2026年3月期第3四半期決算短信の要約
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JX金属株式会社の2026年3月期第3四半期決算は、AI関連需要の拡大や銅価上昇を背景に大幅増収増益となりました。売上高は前年同期比18.9%増の6,145億円、営業利益は44.8%増の1,248億円を達成。通期予想も上方修正し、年間配当予想も27円に引き上げられています。
主な事業セグメント
JX金属株式会社の主な事業セグメントは、半導体材料、情報通信材料、基礎材料の3つです。半導体材料では半導体用スパッタリングターゲット等、情報通信材料では圧延銅箔等、基礎材料ではリサイクル原料の集荷・販売等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比18.9%増の6,145億円となりました。営業利益は前年同期比386億円増の1,248億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比72.9%増の796億円となりました。半導体材料セグメントではAI関連需要の拡大、情報通信材料セグメントではスマートフォン需要回復やAIサーバ用途の採用拡大、基礎材料セグメントでは銅価上昇が増益に寄与しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比963億円増の1兆3,793億円となりました。負債合計は430億円増の6,142億円、資本合計は534億円増の7,651億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は0.2ポイント増加し48.1%、ネットD/Eレシオは0.02ポイント改善し0.38倍となりました。
キャッシュフローの変化
営業債権及びその他の債権、棚卸資産、有形固定資産が増加しました。営業債務及びその他の債務、借入金も増加しています。有利子負債残高は68億円増加の3,081億円、ネット有利子負債は60億円増加の2,489億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想を上方修正しました。売上高は8,200億円(前回予想比3.8%増)、営業利益は1,500億円(同20.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は930億円(同17.7%増)を見込んでいます。AIサーバ関連用途での需要拡大や、為替・銅価の想定を上方修正したことが要因です。
株主還元
年間配当予想を1株当たり21円から27円(中間配当6円、期末配当21円)に上方修正しました。連結配当性向20%程度を基本としつつ、銅価上昇による利益上振れ分の一部も株主還元に充てる方針です。
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