概要
私だって死にたかったのに
中学校教師になって二年目の江藤渚は、駅のホームから飛び降りようとしていた。一歩踏み出せず深いため息をつく。中学校へ出勤すると教頭が鬼の形相で飛んできた。受け持ちの生徒である溝田由利音が自殺を図ったことを知らされ、病院へ向かうが由利音は助からなかった。彼女と親しかった生徒に聞き取り調査するなか、自殺したはずの由利音から「呪い殺すリスト」というDMが届く。
現代の学校における社会問題をホラーの側面から鋭く切り込んだ物語。
現代の学校における社会問題をホラーの側面から鋭く切り込んだ物語。