【オリウマ・🎲・⚓】偽物、代替品、似て非なるものでも

14回も1着を取れたようです。ちょうどダイイチルビーの2倍ですね。

シミラートゥルビーの親も鼻が高いでしょう。親孝行のできるいい子ですね。

では勝った14回のうち、G1は何回？

dice1d14=4 (4)

(ごめんなさい、勝利数はダイイチルビーの2倍以上ですね。)

なんとなんと、驚き桃の木。シミラートゥルビーは4回もG1を制覇できたようです。

それぞれどの距離だったのでしょうか？

dice4d4=1 2 1 1 (5)

1.短距離

2.マイル

3.中距離

4.長距離

短距離が3回、マイルが1回。

ダイイチルビーと同じ距離適性ですね。

御母堂の教育の賜物でしょうか。

勝ったのは

短距離 dice3d2=2 1 1 (4)

1.スプリンターズS

2.高松宮記念

マイル dice1d7=2 (2)

1.阪神JF

2.朝日杯FS

3.桜花賞

4.NHKマイルC

5.安田記念

6.マイルCS

7.ヴィクトリアマイル

シミラートゥルビーは朝日杯FSを制し、スプリンターズSを連覇。さらには高松宮記念まで制覇したようです。
どこに出しても恥ずかしくない愛娘、ご家族もさぞ誇らしいことでしょう。

ええ、ご家族は。

運命も決まったことですし、いよいよシミラートゥルビーの姿形をはっきりさせなくてはいけませんね。

何せダイイチルビーの戦績を上回った孝行娘、可愛らしく仕立ててあげなくては。

dice1d2=2 (2)

1.左耳飾り

2.右耳飾り

身長 dice1d50=47 (47) (+135)

B dice1d3=1 (1)

1.貧 2.普 3.巨

W dice1d3=3 (3)

1.痩せ型 2.普通 3.筋肉質

H dice1d3=1 (1)

1.薄い 2.普通 3.むちっと

身長が高い(182cm)のに、どうにも体の肉付きはそこまで良くないようです。

筋肉はついているので大丈夫でしょうが、きちんと食べているのでしょうか？

女神様はとても心配しています。

ちなみにトレーナーさんは

dice1d2=1 (1)

1.男性 2.女性

そうそう、身長182cmというのはヒシアケボノ(180cm)よりも少し大きいです。

最後に、髪色と髪型は

dice1d5=2 (2)

1.黒 2.金 3.オレンジ(茶) 4.白 5.その他(安価)

dice1d4=1 (1)

1.ゆるふわロング

2.ボブカット

3.ドリル

4.その他(安価)

それでは、これからシミラートゥルビーの運命の歯車が回り始めます。

まずはトレーナーさんとの出会いから見ていきましょうか。

皆様、初めまして。ワタクシはシミラートゥルビー、ご友人からはよくシミ子やラートゥと呼んでいただきます。どうか皆様もそのように呼んでいただけると、とても嬉しいです。

本日はトレセン学園において、ワタクシも含めトレーナーさんが未だついておられないウマ娘の方にとっては最も大切な日。

選抜レースの日となっております。

ワタクシも準備はしておりましたが、周りの方々も並々ならぬ気迫。油断は大敵ですね。

選抜レースでシミラートゥルビーは dice1d5=5 (5) 着だった。

ああそうそう、決め忘れていましたね。

シミラートゥルビーの脚質は

dice1d5=5 (5)

1.大逃げ

2.逃げ

3.先行

4.差し

5.追い込み

はぁっ、ふぅっ、ふぅっ……何とか、掲示板には……入れましたね……
トレーナーの方も、1着の方と比べるととても少ないですが……ワタクシにも声をかけて下さっています。有難いことですね。名刺をいただいて、後でもう一度しっかりとお話をしましょう。

「あの……少しいいかな？」
「はい、何でしょうか？」
「君、えっと……シミラートゥルビー、だったよね。」
「はい、ワタクシはシミラートゥルビーです。名前を覚えてくださり、ありがとうございます。」

こちらの方は……ああ、隊列全体をよく見ておられましたね。時折、ワタクシと目が合っていたような気がいたしますが……ワタクシの気のせい、でしょうか？

「どうして、そんなに苦しそうに走るの？」

……気のせいでは、無かったようです。

「……そのように、見えていましたか？」

「そうだね、とても苦しそうに見えた。もちろん短距離で追い込みの走りをするからっていうのもあるんだろうけど……」

「いえ、いえ。全てはワタクシの鍛錬不足。もっともっと、頑張らなくてはなりませんね。」

「そう、かな？」

「ええ、そうなのです。」

暫し、沈黙が流れました。

お互いに二の句を探している、そんな気まずい沈黙が。

「「あの」」

「ああ、申し訳ございません。お先に……」

「いやいや、君からでいいよ。」

「……それでは、お言葉に甘えさせていただきます。もし良ければ、ワタクシのトレーニングを監督していただけませんか？」

「えっ……僕でいいのかい？」

「はい。レース中も、よくワタクシを見ておられたようですし。何か気になることがおありのようでしたから……それであれば、ワタクシの走りをより良きものとする為にも……そして、ワタクシへの期待に応えるためにも。ご助力を賜りたく存じます。」

「うん、分かった。喜んでその手伝いをさせてもらうよ。それじゃあ担当契約用紙を書くから、後で僕のところに来てもらえるかな？僕は​────」

トレーナーさんの名前を >>23 までの中から安価します。

〜トレーナー棟の一室〜

「失礼いたします。シミラートゥルビー、参りました。」
「ん……やあ、シミラートゥルビー。早速来てくれてありがとう。担当契約書類だね、少し待っていてくれるかな。」
「そ、そんなに慌てられなくても大丈夫ですよ。お伺いする前にワタクシからご連絡差し上げれば良かったのですが、失念しておりました。申し訳ありません、細田トレーナー。」

四方の壁に据え付けられた本棚を埋め尽くし、床にまで溢れる本の山、山、山。ぱっと見るだけでも、トレーニング理論や栄養学、解剖学の本まで。
……少し、お父様の書斎を思い出して……息が苦しくなってしまいました。

「あった。それじゃあこことここ、ここを記入してくれるかな？」
「はい、かしこまりました。名前はカタカナで宜しいですか？」
「うん、それで大丈夫だよ。」
シミラートゥルビー。
ルビーに似たもの。
ダイイチルビー様の、偽物。あるいは紛い物、代替品。
……いけませんね。ワタクシの名前を見ると、どうも悪いことばかり考えてしまいます。

(すみません、決め忘れていたのに気づいたので、ここでダイスを振ります。)

シミラートゥルビーの顔立ち dice1d100=54 (54)

1ほど童顔(可愛い系) 100ほど色気のあるもの(美人系) 50付近で中性的

(ケイエスミラクルのように中性的な顔立ちで、背が高く身体は筋肉質。それがシミラートゥルビーのようです。)

「書けました、ご確認お願いいたします。」
「……うん、大丈夫だね。それじゃあこれは僕の方で提出しておくよ。」
「感謝いたします、細田トレーナー。」

「さて……ひとつ、聞いてもいいかな？」
「……何でしょうか？」
「ああいや、大したことじゃないよ。君が……ルビーが走る上での目標を聞いておきたくてね。」

「……すみません細田トレーナー、その前に一つだけよろしいでしょうか。ワタクシをお呼びになる時は、どうかルビーはご勘弁ください。ダイイチルビー様と同じ呼ばれ方など、あまりに畏れ多くて……」
「おっと……そうだね、ごめん。2人を混同しかねないからね。それじゃあ、普段はどう呼ばれているのかな。」
「ご友人からはよく、シミ子やラートゥ、あるいはミラーと。」
「ふむ……じゃあ、ミラーにしようか。それでいいかい？」
「はい。ご配慮賜り、感謝いたします。」

「それで……目標、ですね？」
「そうだね。例えばクラシック三冠だったり、出てみたいレースだったり。それくらいのフワッとしたもので構わないから、あれば聞いておきたくて。」
「……スプリンターズステークス、そして安田記念、です。このレースは必ず、と……お母様が、切望されておりますので。」

「お母さんが？」
「……はい。ワタクシも分家とはいえ、華麗なる一族の出。結果を残し、ダイイチルビー様に続くように、と。」
「そっか……期待に応えたいんだね。」
「……ええ。」

自分を律しなさいシミラートゥルビー。胸など痛くありません、涙など出はしません。常に優雅たれ、常に笑顔であれ。全てはお母様のため、全ては華麗なる一族のため。ワタクシは本当にそう思っているのです、嘘などではありません……！

「適性も短距離向きのようだから……うん、その方面に向けたトレーニングをこれから積んでいこうか。改めてよろしく、シミラートゥルビー。」
「……はい。若輩故至らぬ点もあるかと存じますが、どうぞ何卒、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。」
「よし。まずはメイクデビューを目指そう。選抜レースで5着にまで食い込めた君の脚なら、十分に勝ちを狙える。ライバル達に負けないくらい、鍛え上げて行かないとね。」

そうして、シミラートゥルビーはトレーナーと二人三脚でのトレーニングを始めました。心が軋む音を聞かなかったことにして。

ただひたすらに、期待に応えるために。祈りという呪いに殉ずるために。

やがて迎えたメイクデビューの日。

dice1d6=1 (1)

1.中山1200

2.阪神1200

3.阪神1400

4.中京1400

5.東京1400

6.函館1000

dice1d16=16 (16) (期待補正-8、最低値1)

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

「あー……ミラー、大丈夫だよ。メイクデビューで勝てなくても未勝利戦がある。メイクデビューを勝てなくてもG1を勝てた先輩達だって居るだろう？」
「そんな悠長な暇はっ……いえ、失礼いたしました。確かにそうですね。まだ……先が、ありますから。」

仮面を被れ。感情を殺せ。勝てなければ無価値なのです。無価値なワタクシごときが、感情を発露させて良いわけは無いのです……！
ですが、結果はどうあれお母様へご報告はしなければ……また怒られてしまいますね……

シミラートゥルビーは今まで以上にトレーニングへ打ち込みました。

これまでの体力養成に加えて、ゲート練習やイメージトレーニング。

睡眠時間をも削り、必死でトレーニングを行い……未勝利戦でようやく勝ちを掴みました。

そんなシミラートゥルビーの次走は……

(>>45までの中から安価します。)