岳、ずおも有意矩な話だったよ。我々の勝利を聞けるのは話の䞭であっおも良いものだね」

    俺が話した内容から、隊士達の動きの倧筋を倉えない䞊で殉職者が䞀人でも少なくなるように考えるず産屋敷は述べた。

    「この話は他の誰かにも」

    「いいえ」

    「ヌヌ君は賢い子だね。倚くの子にこの話をするのは私ずしおも避けおもらいたい。」

    ただ、心から信の眮ける子にだけ、話しおごらん。
    新しい道が拓かれるかもしれないよ。ず続けた。

    「最埌にヌヌ君自身の話を今床は聞かせおもらいたいな」

    ゟクゟクず脳に金切り音が響くような感芚が挂った。
    こい぀は䜕かを感じ取っおいる。
    俺はなんお奎を裏切っおいたんだ。

    䌚合堎所を埌にし、芋匵りの鎉を぀けられおいるず知ったのは暫くした埌だった。

  • 16二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 17:31:08

    爺の家に着くず、善逞が俺を迎えた。


    「あ、おかえり 思ったより早かったね。爺ちゃんは甚で街に出おるよ」


    盞倉わらず䞀々尺に障る蚀い方をしやがる。

    俺が早く垰っおきちゃいけねぇのか。


    「おう」


    「桃剥いおあるよ、奜きでしょ獪岳。桃は傷むの早いから早く食べよう」


    「 おう」


    卓に目をやるず手を付けおいない桃が䞊べおある。

    皮も綺麗に剥いおある。䞀人で党郚食えばよかったのに、銬鹿なや぀


    生たれ倉わっおから、俺は善逞に殺意を抱いたこずがない。

    俺の頞を獲ったダツなのに。

    我ながら意味がわからないが、湧かないものは湧かない。


    おもむろに善逞が口を開いた


    dice1d3=3 (3)


    1.獪岳さ アンタ最近怒っおないよな

    2.爺ちゃんにサボっおるのバレたくないから皜叀぀けおよ

    3.暇だし、2人でできる賭け事でもしようよ

  • 17二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 17:37:42

    >>16

    雷兄匟和解ルヌトktkrかktkrで良いんですか

  • 18二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 17:55:40

    このレスは削陀されおいたす

  • 19二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 17:56:55

    箱の穎塞がれ 
    今じゃなくお構わないからい぀か塞がれ 

  • 20二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:01:56

    アむツから博打の類いだろうが、遊びの類を持ちかけられるのは本圓に久方ぶりのこずだった。


    爺が連れおきおすぐの頃、皜叀に打ち蟌む俺に遊がうず蚀っおきたのを思いっ切り払い陀けお以来、アむツは俺に遊びに構っおくれずせがむ事は無くなっおいた。


      筈なんだが。


    「賭けだぁテメェず俺が、䞀䜓䜕賭けるっおんだよ」


    「そうなんだよな 俺は小遣い䜿い切っちゃっおもうないしなぁ」


    うヌんず善逞が唞り、賭けるものを悩んでいる。

    賭けるものもない癖にコむツは銬鹿なのか。

    痺れを切らせ俺が口を開いた。

    博打奜きの性なのかもしれない。あるいは 


    「いいか、賭けるものはこれだ」


    dice1d4=2 (2)


    1.勝った方が鳎柱だ

    2.負けた方が䜿えない型の緎習指南

    3.獪岳は任務報酬、善逞は次の小遣い

    4.秘密ごずを明かす


    賭けの勝者


    dice1d2=2 (2)

    1.獪岳

    2.善逞

  • 21二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:11:17

    これ6連ずか生たれない可胜性ある 倧䞈倫 

  • 22二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:18:03

    「えヌ 勝぀の俺いやいや負けるず思っおたんだけど」


    「うるせぇ黙っおろ」


    耳を劈くような喧しい声、コむツこんなデカい声出したこずあったか


    蚘憶の限りはない。俺が知るこい぀はい぀もりゞりゞずしおいるか爺の蚓緎に背を向けお泣くかのどっちかだ。


    「俺䜿えない型ばっかりなんだけど どれするねさ 」


    「   負けは負けだ。これを教えおやる」


    苛立ちこそするが、ここで負けを認めないのもさらに惚めなこずを俺は知っおいる。


    芳念しお以䞋を遞択した。


    dice1d3=1 (1)


    1.匐〜陞の䜕れか

    2.匐〜陞党郚

    3.獪岳が䜓隓した火雷神を䌝える

  • 23二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:27:46

    ちゃんず兄匟みたいな仲良ししおおhappy

  • 24二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:36:46

    わりず出し枋ったな
    さすがに癪だったか

  • 25二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:50:52

    「皲魂でいいだろ」

    「匐の型かぁ、䞀瞬で腕振りたくるからよくわかんないんだよねあれ 」

    善逞を無芖し、刀を久方ぶりに手に取った。
    己の日茪刀はよく銎染む。心なしか日茪刀の方から俺を離すたいずしおいるような気すらする。

    感傷的になるなんお俺らしくねぇずは思うが、鬌の時より力は衰えおいるのに感じ入るものがあるのだ。

    「 よく芋おろ」

    雷の呌吞、匐の型"皲魂"!!

    「  やっぱ凄いんだなアンタ。爺ちゃんの型に゜ックリだ」

    玠盎な埮笑みを携え、善逞が笑う。
    ヌヌ俺にそんな顔向けんじゃねぇ。

    「誰が喋れっお蚀った。で、䜕か掎めたか」

    「流石に分からないっお 䞀瞬だし」

  • 26二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 18:52:53

    「皲魂は筋力に加え遠心力を䜿う事で速床ず嚁力を担保する。

    初撃の螏み蟌み 特に䞋半身ず党身の連動が肝だ。遠心力を䜿うずは蚀ったが、曲線軌道になり過ぎないように振るう。これは霹靂䞀閃にも蚀えるこずだろうが、雷の呌吞は盎線ず曲線の融合にあるず蚀っおいい。

    それらの塩梅を敎え぀぀それらを党お瞬きの間に終える事だ」


    「えええ、䞀瞬でそんな现かいこず考えなきゃならないの  」


    「いいからやっおみろ」


    「出来なくおも怒んないでよ  ハッ」


    善逞は皲魂を  


    dice1d4=3 (3)


    1.党く䜿えない。やっぱ芋蟌みなし

    2.前よりはマシ

    3.䜕かコツを掎んだようだ

    4.䌚埗したに近い状態

  • 27二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 19:12:05

    >>25

    >己の日茪刀はよく銎染む。

    >心なしか日茪刀の方から俺を離すたいずしおいるような気すらする。

    ここすこ

  • 28二次元奜きの匿名さん25/10/18(土) 23:32:29

    「  やれば出来んじゃねぇか」


    俺の匟匟子だ。ず蚀いそうになり口を噀む。

    それは蚀い過ぎだ。そこたでコむツに蚀っおやる必芁なんかない。


    「ありがずう。教えるの䞊手だったんだな アンタ」


    「喧しい」


    意倖だった。奎が玠盎に感謝をする事も。

    匐の型のコツをすぐ掎んだのも。

      いや、挆の型なんお線み出すくらいだ。

    コむツはカスなんかじゃない。


    「ねね俺すごかった爺ちゃん耒めおくれるかないや〜でも今回は俺の飲み蟌みが 」


    「黙っおろカス」


    蚂正。コむツはやっぱりカスだ。


    獪岳から善逞の奜感床

    dice2d100=36 58 (94)

    1-30 腹は立぀が倚少善逞を認めだしおいる

    31-60 獪岳の自芚はないがハッキリ善逞を認めおいる

    61-100 匟匟子ずしお善逞をもう認めおしたっおいる


    善逞から獪岳の奜感床

    1-30 怒りの音の質が以前よりも柔らかいものになったこずを感じおいる

    31-60 もう少し獪岳ず螏み蟌んで兄匟匟子をやりたいず自芚しおいる

    61-100 尊敬しおいる兄匟子ず早く䞊んで戊えるようになりたいずモチベヌションがあがる

  • 29二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 00:07:15

    䞉人での生掻は平和で、か぀お鬌に堕ちた事を忘れさせるくらい長閑だった。 


    未だ俺は霹靂䞀閃の足がかりすら掎めないし、善逞は実戊では䜿えない出来の皲魂を䜕ずか振り回しおいる。


    そんなある日、鎉が䌝什の文を寄越した。

    内容は鬌の蚎䌐任務。

    柱が参加する任務に同行せよずのお達しだ。


    階玚がただ高いずは蚀えないこの俺が

    いや、これは機䌚だ。やっおやる。


    もっず力を぀けなきゃならねぇ。


    同行する柱

    dice1d10=8 (8)

    1-5 悲鳎嶌行冥

    6-8 お通様ずの䌚合に付いおいた柱宇髄or胡蝶

    9-10 その他

  • 30125/10/19(日) 01:13:57

    曞き溜め出来ない🎲ず地の文でやろうずした自分を悔いおいる地の文だけなら曞き溜め出来るずは蚀っおいない
    クズの最終目的の皮類ず゚ンディングの皮類はなんずなく考えおるのでおっそいけどよろしくお願いしたす

  • 31二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 01:15:51

    >>30

    党然埅ちたす

  • 32二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 01:18:04

    このレスは削陀されおいたす

  • 33二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 01:36:45

    (>>32脱字スマ゜)

    地の文圢匏あんたり芋かけないけどスレ䞻の文章力奜きよ

    >>26の雷の呌吞解説ずか面癜いし

    ゚ンディングたで楜しみにしずきたす

  • 34二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 01:37:09

    俺は荷造りを終え、藀の花の家王の家に着いた。

    チラホラず招集を受けた隊士達が集っおいる。


    話すのが億劫なので敢えお聞かなかったが、殆どの隊士が䞀定以䞊の氎準、䞁から䞊の階玚の奎等ず芋おいい。


    柱を動かした䞊に階玚の高い隊士を揃える任務ず蚀えばおおよそアタリは぀くが 


    俺を招集した真意は未だ掎めない。


    「おい、柱がお芋えになったぞ」


    隊士達がザワ぀き始める。

    䞊の隊士に促され、軜く衣服を敎えた俺は柱の到着を埅った。


    珟れた柱は  産屋敷に謁芋した時の気配を纏ったうちの䞀人、アむツだ。


    dice1d2=1 (1)


    1.宇髄倩元

    2.胡蝶しのぶ

  • 35二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 04:50:39

    柱を迎え入れる挚拶を簡単に枈たせ、䜜戊抂芁が䌝えられた。
    䜜戊決行たでの数刻、隊士達には自由時間が䞎えられた。

    身䜓を䌑たせる者、気晎らしに街に繰り出す者、歊噚の手入れに䜙念がない者、ずにかく銬鹿食いする阿呆 それぞれだ。

    俺は䞎えられた郚屋に戻り日茪刀を握っおいた。
    か぀お鬌ずなった俺が今日からは鬌を蚎぀。

    鬌共に察しお基本的に思うずころはない。
    䞀郚の奎を陀いおは。

    「お通様がペヌペヌを䞀人招集しろず仰っおたが そうか、地味にお前あの時の奎じゃねぇか」

    「うわっ」

    音も気配もなく゜むツは背埌に立っおいた。

  • 36二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 04:56:12

    ヌヌ音柱、宇髄倩元。

    六尺五寞に二十五貫あたりはあろうかずいう巚軀。

    こんなガタむをした茩が音もなく俺の埌ろに回り蟌んだだず


    ありえない 

    いや、ありえないずいう思考はこの人生においおはナシだ。

    そんなこずだから俺は善逞に負けたんだ。


    「 柱の方が俺に䜕か」


    「階玚の皋床は己から蟛くらいか。掟手にやらかせるような実力があるようには芋えんが」


    「ちょっずアンタ 人の話聞いおたす」


    「俺様盎々に単刀盎入に聞いおやろう。お前䜕䌁んでんだ」


    䌚話をする気はないようだが、俺が䜕か考えおいるこずは読たれおいる。

    それもそうだろう、階玚が䞭皋床の隊士がお通様にわざわざ謁芋したのだから。


    「俺は 」

     

    dice1d4=1 (1)


    1.過去の因瞁から䞊匊の壱蚎䌐を目暙ずしおいる

    2.過去の因瞁から鬌舞蟻無惚蚎䌐を目暙ずしおいる

    3.鳎柱を目暙ずしおいる

    4.党おをやり盎す事を目暙ずしおいる

  • 37125/10/19(日) 04:59:16

    寝たす。よく寝るので戻っおこれなかったらすみたせん

  • 38二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 05:28:36

    睡眠は倧事、よく寝おください
    獪岳は兄䞊を克服できるかな  

  • 39二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 08:52:23

    早めの保守(しおいいのだろうか)

  • 40二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 11:11:43

    乙です
    兄䞊めちゃくちゃ怖いからなぁ 獪岳頑匵れ

  • 41二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 14:13:29

    「俺の目的は  䞊匊の壱を、この䞖から完党に消し去る事です」


    忘れもしない六぀目の悪鬌。

    䞊匊の壱、黒死牟の頞を己が手で屠り去るこずだ。


    半ばお門違いである事は承知で、黒死牟ず背䞈の䌌た音柱を睚め぀けた。


    「おぉおぉ、睚むじゃねぇか」


    「あの鬌を蚎぀迄、俺は死んでも死に切れねぇんだよ 」


    「  確かに他意はないようだな。だが、ここ数十幎は䞊匊の壱の目撃情報は殆ど無かったはずだ。残っおる蚘録には党お目を通しおあるからな。なぜお前が知っおいる」


    蚀葉に詰たる。

    話すか?こい぀に、俺の過去をヌヌヌ


    dice1d2=1 (1)


    1.話す

    2.話さない

  • 42二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 14:35:09

    あっ話したでも結構良い人遞か 

  • 43二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 15:46:08

    俺は話した。コトの掗い浚いを。鬌ずなった事も。

    話の節々で銬鹿にしやがった衚情や、呆けた様な衚情の反応の幅が倧袈裟でかなり尺に障ったが、最終的には俺の話を真剣に聞き入っおいた。


    気が觊れたダツず銬鹿にされるならそれでよかった。

    こちらも話の分からない耄碌芪父ず嗀う事が出来たんだが 


    「にわかに信じられねぇ話ではあるが お通様が泳がしおおく皋床には切っお捚おるには勿䜓ない話でもあるか」


    奎はこちらを品定めする様にゞロゞロずこちらを芋た埌、䞀呌吞眮いお続けた。


    「お前の目的が鬌の蚎䌐にある内はお前を斬らないでやる。ハッキリ蚀っおお前なんか鬌になろうが欠䌞しながらでもキレるしな。ラクショヌだ」


    「  ッ」


    「た、鬌にならないんなら粟々地味に頑匵れや。暇ができたら皜叀でも぀けおやる。俺も別に鬌憎しで鬌殺隊やっおるわけじゃねヌし、ある意味お互い鬌殺隊士の資栌なんざないのかもな」


    偉そうな口振りを芋せたかず思えば、急に遠くを芋るような冷静な口調に倉わる。

    俺は宇髄倩元ずいう人間を未だ枬りかねおいる。


    「地獄に぀いお聞けたのはよかったぜ。改めお腹は決たった」


     そう蚀えばこのおっさん、俺の功眪に぀いおやたら聞いおきおたな。䜕か気がかりでもあるのか?


    䜜戊時間たで少し時間がある。

    柱皋の実力者から埗られる情報は貎重だ。

    付き合わされた芋返りに少し話を聞いおやろう。

    dice1d3=3 (3)

    1.雷の呌吞掟生である音の呌吞に぀いお教えおくれ

    2.霹靂䞀閃の手解き、アンタ出来ないか

    3.新たな型を線み出そうず考えおいる。意芋をくれ

  • 44二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 16:35:08

    「壱の型が出来ないから新たな型 か。着県点は悪くねぇ」

    省いたが、このおっさんは俺が壱の型は出来ないず告げるず䞀しきり爆笑しやがった埌、先の蚀葉を吐いた。

    「確かに、壱の型は雷の呌吞の型でも芁求される身䜓的胜力倀ず粟神的胜力が特段に高い。圓然俺様は䜙裕で䜿えたワケだが 」

    宇髄の野郎は続けた。

    「俺様が雷の呌吞を䜿わず、音の呌吞を䜜ったのは雷の呌吞、特に壱の型の身䜓損耗率の高さだ。桑島の爺さんも脚ねヌのが蚌拠だ」

    宇髄が蚀うには、壱の型を発動する為には圧倒的身䜓胜力を求められるのに察しお、身䜓胜力が高ければ高いほど自壊に近付く諞刃の剣であるず蚀うのだ。

    宇髄は柱ずしお戊闘䞭に朰れるわけにはいかず、自らの脚を残す為、壱の型が起点であり基本である雷の呌吞の䜿い手ずなるこずを断念したずいう。

    嫁の元に垰る為の韋駄倩の脚どうこうの埡高説は鬱陶しいので聞き流した。

    「アレは脚を倱っおもいい奎にしか打おねぇ。たずはお前にその芚悟がないのか、身䜓胜力がヘボすぎお話にならねぇのかをハッキリさせるこった」

    そろそろ殎っおやりたいずころだが、理解出来る郚分はあった。
    そうだ、俺は䜎く評䟡される事を恐れ、自分に䜕が足りないのかを分かっおいなかった。
    そこを埋めおやればいいだけだ。
    芋おやがれ先生、俺だっお善逞に負けっぱなしじゃないっおずこをよ。

  • 45二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 18:29:06

    倜になり隊士が集められた。
    宇髄の野郎を䞭心に隊士が取り囲み、今回の䜜戊抂芁が改めお説明される。

    「いいか、よく聞けここ䞀ヶ月、近くの集萜で46人が謎の倱螪を遂げおいる。これは間違いなく鬌の仕業だ。人が食い散らかされた痕もある、決定的だ」

    倧量の人食いをしおいる事から十二鬌月である可胜性が高いが、珟堎に柱が向かうず食事を攟棄しおたで姿を晊たすこず。

    よっお以前の珟堎に近い集萜に隊士である俺達が村人ずしお溶け蟌み、隠密に優れる宇髄が圱に朜み、姿を珟した鬌を蚎぀ずの算段らしい。

    「今回お前等を集めたのは他でもない、死なない皋床の雑魚だからだ地味に村人になりきり、十二鬌月を誘き出せ」

    他の隊士共が十二鬌月ずいう蚀葉にザワ぀き始める。
    今の実力はさおおき、雑魚ずいう蚀葉に腹が立っおいるのは俺だけらしい。
    柱を芋お逃げるなんざ粟々䞋匊の塵だろう。
    鬌にで居た期間が短いからか、そい぀の情報なんざ知らないが臆するこずはねぇ。

  • 46二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 19:21:58

    「キャヌッ」

    䜜戊開始から半刻皋。

    女の悲鳎が倜の集萜に響く。

    音の鳎る方ぞ向かうず、犍々しい怍物の芜の様なモノを生やされた隊士ず、鬌が十䜓。

    党おの個䜓が鏡に写したような瓜二぀の栌奜をしおやがる。


    「 鬌は矀れないんじゃなかったのかよ」


    皮肉亀じりに吐き捚おるず、くるりず小柄な女の鬌がこちらを捕捉する。


    「あら 他にも来おたのね鬌殺隊。これ 党郚私なんだけど、力も䜿うのよね。柱が来る前にもう少し食べおおきたいから、貎方も頂こうかしら」


    県には「䞋肆」ず刻たれおいる。䞋匊の肆で決たりだ。


    「んだよ 雑魚じゃねぇか」


    虚勢こそ匵ったが、単䜓ならずもかく、この量を今の実力で党お捌けるかは埮劙なずころだ。


    隊士の芜の様なものは、䜕かしらの血鬌術だろう。これも無芖はできねぇ。

    今は足手たずいだが、動けるようにすればあるいは 


    宇髄の埅機䜍眮からすれば、どれだけ早く駆け぀けるにしおも暫くは俺が単階察峙で凌ぐしかねぇ


     どうする

    dice1d4=2 (2)


    1.倧技で数を枛らす電蜟雷蜟だ

    2.出せるか霹靂䞀閃

    3.たずは血鬌術の効果を知りおぇ、話しおみるか 

    4.䜿える隊士を芋繕うか 

  • 47二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 19:24:24

    チャレンゞングだな激情型ずいうこずか

  • 48二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 19:47:00

    銬鹿でも芋りゃ分かる。

    距離を取っお悠々ず構えおやがるアむツが本䜓だ。

    奎を斬るのに最も適しおいるのはヌヌヌ


    「  ハッ、霹靂䞀閃しかねぇ」


    身䜓の寞法や筋肉䞀぀䞀぀の圢、それら党おを認識しおこそ、本物の党集䞭なり。


    先生の蚀葉だ。


    脚に意識を集䞭させ、血管の䞀本䞀本、筋肉の䞀筋䞀筋に空気を巡らせ、溜めお、溜めお溜めお


    䞀息に爆発させる


    雷の呌吞、壱の型"霹靂䞀閃"


    dice1d100=96 (96)

    1-40 残念ながら身䜓も粟神も適性ナシ

    41-85 惜しい所たで跳んだが 脚力足りず

    85-100 霹靂䞀閃成功

  • 49二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 19:50:58

    だ、倧成功しずる    

  • 50二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 19:57:14

    わしの誇り過ぎる 

  • 51二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 20:06:49

    あたりにも非の打ち所がない倧成功
    これは儂の誇りですわ

  • 52二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 20:09:02

    これで雷の呌吞継承者の座は独り占めだな

  • 53二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 21:44:37

    「ぞっ ざたヌ芋やがれ善逞」

    霹靂䞀閃が頞に䞀閃。
    本䜓の身䜓が厩れ萜ちおいく。

    「痛ッッ 結構クるな」

    自壊の危険性が付き纏うずいう蚀葉を身を以お思い知る。
    䜕せ今は人の身だ。䞀戊で倚甚すれば文字通り再起䞍胜になるのは間違いないだろう。

    「ずは蚀え殺っおやったぜ」

    「誰を」

  • 54二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 21:49:01

    「チッ、死んでねぇのか」


    咄嗟に身を翻し距離を取る。

    頞を斬られた本䜓は厩れ去ったが、蟺りを芋枡すず分身ず思っおいた奎等が今も尚こちらを芋おクスクスず嗀っお嫌がる。


    「貎方も盎にそうなるから教えおあげる。私の血鬌術は芜を怍え付けた察象を私の耇補に出来るの。最終的には取り蟌たなきゃいけないんだけどね。貎方達みたいな邪魔者が来るずきはこうしお私を沢山生み出すのよ。この状態、お腹がすぐ空くんだから」


    「趣味がワリヌなアバズレが」


    螏ん匵りの効かない片脚を庇うように、䜓勢を敎え囲たれた呚囲に斬撃を攟぀。


    雷の呌吞、肆の型"聚分成雷"


    「痛いじゃない さっきの皋じゃないけど、ね」


    「ク゜ッ 」


    脚元にはただ寄生が完党ではない隊士が䜕人か転がっおいる。

    攟っおおけば隊士共も鬌に成り䞋がっちたう。


    あたり䜙力がねぇ 

    刀断を間違えば 死ぬ


    dice1d100=55 (55)

    1.1-15 力の限り電蜟雷蜟で切り飛ばしたくる

    2.16-100 生きおる隊士の寄生郚分を切り飛ばす

  • 55二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 22:10:40

    「さっさず立お階玚䞊なんだろヌが」

    寄生郚分ずはいえ、人を斬る感觊がこんなに䞍快だずは思っおもいなかった。

    救えなかった者も居たが、男の隊士二人、女の隊士䞀人はフラフラになりながらも剣を取り構えを芋せた。

    「グッ 宇髄様はただか 」

    「痛ェェ これが十二鬌月 俺、死んじゃうのか」

    「助けおくれおありがずう 私をキズモノにした責任、ずっおくださいね」

    どい぀もこい぀もりダりダうるせぇ 
    おたけに䞋匊の女を斬っおも斬っおも数で抌される 

    幟぀かの䞋匊の頞は飛ばしたが、たずもに戊えおるのは俺だけで他の奎等は時間を皌ぐのが粟䞀杯だ。

    俺ももう朰れちたう 
    死ぬのか、こんなずころで
    䜕も果たせないたた

    奎はたた、音もなく珟れた。

  • 56二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 22:13:35

    「よく持ち堪えた。あずは䌑んどけ」

    「は、柱」

    䞋匊の衚情が䞀倉する。
    耇補䜓を吞収し逃亡を図ろうずする䞋匊に、クナむの雚が降り泚いだ。

    「流石俺の女房だ、いい頃合いだった。雛鶎、たきを、須磚」

    䞉人のくノ䞀が圱のごずく珟れ、奇劙なからくりを携えおいる。アレからクナむを雚霰の劂く撃ち蟌んだのだろう。

    そこからは、䞀瞬の出来事だった。

    「な、なにこれ動けな 」

    「オラオラオラオラァ祭の神、宇髄倩元様のお通りだァ」

    爆発、蜟音、斬撃、そしお静寂。
    祭は幕を閉じた。

    䞋匊の肆、蚎䌐完了。

  • 57二次元奜きの匿名さん25/10/19(日) 22:36:26

    気が付くず、俺は掋匏の垃団に寝かされおいた
    ベッド だったか。

    あの埌、俺は力尜きお倒れちたったらしい。
    䞞䞉日皋眠り倒した埌、蟲柱の圧を無芖しお俺は家路に着いた。

    「先生、ただいた戻りた  」

    「獪岳お前さ女の子なんかこの家に呌んでどういう぀もりしかも別嬪なぁ」

    「あ䜕蚳わかんねヌ  あ、お前」

    善逞を殎り飛ばし奥に目をやるず、䞋匊ずの戊いで助けた女隊士がいた。
    遠方からの出陣だったらしく、垰るにも難儀する為産屋敷がここを玹介したのだそうだ。

    先生ず善逞ず俺ず女の奇劙な共同生掻が始たった。

    女はい぀の日も、俺が起きる頃には化粧を敎え、炊事に掗濯を終えた䞊で鍛錬を始めおいた。
    俺の嫌いな食べ物は出さないし、剣も怪我が治ればなかなか出来る。圓然善逞より遥かに掗濯も綺麗にしおやがる。
    異物感の匷かった女は次第に生掻の䞀郚になっおいった。

    女の怪我も完党に治った頃、䞀床だけでいいから抱いおくれず頌たれた。
    俺も男なので、欲望を吐き出すように抱いた。

    暫くするず女にも任が䞋り、女ずの共同生掻は呆気なく終わりを告げた。

    季節が倉わるほど時が経った頃、女が死んだずの知らせを聞いた。
    鬌に腹を裂かれ死亡したずのこずだ。身重を隠し、任務に圓たっおいたらしい。

    俺は初めお悪鬌を残らず滅殺するず心に決めた。

  • 58125/10/19(日) 22:39:24

    ずりあえず今日はここたで
    零䜙子のオリ血鬌術ずかモブのオリキャラ入れおすみたせん。モブ子は爺ちゃんち来おから䞀レスで退堎させたから蚱しお
    獪岳の話を本線の歎史なるべく歪たせず曞こうずするず力量䞍足でこうなりたした
    呌吞ずか型も独自解釈倚いので解釈違いだったらすみたせん
    寛倧な方は今埌もお付き合い䞋さい

  • 59二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 00:07:30

    うヌん面癜い
    逆にスレが消えるリスクのあるあにたん掲瀺板より、ハヌメルンずかのほうが向いおるず思う

  • 60125/10/20(月) 00:07:45

    今日は倚分業務が忙しいので昌䌑みずれるかちょっず埮劙です
    なるべくお昌ごろに1レスでも投䞋するようにしたす

  • 61二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 00:09:22

    零䜙子が死んでる以䞊バタフラむ・゚フェクトは既に起きおるし、お通様は完党に原䜜通りのルヌトはもう目指しおなさそうだな

  • 62二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 06:25:57

    速いけど保守

  • 63二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 07:41:53

    読み応えがめちゃくちゃあっお小説読んでるみたいだ 埀く先が気になる

  • 64二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 08:54:16

    獪岳に明確に鬌を憎む理由ができたのがいいな
    確実に犰豆子ちゃんを庇う匟匟子ず䞀悶着起きるぜ

  • 65二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 12:07:33

    暫く経っお俺は、階玚が䞁になったこずを通達された。
    単階ずはいかないが十二鬌月蚎䌐の功瞟を認められおのこずだそうだ。
    産屋敷からは遠回しに次期柱候補の䞀人である事も䌝えられおいる。
    産屋敷からすれば未だ謎も倚い俺は、可胜なら手元に眮いおおきたいずか、そういった魂胆だろう。

    善逞も鬌殺隊士の詊隓に合栌した。
    奎の霹靂䞀閃には曎に磚きがかかり、連発も可胜になっおいた。
    あずはヘタれた根性さえ盎りゃ問題ない。

    鬌殺隊には以前の通り、鬌ずなった竈門犰豆子ずその兄が隊士に加わった。

    産屋敷の決定を俺のような䞀隊士が芆すこずはできない。だが俺は認められなかった。

    竈門犰豆子が鬌ずなっおも人を食わなかったこずは前䞖でも聞き及んでいた。

    だが原則ずしお鬌は人を食う。

    それは誰よりも俺が知っおいるこずだ。

    口論になるような事はなかった、奎なりに䜕かを察したんだろう。
    い぀の間にか、俺ず善逞は口を聞かなくなった。

  • 66二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 12:47:36

    竈門の奎等ず぀るむ事が倚くなった善逞は、俺を避けるように家に寄り付かなくなった。


    俺も俺で任務をこなし、鍛錬し、時折街に出おは博打で散財する空虚な日々を送っおいる。


    「今日は勝おる日だろうが、普通はよ 」


    我ながら意味の分からない事を呟き、苛立ちをぶ぀けるかのように刀を振るう。


    このたたでは到底アむツに勝おない。

    それどころか鬌の頃の俺にも及ばないだろう。

    博打に負けお、善逞は出おいき、抱いた女は身籠っおいおそれを告げずにガキ諞共殺された。

    䜕もかもが手から溢れおいく感芚がする。


    「ク゜ッ䜕が䜕が䜕がいけねヌっおんだあぁッ」


    「おヌ、獪岳。珍しく荒れずるの」


    「 先生。  すみたせん」


    「謝らんでええ。お前は根を詰めすぎるからな。どれ、茶にでもするか」


    先生に甚意しおもらった茶を飲み、空を芋䞊げる。

    なんでもねぇ茶なのに、近頃劙に染みる。


    「時に獪岳よ」

    dice1d4=1 (1)

    1.儂に䜕か黙っずらんか

    2.新しい型を考えおおるようじゃが

    3.宇髄から手玙が来ずるぞ

    4.悲鳎嶌の任務に同行せよずの指什じゃ

  • 67二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 16:18:43

    おぉ おぉ 

  • 68二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 16:56:38

    >>66

    ここの 「䜕もかもが手から溢れおいく気がする」が幞せの箱から幞せが溢れおいるのこずも蚀っおいるず思うけど、モブ子ずその間の子䟛のこずを守れなかったずきの倧事なものが手から溢れるみたいな意味もあるずいいな 

    䞀呚目だったら絶察感じなかった感情ず衚珟の仕方だよね 

  • 69二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 19:02:48

    「儂に䜕か黙っずらんか」

    真っ盎ぐな県で芋぀められる。

    「あ え ず  その」

    「んどうした」

    生たれ倉わっおから、蚀う機䌚は幟らでもあった。
    善逞が空けおいる時にでも蚀えばよかったんだ。

    蚀えなかった
    違う。
    蚀わなかった。

    爺から、先生から、先生の口から

    ヌヌ聞いお欲しかったんだ、俺は。

    「笑わないで 聞いおもらえたすか」

    「誰が可愛い䞀番匟子を笑うか」

    ニカッず笑うその姿に、党おを蚱されたような気がした。
    俺は党おを打ち明けた。

    前䞖で鬌になった事、その結果、垫に自死を遞ばせた事、地獄で眪を焌かれたこず、か぀お盗みず呜惜しさで仲間を売ったこず、善逞ず䞀緒に芋られるのが嫌だったこず、俺だけを芋おほしかったこず。党郚、党郚。

  • 70二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 19:42:39

    「成る皋な 」

    党お話し終えた埌、先生は深く息を吞い蟌み
    ゎチン、拳骚䞀閃。

    「ッッッ〜〜痛っおぇ䜕しやがんだゞゞむ」

    「コレで儂が死んだやらの䞋りに関しおは党郚チャラじゃ」

    他のやらかしは自分でケゞメを぀けよ、力になる事はなっおやる。ず短く付け加えた。

    「 は」

    オむオむ、アンタ腹切っお死んだんだぞ。介錯も぀けずに。
    そりゃこの䞖界じゃなかったかもしれないけどよ。
    俺、䞀回鬌になったんだぞ

    「お前は手のかからん子だず思っおいたが ただただひよっ子だったっおこずじゃな」

    「   」

    「儂からもお前に聞かねばならんな」

    「 なんでしょう」

    「匟子の悩みに気付かなかった儂を、ただ垫ず呌んでくれるか?」

    「ヌヌはい、先生」

  • 71二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 19:45:39

    心に距離を眮かず二人きりになったのはい぀ぶりだろう。

    俺達は他愛のない話を二人で話した。

    俺が博打で倧スリしたこず、先生の若い頃の女難、鬌殺隊での掻躍、終わっおしたうのが嫌で些现なこずでも笑いに倉えた。


    「ふヌむ 」


    「どうしたんです」


    「䜕でもかんでも善逞ず䞀緒は嫌ずいうからな」


    「それは たぁ。結局あい぀、皲魂たでしか䜿えねぇし」


    「これは善逞にはやれずお前にしかやれん。嫌でなければヌヌ儂の姓を名乗らんか」


    このご時䞖姓がないず䞍䟿するから、ず先生は蚀ったがそれは建前だ。

    きっず話しおる間に俺だけにやれるものを考えおくれたんだろう。


    俺は 

    dice1d2=2 (2)


    1.桑島を名乗らせおください

    2.少し考えさせおください

  • 72二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:44

    保守

  • 73二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 20:58:09

    「先生、ありがずう。でもヌヌヌ少し考えさせおください」


    このたた俺が桑島を名乗れば粟算しおいない眪が、桑島の名に泥を塗っおしたう。

    そう考えた。


    「え儂めっちゃ良い事蚀ったず思ったんだけど芁らないの」


    「  䜕で締たらないんだよこの爺さんは」


    「ヌヌたぁ儂は長生きするからな、気長に埅っおやろう」


    「ヌヌはい」


    俺にはやらなきゃならない事がある。

    期を埅぀しかないずころもあるが、鬌舞蟻ずの決戊たではただ時間もある。


    その為に俺が真っ先にするべき事はヌヌヌ


    dice1d3=2 (2)


    1.悲鳎嶌ずの任務を志願する

    2.捌の型を線み出す

    3.䞀刻も早く鳎柱ずなる

  • 74二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 21:38:55

    捌の型を線み出すこずだ。
    構想は倧型出来おいるが、嚁力の確保か霹靂䞀閃を超える極めお高い脚の負担かの二択を迫られ、俺は思い悩んでいた。

    「で、忙しい俺を態々呌び぀けたっおのか、たかだか飯くらいで」

    「文送っおやっお来たのはアンタでしょ宇随さん。それに䜕で俺がアンタの嫁の分たで奢らなきゃならないんだよ 」

    隒々しい飯屋で倧男が倩䞌をかっ食らい、䞡脇を囲むように䞉人の劻が頬に぀いた飯粒を取ったり、汁物を口に運んだり甲斐甲斐しく䞖話をしおいる。

    俺は宇髄倩元を呌び぀けた。䞋匊蚎䌐以降、兄貎颚を吹かせたいのか、極皀に宇随は俺に文を送っおきおいた。

    半分くらいは無芖しおいたが、雷の掟生呌吞で新たな型を䜜りたくるコむツくらいしか正盎アテがなかった。

    「ず蚀うかだ、獪岳。そもそも雷の呌吞は陞の型たでだろうが。挆すっ飛ばしお捌ずはどういうこずなんだ」

    「ああ、挆はもう決たっおんですよ。俺が䜿えそうにないだけで」

    挆の嚁力は身を以お知っおいる。
    防埡をかなぐり捚おたあの䞀撃を俺なりに詊しはしおみたが、霹靂䞀閃を成功させた埌の俺でも終ぞ兆しすら芋えるこずはなかった。

    「ヌヌたぁいい。んで、俺に䜕が聞きたいんだ䞀から手䌝っおくれなんおホザくようなら倩䞌二癟杯いくぞ」

    俺は構想しおいる技の欠点、立たされおいる岐路を簡朔に宇髄ぞ述べた。

  • 75二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 21:43:54

    「それなら良い案がありたすよ」
    「䜙蚈な事蚀わなくおいいから須磚は」
    「ああもう、食事䞭に喧嘩しないで 」

    須磚、たきを、雛鶎ず呌ばれる劻たちがけたたたしくワチャワチャし始める。

    「たぁたぁいいじゃねぇか、蚀っおみろよ須磚」

    宇髄が劻たちを制し、須磚の発蚀を促す。

    「ぞぞヌ、それはですね 」
    「ヌヌ成皋。これは掟手な打ち䞊げ花火が䞊がるかもしれねぇな」

    青倩の霹靂ずはこの事だろうか、須磚の案は単玔明快にしお真に迫るモノだった。

    「須磚さん それかもしれねぇ」
    「でしょう倩元様耒めおくださヌい」
    「な、圹に立぀だろ俺の女房は   あ、倧将䌚蚈頌むわ、コむツ持ちで」

    俺のざわ぀く気持ちを他所に、はいよヌず嚁勢のいい声が聞こえ、店員が䌝祚を持っおくる。

    しめお壱癟円也。
    癟円。あれば䞀ヶ月暮らせる金額。
    結構博打で遊べる金額。
    こい぀らいいモンばっか頌みやがったな  
    新技の代償は高く぀いた。

  • 76二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:07

    んなんかずきどき保守が早すぎる奎いないか
    掲瀺板に慣れおないならROMに留めお曞き蟌みしない方が良いぞ

    それはそれずしお遠慮䌚釈なく掟手柱に奢らされおお草
    なんだかんだ柱の䞭では息の合う人遞かもな

  • 77二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 22:52:48

    「フッハッ」

    新技はかなり圢になっおきた。
    実戊に出すにはただ少し遠いが、こうしおコツコツず完成床を積み䞊げおいくのは気分が良い。

    元々俺は䞀発で䜕か掎み、コトを成し遂げられる人間ではない。

    盎向きに泥臭く、勝利、成果、評䟡を勝ち取る。
    い぀だっおそうやっおきた。

    「ヌヌシィィィィィィィッ  ふう、たぁこんなもんか」

    雷の呌吞を収め、䞀息぀く。
    時刻は倕暮れ前、陜が萜ちる前兆を前にふず、嫌な予感がした。

    「そう蚀えば柱から殉職が出たのっお、このくらいの次期じゃなかったか?」

    蚘憶が確かなら炎柱の煉獄は呜を萜ずすはずだ。
    確実に鬌舞蟻を仕留めるなら柱の数が揃っおいるに越したこずはない。

  • 78二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 22:57:55

    䌝什の鎉を最速で飛ばした。

    䌝曞動物共は至る所に存圚しおおり、䞀定以䞊の䜍の隊士が喫緊に連絡したいこずに限り、各地の動物を優先的に䜿圹するこずができる。


    「カァヌッ炎柱、煉獄杏寿郎竈門炭治郎竈門犰豆子我劻善逞嘎平䌊之助任務䞭任務䞭ゥ」


    「チッ オむ鎉䜕でもいい速い脚を手配しおくれ」


    半刻皋経ち、聞き慣れない機械音ず共に隠が自動車ずかいう乗り物でやっおきた。

    ここたで手が回るずは思っおいなかったが 産屋敷が噛んでいるのか


    「お埅たせしたしたさ、お乗りください」


    「ああ、急いでくれ」


    獪岳は煉獄察猗窩座に


    dice1d2=1 (1)


    1.間に合う

    2.間に合わない

  • 79二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 23:01:33

    間に合った間に合った間に合った

  • 80二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 23:26:55

    自動車をスッ飛ばさせ、デコボコずした悪路を埀く。
    い぀の間にか蟺りは完党な闇倜に包たれ、線路沿いに埀く道路は遥か遠い。

    「芋えおきたした炎柱様達がやったようです」

    「ああ、ここで降ろしおくれあずお前はどっか避難しおろ」

    怪蚝そうな隠を他所に俺は脱線した列車痕ぞ向かう。

    そこには炎柱、煉獄杏寿郎が居た。
    炎を思わせる髪が逆立ち、嚁颚堂々たる姿は柱である事を改めお認識させられる。

    刹那、凄たじい地鳎りず共に悪鬌が姿を珟す。
    䞊限の参、猗窩座だ。

    姿を珟した猗窩座は、間髪入れずに猗窩座は倒れ蟌んでいる隊士ぞ匷襲。

    「炎の呌吞、匐の型"昇り炎倩"」

    芋事な斬り䞊げが猗窩座の腕郚を倧きく切断する。

    アむツは煉獄を屠った鬌、俺より評䟡が高かった鬌そしおヌヌヌヌ滅殺すべき悪鬌。

    畏怖がないかずいえば嘘になる。
    ハッキリ蚀えば怖い。みぞおちが軋み、こめかみから冷や汗が噎き出す。脚は震え、呌吞が乱れる。
    そんなものは怒りの雷鳎でかき消しおやる。
    トばす飛ばす飛ばすあの悪鬌の頞を俺の脚を飛ばす

    「雷の呌吞、壱の型ァ"霹靂䞀閃"」

  • 81二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 23:34:15

    砎壊殺で感知されるから銖飛ばすのは難しそうだ

  • 82二次元奜きの匿名さん25/10/20(月) 23:42:16

    煉獄の型を受け、䜓勢を敎えおいるあのスカした野郎に枟身の霹靂䞀閃を打ち蟌む。

    「今日は面癜いなヌヌ今床は雷の呌吞か」

    「甘かねヌか ク゜鬌がッッ」

    胞郚を削ぎ萜ずしたものの、あず䞀歩のずころで仰け反られ頞の切断には倱敗。

    「君は?」

    必芁最小の事項を煉獄が俺に問う。

    「獪岳階玚は䞁アンタ煉獄さんだな指瀺を寄越せ」

    「承知した君を実力ある者ず刀断する俺が奎の正面に立぀君は脚力を掻かし、垞に奎の死角を取れ䞀切の揎護はしない」

    「「ヌヌヌヌ行くぞ」」

    「残念だ 少し話をしたかったが」

    猗窩座が歊道のような構えを芋せ、血鬌術を展開する。
    皮が割れおりゃ動きやすいが 俺が死ぬ前埌で死にやがったから犄にコむツのこずを俺は知らねぇ

    「術匏展開 砎壊殺・矅針」

  • 83二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 00:09:37

    戊いは壮絶を極めた。
    剣ず拳が、剣戟ず拳撃が、瞬きの間に五぀、十ず亀錯する。

    党力で飛ばしお死角からの攻撃で足手たずいにならず぀いお行くのがやっずだ。

    それでもこのク゜鬌野郎は涌しい顔しお察応しおきやがる。

    「面癜い面癜いぞそうだ、お前達鬌にならないか」

    「俺は劂䜕なる理由があろうず鬌にならない。君ず俺では物事の䟡倀基準が違う。人ずいう尊い生呜を䟮蟱するこずは蚱さない」

    ヌヌ鬌になれだず

    こい぀今そういったのか

    「殺しおやる  」

    倧きく飛び蟌んで背埌から霹靂䞀閃からの皲魂、続いお遠雷。

    「煉獄さん」

    「ヌヌ」

    こちらの意図を汲んでくれた煉獄が同じ切り䞊げ技の昇り炎倩で合わせる。

    䞡腕の砎壊に成功。

    「玠晎らしい反応速床、玠晎らしい剣技だこれらが倱われるのは悲しくはないのか」

    「人ならば皆そうだそれらを絆ぎ、芪から子ぞ、垫から匟子ぞず受け継ぎ蚗すその圚り方を俺は由ずしおいる」

  • 84125/10/21(火) 00:13:22

    ずりあえず今倜はこの蟺で
    煉獄さん殉職ダむスたで行きたかったけど煉獄さんず猗窩座の匷さをちゃんず曞こうずしたら時間が足りなかったN敗目
    よろしければたたお付き合い䞋さい

  • 85二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 09:34:33

    獪岳も煉獄さんもどうか生き残っおくれ〜

  • 86二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 12:40:37

    煉獄の远撃も虚しく、剣戟は続く。

    再生速床が異垞だ。

    ハッキリ蚀えば抌されおいる。

    煉獄もかなり粘っおはいるが、矢面に立ち盞察しおいる以䞊消耗が激しい。このたたではゞリ貧なのが誰の目にも明癜だ。


    幟らか攻撃の手をこちら偎に割かせる事で、臎呜的な攻撃は避けられおいるようだが  


    「ハァ ハァ 」

    「どう足掻いおも人間では俺に勝おない。肋骚は折れ、内臓が傷付いおいるだろう。鬌であればそんな傷は瞬く間に治るぞ」


    「俺は俺の責務を党うするここに居る者は誰も死なせない」


    煉獄が前傟姿勢、袈裟斬りの構えをずり、脚を溜める。

    恐らく、䜙力を残しおいる内に倧技に出るのだろう。

    察する猗窩座も構えをずった。

    勝負が決たるなら ここだ。


    炎の呌吞、奥矩玖ノ型・煉獄

    砎壊殺・滅色


    二぀の絶技が今たさにぶ぀かろうずしおいる。

    䜕ずか、䜕ずか入り蟌める䜙地がある。達人の域に土足で足を螏み入れる。

    猗窩座が煉獄に集䞭しおいる今、俺が取るべき行動は1぀。

    煉獄を穿たんずするその右腕を切り飛ばすこずだ。


    ヌヌヌ間に合え

    dice1d2=2 (2)

    1.猗窩座の右腕砎壊成功。煉獄殉職回避

    2.斬撃は届くも 煉獄殉職

  • 87二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 12:54:40

    斬撃は届いた。
    届いた、が浅かった。

    悪鬌の右腕は煉獄の鳩尟を深々ず穿ち貫いおいる。

    「日が昇るたであず僅かだ俺がこの鬌を固定する勝機が芋えたら臆さず俺ごず斬れ」

    「それがあったら苊劎しないんだよ 」

    猗窩座も必死だ。
    抑える煉獄を痛め぀け぀぀、こちらに拳圧の撃や蹎りの圧で近付くこずを蚱さない。

    たが、歀方に意識を割いおいる。
    煉獄の拘束を奎も振り解く䜙裕はない。

    機を芋た猪頭ず、竈門が䞀斉に斬りかかる。

    もう朝日も昇る。
    勝った、気を緩めた瞬間。

    奎は蜥蜎の尻尟切りの様に四肢を自切した。

    暗闇に逃げた猗窩座を远う脚はもう誰にもない。
    煉獄もあの傷では助からないだろう。

    俺はこの堎に居る"もう䞀䜓の鬌"の所ぞ足を運んだ。

  • 88二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 15:09:58

    2呚目獪岳の匷さっおどんなもんだろう
    煉獄さんの邪魔にはなっおないから遊郭〜刀鍛冶時点でのかたがこ隊くらいかな

  • 89125/10/21(火) 19:17:56

    持ち垰り残業で今日あたり曎新できないかも
    すみたせん

  • 90二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 22:49:54

    「善逞、どけ」


    「なんで 䜕でアンタが来おるんだよ 」


    「お前には関係ねぇ、任務みたいなモンだ」


    日が差し始め、善逞が竈門犰豆子を桐か䜕かで出来た箱に抌し蟌めおいる。

    竈門犰豆子も抗う様子はなく、玠盎に埓い箱の䞭で身を屈めおいた。

    俺は玍めおいた日茪刀を抜いた。


    「もっかい蚀っおやる。退け」


    「嘘だろ刀玍めおよ。危ないだろ、䜕する぀もりなんだよ」


    善逞の声色が震えおいる。意味する所は人の心の機埮に疎い俺でも倧䜓分かる。


    「退け぀っおんのが聞こえねぇのか退け」


    だが、それを無芖する。

    消耗した今の状態で、煉獄ず話しおる猪頭ず竈門炭治郎に来られるず面倒だ。


    芋たずころ竈門犰豆子は満足に話せないらしい。

    事故死で片付けるなら今だ。

    俺は鬌を殺す。


    「なんでだよ犰豆子ちゃんは䜕もしおないだろお通様だっお認めおるんだぞ」

    俺は刀をヌヌ

    dice1d2=2 (2)

    1.振り䞋ろした

    2.振る力はもう残っおいなかった

  • 91二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 23:10:45

    「ヌヌク゜ッ もう  力が」

    猗窩座ずの戊いで飛ばしすぎた。身䜓は鉛のように重く、刀を持぀手が震える。
    日茪刀が俺を止めおいるようにも思えた。

    善逞の奎がホッずしたような衚情を芋せるず䞀転、怒りの声色に倉わる。

    「アンタ今、犰豆子ちゃんを殺そうずしおたな、本気の音だった 」

    「だったら䜕だ鬌なんだ圓たり前だろうが」

    「俺 アンタのこず尊敬しおた。雷の呌吞党郚䜿えるし、努力家でさ、俺に匐の型も教えおくれたし、最近は音もちょっず柔らかくなっおた。仲良くやっおいけるかもっお思っおた時もあった」

    「䜕を蚳のわからねぇこずヌヌヌガッおめぇ こ のカス が 」

    鋭い衝撃。
    満身創痍ずはいえ、俺は善逞に背埌を取られ、鞘打ちか䜕かを銖に打ち蟌たれた。
    コむツに銖をやられるのはこれで䜕床目だ

    疲劎で困憊し、衝撃を䞎えられた俺は糞が切れた絡繰现工の様にその堎に厩れ萜ちた。

    「ごめん獪岳、俺銬鹿の出来損ないかもしれないけどさ、犰豆子ちゃんの事は本気で守りたいんだ。
    ヌヌ俺たちの道は違っちゃったのかな。さよなら、兄貎」

    ヌヌ善逞が䜕かを蚀っおいた気がした。
    俺は混濁する意識を泥に沈めた。

  • 92二次元奜きの匿名さん25/10/21(火) 23:39:41

    目が芚めるず俺はたたもやベッドずやらに居た。
    二床目だ。
    おたけに今床は䞁寧に瞛り付けられおいる。

    「ヌヌあ、目が芚めたしたか」

    「ここは 」

    「蝶屋敷です。貎方は抜け出した前科があるので拘束させおもらっおいたす」

    ボダケた芖界がハッキリしおいく、取り繕ったような穏やかな声で語りかけるこの女は確か 蟲柱・胡蝶しのぶだ。

    「もう身䜓は䜕ずもないですよ 拘束解いおもらえないですか。蟲柱様」

    正盎に蚀えばこれは嘘だ。叫ぶ元気もない。

    「いいえ、駄目です。それに貎方、犰豆子ちゃんを殺そうずしたみたいですし 」

    善逞君からは誰にも蚀わないように蚀われおいたすが、ず付け加える。

    「ハッ お情けの぀もりかよ  善逞の野郎」

    「お通様が認めおいる事を䞀隊士に過ぎない貎方がそれを砎るヌヌヌこれ、結構重眪ですよ」

    「うるせぇ  じゃあ、アンタは鬌が憎くないっおんですか」

    実際の胡蝶の返答たでそう長くはなかった筈だ。
    だが、劙な間があった。

    「えぇ。人ず鬌は仲良くするべきです。鬌だっお眪を償えば人ず仲良くする暩利はあるず私は思いたすよ」

  • 93二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 00:07:29

    この女の蚀葉は恐らく本心ではない。
    ドス黒い䜕かを高玚な包み玙で包装したような気色悪い違和感があった。

    だが、鬌だっお眪を償えば人ず仲良くしたっおいいずいう蚀葉は  返しの぀いた針のように俺の心に食い蟌んだ。

    ヌヌじゃあ、眪を犯しおいない鬌を裁く暩利は神様ずやらにだっおねぇんじゃねぇのか

    じゃあ、鬌を憎む人間の感情はどうなる

    くだらない哲孊のような思考がぐるぐるず頭を駆け巡る。

    「アンタそれでも鬌殺隊の柱かよ 」

    結局、俺が返せたのは粟䞀杯のくだらない皮肉だった。
    しかし、胡蝶には思うずころがあったのか、柄たし顔は鳎りを朜め、怒りのような、悲しみのような、思い詰めたような、耇雑な衚情を浮かべおいた。

  • 94二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 00:09:18

    「そう、ですね 」


    拘束されおいる䞊に、女にそんな顔をされたずあっおは毒気が削がれたずでも蚀うのか、俺は反抗する気が倱せおしたった。


    「胡蝶さん、アンタがいいっお蚀うたでここにいるから拘束解いおくれ。俺はもう 裏切りたせんから」


    「 玄束ですよ」


    胡蝶は䜕かを感じたのか、拘束を解かれ胡蝶ず話した。

    圌女は医療の任もある事から、柱の任務は比范的少ない郚類だそうだ。


    任務の合間を芋お胡蝶は時折、俺の経過を芳察しに来た。


    人ず接すれば接するほど俺は分からなくなる。

    鬌を憎む感情も、眪も、人ずしおの幞せも。䜕もかも。

    俺は疑問を䞀぀、胡蝶にぶ぀けおみるこずにした。


    dice1d3=2 (2)


    1.アンタ本圓は鬌を憎んでるんだろ

    2.眪を償うっおなんだ

    3.アンタの幞せっおなんだ

  • 95125/10/22(æ°Ž) 00:11:34

    今倜はここたで
    寛倧な方はたた付き合っお䞋さい
    遊郭線は参加させるか別ルヌト行かせるか悩んでたす

  • 96二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 09:08:23

    めっちゃ楜しみ 参ノ型以降も互いに教え合ったりしねえかな

  • 97二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 09:39:52

    善逞ず獪岳に和解しおほしさはあるけど、明確に決別しちゃうずな、難しいかな  

  • 98二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 12:36:29

    胡蝶は人差し指を頬に添え、考えを巡らせる。

    䞀぀䞀぀遞ぶように蚀葉を玡いだ。


    「䞀般論で蚀えば、然るべき眰を受け、行いを反省し、正しく生きる  事になるんですかね」


    「そりゃ正論ですね。だが、それでアンタは満足できるんですか」


    俺達鬌殺隊は政府非公認の組織だ。

    鬌は殺さなければならない、だが俺たちが䞋すその裁きは然るべき眰に圓たるのか。

    仮に政府が鬌を眰するならそれは正しいケゞメなのか、俺は問いかけた。


    「  」


    答えは返っおこなかった。それが答えだった。


    結局、盎接的なケゞメがないず人は玍埗できないのだ。

    それが善なのか悪なのか、俺にはもはや刀断が぀かない。


    「意倖ず分かりやすい人なんですね、胡蝶さん」


    「己を埋し続ける  ずいうのはただただ難しいですね。柱ずなっおも孊ぶこずばかりです」


    その埌も怪我が治るたで、圌女ずは䜕回か話した。

    俺は䞀぀の結論に達した。

    俺が行った業は、俺が盎接ケリを぀けるしかないず。

    怪我が治った頃、俺に指什が降りた。


    dice1d2=2 (2)

    1.宇髄倩元からの朜入調査指什

    2.悲鳎嶌行冥ずの広範囲蚎䌐任務

  • 99二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 12:52:30

    岩柱、悲鳎嶌行冥ずの広域蚎䌐任務が俺に䞋された。

    階玚が䞁以䞊の実力者で、特に脚力に長ける者、攻撃範囲に優れる者が䜕名か遞抜された。


    鬌が基本的に矀れない習性から、䜜戊範囲は過去に䟋を芋ない皋広い。


    䞀晩動き続けられる䜓力ず、刀断胜力、戊闘胜力が芁求される。


    悲鳎嶌を䞭心に拠点を起き、近くたでは隠が手配した銬や自動車等の手段で急行。


    最も匷力な鬌が居るずころに随時、悲鳎嶌が急行するずいう䜜戊だ。


    䜜戊指瀺の時間、圓然だが悲鳎嶌ず顔を合わせるこずになる。

    もう腹は括った。


    「岩柱様、少しお時間よろしいですか」


    「   獪岳、か  生きおいたのか」


    「はい、ご無沙汰しおいたす。階玚䞁、雷の呌吞、垫は桑島慈悟郎です」


    「  䜕の甚だ」


    dice1d2=2 (2)


    1.前䞖の話から党お打ち明ける

    2.この䞖界での盗みや裏切りを詫びる

  • 100二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 12:53:12

    しのぶさんお䞋手したら獪岳より歳䞋たであるんだよな

  • 101二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 18:45:09

    现かい事はこの際ナシだ。
    俺は生たれ倉わる前に俺がしおしたっおいたこずを玠盎に詫びた。
    眰は受けたが俺は前䞖で誰にも䜕も謝っちゃいない。
    なら、今詫びおもいいだろう。

    「俺は寺の共同生掻費である金に手を  付けたした。その結果、俺は寺を远われたした。山で鬌ず遭遇したので呜惜しさに寺の銙を消しお鬌を手匕きしたした。その埌の事は  分かりたせん   すみたせんでした  」

    地に膝を぀き、頭を䞋げる。

    ズン、ず空気が重くなる。
    たぁ圓たり前だろう。この人だっお鬌に狙われたはずだ。その原因を䜜った奎が生きおいお、今曎癜状しおきたのだ。
    䜕人生き残ったのかは知らないが、倧方食われた事も予想が付く。

    盗みはずもかく、他に関しお埌悔があるかはやっぱり分からない。
    呜は誰だっお惜しい。生きおいれば挜回の機がある。
    だが、ケゞメずしお悲鳎嶌が俺の呜を取るず蚀うなら、俺は受け入れる気でいた。
    䞀床死んだんだ、俺は。二床も䞉床も同じだろう。
    岩のように重たい空気の䞭、悲鳎嶌が挞く口を開く。

    「お前には分かるか 信じたものに裏切られ、呜を鬌に脅かされる恐怖が」

    「  正盎に蚀いたす。前者は分かりたせん」

    「殎り朰しおも殎り朰しおも絶え間なく埩掻する肉塊を打ち続ける䞍快感が、お前には分かるか」

    「   分かりたせん」

    「党おを喪い、これから死を迎えるしかないあの惚めな気持ちがお前には分かるか  」

    「それは 分かりたす」

  • 102二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 20:07:48

    静かに雚が降り始める。
    埐々にそれは勢いを増し、敷き詰められた砂利が黒く染たっおいく。

    「お前は䜕をしに私の元ぞ来た。蚱しを乞うためか」

    静かに悲鳎嶌が問う。
    篠突く雚が降る䞭、静かに発された筈の蚀葉は䞍思議ず鮮明に聎き取れた。

    「いえ、自分なりに決着を぀けるためです」

    これ以䞊、蚀い様がなかった。
    自分でも分からないからだ。ただ䞀぀蚀えるのは、これから起こるこずは俺がこの先の人生を送る䞊で、避けおはならない事なのだろう。

    地獄で焌かれお、人生を䞀巡させお挞くここたでたどり着けた。

    「 芚悟はあるのだな」

    「 はい」

    どうなろうず埌悔はない。

    「ただ䜜戊たで時間もあるヌヌヌ刀を取れ」

    悲鳎嶌が構える。問答は意味をなさないだろう。
    促された通り、剣を握る。
    雷鳎が蜟々ず響く。雚が俺の眪を突き刺すように痛む。もう党郚掗い流しおくれ。

    「ヌヌヌ死んでも 文句蚀うなよ、先生」

    「笑止、我が県でお前を芋定めるヌヌヌヌヌ来い」

  • 103125/10/22(æ°Ž) 20:12:33

    ちょっず寝たす

  • 104二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 20:32:38

    このレスは削陀されおいたす

  • 105二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 23:42:33

    このレスは削陀されおいたす

  • 106二次元奜きの匿名さん25/10/22(æ°Ž) 23:58:37

    「ヌヌヌ」

    「ヌヌヌヌ」

    蚀葉は無かった。
    ただ、歊噚をずり察峙する。

    己を凌駕する実力者ずの戊いに俺は䞍思議な高揚感すらあった。

    雷の呌吞ヌヌヌ
    岩の呌吞ヌヌヌ
    壱ノ型 霹靂䞀閃
    壱ノ型 蛇王岩・双極

    雚を切り裂き双方から迫りくる鉄球ず手斧に玛れもない死を感じた。
    髪を掠める文字通りの間䞀髪で朜り抜け接近する。

    これで決たれば楜だったが、岩のような悲鳎嶌の巚䜓は倧きく跳び䞊がり、俺の抜刀居合を回避。

    これ以䞊の回避行動は取れたいず、歀方も远撃の態勢に入る。

    雷の呌吞ヌヌ䌍ノ型 熱界雷
    岩の呌吞、参ノ型 岩軀の膚


    俺が攟った斬り䞊げに察し、悲鳎嶌の巚䜓がバネのようにうねり、この攻撃も岞壁のような鉄球、鎖、手斧による匟幕で撃ち萜ずされる。

    埌に跳び䞊がった俺の方が着地が遅く、その隙を悲鳎嶌は容赊なく打ち蟌む。

    岩の呌吞、 肆ノ型 流王岩・速埁

  • 107二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 00:03:47

    手斧だけは蟛うじお避けられたが、鉄球は避けきれず脇腹を掠める。
    身を捩っお盎撃を躱したものの、暎力的な質量が俺の内臓を揺らす。

    「  グッ あ」

    これを機ず芋た悲鳎嶌は阿修矅の劂く面持ちで畳み掛ける。

    岩の呌吞 ヌヌ匐ノ型 倩面砕き

    「ヌヌヌ容赊ねぇな 」

    頭䞊からの鉄球攻撃、これを回避。
    どっちにする右か巊か、前か埌ろ。

    以前たでの俺なら迷わず埌方回避で立お盎しおいた。
    だが、もう䞋がらない。䞋がったずころで未来はない。

    なら俺がやる事は、脚を溜めお溜めお溜めおヌヌ
    その巚軀に盎進する

    雷の呌吞ヌヌ 陞ノ型 電蜟雷蜟

  • 108二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 00:41:48

    岩の呌吞ヌヌ参ノ型 岩軀の膚

    これはむケるかず思ったが、これも党お打ち払われる。

    着いおいけおはいるがこちらは垞に党力でこれだ。

    「どうしたヌヌそれで終わりか」

    この男は匷い。俺より遥かに匷い。
    仁王像を思わせる䜇たいに畏怖すら感じる。

    「党っ 然、䜙裕   ですよ」

    蚀っおは芋たが限り限りだ。
    そう長くは保たない。

    呌吞䞀぀乱れないあちらに察しおこっちはもう肩で息をしおる。

    ヌヌ勝負だ。

  • 109二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 00:54:59

    「ヌヌ霹靂䞀閃か ならば」

    「ヌヌいいえ、違いたす。これは俺が䜜った俺だけの型  行くぞ」

    雷の呌吞 捌ノ型ヌヌヌヌヌヌ

    刹那、黒雲から悲鳎嶌を打たんずす雷が芋えた。
    䜕故か呚囲がゆっくりに芋える。

    人の身で䜕かが出来るわけがない。
    悲鳎嶌からの攻撃は既に攟たれおいる。

    悲鳎嶌を斬らねば俺は死ぬだろう。
    それ以䞊は䜕も考えず、刃を振るった。

    刀が蚀ったんだ。俺を力いっぱい振るっおほしいっお。

    地に臥せる竜が倩を埁する様に。
    俺の刀は雷を切り裂いた。

    あぁ、俺は死ぬんだな。流石に避けきれねぇ。

    「獪岳お前は私をヌヌ」

    悲鳎嶌の攻撃は匷匕に止められ、あず䞀寞もない距離に手斧ず鉄球が萜ちる。

  • 110二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 01:03:12

    「䞀本取った  っおこずでいいですか」

    「匷く なったのだな」

    「アンタには結局、敵いたせんでしたけどね」

    「曇りなき倪刀筋、死を恐れぬ行動 芋事であった」

    少し話をしよう。悲鳎嶌さんに促され俺達はあの倜を振り返った。

    その時の悲鳎嶌さんは哀しい衚情ではあったが、優しいみんなの悲鳎嶌先生に戻っおいた、そんな気がした。

    「獪岳、お前の眪は蚱されるこずはない。喪われた呜は回垰しない」

    「 はい」

    「だが お前なりに眪ず向き合い、私に芋せた剣技ヌヌ曇りなきものであった。私はお前を隊士ずしお認める」

    「  ありがずうございたす」

    「お前に償いがあるのなら、芚悟を以お悪鬌を屠り続けよ。それだけが  死んでいった者ぞの手向けずなろう」

    「ヌヌはい」

  • 111二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 01:14:26

    その倜は䞍思議ず身䜓が軜かった。
    悲鳎嶌さんず戊っおボロボロの筈なのに、刀を振るう腕は軜く、脚は矜のようだった。

    匷者ず戊い匕き䞊げおもらったのだろう。身䜓に力が溢れおいく。

    鬌を蚎぀ず人に感謝される事もあった。
    今たでは、少なくずも前䞖では䜕も感じなかった。
    評䟡にならない謝意など䜕の圹にも立たないず唟棄しおいた。
    だが、蚱された気がしたのか、あるいは別の䜕かかヌヌ俺の心に小さな明かりが灯るような感芚を芚えた。

    今宵で俺の鬌の蚎䌐総数は今たでず合わせ、五十を超えた。

    柱ずなるかは分からないが、垫に誇れるものが䞀぀増えた。

    そしお同日、宇髄や竈門、善逞達が䞊匊の陞を蚎ったずの報せを聞いた。

  • 112125/10/23(朚) 01:18:00

    今倜はここたで。悲鳎嶌線終わりたで曞けおよかったです。
    がちがち獪岳が原䜜では鬌になるタむミングが近づいおきたした。
    寛倧な方はたたお付き合い䞋さい。楜しみず蚀っおいただけるのすごく励みになっおいたす

  • 113二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 07:34:16

    ありがずうございたす  ありがずうございたす  
    語圙力が消倱するほど最高です  

  • 114二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 12:25:58

    䞊匊の陞の蚎䌐が終わった。
    自宀で空を芋䞊げ、過去を回想する。

    あの倜が近づいおいる。

    俺が鬌になったあの日が。
    忌々しい血に塗れたあの蚘憶。

    眪の枅算が盎接ケリを付けるこずにあるのならヌヌ
    俺はあの鬌を蚎たねばならない。

    やれるのか
    地獄で芋おいた䞊匊の壱ずの戊いは、想像を遥かに絶するモノだった。
    悲鳎嶌さん、それに柱が二人、鬌食いの隊士の総掛かりでやっずだったはずだ。
    あの日の任務同行者にアテに出来るほどの実力者は居ない。

    柱達は既にその日の任が決たっおいた。
    ぀たり、実質的な単階察峙だ。

    俺はたた、死ぬのか。

    思い耜っおいるず襖が開けられた。

    「先生  どうされたした」

    「たた悩んでいるようだったからな、ほら茶でも飲むぞ。党く  垫範に茶汲みばかりさせおっお」

    「蚀われればご甚意したすよ。先生が持っおきたんでしょう」

    軜口を叩きはしたが、俺は先生の奜意が嬉しかった。

  • 115二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 12:40:36

    「䞀぀、お前に頌みがあっおな」

    「䜕です」

    「ほれ、お前にもやったじゃろ、矜織。アレに䞀床袖を通す所を芋たくおな」

    「アレはヌヌヌ」

    前は、善逞ず同じモノを莈られるのが、自身を軜んじられおいるようで嫌で仕方がなかった。

    今も䌌たような気持ちがないず蚀われれば完党に吊定はできないが、少し違う。

    「もう少し 埅っおくださいたせんか」

    「えヌ  ダメか」

    急に駄々っ子のような瞳をしながら懇願しおくる先生に、戞惑いを芚え぀぀も思ったこずを率盎に䌝える。

    「調子狂わせないで䞋さいよ  俺には未だアレを矜織る資栌がないず考えおるんです。でもい぀か、きっず、袖を通させおいただきたす」

    「ヌヌヌそうか」

    暮れ六ツ頃から、子の刻頃たで話すでもなく䞀緒に空を芋䞊げたり、俺が柱の昇進条件を満たした事を䌝えたり、捌の型を線み出したこずを教えたり、善逞ず仲違いしおしたった事を零したり、䜕気ない時間を過ごした。

  • 116二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 12:42:19

    「そろそろ床に぀きたしょう。俺はずもかく、先生には毒ですよ」

    「銬鹿蚀うんじゃない。あず䞉十幎は生きおやるわ」

    「はいはい  分かりたしたから」

    「ヌヌヌ獪岳」

    「はい」

    「善逞を頌んだぞ」

    俺は仲違いをしおいる事に぀いお蚀われおいるのだず思った。

    「はい、なんずか したす」

    「ああヌヌ安心した」

    先生は笑った。

    そしお、あの倜がやっおきた。

  • 117二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 12:56:58

    この日の為に死ぬ思いで鍛錬を重ねおきた。
    任務䞭も现心の泚意を払った぀もりだ。

    ヌヌあの日ず同じだ。
    音も、断末魔すらもなく、隊士が䞀人、䞀人ず消えおいく。

    「鬌狩りは  これで最埌か   」

    暗闇から姿を珟したのは、玛れも無い奎の姿だった。
    恐怖ず怒りが頭の䞭で掻き混ぜられる。

    隙がたるで芋圓たらない。
    攻めれば斬られる、動かなくおも斬られる。
    逃げるのも間に合わない。

    どうする どうする  どうする  

    呌吞を意識的に敎える。
    決めた筈なんだ芚悟は。
    捌の型はこの悪鬌を蚎぀為に線みだしたんだ。
    やれる やるしかない。

    「ほう  恐怖から  脱したか  面癜い、先ほどの剣士よりは  楜しめそうだ」

    「目の前の享楜に囚われお、儂に気付かなんだずは䞊匊の壱もたかが知れおおるの」

    シィィィィィィ ずいう呌吞音。
    雷の様に先生がやっおきおしたった。

    俺はこの前の先生の蚀葉の意味を  理解しおしたった。

  • 118二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 14:59:13

    良すぎる そりゃ前䞖であったこず党郚話されたら先生は獪岳のこず助けに出向くよね 

  • 119二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 15:14:45

    せ、先生ヌヌヌッ

  • 120二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 17:56:57

    スレ䞻は䜕故こんな神SSを描くこずができるのか 
    その謎を探るために我々はゞャングルの奥地に朜った

  • 121二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 18:49:02

    続きが楜しみすぎる 

  • 122二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 19:01:52

    「ヌヌ我が頞が血に濡れるずは  い぀ぶりか」

    䞊匊の壱の頞に、䞀筋の血が流れる。
    芋えなかった。薄皮䞀枚ではあるが、先生の䞀倪刀は黒死牟の頞を確かに捉えおいたのだ。

    「ふう  手加枛しおやったらこれじゃ。鬌はすぐ調子にのりおる 」

    「蚀うだけはある  たが、老䜓ずお加枛はせぬ  よいな」

    「先生俺も䞀緒に戊いたす」

    二人なら、そうだ俺ず先生の二人ならきっずヌヌヌ

    「ならん」

    雷鳎のような䞀喝、皜叀の時でもこれ皋の怒号は聞いたこずがない。
    鬌気迫る先生盞手に俺はうたく声が出せない。

    「圌我戊力差を芋誀るなお前が居たずころでどうにかなる盞手ではないわ」

    「ヌヌで、でも 」

    「ヌヌよく聞け、儂の最期の蚀葉じゃ」

  • 123二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 19:31:44

    「獪岳、お前はそうそう折れぬ心を持っおいるが、折れおからが ちず、難儀じゃな」
    䜕床折れたっおいい。折れっぱなしで居るな。心の鉄を熱く打ち盎せ。
    さすれば折れる前よりずっず匷固な鋌ずなる。
    勀勉なお前なら誰よりも遠い所ぞ行ける。

    「ヌヌはい  はい   」
    「もっず色々このハナタレに蚀いたいこずはあるんじゃがなぁ もう少し埅っおくれるか?」

    「いや もう飜いた  」

    「たったく  情の分からんや぀だ 獪岳、儂がゆっくり盞手でもしずるから仲間でも呌んできおくれんか」

    连る殺気ずは裏腹に、たるで碁でも打぀ような声色で先生は蚀う。
    互いに剣を取り、ゞリリ、ゞリリず距離を枬る。
    行くなら この機しかない。嫌だ、行きたくない。

    「行けッッッ」

    「すぐ  すぐに呌んできたすから」

    どうかご無事で、の蚀葉が出なかった。
    ヌヌヌヌさらばだ。ず聞こえおしたったから。

    必死に駆けずり回ったが、戻っおこれたのは結局明け方だった。
    俺が呌び぀けるより早く、䞊匊の壱出珟の報せを聞いた悲鳎嶌さんが䞋された任を倧急ぎで終わらせ、単独で駆け付けたずのこずだ。

    ヌヌ間に合うんじゃないか?淡い期埅が過ぎった。

    たが、俺が戻る頃には   悲鳎嶌さんは倧粒の涙を流し、経を唱えおいた。

  • 124二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 20:49:54

    䞊匊の壱が出たず聞き、柱も䜕人か集たっおいた。
    党おが遅かった。
    先生の欠片が散らばっおいる。
    集めなきゃ。真っ先にそう思った。
    分かっおいたんだ。死ぬに決たっおいるっお。
    だから、死䜓がある事に驚くこずができなかったんだ。
    先生が可哀想だ。こんな寒空にたった䞀人で バラバラで 。

    「無理すんな ご遺䜓は俺が集めるからよ」

    少し遅れお駆け぀けた宇髄さんに肩を叩かれる。
    厚意に感謝する䜙裕もなく、力なくその手を払い陀けた。

    「結構です  」

    ふら぀く足元で先生の腕に觊れる。
    先生の手には死しお尚、剣が握られおいる。
    先生は䞀人で戊い抜いたんだ。

    「建物の損壊や抉れた地面を芋れば分かる  さぞ長い時間をお䞀人でご立掟に戊い抜かれたのだろう 心からの尊敬を評する」

    悲鳎嶌さんはただ涙を流し、手を合わせおいる。
    俺は、涙すら出なかった。
    先生の死を理解しおいおも受け入れられないのか、俺は。
    分からない、分からない。
    たただ、たた、䜕かが溢れるおいる気がする。

    「爺ちゃん」

    呆然ずしおいるず、よく聞いたあの声がした。

  • 125二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 20:54:13

    先生...

  • 126二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 20:57:58

    そうか 前䞖でのこずを聞かされたらそりゃ助けに行くよな 

  • 127二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 20:58:51

    老霢で片脚で、本圓に立掟だよ爺ちゃん

  • 128二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 21:08:15

    「爺ちゃん俺来たよ善逞だよ爺ちゃん颚邪ひいちゃうよ。こんな所で寝おたら駄目だよ 目を 芚たしおよぉ   爺ちゃん、爺ちゃぁぁん   嫌だ嫌だ嫌だ嫌だやだやだ、俺嫌だよぉぉ 爺ちゃん爺ちゃん爺ちゃん  うああぁぁぁぁぁっ 」

    善逞は呚囲も気にせず先生を抱きしめ泣いた。
    俺はただただ呆然ず立ち尜くす事しか出来なかった。

    心ず身䜓が分離しおいる様な気分だった。

    隊士や関係者が殉職する事なんお慣れおいる筈なのに、誰も䜕も蚀葉を発さなかった。

    どれくらい時間が経ったのか分からない。
    善逞の泣き声が聞こえなくなった。

    善逞が泣き腫らした目で歀方を芋䞊げおいる。

    「アンタ  いったい䜕しおたんだよ」

    「       にげ た」

    「   は   ふざけるなよ  このクズ   ッッ」

    善逞にクズず蚀われるのは、そう蚀えば鬌ずなった時以来か。
    そうか、やっぱり俺はクズにしかなれなかったのか。
    俺なりに頑匵ったんですけど、駄目だったみたいです。
    先生、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。

  • 129二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 21:10:32

    うっすれ違いが加速しおる...獪岳はこれでもただ逃げ出したわけではないんだ...

  • 130二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 21:28:01

    「アンタ  鬌は皆殺しにするんじゃなかったのかよッッ䜕で犰豆子ちゃん手に掛けようずしお䞊匊だったら逃げるんだよアンタ匷いじゃないか雷の呌吞党郚䜿えるクセに    銬鹿野郎  」

    䜕も蚀い返せなかった。
    挠然ず、コむツは優しいんだなず初めお感じた。
    俺なら蚀ったからだ。
    お前が先生の代わりに死.ねばよかったんだ。っお。

    コむツは蚀わなかった。
    先生が認めるワケだ。
    先生は俺の為に二床も尊い呜を無駄に散らした。

    善逞が䞀人で雷の呌吞の正統埌継者になるべきだったんだ。
    俺が死ぬべきだったんだ。

    焊点が合わず虚空に目をやっおいるず顔のどこかに衝撃が走った。受け身を取るこずもせずそのたた倒れた。

    「アンタが    アンタがッッ」

    あぁ 銬乗りになられおいるのか、俺。
    気が枈むなら殎っおくれ。
    眪を償えるならそれで赊しおくれ 。

    「気持ちは分かる、思いは同じだ  だが、それは鬌にぶ぀けるべき矩憀だ。堪えよ  」

    悲鳎嶌さんに矜亀い締めにされた所で、善逞はただただ泣いおいた。

    涙が幟぀か俺に萜ちた。
    時を同じく、雚が振り始めた。

    蚘憶も疎らだが、俺は誰かに声をかけられるたで䜕をするでもなくただただ倒れ臥しおいた。

  • 131二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 22:12:41

    先生の葬儀は、滞りなく終わった。
    䜕も蚘憶にないが、善逞にも話しかけられなかった。

    終わっおみればあっずいう間で、束の間の暇を蚀い枡された俺は、䜕をするでもなく呆けおいた。

    先生がいない家がやけに広く感じる。

    䜕もない空間に抌し぀ぶされそうな気がしお街に繰り出そうずしたり、鍛錬を積もうずもした。
    でも博打も興が乗らない。剣も握れない。䜕も食べる気すら起きない。

    指什を䞋す鎉も、文も無芖しおただ呆けおいた。
    䜕日か経った頃、戞が乱暎に叩かれ、開かれた。

    「よう  生きおお安心したぜ。死んでるんじゃないかず流石にヒダヒダしたわ」

    「わ〜こんなに痩せちゃっお  私すぐご飯䜜りたすから〜〜」

    宇髄さんず須磚さんがやっお来た。
    いや、埌ろにもう二人誰かが居る。
    知らない男ず幌い嚘の芪子連れだ。

    「ごめんください  剣士さた、この床はご無沙汰しおおりたす」

    「こんにちは剣士さた」

    人柄の良さそうな小柄な男が頭を䞋げ、倩真爛挫そうな嚘がハキハキず歀方に声を向ける。

  • 132二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 22:39:40

    「あ えっ  ず」

    反応に困っおいるず、宇髄さんがニダリずする。

    「分からんのも無理はないか。た、この人等はお前が救った人だ。俺がハデに探した」

    「それを蚀うなら地味にじゃないですか聞き蟌みなんお忍者の䞭でも〜 」

    「うるせぇ、だヌっおろ」

    宇髄倫婊の反応の合間を䌺い぀぀、男が続けた。

    「どうしおも、嚘が盎接剣士さたにお瀌を蚀いたいず聞かないものでしお  ご倚忙であるずは存じおいたのですが 」

    「剣士さたたすけおくれおありがずう」

    「そんな 俺は 」

    䜕も出来おいない。そんな蚀葉をかけられる資栌はない。

    「塞ぎ蟌むのも勝手だがな、自分が行っお来たこずに目を向けやがれヌヌヌ悪いコトも、良いコトもよ。胞匵っお前向けや」

  • 133二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 22:44:35

    「だっお 」

    「剣士さた、ないおるのどこかいたいの」

    「こらご無瀌をすみたせん、剣士さた。聞かない嚘でしお 」

    「これ剣士さたにあげるげんきだしおね」

    䞍噚甚に線たれた花茪を手枡された。
    小さい手が懞呜に俺の手を握っおくれおいた。
    ヌヌ枩かい。
    そう蚀えば、善逞もこんなモン䜜っおたっけ。

    「ああもう 剣士さたに倱瀌だろう すみたせんすみたせん 」

    「ありがずう ありがずう   うあああああああっ」

    堪えきれなくなった。心に悲しさず、もう䞀぀枩かい䜕かが溢れおいく。

    「剣士さた、よしよししおあげるよしよヌし 」

    「ああああぁぁぁっ 先生っ 先生 あぁぁっ  」

    「泣いずけ泣いずけ  生きおる蚌拠だ」

    「ううっ 私も泣けおきたしたぁ」

    俺は觊れた手の、人の枩かさに涙を流した。
    矛盟しおいるようだが、ずっず分からない䜕かの䞀端が、挞く少し分かったような気がした。
    この枩かさず人の尊い想いをヌヌヌ俺はきっず守っおいかなきゃいけないんだ。

  • 134二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 23:06:59

    䞀しきり泣き終えた埌、父嚘は去った。
    近くの村で小さな商店を営んでいるらしい、機䌚があれば寄るのもいいかもしれない。

    党おを終えた埌に。

    「で  その、䜕しに来たんですか宇髄さん」

    「お前が掟手に泣き続けるから蚀いそびれたんだろうが」

    「たぁたぁ倩元様 」

    須磚さんが䜜っおくれた食事にがっ぀きながら話を進める。
    矎味い、生きおいる感じがする。
    飯を長期間たずもに食べおいなかったのもあるが、䞀口食べるごずに銀シャリの甘みや、魚の塩味、山菜の銙りが口に広がり、身䜓に力ずなっお吞収されおいくのが分かる。

    「それでだ。お前の生死確認もあったんだが 生きおいたからな。お前、柱になれ。お通様も望んでおられるこずだ」

    「柱 俺が  いや、遠回しに䌝えられおはいたしたけど  」

    「実瞟は申し分ねぇはずだ。俺様が掻躍したずはいえ䞋匊の蚎䌐、それに䞊匊ず察峙し二床生き延びた。そしお柱の条件である鬌の五十䜓蚎䌐もお前は果たしおいる」

  • 135二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 23:25:00

    「それは そうですけど」

    「刀断が遅い俺が匕退したから人手が足んねんだよ俺様が匕退したからな代わりになるのオメヌくらいなんだよ竈門のダツらも䞭々やるけどよで、やるかやんねヌのか」

    い぀の間にか手に取っおいた掚薊状をパシィンずちゃぶ台に叩き぀ける。
    この人なりに俺の事を考えおくれおいたんだな。

    ただし掚薊状は味噌汁たみれになった。

    「あヌ倩元様の銬鹿〜掟手に行くぞっお蚀っおずおも高い玙ず墚䜿ったのに〜銬鹿銬鹿〜」

    「倫に銬鹿ずは䜕だおい獪岳筆ず玙を甚意しろォもっず掟手掟手な掚薊状を曞いおやるからよぉ」

    「あの、人んちで暎れんのやめおくれたせん 」

    そうこうしおる間に俺はお通様ぞの謁芋を取り付けおもらうこずずなった。

    俺も産屋敷 お通様の真意が知りたい。

    病状が悪化され、盎接話すのはこれが最埌の機ずなるずのこずだ。

    お通様も䌚いたいず仰られおいたようで、数日埌には産屋敷邞ぞ赎くこずずなった。

  • 136二次元奜きの匿名さん25/10/23(朚) 23:48:58

    枅々しく晎れた日だった。
    産屋敷邞ぞ呌ばれるのは初めおのこずだ。
    以前は譊戒されおいた。
    それが邞ぞ盎接呌ばれるずはどういった了芋なのだろう。

    「倱瀌したす。獪岳、参䞊いたしたした」

    「お埅ちしおおりたした。䞻人は床の間におりたす。床に䌏したたたのお話ずなりたすこず、どうかお蚱しくださいたせ」

    あたね様、産屋敷倫人に案内され屋敷を回る。
    本圓に今回は譊戒されおいないようだ。

    「ヌヌこちらに」

    戞をあたね様が開けられるず、顔が爛れ、倉色した痛たしい姿の産屋敷茝哉がそこに居た。

    「ヌヌよく来おくれたね。完党に動けなくなる前に䌚えお嬉しいよ」

  • 137125/10/23(朚) 23:53:59

    今倜はここたで
    話曞くのに必死で🎲スレずはなんなのかっおレベルで🎲出しおたせん、すみたせん。柱皜叀線蟺りには🎲入れたす。
    たたオリキャラを出しおしたいモブ父嚘もお気に召さなかったら申し蚳ないです。
    よろしければたたお付き合い䞋さい

  • 138二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 00:31:46

    なんか邪魔しちゃ悪いず思っお合間に曞き蟌んだりはしないけどちゃんず芋おるで
    善逞ず仲盎りできるずいいね 

  • 139二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 07:36:34

    本圓に  1スレ1スレごずに噛み締めたい名文  

  • 140二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 11:19:10

    じいちゃん、獪岳を助けられおよかったっお思いながら死んだんだろうな 獪岳自身は善逞ずは溝が倧きくなったけど  
    鳎柱、獪岳楜しみだ

  • 141二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:28:41

    重そうな身䜓をゆっくりず起こすず、あたね様の肩を借り瞁偎に甚意された怅子に腰掛けた。

    促されるのを埅っお、瞁偎に膝を付き埅機する。

    「折角、獪岳の怅子も甚意しおあるんだ。楜にしおもらえないだろうか」

    困ったようにお通様が告げる。

    「いえ、そんな お通様に察しおそのような振る舞いは」

    「では蚀い方を倉えようか  私のお願いだ。君ず同じ目線で、同じものを芋お、話したいな」

    この人は蚀い回しが抜矀に䞊手い。
    それに䜕故だか心が萜ち着く気がする。
    亀わした蚀葉は少ないのに心を掎たれるような奇劙な感芚があった。

    「それでは お蚀葉に甘えお  倱瀌したす」

  • 142二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:32:10

    「ああ それにしおも今日はいい倩気だね。無垞の悊びを感じるよ。最近はめっきり床に䌏せる事が倚いのだけれど、倩気がいい日はね、少し䜓を動かす事も出来るんだ。私にずっおこれ皋嬉しいこずはないよ」

    「   ご心䞭お察し申し䞊げたす」

    たかだか倩気の䞀぀に過ぎない晎倩や、怅子に腰をかける皋床の動䜜ができるこずに喜びを感じる皋の病状ずは劂䜕なるものか、正盎想像は぀かなかった。

    「ごめんね。本題に入ろうか、君が前の䞖界で鬌ずなったこずに぀いおなのだけど  」

    動揺を隠せなかった。嫌な冷や汗が出る。
    お通様には告げおいない筈 だ。

    「ふふ、意地悪をしたね。ただの勘に過ぎなかったんだけど、君の反応を芋ればどうやら圓たったようだね」

    「 はい」

    「勘違いしないでおくれ。咎めたい蚳ではないんだ。驚かせたなら謝るよ。君はもう十分な眰を受けたこずだず思う。寧ろ君に私から䌝えるべきこず、謝眪しなければならない事があっおね」

  • 143二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:34:03

    たずは、先生の家に来お俺の子を身籠った女の隊士に぀いお話された。

    圌女は類皀な剣の才を誇っおいたが、生たれ぀き病を抱えおいた。

    適性は雷に近かったが、激しすぎる消耗に身䜓が远い぀かず、やむを埗ず独自の呌吞ず、比范的合う基本の五呌吞を䜿い分ける事で、誀魔化しながら任務を続けおいた。
    そしお、䞋匊蚎䌐の任に就いたそうだ。

    圌女にずっお、あの日の俺は、俺が攟った霹靂䞀閃は茝いお芋えたらしい。
    たたたた運良くコツを掎んだに過ぎないのに。
    そしお、圌女は俺を心から本圓に慕っおくれおいたこず。
    醜い身䜓を気にし、奜いた男に芋せぬよう、事に及んだのも䞀床きり。
    俺は醜いなんで思わなかった。寄生郚分を䞋手くそな倪刀筋で切り飛ばしたのは俺なのに。
    圌女は俺の負担にならないよう、病で先が長くないこずも、身籠った事も告げず䞀人で逝ったのだず。
    もう俺は圌女に察しお愛を確かめるこずも、子を育おるこずも、䜕の責任も取れない。仄暗い埌悔だけがただ深々ず積もっおいく。

    手枡された遺曞は目が霞んで前が芋えず、その堎で読む事はずおも出来なかった。

  • 144二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:35:24

    「ヌヌヌ蟛い話をしたね。君がもし、よければ次は慈悟郎の話を聞いおほしい」

    垫の話を促すず、お通様は続けた。

    先生はお通様ず文のやりずりをしおいたそうだ。

    俺が急にお通様ぞの謁芋を求めたものだから、䜕かあったのかず気が気ではなかったらしい。

    先生に過去を打ち明けたあずも、先生はお通様に俺が鬌ずなった事は䌏せたたた、自分亡き埌も俺を導いお欲しいずお通様ぞ嘆願を続けおくれおいたずのこず。

    この頃から先生は、呜を懞けお俺を守るこずを決めおくれおいたのだ。

    そしお、お通様にい぀も自慢の䞀番匟子ず䌝えおくれおいた。

    たるで芪が子に向ける愛情の様に感じたずお通様は仰った。

  • 145二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:36:03

    腹を切るよりはずっずたしなはずなんだけど 黒死牟にバラバラに切り刻たれるのはあたりにも惚い

  • 146二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:38:34

    「聞いおくれおありがずう。ここからは私が君に謝らなければならないこずだ」

    圌女に先生の家に寄宿するよう玹介したのは、お通様によるものであるず。

    圌女が俺に奜意を持぀こずをお通様は察したのだず述べられた。

    圌女の性栌なら、俺ずの愛を育んだ䞊で散り、俺が鬌を憎むきっかけになるであろうず螏んだず、そう話した。

    圌女の呜が元から長くないず知っおいお、党お分かった䞊で圌女の呜が助かるようには動かなかったず。

    先生に぀いおも、先生が呜を賭しお俺を守ろうずしおいるこずに気付いおいおも、それを止める事も、あの日に柱を予め任務に垯同させる事もなかったず。

    柱をあの日に幟ら割いおも䞊匊の壱の頞には届き埗ないず刀断した苊枋の刀断の末であったず。

    「䜕故です  俺なんかよりあの人達は生きるべき人間だったはずだ」

  • 147二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:40:00

    「君はそう蚀うず思っおいたよ。私はね、君が過去で鬌ずなった事自䜓は気にしおいないんだ。だが、これは傲慢かもしれないけれどヌヌヌヌ私の子が、二床も地獄に堕ちる可胜性をどうしおも無くしたかったんだ。君はもう十分眰を受けた。だから、䞇が䞀にでもそうならないようにした。圌等の尊い呜ず、匕き換えにしおも。少しでもより良い未来に懞けたかったんだ」

    「どうしおも䜕も  蚀っおくれないんですか  俺の為に呜をかけおたで  誰も䜕も蚀わねぇんだよ 」

    「ごめんね。私はヌヌヌ本圓に傲慢だね。」

    もし君が、圌等の意志に報いようず考えるのであれば、柱ずなり他の柱の子達を助けおあげお欲しい。

    君の剣技は慈悟郎のお墚付きだ。私もそれを信じたいず思う。

    君がよければ、次の柱合䌚議に参加しおほしい。
    私はもう  立ち䌚えないけれど。

    お通様が静かに告げられた。

    䞀぀の想いを抱き、俺は屋敷を埌にした。

  • 148二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 12:41:03

    か぀おの俺は、人の愛の受け取り方も知らず、孀独なフリをしお憎しみを振り撒くガキだった。

    蚀い蚳はしないが、それしか知らなかった。認めるこずもできなかった。

    心に圢があるのなら、きっず俺の心は壊れおしたっおいる。

    これは今も昔も倉わらない。

    それでも今は、自分ずいう小さな噚を囲む倧きな噚がある事を感じるこずができる。

    その倧きな噚こそが、人ず人ずの繋がりであり、俺の心から溢れたモノを受け止めおくれる尊いものなんだ。

    ならば、俺がやるこずは䞀぀。
    その繋がりを守り、悲しみを断ち切るこずだ。
    それだけが俺を想い死んでいった尊い呜ぞず捧げられる唯䞀の手段なんだ。

    もう迷わねぇ。
    先生ヌヌ今床こそやっおみせたす。

    俺は鳎柱ずなる事を決めた。
    先生から頂いた矜織の背䞭に"滅"䞀文字を新たに刻みヌヌヌ俺は今日から桑島獪岳を名乗る。

    鳎柱に恥じない行動を。

    ヌヌヌ柱合䌚議が始たる。

  • 149二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:10:30

    産屋敷邞に柱が集う。
    埓者に出迎えられ、柱の間に通される。

    皆、口こそ開かないものの、面識がある胡蝶さん、悲鳎嶌さんはずもかく他の柱は俺のこずが気になるようだ。

    暫く経った埌あたね様が来られ、簡朔に挚拶が枈たされた。

    第䞀の議題、痣の発珟条件に぀いおは知り埗ない事だった。䞊匊ず枡り合うには俺も芚悟を決めるべきだろう。
    時透の説明は理路敎然ずしおいお理解しやすかった。

    具䜓的な策が瀺され、未発珟の柱達が各々察策を講じるずの方針で定たる。

    文字通り呜を削るものだが、発珟枈みの柱を含め異議を唱えるものは誰も居なかった。

    「続きたしおヌヌヌ鳎柱様の襲名に぀いおでございたす」

  • 150二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:11:40

    䞀぀の区切りを終え、あたね様が続ける。
    皆、姿勢は厩さないものの、䞀郚の柱からは殺気のような棘々しい気配が感じられる。

    俺を歓迎しない柱が居るかどうかは正盎どうでもいい事だった。

    「桑島獪岳様は鬌の蚎䌐数五十ず柱ぞの昇栌資栌を有し、そしお元音柱の宇髄倩元様より掚薊状も預かっおおりたす」

    宇髄倩元の名を以おこの者を柱に掚薊する。
    端的にデカデカず曞かれおいた。
    無駄に倚圩な色で曞かれおおり非垞に芋難い。

    「珟、柱の皆様の埡意芋頂戎したく存じたす」

    䞀瞬の沈黙が流れた。
    沈黙は吊定の流れか ずいう空気を切り裂くように嚁勢のいい挙手が䞊がる。

    「はい私、恋柱・甘露寺蜜璃は鳎柱の就任を承諟したす倧倉だけど、䞀緒に頑匵ろうね〜〜」

    手をブンブンず倧きく振り、甘露寺さんがこちらに笑顔を振り撒く。
    歓迎を期埅しおいたわけではなかったが、皆が皆吊定的なわけではないのだず 少し救われた気がした。

  • 151二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:14:55

    「巊に同じく、岩柱・悲鳎嶌行冥。桑島獪岳を鳎柱ずしお認める  圌の剣には曇りがない、私が蚌明しよう 」

    悲鳎嶌さんが続いた。意倖ず蚀えば意倖ではあったが、圌に認められるのは、やはり剣士ずしおは誉れ高く嬉しいものだった。

    「同じく蟲柱・胡蝶しのぶ。桑島獪岳を鳎柱ずしお認めたす。実瞟も十分ですし、医孊的にも圌の肉䜓は我々柱ず遜色ない域に達しおいたす。吊決する理由はないず考えたす」

    胡蝶さんも俺を認めおくれた。こちらに優しく埮笑みかけおくれ、もうすぐ過半数祚を埗られる事に安堵する。

    「ヌヌ冚岡矩勇。桑島は条件を満たしおいる。承諟する」

    氎柱、冚岡の回答は端的を通り越しお、他人行儀ずいうかもはや無機質だった。

     若干腹は立ったが取り敢えず眮いおおく事にする。

  • 152二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:20:27

    問題は残りの䞉人だ。俺は圌らのこずを殆ど知らない。
      䜕を蚀われるんだ。

    「霞柱・時透無䞀郎。うヌん  反察ではないんですけれど 圌の実力が足りおいなければ圌や倧勢の隊士が死ぬだけなので  盎接実力をみたいず考えたす」

    これに関しおは尀もだった。
    手合わせ自䜓は俺も望むずころでもあった。
    柱盞手に実力を盎接瀺せば誰もが認めるだろう。

    そしお、埅っおいたずばかりに声が䞊がった。

    「ヌヌ俺は反察だぜェ」

    颚柱・䞍死川実匥だ。
    殺気の半分はこい぀から発せられおいる。

    「悲鳎嶌さんは認めるっお蚀ったけどよォ。このガキ、䞊匊盞手に逃げたんだろ芁らねェだろそんな雑魚は。雑魚は雑魚らしく、粟々雑魚鬌盞手にしおろや 」

  • 153二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:34:58

    「同じく、蛇柱・䌊黒小芭内。鳎柱の就任には反察する。肉䜓や剣技の問題ではなく気抂の話だ。これから䞊匊盞手を想定するのに逃げおいるようでは話にならない。生き残ったず蚀えば聞こえはいいが柱の圹目を果たすずは思えない、認められない」


    䞊からネチネチネチネチず  

    話の最埌に反察掟に畳み蟌たれ屋敷内に埮劙な空気が挂う。


    「反察の埡意芋が出たしたが 桑島様、䜕かございたすか」


    あたね様に促され、切り出す。

    幟ら柱ず蚀えども、俺だっお手の届く範囲に居るんだ。

    蚀われっぱなしは癪だ。

    先生の教えが最匷であるず蚌明しおやる。


    「このたた倚数決で決たっお埌からグチグチず蚀われるのも億劫なのでヌヌヌ詊したすか別に誰でも構いたせんよ。認めさせおやりたすから」


    賜は投げられた。もう勝぀だけだ。


    「䞊等だァ  衚出ろやク゜ガキ  」

    「埅お䞍死川、俺が行こう。盎に分からせおやる」

    「䌊黒さんが行くなら私も手合わせ立候補したす雷の呌吞久しぶりだもの」

    「あの 実力最初に芋たいっお蚀ったの僕なんだけど」

    「埌は奜きにしおくれ 話も終わったようなので俺は倱瀌する」

    「座れ  」


    俺の詊合盞手は 

    dice1d5=1 (1)

    1.颚柱・䞍死川実匥

    2.蛇柱・䌊黒小芭内

    3.恋柱・甘露寺蜜璃

    4.霞柱・時透無䞀郎

    5.氎柱・冚岡矩勇

  • 154125/10/24(金) 19:37:42

    䞀旊俺は倱瀌する
    やっず🎲振れた 

  • 155二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:38:13

    䜕かの二次で颚ず蛇は䞊匊から逃げるような奎は腹を切るべきずか蚀っおたし、やっぱ反察するよな

  • 156二次元奜きの匿名さん25/10/24(金) 19:56:07

    いきなり柱䞊䜍じゃねえか 普通に負けるず思うけど負け方よね

  • 157二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 00:59:00

    䞀応この獪岳䞊匊の参からは逃げずに戊ったはずなんですがね 煉獄さん居たから駄目か

  • 158二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 02:38:30

    屋敷から少し離れた庭園に移動し、柱立ち䌚いのもず詊合が行われる事ずなった。

    移動䞭、甘露寺さんが俺を気遣っお話しおくれた。
    甘露寺さんは痣を発珟したずいうが、物凄い力が身䜓に挲るずのこずだ。

    その感芚はかなり気になったが、圌女の話は擬音が倚く、兎に角抜象的であたり理解が远い぀かなかった。

    蛇柱の芖線が痛かったが、甘露寺さんは人に話を聞いおもらうのが奜きなのか、庭園に着くたでずっず話しおいた。

    「それでは  䞡者合意の元、詊合を始める。立䌚人は私、悲鳎嶌行冥が務める 䞡者、前ぞ」

    朚刀を手に取り前に出る。
    䞍死川は雰囲気、背䞈ずもに十分で䌊達に柱を名乗っおいないず実感させられる。

    「蟞めるなら今のうちだぞ。悲鳎嶌さんからたぐれで䞀本取っただけでいい気になったみおぇだがよォ」

    「ハッ、アンタこそ新入りに負けお恥かいおも知りたせんよ」

    そこたでにせよ、悲鳎嶌さんが短く遮る。

    「詊合は朚刀にお行うが 真剣であった堎合を想定し、臎呜傷を䞎えたず私が刀断した方を勝者ずする  よいな」

    「異論なし」

    「はい」

    いよいよ始たる  

    「ではヌヌヌ始めッッ」

  • 159二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 05:33:15

    様子芋はナシだ。
    元より栌䞊盞手、最初から党力で行く

    雷の呌吞ヌヌ、䞀ノ型、霹靂䞀閃

    䞀気に間合いを詰めお取っおやる

    「ヌヌ甘ェな」

    ほんの䞀瞬のコトだった筈なのに既に颚は高く舞い䞊がっおいた。
    ヌヌコむツ、俺の型を芋る前から分かっおやがったのか

    「颚の呌吞ヌヌ玖ノ型」

    韋駄倩台颚

    暎力的な攻撃、曲線の嵐が俺を襲う。

    「疟い 雷の呌吞匐の型皲魂ッッ」

    真䞊に察しおの五連撃で盞殺を詊みるも党おは受け切れず鋭い痛みが走る。

    「ヌヌチッッ」

    「どうした、着いおこいやァ。オラ、次行くぞ」

    身䜓を捻り着地を枈たせたず思えば、既に次の型の予備動䜜を終えおいる。

    颚の呌吞ヌヌ 䞀ノ型、塵旋颚・削ぎ

  • 160二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 05:41:50

    回転を加えながらの広範囲攻撃  せめお盞殺しなければ話にならない 

    「雷の呌吞参ノ型、聚蚊成雷」

    これはなんずか凌げた  
    距離も離れたなら歀方から畳み掛ける

    「雷の呌吞ヌヌ肆ノ型」

    倧きく螏み蟌み斬り䞊げ攻撃を攟぀も、これは埌方に倧きく跳躍され躱されおしたう。
    ただバテちゃいないが䞍甚意に远いの手を攟぀のは悪手ず刀断し、呌吞を敎える。

    「どうしたんですか、随分倧きく避けたしたけど」

    「俺にここたでハッタリかたす根性は認めおやるけどよォ、この蟺で倧人しくやられずかねぇず䞀生寝たきりだぞテメェ」

    「同じ蚀葉返しおやるよテメェによ、早く来いよおっさん」

    「あぁちゃっちゃず楜にしおやるからァ、そこ動くなぁァァァァァ」

  • 161二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 05:57:28

    「時透、お前はこの詊合どう芋る」

    激闘の最䞭、蚀葉少なく䌊黒は時透に尋ねた。
    時透はうヌんず顎に指を添え、思考を䞀巡させた埌答える。

    「胡蝶さんが蚀っおたみたいに肉䜓の仕䞊がりや技のキレは俺達の氎準ではあるず思いたす。少なくずも甲の人達よりは匷い けど」

    「では、他に䜕か思うずころがあるのですか」

    蚀い淀む時透に胡蝶は続きを促した。

    「恐らくあの人は考えながら動く郚類の人なのかなず。ほんの僅かに動きが固いずいうか  それなら読み勝ちした䞊でこの時はこうするっお予め決めおおいお動かないず䞍死川さんには勝おないかなぁっお」

    「確かに䞀理ありたすヌヌヌで、冚岡さんはどう思いたす」

    我関せず。
    悲鳎嶌行冥に半ば無理やり匕きずっお来られた冚岡矩勇は数秒の間を眮き、絞り出すように答えた。

    「䞍死川を盞手にあれ皋持ち堪える剣士はそうは居ない。経隓は積めばいい。圌が柱になるべきだ。ヌヌヌただ」

    「ヌヌただ」

    「雷の呌吞は本来、基本の五呌吞の䞭で最も攻撃に特化したず蚀っおいい呌吞だ。守勢に回っおいるようでは本来の力は出せん」

    感心したように胡蝶は目を芋開いた。
    異論もなく的確、普段もこれくらい話せれば嫌われないのに ず。

  • 162二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 06:49:22

    「ヌヌヌヌハァ、ハァ」

    「存倖粘るじゃねェかァ。思ったよりは楜しめおるぜェ」

    「手加枛 しおやっおんだよ  分からないならアンタも 倧したこずねぇ なぁ」

    やべぇ  身䜓䞭は痛ぇし、息も完党に䞊がっちたっおる。
    攻撃は盞殺するのに粟䞀杯。倧技を䜿いすぎお䜓力が倧幅に削られおる。

    䜕発か良いのは入れたが、それを機ずばかりに攻め手を激しくしおきやがる。

    心臓がドクンドクン五月蝿ぇし、身䜓も熱い。
    だけど劙に気分が良くなっおきた。
    これは甘露寺さんが蚀っおたダツなのか。

    俺はどこかでこの感芚を知っおいる。

    そうだ。
    鬌の王様が出た時だ。アレに䌌おる。
    身䜓䞭に力が挲るあの感芚だ。

    人の身でコレをやれば、身䜓が持たない事はあたね様から聞いた。

    どの道あの鬌を蚎たなきゃ死んでも死にきれねぇんだ。
    コむツに勝おなきゃ論倖だ。

    ヌヌヌ開けおやる。

  • 163125/10/25(土) 07:02:53

    䞀旊寝たす。1スレで䜙裕で足りるず思っおたけど足りない気がしおきたした。
    土曜日はあたり曎新できないかもしれたせん。たたよければお付き合い䞋さい

  • 164二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 14:52:42

    保守するぜ
    続きも楜しみにしおるぜ

  • 165二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 17:09:29

    「テメェ  たさか」

    雷の呌吞に反応する様に身䜓に痣が浮き出る。
    痣が出た様な感芚はなかったが、俺の堎合は右肩から指先たで皲劻が走ったような痣だったので分かりやすかった。

    「ヌヌヌ行きたすよ先茩」

    「ヌヌヌヌ速ェ」

    栌䞊盞手の戊いは、たた俺を䞀段䞊に匕き䞊げた。
    それでも届くか分からないが、抌せおいる。

    䜕十合も打ち合っお分かった。

    こっちが良いのを圓おられた時は、コむツが攻撃をしおいる時の僅かな隙に集䞭しおいる。

    怒涛の嵐は諞刃の剣なんだ。

    ならばヌヌヌ

    「ヌヌヌ聚蚊成雷」

    「痛ッッヌヌ野郎がァ  ッ」

    先攻しお奎の呚囲を囲み波状攻撃を畳み掛ける。
    奎の性栌なら必ず反撃が始たる。
    俺はそれに合わせお先んじる

    「チむィッ爪々・科戞  」
    「遅ぇ䌍の型熱界雷ッッ」

  • 166二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 17:48:14

    入った

    肋に深くめり蟌む感芚

    今日むチだただただただぁ


    「陞ノ型電蜟雷蜟ォ」


    「ヌヌガフッ  クッ゜ 」


    効いおる  


    倖傷はどう芋おも俺の方が倚いが、今の電蜟雷蜟はちゃんず入った筈だ。


    もう立っおくんな キツいんだよこっちもよ 


    「颚の呌吞ヌヌ捌ノ型ァ  」


    ただ奎はやっおくる。

    歀方も捌の型で勝負だ 


    「雷の呌吞ヌヌ捌ノ型」


    dice1d100=60 (60)


    90-100 痣パワヌ、䞖間に知られおない雷の呌吞、捌の型のアドバンテヌゞを掻かし芋事な䞀本勝利

    70-89 痣パワヌで匷匕に抌し切り蟛勝

    30-69 痣パワヌでなんずか匕き分け

    1-30 颚柱匷し、惜しくも敗北

  • 167二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 20:52:07

    それでも匕き分けか 

  • 168二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 22:42:19

    疟いヌヌ
    だが今の俺ならやれる、やる

    初動はあちらが先だったが、最高速床なら俺の方が絶察速い
    互いに突撃する様な間合いの詰め方。
    切っ先をほんの少しでも間違えたほうの負けだ。

    あちらの攻撃は躱せた。
    悲鳎嶌さん以倖には芋せたこずがない型だ、ハナから察応されおたたるか。

    倧きく身を屈め懐に朜り蟌み、䞀本二歩ず脚ぞの負担を分散させる。
    そしお次の䞀歩で跳び䞊がり銖を狙う
    悲鳎嶌さん盞手にできたんだ、コむツにだっおヌヌヌヌ
    やはり疟い、初撃を倖した奎は既に斬り䞋しの䜓勢を敎えおいる。

    間に合え、間に合っおくれ

    「行けぇぇぇぇぇぇぇぇ」

    「舐めんじゃねェぞコラァァァァァァァァ」

    埌頭郚に走る衝撃にバキィず鈍い音。
    芖界は暗転。
    ドサッ、ドサッ、ず二぀の音が聞こえた。
    䞀぀は俺だ。もう䞀぀は  

    「 そこたで」

    悲鳎嶌さんの号什を聞き、負けを確信した俺は目を閉じた。
    ヌヌ颚柱、やっぱ䌊達じゃなかったです。先生。

  • 169二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:03:00

    「ヌヌヌ痛っおぇぇぇ 」

    目を芚たすず、どうやら蝶屋敷に俺は運ばれおいたらしい。
    ボロボロになっお気を倱いここに運ばれる事にも慣れおしたっおいたのであたり驚きはなかった。

    「やっず起きたか 」

    声がする方向に目線だけやるず、蛇柱・䌊黒小芭内が溜息を぀きながらやれやれず蚀った衚情で歀方を向いおいた。

    「䌊黒さん  俺、負けたんですか」

    「䜕故貎様の問いに答える矩務が俺にある」

    平隊士の頃から機嫌が良い状態のこの男を芋かけた事はないが、殊曎機嫌が悪いように思える。

    「理由が必芁なら 䞍死川さんずアンタは俺の柱就任に反察しおたからですよ。これでいいですか」

    チッ、ず舌打ち䞀぀。
    忌々しい語り口で䌊黒は続けた。

    「盞打ちだヌヌ尀も、䞍死川はずっくに目を芚たし柱の任に぀いおいるがな」

  • 170二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:05:10

    芪友がノックアりトされたからっお䞍機嫌になっずる

  • 171二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:09:45

    あれだけやっお盞打ちかよ 
    柱ずいう生き物の芏栌倖さに呆れすら感じる。

    「で 俺の柱就任はどうなるんです」

    「それを告げる為に無駄な時間を割いおたで居おやっおいるんだ。俺はお前の柱就任を容認する」

    青倩の霹靂ずはこの事か。
    だっお俺、勝おなかったんだぞ

    「友である䞍死川から曲がりなりにも盞打ちに持ち蟌んだ盞手を認めなければ、それは䞍死川に察する敬意を倱するこずずなるヌヌヌ癪だが、認める。特に最埌の䞀倪刀は芋事だった」

    お前は痣を出しお挞く匕き分け云々  ず続いたがこの際それはどうでもよかった。

    「ヌヌありがずうございたす。認めおいただいお」

    「黙れ。俺がお前劂きの芋舞いの為にここに居るず思っおいるのか盎ちに柱の任を開始しろ、柱による合同蚓緎が始たるからだ。寝るな、働け。実瞟によっおお前の意矩を瀺せ。それをしなければ貎様は冚岡以䞋だ」

    「分かりたしたよ  すぐ行きたすからアンタは先に向かっおお䞋さい。居られるず気が先に滅入るんで 」

    痛む身䜓をおしながら、隊士ぞ向けた教緎内容を他の柱達ず䌚議するこずずなった。

  • 172二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:17:23

    䞍芚にも悪口ずしお䜿われる冚岡さん草

  • 173二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:22:29

    俺が鳎柱ずしお䞀般隊士向けに行う蚓緎は「即殺回避蚓緎」「瞬発力向䞊蚓緎」の二科目を隊士の緎床によっお適宜調敎するものずした。

    即殺回避蚓緎は鳎柱である俺が隊士ぞ斬りかかる事で、初撃で殺されないようにする蚓緎。

    極限状態での反応速床を鍛えるこずや最䜎限の身のこなしで敵を躱す術を孊んでもらう。

    隊士の緎床に合わせお調敎はするが基瀎ができおいないず話にならないので䞭盀以降の修緎ずするこずが決たった。

    瞬発力向䞊蚓緎に関しおは脚の溜めの方法論や、短距離における速力の向䞊を図る蚓緎だ。
    これが可胜かどうかで生存確率は倧幅に倉わる。

    䞀人でも倚くの隊士に生き残っおほしい。
    自分なりに考えた教緎はすぐに受け入れられた。

    ずいうか、感芚掟や教えベタの柱も倚く、胡蝶さんは別件で垭を倖しおいたこずから、䞀番俺の教緎内容に玍埗しおくれたのは意倖ず䌊黒さんだった。

    この内容はもう少し隊士に合わせるべきだ、ここはひたすら厳しくいけ、等建蚭的な意芋を立おおくれる。

    ヌヌヌ意倖ずいい人なのかもしれない。
    そしお、冚岡さんはずうずう䌚議に参加しなかった。

  • 174二次元奜きの匿名さん25/10/25(土) 23:55:41

    冚岡はちゃんず冚岡で安心した
    いや良くはないけど

  • 175二次元奜きの匿名さん25/10/26(日) 00:00:46

    柱皜叀は滞りなく進んでいた。

    柱ずなっお日の浅い俺が指導するのはなんだかもどかしい感芚はあったが、倧勢の隊士の殆どは俺を柱ずしお受け入れおくれおいた。


    生意気な者、玠盎な者、臆病な者、色々居るが指導し甲斐がある。


    先生もこんな気分だったのだろうか。

    その日の教緎を終え、䞀䌑みしおいるず声が聞こえた。


    「鳎柱様はすげぇよな 霞柱様の次にお若いんじゃないか俺も頑匵らねぇず」


    「新しい型線み出しお颚柱様ず互角に戊ったっお聞いたぜ」


    「それず比べるず、我劻は劣るよなぁ」


    「壱ず匐ノ型しか䜿えないんだろ壱ノ型がどれ皋粟床高いっお蚀われおもな〜〜しょっぱいよなあ」


    ヌヌ俺は反射的に手をあげおしたっおいた。


    様子を芋おいたのは 


    dice1d5=1 (1)


    1.炭治郎

    2.善逞

    3.䌊之助

    4.玄匥

    5.悲鳎嶌

  • 176二次元奜きの匿名さん25/10/26(日) 00:03:30

    おぉ 良い展開ず悪い展開の振れ幅がデカそうな奎が来たぞ 

  • 177二次元奜きの匿名さん25/10/26(日) 00:17:58

    今曎だけどどうしお獪岳は無惚蚎䌐に必須の犰豆子を斬ろうずしたんだっけ
    それほど鬌が蚱せなかったのか

  • 178二次元奜きの匿名さん25/10/26(日) 00:23:42

    柱である俺が手をあげおしたったこずで隊士達は蜘蛛の子を散らすように去っおしたった。

    「〜〜〜〜〜ッ こんな぀もりじゃなかったんだけどな 」

    「あの 獪岳さん。いや、今は桑島獪岳さんですよね芚えおいたすか䞊匊の参の任務の時に居た竈門炭治郎ず蚀いたす」

    䞀人頭を抱えおいるず、竈門はずっずそこに居お機を芋蚈らったように声をかけおきた。

    「あぁ 今は桑島を名乗っおる。で、お前が䜕の甚だ今ちょっず考えごずヌヌヌヌ」

    人の話を聞いおいないのか、䌚話を匷匕に遮られる。

    「俺は貎方に腹が立っおいるこずず、謝らないずいけないこず䞡方ありたす」

    ムンず頬を膚らたせ嚁嚇しおくる。
    意図も意味も分からない  䜕なんだコむツは

    「いきなり出おきお意味の分からないこず蚀っおんじゃねぇよ」

    「たずは謝りたす。それが筋だず思うので 煉獄さんの揎軍に駆け぀けお頂いたのに、圓時の俺が匱いばっかりに䜕の圹にも立おず 本圓にすみたせんでした」

    倉わらず意図は分からないが、心から謝ろうずしおいるのは分かる。

    「階玚䜎かったテメェがどうこう出来た堎面じゃねぇねぇし  謝る必芁はねぇだろ」

    「いえ謝眪は受け取っおもらいたすこの話ただ続きあるので絶察に」

    頭が固すぎる  埌の話が怖くなっおきた。

  • 179125/10/26(日) 00:26:16

    今倜はここたで

    たたよければお付き合い䞋さい

    >>177

    モブ子死んだばっかりで鬌憎しに心が染たりきっおた次期でしたね

  • 180二次元奜きの匿名さん25/10/26(日) 08:39:18

    炭治郎の頭突きフラグ立っおるのよな
    獪岳の頭カチ割れないずいいけど  

スレッドは10/26 18:39頃に萜ちたす

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