概要
北の終着駅にある水族館は、私の唯一のオアシスでした。
そこは、縦横に伸びる地下鉄の終着駅に
併設された商業施設。所謂、駅ビル。
何故かそこには『水族館』があって、私の
癒しになっていたんです。
※何処かの北の街にある実在の商業施設とは
何ら無関係です!
【猫魔岬】『根古間神社祭禮』氏子語り。
巻貝形の銀行支店のテラーが短大生だった
頃に体験した、駅ビルにある『水族館』を
巡る出来事。「…なまらびっくりしたさ!
あの顔を見た瞬間の衝撃と言ったら!!」
併設された商業施設。所謂、駅ビル。
何故かそこには『水族館』があって、私の
癒しになっていたんです。
※何処かの北の街にある実在の商業施設とは
何ら無関係です!
【猫魔岬】『根古間神社祭禮』氏子語り。
巻貝形の銀行支店のテラーが短大生だった
頃に体験した、駅ビルにある『水族館』を
巡る出来事。「…なまらびっくりしたさ!
あの顔を見た瞬間の衝撃と言ったら!!」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!今、居る場所は、日常の世界なのか。それとも──。
地下鉄に乗るという、いつもの日常の中。
そこに、じわじわと怪異の気配が忍び寄る。
怪異は最初のうちは、それが怪異かどうかわからないようなことから始まる。
そしてじわじわと、だが確実に忍び寄ってくる。
こちらの著者で拝読した作品ではどれも共通して、
「怪異に近づいていく」あるいは「怪異から近づいてくる」ときの臨場感の描写力が圧倒的です。
わたしが著者の作品のレビューを書くとき、毎回上記のようなことを書いてしまいます。
しかしそれは読む作品が本当にどれも、その“怪異に近づく”描写が恐ろしいまでに現実味を帯びていて、読む私自身にも迫ってくるからに他なりません。
また、漢字の選び方・…続きを読む