概要
【完結】主君を探す旅。世界樹の秘密が明かされ神の世が終わりを告げるまで
神龍族が神として君臨する異世界。その均衡は太陽神アマルの守護によって辛うじて保たれていた。この世界では、先代の太陽神が暗黒竜の陰謀によって滅びた後、一対の龍神が誕生する。
一人目は、太陽神アマル。
インティ・オパールを持ち、世界を見渡し守る役割を果たす女神。厳しい時代に女性として生まれながらも、男性神としての責務を課された少女。
もう一人は、夜の神サイファ。
ノックス・オパールを持つ軍神であり、生まれた時から龍殺しの武具「氷月夜刀槍」を携えていた。断罪を宿命とする少年。
龍族の試練の日、二人はついに対面する。しかし、乱心した白龍が神龍族の最後の砦である聖域を襲撃し、二人は力及ばず敗北した。
アマルは攫われ、サイファも暗黒竜の毒による呪いに苦しむ。白龍イグアスは、双子の姉を守
一人目は、太陽神アマル。
インティ・オパールを持ち、世界を見渡し守る役割を果たす女神。厳しい時代に女性として生まれながらも、男性神としての責務を課された少女。
もう一人は、夜の神サイファ。
ノックス・オパールを持つ軍神であり、生まれた時から龍殺しの武具「氷月夜刀槍」を携えていた。断罪を宿命とする少年。
龍族の試練の日、二人はついに対面する。しかし、乱心した白龍が神龍族の最後の砦である聖域を襲撃し、二人は力及ばず敗北した。
アマルは攫われ、サイファも暗黒竜の毒による呪いに苦しむ。白龍イグアスは、双子の姉を守
ありがとうございます。
楽しめる作品を目指したいと思います!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神々が理を問うとき ――『インティ・ゴールド』の世界観
神々が“世界”を維持する時代。
太陽女神の黄龍アマルと、夜を司る青龍サイファ。
二人は、生まれた瞬間から運命で結ばれながらも、やがて試練によって引き裂かれていく。
生命の樹を中心に広がる「天上の国」や「裏の世界」の設定は緻密で、まるで古代神話を読んでいるかのような神聖さが漂います。
何より心を打つのは、登場する龍たちが“神”でありながらも、とても人間的であること。
運命に抗い、失い、それでも大切な存在を取り戻そうとする姿には胸を締めつけられます。
戦闘の描写も美しく、氷と光が交差する瞬間を是非見て頂きたい。
こちらは麻生先生の世界観が凝縮された一作。
緻密な神話構築と、光と闇の狭間で揺…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人の形をした龍 龍の力をもった人 表裏の物語
見どころは神話のそれを思わせる世界観と設定
そこに根付いたバトルから、枝葉を広げていく人物同士の関連性
武器のネーミングセンスも好きな人は相当好きなヤツです
序盤は英雄叙事的語り口
神に等しい龍族の有り様と大きなスケールをもとに話が進みます
古木の幹のようにどっしりとしていて、そこにあるのは揺るぎのない世界観
ただ、主人公の価値観に関しては異質であり、それこそが話の根幹と思わせます
中盤からは人の側面、社会性が浮き彫りになり多様化
神だけの物語でなく、人の物語としての魅力を放ち始めます
完結済みではありますが、一段落といった展開なのでそこも期待です!