画山

一話あたり平均18文字なので、読みやすいです。

ショットガン・ジョーと名乗る男を捜して荒野を彷徨う、一人の無頼の物語。 カップメンを通じて紡がれる、男の決闘と友情。スープが滾り、麺が踊る、本格派インスタント・ヌードル・ウェスタ…

人は死んだら、熊になる。ぬいぐるみが置かれる。テディベアが鎮座する。死んだサエちゃんの机には、花ではなく、かわいらしいテディベアが手向けられていた。

――1989年。 ,97年の中国返還を控え、新たな時代を迎えようとしている香港。 しかし、古い時代が完全に終わったわけではなかった。香港を裏で支配する三合会、その影響力は未だ強く…

女の子が銃を作ったり戦ったりします。もちろんフィクション。

夢も希望もなく、人生に絶望していた男は、ある日、インターネットで、一つのメッセージを見つける。 それは一人の女子高生が心中を募集しているものだった。 男はさっそく、そのメッセージ…

海岸には猫の死体。街道には人の死体。意味がなかった。なにもかもに。

人を殺さないといけません。あなたが殺されない為に。 人を殺してはいけません。あなたが殺されない為に。 フィリピン、レイテ島。 激戦区から帰還した男、その生涯。 犀川ようさんの…

遥か未来の日本。 生き物として完璧になった人類は不完全さに憧れ、専用の育成プログラムを実施し不完全さを取り戻そうとしていた。 主人公の耕市もそのプログラムの過程で先生から『いいわ…

きゅう‐せい〔キウ‐〕【糾正】［名］(スル)物事の正・不正をただすこと 『もはや戦後ではない』 一九五六年に経済企画庁が発表した経済白書は、この文言により日本が戦後復興期を脱し…

九州の南に位置する急峻な山々に囲まれた「九魔盆地(きゅうまぼんち)」という土地は千年以上前より、怨霊や祟りの神が跋扈する「呪われし大地」と云われていた。 九魔の地には、神や精霊、…

施設で殺し屋としての教育を受けてきた兄妹。 二人を買ったのは、『アサギ』と名乗る男だった。 アサギは兄に『縹』、妹に『瑠璃』と名付ける。 アサギの下で、施設にいた頃とは比べもの…

シャドウタウンに一人暮らす霧島は、少年・カイから失踪した母親を探してほしいと頼まれる。シャドウタウンやネオンシティで異変が起きていることに気がついた霧島は、友人・グエンの力を借り…

治安がすっごく悪くなったニューヨークで暗殺者が殺しまくる話です。 思いついたら書いていく感じなのでのんびりやっていきます。

マッケンジー・スミスはシカゴで鉄砲店を経営するガンスミス。今日も様々な人が銃を買いにやって来ます。

連邦の辺境の地で明日なき逃亡生活を続ける、わたしと彼女。 美しく賢明な彼女と、その背姿に憧れ死すら厭わなかったわたし。

ある日天使の町と現実が行き来できるようになった

※本編のネタバレ満載ですので、未読の方はよろしければこちらへどうぞ 人殺しのエヴィス https://kakuyomu.jp/works/168173306488967146…

西暦2317年。アメリカでとある事務所を営むバレル・プランダーの元に、一通の依頼の電話が掛かる。 依頼の内容は移送物の護送。行先は日本。 ただし気がかりなことに、本作戦を遂行する…

【1話3分ください】「辞書を飼っていたときの話」や「ホイットニー・ヒューストンで遊んだ話」など、誰しも経験していそうな世にも奇妙な短編集が並んでいます。

「俺」が夢の内容を綴っていきます。 一話で完結します。 約3000文字です。

あたまの、違うところを使う練習の意味も含めて書いています。 お読みいただけたら、嬉しいですが、まだ模索中です。 短い詩ですので、あっという間に読めてしまいますが、ゆっくり読むと、…

【一話につき700～1200字程度】 みにくい男の人魚、名前はグリン。 気楽に生きてきた彼だが、健康状態の不安が勃発する。 背中に海藻が生えていたのだ！ グリンは医療を受ける…

みえない怪獣は、この国の廃墟にだけ現れる。 時代に残された土地を破壊してゆく。 過去に奪われ続けていた土地を、怪獣の破壊し、解放する。 そして、みえない怪獣の廃墟の破壊は世界…

断髪し男として家を継ぐことを決意した少女エヴィスは、アルバニア・マフィアの暗殺者として人を殺していく それはバルカン半島の片隅にある小国で中世から今にかけて根づいてきた部族社会…

お前もか。嗚呼、お前もか。 喜びに満たされているようで、悲しみがそこには確かにあった。 （薄暗い話）

殺しの仕事をしながら惰性で生きていた啓二は、意図せず殺害した女性の娘・雫を保護する。 互いにつかず離れずの距離を保ちながら、暗殺者と少女、奇妙な組み合わせの二人の生活が始まるこ…

荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。角川文庫『羅生門・鼻・芋粥』所収。 （※キャッチコピーは本文抜粋）

この世から消えてしまいたい貼り紙と、友だちを失くしたスズメの話。

主人公は頭にお皿が付いているトラ猫です。お皿は多分、河童のお皿です。 ヤマやオチがあるような、ないような、まったりしたお話しです。 「ハリネズミの願い」や「きげんのいいリス」の…

昭和の西成、あいりん地区。そこは奇妙な世界が広がっていて、僕はその渦に巻き込まれる。いや、僕が西成を巻き込んだのかもしれない。

日記のようなエッセイ。方向性はまだ決めてないです。

ここはシティ・NNS。 日常的に銃声が鳴り響く、廃墟と住居が入り混ざった都市。 企業と暴力団、武器の密売組織などが交錯する闇深い街でもある。 警察という機関がほぼ機能していない…