【🎲⚓️】安価でデジモン新作を作る

タイムストレンジャークリアして熱が凄いので冷めない内になスレです、基本的に安価は指定レス番までの中からダイスで決めるよ。

とりあえず物語の舞台から>>6まで

(例：本編開始まで人とデジモンの接点がない世界(アドベンチャー系)、現実とデジタルワールドを自由に行き来できる世界(02系)、デジモンが娯楽として広まっているが密かに本物も存在する世界(テイマーズ系))

>>3

>>4

>>5

>>6

それじゃあお楽しみ🎲です

dice1d4=4 (4)

初代系のデジモンって何それ系世界だそうです。デジタルワールドツアーにご招待。

続いてこの作品のデジヴァイスについて

>>13まで

(例：携帯端末型、携帯としての機能と両立する。デジモンの召喚等を行う際銃型に変形する)

スマホ型

ラスエボやサイバースルゥースみたいなスマホ型らしい。

世界観ベースが決まったので次は主人公を決めていこう。

性別

>>19まで

もちろん男の子

>>16

>>17

>>18

>>19

皆女の子好きだね？

dice1d4=3 (3)

ついでに名前の際初期の命名法則(名前頭文字タ、ダ)には

dice1d2=2 (2)

1.則る

2.則らない

お、1/4をぶち抜いた

1/4をぶち抜いたよ！

という訳で名前と年齢だ。

名前と年齢を纏めて

>>28まで！

年齢は10〜18の間とさせてもらいます

名前と一緒に言うとるやないかい！

>>24

>>25

>>26

>>27

>>28

まあ年齢だけさき決めとくか……

dice1d5=4 (4)

名前最安価ねー

>>35まで

最上ミカド

>>31

>>32

>>33

>>34

>>35

dice1d5=3 (3)

最上ミカド君12歳。割と珍しい歳だね。

学校は

dice1d2=1 (1)

1.中1

2.小6

じゃあ次、性格

>>44まで

むっつりスケベだそうです、主人公にしては普通な子だな……？

最後に容姿。あ、ゴーグルは絶対ね(スレ主の趣味)

>>54まで

>>50

>>51

>>52

>>53

>>54

dice1d5=3 (3)

そういやオリデジモン的なやつはありなのかな
例えば割と有名だがユキアグモンをパートナーにして本来いないはずのアイス系のグレイモン系列になっていくとか

……これマントの下の服装としてもっかい振っていい？

>>50

>>51

>>53

>>54

それじゃあもう一回

dice1d4=2 (2)

>>57

全然大丈夫ですわ

主人公というかライバルキャラ的な風貌になった。後でAI出力しておこう。

これでキャラ概要はほぼ終わり、最後にパートナーデジモンだけ決めてヒロイン作成に移ろう。

パートナーデジモン(成長期限定とする)

>>70まで

トイアグモン

>>65

>>66

>>67

>>68

>>69

>>70

何が出るかな

dice1d6=6 (6)

トイアグモンか

かわいいね

https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=toyagumon

アグモン違いでござった
まあ主人公のパートナーとしちゃ上々か

トイアグモン……ガンドラモン、マグナキッドモン、デスモンと結構色々行けるね。

あそうそう、ミカド君の出力が終わったよ

あら美男子

なんというか八割くらい結城ダンで構成されてない？

デスモンかっこいいな…
デスモンルート狙いたいな

という訳でこれが主人公君だ

【名前】最上ミカド

【年齢】12、中1

【性格】基本的に温厚、ただしむっつりスケベ。

【服装】セーターにダメージジーンズ、デジタルワールドでは白いマントをカビってデジモンとして振る舞ってる。

【パートナーデジモン】トイアグモン

続いてヒロイン枠に行こう、名前と年齢から>>90まで。年齢は同じ中学生にしておきたいから12〜15でお願いね

鳴海アイ
14

安価対象にない情報足すのやめようね

>>85

>>86

>>87

>>88

>>89

>>90

dice1d6=1 (1)

2歳年上ヒロイン、意外となかった奴。

学年

dice1d2=2 (2)

1.中2

2.中3

では性格

>>100まで

㍂、ミカド君大変そうだね(他人事)。

それじゃあ容姿

>>110まで

>>106

>>107

>>108

>>109

>>110

dice1d5=2 (2)

え、AI君が過労死しそうな情報量の見た目……

それじゃあ最後にパートナーデジモン

>>120まで

ピコデビモン

>>116

>>117

>>118

>>119

>>120

>>121

スレ主がタイミングミスったので1個ずらすよ

dice1d6=2 (2)

あんまり大変ならいくつかカットしても良いと思う特に服装

おお、可愛らしいいたずらっ子だ

これは掛け合いが楽しみ

https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=picodevimon

シタチチモンの進化前！シタチチモンの進化前じゃないか！

まさかのピコデビモン。七王魔王系列にダンデビモン、皆大好きベルスターモンまで無限の可能性を持つぞ。

ベルゼブモンに個人的にはしてみたい
女の子を守るガンマンとかめちゃくちゃカッコ良さそう

これトイアグモンがガンドラモンかマグナキッドになれば三銃士コンビ行けそうじゃね

>>132

バイクの後ろにお嬢様乗っけて走ってほしいよね

ガンドラモンかマグナキッドになりつつヒロインがベルスターモンなら射撃コンビ
ヒロインがベルゼブモンとかになるならこっちはデスモンになって闇の力を使いこなす正義の味方って絵面になるね

どちらもなかなか

>>138

それはそれでいいんじゃない？

ロイヤルナイツが敵なんていつもの事だろ(諦め)

ピコデビモンがパートナーになった時点でもうどう足掻いてもウイルス種ルートは免れなさそうだしガンドラモンかデスモンが見た目的にいいかもな
デスモンは確か設定的にもう一段階進化残してるらしいから超究極体になれるかもしれんし

早めに強くなりたい→ガンドラモン、マグナキッド

後から大活躍したい→デスモンから超究極体を狙う

って事にするとか？

AI君が　悲鳴をあげています。

幾つか要素を切り捨てることになりそうです


ゆるせ

>>147

ガンドラモンルートならガンドラモンをさらに進化させてロイヤルナイツからカオスデュークモンにも慣れると思うなウイルス種で

ギルモンみたいに

結構要素切ったけどAI君がまだ悲鳴あげてる……

最悪振り直ししていいかな……

いいと思う流石にAIで作るの考えてなさすぎだ

>>106

>>108

>>109

>>110

dice1d4=2 (2)

それじゃあお言葉に甘えて……

【名前】鳴海アキ
【年齢】14、中3
【性格】母性的で家庭的
【服装】髪は紺色シニヨン、目はピンク色
180cm超え、制服（ズボン）
【パートナーデジモン】ピコデビモン

拗ねたAIのご機嫌取りに時間がかかっちゃった……

性癖ぶっ壊れそう

これで主人公とヒロイン終わり！

最後にデジヴァイス入手の経緯は

dice1d3=3 (3)

1.元々持ってたスマホにインストール

2.スマホが変化

3.デジタルワールド招待の際入手

何処までデジアドリスペクトなんでしょうか(困惑)

せっかくなのでデジタルワールド拉致の現場を安価しよう

>>167まで

>>163

>>164

>>165

>>166

>>167

dice1d5=2 (2)

原点回帰か何か？？？？？？？

出かける用事

dice1d2=1 (1)

1.個人的

2.学校行事

よかった
これで2を引いていたら完全にデジアドになっていた

多分2人は偶然バッタリって形だなぁこれ。

拉致現場に他の人間

dice1d2=1 (1)

1.居た

2.居なかった

(3人目以降が確定しました)

多すぎてもあれなので2人を含めて4人までとします……

追加dice1d2=1 (1) 人

(テンプレのつもりだったがまあいいや……)

>>179

>>181

>>182

>>183

dice1d4=1 (1)

ずらしとくよ

玩具(恐竜)、悪魔、動物でうまくバラけたかな

https://digimon.net/reference/detail.php?directory_name=bearmon

【名前】伊勢ハルカ
【年齢】15歳
【性格】関西弁で明るい性格のムードメーカー
かなり小柄な事を気にしてる
【服装】
吊り目で赤毛のポニテ
身長はかなり小柄でアキとは別の学校の制服

>>192

>>193

>>194

>>195

>>196

dice1d5=2 (2)

そういや性別書いてないけどどっち？

中３二人の女の子と中1一人の男の子か
ラブコメの波動を感じる

AI君が初心なせいで胸関連の単語拒否しだして焦った

中々大きい

AI君エロ関連のワード入れるとキレ散らかすんや

pixaiに手を出すのもありかもね
めっちゃ簡単よスマホから使えるし

高身長美乳な15歳と低身長巨乳の15歳に囲まれるって中々…

メインキャラクターまとめ

【名前】最上ミカド

【年齢】12、中1

【性格】基本的に温厚、ただしむっつりスケベ。

【服装】セーターにダメージジーンズ、デジタルワールドでは白いマントをカビってデジモンとして振る舞ってる。

【パートナーデジモン】トイアグモン

【名前】鳴海アキ

【年齢】14、中3

【性格】母性的で家庭的

【服装】髪は紺色シニヨン、目はピンク色

180cm超え、制服（ズボン）

【パートナーデジモン】ピコデビモン

【名前】伊勢ハルカ

【年齢】15歳

【性格】関西弁で明るい性格のムードメーカー

かなり小柄な事を気にしてる

【服装】

吊り目で赤毛のポニテ

身長はかなり小柄でアキとは別の学校の制服

【パートナーデジモン】ベアモン

デジタルワールドの旅へご招待です。

導入前に飛ばされるデジモンワールドはどんな場所？

(例：イグドラシル管轄のワールド、デジタルワールド・イリアス、デジタルワールド・シャンバラ、完全オリジナル等)

>>213まで

クロスウォーズのように様々な世界に分かれている

>>210

>>211

>>212

>>213

dice1d4=4 (4)

フロンティア、クロスウォーズみたいな方向性になりそう。



それでは……

冒険と　成長と　デジタルモンスターの世界へ　レッツゴー！

(導入、一人称に入るよ)

「ったく、なんでこんな時期に雪……！？今夏だよな、しかも天気予報36℃の快晴でこの雪！？おかしいでしょ普通に考えて……！」

……季節は夏、学生は夏休み真っ盛りである今日この頃。僕こと最上ミカドは個人的(人には言えないともいう)な用事のため家からちょっと遠出して目的の場所へ行く所……だったのだが。

「ゆ、雪通り越して吹雪……！？令和だってこんな気象荒れないぞ……！？」

この時期には確実にありえない豪雪を通り越して吹雪になりつつある気象にたまらず自転車を降り、どうしたものかと途方に暮れていた。

「……これじゃあ帰るに帰れないや」
「アンタもそう思うか、いやぁほんっとツイてないわ……せっかく天気予報は快晴やったのにこれじゃあ夏に凍え死ぬ怪事件が発生してまうで」
「確かにそれは怪事け……ちょっと待って君誰？」
「通りすがりの一般女子中学生や」
「通りすがりの一般女子中学生は通りすがりの一般男子中学生に声かけないでしょ」
「かける奴もおるんや、それでえーやろ」
「……そうだね……」

……気づいたら自転車を押して歩く隣に見知らぬ女の子が居た。本人は中学生だと言ってたけど見た目は完全にJS……

「誰がチビや！」
「何も言ってないのに……！？」
「そういう目しとったであんた」
「あ、そうなの？ごめん」
「謝罪が軽いわ！……ってあかんわ、このままだと本当に凍え死んでまう。一緒に暖取れる場所探さへん？」
「……まあいいけど」

……この猛吹雪じゃ鞄の中のセーターを取り出す暇もない、彼女の誘いに乗って大人しく避難所を探す事にする。

「あった！」
「何が？」
「寒さ凌げそうな場所に決まっとるやろがい！ほら、其処の喫煙所！」
「……あぁ」

……僕達煙草吸うわけでもないのに使うのはどうなんだろうと思いつつ、このままだと本当に死にかねないため彼女に従って喫煙所の中へ。

「誰かが煙草吸ってたら多少マシやったんやけどなぁ……」
「僕は煙草の匂い嫌いだから寧ろ助かったよ……セーター着とこ」
「アンタ真夏にようそんな服持ってんな……」
「お気に入りの一着だから」

本当は目的の場所に着いてから着るはずだったセーターを着てなんとか暖を取る。いっつも微妙に暑いんだけど今回ばかりは正解だったようだ。

「……随分と奇抜な格好やな。ゴーグルにセーターのダメージジーンズ……一体全体何処いくつもりやったんやアンタ」
「秘密」
「ええやろ教えてくれたって……雪止むまで何もできんし」
「人には言えません」
「けちんぼ」

目の前の彼女は知りたがりの気質があるようだ。雪が止むまで質問攻めにされるのは勘弁……

「ごめんなさい、勝手に入ります！」
「んお？」

……救いの手が来た。2人っきりの喫煙室にまた誰か入ってきた。

「あー、アンタも雪に降られたクチか？」
「はい……なんでこんな真夏に……」
「不思議だよね、ほんと……あれもしかして僕場違い？出た方がいい？」
「いいわけあるかアホンダラ！ウチはまだ殺人犯になりとうないわ！」
「殺人犯！？」
「まあまあ、今出たら本当に凍え死んじゃうから……」

……入って来たのはクール、とか凛々しいとかそういう雰囲気を感じる明らか美人な女子中学生。流石に女子2人と同じ空間にいるのは……凄い、気まずい。色んな意味で。

「此処に喫煙所があって助かった……本当にすごいね、この吹雪」
「いつになったら止むんだろう……」
「それまで暇やなぁ……あ、せや」
「ん？」
「暇なら暇なりに話そうや。まずは適当に自己紹介でも……」
「あ、いいねそれ」
「……」

じょ、女子と？こんな密室で？会話？……理性が耐え切れる気がしない。

「んじゃまずウチからやな、ウチは伊勢ハルカ15歳、⚪︎⚪︎中3年や。趣味は……」
「同学年だったの？てっきり小学生かと……」
「アンタもかい！？……結構気にしてるんやこれ、あまり言わんといてな」
「あ、ごめん……」
「……そういうアンタは？そっちは背ぇ高くて羨ましいなぁ」
「私は鳴海アキ14歳、◼️◼️中学3年。ええと……身長は180超えてて……」
「180ぅ！？その歳で！？反則や!不条理や！少しウチにくれてもええんやないか！？」
「身長はあげられるものじゃないと思うけど……」
「モノの例えや！モノの！」

……なんで3人だけなのにこんな五月蝿いんだろう。

いいねぇ
ノリがいいハルカちゃんにベアモンすぐに仲良くなれるベアモン(最終的にチンロンモンになれるかも)
むっつりスケベのミカドと臆病だけど正義の心を待ってるトイアグモン(最終的にデスモンからの魔王化やらガンドラモン経由でカオスデュークモンになる可能性あり)
母性的なアキとイタズラ好きなピコデビモン(七代魔王やベルスターモンになる可能性あり)
全員進化の先とか会話とか楽しみだ

……時間感覚が酷くゆっくりだ。緊張すると時間が遅く感じるってどっかで聞いたことあるけど正にそれなんだろう。

「おーい……」

やっぱり僕場違いじゃないんだろうか？色々と……

「話しかけてるんだから返事くらいせぇや！」
「はいぃ！？」
「大丈夫？眠そうだったけど……」
「い、いやぁ……意識が明後日の方向に向いてていつのまにか……」
「どんな神経しとるんやアンタ……ってか名前や名前、次アンタの番やで？」
「ああごめん……ええと、最上ミカド12歳、◼️◼️中学1年……」
「うせやろ？1番年下やんけ」
「同年代くらいに見えるのにね」
「成長期がね……早かったんだ」
「あぁ……」

確か小6になってからすぐに成長期が来た。まあ背だけ伸びて中身は今もほぼ小学生のままなんだけど。

「はあぁ……同年代に負け、年下にすら負け……肩身が狭すぎるわ……」
「身長でそういうのは決まらないんじゃないかな……」
「気分の問題や気分の……あれ、雪止んどるやないか」
「もう？さっきまであんなに降ってたのに……」
「うわぁ、夏なのに雪積もってる……一旦外出る？」

自己紹介の間に気づけば吹雪は止み、夏だというのに辺り一面銀世界。外に出てみると……流石にまだ寒い。
「……SNSにあげたらめちゃくちゃバズりそうだねこれ」
「テレビの取材まで来るレベルちゃうか？まあウチスマホ持ってないんやけど……んお？」
「どうかした？」
「いや、なんか落ちてるわ。アンタらのちゃうか？此処に居たのウチら3人だけやし」
「私は特に何も落としてないなぁ……」
「僕も……一応見ていい？」
「ええで、ほら」

近くに何か落ちてたらしく、拾ったハルカがこっちに渡してくる……これは……

「……スマホ？」
「こんな機種見たことない……」
「なんかご丁寧に3つあるわ……電源も付かへんしなんやこれ」
全く見た事がないスマホのような何か。3つ纏めて落ちてたらしいけどこんなでかいのを同じところに3つも落とすものだろうか。
「ちょっと気味が悪いね……」
「寧ろこれこそSNSでバズるんちゃうか？」
「確かに……でもどうしよこれ、交番に届ける？」
「私は賛成」
「ウチもそうした方が……待て、なんか聞こえんか？なんか水の……」
「水の音……え？」

ひとまず拾ったこれをどうしようか考えていた時だ。

「……なあ、ウチ夢でも見とるんかな」
「多分現実だねこれ」
「……そっかぁ」
突如聞こえて来た水音の方向に目を向ければ。
「……異常気象にも程があるやろぉぉぉぉぉぉぉ！！！」
……其処にあったのは途轍もなく高い津波だった。

(寝落ちちゃったので書き溜め分まで更新、続きはまた深夜に)

新たなデジモン安価があることに今気づいた
楽しみ！

帰宅したので再開するよー

>>229

ありがとう、社畜になる前は笛吹少し齧ってた程度だけど褒められるとやっぱ嬉しいね。

>>232

ベルスター決め打ちするならメスガキでもいいかもしれない

元々ss書いてた人だったのか

>>235

細々とやってたよ、1番伸びたのでこんくらい

まあひとまず再開していこう、安価まで長くなるかもだけどそれはごめんね

「何ボーッとしとるんや！？はよ逃げるで！」
「いやぁ……無理でしょ、あの高さ」
「試してみなわからんやろがい！」
「……喫煙室戻る？」
「一緒にガラクタになりたいんかアンタは！？」

……此処河川敷だよなぁとか、地震も起きてないのにこんな高い津波はおかしいでしょとか色々考える事はあったけど。

「……なんか真ん中割れたね」
「達観しすぎやアンタ！？って、ちょ、風ぇ！？」
「と、飛ばされる……！？」

どうも僕という人間は死の恐怖に直面すると一周回って頭が冷えるタイプの人間なようで。

「……遺言、中学生から書いておくべきものだったのかぁ……」
「絶対違うと思うぅ！」
「言うてる場合かぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」

特に動揺する事もなく、他の2人に巻き込まれて津波の中へと落ちていったのだった……横に落ちるってのもなんか変だけど。

ハルカちゃんがツッコミで過労死しそう

「……ん」

……なんかこう、風みたいなのに吹かれて目を覚ました。記憶の限りなら津波に呑まれる……というか吸い込まれたはずなんだけど衣服が濡れた気配はない。というか馬鹿みたいに寒かったはずなのに気温が過ごしやすい、ってか……

「……此処何処？」

辺りに見えるのは河川敷じゃなくて人工物の気配がまるで存在しない自然、しかも全然日本っぽくない。

「荷物は……ある……あれ、スマホが点いてる？」

此処でパニックになってもしょうがないのでひとまず荷物を確認したのだが、なんとも不思議な事にさっき彼女……ハルカに貰ったスマホが起動していた。どうやってもうんともすんとも言わなかったのに。

「『welcome to Digivice』……デジヴァイス？デバイスじゃなくて……？変な名前」

デジヴァイス……このスマホの機種名だろうか、見たことも聞いたこともないし何よりわざわざ「gi」を入れるセンスが僕には分からない。ただ、起動したって事はこれから何か情報が得られるかもしれない。

「……UIが分かりにくいなぁこれ」

……と思ったんだけど何が何やらよく分からない。起動画面は確かに英語だったのに開いてみると画面の言語は全部訳の分かんない言語でサッパリ。いやまあ拾い物だし文句は言えないわけだけ……ど……

「……ど、どちらさまで……？」

仮称デジヴァイスと悪戦苦闘している間に何かが近づいてきていたらしい、こんな所だし肉食動物でも来てたら一貫の終わりだ……ついさっき一貫の終わりを経験したばかりだけど。
「……うん？」

何がきてもいいようにと思って身構えていたら何か飛んできた……え、おもちゃのブロック？こんな所に？

「一体何が……えっ」
恐る恐る飛んできた方向に行ってみると……
其処にあったのはブロックの山だった。

「……ブロックだけあってもなぁ……動いた？」

こんな大自然の中で無造作に積み上げられたブロックの山をどうにかできないものかと悩んでいた時だ、突如としてその山が震えはじめた。

「え、えーっと……」

山は勝手に組み上がり……というか最初からそうだったかみたいに形を作って。

「……ど、どうも？」

……人型のアヒル？みたいな、そんな姿になった。

「め、めっちゃ近くに居るぅ！？」
「えっ」

……と思ったらまた崩れてしまった……なんだこいつ。


【デジヴァイスの最適化が完了しました】
【機能解放：アナライズ、マップ、レコード】

臆病なんだよなこの子
ちゃんと優しくて勇気はあるっぽいが

書いてるのかな
個人的にメスガキピコデビモンは割とみてみたい節はある

めちゃくちゃ寝落ちた……ちょっと書き溜めしておきます……スマソ

「……凄いや、やっぱり何一つわかんない」
「僕は君がなんで此処に居るかの方がわかんないよ」「それはこっちも知りたい。何せ気づいたら此処に居た訳だし」

あの後ブロックに戻ったこいつをどうすべきかと考えていた所にスマホ……デジヴァイスの通知が来た。何かと思えばメッセージが日本語になっていて、画面の謎言語にもしっかり適用されていた。
その上で「アナライズを使ってみましょう」なんてあったから使ってみたはいいのだけれど。

【種族名】トイアグモン
【レベル】成長期
【タイプ】パペット型
【属性】ワクチン
【必殺技】トイフレイム

……何一つさっぱり分からない。難しいゲームのステータス欄を見てる気分だ。とりあえず目の前のこいつがトイアグモン？って名前な事くらいしかわからない。ていうかトイってなんだよ。普通のアグモンもいるのかよ。

「にしてもデジモン、かぁ……」
「僕も人間なんて初めて見たから驚いたよ……」
「寧ろなんでそっちは人間のこと知ってるの？」
「話には聞いた事があるから」
「へ、へぇ……」

で、右往左往してたらまたトイアグモンがアヒルっぽい姿に戻って今に至る、今度はバラバラにならずちゃんとして話せてる分さっきよりは進歩してると思う。
トイアグモンの話によれば彼らはデジモンなる生物らしい……名前の最後にモンってついてるのそれ安直すぎない？

「……それで、此処何処なの？」
「えーっとね……」

保守代わりに昨日投げ損ねた奴だけ投下、今日は現在居るゾーンの安価からになるよー

というか今のうちに安価を募集しとこう。

【エリア概要】

【統括するデジモン】

以上テンプレで>>258まで。

統括デジモンはdice1d2=1 (1)

1.完全体まで

2.究極体まで

とする。

【エリア概要】
玩具のデータの集まるトイエリア
【統括するデジモン】
もんざえモン

今ようやく仕事が終わって帰路なのでダイスだけ振っとく。

>>253

>>254

>>255

>>256

>>257

>>258

dice1d6=3 (3)

帰宅したので再開するよー。現在地はトイエリアだそうです。

トイアグモンにぴったりのエリアでいいなあ

もんざえモン | デジモン図鑑 | デジモンウェブ | デジモン公式総合サイトデジタルモンスター（デジモン）の情報はデジモン公式総合サイト「デジモンウェブ」で！digimon.net

他にはどんなのがいそうかな

元ネタ考えるとゲームに出てるのならマメモン、ヌメモンとか？

ナニモン、ヌメモン、トイアグモン、タンクモンあたりですねゲームだと

トイエリアはサイボーグ系だけじゃなかて遊び場として普通にピヨモン達がいてもいいと思うなサヴァイブ的には
なんならここでイタズラ好きなピコデビモンと会ってもいいかも？

「……はあ、玩具の、エリア」
「此処はエリアの端っこだから自然とかがあるけど……ちょっと中に入ればおもちゃばっかりだよ」
「楽しい？」
「最初のうちは楽しいと思う」
「じゃあ飽きるんだね」
「うん、僕生まれてからずっと此処で過ごしてるから飽きちゃってさ、少し冒険に出ようとして此処に来たら君が居て……」
「バラバラになった、と」
「僕、驚くとああやってバラバラになっちゃうんだ……」
「難儀だね……」

そのビビりで冒険とかできるの？とは敢えて言わないでおく。

「まあ君にはもう慣れたから大丈夫……そういや君、名前は？」
「最上ミカド、ミカドでいいよ」
「じゃあミカド、僕と一緒に来る気はない？デジタルワールドの事何も分からないんでしょ？」
「……まあ、それはいいんだけど……」

割とこのトイアグモンはいいやつなのかもしれない、もしかしたら手伝ってくれるかも。

「それなら僕の人探しも手伝ってくれないかな、2人一緒にいた子が居るんだけど……こっちに来る時に逸れちゃったみたいで」
「それくらいならいいよ！」
「いいんだ」

なんか想像の数倍軽く承諾してくれた、幸先は良いのかもしれない。
とはいえ2人の手がかりは現状全くなし、探すにもどうやって……ん？

【機能解放：レゾナンス、電話】

……またなんか増えた。

パペット型デジモンは大体住人に採用していいんじゃないかな？

ガンドラモンになりたいのならここでタンクマンになる事を望んでたのにリボルモンになるのもアリかも？

電話はまだいいとしてレゾナンスってなんだこれ。こんなタイミングで使えるようになったって事は重要そうなのは確かなんだけど。

【レゾナンスアプリへようこそ！】

【このアプリでは特殊な電波を介して他のデジヴァイスの位置情報を特定できます！】

「あっ普通に便利」

「どうかした？」

「いや、逸れた子の居場所がこれで分かるかもって……問題は僕がこの辺の地理に全く詳しくない事」

「じゃあ見せてよ、僕分かるから」

「助かる、じゃあお願い」

どう見てもデジヴァイスを掴めそうにないトイアグモンに配慮して画面を見せる形でレゾナンスアプリのマップを確認してもらい、推定2人が持っているであろうデジヴァイスの位置を特定してもらう。

「うん、2人ともこのエリアに居るね！」

「ならよかった……で、場所は？」

「えーっとたしか……」

2人の居場所は

dice1d2=1 (1)

1.同じ

2.逸れてる

ダイス結果を元に2人の居場所を安価>>275まで

トイエリアの近くにいるが津波のせいで二人揃ってびしょ濡れなので着替え中だった(閲覧注意はないけどラブコメ的なのはありかな？)

ざ、ざっくらばらんすぎる……振り直しいいかな……？

いいと思うよー
展開とかも書いた方がいいっぽいから今後もそうするか

>>271

>>272

>>274

>>275

dice1d4=2 (2)

リロード！

「此処だよ！」

「ありがとうトイアグモ……ン……」

「どうしたの、ミカド？」

「ちょ、ちょっとタンマ！」

WTF、合流できそうなのはいいんだけどなんで2人揃って着替え中なんだ。まさかあの津波で濡れた？僕全く濡れてないのに？そんな偶然あっていいのか？

「心頭滅却心頭滅却心頭滅却……」

「ミカドがおかしくなっちゃった……」

「おかしくならないためにやってんの！」

こうでもしとかないとマジマジと2人を見つめてしまいそうなのだ、もしそれがバレようものなら……おお、考えたくもない。

着替え終わるまで待とう……

この時点で2人はパートナーデジモンと

dice1d4=3 (3)

1.接触済み

2.アキのみ

3.ハルカのみ

4.接触せず

ホスト規制もらってて更新止まったごめん。また規制もらってなかったら深夜再開予定です……

帰宅したのでぼちぼち再開しますー

楽しみですね
あと安価に後に繋がりそうな重要ワードとか入れてもいいものなんでしょうか？原作の紋章的な

>>293

流れが崩壊しない程度ならアリとします。もしくはスレ主が勝手に何か仕込むかもしれない

「もういいよ、ベアモン」

「おう……というか俺なんで一旦追い出されたんだ？」

「乙女の恥じらいっちゅーモンを知らんのかお前は……いや、そもそもデジモンに性別ってあるんか？デジタルなんやろ？」

「ないな」

「ないんか……」

「終わったみたいだよ、ミカド」

「あ、うん……待ってトイアグモン、君見てたの？」

「うん」

「うんじゃないけど」

こいつにスケベという概念がないのか、もしくは分かっててやってるのかはわからないけど……バレたら半殺しで済めばいい方だなこれ。

「とりあえず合流したら？友達なんでしょ」

「友達というか今日知り合ったばかりというか……まあいいや、おーい！」

まるでようやく此処に辿り着いた体を装って2人に駆け出す。一応バレたらトイアグモンを差し出す気でいるから案外心的余裕はある。

「この声は……ミカドか！よう無事で……ってそっちもデジモン連れてんのかい」

「僕的にはそっちもなのが驚きなんだけど」

「この子が道案内してくれるんだって」

「お前も2人の仲間の人間か。俺ベアモン、よろしくな！」

「よ、よろしく……」

さて、合流したはいいけど……

「ねえトイアグモン」

「何？」

「このエリアから出るって言ってたけど……具体的に何処行くの？」

「えーっとね……」

トイアグモンの行こうとしてたエリアをテンプレ形式で>>300まで、統括デジモンは

dice1d2=2 (2)

1.完全体まで

2.究極体まで

>>297

>>298

>>299

>>300

>>303

dice1d5=1 (1) ずらしとくよ

トイアグモンはウォーグレイモンに憧れてそう
どの媒体でも勇気の化身で優しくて。でもトイアグモンは絶対ルート的になれないデジモンだ

確かデスモンかガンドラモンだっけ
特にガンドラモンはそこから1段階まだ狙えそうだから期待かも

「……もしかしてさっき道間違ってた？」

「工場に繋がる地下の道を探してて……」

「じゃあ迷ってたんだね」

「うん……」

困った、こいつ案外ポンコツかもしれない。

「……どうする？元の場所に戻る手がかりもないし僕は一緒に行こうと思ってるけど」

「私も……もしかしたらそのウォーグレイモンっていうのが何か知ってるかもしれないし」

「それは希望的観測が過ぎるんちゃうか？……いやまあ他に情報もないしウチも乗る選択肢以外はないけど」

2人の理解が早くて助かる。

「あそこかぁ……俺も一度行きたいと思ってたんだ。行くってんなら護衛は任せろ！」

「おー、えらい気合い入っとるやないかベアモン、そんなに行きたいんか？」

「当然！なんてったってウォーグレイモンは俺の憧れだからな！」

「そんなに凄いんだ。そのウォーグレイモンっての」

「ああ、まあ話は向かいながらしてやるぜ！」

「道……」

「僕が案内するよ！」

「君に任せて大丈夫なのかなトイアグモン……」

工場へと繋がる地下道に着くまで何かトラブルは？

>>316まで

やはりメスガキだったか

タイスト進化ルートだったらリボルモン経由でゴッドドラモンとかジャスティモン
ブリンプモン経由でガンドラモンとかマグナキッドモン
途中の絵面がちょっとアレだけどレアモン経由でラストティラノモンとかウルカヌス、バッカスに行けるね

デスモンにはウイルス種のトイアグモン黒からじゃないと行けないんじゃないか？

因みに作品によっては普通にグレイモンルートに合流できたりもするぞ

どうなんだろ？トイアグモン自体がちょっとした事でウイルス系になりかないらしいしピコデビモン関連で暗くなったりするのかな？
デスモンにはロマンを感じるが

シナリオによってはここから通常カラートイアグモンと黒トイアグモンにそれぞれ変化していって毎回色を変えてデスモンルートとガンドラモンルートってなるのもいいかもな
なんかミカドは慣れてないとかちょっと伏線っぽいエピソードもあるし

「……本当に合ってるの？」
「合ってるって！信じてよミカド……」
「でもさっき間違えたからなぁ……」
「それは……そうなんだけど……」

トイアグモン案内の元工場へと続くらしい地下道への道へ。

「そういや2人のこれってどうなってる？僕のは正常に扱えてるけど」
「私のは……なんか文字化けしてる」
「ウチのは普通に動くな、なんか知らんけど色もベアモンの色っぽくなってるし」
「えっこわ」
「ウチが1番怖いわ！なんでベアモンと握手したら急に色変わんねん！？」
「俺もびっくりしたぜ」
「あそっちもなの？」
「そりゃそうやろ……」

このスマホそういう機能もあるのか、僕のもトイアグモンと何かしたら変わるんだろうか……ん？

「アナライズが反応してる……あそこか？」
「どうしたのミカド？」
「近くにトイアグモン達以外のデジモンが居るっぽい……あそこか」

アナライズが示す方向へスマホを向けスキャンを開始。

「居た、えーっと名前はピコデビモン……なんか怪我してる？」
「私が行ってみる」
「おい待てアキ、ピコデビモンは狡賢い奴だ。何か狙ってるかもしれねぇぜ」
「それでもあんなに傷ついてるのを黙って見てられないよ」
「あっ……行っちまった」
……大丈夫なんだろうか、アキさん。

「大丈夫？」

「ニ、ニンゲン……？私に何する気よ……」

「今手当するから、ほら、じっとしてて」

「ま、待ちなさい！勝手に私に触れるんじゃ……！」

「……なんか見た感じ大丈夫そうだけど」

「おかしいな……ピコデビモンがこのエリアに居たことなんてないのに」

「そうなの？」

「ピコデビモンはこんなキラキラしたエリアにわざわざ来ねぇのさ、それがああってなるとよっぽどの理由じゃねえか？」

「縄張り争いに負けたとかやないんか？」

「あり得るかもな。一体何があったのやら……」

ピコデビモンの負傷の原因

>>330まで

メスガキ仕草で成熟期に絡んでしばかれた後にトイエリアにポイッとされた

「私の可愛さに気付かないあいつが悪いのに、こんな傷物にして……絶対に許さない……！」

「た、大変だったんだね……」

いや9割自業自得だと思うけど。

「……どうしよトイアグモン、アキさんを置いてはいけないし」

「別に待つよ？急いでるわけじゃあないしね」

「そりゃ助かるわ……なあベアモン、此処らでなんか食えるものとかあらへんか？」

「デジリンゴなら持ってるぜ」

「デジ……ままええわ、貰ってええか？」

「はいよ」

「おお、なんか普通のリンゴやな……」

……何も起きなければいいんだけど。

何かは起きます(無慈悲)

>>339まで

ピコデビモンの足に何か小さな種のような物が足に植え付けられていてそれを触れようとした瞬間ピコデビモンが発狂して強制的にノイズ混じりのバケモンに進化して襲いかかってきた

この植物は一体...？

バケモン | デジモン図鑑 | デジモンウェブ | デジモン公式総合サイトデジタルモンスター（デジモン）の情報はデジモン公式総合サイト「デジモンウェブ」で！digimon.net

何か物語に関わりそうだなこれ…

どちらかと言えばデビモンかアイスデジモンになるイメージがあるからバケモンに進化したのは無理矢理感がある

>>341

種ではあるけど植物ではないかもしれない

強制的に発狂させて進化(暗黒進化？)させるギミック持ちか…
絶対黒幕とかいるわ

「……あれ、なんだろうこれ」
「アキ？」
「この子の足に何か変なものが……取ってあげるね」
「ちょ、それほんまに触ってええやつなんか？確認を」
「あぁあっぁ◼️□◼️◻︎＼△！？」
「え……？」
「ほうら言わんこっちゃない！」

ピコデビモンに付いてたらしき何かにアキさんが触ろうとした瞬間……明らかに様子がおかしくなった。

「”🔳◇⬜︎♀！！！？」
「ひか、り……？」

「まずい、進化だ！」
「進化！？」
「俺達デジモンはどんどん進化して強くなっていくんだ……けどありゃあ普通じゃないぜ……」

目の前のピコデビモンはノイズ混じりの黒い光に包まれて……

「Å＊▫︎」
「なんや、あのノイズ塗れのバケモンは……」
「バケモン……！」
「いやほんとにバケモンって名前なんかい！？」
「アナライズ……！」

【種？名】バ▫︎モン
【レベ♭】※熟期
【∀イプ】ゴー√ト型
【属∞】＊〓〒§
【必≪技】ヘル［ズÅンド

強制進化は今後のシナリオ的にも出てきそうだな…
問題はこれ多分ガイアフォースなんかで消し飛ばすとピコデビモンも死んじゃいかねないかも

「……なに、これ」

アナライズのデータすらバグってる、なんだ、あれ……！？

「ひっ……！？」
「っ、アキさん！」

……このままじゃアキさんが危ない、どうすれば……！

「僕に任せて！」
「俺もやるぜ！」
「ベアモン……！」
「トイアグモン……？」
「なんで僕は疑わしいのさミカド！」
「だってすぐバラバラになるし……」
「それは否定できないけど……僕にだって誰かを助けたいって心はあるんだ！」

……アキさんを庇うようにトイアグモンとベアモンがノイズ塗れの怪物……バケモンに向かっていく。

「……このまま見てることしかできないのかな、僕たち」
「せやけどウチらが戦おうとしたって無理やろ、せめて何かベアモン達の手助けくらいできればええのに……」

……何か、何か、ないのか……？

「……あれ」
「デジヴァイスに、通知……？」

【機能解放】
【デジバイタル、Evolution】

「こんな時にアプリが解放されたって何に使えばええねん！」
「いや、こんな時だからこそじゃないかな……このスマホ、状況に応じて必要な機能が解放されるっぽいし」
「まどろっこしいわ！最初っから全部使えるようにせんかい！」
「それは言えてる……デジバイタルからやってみよう」

【デジバイタルへようこそ！】
【貴方のパートナーの状態が一目瞭然！】

パートナーって……え、トイアグモン？

「こっちはベアモンや……パートナーってそんないつの間に……？」

……トイアグモンの現在の状態や体力、果ては気力まで詳細に羅列されている……なんだこのアプリ。

「Å＊Åヽ」
「トイフレイム！」
「小熊正拳突き！」

「……あかんわ、全く効いてる様子があらへん」
「けどこのアプリじゃ様子を見るしかできない……イチかバチかだ、Evolution！」

【Evolutionアプリへようこそ！】
【貴方のパートナーの更なる高みへと進化させましょう！】

「進化……」
「それってさっきのあれか！？ベアモンもあんな怪物になってまうんか！？」
「いや……多分違うよ」

【貴方のパートナーには無数の進化の可能性があります】
【貴方の役目はその可能性を示し、道を定めるもの】
【進化に正しいも間違いもありません】
【全ては、貴方とパートナーの選択です】

「選択……」

……僕に、トイアグモンは身を任せてくれるだろうか？

「ミカド……」
「……僕達を信じてくれるか、祈ろうか」

どうやらお互い考えてる事は同じみたい。

「トイアグモン！」
「ベアモン！」

「ミカド！？どうしたのこんな時に！？」
「こっちはそれどころじゃ……」

「ウチ達を！」
「ちょっとだけでいいから信じてほしい！」

ベアモンの場合グリズモン以外思いつかないというか1番似合うからな…

急にホログラムで浮き出た「Evolution」を迷わずタップすると、目の前でトイアグモンとベアモンがバケモンの時とは違う白い光に包まれた。

「トイアグモン進化！」
「ベアモン進化！」

多分これが本来の……進化。

「メカノリモン！」
「グリズモン！」

「お、おぉ……偉い男前になったやないかベアモン！」
「サンキューハルカ！後今の俺はベアモンじゃなくてグリズモンだ！」
「一々呼び方変えなあかんのめんどいわ！とりあえずそのバケモンを頼んだで！」
「応！」

……ベアモンはなんか順当に成長して。

「ミカド！」
「……うん？トイアグモン、君進化してないの？」
「進化はしてるんだけど……そう、進化した僕から分離して進化してない僕が操縦してるの！」
「操縦……？？？？」

トイアグモンはなんかロボットの操縦席みたいなのに座ってた、しかもなんかちっちゃい……え、これ本当に進化？

トウィンクルビームは拘束技らしいからこういう暴走デジモン相手だと役に立ちそう

メカノリモンのこういう解釈好き
操縦者が進化前っての面白い

「と、とりあえず……あのデジモンを止めて！」
「分かった！ジャイロブレイク！」
「止めてって言っただけで仕留めてとは言ってない！？」

いうが早いがトイアグモンは高速回転させた腕でバケモンにパンチ。軽く吹っ飛んだ所を……

「今やベア……グリズモン！ああもうややこしいわ！」
「行くぜぇ、「熊爪」！」
「技名何の捻りもないんかい！」

グリズモンの前足でノックアウト。吹っ飛ばされたバケモンはもう立ち上がれなさそうである。

「よし、このまま……」
「待って！」
「アキさん！？」

このままトドメ……になる前になんとアキさんが制止してきた、危険なのは誰よりも分かってる筈なのに。

「多分この子が悪い訳じゃなくて……あの種みたいなのが悪いんだと思う！だから……ちょっとだけ、時間をくれない！？」

「時間って言っても……」
「僕達にどうにかできる手段がある訳じゃ……ん？」

【機能解放】
【リムーバル】

「またかよ」
「だから最初っから全部使わせろ言うとるんや！」

取り除くか…？

使う時になってようやく解放されるアプリに2人で文句を言いながらどうせなんとかなるんだろうなと開いてみる。

【リムーバルアプリへようこそ！】
【このアプリはデジモンのノイズを取り除く事が可能です】
【使い方は簡単、アナライズと同じようにデジモンに向けかざすだけ】
【時間は少々かかりますが確実にノイズ化したデジモンを元に戻せます】

「ノイズ化……？」
「細かい事は後でええわ、ほらやるで！」
「……分かった」

アナライズと同じ容量でデジヴァイスをバケモンに掲げ、「remove」ボタンを起動。

「Å＊……ぅ……？」

「……やっぱりどうにかなるんだね」
「謎やけど……今はこれに感謝するっきゃないな」

2人一緒にやると多少早くなるらしい。ノイズ塗れのバケモンは徐々に鮮明になっていき……

「たすけ、て……」
「……よし、戻った」
「ひとまず一件落着やな……」

完全にノイズが除去されると同時にピコデビモンに戻った。あ、アキさんが抱えてる。

ピコデビモンも苦しんでる辺り結構ヤバいものなのかこれ

ピコデビモンクラスで強制進化からの暴走でこうなる辺り例えばもっと上位種のデジモンが進化して暴れたら最悪国滅びるぞ…

「……ありがとう、皆」
「アキさんが危なかったから衝動で……」
「見覚えある顔に死なれたら寝覚め悪いだけや」
「素直じゃないな、ハルカ」

なんかこう……ハルカは照れ隠しが分かりやすい。

「うっさいわグリズモン！……あれ、進化って事はもうベアモンの姿には戻れないんか？」
「いや……多分これは成長の進化じゃない、時間で元に戻る」
「そうなんか……」
「じゃあトイアグモンも元に戻るんだね」
「うん。なんかこの身体色々とよく見えるから慣れないし戻れるなら……うん？」

何かメカノリモン……だっけ、に進化したトイアグモンが辺りをキョロキョロしている。

「どうしたの？」
「……なんか誰か居たような……」
「なにそれ」

やけに具体性がないなぁ。

「……ひとまず行かない？このピコデビモンの手当できる場所も探したいし」
「そうしよう、ウォーグレイモンの所まで行けばどうにかなる筈」
「なんかどっと疲れたわ……グリズモン、乗せてくれへんか？」
「いいけど……多分途中で戻るから落ちるぜ？」
「ほなやめとくわ……」

『危ない所だったな、もう少し近くに踏み込んでいれば君の存在が露見する所だったぞ』
「––––––」
『そこら辺は弁えているようで何よりだ。役目を終えた君をわざわざホメロスの所から借り受けただけの事はある』

『今回の我々の役割は監視者、今日初めて人間とデジモンが邂逅したこの世界、そしてあの現象……仮称「ノイズデジモン」』
『君の力があれば解決は容易いだろうが……知っての通り上位者は過度な介入を好まない。一応君に保険を渡してこそいるがそれは万が一のための物だ』
「–––––」
『そう、彼等がこの世界の自浄作用になってくれるかどうかはまだ分からない。そこで君だ』

『監視者としての役割を君から彼等に譲渡する……それが今回の目的……いや、君にはこう言った方が格好が付くかな』



『ADAMASは現時刻を持って「選ばれし子供」と「ノイズデジモン」をA級アノマリー、重要調査対象と認定した。頼んだぞ、エージェント」
「––––任された」

今日は此処まで、次回はまた深夜からに。

おつおつ
タイムストレンジャーも絡んでくるのかな？楽しみ

アレエージェントさん！？

ノイズデジモンの何があれって強制進化すると苦しみながら発狂して暴れるところだよ
これが人為的に引き起こせる様になって仮にデュークモン辺りに感染させたらCMモードやデュークモンXでそこらじゅう暴れ回ることになるし、サイスルのエグザモンみたいに巨体サイズで参加もできず暴走されると最悪大陸単位で吹き飛ぶ

ノイズ化は麻酔無しで手術されてるような感じか？

ノイズ化に後遺症とか無いといいんだけど

帰宅したので再開しようと思うけどその前にちょっとした相談。

ピコデビモンがめでたくメスガキになったわけだが究極体ベルスター確定で行く？

使い分けいいかも、採用。アニメでも暗黒進化やらアーマー進化やらあるしなんならアドコロでブリッツグレイモン出たし進化が1ルートだけじゃなくてもいいよネ！

トイアグモンはデスモンルート、ガンドラモンルート、ムゲンドラモンルートと色々あるのがいいよね

そういう訳で今度こそ再開します、前回でようやく導入終わった感じがするね。

>>403

リボルモンになればマグナキッドモンルートもあるぜ

マグナキッドモンもあるのか
色々夢が広がる

寝落ちかそれとも導入だからちょっと苦戦してるのかな？

(導入考えてたらいつの間にか寝落ちてた……ごめん……導入書け次第再開します)