岸和田だんじり祭とは ■ 纏 纏持ちは各町だんじり先頭を行きます。 纏は各町の目印で、纏を見ればどこの町かわかります。 ■ 綱先・綱中 だんじり曳行の主動力で、曳き手のうち曳き綱の先頭を綱先、中ほどを綱中と呼びます。 綱先は曳き綱がたるまないように綱を張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳きます。 ■ 綱元 だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼び、やりまわしの時に 綱中の力をだんじりに伝える重要な役割を果たします。 ■ 前梃子 コマと地面の間に梃子を差し込みだんじりをコントロールします。 やりまわしの時、内側の前梃子が旋回のきっかけをつくったり、 コマの回転を抑えたり、方向転換の重要な役目を持っています。 ■ 大工方 だんじりの大屋根や小屋根に乗り、だんじりの前方が見えない後梃子に 進行方向などを指示します。だんじりのスムーズな進行の指揮を執っています。 また、大屋根では華麗に舞い、祭りの華となっています。 ■ 後梃子 だんじりの舵取り梃子で、大工方の指示に従い、左右にくくり付けられた 綱(ドンス)を引いたり、肩で押すなどしてだんじりの向きを変えます。 令和6年度 九月祭礼 9月14日(土曜日) 6:00~22:00 9月15日(日曜日) 9:00~22:00 令和6年度 十月祭礼 10月12日(土曜日) 6:00~22:00 10月13日(日曜日) 8:00~22:00 九月祭礼マップ (令和6年) 岸和田地区だんじり祭 令和6年版 春木地区だんじり祭 令和6年版 十月祭礼マップ 東岸和田地区だんじり祭 令和6年版 八木地区だんじり祭 令和6年版 山直地区だんじり祭 令和6年版 山直南地区だんじり祭 山滝地区だんじり祭 令和6年版 令和6年度 くわしくは岸和田市「岸和田だんじり祭」サイトでご確認ください。 市内で80台ものだんじりを保有する岸和田。 それらのだんじりの曳行、まつりを支える企業が集中し、 だんじり産業を形成しています。 だんじりを支える匠たちの技を紹介します。 ■ 地車製作 台・柱等地車本体を製作し彫物を組み込み、小屋根と大屋根を乗せて組み立てていきます。 地車の製作は、だんじり大工を元に、彫師、足回り、コマ回り等鉄工部品の業者等、 長年培われてきた職人の技で作り上げられます。 ■ 地車装飾品 金縄、刺繍幕、旗、幟、吹き散りと、だんじりを彩る装飾品の数々。 デザインから制作まで、長年培われてきた職人の技で作り上げられます。 ■ 法被、襷(たすき)などの染物 曳行者が着用するそろいの法被。 昔から伝わる染の技法を用い、長年の経験と実績で美しく染め上げます。 ■ 木彫 だんじりに施された木彫は、和泉の彫師の手によって、造形美が極められてきました。 彫物の図柄から下絵を描き、下絵を元に立体的に創造を膨らませて刻み込んでいきます。 まさに「動く芸術品」 ■提灯 まつりの夜を幻想的な空間へと変える提灯の淡いあかりも、ここ岸和田で制作されています。 丸く、さらに骨ででこぼことした提灯に、長年培われてきた技によって文字を書きあげます。 ■ バッチ、足袋などの衣装 法被の下に着用する衣装や足袋も、 長い時間をかけ改良に改良を重ね、機能と美しさを兼ね備えています。