逃走戦隊バックレタインジャー

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（87文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（252文字）

笑いました。
そんなあ！と思いながらも
笑ってしまいました。

読んだらいいのに。
そして、もっと目立つところに、この短編をおけばいいのに！

誰か挿絵とか書いてくれないかなとか思ってみたり。

　　正義が必ず勝つとは限らない、まさにMoney Is Power！

　例えヒーローが個々で強くとも、銭の力を前にすれば……ああ、未読の方に告ぐ！

　銭持ってる奴が勝つんだよ！

　そして最後まで読んだあなたはこう言うだろう……これはひどい。

汚ぇぞ！　お前がシナリオボスになっちまったらそりゃバックレたくもなるわ！
思わず初手からツッコミを入れたくなる展開、そしてその勢いは終始止まりません。
あの手この手の狡い手を使って、醜い争いが繰り広げられます。
ねえ君たちこれがキッズ向けのヒーローショーだってことわかってる？
そしてピンクが諸事情ゆえか表舞台に出てこないのが生々しさを感じます。
キッズもお母さんもこれにはドン引きです。
ねえこのヒーローショーってどこ向けの企画なの？
とにかくそのひどさは実際に読んでみないとわかりません。
理不尽展開にツッコミを入れながら本作をお楽しみください。

　作者さまの場面描写がお上手で、キャラの動きがとてもよくわかります。

　日本のお家芸ともいえる、色分けされた戦隊「バックレタインジャー」
　彼らはご当地ヒーロー戦隊として、ステージで悪と戦うのですが……
　敵側の悪は、「これは酷い」と作品紹介にも書いてあるほど、とっても手ごわく悪辣なんです。
　主役のレッドは勝てるでしょうか？

　面白いです、笑えます。
　ぜひおすすめしますw

このネタバレは無粋ですよね！

どうかご一読を！！

悪役監督のキャラの濃さと、展開が面白すぎました

ギャラ、お寿司、最後のオチ

最高のヒーローショーでした

小説タイトルに惹かれて選んだあなた。正解です。
これはただのヒーロー戦隊モノではありません。

監督やヒーローたちにまつわる放送されない裏の情報が、ノンストップで暴露されていきます。

監督はおろか、ヒーローたちからも思わず歯に衣着せぬセリフが飛び出す展開の面白さに、ニヤニヤが止まりません。

必要悪からの絶対悪？
どうして？　どうしてこうなった？

しがない生活感を吐露する薄給ヒーローと、私利私欲から羽振りを利かす監督。

レッド！　もうやっちゃってください！
観客の大人も子供も何だかとってもヒートアップ！

両者の対立構造、オーディエンスも巻き込んだこの一体感がたまらない！
気に入った…続きを読む