概要
私は、彼女と旅をする
転生先の異世界で、狼の耳と尻尾を持つ獣人の少女――エニと出会い、私たちの旅が始まる。
温もりを知り、距離が縮まり、心が重なる。
銀の耳としっぽに触れるたび、私は彼女の虜になっていく。
「エニ、今楽しい?」
「……普通」
「尻尾揺れてるよ?」
「っ!……うるさい!」
不器用で、ちょっとだけ素直じゃない彼女。
でも、言葉の代わりに揺れる尻尾が、本当の気持ちを教えてくれる。
これは、私と彼女が旅をした記録。
いつまで続くのかも、どこに辿り着くのかもわからない。
それでも私は、彼女と共に歩き続けたい。
温もりを知り、距離が縮まり、心が重なる。
銀の耳としっぽに触れるたび、私は彼女の虜になっていく。
「エニ、今楽しい?」
「……普通」
「尻尾揺れてるよ?」
「っ!……うるさい!」
不器用で、ちょっとだけ素直じゃない彼女。
でも、言葉の代わりに揺れる尻尾が、本当の気持ちを教えてくれる。
これは、私と彼女が旅をした記録。
いつまで続くのかも、どこに辿り着くのかもわからない。
それでも私は、彼女と共に歩き続けたい。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!過酷な異世界、信じあう少女二人で生きる。優しい世界はここにある。
この異世界には魔物もいる、弱者から奪う人間もいる。
過酷だからこそトーコとエニは仲良くなったのかもしれません。
狼娘を溺愛するタイプの人間と、素直になれない狼娘の百合です。
エニの方はさりげない仕草※さりげなくない。で、トーコに対しての感情が分かります。
と、思っていたんですが、数話先でエニの感情表現が直接的になっていたので、狼娘は感情を素直に表現する種族なのかもしれません。※個体差あり。
異性の駆け引きもいいけれど、同性の睦みあいもまた魅力的です。
そう考えると、百合好きは平和主義なのかもしれない。
そしてこの話は、平和主義者が望む世界の中で、信頼しあう二人が姉妹や親子、時には恋人のよ…続きを読む