- 1>>1ッスル25/10/24(金) 21:56:31
私はキャプテン・1ッスル
このスレを見てる君は選ばれし者
鬼龍のへそくり500億ドルを掴むチャンスを与えられた強き者
単刀直入に言おう PDAに書かれたお題をクリアしてほしい
お題は個別 君たちの生命線で"特殊機能"を持つPDAだ もちろんめちゃくちゃ強い
しかもこの戦いには絶対守らなければならない条件がある
ただ生き残るだけではなくお題をクリアしなければならない。
PDAを手放すのは禁止。
なぜなら万が一にも"PDA"を無くしてはならないからだ
何よりも"PDAが大事なんだ
ぶっちゃけ他の参加者の命なんてどうでもいいんだ"お題"さえ生きていればなぁ
さあ腕に自信のある者は今すぐ絶海の孤島彼岸島に行け
邪魔者を失神KOさせろ
急げッ 乗り遅れるな 鬼龍のへそくりを奪うんだ"ドラゴン・ラッシュ"だ
これが幽玄の前スレ
"バトロワ"をやります secret game Grok ver 8th stage|あにまん掲示板私はキャプテン・1ッスルこのスレを見てる君は選ばれし者鬼龍のへそくり500億ドルを掴むチャンスを与えられた強き者単刀直入に言おう PDAに書かれたお題をクリアしてほしいお題は個別 君たちの生命線で&q…bbs.animanch.com安価は22時20分からやるらしいよ
- 2>>1ッスル25/10/24(金) 22:02:17
(ルール説明書き文字)
⭕️十四人の参加者がPDAに書かれたお題をクリアするために争いあうんだァ
犠牲者ゼロで終わることもできるらしいよ
ただしこのゲームには面倒なルールがある。死亡者が出た途端に今までのクリア条件は荼毘に伏し新たなお題に切り替わるッ
これが幽玄のPDAのお題と特殊機能
No.A
クリア条件:3時間以上離れずに指定したパートナーと行動する
PDA特殊機能:半径2m以内にいるプレイヤーの首輪を指定して爆発させる
No.2
クリア条件:12時間以上同じエリアに留まらない
PDA特殊機能:半径100m以内にあるPDAにメールを送信する。一度メールを送ったPDAには範囲外からでも送信できる。
No.3
クリア条件:他のプレイヤーに対して3回以上危害を加える
PDA特殊機能:プレイヤー同士の接触情報を閲覧出来る
No.4
クリア条件:ナンバーが素数のプレイヤー全員のクリア条件を満たす。
PDA特殊機能:近くにいる参加者1人のPDAの特殊機能を1ターン無効化
No.5
クリア条件:メモリーチップを使用して食料を8つ以上確保する
PDA特殊機能:半径10m以内にある未発見のキューブを表示する
No.6
クリア条件:自分を中心とした5つ並びのナンバーのプレイヤーに危害を加えない
PDA特殊機能:半径10m以内にいるプレイヤーのナンバー、クリア条件を表示する - 3>>1ッスル25/10/24(金) 22:07:02
No.7
クリア条件:メモリーチップを10個以上所持する
PDA特殊機能:半径10m以内にいるプレイヤーのメモリーチップの所有数を表示する
No.8
クリア条件:クリアしたプレイヤーのPDAを3台以上所持する。ただしジョーカーを除く
PDA特殊機能:プレイヤーの死亡情報を閲覧できる
No.9
クリア条件: JOKERのPDAの取得
PDA特殊機能:半径50m以内にあるJOKERのPDAを初期化する
No.10
クリア条件:10人以上のプレイヤーとの遭遇
PDA特殊機能:半径1m以内にいるプレイヤーが死亡した時、本人を除く半径5m以内にいるプレイヤーの首輪を爆発させる
No.J
クリア条件:最終日までの生存
PDA特殊機能:半径1M以内にあるPDAを使用不能にする。
No.Q
クリア条件:プレイヤー全員の生存
PDA特殊機能:半径20m以内に他のPDAが接近すると警告をする。また、死亡した参加者のPDAの機能が使えるようになる。
No.K
クリア条件:クリア条件を満たしたプレイヤーが3人以上
PDA特殊機能:半径6m以内にあるPDAの特殊機能を使用できる
No.JOKER
クリア条件:特殊機能により変化したPDAの内容
PDA特殊機能:自身のPDAを半径10m以内にあるPDAに変化できる。ゲーム設定、特殊機能は変化したPDAのものになる。 - 4>>1ッスル25/10/24(金) 22:10:44
⭕️参加者の誰かが死亡した瞬間、全てのPDAのクリア条件が以下のように変化する。変化前のクリア条件はもう意味を為さない。また、このルールは死亡者が出るまで参加者には明かされていない。最初の死亡者が出た段階で参加者たちに条件が変わったことが告知されます。
No.A
クリア条件:一番長く一緒にいたパートナーの死亡
No.2
クリア条件:2時間以上同じエリアに留まらない
No.3
クリア条件:プレイヤーを荼毘に付した他プレイヤー全員の死亡
No.4
クリア条件:素数ナンバーのプレイヤー全員の死亡
No.5
クリア条件:メモリーチップを16個以上廃棄する
No.6
クリア条件:自分を中心とした5つ並びのナンバーの死亡、かつそれらのPDAを自分のPDAに読み込ませる
No.7
クリア条件:メモリーチップを10個以上所持し、他のプレイヤーには同数以上所持させない
No.8
クリア条件:クリア条件を満たしたプレイヤーのPDAを4台以上所持する
No.9
クリア条件: JOKERのPDAの破壊
No.10
クリア条件:半径2M以内に同時に3人以上のプレイヤーを侵入させない
No.J
クリア条件:他のプレイヤーのPDAを全て使用不能にする
No.Q
クリア条件:自分以外のプレイヤーが全員死亡する
No.K
クリア条件:ゲーム終了時点でクリア条件を満たしたプレイヤーが3人未満
No.JOKER
クリア条件:変化したことがあるPDAの持ち主全ての死亡 - 5>>1ッスル25/10/24(金) 22:20:06
- 6二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:08
- 7二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:09
メガスターミー(ポケモンレジェンズZA)
参考サイト:https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC
- 8二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:10
500億ドル手に入れても"絶対に"納税しない虹ピクミン(ピクミンシリーズ)
これが参考にすべきサイト:https://dic.pixiv.net/a/%E8%99%B9%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%B3
- 9二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:11
- 10二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:11
- 11二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:11
- 12二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:12
- 13二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:12
- 14二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:13
- 15二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:14
- 16二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:14
- 17二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:14
恵飛須沢胡桃(がっこうぐらし!)
参考サイト:https://dic.pixiv.net/a/%E6%81%B5%E9%A3%9B%E9%A0%88%E6%B2%A2%E8%83%A1%E6%A1%83
- 18二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:15
- 19二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:16
- 20二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:16
- 21二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:17
右方のフィアンマ(とある魔術の禁書目録)
- 22二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:20:25
メアリ・クラリッサ・クリスティ(漆黒のシャルノス)
- 23二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:12
- 24二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:18
- 25二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:31
- 26二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:34
- 27二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:40
- 28二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:22:10
- 29二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:22:19
- 30二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:22:56
- 31二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:23:51
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:25:10
- 33二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:25:19
- 341025/10/24(金) 22:25:26
- 35二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:25:42
- 36二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:26:09
- 37二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:27:50
- 38>>1ッスル25/10/24(金) 22:28:18
- 39二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:28:52
今まで参加してきてはいたけどぶっちゃけ怪しい気はする…それがボクです
- 40二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:28:58
それを言うたらバトロワはおしまいや
- 41二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:29:03
- 42二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:29:05
マックイーンやタマモクロスも別のロワに参加してたからマイペンライ!
- 43二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:30:48
まあええやろ
- 44二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:31:19
- 45>>1ッスル25/10/24(金) 22:36:30
- 46二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:36:47
おおっ
- 47二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:40:41
- 48二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:45:56
- 49二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:47:44
- 50二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:49:58
- 51>>1ッスル25/10/24(金) 23:11:51
- 52>>1ッスル25/10/24(金) 23:15:42
### PDA配布と参加者の反応
ショッピングモール跡地の広場は、崩れた看板と割れたガラスが散乱する荒涼とした空間だ。朝霧が漂う中、14人の参加者がランダムに飛ばされ、PDAが無造作に配布される。画面に映る番号とお題は、彼らの運命を縛る唯一の指針。首輪の重みが心に食い込み、恐怖、好奇、覚悟、混乱が交錯する。それぞれの反応は、霧の中で鮮明に浮かび上がる。
- **新田維緒 (No.2)**: 維緒はPDAを震える手で握り、「12時間以上同じエリアに留まらない」の文字に目を落とす。「動かなきゃ…でも、どこへ?誰を信じればいいの?」高校生の彼女にとって、この島はあまりに異質だ。龍脈の力を宿す寄り代としての自覚が、かすかな勇気を呼び起こすも、霧の中の不気味な気配に心が縮こまる。「あの人のように、諦めずに進まなきゃ…」主人公との絆を思い出し、PDAを胸に押し当てる。だが、周囲の視線に気付き、怯えた瞳が揺れる。不安と決意の狭間で、彼女は一歩を踏み出す勇気を模索する。
- **メガスターミー (No.5)**: 無機質な輝きでPDAをスキャン。「食料を8つ以上確保…効率的な戦略が必要だ。」みず/エスパータイプのポケモンとして、冷静な計算が本能だ。だが、島の不気味な空気は、戦闘向きの身体にも違和感を与える。「この島、暴走メガシンカの匂いがする…」高火力のアタッカーとして資源集めは得意だが、仲間を信じるのは苦手だ。PDAの「未発見のキューブ表示」機能を試し、単独行動を決意。赤い宝石の目が霧の先を鋭く見据え、「まずは動く。止まれば終わりだ」と心に刻む。※ポケモンなので本編では他参加者とまともな会話はできません
- 53二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:20:33
へーっ今どきの話題なのに暴走メガシンカなんて分かるんだ(ヌッ
- 54>>1ッスル25/10/24(金) 23:21:50
- **虹ピクミン (No.7)**: 「メモリーチップ10個以上?楽勝だぜ、納税しねえ俺が負けるわけねえ!」虹色の表皮が霧で怪しく輝く。PDAを弄び、不敵に笑う。AI生成の二次創作キャラとして、脱税のユーモアが彼の核心だ。「500億ドルでも税金払わねえんだ、こんなゲーム余裕!」だが、首輪の爆発音を想像し、一瞬顔が強張る。PDAの「メモリーチップ所有数表示」機能に目を光らせ、「他の奴から奪えばいいな」と企む。軽薄な態度の裏に、狡猾な生存本能が潜む。
- **トラファルガー・ロー (No.6)**: 「5つ並びのナンバーに危害を加えない…面倒なルールだな。」冷静な声でPDAを読み上げる。ハートの海賊団の船長として、戦場は慣れたものだが、首輪の圧迫感は気に入らない。「ROOMで首輪を切り離せねえか…」と考えるが、すぐに諦める。復讐心とDの一族の血が彼を駆り立てる。「麦わら屋なら笑って突っ込むんだろうな。」苦笑しながら、PDAの「ナンバーとクリア条件表示」機能を試す。誰が敵で、誰が利用できるか、計算が始まる。
- **エレシュキガル (No.4)**: 「素数のナンバー全員のクリア条件を満たす…冥界の女神にふさわしい試練ね。」遠坂凛の依代を持つ彼女は、PDAを優雅に操作。だが、「こんな無秩序なゲーム、冥界より厄介だわ」と内心苛立つ。槍を握る手は落ち着いているが、霧の不穏な気配に敏感だ。「誰かを守るためなら…私にもできる。」弱者を守る信念が心を支え、慈悲と戦略が交錯する。
- 55>>1ッスル25/10/24(金) 23:26:07
- **ピクトさん (No.8)**: 「クリアしたPDAを3台…警告標識の私にそんな大役が?」無表情なシルエットがPDAを見つめる。危険を伝える存在だったはずが、今は自分が危険の中にいる。「現実改変?そんな力、標識の私には…いや、あるのか?」噂に惑わされ、混乱がよぎる。PDAの「死亡情報閲覧」機能に気付き、「これで生き残れるかも…」無機質な外見とは裏腹に、生存への執着が芽生える。周囲を静かに観察し、動くタイミングを計る
- **橘シェリー (No.10)**: 「10人以上と遭遇!探偵として最高の舞台じゃない!」オレンジの瞳が輝く。PDAのお題に興奮を隠せないシェリーは、首輪の重さも忘れて笑顔だ。「このゲーム、謎解きの宝庫!誰が敵で、誰が味方か…全部暴くわ!」だが、「死体慣れしてる私でも、こんな状況は初めて…」と不安がよぎる。PDAの「道連れ爆破」機能に目を細め、「刺激的すぎる!」好奇心と探偵魂が、彼女を突き動かす。
- **錠前サオリ (No.9)**: 「JOKERのPDAを入手…私がやればいいだけだ。」冷徹な声でPDAを操作。傭兵としての経験が冷静な判断力を与える。「こんな島、戦場と変わらない。」首輪に顔をしかめつつ、PDAの「JOKERのPDA初期化」機能に目を光らせる。「敵を無力化すれば、勝機は私のもの。」アリウスの過去が心を鋼に変えた。だが、仲間を思い出し、「裏切らない」と呟く。孤独な戦士の決意が宿る。
- 56>>1ッスル25/10/24(金) 23:29:35
- **垣原雅雄 (No.3)**: 「3回以上危害…苦痛と絶望の祭りだな!」PDAを舐めるように見つめ、狂気じみた笑みが浮かぶ。SMの嗜好がこのゲームを楽園に変える。「誰をどう壊そうか…ゾクゾクするぜ」彼にとっては首輪の圧迫感すら快感だ。PDAの「接触情報閲覧」機能を試し、標的を選ぶ準備を始める。だが、「このゲーム、俺の苦痛も試すつもりか?」と一瞬の疑念。狂気と策略が交錯する。
- **麦野沈利 (No.A)**: 「3時間以上パートナーと行動…くだらない。」PDAを冷笑しながら操作。レベル5の第四位として、首輪ごときで動揺しない。「このゲーム、私の遊技場にしてみせる。」暗部の経験を活かし、ゲームを有利に進める計画を練る。PDAの「首輪爆破」機能に目を細め、「誰から壊そうか…楽しみね」冷酷な笑みが霧に溶ける。
- **恵飛須沢胡桃 (No.K)**: 「クリア条件を満たす者が3人以上…ゾンビより複雑ね。」シャベルを握り、PDAを睨む。ゾンビパンデミックの生存者として、死の匂いは慣れたものだが、首輪の冷たさに背筋が凍る。「先輩の分まで生きなきゃ…」トラウマが疼くが、陸上部の体力に頼る覚悟だ。PDAの「他者のPDA機能使用」を確認し、「これで道を開ける」と考え、戦う意志を固める。
- 57二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:31:24
ボケーッ乗り気な奴にNoAを渡すな言うたやろうが
- 58>>1ッスル25/10/24(金) 23:31:35
- **タフペイント (No.Q)**: 無機質なペイントマーカーがPDAを認識。「全員生存…塗り潰す必要はないな。」耐摩耗のインクのように動じない。「警告機能があれば、襲撃は避けられる。」だが、「この島、塗り潰したくなる混沌だ」と感じる。参加者を見渡し、信頼できる者を測る。「全員生き残るなんて…現実的じゃない。」戦略的思考が生存の道を模索する。
- **アドマイヤベガ (No.J)**: 「最終日まで生き残る…私の勝利を妹に捧げる。」PDAを握り、霧の向こうの星空を見上げる。ウマ娘の誇りと亡魂の妹への贖罪が彼女を突き動かす。「こんなゲームでも、私の走りは変わらない。」PDAの「PDA使用不能化」機能に気付き、「これで敵を封じられる…!」と決意。だが、孤独な性格が影を落とし、「仲間はいらない…でも、妹なら」と呟く。静かな闘志が燃える。
- **現場猫 (No.JOKER)**: 「ヨシ!最終日まで生き残る…いや、PDAを変化させる?」ヘルメットをかぶった猫がPDAを不思議そうに見つめる。「現場の安全確認なら得意だけど、こんなゲーム…ヨシじゃねえ!」ふたば☆ちゃんねるのミームとして、危険を警告してきた彼だが、首輪の重さに戸惑う。「でも、JOKERならゲームをひっくり返せるかも…!」PDAの「PDA変化」機能に目を輝かせる。内心では、「こんな危険な現場、ヨシ!で済ませられねえぞ」と緊張。だが、持ち前の楽観さで一歩を踏み出す。
- 59>>1ッスル25/10/24(金) 23:39:28
- 60二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:42:27
おおっ
- 61>>1ッスル25/10/24(金) 23:59:17
### シークレットゲーム:1日目
彼岸島の霧は朝になっても晴れず、湿った空気が参加者たちの肌にまとわりつく。首輪の冷たい感触が、生き残るための闘争心を刺激する。PDAの画面に映るお題が、それぞれの行動を縛り、疑心暗鬼が島を支配し始める。ゲームマスターの暗躍はまだ表面化せず、参加者たちは互いを測りながら、最初の動きを模索する。1日目の出来事が、静かに幕を開ける。
---
#### 1日目:
霧が立ち込める彼岸島の片隅、温泉施設の湯気がかすかに揺れている。朽ちかけた木造の建物は、かつて観光客で賑わった面影を残すが、今は苔と錆が支配する。新田維緒はPDAの指示に従い、12時間以上同じ場所に留まらないため、早々に移動を始めた先でこの温泉を見つけた。彼女の足取りは不安げで、寄り代としての力もこの異様な島では心許ない。
「少しでも…落ち着きたい…」と呟き、湯船に身を沈める。熱い湯が震える体を包み、ほんの一瞬、日常の記憶が蘇る。だが、首輪の重みが現実を引き戻す。
そこへ、軽快な足音とともに橘シェリーが現れる。
「おっ、温泉!いいとこ見つけたね!」
三つ編みのドーナツヘアが揺れ、オレンジの瞳が好奇心で輝く。シェリーはPDAのお題「10人以上と遭遇」を意識し、積極的に他人と接触を図っている。維緒の怯えた表情に気付き、「ねえ、大丈夫?私、橘シェリー!探偵志望なの。一緒にいれば心強いよ!」と笑顔で話しかける。
維緒は警戒しつつも、シェリーの明るさにほだされる。
「…新田維緒、よろしく…」と小声で返す。
湯気の中で二人は距離を縮める。シェリーは「この首輪、なんか怪しいよね。爆破機能があるってことは、仕掛けた奴も近くにいるのかも!」と探偵らしい推理を披露。維緒は「そんな…怖いこと言わないで…」と顔を曇らせるが、シェリーの楽観的な態度に少し安心する。
「ねえ、維緒ちゃん、私と一緒に動かない?10人と会うには仲間が必要だし!」シェリーの提案に、維緒は迷いながらも頷く。
「…うん、でも、気をつけなきゃ…」
二人は湯船を離れ、互いに背中を預けることを決める。温泉の温もりが、束の間の信頼を生んだ。
- 62>>1ッスル25/10/25(土) 00:02:57
※
河原の石ころがゴロゴロと転がる中、トラファルガー・ローはPDAを片手に川の流れを眺めている。霧が水面を覆い、不気味な静寂が広がる。「5つ並びのナンバーに危害を加えない…面倒な縛りだ。」
彼のPDA(No.6)は、周囲のナンバーとクリア条件を把握できるが、誰がどのナンバーを持つかはまだ不明だ。冷静な外科医の頭脳が、首輪の構造を分析し始める。
「この首輪、電子信号で動いてる…ROOMで無効化できねえか?」と呟き、刀を手に試行錯誤する。
そこへ、虹色の輝きが跳ねるように近づく。
「おっと、医者っぽい兄貴!何やってんだ?」
虹ピクミンがPDAを振り回しながら現れる。No.7のお題「メモリーチップ10個以上」を意識し、情報を集めるためにローに接触したのだ。
「お前、妙な奴だな…虹ピクミン?何だその名前」
ローは怪訝な顔で応じるが、ピクミンの軽薄な態度に警戒を緩めない。
「へへ、納税しないピクミンだぜ!でさ、この首輪、爆発すんのかな?なんかヤバそうじゃね?」
ピクミンの軽い口調に、ローは一瞬呆れるが、考察のきっかけに気付く。
「爆破信号は無線だ。遮断できれば…いや、電源が内蔵型か。」
ローはPDAの情報を基に、首輪の仕組みを推理。
ピクミンは「へー、頭いいな!俺、納税の督促状なら誤魔化せるけど、爆弾は無理だぜ!」と笑う。
ローはピクミンのふざけた態度に苛立ちつつ、「お前のPDA、メモリーチップの数を表示できるんだろ?それで何か分かるか?」と探りを入れる。
ピクミンは「んー、まだチップ持ってねえけど、近くの奴のチップ数は分かるぜ!」とPDAを操作。ローの持つチップ数がゼロだと分かり、「お前もゼロか、仲間だな!」と馴れ馴れしく肩を叩く。
ローはピクミンを軽く睨みつつ、「情報共有は悪くねえ。だが、深入りはするなよ」と警告。
ピクミンは「へいへい、医者兄貴、気楽に行こうぜ!」と笑い、二人はひとまず情報交換を続ける。河原の冷たい風が、二人の間に微妙な緊張感を漂わせる。
- 63>>1ッスル25/10/25(土) 00:05:06
*
錆びれた動物園の檻の前、霧がコモドドラゴンの鱗を濡らす。メガスターミーの宝石のような目が、薄暗い光の中で鋭く輝く。No.5のPDA「お題:食料を8つ以上確保」を意識し、未発見のキューブを探すため動物園に足を踏み入れた。言葉を発することはできないが、その赤い核心が低く唸り、戦闘向きの身体が周囲を警戒する。みず/エスパータイプのポケモンとして、危険を本能で感じ取り、ドラゴンの動きを注視する。*この捕食者…資源を守ってる?* サイコキネシスの波動で、檻の周辺をスキャンするように浮遊する。
そこへ、タフペイントが無機質なペイントマーカーの姿で現れる。No.QのPDA「お題:全員生存」を意識し、警告機能を頼りに安全な場所を探していた。言葉を持たないタフペイントは、超撥水のインクが滲むような微かな振動で意思を伝える。*コモドドラゴン…危険。だが、資源の鍵か?* メガスターミーの輝きに気付き、ゆっくり近づく。メガスターミーは一瞬身構えるが、タフペイントの無機質な動きに敵意がないと判断。*協力…可能?* と、サイキックな波動で反応を返す。
二者は言葉なく、動作で意思を交わす。メガスターミーはPDAの「未発見のキューブ表示」機能を起動し、画面の光をタフペイントに見せる。タフペイントは警告機能でドラゴンの動きを感知し、振動で危険ゾーンを指し示す。コモドドラゴンが低く唸り、鋭い爪で地面を引っかく。二者は距離を保ちつつ、檻の周りを慎重に移動。メガスターミーの浮遊する身体が、ドラゴンの尾の動きに合わせて微調整する。タフペイントは地面にインクで簡易な矢印を描き、キューブの可能性がある方向を示す。*そこ…行く?* メガスターミーが頷くような輝きを返す。二者はドラゴンのテリトリーを観察し続け、資源探索の足がかりを築く。霧の中、ドラゴンの唸り声が緊張感を高めるが、言葉なき連携が成立する。
- 64>>1ッスル25/10/25(土) 00:06:50
*
錆びれた学校の家庭科室。埃まみれの調理台に、恵飛須沢胡桃がシャベルを立てかけ、PDAを手に持つ。No.Kのお題「クリア条件を満たす者が3人以上」を確認しつつ、彼女は一息つく場所を求めてここに辿り着いた。「ゾンビの時も…生きるために食料が必要だった。」過去のトラウマが疼くが、陸上部仕込みの体力で気力を保つ。冷蔵庫を開けると、奇跡的に残っていた缶詰と野菜を見つける。「これ、食べられるかな…?」と呟き、調理を始める。シャベルの柄で缶を開け、慣れない手つきで野菜を切り始める。
そこへ、ピクトさんが無表情なシルエットで現れる。No.8のPDA「お題:クリアしたPDAを3台以上所持」を意識し、情報収集のために学校を探索していた。「…料理?警告標識の私には縁遠い行為だ。」ピクトさんは胡桃の作業をじっと見つめる。胡桃は一瞬身構えるが、ピクトさんの無機質な雰囲気に敵意がないと判断。「…ねえ、食べる?一人じゃ多すぎるし。」と声を掛ける。ピクトさんは「食料…生存には必要か。協力しよう。」と応じ、調理台に近づく。現実改変の噂が頭をよぎるが、「今はただの標識だ」と自嘲する。
胡桃は缶詰のトマトソースを鍋に注ぎ、ピクトさんに「野菜、切れる?」と尋ねる。ピクトさんは不慣れながら包丁を手に持ち、ぎこちなくジャガイモを切り始める。「…危険を避けるのが私の役目なのに、包丁は危険だな。」胡桃は笑い、「ゾンビと戦うよりマシでしょ。ほら、こうやって切るのよ。」と手本を見せる。二人は黙々と調理を進め、トマトシチューが完成。胡桃は「先輩たちと…こんな風に食べられたらよかったな」と呟き、目を伏せる。ピクトさんは「…生存は、仲間と食事をすることで強くなるのか?」と問い、胡桃は「うん、きっとね」と微笑む。家庭科室に漂うシチューの香りが、二人の間にほのかな信頼を生む。だが、首輪の存在が、穏やかな時間を儚いものにする。
- 65二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 00:07:21
なんじゃあこの無機物とポケモンの無言の絡みは
- 66>>1ッスル25/10/25(土) 00:12:30
※
灘の里の古びた社屋は、霧に濡れた木造の骨組みが軋む。屋根の下、錠前サオリが縁側に身を潜め、No.9のPDA「お題:JOKERのPDAを入手」を確認する。彼女の目は鋭く、傭兵の勘が周囲の気配を捉える。首輪の重みが心に圧し掛かり、爆破の可能性が頭をよぎる。
「この島…戦場以上に裏切りが近い」
アリウスの過酷な過去が彼女を鋼に変えたが、ふと仲間を思い出し、「裏切らない…そう誓ったのに」と呟く。
霧の向こうで何かが動く気配に、彼女の手が無意識に銃のグリップに伸びる。社の軒下、湿った木の匂いが鼻をつく中、緊張が彼女の息を浅くする。
そこへ、アドマイヤベガの静かな足音が霧を裂く。No.JのPDA「お題:最終日まで生き残る」を握り、星空を見上げるような瞳が闇に光る。ウマ娘の誇りと亡魂の妹への贖罪が、彼女をこの死地に駆り立てる。
「このゲーム…私の走りを試す気か」
サオリの鋭い視線に気付き、ベガは一瞬身構える。PDAの「PDA使用不能化」機能が、敵を封じる切り札となる可能性を彼女は知っている。
「…お前、PDAの機能をどこまで把握してる?」
ベガの声は低く、霧に溶ける。サオリは銃を握る手を緩めず、「JOKERを探してる。情報があれば吐け。」と冷たく返す。社の柱に背を預け、互いの距離を測る二人の間に、霧が冷たく漂う。
サオリがPDAの画面をベガに見せる。
「私の機能なら、JOKERのPDAを無力化できる。だが、誰が持ってるか分からない」
彼女の声は抑えているが、猜疑心が滲む。ベガはPDAを手に持ち、「私の機能は他のPDAを封じられる…JOKERを炙り出すのに使える。」と応じる。
だが、彼女の瞳にはサオリへの警戒が宿る。
「お前、JOKERじゃないよな?」
サオリの言葉に、ベガは一瞬顔を強張らせる。
「…お前こそ、だ。」
二人は互いのPDAを覗き込み、情報を交換するが、手は武器から離れない。サオリは「JOKERが動けば、ゲームが動く。だが、裏切られたら終わりだ。」と警告。ベガは「なら、先に動く。生き残るために。」と頷く。社の軒下、霧が二人の間に壁を作る。情報共有は成立したが、互いの背を預けるには程遠い。
- 67>>1ッスル25/10/25(土) 00:16:05
*
トラップハウスの暗い廊下は、仕掛けられた罠の残骸が散乱し、床板が不気味に軋む。垣原雅雄がその中を進む、顔に浮かぶのは狂気じみた笑みだ。
「ふふ、誰をどう壊そうか…苦痛と絶望の祭りが始まるぜ。」
SMの嗜好がこのゲームを彼にとっての楽園に変える。だが、首輪の冷たい感触が、爆破の恐怖をほのめかす。「この首輪…俺の苦痛も試す気か?」と呟き、罠のワイヤーを避けながら進む。薄暗い廊下の空気が、彼の狂気を増幅し、心臓の鼓動を高鳴らせる。どこかで落ちる水滴の音が、緊張を一層煽る。
そこへ、ヘルメットを傾けた現場猫が現れる。No.JOKERのPDA「お題:特殊機能により変化したPDAの内容」を握り、「ヨシ!」と小さく呟くが、霧の重さに声が震える。
「こんな危険な現場…ヨシじゃねえ!」
ふたば☆ちゃんねるのミームとして危険を警告してきた彼だが、首輪の重さが心を締め付ける。PDAの「PDA変化」機能に希望を見出しつつ、廊下の隅に落ちていたアルミホイルの束を見つける。*これ…首輪の信号、遮れるか?* 現場猫は無言でホイルを手に取り、震える手で首輪に巻き始める。トラップハウスの暗闇で、ホイルの反射が彼の不安な表情を照らす。
垣原は現場猫の動きに気付き、目を細める。
「お前…そのアルミホイル、賢いじゃねえか」
声には狂気が滲み、現場猫の無垢な動作が彼の興味を掻き立てる。垣原も近くの罠の残骸からホイルを拾い、首輪に巻きつける
「これで爆破を防げるなら…もっと苦痛を味わえるぜ。」
彼の笑みが暗闇で不気味に光る。現場猫は「ヨシ…安全第一!」と小さく叫び、垣原にホイルを差し出すが、その目は垣原の異常な雰囲気に怯える。二人は言葉少なに、互いの首輪にホイルを巻き合う。垣原は「猫のくせに頭が回るな…だが、俺の標的になる可能性もあるぜ」と囁き、現場猫を観察。現場猫は「このおっさん、超ヤバい…でも、ヨシ!」と楽観を装う。トラップハウスの軋む床板が、二人の間に不穏な空気を漂わせる。アルミホイルの微かな擦れ音が、緊張感をさらに高める。垣原の目は、すでに次の「危害」を企む光を宿し、現場猫はそれを本能で感じながらも、ホイルを握りしめる。
- 68>>1ッスル25/10/25(土) 00:25:39
*
ドラゴンハウスの廃墟、その崩れかけた石壁の影にエレシュキガルが立つ。No.4のPDAを握り、冥界の女神としての威厳を保ちつつ、霧の重さに眉を寄せる。「こんな無秩序なゲーム…冥界の掟すら嘲笑うわ。」
彼女は首輪の電子音に苛立ちを隠せない。
「このゲームの主催者…どんな奴なの」
弱者を守る信念が、彼女を主催者への敵意へと駆り立てる。ドラゴンハウスの苔むした石壁に手を置き、彼女は冥界の力を静かに呼び起こす。霧の中、何かが動く気配に、槍を握る手が強まる。
そこへ、麦野沈利が静かな足音で現れる。No.AのPDA「お題:3時間以上パートナーと行動」を手に、冷笑を浮かべる。「ふん、この島、気に食わないわ。主催者ってどんな奴なのかね?」
彼女の声は軽やかだが、レベル5の第四位としての傲慢さが滲む。
エレシュキガルの鋭い視線に気付き、「おっと、女神様?なんか用か?」
と挑発的に笑う。
エレシュキガルは麦野の態度に一瞬苛立つが、「このゲームを仕組んだ奴…許せないわ。あなたもそう思うでしょう?」と返す。
麦野は「まぁね。こんな首輪なんてダサい仕掛け、ぶっ壊してやりたいところだわ」と肩をすくめるが、内心ではエレシュキガルの反応を観察。
二人はドラゴンハウスの廃墟の奥に進み、主催者への不満を共有する。エレシュキガルは「この首輪、ただの脅しじゃない。信号の発信源を突き止められれば…」とPDAを睨む。麦野は「なるほどね。けど、こんなゲームを仕掛けた連中が黙って見ているとでも?」と笑う。
エレシュキガルは麦野の軽薄な態度に疑念を抱きつつ、「協力するなら、裏切らないでね」と警告。
麦野は「裏切り?そんな趣味ないっての」と笑うが、目には冷たい光が宿る。
霧に包まれたドラゴンハウスの廃墟で、二人の敵視する言葉が響き合う。だが、互いへの警戒心が、信頼を遠ざける。
- 69>>1ッスル25/10/25(土) 00:29:57
*
河原の石ころが霧に濡れ、川のせせらぎが不気味に響く。トラファルガー・ローはPDAを手に、川辺に佇む。ハートの海賊団の船長として戦場は慣れたものだが、首輪の圧迫感は不快だ。
そこへ、虹ピクミンが跳ねるように現れる。PDAを握り、虹色の表皮が霧の中で怪しく輝く。「よお、医者兄貴!なんか退屈じゃね?ゲームでもすっか!」軽薄な声が響き、ローは一瞬顔をしかめる。だが、ピクミンが手に持つ食料キューブに目が留まる。
「お前…それ、どこで手に入れた?」
ピクミンは「へへ、河原で拾ったぜ!納税しねえ俺の運の良さよ!」と笑う。
ローはピクミンの軽い態度に苛立つが、食料確保の重要性を思い出し、「なら、勝負だ。勝ったらそのキューブをよこせ。」と提案。
ピクミンは「いいぜ!あっち向いてホイで勝負な!」と目を輝かせる。
二人は河原の平らな石に立ち、あっち向いてホイを始める。
ピクミンが「ほい!」と叫び、右を指す。ローは冷静に左を向き、回避。
「…子供の遊びだな。」
ピクミンは「ちっ、医者兄貴、目がいいな!もう一回!」と再挑戦。
だが、ローの外科医の観察眼はピクミンの動きを完璧に捉え、三連続で勝利。「ふん、終わりだ。」
ピクミンは「くそー、負けた!仕方ねえ、キューブやるよ!」と悔しそうに食料キューブを渡す。
ローはキューブを手にし、「情報もついでにくれ。チップはどこで拾った?」と問う。ピクミンは「河原の岩の下だぜ。まだあるかもな!」と答えるが、内心ではローの冷静さに警戒心を抱く。
ローは「なら、次はそこを探す。深入りはするなよ」と警告。
霧の中、川のせせらぎが二人の間に緊張感を漂わせる。食料を手に入れたローだが、ピクミンの軽薄な笑みが、裏に何かを隠しているように見える。
- 70>>1ッスル25/10/25(土) 00:31:29
- 71二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 00:31:56
オツカレーッ
- 72二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 00:32:34
オツカレヤンケ
明日モヨロシクヤンケ - 73二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 00:33:25
お疲れ様なのん
- 74二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 02:35:13
保守
- 75二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 05:49:20
保守
- 76二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:28:22
保守っ えっ
- 77二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 14:34:58
保守なのん
- 78>>1ッスル25/10/25(土) 17:18:40
### シークレットゲーム:2日目
彼岸島の2日目が訪れる。夜通し漂う霧は薄れず、朝陽すら白く霞む。コモドドラゴンの咆哮が遠く響き、錆びた施設の軋む音が不穏な空気を掻き立てる。首輪の冷たさが参加者たちの心を締め付け、PDAのお題が行動を縛る。ゲームマスターの暗躍は依然として水面下に潜み、参加者たちは互いの気配を警戒しながら、生き残るための次の手を模索する。1日目の交流で生まれた微かな信頼も、霧の重さの前では脆い。2日目の出来事が、緊張感とともに幕を開ける。
---
#### 2日目:
錆びれた動物園の奥、苔むした檻の鉄格子が霧の中で鈍く光る。恵飛須沢胡桃はNo.KのPDA「お題:クリア条件を満たす者が3人以上」を握り、シャベルを肩に担ぐ。昨日、ピクトさんと学校の家庭科室で料理を作り、同行を続けている。「ゾンビの時も…仲間がいたから生き延びた」
トラウマが疼くが、陸上部の体力で気力を保つ。ピクトさんの無表情なシルエットが隣にあり、No.8のPDA「お題:クリアしたPDAを3台以上所持」を確認する彼は、「…動物園。危険な場所だ。」と呟く。
PDAの「死亡情報閲覧」機能はまだ役に立たないが、霧の奥の気配に警戒心を強める。
胡桃は「ピクトさん、なんか…ここ、ヤバい匂いするね」と囁き、シャベルの柄を握り直す。ゴリラの低いうなり声が聞こえ、二人は一瞬身構える。
- 79>>1ッスル25/10/25(土) 17:21:41
そこへ、現場猫がヘルメットを傾け、「ヨシ!」と小さく叫びながら現れる。No.JOKERのPDA「お題:特殊機能により変化したPDAの内容」を握る彼は、昨日垣原と拾ったアルミホイルを首輪に巻いたまま。
「こんな危険な現場…ヨシじゃねえ!」ふたば☆ちゃんねるのミームとして危険を警告してきたが、ゴリラの気配に緊張が走る。
ゴリラの首に巻かれたアルミホイルに目を奪われ、「お前…ホイル仲間か?」と呟く。
ゴリラは鋭い目で三人を睨むが、敵意は見せない。
胡桃は「このゴリラ…首輪ないよ。なんでホイル巻いてるの?」と疑問を口にし、ピクトさんは「…爆破信号を防ぐ知識があるのか?この島、異常だ。」と無表情に応じる。
現場猫はポケットからバナナを取り出し、ゴリラに差し出す。
昨日河原で拾った食料キューブを加工したものだ。
ゴリラはバナナを受け取り、むしゃむしゃ食べ始める。
胡桃は「…なんか、普通に食べてるね。敵じゃないのかな?」と少し安心するが、シャベルを離さない。
ピクトさんは「動物と交流…標識の私には未知の領域だ。」と呟き、ゴリラの動きを観察。
現場猫は「ヨシ!安全第一の仲間だな!」と笑い、ゴリラに近づく。ゴリラは地面に簡単な模様を描き、ホイルを指差す。まるで「安全」と伝えるようだ。
胡桃は「このゴリラ、なんか知ってるっぽい…私たちの首輪も守ってくれる?」と囁き、ピクトさんに目を向ける。ピクトさんは「…可能性はある。だが、油断は禁物だ。」と警告。現場猫は「ヨシ!お前、いい奴だな!」とゴリラの肩を叩くが、ゴリラの膂力に一瞬怯む。
霧深い動物園で、三人とゴリラの奇妙な連帯感が生まれる。だが、ゴリラの鋭い目と首輪の電子音が、緊張感を途切れさせない。
- 80>>1ッスル25/10/25(土) 17:25:54
*
お花畑の色鮮やかな花々が、霧の中でかすかに揺れる。だが、その美しさは彼岸島の不穏な空気に吞まれる。新田維緒はNo.2のPDA「お題:12時間以上同じエリアに留まらない」を握り、昨日温泉で出会った橘シェリーと同行を続けている。
「ここ…少し落ち着くけど、動かなきゃ…」
寄り代としての龍脈の力は感じるものの、首輪の重さが心を締め付ける。シェリーの明るさに救われたが、霧の中の気配に怯えが止まらない。
「シェリーさん…本当に信じていいのかな…」と呟き、PDAの「メール送信」機能を試す。まだ誰も送信先として登録していないが、動くための拠点が必要だと感じる。
橘シェリーはNo.10のPDA「お題:10人以上と遭遇」を握り、維緒の不安げな表情に気付く。
「ねえ、維緒ちゃん、怖がらなくていいよ!探偵の私がいるんだから!」
オレンジの瞳が輝き、三つ編みのドーナツヘアが弾む。彼女は維緒の緊張をほぐそうと、「新田維緒って、ちょっと堅い名前よね。よし、ヴィオちゃんって呼ぶことにする!可愛いし、親しみやすいでしょ?」と笑顔で提案。維緒は一瞬驚き、「ヴィオ…?う、うん、いいよ…」と頬を赤らめる。
シェリーの軽やかな態度に心が軽くなるが、内心では「こんな時にあだ名なんて…でも、嫌いじゃない」と複雑な思いを抱く。PDAの「道連れ爆破」機能に内心ワクワクしつつ、シェリーは「このゲーム、謎だらけ!ヴィオちゃん、拠点作って情報集めようよ!」と提案。維緒は「…うん、でも、気をつけないと…」と頷き、二人はお花畑の端に仮拠点を築くことを決める。
- 81>>1ッスル25/10/25(土) 17:26:54
二人は近くの丸太小屋から木材と布を運び、簡単なテントを組み立て始める。維緒は不慣れな手つきで丸太を運び、「こんなの…初めてだよ…」と息を切らす。シェリーは「大丈夫!探偵はサバイバルも得意なの!ヴィオちゃん、力持ちなんだから!」と笑い、器用に布を張る。
だが、霧の奥で動く影に二人は一瞬凍りつく。
「…誰かいる?」
維緒の声が震え、シェリーは「落ち着いて、ヴィオちゃん!私のPDAで近くの奴をチェック…って、まだ誰もいないみたい。」とPDAを確認。だが、彼女の明るさの裏には、ヴィオを標的にする可能性も計算する冷たさが潜む。ヴィオはシェリーの笑顔に安心しつつ、「このゲーム…誰が敵なのか、分からないよね…」と呟く。
テントが完成し、二人は中に入って休息を取る。花の香りが漂うが、首輪の電子音が緊張感を途切れさせない。シェリーは「ヴィオちゃん、私と一緒なら絶対生き残れるよ!」と笑うが、維緒の心には「あだ名で呼んでくれるけど…本当に信じていいのかな」と疑念の影がちらつく。
- 82>>1ッスル25/10/25(土) 17:28:35
*
廃棄された研究所の薄暗いホール、100体もの『軍事ロボットトダー』が無言で並ぶ。霧が窓の隙間から忍び込み、埃まみれの金属が鈍く光る。メガスターミーはNo.5のPDA「お題:食料を8つ以上確保」を握り、未発見のキューブを探してこの場所に辿り着いた。言葉をロクに話せないみず/エスパータイプのポケモンは、赤い宝石の目でトダーたちをスキャンする。*この機械…資源の鍵か?* サイコキネシスの波動で周囲を感知し、戦闘向きの身体が緊張で微かに震える。研究所の静けさが、逆に不穏な気配を強調する。PDAの「未発見のキューブ表示」機能が反応しないことに苛立ち、*何か…見落としてる?* と輝きを強める。
そこへ、タフペイントが無機質なペイントマーカーの姿で現れる。No.QのPDA「お題:全員生存」を意識し、警告機能を頼りに安全な場所を探していた。言葉を発せず、超撥水のインクのような振動で意思を伝える。*このロボット…危険?それとも…* トダーの無骨なデザインに、なぜか魅了される。メガスターミーの輝きに気付き、ゆっくり近づく。*協力…継続?* 振動で問いかけ、メガスターミーは頷くような光を返す。昨日、コモドドラゴンを観察した二者は、互いの非言語的なやり取りに慣れつつある。だが、研究所の冷たい空気が、緊張感を途切れさせない。
メガスターミーはトダーの装甲をサイキックな力で軽く浮かせ、構造を分析。*戦闘力…高い。だが、起動しない?* タフペイントは地面にインクで簡単な模様を描き、トダーの頑丈さを賞賛するような振動を発する。*強靭…塗り潰せない。* 二者は言葉なく、トダーの前で動きを合わせる。メガスターミーの輝きがトダーの表面を照らし、タフペイントの振動がその形状をなぞる。*このロボット…使える?* メガスターミーがPDAを操作し、キューブの可能性を探るが、反応はない。タフペイントは警告機能で周囲をスキャンし、*安全…だが、罠の可能性。* と振動で警告。二者はトダーの無骨な美しさに奇妙な共感を覚えつつ、研究所の奥へ進む。霧が漂うホールで、トダーの無言の存在が二者の間に不思議な連帯感を生む。だが、首輪の電子音と、いつ起動するとも知れないトダーの気配が、緊張を高める。
- 83>>1ッスル25/10/25(土) 17:34:36
*
刀剣の類が散乱する小屋、その薄暗い室内にトラファルガー・ローが立つ。
「この場所…武器は揃ってるが、罠の匂いがするな」
ハートの海賊団の船長として、戦場は慣れたものだが、首輪の圧迫感は不快だ。PDAの「ナンバーとクリア条件表示」機能を試し、近くの参加者を確認するが、霧のせいで視界は悪い。「ROOMで周囲を把握するか」と呟き、空間を展開する準備をする。だが、小屋の軋む床板と、刀剣の冷たい輝きが、彼の神経を尖らせる。
そこへ、垣原雅雄が不気味な笑みを浮かべて現れる。
「ふふ、医者か…いい武器が揃ってるな。この島、愛を味わうには最高だ。」垣原の声は低く、狂気が滲む。PDAの「接触情報閲覧」機能でローの動きを追っていた彼は、わざと接近した。
「お前、PDAの機能、どこまで使ってる?」と探りを入れる。ローは垣原の異常な雰囲気に一瞬身構え、「…お前こそ、なんでここに?危害を加える気か?」と冷たく返す。刀を握る手が強まり、ROOMの範囲を広げる準備をする。
二人は小屋の中央で対峙し、互いのPDAを睨む。垣原は「俺のPDA、誰と接触したか分かるぜ。お前、昨日虹ピクミンと会ってたな?あいつ、信用できるか?」と笑う。
ローは「…お前が信用できねえよ。危害のお題ってことは、俺も標的だろ?」と反撃。垣原は「鋭いな。だが、俺はまだ遊ぶ気だ。いきなり殺すのはつまらねえ」と口角を吊り上げる。ローの目は垣原の狂気を捉え、「なら、近づくな。次はお前の心臓を切り取る。」と警告。
垣原は笑いながら一歩下がるが、「次に会う時は、もっと面白いことになるぜ」と囁く。二人は互いに背を向け、小屋を出る。霧の中、刀剣の冷たい輝きが二人の間に不信の壁を築く。ローは「…あの男、危険だな」と呟き、垣原は「医者の苦痛…味わいたいな」と笑う。疑心暗鬼が二人の間に深い溝を刻み、別れは必然だった。
- 84二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 17:37:19
先が読めへんのお
ですねえ - 85>>1ッスル25/10/25(土) 17:38:42
*
錆びれた学校の裏庭、雑草に埋もれたコンクリートの隙間に、恵飛須沢胡桃がシャベルを突き立てる。
先刻、動物園で現場猫とゴリラを観察した三人は別行動を決めた。
現場猫は「ヨシ!別の安全な現場、探してくるぜ!」とヘルメットを叩き、霧の奥へ消えた。
胡桃は「…あの猫、ほんとに大丈夫かな?」と不安げに呟き、ピクトさんは「彼のPDAは厄介だ。離れるのは賢明かもしれない。」と応じる。
霧の中、現場猫の軽快な足音が遠ざかり、二人に緊張感が戻る。
胡桃はPDAの「他者のPDA機能使用」機能を試し、メモリーチップの可能性に目を光らせる。「ピクトさん、ここ…なんかありそうじゃない?」と囁くが、霧の奥の気配にシャベルの柄を握る手が震える。ピクトさんは「この島、資源は罠と隣り合わせだ。」と警告し、PDAの「死亡情報閲覧」機能を確認するが、まだ誰も死んでいない。胡桃がシャベルで土を掘ると、コンクリの隙間から光るメモリーチップが現れる。
「…あった!」
希望が滲む声だが、霧の奥で動く影に一瞬凍りつく。「ピクトさん、誰かいる…?」ピクトさんは「…私の機能ではまだ分からない。急げ。」と促す。
二人は慎重に掘り進め、計8個のメモリーチップを回収。
胡桃は「これ、食料キューブに変えられるかな…?でも、現場猫がいたら分けてあげたかったな…」と呟くが、ピクトさんは「彼はJOKERだ。信用は危険だ。」と冷たく返す。
裏庭の静けさが不穏な気配を強調し、首輪の電子音が緊張を煽る。胡桃はチップをバッグにしまい、「ピクトさん、私たち…信じ合えるよね?」と尋ねるが、声には疑念が滲む。ピクトさんは「…標識の私は、危険を警告するだけだ。だが、今はお前と共にある。」と応じる。
現場猫と別れたことで、二人の間に新たな緊張が生まれる。霧の中、コンクリの割れ目から冷たい風が吹き、チップの重みが新たな危険を予感させる。
- 86>>1ッスル25/10/25(土) 17:44:46
*
灘の道場の古びた畳の上、アドマイヤベガが静かに立ち、星空を見上げるような瞳が霧に映える。ウマ娘の誇りと亡魂の妹への贖罪が彼女を突き動かす。PDAの「PDA使用不能化」機能が敵を封じる切り札だと知り、道場の静けさに身を潜める。だが、霧の奥で動く気配に、彼女の耳がピクリと動く。
「…誰だ?」刀を握る手が強まり、首輪の圧迫感が緊張を高める。道場の古い木枠が軋む音が、彼女の心に不穏な波を立てる。
そこへ、麦野沈利が冷笑を浮かべて現れる。
「へえ、ウマ娘がこんなとこで何してんのよ?逃げ足の練習?」
彼女の声は軽やかだが、ベガの孤高な雰囲気を観察し、「こんなところで1人じりなんて、何か企んでる?」と探りを入れる。
ベガは麦野の挑発的な態度に目を細め、「…お前、なんか怪しいな。このゲームに乗る気か?」と冷たく返す。
麦野の軽薄な笑みが、ベガの疑念をさらに深める。
道場の中央で二人は対峙し、互いのPDAを睨む。麦野は「ふん、能天気ってわけじゃないわけね」と笑うが、声には敵意が滲む。
ベガは「…私の走りは、妹のためにある。お前みたいな怪しい奴は、道を塞ぐだけだ。」と低く応じ、拾った刀を構える。
麦野は一瞬笑みを深め、「その気概、試してやるよ」とPDAを操作する素振りを見せる。
ベガは「近づくな。次の瞬間、お前のPDAを封じる。」と警告。
道場の空気が凍りつき、霧が二人の間に壁を作る。麦野は「…ま、いいわ。ここでやり合うほど暇じゃないし」と吐き捨て、ゆっくり後退。
ベガは「…私もだ。生き残るのは私だけでいい。」と呟く。
二人は互いを明確なターゲットと認識し、道場の畳に緊張の爪痕を残す。首輪の電子音が、対立の火花をさらに煽る。
- 87>>1ッスル25/10/25(土) 17:51:17
*
お花畑の仮拠点、簡単なテントの布が霧に濡れて重たく垂れる。橘シェリーはテントの外で周囲を警戒する。新田維緒にあだ名「ヴィオ」をつけ、昨日から同行を続けているが、維緒は疲れからテント内で休息中だ。「ヴィオちゃん、寝ちゃったか…可愛いけど、油断できないよね、この島。もっと人と会わないと…でも、誰が敵かな?」と呟き、テントの周りを歩く。花の香りが漂うが、不穏な気配が彼女の背筋を冷やす。
そこへ、虹ピクミンが虹色の表皮を揺らしながら現れる。No.7のPDA「お題:メモリーチップ10個以上」を握り、軽薄な笑みを浮かべる。「よお、探偵娘!いい拠点じゃん!納税しねえ俺にも貸してくれよ!」
昨日、トラファルガー・ローとあっち向いてホイで負けた彼は、資源を求めて彷徨っていた。PDAの機能で近くのチップを探していたが、成果は乏しい。
「お前、食料持ってるだろ?ちょっと分けてくれよ!」と馴れ馴れしく言うが、目にはシェリーへの警戒がちらつく。シェリーはピクミンの派手な姿に一瞬驚き、「…虹ピクミン?なんか怪しい雰囲気ね。食料、ただで分けるわけないでしょ?」と笑うが、手はPDAに触れたまま。
二人はテントの外で対峙し、交渉が始まる。シェリーは「情報と交換なら、食料キューブをあげるよ。誰と会った?チップはどこで拾える?」と探偵らしい質問を投げる。
ピクミンは「へへ、医者兄貴と会ったぜ。河原でキューブ拾ったけど、負けて渡しちまった!」と笑うが、内心ではシェリーのPDA機能に疑念を抱く。
「お前のPDA、ヤバい機能持ってたりする?」と探りを入れる。
シェリーは「ふふ、探偵の秘密よ。ほら、キューブあげるから、チップの場所教えて!」とキューブを差し出した。ピクミンはキューブを受け取り、「河原の岩の下、チップが埋まってるぜ。ま、俺は納税しないけどな!」と笑う。
シェリーは「情報サンクス!でも、裏切ったら探偵の私が許さないよ」と警告。ピクミンは「へいへい、了解!」と手を振るが、霧の奥に消えるその背中には狡猾な光が宿る。食料キューブを分け合ったことで一時的な協力が生まれるが、互いの笑顔の裏に緊張が漂う。首輪の電子音が、花畑の静寂を切り裂く。
- 88>>1ッスル25/10/25(土) 17:55:19
*
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた石壁の隙間から霧が流れ込む。
「このゲーム…冥界の掟すら嘲笑う。」遠坂凛の依代を持つエレキシュガルは、PDAの「近くのPDA特殊機能無効化」機能を試し、資源の鍵となるコモドドラゴンの痕跡を探す。「あの獣…何か隠してるわ。」槍を握る手が強まり、廃墟の冷たい空気に緊張が走る。地面に残る巨大な足跡に目を留め、「これ…コモドドラゴンのものね。追う価値がある」と呟く。霧の奥で動く気配に、彼女の背筋が凍る。
そこへ、錠前サオリが静かな足音で現れる。No.9のPDA「お題:JOKERのPDAを入手」を握り、傭兵の鋭い目が足跡を捉える。「…コモドドラゴンか。資源を隠してる可能性がある。」昨日、アドマイヤベガと情報共有したが、JOKERの特定には至らず。PDAの「JOKERのPDA初期化」機能を意識し、ドラゴンの足跡が新たな手がかりになると直感する。「お前、女神だろ?この足跡、どこに続くと思う?」と低く問う。エレシュキガルはサオリの冷徹な雰囲気に一瞬警戒し、「…あなた、JOKERを探してるのね。私も主催者の意図を探ってるわ。」と応じる。サオリは「なら、目的は近い。協力するか?」と提案するが、目はエレシュキガルの槍を観察。
二人は足跡を追い、廃墟の奥へ進む。霧が視界を狭め、コモドドラゴンの爪痕が地面に深く刻まれる。エレシュキガルは「この獣、食料キューブかチップを守ってる可能性がある。主催者が仕掛けた罠かもしれないけど…」と囁く。サオリは「罠なら、私が先に潰す。JOKERのPDAさえ手に入れば、ゲームをひっくり返せる」と答えるが、声にはエレシュキガルへの疑念が滲む。足跡は湿った土に続き、近くで低いうなり声が響く。二人は一瞬身構え、互いの動きを牽制する。エレシュキガルは「裏切らないでね、傭兵」と警告し、サオリは「…お前もな、女神」と返す。ドラゴンハウスの崩れた柱の影で、二人は足跡を追うが、互いへの警戒心が緊張を高める。首輪の電子音とドラゴンの気配が、協力の脆さを浮き彫りにする。
- 89>>1ッスル25/10/25(土) 17:57:01
- 90二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 17:57:45
2日目が終了した…いよいよ危険な連中が暴れだす…
- 91>>1ッスル25/10/25(土) 17:59:10
- 92二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 17:59:57
オツカレーッ 続き待ってるよ…
- 93二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:04:13
1ッスル……待ってるよ
- 94>>1ッスル25/10/25(土) 19:02:59
*
お花畑の仮拠点、テントの布が霧に濡れて重たく垂れる。新田維緒は、橘シェリーと築いた拠点で一息つく。昨日、シェリーに「ヴィオ」とあだ名をつけられ、同行を続けているが、シェリーは他の参加者を探しに出かけ、維緒は一人で留まる。
「シェリーさん、すぐ戻るって言ったけど…この霧、怖いよ…」寄り代としての龍脈の力は感じるが、首輪の電子音が不安を煽り、彼女は震えながら食料キューブを握りしめる。
「これ…生きるために必要だよね…」
そこへ、エレシュキガルが静かに現れ冥界の女神の威厳を漂わせる。「…こんな場所で一人?危ないわよ。」遠坂凛の依代を持つ彼女は、維緒の怯えた姿に目を細める。昨日、錠前サオリとコモドドラゴンの足跡を追ったが、成果は乏しかった。「食料キューブ…持ってるのね。私も少し持ってるわ。」と穏やかに言うが、槍を握る手は緩めない。維緒はエレシュキガルの威圧感に一瞬怯むが、「…あなた、優しそうだけど…信じていい?」と小声で尋ねる。
エレシュキガルは「このゲーム、誰も信じられないわ。でも、弱者を放っておけないの。」と微笑む。
二人はテントの入り口で向き合い、食料キューブを交換する。維緒は「これ…シェリーさんと拾ったの。あなたにあげるから…助けてね?」と小さなキューブを差し出す。エレシュキガルは「感謝するわ。私の分も受け取りなさい。素数のナンバーを守るには、仲間が必要よ」と自分のキューブを渡す。交換したキューブを手に、二人は互いに警戒しつつも一時的な信頼を築く。花の香りが漂うテントだが、首輪の電子音と霧の気配が緊張を途切れさせない。維緒は「エレシュキガルさん…強そうだから、近くにいてほしいな」と呟くが、エレシュキガルの目は霧の奥を鋭く見据えていた。
- 95>>1ッスル25/10/25(土) 19:08:12
*
トラップハウスの薄暗い廊下、仕掛けられた罠のワイヤーが霧の中でかすかに光る。トラファルガー・ローは刀を手に、慎重に進む。昨日、垣原雅雄との対峙で疑心暗鬼に陥り、単独行動を選んだ。
「この島…全員が敵に見えてくる」
霧のせいで視界が悪いため、「ROOMで罠を回避するしかないか…」と呟き、空間を展開する準備をする。だが、廊下の軋む床板とワイヤーの張る音が、彼の神経を尖らせる。首輪の電子音が、いつ爆発するとも知れない恐怖を煽る。
そこへ、メガスターミーが現れる。言葉をロクに話せないみず/エスパータイプのポケモンは、赤い宝石の目で廊下をスキャン。*罠…危険。* サイコキネシスの波動でワイヤーを感知し、戦闘向きの身体が緊張で輝く。昨日、タフペイントとトダーの魅力を共有したが、今日は単独で資源を探す。
「…お前、何者だ」
ローの声に、メガスターミーは光で応じ、*協力…可能?* と波動で伝える。ローはメガスターミーの無機質な輝きに一瞬警戒するが、罠の多さに単独行動の限界を感じ、「…いいだろう。一緒に進むぞ」と頷く。
二人は廊下を進むが、床板の下に隠された圧力板に気付く。ローは「ROOM!」と空間を展開し、ワイヤーを切り離す。メガスターミーはサイキックで板を浮かせ、罠を無効化。*安全…確保。* 光の点滅で感謝を示す。ローは「…やるな、ヒトデ屋。だが、首輪の信号は防げねえ」と呟き、PDAを確認。メガスターミーのPDAが「未発見のキューブ表示」を示すのに気付き、「お前、キューブの場所分かるのか?」と問う。メガスターミーは光で頷き、*近く…資源。* と波動で伝える。二人は罠を回避しながら廊下の奥へ進むが、霧の奥で動く影に一瞬身構える。ローは「…今のは気のせいか?確かめられるか、ヒトデ屋」と囁き、メガスターミーは*警戒…継続。* と輝きを強める。トラップハウスの冷たい空気の中、罠を回避したことで一時的な連帯感が生まれるが、首輪の電子音と霧の気配が緊張を高める。
- 96>>1ッスル25/10/25(土) 19:19:12
*
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた石壁の隙間から霧が流れ込む。錠前サオリは、傭兵の鋭い目で周囲を警戒する。
昨日、エレシュキガルとコモドドラゴンの足跡を追ったが、成果は乏しかった。「JOKER…どこに潜んでる?」PDAのお題を意識し、廃墟の奥で手がかりを探す。
と、そんな折、石壁の隙間に古びた紙の束を見つけ、慎重に拾い上げた。
「…地図?この島の構造か?」霧の奥で動く気配に、彼女の手が銃のグリップに伸びる。廃墟の冷たい空気が緊張を高めた。
そこへ、現場猫がヘルメットを傾け、「ヨシ!」と小さく叫びながら現れる。昨日恵飛須沢胡桃やピクトさんと別れ、単独で安全な場所を探していた。
現場猫はサオリの持つ紙に目を奪われ、「お、なんだそれ?地図か?安全確認に使えるぜ!」と近づいていく。サオリは現場猫の軽快な態度に目を細め、「…猫、JOKERのPDAを知らないか」と問いかける。彼女の言葉に、現場猫のヘルメットが一瞬揺れ、「ヨ、ヨシ!?JOKERって何!?俺、ただの安全確認猫だぜ!」と慌てて笑うが、内心では心臓が跳ねる。*マズい…こいつ、俺のPDA狙ってる!バレたら首輪ドカンじゃねえか!* 楽観的なミームの仮面の下、JOKERの秘密を守るため、必死に平静を装う。
- 97>>1ッスル25/10/25(土) 19:20:28
二人は地図を広げ、廃墟の床に座り込む。地図には彼岸島の主要な地点――動物園、トラップハウス、道場、お花畑――が記され、メモリーチップや食料キューブの隠し場所が点で示されている。サオリは「…これ、資源の位置だ。今後の役に立つだろう」と呟き、PDAを操作して情報を記録。現場猫は「ヨシ!安全ルートバッチリだな!でも、罠もあるかも…な?」とヘルメットを叩き、目を逸らす。*この地図、使えばチップ集め放題だけど…こいつにバレたら終わりだ!* サオリの銃をチラリと見て、喉が締まる思いだ。サオリは「JOKERのPDAはゲームをひっくり返す。足を引っ張るような真似だけはしてくれるな」と警告。現場猫は「へ、へへ!俺、裏切らねえよ!安全第一!」と笑うが、背中に冷や汗が流れる。地図を共有することで一時的な協力が生まれるが、サオリのJOKER狩りの執念と、現場猫の隠された恐怖が緊張を高める。霧深い廃墟で、地図の薄汚れた紙が二人の間に不穏な連帯感を生む。だが、首輪の電子音が、現場猫の心に「ヨシじゃねえ!」と響く。
- 98>>1ッスル25/10/25(土) 19:25:13
*
コモドドラゴンの巣、岩場に囲まれた洞窟の入り口で、霧が冷たく漂う。虹ピクミンは昨日、橘シェリーと食料キューブを分け合ったが、チップの確保は進まず、焦りが募る。
「納税しねえ俺が、こんなゲームで負けるわけねえ!」と強がるが、首輪の圧迫感に内心怯える。PDAの機能で近くのチップを感知し、「この洞窟…チップの宝庫だぜ!」と呟く。だが、洞窟の奥から響く低いうなり声に、足が一瞬すくむ。岩場の鋭い石が、緊張をさらに煽る。
そこへ、タフペイントが無機質なペイントマーカーの姿で現れる。言葉をロクに話せず、超撥水のインクのような振動で意思を伝える。*巣…危険。だが、資源?* 昨日、メガスターミーとトダーの魅力を共有したが、今日は単独で動いていた。ピクミンの輝きに気付き、*協力…可能?* と振動で問いかける。ピクミンは「よお、マーカー!この巣、チップあるぜ!一緒に入るか?」と笑うが、目はタフペイントの無機質な姿を警戒。タフペイントは振動で頷き、*侵入…警告機能使用。* と伝える。二人は洞窟の入り口に立つが、ドラゴンの唾液の匂いが鼻をつく。
二人は慎重に洞窟へ侵入。ピクミンはPDAを頼りにチップの位置を特定し、岩の隙間から光るチップを1つ見つける。「よっしゃ!これで1個!」と囁くが、コモドドラゴンのうなり声が近づき、慌てて身を隠す。タフペイントは警告機能でドラゴンの動きを感知し、*右…回避。* と振動で指示。ピクミンは「マーカー、すげえな!でも、お前、裏切らねえよな?」と笑うが、声には疑念が滲む。タフペイントは*生存…全員。* と振動で応じるが、ピクミンの軽薄な態度に警戒心を抱く。洞窟の奥でコモドドラゴンが岩を引っかく音が響き、二人は息を潜める。チップをもう1つ見つけるが、ドラゴンの気配が近づく。ピクミンは「…マジでヤバいぜ。けど、チップ諦めねえ!」と囁き、タフペイントは*退却…推奨。* と振動。洞窟の暗闇で、二人の間に緊張感ある協力が生まれるが、コモドドラゴンのうなり声と首輪の電子音が、危険な賭けを強調する。
- 99>>1ッスル25/10/25(土) 19:28:50
*
トラップハウスの薄暗い廊下、ワイヤーと圧力板が霧の中で不気味に光る。橘シェリーは探偵としての好奇心を抑えつつ慎重に進む。昨日、新田維緒(ヴィオ)と仮拠点を築き、食料キューブを虹ピクミンに分けたが、ヴィオは休息中で単独行動中だ。「ヴィオちゃんには悪いけど、もっと人と会わないと!」オレンジの瞳が霧を切り、PDAの「道連れ爆破」機能を意識する。「この罠…探偵の私が解けるはず!」と呟くが、首輪の電子音が緊張を煽る。廊下の軋む床板とワイヤーの張る音に、彼女の心臓が早鐘を打つ。
そこへ、垣原雅雄が不気味な笑みを浮かべて現れる。「ふふ、探偵娘か…このトラップハウス、苦痛の舞台にぴったりだ。」PDAの「接触情報閲覧」機能でシェリーの動きを追っていた彼は、罠の解除に興味を示す。
「お前、探偵ならこの罠、どうやって解く?」と低く問い、目を細める。シェリーは垣原の狂気じみた雰囲気に一瞬身構えるが、「…あなた、なんかヤバいね。でも、罠を解くなら協力できるかも!」と笑顔を装う。
内心では、垣原のPDAお題を警戒し、PDAを握る手が震える。
二人は廊下の圧力板の前にしゃがみ、罠の構造を観察。シェリーは「このワイヤー、切ればいいけど…タイミング間違えたら爆発するかも」とPDAで周囲をスキャン。垣原は「爆発?そりゃ面白いな。だが、俺はもっと直接的な苦痛が好きだぜ」と笑うが、ワイヤーを指でなぞり、「ここを外せば安全だ」と提案。
シェリーは「…ほんと?試してみるよ!」と応じ、探偵の器用さでワイヤーを外す。圧力板がカチリと音を立て、罠が解除される。「やった!これで一歩前進!」とシェリーが笑うが、垣原の目は彼女の背中をじっと見つめる。
「探偵、いい動きだ。だが、次はお前の苦痛を見てみたいぜ」と囁く。シェリーは「冗談やめてよ!協力したんだから、仲間でいいよね?」と笑うが、内心では垣原をターゲットに認定。霧深いトラップハウスで、罠の解除に成功した二人の間に不穏な連帯感が生まれるが、垣原の笑みと首輪の電子音が緊張を途切れさせない。
- 100>>1ッスル25/10/25(土) 19:33:13
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた石壁の奥で霧が冷たく漂う。
恵飛須沢胡桃はNo.KのPDAを握り、シャベルを肩に担ぐ。
「ゾンビの時も…隠れ場所が命だった。」トラウマが疼くが、どうにか気力を保つ。ピクトさんの無表情なシルエットが隣に立ち、「…資源か、罠か。」と無機質に呟く。二人は、さらなる資源を求めて廃墟の奥へ進む。胡桃は「ピクトさん、この廃墟…なんか怖いね。隠し部屋ってほんとにある?」と囁き、シャベルの柄を握り直す。霧の奥で動く気配に、首輪の電子音が緊張を高める。
二人は石壁の亀裂に気付き、胡桃がシャベルで慎重に叩く。壁が軋み、隠された扉が現れる。「…あった!ピクトさん、開ける?」胡桃の声に希望が滲むが、ピクトさんは「…罠の可能性が高い。私のPDAで確認する。」と「死亡情報閲覧」機能を操作。まだ誰も死んでいないが、隠し部屋の先に危険が潜む可能性を警告する。「開けるなら、準備しろ。」胡桃は頷き、シャベルで扉をこじ開ける。薄暗い部屋には、食料キューブとメモリーチップが散乱し、埃まみれの箱に隠されている。「…すごい!これ、使えるよ!」胡桃が興奮し、キューブとチップを回収。
胡桃は「これで生き延びるチャンスが増える…でも、誰かに狙われるよね?」と不安を口にする。ピクトさんは「資源は力だ。だが、持つ者は標的になる。油断するな。」と警告。隠し部屋の冷たい空気が、二人の間に緊張感を漂わせる。胡桃は「ピクトさん、私たち…まだ一緒にいられるよね?」と尋ね、声に疑念が滲む。ピクトさんは「…標識の私は、危険を警告するだけだ。だが、今はお前と共にある。」と応じる。廃墟の隠し部屋で、資源の発見が一時的な希望を与えるが、霧の気配と首輪の電子音が新たな危険を予感させる。胡桃はシャベルを握りしめ、ピクトさんの無表情な姿に微かな安心を求めるが、部屋の暗闇が信頼の脆さを浮き彫りにする。
- 101>>1ッスル25/10/25(土) 19:37:36
コモドドラゴンの巣の外、岩場に刻まれた爪痕が霧の中でかすかに光る。タフペイントはNo.QのPDAを握り、超撥水のインクのような姿で静かに立つ。言葉をロクに話せず、振動で意思を伝える彼は、昨日虹ピクミンと巣に侵入したが、危険を冒した成果は少なかった。*痕跡…資源?危険?* 警告機能を頼りに爪痕を観察し、ドラゴンの移動パターンを分析。岩場の冷たい風が振動を揺らし、首輪の電子音が緊張を高める。*生存…全員。だが、限界近い。* 霧の奥で動く気配に、彼のインクが微かに滲む。
そこへ、アドマイヤベガが静かな足音で現れる。No.JのPDAを握り、星空を見上げるような瞳が霧に映える。昨日、麦野沈利と対峙し、互いをターゲットに認定した彼女は、単独で資源を探し、ドラゴンの痕跡に資源の可能性を見出す。「…この爪痕、食料キューブかチップに繋がるかも。」刀を握る手が強まり、タフペイントの無機質な姿に気付く。
「お前…何だ?仲間か?」と低く問う。タフペイントは*協力…可能。* と振動で応じ、爪痕を指す。
二人は爪痕を追い、岩場を進む。タフペイントの警告機能がコモドドラゴンの気配を感知し、*左…回避。* と振動で指示。ベガは「…やるな、マーカー。私のPDAなら、敵の機能を封じられる。」と呟き、痕跡の先に目を凝らす。爪痕は洞窟の入り口近くで途切れ、地面に埋もれた食料キューブが1つ見つかる。「これ…使える。」ベガが拾い上げるが、ドラゴンのうなり声が遠く響き、二人は一瞬身構える。タフペイントは*危険…接近。* と振動し、ベガは「なら、急ぐぞ。コモドドラゴンに会う前に退却だ。」と刀を構える。二人はキューブを分け合い、痕跡の調査を終えるが、互いの目的――ベガの生存とタフペイントの全員生存――が微妙な緊張を生む。ベガは「お前、変な動きしたらPDAを封じる」と警告し、タフペイントは*裏切り…なし。* と振動で返す。岩場の霧深い空気の中、ドラゴンの痕跡が一時的な連帯感を生んだ
- 102二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:40:58
今回は皆死なずに行動していてリラックスできますね
- 103>>1ッスル25/10/25(土) 19:41:28
*
河原の石ころが霧に濡れ、川のせせらぎが不気味に響く。麦野沈利はNo.AのPDAを握り、冷笑を浮かべる。レベル5の第四位としての傲慢さが漂い参加者同士の不和を煽る。「この島、そろそろ面白くなってきたわ。」
昨日、アドマイヤベガと対峙し、互いをターゲットに認定したが、彼女は新たな情報を求めて河原に立つ。PDAの「首輪爆破」機能に目を細め、霧の奥を睨む。「信号遮断装置…そんな便利なもの、ほんとにあんの?」と呟くが、首輪の電子音が緊張を煽る。
そこへ、虹ピクミンが虹色の表皮を揺らして現れる。No.7のPDAを握り、軽薄な笑みを浮かべる。「よお、レベル5の姐貴!なんか面白い話ある?」昨日、タフペイントとコモドドラゴンの巣に侵入したが、チップの確保は進まず焦りが募る。PDAの「メモリーチップ所有数表示」機能で近くのチップを探していたが、河原で麦野と遭遇。「姐貴、首輪の信号遮断装置って噂、聞いたか?納税しねえ俺にはピッタリだぜ!」と笑うが、目は麦野の危険な雰囲気を警戒。麦野はピクミンの軽薄さに目を細め、「…噂ね。どこで聞いた?あんたのPDA、チップの場所が分かるだけでしょ?」と探りを入れる。
二人は河原の石に腰掛け、噂を共有。麦野は「遮断装置があれば、首輪の爆破を防げる。トラップハウスにあるって話よ」と情報を漏らし、ピクミンの反応を観察。ピクミンは「マジか!トラップハウスなら罠だらけだけど、チップも隠れてるかもな!」と目を輝かせるが、内心では*姐貴、なんか企んでね?*と疑念を抱く。麦野は「協力するなら、トラップハウス行ってみる?あんた、チップ探し得意でしょ?」と笑うが、声には裏切りを匂わせる響き。ピクミンは「へへ、姐貴と組むなら安全だろ!でも、裏切ったら納税の督促状送るぜ!」と冗談で返すが、PDAを握る手が強まる。河原の冷たい風が二人の間に緊張感を漂わせ、信号遮断装置の噂が一時的な連帯感を生む。だが、麦野の冷笑とピクミンの軽薄な笑みが、互いへの警戒心を隠しきれない。首輪の電子音が、噂の真偽を疑う心をさらに揺さぶる。
- 104>>1ッスル25/10/25(土) 19:43:38
- 105>>1ッスル25/10/25(土) 19:44:46
- 106二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:48:40
ゴリラも偶にはサボりたいのかもしれないね
- 107>>1ッスル25/10/25(土) 19:50:15
お花畑の仮拠点、テントの布が霧に濡れて重たく垂れる。新田維緒は、橘シェリーとの同行を続けていたが、シェリーが他の参加者を探しに出た隙に単独で休息を取る。「シェリーさん…またすぐ戻るって言ったけど、この霧、怖いよ…」寄り代としての龍脈の力は感じるが、首輪の電子音が心を締め付ける。昨日、エレシュキガルと食料キューブを交換したが、すぐに離れてしまい孤独感が募る。「誰か…信じられる人がいたら…」と呟き、テントの外で動く気配に身を縮める。
そこへ、恵飛須沢胡桃がシャベルを肩に担いで現れる。No.KのPDAを握り、ピクトさんとの同行を続けていたが、ピクトさんが資源を探しに離れたため単独で移動中。「このお花畑…なんか落ち着くけど、危なっかしいね。」ゾンビとの戦いのトラウマが疼くが、維緒の怯えた姿に気付き、「…ねえ、大丈夫?一人でこんなとこ、危ないよ?」と声を掛ける。維緒は胡桃のシャベルに一瞬怯むが、優しい口調に警戒を緩め、「…あなた、私を信じられる?私は新田維緒。シェリーさんはヴィオって呼んでくれるんだけど…」と小声で返す。胡桃は「ヴィオ?可愛いね!私は胡桃、よろしく!信じられるかは…お互い様かな?」と微笑むが、シャベルを握る手は緩めない。
二人はテントの入り口で向き合い、PDAの情報を確認し合う。維緒は「私のPDA…エリア移動しないといけないの。胡桃さんのPDAは?」と震えながら画面を見せる。胡桃は「私は3人以上がクリア条件を満たすこと。他人のPDA機能も使えるよ。でも、ヴィオの移動条件、きついね…協力できるかも」と提案。維緒は「…うん、でも、裏切らないでね?」と不安げに言う。
胡桃は「ゾンビの時も仲間が命だった。裏切らないよ。」と笑うが、内心ではヴィオのPDA機能を警戒。PDA情報の共有で一時的な信頼が生まれるが、霧深いお花畑と首輪の電子音が緊張を途切れさせない。二人はテントに身を寄せ、互いのPDAを握りしめる。
- 108>>1ッスル25/10/25(土) 19:54:23
*
コモドドラゴンの巣、岩場に囲まれた洞窟の入り口で、霧が冷たく漂う。メガスターミーは言葉を赤い宝石の目で洞窟をスキャン。昨日、トラファルガー・ローとトラップハウスの罠を回避したが、食料キューブの確保は進まず焦りが募る。*キューブ…ここ。危険…高い。* サイコキネシスの波動でコモドドラゴンの気配を感知し、戦闘向きの身体が緊張で輝く。洞窟の奥から響く低いうなり声に、輝きが一瞬揺れる。首輪の電子音が、危険な賭けを強調する。
そこへ、ピクトさんが無表情なシルエットで現れる。昨日、恵飛須沢胡桃と隠し部屋を発見したが、胡桃が単独行動中の合間に資源を探す。
「…コモドドラゴンの巣。食料キューブの可能性が高い。」無機質な声で呟き、PDAの「死亡情報閲覧」機能を試すが、まだ誰も死んでいない。メガスターミーの輝きに気付き、「…お前、資源狙いか?協力する価値はある。」と話しかける。メガスターミーは*協力…可能。* と光で応じ、サイキックで洞窟の入り口をスキャン。二人はドラゴンの唾液の匂いに鼻を覆いつつ、洞窟へ忍び込む。
洞窟の奥、ドラゴンが眠る岩の陰に食料キューブが積まれている。メガスターミーはサイキックでキューブを浮かせ、*確保…急ぐ。* と光で指示。ピクトさんは「…私の警告機能なら、ドラゴンの動きを予測できる。動け。」と囁き、PDAで周囲を監視。ドラゴンの尾が動く音に二人は息を潜め、メガスターミーが2つのキューブを浮かせてピクトさんに渡す。ピクトさんは「…これで生存率が上がる。だが、ドラゴンが目を覚ます前に退却だ。」と警告。ドラゴンのうなり声が近づき、二人は岩の陰を這うようにして脱出。メガスターミーは*成功…だが、追跡?* と輝き、ピクトさんは「…いや、問題ない」と応じる。霧深い洞窟の入り口で、盗んだキューブが一時的な連帯感を生んだ。
- 109二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:56:41
なんや平和なロワやのォ
- 110二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:57:29
なんか平和主義者..多くない?
- 111>>1ッスル25/10/25(土) 19:59:05
トラップハウスの薄暗い廊下は、ワイヤーと圧力板が霧の中で不気味に光り、冷たい空気が肌を刺す。トラファルガー・ローは刀を手に、慎重に進む。昨日、メガスターミーと罠を回避したが、食料キューブの確保は進まず、焦りが募る。「この島…今は資源がなきゃ生き残れねえ」
廊下の軋む床板が彼の神経を尖らせ、首輪の電子音がいつ爆発するとも知れない恐怖を煽る。壁のひび割れに気付き、指でなぞると、隠し通路の扉がわずかに動く。「…ここ、抜け道か?資源か罠か…」と呟き、刀を構えて準備する。
そこへ、錠前サオリが静かな足音で現れる。傭兵の鋭い目がローの動きを捉え、PDAの機能を意識する。昨日、現場猫と廃墟の地図を共有したが、JOKERの特定には至らず。
「医者…何してる?その扉、怪しいな。」と低く言う。ローはサオリの冷徹な雰囲気に一瞬身構え、「…お前こそ、JOKERを狙ってるんだろ?この通路、資源があるかもしれない」と返す。
サオリは銃を握り、「JOKERを潰せばゲームをひっくり返せる。協力するなら、裏切るなよ」と警告。ローは「俺のPDAは危害を禁じてる。お前が先に動かなければなにもしねえよ」と冷笑。霧深い廊下で、互いのPDAを睨み合いながら、隠し通路の扉を開ける。
扉の先は狭い通路で、埃まみれの箱にメモリーチップと食料キューブが隠されている。ローは「ROOM!」と空間を展開し、罠のワイヤーを確認。サオリは「…やるな、医者。だが、この先に何があるか分からない。」と銃を構えつつ進み、チップとキューブを1つずつ回収。サオリは「これでJOKERに近づける。医者、お前、変な動きをしたら容赦はしない」と警告。ローは「…お前もな。俺のナンバーは安全だ」と返すが、目はサオリの銃を警戒。
通路の冷たい空気が二人の間に緊張感を漂わせ、資源の発見が一時的な協力をつなぐ。だが、首輪の電子音と霧の気配が、裏切りの可能性を強調する。ローは「この通路、出口を確かめるぞ」と先に進み、サオリは「…医者、他者を信用しすぎると痛い目見るぞ」と後ろから睨む。隠し通路の暗闇が、二人の間に不穏な連帯感を生む。
- 112>>1ッスル25/10/25(土) 20:06:25
*
灘の里の古びた社屋、軒下に霧が冷たく漂う。錠前サオリはローと別れた後、ここに戻り、銃を手に、鋭い目で周囲を警戒する。昨日、現場猫と廃墟の地図を共有し、JOKERの追及をほのめかしたことで同行を続けている。「JOKER…お前のPDA、必ず手に入れる。」PDAの「JOKERのPDA初期化」機能を意識し、信号遮断装置の噂に興味を抱く。床板を外し、錆びた電子部品を探す。「…この配線、遮断装置に使えるか?」と呟き、霧の奥の気配に銃を構える。現場猫はヘルメットを傾け、サオリの隣で震える。「ヨシ…いや、この現場、超ヤバいぜ…」昨日、サオリのJOKER狩りの言葉に怯え、*この女、俺がJOKERってバレたら即撃つ!ヨシじゃねえ!*と内心焦っていた。遮断装置の部品を探すことで追及を逸らそうと、床下を漁る。「ヨシ!部品見つけたら安全第一だぜ!」と叫ぶが、声は震え、ヘルメットの下で目が泳ぐ。
そこへ、垣原雅雄が不気味な笑みを浮かべて現れる。1日目に現場猫と食料キューブを分け合い、微かな信頼を築いたが、PDAの「接触情報閲覧」機能で二人の動きを追っていた。
「ふふ、猫と傭兵か…あの時のお前、なかなかいい奴だったな、猫」と笑うが、目はサオリと現場猫を標的として観察。SMの嗜好がゲームを楽園に変え、危害を与える機会を伺う。「信号遮断装置の部品?苦痛を操るには最高の道具だぜ」と低く言う。
サオリは垣原の狂気じみた雰囲気に身構え、「…妙な真似をするな」と警告。現場猫は「ヨシ!おっさん、部品探しなら仲間だろ?でも、変なことすんなよ!」と笑うが、*このおっさん、1日目のアルミホイルの恩、忘れてねえよな?でも、ヤバい気配…*と冷や汗。垣原は「猫、安心しろよ。だが、この女…JOKER狩りか?面白いな」と笑みを深め、ポケットに隠したナイフを握る。
*この二人、まとめて苦痛を与えりゃ、俺のお題が進むぜ…*
- 113>>1ッスル25/10/25(土) 20:08:45
三人は床下で錆びた電子部品と配線を見つける。サオリは「これで装置が作れる。だがその前にJOKERのPDAを先に手に入れる」と宣言し、PDAを操作して情報を記録。現場猫は「ヨシ!これで首輪無効化だぜ!」と応じるが、*サオリの目、俺を疑ってる…部品集めて時間稼ぎだ!*と内心で焦る。垣原は部品を手に、「この配線…信号を遮断できる。だが、俺には別の楽しみがある」と囁き、サオリの背後に近づく。ナイフを抜く瞬間、霧の奥でカサリと音が響き、三人は一瞬凍りつく。サオリは「…誰だ?垣原、動くな」と銃を向け、垣原は笑みを深めて一歩下がる。「ふふ、落ち着けよ、傭兵。まだ遊ぶには早いぜ」
*今じゃねえ…だが、猫も女も、俺の苦痛の標的だ。*
現場猫は「ヨシ!音、ただの風だろ?部品分けて安全第一!」と笑うが、*垣原の目、ヤバい…1日目の恩、消えたか?*と怯える。部品を分け合い、装置の組み立て方を話し合うが、サオリのJOKER狩りの執念、垣原の危害の意図、現場猫の秘密が緊張を高める。霧深い社屋で、部品の金属音が一時的な連帯感を生むが、垣原のナイフと首輪の電子音が信頼を脆くする。
- 114二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:10:39
猫と垣原が不穏要素であルと申します
- 115>>1ッスル25/10/25(土) 20:15:31
*
お花畑の端、色鮮やかな花々が霧の中でかすかに揺れるが、その美しさは彼岸島の不穏な空気に吞まれる。冥界の女神は、首輪の圧迫感に苛立ちながらも威厳を保つ。昨日、新田維緒と食料キューブを交換したが、素数のナンバーの条件達成にはさらなる資源が必要だ。
「…ここ、キューブが埋まってる気配ね。」と呟き、霧の奥で動く気配に槍を握り直す。
そこへ、橘シェリーが軽快な足音で現れる。オレンジの瞳が輝き、三つ編みのドーナツヘアが弾む。昨日、垣原雅雄と罠の解除を話し合ったが、ヴィオとの同行を続けつつ新たな遭遇を求める。「やっほー!こんな花畑で何してるの?」探偵の好奇心が疼き、PDAの「道連れ爆破」機能を握る手が微かに震える。「私はヴィオちゃんには内緒で、ちょっと探索中!何か面白いもの見つけた?」と笑うが、目はエレシュキガルの槍を警戒。エレシュキガルはシェリーの明るさに一瞬目を細め、「…探偵、軽いわね。だが、食料キューブの隠し場所なら、ここにあるわ。」と土を指す。シェリーは「マジ!?探偵の私にピッタリ!情報、シェアしよ!」と提案するが、内心では*この女神、強そうだけど…裏切らないよね?*と疑念を抱く。
二人は花畑の土を掘り、埋もれた食料キューブを3つ発見。エレシュキガルは「素数のナンバーを守るには、これが必要よ。分け合うなら、情報を寄越しなさい」と冷たく言う。シェリーは「オッケー!なんでも聞いちゃって!」と笑顔で返すが、PDAを握る手は離さない。霧の奥でカサリと音が響き、二人は一瞬身構える。エレシュキガルは「…誰かいるかもしれないわ。気をつけて」と警告。シェリーは「うわ、怖!でも、女神さんと一緒なら平気だよね?」と笑うが、*道連れ爆破、使う時かな?*と一瞬考える。キューブを分け合い、隠し場所の情報を共有するが、互いのPDA機能への警戒が緊張を生む。エレシュキガルは「探偵、裏切ったら冥界に送るわ」と囁き、シェリーは「ふふ、探偵の私は裏切らないよ!多分ね!」と返す。お花畑の香りが漂う中、首輪の電子音と霧の気配が、協力の脆さを浮き彫りにする。二人はキューブを握りしめ、互いを密かに牽制しながら花畑を後にする。
- 116>>1ッスル25/10/25(土) 20:20:37
*
トラップハウスの薄暗い廊下、ワイヤーと圧力板が霧の中で不気味に光る。虹ピクミンは虹色の表皮を揺らし、軽薄な笑みを浮かべる。昨日、麦野沈利と首輪の信号遮断装置の噂を共有したが、チップの確保は進まず焦りが募る。「納税しねえ俺が、このゲームで負けるわけねえ!」と強がるが、首輪の圧迫感に内心怯える。PDAの「メモリーチップ所有数表示」機能で近くのチップを感知し、「この廊下、チップ隠れてるぜ!罠さえなんとかすりゃ…」と呟く。だが、ワイヤーの張る音に足が一瞬すくむ。首輪の電子音が、危険な賭けを強調する。
そこへ、麦野沈利が笑みを浮かべて現れる。
「ふん、ピクミン、また会ったわね。この罠、チップ狙いなら邪魔よね?」
PDAの「首輪爆破」機能を意識し、虹ピクミンの軽薄な態度を観察。
「昨日、遮断装置の話してたけど、ここで罠を外せば近道でしょ?」と探りを入れる。ピクミンは麦野の危険な雰囲気に一瞬怯むが、「よお、姐貴!罠ぶっ壊してチップゲットだぜ!協力してくれんのか?」と笑う。*こんなあっさり協力とか…裏切られねえよな?*と内心警戒。麦野は「協力?まあ、いいわ。私の能力なら、罠なんて一瞬よ」と笑うが、目はピクミンを標的として見据える。
二人は廊下の圧力板に近づき、罠を分析。虹ピクミンはPDAでチップの位置を確認し、「この板の下、チップあるぜ!姐貴、壊せる?」と問う。麦野は「レベル5の私ができないわけないでしょ」と言い、原子崩し(メルトダウナー)でワイヤーを焼き切る。圧力板がカチリと音を立て、罠が無効化される。「…やるじゃん、姐貴!」
ピクミンが笑うが、麦野の冷たい視線に一瞬凍りつく。麦野は「チップは見つけたら分けるわよ。だが、余計な動きしたら、首輪ごと吹っ飛ばす」と警告。ピクミンは「へへ、了解!納税はしないけど、裏切りもしねえよ!」と返すが、PDAを握る手が震える。罠を無効化したことでチップ2つを発見し、二人は分け合う。だが、麦野の「3時間以上パートナー」のお題とピクミンのチップへの執着が緊張を生む。霧深いトラップハウスで、罠の無効化が一時的な連帯感を生んだ。
- 117二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:21:46
虹ピクミンがムードメーカーでリラックスできますね
- 118>>1ッスル25/10/25(土) 20:27:36
*
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた天井から霧が流れ込み、埃まみれの監視カメラが壁に無言で佇む。ピクトさんは昨日、メガスターミーとコモドドラゴンの巣で食料キューブを盗んだが、他のPDA入手には至らず、焦りが募る。「…監視カメラ。ゲームマスターの目か。」無機質な声で呟き、廃墟の静けさに警戒心を強める。ピクトさんは「このカメラ…島の情報を握ってる。だが、罠の可能性が高い。」と呟き、標識としての直感で配線をたどる。
そこへ、タフペイントが現れる。言葉をロクに話せず、超撥水のインクのような振動で意思を伝える。昨日、アドマイヤベガとコモドドラゴンの痕跡を調査したが、全員生存のお題達成にはもっと情報が必要だ。*カメラ…監視。危険?情報?* 警告機能を頼りにカメラの配線をスキャンし、ピクトさんの無表情な姿に気付く。*協力…可能?* と振動で問いかける。ピクトさんは「…お前、生存を狙うなら、カメラの記録は有用だ」と無機質に応じ、霧深い廃墟で互いのPDAを一瞥した。
二人はカメラの配線をたどり、壊れたモニター室に辿り着く。ピクトさんは「…記録媒体があれば、参加者の動きが分かる。」とPDAで配線をスキャン。タフペイントは*警告…罠の可能性。* と振動で示し、モニターの裏に隠されたメモリーチップを発見。*資源…確保。* だが、チップを手に取った瞬間、床下からカチリと音が響き、隠された圧力板が作動。鉄製の槍が壁から飛び出し、ピクトさんの肩をかすめる。「…罠!下がれ!」ピクトさんが叫び、タフペイントは*回避…急げ!* と振動で警告。槍の切っ先が霧を切り裂き、首輪の電子音が甲高く鳴り響く。ピクトさんは「…ゲームマスターの仕掛けか?死ぬ気はない!」と近くの罠機能を無効化しようとするが、間に合わない。タフペイントはインクの波動で槍を弾き、*生存…全員!* と振動。二人は床に伏せ、槍の連射を辛うじて回避。カメラの配線を切断して監視を無効化するが、罠の誤作動が死の恐怖を刻む。ピクトさんは「助かった。ありがとう」と礼を述べる。
タフペイントは*裏切り…なし。生存…全員。* と振動で返す。廃墟の冷たい空気の中、監視カメラの調査が一時的な連帯感を生むが、トラップの槍と首輪の電子音が死の危機を強調する。
- 119>>1ッスル25/10/25(土) 20:37:40
灘の道場の古びた畳の上、霧が窓の隙間から忍び込む。アドマイヤベガは昨日、タフペイントとコモドドラゴンの痕跡を調査したが、2日目の道場での対峙で麦野沈利を敵と認定した記憶が鮮明だ。
「あの女…私の走りを邪魔する敵だ。」
麦野への警戒心が昂っていた折、畳の下に隠された古い箱を見つけ、慎重に開ける。
「…設計図?信号遮断装置だ!」と呟くが、霧の奥で動く気配に耳がピクリと動く。
「麦野が近くにいたら…危険すぎる。」と刀を握り直す。
そこへ、麦野沈利が現れる。先ほど、虹ピクミンと信号遮断装置の噂を共有したが、装置の完成は彼女の支配力を強める鍵だ。
「へえ、ウマ娘、いいもの見つけたわね。」
PDAの「首輪爆破」機能を握り、2日目の対峙でベガに敵視されたことを思い出す。
*あの時、こいつにPDAを封じられそうになった…今度は私が先手を取るわ。*
「その設計図、遮断装置よね?私と組めば、すぐ作れるわよ」と笑うが、裏切りを企む。ベガは麦野の登場に一瞬身構え、「…麦野。お前とは道場で一度やり合った。敵が何企んでる?」と冷たく返す。麦野は「ふん、相変わらず鋭いわね。けど、生き残るにはこの設計図が必要でしょ?」と挑発。霧深い道場で、互いのPDAを睨み合いながら、設計図を広げる。
- 120>>1ッスル25/10/25(土) 20:42:25
設計図には、信号遮断装置に必要な部品と組み立て方が記されている。ベガは「…これで首輪を無効化できる。だが、お前が2日目にしたあの動き…爆破機能があるんだろ?」と刀を構え、警戒を強める。麦野は「私なら、部品をすぐにでも加工できる。協力するなら、裏切らないで貰いたいわよ」と笑うが、密かにPDAの爆破機能を起動準備。*このウマ娘、設計図を渡したら即爆破してやる…*と企む。道場の柱の影でカサリと音が響き、二人は一瞬凍りつく。ベガは「…誰かいる。お前の仲間か、麦野?」と警告し、PDAの「PDA使用不能化」を即座に起動できる状態に。
麦野は「落ち着けよ。私のPDAで邪魔者を排除できるから」と言い、爆破機能のボタンに指を置く。*今、こいつの首輪を爆破すれば設計図は私のもの…*と考えるが、ベガの刀の速さを警戒し、実行を一瞬ためらう。突然、道場の天井からコモドドラゴンの唸り声が響き、崩れた梁が落下。ベガはウマ娘の脚力で跳び避け、麦野は原子崩しで梁を蒸発させる。「…コモドドラゴン!?お前の仕掛けか!?」とベガが叫び、麦野は「ふん、ゲームマスターの罠よ!生き残りたきゃ、私に従いなさい!」と返答。設計図を共有し、部品のリストを確認するが、麦野の裏切り意図とドラゴンの襲撃が死の危機を招く。道場の冷たい畳の上で、設計図が一時的な連帯感を生むが、麦野の爆破機能と首輪の電子音が死の恐怖を強調する。
- 121>>1ッスル25/10/25(土) 20:43:27
- 122>>1ッスル25/10/25(土) 20:44:40
- 123>>1ッスル25/10/25(土) 20:50:30
*
お花畑の仮拠点、霧に濡れたテントが重たく垂れる。新田維緒は震えながらテントの外を窺う。「シェリーさん…また置いてかれた…でも、動かないと首輪が…」
昨日、恵飛須沢胡桃とPDA情報を共有したが、移動を強いられるお題に疲弊している。花畑の土にコモドドラゴンの足跡を見つけ、「…これ、資源に繋がるかも?」と呟くが、霧の奥の気配に怯える。PDAの「メール送信」機能を握り、助けを求めるか迷う。
そこへ、メガスターミーが現れる。赤い宝石の目で足跡をスキャン。昨日、ピクトさんとドラゴンの巣で食料キューブを盗んだが、目標の8つには届かず焦りが募る。*足跡…資源?危険?* サイコキネシスの波動でコモドドラゴンの気配を感知し、維緒の怯えた姿に気付く。*協力…可能?* と光で問いかける。維緒はメガスターミーの輝きに一瞬怯むが、「…ヒトデ?信じられるかな…でも、シェリーさんがいない今、頼れるのは…」と小声で返す。メガスターミーは*安全…確保。* と光で応じ、足跡を指す。
二人は足跡を追い、花畑の奥へ進む。維緒は「この足跡…コモドドラゴンの巣に続くよね?キューブがあるかも!」と囁くが、震えが止まらない。メガスターミーはサイキックで周囲をスキャンし、*右…回避。* と光で指示。足跡の先に食料キューブが1つ埋まっているのを発見し、維緒が掘り出す。「やった…!これで少し安心…」と笑うが、霧の奥でドラゴンのうなり声が響き、二人は一瞬凍りつく。メガスターミーは*危険…接近。* と輝きを強め、維緒は「…逃げなきゃ!でも、キューブ持ってくよ!」とキューブを握る。二人はキューブを分け合い、コモドドラゴンの気配を避けて退却。維緒は「ヒトデさん、ありがと…でも、裏切らないよね?」と不安げに問う。メガスターミーは*裏切り…なし。* と光で応じる。霧深い花畑で、足跡の追跡が一時的な連帯感を生んだ。
- 124>>1ッスル25/10/25(土) 20:57:32
*
コモドドラゴンの巣、岩場に囲まれた洞窟の入り口で、霧が冷たく漂う。虹ピクミン(No.7、PDAお題:「メモリーチップ10個以上」)は虹色の表皮を揺らし、軽薄な笑みを浮かべる。昨日、麦野沈利とトラップハウスの罠を無効化しチップを獲得したが、目標の10個には届かず焦りが募る。「納税しねえ俺が、このゲームで負けるわけねえ!チップ、絶対ゲットだぜ!」と強がるが、首輪の圧迫感に内心怯える。PDAの「メモリーチップ所有数表示」機能で洞窟内にチップを感知し、「この巣、チップの宝庫だろ!」と単独で侵入。だが、洞窟の奥から響く低いうなり声に、足が一瞬すくむ。岩場の鋭い石とコモドドラゴンの唾液の匂いが、死の予感を煽る。
虹ピクミンは慎重に洞窟の奥へ進み、岩の隙間に光るメモリーチップを3つ発見。「よっしゃ!これで7個目だ!」と囁き、チップを拾う。だが、その瞬間、暗闇からコモドドラゴンが突進。巨大な爪が霧を切り裂き、ピクミンの表皮を引っかく。「うわっ!マジかよ、待てって!納税してねえのに死ぬわけねえ!」と叫び、PDAを操作して逃げようとするが、ドラゴンの尾が岩を砕き、退路を塞ぐ。ピクミンは「くそっ、姐貴(麦野)なら助けて…いや、頼ってる暇はねえ!」と焦り、反応が遅れる。ドラゴンの牙が迫り、ピクミンは必死に岩の陰に隠れる。「俺、こんなとこで終わる気ねえぞ!」と叫ぶが、コモドドラゴンの咆哮が洞窟を震わせる。
ピクミンは最後の抵抗で岩を投げるが、ドラゴンの爪が彼の胸を貫く。
「納税…しねえ…!」と呟き、虹色の表皮が血に染まる。首輪が甲高い電子音を発し、爆発のカウントダウンが始まるが、ドラゴンの一撃が先に命を奪う。虹ピクミンは地面に崩れ落ち、PDAが岩の間に転がる。洞窟の暗闇に、コモドドラゴンの咆哮だけが響き、霧が血の匂いを覆う。ゲームマスターの冷笑が、遠くでかすかに響く。
- 125二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:58:48
虹ピクミンが死んだあっ
- 126>>1ッスル25/10/25(土) 21:38:48
虹ピクミン(No.7)の死亡により、ゲームのルールに従い、全参加者のPDAのクリア条件が変更された。コモドドラゴンの咆哮が遠く響き、錆びた施設の軋む音が不穏な空気を掻き立てる。首輪の電子音が甲高く鳴り、参加者たちの心に新たな重圧を刻む。虹ピクミンの死は、ゲームの均衡を崩し、疑心暗鬼と生存競争をさらに苛烈なものに変えた。PDAの画面に表示された新しいクリア条件は、それぞれの参加者に異なる運命を突きつける。生き残りを賭けた戦いが、新たな局面を迎える。
- 127>>1ッスル25/10/25(土) 21:46:38
#### 新田維緒(No.2)
**新クリア条件:2時間以上同じエリアに留まらない**
お花畑のテント内で、新田維緒は震える手でPDAを握り、虹ピクミンの死の報せに顔が青ざめる。「2時間…?12時間から2時間!?そんな…もっと早く動かなきゃ…!」先刻はメガスターミーとコモドドラゴンの足跡を追ったが、頻繁な移動を強いられる新条件は彼女の心を締め付ける。
「シェリーさん…どこにいるの?私、一人じゃ…怖いよ…」PDAの「メール送信」機能を試すが、返信はなく、孤独感が募る。
霧の奥で動く影に怯え、「…死んだなんて…私もこうなるの?」と呟く。
2時間ごとの移動は体力と精神を削り、維緒の臆病な心に死の恐怖を植え付ける。「動かなきゃ…でも、どこへ?誰か…助けて…」
#### メガスターミー(No.5)
**新クリア条件:メモリーチップを16個以上廃棄する**
コモドドラゴンの巣の外、メガスターミーは、赤い宝石の目が霧の中で輝く。*チップ…廃棄?確保…不要?* 新しいクリア条件に、みず/エスパータイプのポケモンの輝きが一瞬揺れる。昨日、新田維緒と足跡を追って食料キューブを獲得したが、チップの確保を目指していた努力が一転、廃棄へと変わる。「*目的…変更。チップ…破壊。*」サイコキネシスの波動でPDAを操作し、所持する3つのチップをスキャン。*廃棄…16個。難しい。* 虹ピクミンの死をPDAで知り、*危険…増加。* と光で呟く。廃棄場所を探すため、トラップハウスや廃墟を検討するが、ドラゴンの気配と他の参加者の裏切りが頭をよぎる。「*協力…危険。単独…安全?*」霧深い岩場で、チップを握り潰す覚悟を決め、メガスターミーは無機質に次の行動を計画する。
- 128>>1ッスル25/10/25(土) 21:51:46
#### トラファルガー・ロー(No.6)
**新クリア条件:自分を中心とした5つ並びのナンバーの死亡、かつそれらのPDAを自分のPDAに読み込ませる**
トラップハウスの薄暗い廊下で、トラファルガー・ローは刀を手にPDAを見つめる。「…No.4, 5, 7, 8を殺して、PDAを読み込む?ふざけた条件だな。」虹ピクミン(No.7)の死亡で、すでに1人が条件を満たしたが、新条件の苛烈さに失笑する。昨日、錠前サオリと隠し通路を調査したが、彼女のJOKER狩りに警戒心を強める。「女神屋、ヒトデ屋、標識屋…全員殺すなんざ、俺の流儀じゃねえが…この首輪を外すには…やらなきゃならねえか」
死のリスクが高まる中、ローは冷静に次の標的を定める。
#### エレシュキガル(No.4)
**新クリア条件:素数ナンバーのプレイヤー全員の死亡**
お花畑の端で、エレシュキガルは槍を握り、PDAの新条件に目を細める。「素数のナンバー…No.3, 5, 7の死亡?冥界の女神に相応しい試練ね。」虹ピクミン(No.7)の死で条件が1つ進んだが、垣原雅雄(No.3)とメガスターミー(No.5)が残る。「このゲーム…生者を冥界に送るのが私の役目かしら。」花畑の香りが漂う中、彼女は冥界の威厳を纏い、次の標的を定める。
#### ピクトさん(No.8)
**新クリア条件:クリア条件を満たしたプレイヤーのPDAを4台以上所持する**
ドラゴンハウスの廃墟で、ピクトさんは無表情にPDAを操作する。「…クリア条件を満たしたPDA、4台以上。虹ピクミンのPDAは…手に入るか?」PDAの「死亡情報閲覧」機能で虹ピクミンの死を確認し、恵飛須沢胡桃との同行を思い出す。「胡桃の条件も変わったはず…協力はリスクだ。」霧深い廃墟で、首輪の電子音が響く中、ピクトさんは「標識の私は、道を示すだけ。だが、PDAを奪うなら…手段は選ばない。」と囁く。監視カメラの残骸を背に、彼は次のPDAを求めて動き出す。
- 129>>1ッスル25/10/25(土) 21:59:20
#### 橘シェリー(No.10)
**新クリア条件:半径2m以内に同時に3人以上のプレイヤーを侵入させない**
お花畑の仮拠点に戻った橘シェリーは、PDAの新条件に目を丸くする。「え、3人以上近づけちゃダメ!?探偵の私が孤立するなんて…キツいよ!」オレンジの瞳が揺れ、三つ編みのドーナツヘアが霧に揺れる。昨日、エレシュキガルとキューブを共有したが、ヴィオとの同行が新条件で危険に。「ヴィオちゃん、ごめん!しばらく離れるね!」と呟き駆け出していく。虹ピクミンの死に、「…あんな元気な子が…私もこうなる?」と不安が募る。「2m以内はダメ…でも、探偵の勘で生き残るよ!」と強がるが、孤独な戦いに心が軋む。花畑を離れ、シェリーは単独行動を決意する。
#### 錠前サオリ(No.9)
**新クリア条件:JOKERのPDAの破壊**
灘の里の社屋で、錠前サオリは銃を握り、PDAの新条件に冷たく笑う。「JOKERのPDAを破壊…あまり変わらないな」昨日、現場猫と垣原雅雄と部品を探したが、猫の緊張した態度にJOKERの確信を深める。アリウスの過酷な過去が彼女を鋼に変え、虹ピクミンの死に動じない。「猫…虹ピクミンの死でお前のPDAも変わったな。隠しきれるものじゃない」霧深い社屋で、垣原の危害意図を思い出し、「あの狂人も厄介だが、JOKERが先だ」と呟く。銃の引き金を軽く撫で、サオリは現場猫を追う準備を始める。
#### 垣原雅雄(No.3)
**新クリア条件:プレイヤーを荼毘に付した他プレイヤー全員の死亡**
灘の里の社屋の外、垣原雅雄は不気味な笑みを浮かべ、PDAの新条件に目を輝かせる。「プレイヤーを荼毘に付した奴…全員殺せ?最高の祭りだぜ」昨日、錠前サオリと現場猫に危害を企てたが、実行に至らず苛立っていた矢先にこれだ。虹ピクミンの死をコモドドラゴンの仕業と知り、「参加者じゃねえのか…だが、プレイヤー全員を殺せば条件達成だろ?」と笑う。PDAの「接触情報閲覧」機能でサオリと現場猫の位置を確認し、「猫、1日目の恩は忘れねえが…苦痛を味わってもらうぜ」
- 130>>1ッスル25/10/25(土) 22:04:11
#### 麦野沈利(No.A)
**新クリア条件:一番長く一緒にいたパートナーの死亡**
「一番長く一緒にいたのは…ピクミンか。それなら、すでに条件達成ね」PDAの「首輪爆破」機能を握り、アドマイヤベガとの敵対関係を思い出す。「ウマ娘が邪魔なら、爆破してやるわ。」虹ピクミンの死がゲームを加速させ、麦野は「この島は私の舞台よ」と囁く。霧の奥で響くドラゴンの咆哮に、彼女の冷笑が重なる。
#### 恵飛須沢胡桃(No.K)
**新クリア条件:ゲーム終了時点でクリア条件を満たしたプレイヤーが3人未満**
ドラゴンハウスの廃墟で、恵飛須沢胡桃はシャベルを握り、PDAの新条件に顔を曇らせる。「クリア条件を満たす人を3人未満に…?私がみんなの邪魔をしないといけないの?」ゾンビとの戦いのトラウマが疼き、虹ピクミンの死に心が揺れる。今まで、ピクトさんと同行したが、彼の無表情な態度に不安を覚える。PDAの機能で他の参加者の条件を確認し、「みんなのPDA、変わったんだ…私が生き残るには、誰かを…」と呟くが、言葉を飲み込む。霧深い廃墟で、首輪の電子音が響く中、「陸上部の私が逃げるだけじゃダメ。誰かのクリアを阻止しないと…」と決意。シャベルを握り直し、胡桃は新たな戦略を模索する。
#### タフペイント(No.Q)
**新クリア条件:自分以外のプレイヤーが全員死亡する**
コモドドラゴンの巣の外、タフペイントは無機質なペイントマーカーの姿でPDAをスキャン。*全員…死亡?生存…不可能?* 新条件の過酷さに、超撥水のインクが微かに滲む。昨日、ピクトさんと監視カメラを調査し、トラップの誤作動で死を回避したが、全員生存のお題が一転、全員の死を求める条件に変わる。「*協力…無意味。単独…必須。*」虹ピクミンの死をPDAで知り、*危険…加速。* と振動で呟く。「*生存…私のみ。裏切り…回避。*」と振動し、インクの輝きを強め、タフペイントは孤独な戦いに備える。
- 131>>1ッスル25/10/25(土) 22:07:45
#### アドマイヤベガ(No.J)
**新クリア条件:他のプレイヤーのPDAを全て使用不能にする**
灘の道場で、アドマイヤベガは刀を握り、PDAの新条件に目を細める。「全員のPDAを使用不能に…私の走りを試すには厳しい条件だ。」昨日、麦野沈利と信号遮断装置の設計図を発見し、敵対関係を再確認した。虹ピクミンの死に、「…軽薄な奴だったが、死は早すぎる。」と呟き、PDAの「PDA使用不能化」機能を操作。
「麦野の爆破機能を先に封じなきゃ…だが、全員のPDAを?一人じゃ無理だ。」首輪の電子音が響く中、ベガは「星空に誓って、生き残る」と囁き、刀を構えて次の行動を計画する。
#### 現場猫(No.JOKER)
**新クリア条件:変化したことがあるPDAの持ち主全ての死亡**
灘の里の社屋で、現場猫はヘルメットを震わせ、PDAの新条件に顔を青ざめる。「ヨシ…じゃねえ!まだ誰にも変化してないけど!?そんなの、安全第一じゃねえよ!」昨日、錠前サオリと垣原雅雄と部品を探したが、サオリのJOKER狩りに怯え続ける。虹ピクミンの死に、「あの虹色、死んだのか…俺もこうなる!?」と震える。*サオリの目、俺をJOKERって疑ってる…全員死ななきゃクリアできねえなんて、ヨシじゃねえ!* PDAの「特殊機能により変化したPDAの内容」を確認し、変化したPDAを持つ全員(ほぼ全員が対象)を考えると絶望が募る。「垣原、助けてくれねえかな…いや、アイツもヤバい!」霧深い社屋で、首輪の電子音が響き、現場猫は「ヨシ!隠れるしかねえ!」とヘルメットを叩き、逃亡を決意する。
- 132二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:08:39
なにっゴリラがあまり動かないせいでアルミホイルで首輪無効化できるって情報が全然共有されていないっ
- 133>>1ッスル25/10/25(土) 22:11:45
*
トラップハウスの薄暗い廊下は、霧が這うように漂い、冷たく湿った空気が肌を刺す。錆びた鉄の匂いと朽ちた木材の軋みが、まるでこの島そのものが生き物の終焉を嘲笑うかのように響く。新田維緒は震える足で一歩ずつ進む。華奢な身体を包む寄り代の衣は霧に濡れ、彼女の小さな希望を重たく押し潰すようだ。虹ピクミンの死に続き、PDAの新条件が2時間ごとの移動を強いる過酷さに、維緒の心は折れそうになっている。
「シェリーさん…どこにいるの?私、こんな島、嫌いだよ…」
昨日、メガスターミーとコモドドラゴンの足跡を追い、食料キューブを手に掴んだ小さな勝利も、今は遠い記憶に霞む。首輪の冷たい金属が首に食い込み、電子音が絶え間なく鼓動のように響く。それはまるで、彼女の命が刻一刻と削られる砂時計の音のようだ。
維緒はトラップハウスに資源を求めて足を踏み入れた。花畑のテントで感じた一瞬の安堵は、2時間ごとの移動を強いられる新条件によって打ち砕かれた。
「食料キューブ…あれば、シェリーさんとまた一緒に…笑えるよね?」彼女の声は霧に吸い込まれ、誰にも届かない。PDAの「メール送信」機能を握り、助けを求めるメッセージを打ち込むが、画面に映るのは自分の怯えた瞳だけ。「誰か…誰か、助けて…」と呟きながら、廊下の奥に光る小さな物体に気付く埃まみれの床に埋もれた食料キューブだ。
「これ…持って帰れる!」
一瞬、彼女の顔に希望の光が灯る。寄り代としての龍脈の力が微かに脈打ち、まるで故郷の神社の風を思い出すかのように、維緒は小さく微笑む。だが、その微笑みはあまりにも儚く、まるで霧に溶ける一滴の露のようだった。
- 134>>1ッスル25/10/25(土) 22:13:53
キューブを拾い上げた瞬間、床下からカチリと冷酷な音が響く。圧力板が作動し、ワイヤーが引きちぎれる音が廊下を裂く。
「…え?何!?」
維緒の小さな声が震え、PDAを握る手が凍りつく。天井から鉄製の刃が無慈悲に落下し、霧を切り裂く。
「やだ…動かないで!お願い…!」
彼女は叫び、PDAのボタンを必死に押すが、震える指は正確さを欠く。刃が彼女の肩を切り裂き、鮮血が白い衣を染める。
「痛い…!シェリーさん、助けて…私、帰りたいだけなのに…!」
維緒の泣き声は、トラップハウスの冷たい壁に反響し、虚しく消える。首輪の電子音が甲高く鳴り響き、爆破のカウントダウンが始まる。彼女は這って逃げようとするが、足が別の圧力板を踏み、床が崩落。鋭い鉄杭が無常にも彼女の小さな身体を貫く。
「…私、ただ…みんなと一緒にいたかった…」
最後の言葉は、霧に溶けるように途切れる。血が床に広がり、維緒の瞳から光が消える。PDAが力なく転がり、画面には未送信のメッセージが残る。
「シェリーさん、ごめんね…」
- 135二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:15:03
…(哀)
- 136二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:18:54
乗り気っぽいむぎのんもここまで我慢したのになぁ…
お前は学ばないのかこの島の死因は他殺だけじゃないだよ - 137>>1ッスル25/10/25(土) 22:20:27
*
灘の里の社屋、霧が冷たく漂う中、錆びた工具が散乱する作業台が佇む。トラファルガー・ローは刀を手に、部品を観察する。新田維緒の死亡で、No.4, 5, 7, 8のPDAを回収する必要があるが、虹ピクミンのPDAの所在は不明。PDAの「ナンバーとクリア条件表示」機能で近くの参加者を確認し、信号遮断装置の部品を手に。「この装置、首輪を外せれば…ゲームが変わる」と呟くが、霧の奥の気配に刀を構える。昨日、錠前サオリとの協力で隠し通路を調査したが、彼女のJOKER狩りに警戒心を強める。
そこへ、恵飛須沢胡桃がシャベルを肩に担いで現れる。昨日、ピクトさんとの同行を続けたが、新条件で他者のクリアを阻止する必要に迫られていた。
「ローさん…?こんなとこで何してるの?装置の部品?」と声を掛け、虹ピクミンの死に震える。「…人が死んだなんて…私、怖いよ。」
ローは胡桃の不安げな目に一瞬反応し、「…お前、クリア条件を減らすお題だろ?俺のPDA回収と衝突しねえか?」と冷たく問う。
胡桃は「協力したいだけだよ!装置作れば、みんな助かるかも…」と懇願するが、*ローのPDA、危険すぎる…*と内心警戒。霧深い社屋で、互いのPDAを一瞥し、部品の組み立てを始める。
二人は作業台で配線と電子部品を組み合わせ、集めた部品を使用。ローは「ROOM!」と空間を展開し、精密な組み立てを補助。
「…この装置、信号を遮断できれば、首輪の爆破を防げるかもしれねえ」と呟く。胡桃は「これで…みんな安全になるよね?」とシャベルを握り直し、PDAで組み立て方を確認。だが、部品がショートし、火花が散る。
「…まずい、誤作動か!?」とローが叫び、胡桃は「やだ、爆発しないよね!?」と後ずさる。
火花は収まり、装置のプロトタイプが完成するが、完全な動作は未確認。
ローは「これで首輪を外せれば、この先が楽になる」と笑う。胡桃は「…ローさん、信じていいよね?私、みんなの邪魔したくないだけ…」と囁くが、*この装置、誰かが独占したら…*と不安が募る。霧深い社屋で、装置の完成が一時的な連帯感を生むが、首輪の電子音と互いの新条件が緊張を高める。
- 138>>1ッスル25/10/25(土) 22:32:18
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた壁の奥で霧が冷たく漂う。エレシュキガルは槍を手に、威厳ある瞳で周囲を睨む。虹ピクミンの死亡で、素数ナンバー死亡が一歩進んでいたが、ゲームの進行に苛立ちつつも、廃墟の奥で光る端末に気付く。「…データ端末?ゲームの情報を握ってる可能性があるわ」霧の奥で動く気配に槍を構え、首輪の電子音が死の予感を煽る。
そこへ、ピクトさんが現れる。昨日、タフペイントと監視カメラを調査し、トラップの誤作動で死を回避した記憶が蘇る。
「…データ端末。ゲームマスターの記録か。」
無機質な声で呟き、PDAの「死亡情報閲覧」機能で維緒の死を確認。恵飛須沢胡桃との同行を続けていたが、単独で情報収集に動く。
「エレシュキガル…協力はリスクだ。だが、端末のデータは価値がある。」と囁く。エレシュキガルはピクトさんの無表情な姿に目を細め、「…標識、データ端末なら私のクリア条件にも繋がるわ。協力するなら、裏切らないで」と警告。ピクトさんは「…裏切りはしない。データが優先だ。」と応じ、霧深い廃墟で互いのPDAを一瞥。
二人は端末に近づき、埃まみれの画面を起動。ピクトさんはPDAでデータをスキャンし、「…参加者の位置情報とPDAの履歴。虹ピクミンと維緒のPDAの所在が記録されている。」と呟く。エレシュキガルは「…垣原とメガスターミーの位置も分かるなら、素数ナンバーを狩れる」と槍を握り直す。だが、端末が突然ノイズを発し、廃墟の奥でカサリと音が響く。エレシュキガルは「…誰かいる。私のPDAで機能を無効化できる」とPDAを操作。ピクトさんは「…ゲームマスターか、垣原の危害か。退却すべきだ。」と警告。チップを握り、端末をシャットダウンするが、互いの目的――エレシュキガルの素数ナンバー狩りとピクトさんのPDA収集――が緊張を生む。エレシュキガルは「標識、データは共有よ。だが、次は敵になるかもしれない」と囁く。ピクトさんは「…標識の私は道を示すだけだ。だが、PDAは私が奪う。」と応じる。廃墟の冷たい空気の中、データ端末の発見が一時的な連帯感を生むが、首輪の電子音と霧の気配が死の危機を漂わせる。
- 139>>1ッスル25/10/25(土) 22:42:43
*
トラップハウスの外、霧深い森の小道で、木々が不気味に揺れる。夕暮れの薄光が霧に滲み、まるでこの島が生き物の終焉を静かに見守るかのように沈黙する。橘シェリーはオレンジの瞳を輝かせ、三つ編みのドーナツヘアを揺らしながら歩く。だが、その軽快な足取りも、虹ピクミンと新田ヴィオの死亡による重圧でぎこちない。新条件の孤独を強いる制約が、彼女の心を締め付ける。「ヴィオちゃん…ピクミンさんまで…どうしてこんなことに…」探偵として事件を解決し、仲間を守る夢を胸に抱いていた彼女にとって、二人の死は心に深い傷を刻んだ。PDAの「道連れ爆破」機能を握る手が震え、首輪の電子音が鼓動のように響く。「探偵の私が…こんな島で、誰も守れないなんて…」
ヴィオとの笑顔の記憶が蘇り、シェリーの瞳に涙が滲む。彼女は自分を励ますように、「でも、探偵の勘があるよ!2m以内に誰も近づけなきゃ、生き残れるよね!」と呟くが、声は霧に吸い込まれ、虚しく響く。
森の奥でコモドドラゴンの遠吠えが響き、シェリーの心臓が跳ねる。「…怖いけど、資源がないと生き残れない。探偵の仕事、諦めないよ!」ヴィオの死を知った直後、単独行動を貫くのを決めたのは新条件のせいだけではない。仲間を失う恐怖が、彼女を孤立へと追い込んだ。「ヴィオちゃん、ごめん…私、もっと強くならなきゃ…」昨日、エレシュキガルとキューブを共有した時の冷たい視線を思い出し、彼女は誰を信じていいのか分からない。霧深い森の小道は、まるで彼女の心の迷路を映し出すようだ。木々の間から冷たい風が吹き、シェリーのドーナツヘアが揺れる。「…誰かいる?まさか、コモドドラゴンじゃないよね?」彼女の声は小さく、まるでこの島に吞まれる運命を予感しているかのようだ。 - 140>>1ッスル25/10/25(土) 22:44:32
その時、霧の奥から不気味な笑い声が響く。垣原雅雄が、ナイフを手に現れた。昨日、錠前サオリと現場猫に危害を企てたが実行に至らず、SMの嗜好を満たす機会を渇望している。虹ピクミンとヴィオの死で、ドラゴンや罠を操る者を殺す新条件に目を輝かせる。「ふふ、探偵娘…お前の苦痛がいいスパイスだぜ」
PDAの「接触情報閲覧」機能でシェリーの単独行動を追っていた彼は、ナイフを握り、少年のような狂気を滲ませる。シェリーのオレンジの瞳が恐怖で揺れ、彼女は一瞬凍りつく。「…垣原!?やばい、近づかないで!探偵の私がそんな簡単にやられるわけないよ!」彼女の声は震え、PDAを握る手が汗で滑る。「ヴィオちゃんの死…あんたも関係してるの!?」と叫ぶが、垣原の笑みが深まるだけだ。
シェリーは必死に頭を働かせる。探偵としての勘が、生き残る唯一の道を模索する。「このPDA…道連れ爆破の機能があるよ!あんたが私を殺したら、あんたも死ぬんだから!」
彼女はPDAを掲げ、垣原を牽制しようとする。声は震え、だが必死に強がる。「探偵の私がこんなとこで終わるわけない!あんた、近づいたら終わりだよ!」彼女の心は恐怖と希望の間で揺れる。*ヴィオちゃんを守れなかったけど…私、生きて帰るんだ!この機能で、垣原を止められる!* だが、垣原の反応は彼女の予想を裏切る。
「はは!道連れ爆破?俺が攻め役を堪能し尽くした後に、死というマゾの快楽を与えられる…そいつはいいなぁ!ぜひやってくれ!」垣原の目は少年のように輝き、ナイフを握る手が震えるほどの興奮を見せる。彼は一歩踏み出し、シェリーとの距離を詰める。
「さあ、探偵娘、俺にその愛を味あわせてくれよ!」
その狂気じみた笑みに、シェリーの心が凍りつく。*何…この人、死ぬことすら楽しんでる…!?*
- 141二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:46:14
か…垣原雅雄って怖い奴なんだな…
- 142>>1ッスル25/10/25(土) 22:48:10
「…うそ、でしょ!?やめて、近づかないで!」
シェリーの声は悲鳴に変わり、彼女は森の奥へ逃げ出す。ドーナツヘアが霧の中で揺れ、彼女の足音が木々の間に響く。
「探偵の私が…こんな怪物に負けるわけない!ヴィオちゃん、待ってて…!」
彼女の心は必死に抵抗を叫ぶが、垣原の異常な執念が彼女を追い詰める。*このPDA、押せば…!でも、もし失敗したら…!* 恐怖が彼女の思考を縛り、PDAのボタンを押す勇気が萎える。垣原の足音が背後に迫り、彼女の心臓は破裂しそうなほど鼓動する。
「逃げても無駄だぜ、探偵娘!苦痛の祭りはこれからだ!」
垣原の声が霧を切り裂き、シェリーの背中に冷や汗が流れる。彼女は木の根につまずき、地面に転がる。
「…やだ、こんなの…探偵失格だよ…!」涙が頬を伝い、彼女のオレンジの瞳に絶望が滲む。
垣原が追いつき、ナイフを振り上げる。
「さあ、叫べよ!全力で抵抗してくれ!それが俺にとっての最高の愛だ!」
シェリーはPDAを握り、「道連れ…爆破…!」と呟くが、垣原の狂気じみた瞳が彼女を圧倒する。*押さなきゃ…でも、この怪物…!* 彼女の指はボタンに触れるが、恐怖に震え、力を込められない。ナイフが彼女の背中を切り裂き、鮮血が霧に飛び散る。
「…ヴィオちゃん、ごめん…失敗した…」
シェリーの声は弱々しく、地面に崩れ落ちる。PDAが力なく転がり、首輪の電子音が一瞬高まるが、垣原のナイフが彼女の息を先に止める。彼女のオレンジの瞳から光が消え、ドーナツヘアが霧に濡れて静かに横たわる。垣原は血に染まったナイフを舐め、「…抵抗もねえのかよ、つまんねえな」と溜息を吐く。彼はシェリーのPDA(No.10)を拾い、「次はせいぜい楽しませてくれよ」と呟き、霧の奥へ消える。
- 143二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:48:52
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- 144>>1ッスル25/10/25(土) 22:56:19
*
コモドドラゴンの巣の外、岩場に囲まれた洞窟の入り口は、霧が冷たく漂い、血と獣の匂いが鼻をつく。錠前サオリは銃を手に、鋭い目で洞窟の闇を睨む。アリウスの過酷な過去が彼女の心を鋼に変え、虹ピクミン、新田維緒、橘シェリーの連続する死にも動じない。だが、内心では、ゲームの無情さとJOKERを仕留める使命が重くのしかかる。*ここから犠牲は増えていくだろう。JOKERを潰せば、この悪夢は終わるのか?* 昨日、現場猫と垣原雅雄と信号遮断装置の部品を探した際、現場猫の震える態度と不自然な笑顔が、彼女のJOKERへの確信を深めた。「猫…お前の挙動、隠しきれない。JOKERは絶対にお前だ」
霧の奥で響くドラゴンのうなり声に銃を構え、首輪の電子音が彼女の決意を試すように鳴る。*このゲーム、誰も信じちゃいけない。アリウスの私が、裏切りを許すわけない。* 彼女の心は冷たく研ぎ澄まされ、現場猫への疑念が銃口のように鋭く向けられる。
そこへ、現場猫がヘルメットを震わせ、ぎこちない足取りで現れる。「ヨシ…いや、この巣、超ヤバいぜ…!ピクミンも死んだここ、絶対ヨシじゃねえ!」
彼の声は強がりだが、ヘルメットの下の目は恐怖で揺れる。新条件でほぼ確実なジャコブを求められ、絶望が彼を蝕む。*サオリの目、俺がJOKERってバレてる…!ヴィオもシェリーも死んだ…次は俺だ!* 昨日、サオリの執拗な視線と垣原の狂気的な笑みに怯えつつも1日目の垣原の助けを思い出すが、*アイツも俺を裏切る…安全第一、どこだよ!* と疑心暗鬼は最高潮に。
虹ピクミンの死の現場に立つ今、メモリーチップが必要だと考え、巣に潜入。「ヨシ!チップ見つけて逃げるぜ!安全第一だ!」と叫ぶが、声は上ずり、ヘルメットがカタカタと鳴る。サオリの銃口が自分に向いている気がして、*この女、俺を撃つ気だ…ヨシじゃねえ!* 冷や汗が背中を伝う。*チップは欲しいけど…サオリの目、殺気だ!逃げるしかねえ!* 彼の心はパニックに支配され、生存本能が逃走を叫ぶ。
- 145二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:00:39
このレスは削除されています
- 146>>1ッスル25/10/25(土) 23:09:26
サオリは現場猫の震えるヘルメットに目を細め、「…猫、お前がJOKERだろう?隠しても無駄だ」と低く問う。彼女の声は冷たく、銃を握る手が微かに震える。
*こいつの怯え方、普通じゃない。JOKERの秘密を守るために必死だな。*
彼女の心は、過去のアリウスの戦いで味わった裏切りと絶望を思い出し、現場猫への不信感で満たされる。
「私のPDAはJOKERを初期化できる。今ここで白状しろ、猫。」彼女はPDAを操作し、JOKERの反応をチェックしようとする。
*こいつのPDAを調べれば、確証が得られる。*
彼女の心は確信で固まり、銃口を現場猫に近づける衝動を抑える。だが、その瞬間、現場猫の目が恐怖で大きく見開く。
「ヨシ!俺、ただの作業員だぜ!サオリ、JOKERなんて知らねえ!」と叫び、ヘルメットを叩きながら突然全力で駆け出す。
彼の心は恐怖の頂点に達し、*サオリの銃、撃たれる!チップより命だ!* と心中で叫ぶ。岩場を跳び越え、霧の奥へ転がるように逃走する。
サオリは現場猫の突然の逃走に一瞬驚き、「…逃げる気か!JOKER、隠しきれないぞ!」と叫び、銃を構えて追う。*あの動き、JOKERの焦りだ。絶対に逃がさない!* 彼女の心は狩人のように燃えるが、霧が視界を閉ざし、現場猫のヘルメットの音が遠ざかる。洞窟の岩場は複雑で、霧が彼の姿を吞み込む。
「くそっ、猫、どこだ!」
彼女の心に苛立ちと焦りが混じる。現場猫は岩の隙間に身を隠し、*ヨシ…隠れた!サオリ、俺を見失え!* と息を潜める。
ヘルメットの下で心臓が破裂しそうになり、*安全第一…生き残るしかねえ!* と祈る。サオリは洞窟を走り回るが、霧と岩場に阻まれ、ついに現場猫を見失う。「…ちっ、逃げ足だけは速いな。だが、JOKER、お前は私の標的だ。」彼女は銃を下ろし、*次は絶対仕留める。* と心に誓う。霧深い巣で、虹ピクミンの血痕のそばに残されたメモリーチップを1つ拾い、サオリは単独で洞窟を後にする。現場猫は岩の陰で震え、*ヨシ…生き延びた…でも、サオリ、いつか俺を…* と恐怖が心を締め付ける。ドラゴンの気配と首輪の電子音が、脆い生存の現実を嘲笑う。
- 147二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:12:43
お見事です現場猫
やはりあなたは優れた生存者だ - 148>>1ッスル25/10/25(土) 23:17:35
灘の里の社屋、霧が冷たく漂う作業台の上で、信号遮断装置のプロトタイプが不気味に光る。メガスターミーの赤い宝石の目が装置をスキャン。昨日、新田維緒とコモドドラゴンの足跡を追い、食料キューブを手に掴んだが、新条件でチップの廃棄を求められ、目的が一変。*チップ…確保から廃棄へ。なぜ…この変更?* みず/エスパータイプのポケモンとしての冷静な思考が、ゲームの無情さに揺れる。彼の心は、ポケモンとしての誇りと使命感でチップ廃棄を遂行しようとするが、連続する死に恐怖が芽生える。*この島…生き物を吞み込む。私の光…消えるのか?*
だが、 4日目に集めた部品を思い出し、装置の完成が首輪の脅威を排除できると信じる。「*装置…信号遮断。生存…可能?*」
メガスターミーは装置にチップを挿入し、サイコキネシスで配線を調整。「*信号…遮断。首輪…無効化。*」と光で示すが、内心では不安が渦巻く。*この装置…私の使命を果たせるか?チップ16個…遠い目標だ。* 昨日、ヴィオとの協力で感じた微かな連帯感が、彼女の死で砕けた。*ヴィオ…人間、弱い。だが、私も…?* ポケモンとしての強さを信じたいが、首輪の電子音が鼓動のように響き、命の脆さを突きつける。装置が突然火花を散らし、不安定な電子音が社屋を震わせる。「*異常…検知!*」PDAの警告機能が反応し、メガスターミーの心にパニックが走る。*誤作動…なぜ?ゲームマスターの罠か?* 彼はサイコキネシスで装置を離そうとするが、火花が爆発的なエネルギーを放ち、社屋の壁を焦がす。「*廃棄…失敗。生存…終了?*」赤い宝石の目が恐怖で揺れ、*私の光…消えるのか?ポケモンとして…こんな終わりは…!* と心が叫ぶ。装置から放たれた電流が彼の身体を貫き、サイキックな輝きが一瞬で消える。メガスターミーは地面に崩れ落ち、PDAが作業台に転がる。画面には「チップ廃棄:3/16」と表示されたまま静止。*使命…果たせず…*
最後の光が霧に溶ける刹那、彼を見下ろす笑みが視界の端に止まり、社屋は死の静寂に包まれる。
- 149>>1ッスル25/10/25(土) 23:19:02
- 150>>1ッスル25/10/25(土) 23:22:25
### シークレットゲーム:6日目
彼岸島の6日目は冷たい夜明けを迎え、霧が島を覆い尽くし、視界を白く閉ざす。コモドドラゴンの咆哮が遠く響き、錆びた施設の軋む音が不穏な空気を掻き立てる。虹ピクミン(No.7)、新田維緒(No.2)、橘シェリー(No.10)、メガスターミー(No.5)の死亡により、PDAのクリア条件が変更され、生存者たちの目的はさらに過酷に変貌した。首輪の冷たさが心を締め付け、PDAのお題が行動を縛る。ゲームマスターの暗躍は水面下で続き、3日目以降の死亡リスクが現実となり、生存競争は極限状態に突入。過去5日間の交流で築かれた微かな信頼は、疑心暗鬼と裏切りの恐怖で崩壊し、参加者たちは互いの気配を警戒しながら生き残るための決断を迫られる。6日目の出来事が、死の影が濃くなる中で幕を開ける。 - 151>>1ッスル25/10/25(土) 23:30:07
*
トラップハウスの薄暗い廊下、霧が這うように漂い、圧力板やワイヤーが冷たく光る。トラファルガー・ローは刀を手に、鋭い目で周囲を警戒する。お題でNo.4, 6, 8のPDA回収が残り、虹ピクミンとメガスターミーのPDAの所在は不明。昨日、恵飛須沢胡桃と信号遮断装置の部品を組み立てたが、彼女の「クリア条件を3人未満にする」お題に警戒心を強める。*胡桃の目的、俺のPDA回収と衝突する。油断できねえ。* PDAの「ナンバーとクリア条件表示」機能で近くの参加者を確認し、壁の隠しパネルに気付く。「…隠し部屋か。資源か、罠か。」霧の奥で響く軋む音に刀を構え、首輪の電子音が緊張を煽る。*このゲーム、誰も信じちゃいけねえ。だが、食料がなけりゃ動けねえ。* ローの心は冷静だが、連続する死が重圧をかけている。
そこへ、ピクトさんが無表情なシルエットで現れる。昨日、エレシュキガルとデータ端末を発見したが、彼女の素数ナンバー狩りに不信感を抱く。「…隠し部屋。食料キューブの可能性。」無機質な声で呟き、PDAの「死亡情報閲覧」機能でシェリーとメガスターミーの死を確認。*ロー…協力?危険?* 恵飛須沢胡桃との同行を続けたが、単独行動を選んだ今、トラップハウスの危険に身構える。
*彼の刀、俺を切り捨てるか?* ピクトさんの心は無表情の裏で計算と警戒が交錯する。ローはピクトさんの無機質な姿に目を細め、「…標識屋、お前のPDA集めは俺の標的と被る。協力するなら、裏切るなよ」と警告。*こいつの目的、俺を嵌める可能性がある。* 霧深い廊下で、互いのPDAを一瞥し、隠しパネルを開ける。
二人はパネルを外し、狭い隠し部屋に侵入。埃まみれの棚に食料キューブが2つ置かれている。「…キューブ。生き残るには必要だ。」ローが呟き、PDAで罠をスキャン。「ROOM!」と空間を展開し、圧力板の反応を回避。ピクトさんは「…罠なし。キューブ、確保。」と無機質に応じ、キューブを1つずつ分け合う。
ローは「標識屋、キューブは分けた。次は敵になる可能性もある」と冷たく言う。ピクトさんは「…標識の私は道を示すだけ。だが、PDAは私が奪う」と応じる。霧深い隠し部屋で、キューブの確保が一時的な連帯感を生むが、首輪の電子音と罠の気配が死の恐怖を漂わせる。
- 152>>1ッスル25/10/25(土) 23:43:47
ドラゴンハウスの廃墟、崩れた天井から霧が流れ込み、監視カメラのレンズが無言で光る。アドマイヤベガは昨日、麦野沈利と信号遮断装置の設計図を発見したが、彼女の敵対関係とゲームマスターの暗躍に警戒心を強める。
「…麦野の爆破機能を封じなきゃ。だが、全員のPDAを無効化するのは…」
参加者たちの死に心を痛め、お題を達成することに躊躇いが生じる。
* PDAの「PDA使用不能化」機能を握り、監視カメラに目を向ける。「このカメラ、参加者たちの動きを捉えてるはず。」霧の奥で響くドラゴンの遠吠えに刀を構え、*私の走りを試すなら、生き残るしかない。* ベガの心は決意と孤独で揺れる。
そこへ、タフペイントが無機質なペイントマーカーの姿で現れる。言葉をロクに話せず、超撥水のインクのような振動で意思を伝える。昨日、ピクトさんと監視カメラを調査したが、新条件の「全員死亡」に困惑。*全員…死亡。協力…無意味?* メガスターミーの死に、*光…消滅。私も…?* と振動で呟く。カメラの記録が生存の手がかりになると考え、*記録…解析。生存…延長?* と振動で示す。ベガはタフペイントの無機質な姿に一瞬身構え、「…お前、全員死亡のお題か。私のPDA無効化と衝突するな。」と警告。*こいつのインク、危険だ。だが、カメラの記録は必要。* タフペイントは*協力…一時的。裏切り…なし?* と振動で応じ、霧深い廃墟で互いのPDAを一瞥。
二人はカメラの配線をたどり、壊れたモニター室に辿り着く。ベガは「…記録に麦野の動きがあれば、爆破機能を封じられる。」とPDAで配線をスキャン。
*このゲーム、私の星空を試すなら…負けない。*
タフペイントは*記録…ゲームマスター。危険…回避。* と振動で示し、モニターのメモリーチップを起動。画面に、麦野の不鮮明な映像と参加者の位置情報が映る。「…麦野、社屋にいる。装置の誤作動も彼女の仕業か?」
ベガが呟き、*この情報、麦野を仕留める鍵だ。* と心が燃える。
*この情報、独占したいが…タフペイント、どこまで信じられる?*
タフペイントは*生存…優先。情報…共有。* と振動し、チップを分け合う。霧深いモニター室で、記録の解析が一時的な連帯感を生むが、首輪の電子音と麦野の暗躍が緊張を高める。
- 153>>1ッスル25/10/25(土) 23:45:54
ちょっと今日はここまでで終わらせてもらおうかァ
続きは明日の夜からやるのんな - 154二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:46:49
オツカレッ
- 155二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:47:09
オツカレーッ
まあガチで殺り合うことになったらAのPDA封じても素の能力で爆殺出来る奴なんやけどなブヘヘヘヘ - 156二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:52:03
- 157二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 03:26:29
保守すルと申します
- 158二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 05:41:07
保守ル
- 159二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:09:07
保守当身ーっ
- 160二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:42:29
ククク……嫌でも”保守”してやりますよクククク