概要
「音楽は、余計なことを考えずに楽しむものです。違いますか?」
大学院卒業を控えた音緒(ねお)は、就職活動で連敗中。人の声が感情を示す色として見える彼女は、相手の隠された悪意に気づいてしまうこともあり、心が折れかけていた。
そんな時、街で偶然耳にした、語りかけるような歌詞と美しいメロディの曲。
演奏していたのは、ロックバンド「アルモニカ」。メンバーの名前と担当楽器以外はすべて非公表の、覆面バンドだった。
音緒は「アルモニカ」がマネージャーを募集していることを知り応募するが、そこにはなぜか「エクソシスト歓迎」の文字。彼女の採用を決めた社長の津麦(つむぎ)は、天才的なアーティストが27歳で急死するという「27クラブ」のジンクスを語る。それは彼らが悪魔と契約し、才能と引き換えに魂を売ったからだと噂されていた。
アルモニカのボーカル、イカルも27歳
そんな時、街で偶然耳にした、語りかけるような歌詞と美しいメロディの曲。
演奏していたのは、ロックバンド「アルモニカ」。メンバーの名前と担当楽器以外はすべて非公表の、覆面バンドだった。
音緒は「アルモニカ」がマネージャーを募集していることを知り応募するが、そこにはなぜか「エクソシスト歓迎」の文字。彼女の採用を決めた社長の津麦(つむぎ)は、天才的なアーティストが27歳で急死するという「27クラブ」のジンクスを語る。それは彼らが悪魔と契約し、才能と引き換えに魂を売ったからだと噂されていた。
アルモニカのボーカル、イカルも27歳
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!天才シンガーを呪いから救え!
就活に苦戦中の大学院生、音緒は、人気覆面バンド『アルモニカ』のマネージャーを務めることに。
天才的なアーティストは27歳で死ぬ。
そんなジンクスを覆すため、音緒はアルモニカを襲うトラブルの数々に立ち向かっていく。
バンドもの、お仕事ものでありながら、各話に謎があり、ミステリー要素も非常に楽しめました。
さらに、謎を解く鍵が毎回“音”になっているところも面白かったです。
音緒の、他人の声に色がついて見えるという設定も生かされていて、読んでいてワクワクしました。
バンドメンバーがみんな魅力的で、キャラクター小説としてもすごく良かった。
アルモニカのライブに行きたい!
果たして音緒たち…続きを読む