秘境のある民族の少年が森の中に隠したものはひとりの業ではなく……。クトゥルフの王道ともいうべき短編です。
どこかにありそうな国や民族。虐げられてはいても、過去の栄光にすがっている彼ら。こういった情景がありありと浮かんでくる文章にうっとりします。世界観に浸っていると、徐々に不穏な空気が。がっつりホラーなので、苦手な人にはオススメできませんが、できれば我慢してでも読んでほしい一作です。ぜひご一読を!
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