量産主義の帝国軍

マーシャル諸島メジュロ環礁に集結した連合艦隊。連合艦隊司令長官堀悌吉は、迫りつつある米太平洋艦隊の陣容を思い浮かべていた。戦艦12隻、空母5隻、補助艦艇も含むと100隻近くになる大艦隊である。これを撃滅せねば日本が滅ぶ、連合艦隊をすり潰してでも勝利せねばならない戦いだ。第二次世界大戦初の一大艦隊決戦が幕を開けようとしていた。


物語は、その8年前から始まる___




〈注意〉
本作は軍内の改革と内政、兵器開発がメインになる予定です。今後の展開次第では辻褄を合わせるために細部を改稿する可能性があります。登場する人物、出来事、主義主張は全てフィクションです、現実とは関係ありません。筆者は知識が不足していますので、多少史実と齟齬があるかもしれませんが、目を瞑ってください。