明日(1/29)の午前11時から、短編を公開します(全6話、午前11時更新)。
【タイトル】
【短編版】豊臣の子
【キャッチコピー】
豊臣家の人々
【投稿日時】
令和7年1月29日~2月3日の午前11時
【紹介文】
豊臣秀勝(豊臣秀吉の姉・ともの子。豊臣秀次の弟)と江(豊臣秀頼の母・茶々の妹)の子・完子は、まだ乳飲み子の頃に秀勝が病没し、結果、江が徳川秀忠に嫁入りすることになったため、江の手から離れ、茶々の養子、すなわち豊臣の子となった。
さらに秀次が侍女の中から推した女を乳母とし、完子は成長する。
秀次の乱行による切腹とその一族の処刑や、関ヶ原の戦いを経て、やがて茶々の差配により、完子は公家の名門・九条家の忠栄に嫁ぐことになる。
嫁入り前夜、豊臣家の身内だけの宴が催され、乳母は、秀頼のことを父の関白によく似ていると褒めそやす。
直後、乳母は死体で発見される。
完子の愛猫がその死体の手を舐めているところを、秀頼が発見したのだ。
十年後、乳母の怪死事件に居合わせた、完子の愛猫が死ぬ。
秀頼はそれをきっかけに乱行を重ねるようになり、人を斬りたいと口走り、あてがわれた罪人を斬り殺す日々を過ごし、さらに乱暴な言動を繰り返す。
たとえば、帝の寵姫が懐妊していると聞くと、その腹を掻っ捌くと。
時は方広寺鍾銘事件の最中にあり、秀頼の乱行は豊臣家を不利に導くとされた。
これを憂慮した完子は、夫の忠栄と解決に取り組み、乳母の怪死事件に秀頼乱行の原因が潜んでいると気づく。
【URL】
https://kakuyomu.jp/works/16818093092818238521添付のイメージ画像は、NHKクリエイティブ・ライブラリーの画像です。
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