概要
どんなものでも消せるとしたら、…私は、この世から何を消したいのだろう
エミリア・ヴァルデン侯爵令嬢の魔法は、強く願ったものを消し去る闇魔法。
幼い頃、両親が亡くなったエミリアは、婚約者であるクロード・コルホネン伯爵令息の家で暮らしていた。いずれ家族になるのだからと。大好きな義兄と離れるのは嫌だったが、優しい婚約者とその父親に囲まれ、幸せに過ごしていた…しかし…
クロードの継母とその連れ子であるフルールが来てから、そして、クロードには見えない、あの黒い靄が濃くなってきた頃、何もかもが悪い方向へと変わっていった。
※誤字脱字、勉強不足、名前間違い、ご都合主義などなど、どうか温かい目で(o_ _)o))55話+番外編です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!義兄の心遣いと彼の恋慕で婚約破棄されるも自領地に戻り幸せな半生を過ごす
登場人物の設定が混み合っており、とても興味深く読み続けました。
ヒロインと婚約者には、婚約者の彼の生命維持には不可欠な闇魔法の関係があるにもかかわらず、それを知らされない婚約者は婚約破棄を宣言し、ヒロインは失意の抱え、暫く交流が途絶えていた義兄の住む自領地に義兄が歓んで迎えてくれるのか疑心暗鬼のまま帰省すると、既に義兄は婚約破棄と帰省を把握済みで、途中まで迎えに出るという件に、ホットした次第です。その後義兄はヒロインを虐めてきた輩への、ざまぁ、を繰り出す様には痛快と言わざる得ません。
今作者は他の作品のレビューにも記しましたが、ヒールに対して、ざまぁ、の描写はありますが、断罪で処刑とか追放処…続きを読む