属国の姫、宗主国の侯爵家に嫁に出され、お決まりの「君を愛するつもりはない」と言われた後なぜか溺愛された、その後の侯爵家の面々

こんなタイトルですが、恋愛メインじゃありません。

いや、この手の話を「読む」のは嫌いじゃないんですが、いっつもフラストレーションが……
偉い人に言われたからってさぁ、無力な幼女や嫁をいじめた連中、なーんで、「反省しました、ごめんなさい」
「いいよ、許すよ」みたいな展開になっているのか？
散々「君を愛するつもりはない」とか言っといて、「好きになっちゃった、ごめん」じゃねえよ。
「この子の能力を思ったら強く育てるしかなかった」
「別れが辛くならないために冷たくするしかなかった」
どんな理屈をつけようと、その子が楽しく過ごせるはずだった、愛されたはずの時間を奪った、最低な罪人じゃん。
だから、徹底的にへし折ってやろうと思って書き出したのに……
なーぜか最後の方は冒険活劇だよ。
あまり暗い話が書け…続きを読む