概要
伝承管理機構と称する怪しげな組織、
その構成員らしき者、コデックスと名乗る本(?)から告げられた不吉な言葉。
そんな滅亡の未来から逃れる、唯一の鍵は一冊の予言書「冒険書籍」だった。
予言書の導きに従い、運命の分岐点を乗り越え、
果たして、皇女は世界を救うことができるのか!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そのゲームブックも書籍で売ってほしい!
ゲームブック。物語の選択肢を自分で決めて話が進むやつ。小さい頃好きでした。
この物語はそんなゲームブックが未来を知る予言書となり、世界の破滅を防ぐために主人公の激強少女が頑張ります!
未来がわかると言っても万能ではなく、選んだ先がどうなるのかは完全には分からないのがハラハラドキドキさせます。
さらに主人公の皇女が、強いだけでなく、とっても人格者なので、読んでいて気持ちいいです。ノブリス・オブリージュを体現している感じ!そしてかわいい!
とても楽しい王道ファンタジー。オススメです!
作品完結したらゲームブックも売って欲しいですね。あの時別の選択をしていたらどうなっていたのか、とか知りた…続きを読む - ★★★ Excellent!!!命運を変えよ──。ゲームブックを手に、強烈で魅力的な皇女が突き進む!
皇女が手にした本は、まさかの予言書だった。
現れる選択肢を選びながら、皇女は世界の滅亡を防ぐため、仲間たちと共に旅をしていく。
とにかくレミィ様が可愛い。
可愛いったら可愛い。
物語が進むにつれ、魅力的な仲間にも囲まれていき、相乗効果で可愛さはさらに増すばかりです。
世界の滅亡を知りながらも、レミィ様の芯は変わることがありません。
強くて可愛い幼女(見た目だけ)を中心に、色々なハプニングにも見舞われます。
しかし、優秀な仲間と予言書の力もあり、彼らなら何とかしてくれるかもしれない。
なんて気になってくるのです。
ゲームブックを取り入れたストーリーや、皇女様の独特な話し方にも特徴が感…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ゲームブックとビデオゲームのハイブリッド作品!
『貴女の住む世界は厄災に見舞われ10年後に滅亡します』
――そんな恐るべき未来を伝える謎の本から始まる物語。
主人公である竜の皇女が、世界の滅亡を回避するため、運命の分岐点を辿る冒険が描かれています。
この作品は、ゲームブックを題材にしており、古臭さを感じさせることなく、新しい魅力を放つ作品です。
綺麗な章のまとめや、次に繋がるキーワードに感嘆し、物語のページをワクワクしながら捲っていく体験が楽しめます。
様々な登場人物が物語を彩り、皇女の仲間であるフェリシア、ラーズ、エトスなどのキャラクターも魅力的に描かれています。
彼らの活躍が物語を盛り上げ、世界の滅亡を回避できるのかという緊迫感を…続きを読む - ★★★ Excellent!!!迫る破滅、終わりを変えるは示される二択
伝承管理機構のコデックスという、何やら胡散臭い存在から、10年後に世界が滅亡することを宣告された、聖竜の血を引く皇女レミィエール・フィーダ・アズ・グリスガルド──愛称"レミィ"。
滅びを回避するために、レミィは予言書が示す二択の中から自らが最適解と思う選択を選び取り、滅亡を回避するべく奮闘する。だが、時を同じくして、封印されし邪竜"ニルカーラ"を信奉する狂信者たちも暗躍を始めており……?
この作品の見どころは、予言書の示す二択──ゲームブック要素と、主人公レミィの強烈な個性、レミィに負けず劣らず、一癖も二癖もある登場人物たちである。
レミィの魅せるコミカルな言動や出鱈目な強さは、読み手…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読者にグルグルパンチじゃ
昼間に太陽輝くように
龍の咆哮こだまする
西から東へとく奔り
今日から始める滅亡回避
小さな胸に予言書いだき
呼ばれなくともそく参上
たらたーたらたーたらたーたらーん♪
って、まさか自分がブラ◯ガーでレビュー書かれるとは思わなかったのでは火ノ鳥さん。
伝承管理機構のコデックスという謎の存在から、滅びの未来を変えて欲しいという願いを受けて、予言書を活用しつつ仲間たちと奮闘していくレミィ皇女の物語
内容自体は、別段に奇をてらったものではなく、ある種の王道ともよべる安心出来るものです。
王道ながら個性的な作品へと昇華させている大きな理由は二つ。
・主人公の特異なキャラクター性。
・要所…続きを読む