概要
史実: マッサゲタイ族の女王の話
中央アジアの遊牧民の娘トミュリスは、やがてマッサゲタイ族の女王となる。ある日、ペルシアの王キュロスから婚姻と見せかけた屈辱的な申し出を受け、トミュリスはこれを拒絶。対話が決裂すると、キュロスは卑劣な罠を仕掛け、トミュリスの息子スパルガピセスは捕らえられ自決する。その復讐を誓ったトミュリスは、自ら剣を取りマッサゲタイ軍を率いてペルシア軍に突撃。激戦の末、キュロスを討ち取り、その首を血の入った革袋に投げ入れる。これは、愛する息子を奪われた女王の、壮絶な復讐の物語。
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