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sea of tranquility
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2002.11.1 Fri. 　 ジングル・ベル/『The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert』
やっと週末、金曜日である。そして今日から11月である。2002年が走り去る足音が聞こえ始めた。今年しようと思っていた、或いはそのつもりだったのに手付かずのままのアレコレが頭の中を走馬灯のごとく駆け回り、大いに焦り、どっと落ち込む。のは年末の恒例行事だったりする。学習能力ゼロの自分を痛感する。嗚呼。

朝方まで雨は残っていたけれど、お天気は予報に合わせたかのように急速に回復し、お昼前には晴れ間も出て来た。うだうだ仕事をしながら作成した雑記更新後ランチに出る。まだ手袋なしでもチャリはOKだけど、日射しがなかったらもっと寒く感じるだろう。街を歩く人の服装も殆ど冬の装いである。などと考えていたら霜月突入と同時に商店街は年末商戦に入ったらしく、BGMは「ジングル・ベル」であった。ヤメてくれ！と叫びたくなったのは私だけではないと思う。

書店に立ち寄って新刊を1冊購入し、ドトールでランチ。比較的静かに読みかけ文庫に熱中してたら姦しいオバハン軍団がやって来たのでとっとと撤退。何でオバハンの声は耳障りなんだろう。恐らく電話と同じで、無意識に若々しく振舞おうとするので声のトーンが高くなり、また他人の話に合の手を入れつつ場を仕切ろうとするので、ついついでかくなると思われ。

午後もの適当にお仕事とネット徘徊しながらノソノソ日記作成していたら更新が終業ギリギリになってしまった。雲が出て来た空を見上げつつビデオ屋に向かう。狙っているヤツは今日も貸出中だったので別のを見繕いに移動したのだが、どうにもタイトルを思い出せない。幸い主演は覚えていたので俳優別棚で探そうとしたところで足が止まる。そうだ、先日改装してから「俳優別」は無くなったのである。うーむ、困った。

仕方が無いので棚から棚へとタイトル順に追って行くが、それでも思い付かない。散々うろうろして別のヤツを見つけたものの、肝心のはどうにも発見できず、諦めて適当に選び、住処経由で実家に戻る。と、母は留守だった。書置きに記された帰宅時間はとっくに過ぎていたので先に食べようとしたら帰って来た。約1時間オーバー。

夜に入ってから風が少し出て来たようだ。3連休はかなり寒くなるとのことである。それを聞いただけで週末にヤるつもりのあんなことやこんなことがまたまた先延ばしされる予感の的中率は80%は下らないと思った。そんな現実から逃避すべくビデオを見る。

今日のニュースめも：地球の植物種、２〜５割が絶滅危機　米研究グループ試算
動物も全体的にヤヴァイらしいが、２０年以内に魚類不足に　研究機関、食糧危機を懸念と言うことだから、少なくとも食用植物は改良されて生き残るだろう。

国内：１か月間、本読まなかった人　５４％…読売調査(新聞もあまり読まれなくなりつつあるだろうな)・マンタ泳ぐ日本一大水槽、沖縄美ら海水族館オープン(空飛ぶ、いや泳ぐ絨毯みたい)・門出を祝う？　新宿に輝く「ゴジラ」(ゴジラ並みにメジャーで活躍してくれ)・異臭物で作業員６人発疹　神奈川(先人の遺産テロ、ってとこか)・日本映画、ハリウッドにリメークブーム(ホントか？)

海外：ハリポタ効果で大繁盛　英のほうき職人(ま、飽きたら本来の「仕事」できるし)・「子どもは週１回まで」　仏法人の広告にマクド本社反発(ケンタは？)・チョコレート泥棒、罰はチョコ配り(なかなかイイお仕置きだ)・子供の教育、親の悩みは米国も一緒…(すると次は韓国も悩むことに...)・故ジョージ・ハリソンの愛息ダーニ、若き日の父親にそっくり！(ジョンの息子たちも似てるけど、これは凄い)

まかー：ハロウィンを彩るマックファンのカボチャ提灯(1日遅れで邦訳されるのか)・'Modders' Can't Leave Macs Alone(すげー)・Japan's Growing Mac 'Mod' Squad(友禅Mac！)

おまけ：Ｈカップ、爆乳アイドルが「チチ変化」(でかっ！)・ソニン、“ハミ乳着物”のＳＥＸＹ度(路線変更はもう無理だね)・松坂慶子、なかにし礼の魔法にかかり下着姿(おばさんも負けていない)

余談：愛称はジェイパーク(J-PARCね...)

【video:プリシラ】

シドニーのナイトクラブで口ぱくショーを演じるミッチ・デルプラことティック(ヒューゴ・ウィービング)はオーストラリア大陸の真ん中にある砂漠の街アリス・スプリングスのホテルから仕事の依頼を受け、パートナーを亡くしたばかりのベテランオカマ、ベルナデット・パッセンジャーことラルフ(テレンス・スタンプ)、そしてドレスアップしてキングス峡谷に立つのが夢と言うフェリシア・グッドフェローことアダム(ガイ・ピアース)の3人で大型バス"砂漠の女王プリシラ"で旅立った。

ミッチは"結婚していた"ことを打ち明け、途中の街で多少のトラブルがあったが、脇道に逸れたところでプリシラが故障する。3人は砂漠のど真ん中で出会ったアボリジニたちとショーを楽しみ、やがてボブ(ビル・ハンター)が街からやって来た。"レ・ガールズ"のショーをシドニーで見たと言うボブの勧めでパブでショーを催すことになったが、彼の妻シンシア(Julia Cortez)の「ピンポン玉」ショーに観客を奪われてしまう。

結局それで妻に去られたボブはバスの故障もあり、彼らに同行することになった。だがトラブルに見舞われる度に彼らは互いを理解を深めて行く。ついにアリスに到着し、ティックは"妻"マリオン(Sarah Chadwick)とベンジー(Mark Holmes)に再会する。

*****

昨日見た『3人のエンジェル』絡みで本作を知ったのだが、確かに「3人のゲイ/ドラッグ・クイーンのロード・ムービー」と言う点ではリメイクかも知れない。しかしこちらの方がアカデミー衣装賞を獲得しただけあって素晴らしいコスチュームなどのエンターテイメント性が高く、あちらはハートウォーミング・ドラマであり、リメイクと言うよりアイデアをパクっただけのような気がする。

それにしても『イギリスから来た男』のテレンス・スタンプの女装には驚いた。さすがに踊りはイマイチだったけど、それにしても3人のショーでのメイクがすごい。まるでミック・ジャガーかスティーヴン・タイラーのケバいメイクと言う迫力で、思わず目を逸らせることができなかった。普段は『3人のエンジェル』とは違って単なるゲイの姿だったけど、そのあたりが米豪ドラッグ・クイーンの違いなんだろうか。私はどちらも好きだなぁ。

衣装以外に特筆すべきは音楽だろう。すげーイケてると思う。ナンバーは下記。
1.I've Never Been to Me by Charlene
2.Go West by Village People
3.Billy, Don't Be a Hero by Paper Lace
4.My Baby Loves Lovin' by White Plains
5.I Love The Nightlife (Disco 'Round) by Alicia Bridges
6.Can't Help Lovin' Dat Man by Trudy Richards
7.I Will Survive by Gloria Gaynor
8.A Fine Romance by Lena Horne
9.Shake Your Groove Thing [Original Mix] by Peaches & Herb
10.I Don't Care If the Sun Don't Shine by Patti Page
11.Finally [7" Choice Mix] by Ce Ce Peniston
12.Take a Letter, Maria by R.B. Greaves
13.Mamma Mia by ABBA
14.Save the Best for Last by Vanessa Williams
15.I Love The Nightlife (Disco 'Round) by Alicia Bridges
16.Go West [Original 12" Mix] by Village People
17.I Will Survive [1993 Phil Kelsey Classic 12" Mix] by Gloria Gaynor
18.Shake Your Groove Thing [Original 12" Mix] by Peaches & Herb
19.I Love the Nightlife (Disco 'Round) [Phillip Damien Extended Vox]by Alicia Bridges
(1994年オーストラリア映画104分)



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遅ればせながら
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2002.11.2 Sat. 　 コタツ/『Star Command』
9:00過ぎに娘アラームで起床。空気がとても冷たくて、11月と言うより12月のような寒さである。風も強く、晴れ間はあるけどまるで真冬を思わせる空の色である。実家でブランチを摂っていたら先日通販に注文した「開運ブレスレット」が届いた。母は金運の虎目石、私は色で選んだローズクォーツである。良く考えたら私は他にもローズクォーツやアメジストのブレスレットを持っており、透明伸縮性ゴムが切れてバラけたままどこかに放置しているのであった。←だから「出会い運」がナイ

住処に戻ろうと外に出て持ち帰り荷物を車に積み込んでから何を思ったのか、突然庭の草引きを始める。要するにあまりにも雑草が蔓延っているのが目に止まっただけなのだが、曇っている上に風が更に強くなって寒くて堪らず、キリの良い所で切り上げてパーゴラもどき材料と娘@トイプードルを住処に持ち帰る。

まずはコタツを出す。こう寒くてはとてもナシではいられないのでコタツ掛布団探しは先延ばしとする。室内に収容済みの胡蝶蘭とポーチュラカの第一段階防寒措置がてら玄関の園芸用土類を物置きに移動し、ちょこちょこと片付ける。そろそろパーゴラの下準備をしようかと思った途端に冷たい雨が落ちて来た。こうなったらもうコタツに貼り付くしかないではないか。DIYは明日にしよう。明日がいつの翌日かはともかく。

日記を書きかけてから猛烈に眠くなり、暫し娘と夕寝。それから実家に戻って夜ごはん&お風呂。帰宅してからだらだらとTVを見ながら日記を作成し、更新後娘と夜のお散歩に出る。散歩はいつも22:00台になるのだが、これは今の時期だとちょうど東の空にオリオンが上る時間にあたる。それなりの地方都市ゆえ空気が澱み、街の照明に星の光りが打ち消されるのもあるだろうけど、星は東北の方角に目立つ程度で、他は数えるくらいしか見えない。

数年前に天文台まで獅子座流星群を見に行ったのだけど、オリオンを探し回るほどの星の数で、しかもオリオンが立体的に見えた。当地で見るオリオンは「三ツ星を囲んだ四角形」と言う感じで、とてもじゃないけど「人物像」には見えない。まばらな星を見上げながら銀河中心の星だらけの夜空を想像したが、恒星だらけの中心部には「夜がない」だろうと思い当たる。それでも視界一面に星が輝く夜空を持つ世界はどこかにあるだと思う。トランターとか(←アシモフファンにしかわからないって)。

雑誌やカタログをバラバラ見てたらとっくに日付けが変わっていた。なのにそれからビデオ。

今日のニュースめも：金属をほとんど含まない星が発見された
10/31の朝日記事には記載されてなかったが、「地球からの距離はおよそ3万6000光年」で、つまり私にはピンと来ないのだけど、天の川銀河内にビッグバン直後に誕生した星があるらしい。正しくは3万6000年年前に発された光をキャッチしたと言うことだが、ほぼ銀河系と同じく100億歳くらいなのかと思うと何だかわくわくする。

サイエンス：米海軍の新型ソナーは「鯨に悪影響」(関連記事:Whales Get Sonic Reprieve)・コーヒーが女性の脳に効果(カフェインは紅茶や緑茶の方が多く含まれているからもっと効果がありそうだけど)・ヒトクローン胚：中国で作成に成功？　香港紙が報道(北のジュニアはクローンじゃないのか？と思うほどそっくりだぞ)

テクノロジー：MS、次期Outlookでスパム対策強化(その前にセキュリティホールやウイルス対策をしろよ)・考えるだけでイエス・ノー伝達、患者支援へ装置開発(意思表示手段のひとつにはなりそうだな)

国内：夫や彼氏の前でおなら　「こっそり派」「当然派」相半ば(「どこかで一線を越えた」って、どこよ？)・デートクラブに主婦４５人登録　パート感覚？(需要と供給バランスなのだろうが、切羽詰まった状況の人もいれば女子高生並みに「小遣い欲しさ」もいるだろうな)・授業参観、最高学府でも　学生「この年になってまで…」(臑齧りが文句言うでない)・産学連携、大もうけはダメ…文科省がルール作り要請(寧ろ奨励するテもあると思うが)・１週間ぶりタマちゃん出現(「横浜市民の大事なペット」だと。けっ)・童歌：京都の通り名を歌う　ＣＤ化され異例の売れ行き(懐かしいなぁ＜まるたけえびすにおしおいけしあやぶったかまつまんごじょう)

海外：イエスの弟ヤコブのものとされる骨箱、輸送中に破損(それより中身は本当に入っているのか？)・チューインガムの路上「ポイ捨て」には罰金50ポンド!!(歩きタバコや吸殻ポイ捨てはお咎めなしなんだろうか)・台湾式かみたばこ、売り子嬢の“露出”競争に待った(TVで見たけど確かにアレはアブナイと思う)・故ダイアナ妃がカミラさん毒殺図る！？(カミラ支持派のでっち上げかも)・怪談！？「夜だけ出現するトイレ」のお話(なるほど、昼間は人目があるから立ちションしないわな)

おまけ：サッカーで１４９―０　審判への抗議でオウンゴール連発(ギネスもんでは？)

【video:スター・コマンド】

汚染された地球を離れて人類は宇宙に進出し、植民地化を進めていた。共和国は美しい惑星メラツを発見したが、独立を宣言して軍事力で居住可能な星を奪うシノスラは地球の領有権を認めず、両者はメラツをめぐって一触即発の状況にあった。

4年間士官学校で学んだ6人はコルベット艦サプライズ号にリドナー艦長(チャッド・エヴァレット)とシグリッド担当士官(モーガン・フェアチャイルド)の元で実践訓練生としてメラツの状況確認任務に就くことになった。突如始まる演習では学長でありオート元帥の一人息子ケン(ジェイ・アンダーウッド)は落第確実と見られたが、シノスラが派遣した海兵1500人を含む軍艦5隻と遭遇し、その戦闘で艦長とシグリッドを失ってから咄嗟の機転で艦の指揮を取り、窮地を脱出する。

砲撃手アリ(ジェニファー・ブランスフォード)、通信士タリー(クリス・コンラッド)、機関士ユキ(ケリー・フー)、操舵士メグ(タンビ・ロッケ)はケンが艦長代理に就くことを認め、メラツの植民を守るためシノスラ巡洋艦追撃のために船を整備・修理を始めたが、降伏を主張する砲撃手ジャクソン(イヴァン・セルゲイ)が反抗する。

そして彼らは一致団結して艦のスピードと知恵を駆使して次々に敵艦に攻撃し、1隻残ったシノスラ指揮官の乗った軍艦を惑星上で迎撃する。

*****

オープニングはまるで『スター・トレック』のノリだと思ったが、中身も似たような感じだった。しかしワープ航法でなく、「宇宙は折りたたまれた27次元」として空間を折り畳む"フォールド"航法はなかなかおもしろいアイデアだと思った。

とは言え教科書頼りの劣等生がいきなり指揮官の素質を発揮するのはあまりにも無理があるように感じた。しかしそれほど長い作品ではないのに、仲間が一丸となって敵と戦うまでに至る過程はかなり自然で、一人謀反に走ったヤツがいたのはともかく、特に違和感はなかった。ちらりと出た程度のプリシラー役のEva Habermannはなかなかセクスィ♪だったし、CGI(Computer Genarated Image/Imaginary)もTV向けにしてはなかなかの力作ではなかろうか。

ケチをつけるとしたら「士官の制服」が未来も現在そっくりで、しかも女性はミニスカートか大胆スリットのロングタイトだと言うあたりだろうか。非常にセクハラっぽく、かつ未来性に欠けるコスチュームである。でもこのテの『スター・トレック』もどきモノは好きだから許してあげよう。それとプレジャー・ウエイなるものはいずれ開発されるだろうな。
(1996年アメリカ・ドイツTV映画92分)



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2002.11.3 Sun. 　 気配の正体/「神」はエゴイスト
娘@トイプードルアラームが動いたのは10:00過ぎだった。寝足りない気がしないでもないが、休日にこの時間まで眠らせてくれるだけうちの娘はヨソのお宅の早起こしワンコ・ニャンコより飼い主思いと言えるだろう。とちょっぴり優越感に浸る。うひひ。

ブランチ後実家の庭でほぼ雑草化しているクリサンセマムがこぼれ種からあちこちで芽をふいているのを間引きがてらいくつか土ごと抜いて住処に持ち帰り、苗床に移植し、ついでに挿し木/芽の様子を見たり、乾いた花鉢に水遣りしてからパーゴラもどきに取り掛かる。まずは補強から始めて数分後、手持ち釘では短過ぎたことに気付く。がーん。にわか雨がぱらぱら落ちて来たのもあるが、ショックのあまり投げ出すことにした。

ネットを徘徊後またまた夕寝し、実家から戻ってから「200X」を見ながら相変わらずだらだらと日記を作成する。今夜は「気配の正体は電磁波である」と言うような内容で、犬が主人の発する電磁波を区別しているのではないかとか、アンテナ現象なるもので他人の気配を察知しているのでは、と検証されていた。

番組では足音/歩行の癖から出る波形に個人差があり、云々と言っていたが、脳内伝達は電気信号なわけだからして当然脳波も個人差があるのではないか、また細胞間の情報伝達でも超微弱電流が発生してるだろうし、その全体像がオーラと呼ばれるものではないか、とにかく「気」はあるはずだと思ったり。

更新報告をして夜のお散歩に出る。今夜も風が強くて寒い。つまり住処は既に耐寒我慢大会となりつつあり、このままではもっと寒さが厳しくんるであろう年越し前に室内に取込んだ胡蝶蘭共々凍えてしまいそうである。何か防寒・暖房対策を講じかければイカン。

てなことを考えながら「地球号」「世界遺産」を見て、それから室内に取込んだのと取込む予定のとをどうするか考えながらネットを彷徨い、CSN1でオンエアされてた『天地創造』を途中から何となく見てしまった。「光あれ」からだったのかは不明だが、楽園追放、カインとアベル、エデンの東、ノアの箱舟、バベルの塔、などなど旧約聖書をかなり忠実に再現した作品のようだった。

クリスチャンには怒られそうだが、私にはキリスト教、いや旧約はユダヤ教か、とにかくその「神」は改めて創世記から順に見て行くと、確かに「自分を愛し、従え」「失敗したからリセットする」「命令/教えに背いたから罰する」エゴイストと言える(そんな説を見聞したことがある)、善悪を作り、悪に走りがちな人間、つまり失敗作を創った「神」もまた不完全ではないのか、と思えたのである。それからベッドで読書に励むつもりがウトウトしてばかりで一向に進まず、諦めて睡没。

今日のニュースめも：２０００円札、眠る６００億円　印刷控えず大量在庫に
それってただのゴミの山なわけね。道理で見ないはずだわ。＜紫式部

サイエンス：奈良・明日香村で古代の森再生するプロジェクト(「地球号」でも森を基点とする自然・生態系の再生プロジェクトが紹介されてたっけ)

テクノロジー：「賢い」エアバッグを早期搭載＝GM、業界初(現行のエアバッグは「アホ」なのね)

国内：日本人通訳も不明、脱北者支援の事務局長に同行…大連(どうもイヤーな事件だな)・海外協力隊員、撃たれ重傷　ＪＩＣＡ、事件公表せず(また隠蔽かい)・世界最大のお好み焼き完成　大阪(味はどうだったんだろう)・ガレの森美術館がオープン　徳島・鳴門(いいねぇ)

海外：円借款ダムが「世界遺産」破壊の恐れ　ＮＧＯ見直し要求(金をバラまくなっつーの)・ベッカム夫人誘拐計画　潜入取材の記者が通報、９人逮捕(未遂で良かったが、またあるだろうなー)・「まず核放棄」を拒否　北朝鮮、対応強化と警告(やはり「悪の枢軸」なのか)・イラン当局、ビンラディン氏の息子拘束か　英紙(1/23人を押さえても、と言う気もする)・アフガンの女性判事、スカーフ着用しなかったとして解任(やはりまだ厳しいのね)



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2002.11.4 Mon. 　 親戚/サンマ/「Frameshift/Robert.J.Sawyer」
今朝は9:30に娘@トイプードルアラームが作働したのでイヤイヤ起床。寝足りない分は夕寝で補充することにしよう。外に出ると空気は冬だが快晴である。寒いけど気持ちが良い。今日は実家から戻る時にホームセンターに寄って釘を買い、パーゴラもどきをゼッタイ作るぞ。後はあれとこれをして、できたらアレもしたい。

などとしっかり本日の野望をアタマに留めて実家でブランチを摂り、私同様寝坊した母とくつろいでいると電話が鳴った。入院中の母方の親戚に異変があり、急遽田舎からこちらの病院に転送されることになったとの連絡だった。立て続けに親戚たちから電話が入り、搬送先の病院情報が混乱し始めた模様である。確かに系列病院だが、一方は担当外のはずなので誰かの勘違いと思われる。だから伝言ゲームはイカンのだ。＜情報が正確に伝わらない

どちらにしてもうちが一番近いので母は現地に寄って確認するとか言って慌ただしく出掛ける準備を始めた。念のため弟に状況説明して「行方不明にならぬよう」釘を刺し、母が身支度している間に今日は休診のはずの病院に電話をして確認をとる。やはり誰かの早とちりらしく、最初に聞いた病院だった。どこで待機すれば良いのか尋ね、母とこちらに向かっている親戚たちに連絡する。

「洗濯モンだけ干しといてな」と言い残し、母はバタバタ出て行った。頼まれた家事の他にちょこちょこしてから住処に戻ろうとしたのだけど、一度「今検査に入った」との電話があったきりなのが気に懸かり、お茶など持ってちょいと様子見に行くことにした。娘も事情を察してるらしく、いつものように私にまとわりつかず、玄関に座ったまま私を見送っていた。

そして現地に到着して何もここまで大袈裟な、と言いたくなるほどのメンツが揃っているのに驚いた。今日は休みなのもあるだろうけど、ほぼ一族郎党が集合しているではないか。弟は仕事で抜けられないのだが、私だけでも顔を出して正解だったと思わず安堵した。しかし久々に会う面子は誰だったか一瞬悩んだり、ヨソの子は育つのが早いとしみじみ考えたりしている間にノロノロと時間は過ぎたのだが、外科措置対象だったのは運が良かったと言えるだろうけど、緊急手術はなかなか終わらない。いや、早くてもそれはそれでヤヴァイわけだが、待つ身には時間が経つのがとても遅くてかなわない。

何時間くらい掛かるのだろうなどと不安が口に出始めた頃に手術は無事に終わったとの知らせがあったのだけど、なかなか執刀医の説明タイムは訪れず、全員の忍耐力が切れかかった頃に「身内」のイヤな面が次々に露呈した。歳を取るごとに丸くなる人もいれば年々頑固・偏屈になるのもいる。しかも仕切る。場と出番をわきまえず。だから私は親戚付き合いがキライなのだ。

ともかく手術そのものは無事に終わったとのことで、後は完全看護、面会は明日以降と半ば追い返されるように解散となった。ホームセンターに寄って実家に戻り、小腹が空いたのでムシ抑えを喰っているところに母が帰って来た。しかし一人大人しくお留守番をしていた娘は私にしっかり貼り付いたままで、母を見てもとっさには離れようとしなかった。

その娘を連れていったん住処に帰り、ともかくパーゴラもどきの補強だけ意地で片付け、巡回して再び実家に戻ると今度は近所付き合いで母は留守だった。既に暗くなっているのに洗濯物を干したまま出掛けているので洗濯物を取込みにベランダに出ると、寒風に曝された洗濯物は冷えていて、まだ濡れているのか単に冷たいだけなのか判断できないくらいだった。

山盛りの洗濯物を抱えてファンヒーターで温まったダイニングに入ると娘がテーブルの上から慌てて降りた。普段はテーブルには上がらないのだが、ちょっと目を離すとコレである。ったくもう。油断も隙もないんだから。と、テーブルの上を見るとスダチと大根下ろしが入った細長いトレーがあった。その横にはスーパーのポリ袋。中を覗き込むと、同じトレーにはサンマが横たわっていた。と言うことは、トレーには何の痕跡も認められないので丸々一匹消え失せたと考えられる。

「あんたサンマ一匹食べてしもうたんやな！晩ごはん抜きじゃぁーーーっ！！」。

自分の行為とその罰を認めたのか、娘は私が食事を終えても「私のはー？」と寄って来なかった。そりゃあれだけ喰えばお腹も一杯だろう。母は「明日のオカズやったのにぃいいいーっ」と悔しがっているが、1パックだけテーブルに放り出しておいたアンタが悪い、と言うと「え？出してへんで」。つーことは娘は袋からサンマパックを取り出したのか。ったくもう。が、嘆いても明日のオカズは無くなったのである。何で今頃「秋刀魚」なのかはともかく。
教訓：出掛ける時には忘れずに「食い物を隠す」こと

帰宅して「エジプトもの」を見てから夜のお散歩に出たらめっさ寒かった。風も強く、これはそろそろヤバイかも、と思ってまだ屋外に置いていた室内越冬組を玄関に取り込み、またもや室内が散乱してしまった。虚しく過ぎた3連休に溜息ついて読みかけ文庫を読了。

某メリケン氏のラクダ問題は答えを教えてもらってもまだわからず、さっさと投げ出したことを懺悔しておこう。←誰に？

今日のニュースめも：土星探査機Cassini-Huygensが撮影した最初の土星の画像
そう言えこの"カッシーニ"と彗星のサンプルを採取するスターダスト探査機 Spacecraft sweeps by asteroidには私の"名前"が同行しているはずである。そして来年今度は火星に飛び立つ予定である。雑記で既に紹介済みだが、"名前"だけでも火星に行きたい場合は至急Send Your Name To Marsにアクセスして「sign up」を。締め切りは11月15日。

サイエンス：丸〜い「虹」が雨上がりの山肌彩る　佐賀・太良(「ブロッケン現象」と言う、光と水分による悪戯らしい)・ナノテクでＤＮＡ・たんぱく分別　ＮＥＣが新チップ開発(遺伝子工学分野以外にも使えるのか←まるでわかってない)

国内：ＢＳＥ対策助成金、滞留の恐れ…検査院指摘(偽装分は間違いなく差し引くようにな)・７億円を不適正に支給(「お役所」の私用を含めた無駄金使いのために「予算」があるらしい)・飛行中の熱気球が爆発炎上、乗員は脱出　佐賀の世界大会(大事故にならなくて良かった)・酪農家を目指す女性が増加(早起き肉体労働を選ぶなんて偉いなぁ)・節水のため、食器洗い乾燥機購入を　松山(効果あるのかねぇ)

海外：アラスカでＭ７．９の地震　高速道に亀裂(最近世界規模で結構大きな地震が多いように思う)・火山噴火：首都にも降灰　約３０００人が避難　エクアドル(イタリアのエトナも凄いらしいが)・空港検査に怒り裸になった女性に罰金２ドル　米(検査官が立て替えるべきのような気もする)・米国の理科の教科書、間違いがたくさん(間違いもまた「アメリカ・いず・グローバルスタンダード」で通せば済むけどね)

【book:フレームシフト/ロバート・J・ソウヤー】

自分は父の実子でなく母の"浮気相手"との間にできた子と知ったピエール・ジャック・タルディヴェルは18歳の時にトロントにいる実父を訪ね、遺伝性のハンチントン病(ハンチントン舞踏病)を受け継いでいることを知る。モントリオールに戻ってから遺伝学を専攻した彼はすぐに頭角を表し、32歳でカリフォルニア大学バークレー校近くにあるローレンス＝バークレー研究所に招かれた。

ヒトゲノム・センター所長のブリアン・クリマスはノーベル賞を受賞した気難しい老人だったが、62000年前のネアンデルタール人ハプレス・ハンナのDNA抽出に成功し、その研究に没頭していた。ピエールは助手のシャーリーとジャンクDNA研究を進めていて、ある日図書館で出会った心理学者モリー・ボンドと意気投合する。同じ年の2人は自分の秘密を打ち明け、結婚を決意するが、ある夜暴漢に襲われる。サイキックのモリーはピエールを狙ったそのネオナチ＜ドイツ千年王国＞の一員が誰かの指令を受けたことを聞き取っていた。

トレブリンカ収容所を脱走したユダヤ人の血を引くアヴィ・マイヤーは司法省のナチ戦犯特別捜査部で"恐怖のイヴァン"と呼ばれたイヴァン・マルチェンコと言うウクライナ人を追っていたのだが、イスラエル最高裁で有罪判決が覆され、別人を死刑台に送り込もうとしたことにショックを受け、"恐怖のイヴァン"探しは振り出しに戻ることとなった。

ピエールとモリーは体外受精施設についてクリマスに相談して彼自身が提供者となって研究所で手術を行うことになり、やがてモリーは無事に元気な女の子を出産し、アマンダ・エレーヌと名付けられた。彼女の発育は順調だったが、1歳を過ぎても話すことができなかった。一方ピエールは自分を狙ったネオナチと加入したコンドル保険に何らかの繋がりがあることを見つけて調査を進めた。2人が突き止めた事実は各々恐ろしいものだったが、彼らは娘と自分たちのために対決の道を選ぶ。

*****

巻末の解説がミステリー作家の我孫子武丸であることからもわかるように、本作は限りなくミステリーに近いSFで、彼によると「地に足のついた小説」と言うことだが、ネタと言い、ストーリー展開と言い、本作は私が著者名だけで迷わず新刊を購入する作家の一人、ロビン・クックの医学サスペンスに近いものがあって正直言ってかなり面喰らったのである。そして我孫子氏には悪いが(1-2冊しか読んでないのは置いといて)、同じネタならクックの方がもっとうまく「地に足がついた小説」になると思う。言い換えると私好みの医学サスペンス、であるが。

アイデアとしては非常におもしろいし、あり得ないとは言い切れないのだが、もう少し有効に使える登場キャラクターもあるのに、私からすると中途半端な扱いで終わっているのは残念である。アマンダのDNA配列についてもモリーとリンクさせればおもしろかったのに、とか考えてしまう。そうなると「トンデモ」の世界に入ってしまうわけだが、何となくソウヤーには「おいおい！」とツッコませて欲しい気がするので、その意味では少々物足りなさを感じた。その代わり泣かされたけれど。

他人の思考を聞き取るモリーがピエールの"声"が聞こえないのは彼がフランス語でものを考えるケベコアだから、と言うのはモントリオール在住者にはウケそうに思う。また原題の「フレームシフト」はヌクレオチドの欠損または挿入によるDNA配列の値がずれたフレームシフト突然変異に由来するようである。と書いていてもさっぱりわかっていない私には難解な部分があったことを告白しておこう。
(ハヤカワ文庫)



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2002.11.5 Tue. 　 夕食メニュー/「素敵な奥さん」
予想通りやや寝過ごしたけど、辛うじて間に合う時間だったのでダッシュで実家に向かい、慌ただしく出社する。勿論遅刻はしなかったが、それにしても今朝も寒かった。おかげで日付を12月と書きそうになったくらいである。ナゼ晩秋抜きで突然初冬？と思ったら実は「いきなり冬」なんだ？立冬は7日だぞ。

ぼちぼちとおシゴトを片付け、雑記(←一部にはウケたようだ)更新して実家ランチに戻ると、入れ違いに母が病人の見舞いに出て行った。何でも担当医から話があるらしい。と言うことだったので夕方携帯に掛けてみたけど無反応だった。それが気懸かりだったわけではないが、日記が大作と言うかいつもにも増して長文になってしまい、時間内に更新することができなかったので定時でとっとと住処に直帰して更新後実家に戻る。

病人の容態はと言うと、皆覚悟をしていたのに「順調です」と言われ、母によると全員気が抜けた。とのことだった。要するに式服の用意はしなくてオッケイらしい。病人には悪いが既に何度かダマされているので親戚一同にすれば「またか」と言う気持ちだろう。生命力があり過ぎるのも考えものかも知れない。

で、先日何となく「素敵な奥さん」とか言う雑誌を買い、付録の家計簿に夕食メニューを書き込み始めたのだが(勿論母が)、どうにも月初めの2日間のメニューが思い出せず、2人でウンウン唸る。たった数日前のことなのにコレである。ドラマでも現実でもアリバイを訊かれてスラスラ言える人が信じられない。それもあって日記はそこそこ詳しく書いているのだが、それでもドコに寄り道して何を買ったかなんてコトまで尋ねられても私は答えられない自信がある。

それにしてもこの雑誌、どれほどの奥さんが買い込んで「素敵な」を実践しているのだろう。収納のアイデアとかを見ても「これのどこがスッキリ？」とツッコミたくなるし、スノコとカラボで手作り何とかに至っては、どう見てもビンボーくさい。カラボがカラーボックスのことだとは、私は咄嗟に思い付かなかったのだけど、それほど「奥さん」の生活に浸透していると言うことなのか。

段ボールやティッシュの空箱にちょっと手を加えて小物収納どうのこうのに励む人もいるようで、確かに素晴らしい出来映えの収納ボックスに変身させている「名人」もいるけれど、よほどキレイに仕上げた「作品」でない限り、どうにもこうにも「セコイ節約術」自己満足ブレイに見えてしよーがないのは私だけだろうか。100円出せばもっと見栄えのイイものがあると思うのだが。

ま、現実に「素敵な奥さん」があのような暮らしに励んでいるのなら、私はソレにはなりたくない、と改めて決意を固めた次第である。バカにしているつもりはないし、もしソノ道に足を踏み入れていたら私も節約プレイにハマッていたのかも知れない。しかし今の自分を重ねることはできない、と言うことである。早い話が「だから小金さえ貯められない」のだ、わかったか。←誰に言ってる

帰宅してメイルチェック&巡回、夜のお散歩後ビデオを見始めたのだが、とてもじゃないが日付けが変わる頃から最後まで見られない長さで、いや、見られなくはないが翌朝確実に寝過ごす自信があるので、これは週末に見るべきだったと後悔しつつ途中で断念。

今日のニュースめも：ホモのヤギとノーマルなヤギは脳が違う
「男脳」「女脳」(ってのは便宜上の名称らしいが)以外に「ホモ脳」があるのか？では勿論「レズ脳」もあるんだろうな？

サイエンス：希少生物も救う？ バイアグラ(とんだ「副作用」ではあるが、結果オーライかも)・世界各地で続発の地震に関連性なし　専門家見解(火山噴火も含めて氷河期の前触れとかはないのか？←熱暑化でチャラや)・ケータイで野生シカ調査　迷子ペットへの応用も期待(電磁波の影響は考慮されているのだろうか)

テクノロジー：MS、欧州とアフリカでLinuxに手痛い敗北(ぎゃははは、ザマミロ＜M$@グローバルスタンダード)・詐欺師や泥棒のカモにされるNASA(いずこもお役人体質なのねん＜ワシのカネちゃうからナンボでも使え！)

国内：「重機使ってＡＴＭ盗難」が相次ぐ理由(そう言えば先日は「建物」ごとぶっ壊したATM泥棒がいたな)・奈良県警の警部、パチンコ中に車から捜査資料盗まれる(たるんどる)・２歳以下、２割が英語教育(3歳までは各国語の母音も聞き分ける能力があるらしいけど、後の文法重視教育が実用性に欠けるんだよな＜読み書きできても聞く話すはダメ)・会社口座から１億２千万円？貢ぎ、元夫は豪遊(男版アニータもどきやな)

海外：エクアドルで火山が噴火　都市機能はまひ(すごいなぁ)・「女性の腕の中で死にたい」　７２歳の富豪に申し込み殺到(「金」の力ってのは大したもんだ)・刑務所を出たら宝くじで大当たり　１９億円(「禍福あざなえる縄のごとし」が「悪銭身に付かず」にならないことを祈る)・競売で思わぬ「儲け」!?　150万ポンドの大邸宅に1,250ポンドの付け値(1,250「万」ポンド（約22億5,000万円）だろーが＜タイプミス)・これも魔法!?　『ハリー・ポッター』第2作目のプレミア試写会で、成長したスターたちが集合！(3作までが限度と思われ)

北関連：イラクや北朝鮮、天然痘ウイルスを保有か　ＣＩＡ報告・北朝鮮「日朝交渉空転続けばミサイル発射中止再考も」・北の恐怖宣言「核攻撃なら地球を壊す」・ヘギョン父、やはり「特殊機関」の人物(どこまでが「事実」なのかわからん、とも思う)

おまけ：釈由美子、胸の「谷間」がスゴすぎぃ〜(私はこっちの方がいい)



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遅ればせながら
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2002.11.6 Wed. 　 チョンボ/『37゜2 Le Matin L'integrale(Betty Blue)』
昨夜は冷えているなぁと呆れただけあって、今朝はかなり寒かった。我慢できずに引っ張り出したハロゲンヒーターが活躍する。こやつが発する赤い光が夜はウザくてかなわんのだが、世間が明るい時間帯だと「ヌクそう〜」に見えるから不思議である。そして実際ヒーター間近は暖かいし、それなりに部屋全体も温まっているようだけど、やはりパワーは石油ファンヒーターがダントツのような気がする。

なので灯油補充がメンドウっぽいのはこの際目をつぶるとして、目下ファンヒーター導入を検討中なのである。安全性や臭い、手間から言うとエアコンの方が良いのはわかっているけれど、電気代がどれくらい掛かるのか見当が付かないので昨冬はハロゲンヒーターと小型ファンヒーターで乗り切った小心者の私である。尤も石油ファンヒーターがどれくらいリーズナブルなのかも考慮しなくてはイケナイし、やはりハロゲンヒーターで堪えられなくなったらエアコンに頼ってみようか。請求額を見て卒倒しないことを祈りつつ。

午前中次の作業の手配をしたり、ボケボケお仕事してたらどうやらチョンボをやってしまったらしいことに気付いた。いまりにも惰性的な流れでつい手を抜いてしまったのか、体調が思わしくない時期にやらかしたようなので微熱の仕業か確定できないけれど、とにかく見に覚えのないままにヤッちまったと言うことだ。まいったなぁ。と言っていても始まらないので善後策を検討する。

なんてことがあったので雑記更新がやや遅れ、ついでに実家ランチもやや遅めになってしまった。その皺寄せが日記作成に突き当たったようで、悔しいことに就業時間内更新は無理と判断して自宅に下書きを送信し、ガススタンド経由で帰宅後続きを作成し、更新報告後実家に戻った。母が買って来たのだろう、ポインセチアが玄関に飾られていて、我が家にもクリスマス・年末ムードが漂い始めた。←早いって。

今夜は早めにビデオタイムに突入しようと決めていたのに、CSN1でオンエア中の『黙秘』をちらちら見てしまったので結局ビデオに移るのが目論見より大幅に遅れてしまった。どうも今日は物事が予定通りに進まない日らしい。しかし昨夜ほどは冷えていないようで、ウザイハロゲンヒーターは回さなくてもしのぐことができた。因みに娘@トイプードルは夜のお散歩後はコタツに潜り込んで爆睡していたので、布団を上げて引っ張り出し、ベッドまで抱えて行く間も殆ど寝たままだった。彼女は「夜間役立たず番犬」と言えるだろう。

今日のニュースめも：反射X線で捉えた銀河系中心のブラックホールの過去の輝き
過去と言っても、天文学的には比較的「最近」の気がする。

天文関連：月着陸“疑惑”にＮＡＳＡ反論、ますます怪しまれる？(確かにムキになるとウソっぽくなる)・探査機「ガリレオ」、木星の衛星アマルテアに最接近へ(4衛星接近はないのだろうか＜ガリレオなのに)・第4回中国宇宙航空博覧会が開幕(これがあの「ヤカン」実物か)

ニューカマー：今度は水が飛び出す「赤ひげ危機一発」(ぐるナイの「水かけ論」よりはマシだろう←大好きらしい)・新種ウイルス「W32.Braid」徐々に感染拡大(うーむ、交通事故や天災と同じで、いくら自分は気を付けても完全には避けられないから困るよなぁ)

国内：男子児童にわいせつ行為　容疑の小学校元教諭を逮捕(困ったセンセイだ)・けんか止めようと、１６歳少年が高３兄を刺殺…北海道(やり切れない事件だ)・女性による女性のための外来に患者殺到(専用車両と同じく、需要があるのはわかる)・「電波少年」、由紀夫茶化して大激怒(日テレには限度や常識と言うモノがないらしい)・「硫酸で顔を溶かす」メル友女性を脅迫(やはり「世間は狭い」し「匿名性は知人も見知らぬ人に摺り替える」)

海外：パリのお昼、バーで軽くグルメ　チーズ１５０種の店も(寿司屋もあるそうだが、おフランスならやっぱこっちだと思うわん)・コンコルド、大幅減速で急降下　大西洋上空(スリルあっただろうなー)・米国、グリーンカードを使ったイラク科学者引き抜き作戦(使える手は何でも使う、と)・シュワちゃんが州知事に？　カリフォルニア (実力はあるのかねぇ)・「精子」提供の謝礼金で工場借金を返済へ　ルーマニア労組(リアクションできん)・ダイアナ元妃執事、エリザベス女王の警告を告白(黒幕は「口封じしたい人」だよね)

【video:ベティ・ブルー　インテグラル】

500軒のバンガロー修理をしながら半ば人生を諦めつつあったゾルグ(ジャン・ユーグ・アングラード)は奔放なベティ(ベアトリス・ダル)と出会い、当初は肉欲に溺れただけだが、彼女が転がり込んでからその気性の激しさに戸惑いながらも次第に真剣に愛し合うようになる。ふとしたことでゾルグが書いた小説を読んだベティは彼の作家としての才能を確信し、家主との喧嘩をきっかけに、本を出版社に売り込むべくパリに連れ出す。

2人はマルヌ川に面した13室のホテルを持ち、シェパード犬ラスティと暮らす未亡人リザ(Consuelo DeHaviland)の元に身を寄せる。そしてベティはゾルグの小説をタイプしてパリ中の出版社に原稿を送るが、一向に返事が届かないことに苛立ちを隠そうとしなかった。ベティは一緒に暮らし始めたリザの恋人エディ(Gerard Darmon)のピザレストランで働いている時に客と揉めて切り付けたり、原稿をけなした編集者を襲撃して告訴されると言う事件が起きたが、4人は楽しくやっていた。

だがピアノ店を営むエディの母が死んだと言う知らせが入り、彼らは500km離れたエディの故郷に向かう。エディの頼みを聞き入れて2人は店を引き継ぎ、向いの食料品店のボブ(Jacques Mathou)とアニー(Clementine Celarie)夫婦と親しくなり、田舎の暮しを楽しんでいたが、ベティはますますキレやすくなって行く。幸福は長く続かず、やがて決定的な悲劇がベティを襲う。

*****

本作はシカゴ在住の山本K氏が限りなく愛していらっしゃる『ディーバ』のジャン＝ジャック・ベネックス監督作品、『ベティ・ブルー　愛と激情の日々(1986)』の約1時間の未公開シーンを含めた「完全版」と言うことである。

30歳のゾルグを素晴らしい作家と信じ、激しく愛するがゆえに20歳のベティは自分を傷付け、やがて精神が壊れて行く。そんな彼女の愛は観るものの心に突き刺さり、その愛に応え切れなかったゾルグが選んだ、そして2人がたどりついた究極の愛は観るものの心を抉り、ラストシーンでも切り裂かれた心は癒されない。

激しいとか一途とか自由奔放とか情熱的とか破滅的、そんな表現では追い付かないベティとその愛には理解できないほどの凄まじいものがある。しかしそれを受け止め、最後まで彼女を愛し続けるゾルグとその愛もまた凄まじく、悲劇を越えた狂気、と言う感じで、暗く、重く、後味の悪い作品、ではある。

しかし『ディーバ』同様、風景、小道具を含めた映像は素晴らしく、長丁場でボカシたっぷりでも「長い」とは感じなかった。ちょっと、と言うより、かなり異色の愛、だろう。好き嫌いはあると思うが、それは2人にどこまで感情移入ができるか、或いはそんな生き方ができないかによるものだろう。
(1992年フランス映画185分)



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2002.11.7 Thu. 　 立冬/『Gouttes d'eau sur pierres brulantes』
今朝は車の窓がほんの少し曇っていた。片屋根ガレージは私の車を収容するのに充分なスペースはあるのだけど、中央の支柱から前後か横にずらして停めないとドアが開けにくいのである。従って運転席側ドア位置を優先して停めるとリアウインドウや左のサイドウインドウが屋根から少しはみ出し、雨や朝露に当たることになる。

前進入庫にすれば曇り問題は解決するのだが、そうすると今度は見通しの悪い交差点に後進出庫しなくてはならず、とても危ない。このガレージはせいぜい「ないよりマシ」で、厳冬期には道路脇、つまり風通しの良さが幸い(災いに決まっている)し、ほぼ全窓凍結するので「役立たず」の屋根付きガレージと言っても良いだろう。ともかく今朝の冷え込みで少し窓が曇っていたわけである。そしてこれからはその回数が増え、いずれお湯入りケトルを持参するか、霜取スプレーに頼る季節になるわけだ。と言う本日は立冬、季節が暦に先行しているが、つまり暦の上でも冬である。

昨日からやり始めたメイルボックス整理で午前中は殆ど潰れてしまい、通常モードに戻るのが遅くなったため、雑記作成途中でランチに出ないとイカンくらいの時間になった。この分だと今日も就業時間内の日記更新は無理っぽい。と半ば諦め、ふわふわ卵サンドをバクつきつつ、新しい文庫を読み始めたところ、いきなりツボにハマッて思わず吹き出す。これはかなりおもしろいかも知れない。

で、結局予想通りに日記作成途中と言うより取り掛かったところで時間切れになったので住処に直行してせっせと作成し(何で1時間も掛かるんだ!?)、更新報告後実家に戻る。食事中にラーメン番組を見ていたので母と2人して「旨そうなぁ」「私、とんこつでエエ」などと「旨いラーメンが喰いたい！」に取り憑かれた。きっと数日以内に食べに行くか夕食メニューとなるだろう。

帰宅後アマゾンが何か新しくやり始めたとか、オススメ本をピックアップしてくれるとか言うのをちらっと見たのでアクセスしてみる。と、「SF入門・コレはおさえておこう！」と言わんばかりのラインナップに思わず呆れる。しかもいくつかは既読だったり。買った本やサーチキーワードの集計結果などから利用者の傾向を捉えて購入意欲をソソる魂胆らしい。実際大外れはないように見えたので、かなり私は「わかりやすい」クチなのだろう。そのうちランダムキーワードサーチしてデータ解析を悩ませてやるか。

お天気は下り坂に向かっているらしく、そう言えば午後から雲っていたけれど、夜のお散歩に出た時にはまだ雨は降っていなかったが、確かに雨の予感を秘めた雲が拡がっていた。帰って来てから即ビデオタイムに突入するつもりだったのに、うっかりCSN1『ラスト・エンペラー完全版』が始まるところだったので途中まで付き合ってしまい、後ろ髪を引かれる思いで明日返却期限のビデオに移行。

今日のニュースめも：湧き出た海水？ 木星の衛星エウロパの表面に赤い斑点(関連記事：Ruddy "Freckles" on Europa Suggest 'Lava Lamp' Action
やはりエウロパには何かありそうだ。でも「灼熱地獄には何もない」とは言い切れないと思うので欧州宇宙機関が金星探査計画を復活＝０５年に探査衛星打ち上げもとても楽しみだ。

サイエンス：南極探検時代のの歴史的な小屋が塩と菌類で腐食の恐れ(自然の力は大したものだ)・ホルモン補充療法がアルツハイマー発病抑制に効果＝米で研究発表(発病抑制止まりか)・ＤＮＡ遺伝子：「ＮＢＳ１」に修復指令の機能　京大教授ら解明(完全に修復するのだろうか)・死後の意識を解明、体外離脱の研究(やっと翻訳されたのね)・ブラックバスの生息域拡大、ミドリガメも全国に定着(いずれ在来種となるのさ)・笑う門には福来る？(わはははは！)・お年寄り調査：高い死亡リスク　夫のいる女性、妻のいない男性(オットのいないババアが長生きするわけね＜母じゃないか)

てくのろじー：サイバー攻撃、１５カ月で５万件超す　警察庁が調査(ダウンさせるのがそんなにおもしろいのかねぇ)・今度は、ゴミ捨てもする“お掃除ロボ”(だからお掃除はハツカネズミタイプが良いって)・留守番ロボット「番竜」　三洋電機とテムザックが販売へ(アトムはまだか)

動物ネタ：ツノメドリを絶滅の危機から救え！　ランディ島でネズミ駆除作戦が開始(どうせ持ち込んだのは人間だろうが)・住宅地の「リス」、人間を襲う事件頻発　英国(それはコワイ)・気を失ったコノハズク保護　東京・本所警察署(無事でよかった)・欧州でアザラシが大量死(うーむ、タマちゃんはそれで南下して来たのだろうか)・ワナにかかった「ツキノワグマ」が木登り(結局殺されたわけ)

国内：銀座の稲荷でさい銭ドロ、手抜けず逮捕(あほ)・「痛恨の極み」とＪＲ専務　救急隊員死亡事故(人為ミスやな)・北海道のサラブレッド誤射殺、容疑者２人を逮捕(ウラがありそう)・田中さんの妻、夫以上の“ホンワカぶり”(にぅアイドルね)・なぞのビール瓶、本土決戦のマスタード(イペリット)(管理責任は誰/ドコにあるのだろう)

海外：共和党、上下両院を制す　米中間選挙(フセインの次は誰/どこ？)・パリの売春婦ら３００人、取り締まり強化に抗議(たくましい)・授業中居眠りしても成績は“A”　CT (そんな学校に行きたかった)・「リストラ通知」はＥメールで!?　シティのビジネスマン700人が対象に(口頭伝達より良いのでは？)・ニューヨークで腺ペスト発見　１００年ぶり(生物テロかと思ったよ)

季節ネタ：ＵＳＪ、クリスマスイベントを公開・立冬の冷え込みに舞う…千葉・本埜村に飛来の白鳥・大掃除：主婦の約半数、新年まで持ち越す　花王が消費者調査(吹き出したよ)

おまけ：根本はるみ、Ｂ１０３センチの衝撃！！(でか過ぎてカップが食い込んでるよ．．．)


【video:焼け石に水】

第1幕
20歳の誕生日を1週間前に迎えたばかりのフランツ(マリック・ジディ)はデイトの約束をすっぽかして中年男レオポルド・ブルーム(ベルナール・ジロドー)に誘われるままに彼のアパートに行き、ゲームをしたりあれこれ話しているうちに寮の話題から性体験へと拡がって行く。レオは「瞳が茶色で、髪が赤毛で、足が筋肉質だから」誘ったことを告白する。
第2幕
フランツがレオと暮らし始めてから半年経った。出張がちなレオの帰りを待ちながら家事をし、帰宅したレオにかいがいしく世話を焼くフランツに対してレオは"暴君"振りを発揮するようになる。
第3幕
レオの留守中にフランツの恋人アナ(リュディヴィーヌ・サニエ)がやって来て2人はヨリを戻し、アナは彼にアパートを出て行こうと説得する。
第4幕
2人が立ち去ろうとしたところへレオが戻り、次いで彼のかつての恋人ヴェラ(アンナ・トムソン)が現れる。

*****

フランソワ・オゾンなる、なかなか印象的な名前の監督・脚本作品で、全編何とも不思議な雰囲気が漂っている。何よりおもしろいのは「男役」と「女役」が混在し、同じカットを違う人物がその「役」になり、最終的に1人の男に翻弄される彼の"恋人"たちの姿であろう。実際私は笑い出してしまった。あまりにも滑稽で。

全て1つの部屋で繰り広げられる、登場人物がたった4人のこの物語はレオと言う男が支配する小宇宙のようなものだろう。良く見るとなかなか良い部屋である。その一つの世界の"神"であるレオを愛してしまい、どうしても逆らえない哀れな奴隷たちに"外界"はなく、彼が全てなのだ。ベルナール・ジロドーの存在感がそれを象徴している。

フランス語でフランス映画なのに何故か舞台がドイツなのは原作となった戯曲がドイツのものだから、と言うことらしい。しかしドイツよりはアンニュイなイメージが強い"フランス"がぴったりだと思う。原題の意味はわからないけど、邦題はなかなかいいところを突いているのではないだろうか。ラストのカットでそう思った。
(2000年フランス映画90分)



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2002.11.8 Fri. 　 食費/『Galaxis(Terminal Force)』
予報では雨とのことだったが、朝起きた時には晴れていた。地面には雨の痕跡はあるけれど、思っていたより大した雨量ではなかったようで、天然水遣りすべく昨夜わざわざ屋外の花鉢をスタンバイさせたのが徒労に終わり、がっくりである。

放射冷却がなかったからか、今朝は何となく暖かい。もしかするとこれが「平年並み」なのかも知れないが、例年ならこれでも「寒くなったなぁ」と震えているだろうに、このところ1ヶ月先の寒さを強制体感させられた身には「ぬくぅ〜」と感じるから不思議である。人間のカラダの適応力もなかなかのものだと妙なところで感心してしまう。或いは耐寒性・耐暑性が強化され、繋ぎの春秋抜きの夏冬二季性気温大変動に適応しつつあるのかも。

しかしシゴトや社会生活への適応力は劣化しつつあるのか、それとも単にナマケモノに進化中なのか、ちょこちょこと優先順位上位の作業を片付けた後はダラダラ過ごし、ネスケ7メッセンジャーのおバカ振りに頭を抱えて削除したはずのゾンビフォルダ整理やどうしても削除できないバカフォルダのゴミ箱行きに悪戦苦闘してたら雑記更新が脳内予定より遅れてしまった。

午前中の晴天がウソのように午後になってからにわか雨があり、実家ランチ往復する間に再び日射しが出て来たのだけれど、夕刻になってまたパラつき始めた。何とも忙しい天気である。対照的にあまり忙しくないはずの私はサボリが祟って時間内日記更新が出来ず、本日も作成途中の下書きを自宅に送信して返却のためビデオ屋に向かったのであった。

お目当ての1本は今日も貸出中だったので手ぶらで帰ろうとしたのだけど、やはり無いと寂しい気がして例のごとく7泊8日旧作4本800円をゲットして住処に戻り、せっせと日記を仕上げて更新し、実家に向かう。夜ごはん後先日渡した雑誌付録の家計簿を集計して母が収支報告をしてくれたのだが、若くない女2人の食費が1週間で約9000円だったと言う。それって激しく使い過ぎではないのか？

支出内訳は「肉類」「魚類」「野菜」「主食」「その他」に分類されていて、ほぼ均等配分なのだけど、夕食メニューとはどうも一致しない。そのあたりを問うと、要するに「安かった」から「買い置き」しているのだと宣う。彼女の一番の問題は冷蔵庫と保管庫内の食糧を把握していないことと管理能力がないことである。野菜室の奥には良く漬かって原型を留めていない物体や、賞味期限がとっくに切れた生鮮食品やレトルト、数年間冷凍室で眠っている「保存食」が常にあるなど、極めて「無駄」が多いのだ。

たまに「何でこんなに冷蔵庫やフリーザーが混んでいるんだ？」と見るに見かねて私が大量処分するのだが、殆どが「いや、まだ大丈夫やで」と元の位置に収まるので一向に埒があかない。なので最近はこっそりゴミの日前に一斉処分すると言う作戦に変更したのだけれど、「誰が食べるねん」とか「そんなようさんどないするんよ？」とツッコまずにいられない「思い付き買い」癖が改善される見込みはナイのが実情である。

幸い例の家計簿には冷蔵庫・冷凍庫内の食品内訳をつける欄があるそうなので、早速書込むよう促し、ついでに常温分散保管している根菜や缶詰なども把握しなさいと命じておいた。メモにある使ったものから横線で消して行く仕組みなので、今後は多少なりとも口に入らずにゴミ箱行きになる食料が減ることを期待しておこう。

帰宅後ぼーっとTVを見てから夜のお散歩に行くと、前方から走って来るワンコがいた。先日知り合ったワンコだった。どうやら私と娘の臭い(気配ではないだろう)を覚えていたらしい。仲間慣れしていない娘は戸惑っているが、当のワンコは娘がかなり気になるようで、結局いつものコースに飼い主共々付いて来て、それでも帰ろうとしないワンコを飼い主が抱っこして「ばいばい」したのであった。因みに彼女の体重は15kgはあるらしい。

日付けが変わってからビデオ。

今日のニュースめも：「小さな幽霊星雲」NGC6369
我らがソルは白色矮星になるには小さ過ぎて赤色巨星になるのではなかったっけ？それでも惑星状星雲を形成するの？それを確かめるには50億年長生きしなくてはならないし、しかも太陽系を離れてないとイカン。けど見たいなぁ。

サイエンス：長時間のPC利用で気力も減退(今更指摘するまでもないと思うが)・コーヒー好きは糖尿病にかかる率が小さい(しかし別の弊害もあるのだろう)・XMM-Newton closes in on space's exotic matter((中性子星の強い重力による「重力赤方偏移」現象を観測))(NASA版EXOTIC INNARDS OF A NEUTRON STAR REVEALED IN A SERIES OF EXPLOSIONSは訳わからんが、何かおもしろい)

国内：サッカー日韓Ｗ杯　大幅黒字見込み、７３億どう分ける(山分けするのか？モメそうだなぁ＜順位優先しようとか言い出したりして)・ファーストフード業界「ディナー戦争」へ(お手軽スローフードってことか)・簡易カセットコンロに意外な落とし穴(火事になるのも「簡易」なのか)・ゲロ１トン！吐いたのは２４歳美人ナース(どんなけ喰ったんや＜「多いときに吐き出す量は１回に３０キロ程度」)・女優范文雀さん死去　「サインはＶ」で人気(まだ若いのに)

海外：《ブッシュ米大統領会見要旨》(米国=正義も一種のマインドコントロールのように思える)・北朝鮮の“ドラ息子”、金正男は今…(こいつの代になったらもっと酷くなりそうだ)・中国政府は、「悪魔のカルト」による犯罪を追放する＝江沢民総書記(オウムの二の舞にならないことを祈る＜テロ集団化)・娘を刺殺した容疑で「サンタクロース」を拘束　ミシガン(外面だけが良かったのだろうか)・男子高校生がポルノビデオ撮影　PA(回覧したのでは？＜「テープは没収後、処分された」)

2つのテロその後：ロシア:人質処刑「なかった」　モスクワの劇場占拠で２人が証言(事実なら問題だぞ)・テロ犯の遺体、豚皮に包み埋葬せよ！…ロシアで議論(憎悪って恐ろしい＜それが「正義」なのか)/バリ島:犯行１時間前に爆弾製造　バリ島爆弾テロ容疑者(そんな短時間で出来るものなのか)・「最大数の米国人殺害を狙った」　バリ島テロの逮捕者(被害者の大部分は豪人だ)・アルカイダがウェブサイトで犯行声明　バリ島テロ(クラッカーの悪戯や捏ち上げの可能性はゼロなのか？)

おまけ：大原かおり、９５センチの迫力バスト(昨日のお化けオッパイより良い)・G・クルーニーのお尻に検閲(見せんでよろしい)・ホモ５人組、サラリーマンが大好きぃ〜(美形ゼロ)

【video:スター・クリスタル】

略奪と虐殺を続けるカイラ(リチャード・モール)は惑星センテリアに攻撃し、"聖なるクリスタル"を守るターキン卿(クレイグ・フェアブラス)から全ての源であるクリスタルを奪う。それがなければこの世界は2日しか保たないため、卿の妹ラデラ(ブリジット・ニールセン)は兄が今際の際に言い残したもうひとつのクリスタルを探し出し、カイラが2つのクリスタルによって時空の支配者となるのを阻止すべく、遥か彼方の惑星に向かう。

ペルーで古代アンデス民族が崇めていたと言う伝説の"インカの目"を手に入れたジェド(ジョン・H・ブレナン)は借金していたギャングに返済を迫られていた。そこへラデラが現れて彼にクリスタルの居所を問い質す。彼女が異星人であることも"インカの目"を追う事情が理解できないジェドはラデラを追い払おうとするが、カイラが現れたことで彼女に協力することを決意する。クリスタルは友人に預けていたのである。

*****

星間瞬間移動技術があるくせに未来宇宙的(?)武器であるにしろドンパチしているなんてひじょーにミョーな話だし、いきなり舞台が地球に移り、しかもクリスタルがペルーにあったとはあまりにもぶっ飛んでいる。正真正銘トンデモB或いはC級作品である。

ヒロインは北欧のアマゾネスのイメージがある元スタローン夫人で、かっこはよろしいのだが演技がダサい。ついでにCGやSFXもかなりお粗末で、ナイスバディなだけではここまで落ちぶれるのかとちょっと可哀想になってしまった。サム・ライミも「神経質な士官」役で出演しているのだが、アマゾネスを鑑賞するだけの作品と言えるだろう。
(1995年アメリカ映画91分)



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2002.11.9 Sat. 　 オイルステイン塗布/『The Survivor(Terminal Force2)』
午前中に娘アラームで起床。今日も良いお天気である。実家でブランチを摂ってから先週に続いてこぼれ種で芽をふいたクリサンセマムを間引き、苗床に移植して住処に戻る。今日は何が何でもパーゴラもどき作成に取り掛かるのだ。が、その前にゴソゴソしてたら雨がポツポツ降り始めた。それはないだろ、お天気のヴァカ！

しかし今週は意地でも手を付けると決めていたので戸外での作業は諦めたものの、ブツとオイルステインとハケをプレハブ物置に持込んでせっせと塗布に励む。天気予報の降水確率はどうだったかわからないけど、なかなか良い降り方である。と思っていたら間もなく上がって晴れ間が出て来た。一時的に雨雲が通過しただけのことらしい。

パーゴラもどきは塗布面が結構あり、あっちを向けたり、ひっくり返したり、思ったより時間が掛かったけれど、塗り残しのないことを確認して組立ては明日とする。1日で何とか乾くだろう。室内に戻って目障りなところをざっと片付け、コタツに座り込む。寿司喰い氏の巴里・倫敦食紀行を拝読して猛烈に空腹を覚えて思わず氏の胃になりたいと思ったが、それでは味がわからないので氏の口(舌)に乗り移る方が良さそうだ、いや一時レンタルで胃と口になれないものだろうか、いっそ氏に乗り移りたい！などなど妄想しながらマッキントッシュを齧る私であった。

娘@トイプードルにねだられて少し夕寝して(母によるとその間に霙が降ったらしい)、実家に戻るとちびと弟がいた。たまには相手してやらねばと考えて彼の新しいオモチャで暫く一緒に遊んだので帰宅がそれだけ遅くなってしまった。おまけに住処と逆方向なのに忘れ物を届けに行ったら弟一家は留守で、一抹の虚しさを感じた。

帰宅後だらだらと日記を作成し、更新。CSN1で『グリーンマイル』がオンエアされているのに気付いて観る。とても長いファンタジーだけど、本作のキャスティングは見事だと思う。しかしあの処刑シーンは何度観てもイヤ。匂いが漂って来そうなくらい残酷だ。

夜のお散歩から戻ってビデオを手抜き(目抜き？)で見る。予想通り駄作であった。脱力。

今日のニュースめも：人工オーロラ：最も明るい発光に成功　日米研究グループ
あのスケールが再現できるとは思わないけど、見てみたい。

ネット関連：新種のコンピューターウイルス「バグベアー」が猛威(クマ出没注意)・５社に１社が社員のメールチェック(血相変える輩も多いだろう)

国内：副看守長が暴行を主導　名古屋刑務所(他でもやってるだろう)・東京・日暮里駅ホームでいきなり顔殴られ男性重体(キレるヤツがやたら多くなったなぁ)・日本人配偶者：北朝鮮から数十人極秘に帰国　外務省が渡航書(大々的にはやれんわなぁ)・伊勢エビ養殖できる！？　ただいま実験中(室戸エビと呼ぶべきでは？)・江刺リンゴ1箱20万円！盛岡で初競り(買う人いるのかね)

海外：ビンラディン氏、いまだ生存と指摘　ＩＣＯＰ事務総長(自ら想像した亡霊に怯えているような気がしないでもない)・日本の先端ハイテク製品、ウェブサイト経由で米に上陸(うまい「すき間産業」だ)・食べられた？　ハクチョウ、突然姿消す(旨いんだろうか)・「正統すし」人気　米国風を抜く(是非寿司喰い氏に現地リポートして頂きたい)・米格安航空が突然運航停止、乗客置き去りに　ラスベガス(マンガみたい)

おまけ：戦没者追悼記念式典で、エリザベス女王の目に涙(人間味があって良いんでないの？)

【video:スター・クリスタル2】

持病のあるブラッドフォード大統領(Richard Herd) が搭乗した宇宙船は議会に向かう途中で爆弾を仕掛けられ、脱出カプセルで地球に漂着する。50年前に流刑コロニーとなったが計画は失敗し、地球は不毛の地と化して放棄されていた。そして大統領を出迎えたのは息子であり連邦法廷で有罪判決を受けたカイラ(Richard Moll)だった。彼は"父"に救助船を呼ぶカプセルの暗号コードを教えるよう迫る。

別のカプセルに乗っていた大統領の薬を持つ主治医オーシャク(Pat Asanti)と大統領の孫ダニエル (Jasper Schellekens)とその家庭教師デビン(Lisa Robin Kelly)らは大統領の乗ったカプセルを探す途中で原住民"キャリ"に襲われる。だが終身刑で地球に流された囚人ターキン(Xavier De Clie)に助けられ、再度大統領捜索に向かうが、キャリに掴まる。ターキンはデビンが彼らの信仰するズールの使者だと言うが、それを証明すべく戦士と対決することになる。

解放された一行は大統領を探して採掘場跡に潜入するが、仲間の一人が裏切って捕えられてしまう。また隠れ家にいたダニエルも見つかってカイラの元へ連行される。カイラは大統領にアクセスコードを聞き出すため拷問を始め、また160km以内を破壊できるコバルト火口した熱核兵器を作動させる。

*****

昨日の続編である。どうやらTV映画らしいのだが、それにしても続きにしては脈絡がなく、かと言って前作がないとこれまた事情がよくわからんと言う、どちらに転んでもどうしようもない「トンデモ」C級作品と言えるだろう。

前作はアマゾネスが活躍したが、本作はヒーローとヒロインの2本立てで、悪役だけが変わっていない。とにかく前作でくたばったはずの彼が流刑囚を率いて地球を脱出しようとしていて、そんな犯罪者を息子に持つ人物が大統領と言うのも妙な気がするのだけど、未来的なのは「地球は流刑コロニーだった」と言うことだけで、内容は『インディ・ジョーンズ』風アドベンチャー・アクションであった。しかも背景が非常にわかりにくいし、アクションも大したことないと来る。
(1997年アメリカ映画100分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2002.11.10 Sun. 　 やり直し
娘@トイプードルがいつになく爆睡していたようで、目が覚めたのは辛うじて午前中だった。のそのそと起き出して車で娘と実家に戻る。その途中で結構薄着したのに気付いたが、引き返すのは面倒なのでそのまま実家に向かう。と、寝惚けて寒さを感じなかったのだと思っていたが、実際外は結構暖かかった。お天気は勿論晴れ。紫外線がギンギンに降り注いでいそうな日射しである。

ブランチを摂ってから葉が黄変しているシクラメンを植え替えたら、モノの見事に根詰まりしていた。移植した鉢がちょっと大きすぎたので土を減らして植え付けた後、萎れた葉を始末して花がらを摘み、植え替え完了。しかし何度見てもやはりプロはすごいと思う。豪快に咲いているのに、根元にはびっしり蕾を付けた花芽が控えている。母が夏越えさせたうちのシクラメンの花数と比べると異常なくらいである。それだけ株に肥料や開花促進などの負担がかかっているのだろうけど、カネ取る値打ちは充分ある。大したもんだ。

とひとしきり感心してから住処に戻り、乾いている花鉢に水遣りし、更に玄関の花苗と花鉢の水遣りついでにどうにも収まりの悪いレイアウトを変更する。何でこんなことに試行錯誤せねばならんのだと一人で悪態をついてみたが、元気の良い葉っぱや蕾を見ていると冬季限定同居生活も良いモノだと考え直してニヤニヤする。いやホント、イキの良い葉っぱや根っこ、花を見るとつい顔がほころぶものなのだよ、奥さん。←誰に言ってる

で、いよいよパーゴラもどきの組立である。その前に念のため再補強に励む。それから接合部品を取り付けて、いよいよ完成である．．．と思ったら補強が緩かったらしく、一部分が分解した。と言うより元々ヤワなのである。何せ平らな所に立てても傾いでいる。指1本でゆらゆら揺れる。意地になって足元を土や重石で固めてもダメ。これではイカン。使いモノにならん。やり直しだ。

しかし既に陽は落ちつつあったので本日はここまでが限度で、後はひたすら強風が吹かないことを祈るしかない。くっそぅ、どうしてくれよう。あれでは角材でも添え木して更に横にも副木しないと安定しないかも知れない。手抜きした分後手間になりそうだ。「急がば回れ」と言うことか。ち。

悪戦苦闘が徒労に終わって脱力し、日記を作成する気力もなく、暫くぼーっとTVを見ながらネットで遊び、実家に戻って夜ごはん。母から病人の様子を聞いて一安心したが、親戚は喪服の用意をしているらしい。それは読みが甘い。それより大笑いしたのがちびの「ツッコミ」で、はっきり言ってヘタに迂闊なことを口走れないことを再認識するに至ったのだが、5歳の記憶再生力と理解力には改めて舌を巻いた。

帰宅するなりせっせと日記を作成する。更新してから夜のお散歩に出掛け、戻ってから「地球号」と「世界遺産」を見る。今夜はスペインのアランフェスだったが、アランフェス協奏曲のイメージとは何となく一致しない明るい景観に少し戸惑いを覚えたが、脳内再生中にアランフェス協奏曲が何故かラヴェルのボレロに切り替わっていた。目はTV画面に向いているが、映っているのは『愛と哀しみのボレロ』のハイライト、全ての人生がパリでひとつのタペストリーを完成させる、あのジョルジュ・ドンのダンスシーンだった。

暫くニュースを見てから今夜はビデオでなく、ちょっとだけ読みかけ文庫を開く。あまり間が空くとストーリーや登場人物を忘れそうだから。

今日のニュースめも：流星の世界より「突発流星群の予報」
キーワードは11月11日(月)23時頃、うお座方向。ってどこだ？

サイエンス・テクノロジー：「ゆっくり地震」に注目！(地震と言えば地震電流：発生と同時に初観測　揺れ前の対応可能に　科技研なんてニュースもあったっけ。どちらにしろ「予知」はまだ不可能)・自然妊娠に近い新不妊治療法　薬使わず費用も安く(イタしてからイクと言うのも私的にはちょっとなぁ)・光ファイバー使い「次世代洋服」　色や柄をダウンロード(まずは娘。やジャニーズ系の衣装になると思う)

国内：巨大鍋で肉じゃが１万食　発祥の地宣言の広島・呉(何か似たようなニュースばかりでつまらん)

海外：フィレンツェで大規模な反戦デモ、約50万人が参加(小藪は「馬耳東風」)・「ボヘミアン・ラプソディー」、英ヒット曲史上最高の名曲に(あのキィは出ない！でもフレディのヴォーカルはサイコー！)・コリーナ氏Ｔシャツ着れば、逆らう者なし？(黄色と赤のカードも持ち歩かないと。あ、ホイッスルも)・駐車場でがしゃん、女性は男性の２倍　英保険会社が分析(みょーに頷ける)・欧州一の読書家は英国人＝調査(日本はアジアで何位だろう。低年齢ほど読書率も低下すると確信するが)

【check:バウムテスト】

抑圧指数：9.6　　 過去指向-未来志向指数：3　　 感情-理性指数：5
先生の所見：
あなたのその自由奔放さに先生は参りました。我田引水火の用心、周りから問題視されているようです。ん、あなたはどうやら感情を表に出す度合いは普通の人みたいですね。

感想：う゛、当たっていないとは言い切れないこともナイかも知れない。←どっちやねん



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2002.11.11 Mon. 　 水苔マルチング/『What's Eating Gilbert Grape』
昨日の昼間に比べるととても寒い朝だった。と言うのでほんの少し二度寝してから実家に戻る。

先日玄関に収容したエンゼルストランペットは数輪開花中で、ドアを開けると同時に甘いけど爽やかな香りに包まれる。まだ蕾が付いているので屋内越冬向けに枝を落とすのが忍びなくて、早い話がかなり腕を拡げている状態ゆえ玄関が狭くてかなわない。でも咲いている間は可哀相だし．．．って、ヘタしたら年越し頃まで咲き続けるかも知れない。ま、それならそれで迎春用の花を飾らなくても済むから良いか(違)。

午前中はチマチマとおシゴト。自宅アドレスから会社アドレスに送っていたいくつかのキーワードから雑記を作成し(それが何故あんなに長くなるんだ？＞私)、実家ランチに向かう。お天気が良くて本当に暖かい。庭でランチを食べたいくらいだ。ついでにお昼寝とか。

しかし日本にはシエスタがないので会社に戻り、午後の業務に就き、データ提出を確認し、日記を作成・更新。やれやれ、今週も自宅更新かと心配してたのだけど、何とか時間内にできたので明日以降もこのペースが続くことを祈ろう。しかもシゴトは比較的熱心にやったし、なかなかどうして私も結構真面目な社員ではないか。←どこがやねん

思うところあって某所に寄り道するつもりだったのだが、途中で別のトコロに行かねばならないことを思い出してルートを変更し、用事を済ませて某所行きは順延する。もしかすると行かなくても済む可能性もあると考え直して住処に帰り、予想通り傾いたパーゴラもどきを移動する。夕刻からお天気が下りつつあるのか、やたら暗くなったので解体までは手を付けられなかったけど、人目に触れる位置に哀れな姿で絶たせてくよりはマシだろう。

条件反射でコタツに座り込まないうちに実家に戻り、パーゴラの補強に使えそうなモノはないかと亡父から弟が引き継いだガラクタ置き場を物色する。実はドサクサに紛れて私もソコに不要ブツを放り込んでいるのはココだけのハナシである。で、暗がりのわりには簡単に目的のブツを見つけたのでとっとと車に積み込んでおいた。これで何とかなるだろう。いや、なって欲しい。

月曜定番アニメは何かの特番のためお休みでがっくり。イジケて帰宅後、そう言えば蕾は上がって来つつあるけどセントポーリアの葉の調子がイマイチなのだったと思い出してネットで調べることにした。該当する「相談」はなかったけど、症状から「多湿」「乾燥」「ハダニ」のどれかと考えられる。

しかし多湿と乾燥はないと思う。愛好家と言うのか、熱心な育成家には「邪道」と貶されそうだが、私はセントポーリアの鉢土に水苔マルチング(?)して、一般に「セントポーリアの水遣りは難しい」とされているけど、水苔の乾き具合を目安に水遣りしているのである。従って極端に乾燥させたり、多湿にしたとは考え難い。となると残りはムシである。一度殺虫剤でも噴霧してみるか。←野蛮

サーチ途中にちょっと食指の動くモノを見つけたのでそのまま脇道にズレて行き、リンクとキャッシュを辿って深みにハマる。悲しいことに悉く「販売期間終了」ではあるが、来シーズンの楽しみとすべくブックマーク・お気に入りに追加し、次のシーズンまでに「not found」とならないことを祈るとしよう。

娘@トイプードルと夜のお散歩に出て空を見上げてみると薄雲が拡がっていた。これでは「突発流星群」があっても観測は難しいだろう。と言うので「星に願いを」は諦めてビデオを見る。

今日のニュースめも：「バウリンガル」今年の最高発明品に
猫版開発予定はないのだろうか。いや、それよりそろそろイルカ・クジラ語翻訳機が完成しても良いと思うが、まだメドも立たないのだろうか。

サイエンス：「あこがれの宇宙飛行士」は昔の話？　ロシア(ならば私が代わりに宇宙へ行こう、タダでイカせてくれ！)・記憶力の発達は１歳代から　米研究(そして2歳から爆発的に記憶力が増大するのか。何かカンブリアみたいだな)・心筋梗塞の発症率が２倍になる遺伝子発見　理研など(ヒトが限りなく寿命を延ばしてもロクなことはナイと思ったりもする)

テクノロジー：ニューヨーク市民全員のワイヤレス接続は実現するか(限りなくサイバーシティやな)・メールに添付ファイルが付いていないウィルス「WORM_FRIENDGRT.B」(タチ悪ぅ〜受信メール全てのメールアドレスに送信するウィルス「W32.HLLW.Oror.B@mm」なんかとセットになってサイバー攻撃はイタリアからやってくる？にならないことを願う)

国内：姉妹船を「ダイヤモンド」に　建造中の火災で三菱重工(傷ものエメラルドになるわけね＜焦げたダイヤモンド)・妻と娘が自宅で変死、夫を逮捕−石川(嘱託殺人を主張しているそうだが金づちで娘を殺した６９歳男逮捕−盛岡もあるし、疑わしい)・「お金を下さい」と強盗　愛知(何か情けない犯人と被害者や)・人種差別撤廃、立法化を　原告の有道さんら訴え(「郷に入らば」も併記して欲しいね)

海外：公式文書で「日本海」に「東海」を併記(あちらは「勝った」と大喜びだろう)・英政府、クリスマス控えたテロ攻撃の可能性を警告(だからその前に先制攻撃なのか？＜イラク)・米各地に大規模な竜巻　テネシーなどで２７人死亡(こわ)・カーンｖｓベッケンバウアー、内紛勃発！(ゴリラ対皇帝か)・ベッカム完全武装、年間警備費に２億円！(何で「ベッカムとビクトリア」なん？それを言うなら「ベッカム夫妻」か「デヴィッドとビクトリア」だろーが、名前とファミリーネームを混同して使うな！)

【video:ギルバート・グレイプ】

アイオワ州エンドーラに住むギルバート・グレイプ(ジョニー・デップ)は新しくできたスーパーマーケットに客を奪われた食料品店で働いて家計を支えていた。父の死後食べ続けて「打ち上げられた鯨」と化した母(ダーレーン・ケイツ)に代わって失業した姉エミー(ローラ・ハリントン)が母親役をこなし、15歳の妹エレン(メアリー・ケイト・シェルハード)、そして10歳までもたないと言われたが18歳になるハンディを持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)と父が建てた家で暮らしていた。兄ラリーは家を出ていたので彼は家族を支えざるを得ない立場にあったのである。

トレーラーの隊列を見ることと給水塔に上ること、家でも木の上から「アーニーはどこ？」と皆に探してもらうのが大好きなアーニーは困りものではあるけれど、ギルバートは子どもの心のまま成長しない弟を見守り、家族のために働くのが精一杯で、生きる喜びも目的も失っていた。

そんな彼の前に現れたのがトレーラーで各地を旅するベッキー(ジュリエット・ルイス)で、弟に偏見なく接し、自由に生きる彼女にギルバートは惹かれて行く。そんな時に彼が浮気相手を務めているベティ・カーヴァー(メアリー・スティーンバーゲン)の保険屋をしている夫(ケヴィン・タイ)が急死し、ギルバートの友人タッカー(ジョン・C・ライリー)やボビー(クリスピン・グローバー)はくちさがない噂を立てる。

そして彼女は子どもを連れて町を出て行き、アーニーの18歳の誕生パーティーの日に車の修理が終わったベッキーも旅立つことになった。ギルバートは彼女を母に紹介する。町の笑いものになってしまったことを悔やみ、人前に出ようとしない巨漢を前にしてもギルバートが考えた通り、ベッキーは笑ったりしなかった。

*****

ストーリー、風景、登場人物など、全てが丁寧に、しかも無駄なく描かれていて、ともすれば殺伐とするか、逆に取って付けたような偽善モノになりがちな微妙な内容を嫌みなく「ハートウォーミングな」作品に仕上ったのは、キャスティングの妙と言えるだろう。寡黙で大袈裟な感情表現をしないデップは言うまでもなく、あのディスカプリオが難しい役を好演している。それは『タイタニック』で大根だったのは相手役のせいに違いないと思えるほどであった。

とにかくギルバートの立場は「やりきれない」「やってられない」のが当然レベルの悲惨さで、なのに家族のために自分を犠牲にしていると言うような投げ遣りなところや悲壮感もなく、ただ家族全員をとても大切にしていて、見守るのが自分の務めと信じている、純な青年をこれほどすんなり演じられるのはデップ以外にいないだろう。それに表情などがとってもキュートで、何度「ぎゃー、代わってくれー！」と叫んだことか。ってのは本筋とは関係ないが。

でもフツーはアーニーのような兄弟は疎んじられるだろうに、家族全員が彼を守ることに専念していて、母にいたっては「マイサンシャイン」と呼ぶほどの溺愛振りである。あのママの肉体は自前らしいが、そりゃまぁ見事なデカさで、歩けるのが奇跡に思えるくらいである。そのママを「笑いものにはさせない」ためにとったギルバートの行動には絶句したが、それゆえ素晴らしい「家族愛」映画と言えるのだろう。

架空の町の、架空の家族、そして架空の出逢いの物語。とわかっていても、どうにもナットクできないのが父の没年である。「17年前に父が死んで」いるのに妹が15歳とはどうにも計算が合わないのだが。謎だ(←何度も巻戻ししたけど聞き取れなかったらしい)。
(1993年アメリカ映画117分)



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2002.11.12 Tue. 　 まるで春のよう
今朝はとても暖かい。雲っていたので放射冷却がなかったからだろう。これくらいの寒さなら多少続いても我慢できるが世の中そんなに甘いはずはなく、明日からまた寒気が入ってくると天気予報が「覚悟しとけよ」とばかりに脅しをかけている。いやん。

出社する頃にはきっちり晴れたので随分暖かく、まるで春のように感じた。そう、眠気を催すあの春の陽気である。要するにめちゃめちゃ眠いのだ。それほど寝不足ではないはずなのに、朝イチから眠くて堪らない。なので午前中は比較的好きな作業をして過ごす。久々だったので思いの外快調に飛ばしてしまった。気乗りしないのは遅々として進まないのに。

雑記更新して実家ランチに戻ると、母がちょっと留守にした隙に娘@トイプードルに嫌がらせをされたと捲し立てる。彼女がどこでナニをしたかまできっちり言い当てた私は大笑いしたのだが、それにしてもワガママがチト過ぎるように思う。当然それは大いに甘やかして育てた私の責任だが、いいトシなのにヴァージンで、それで更年期障害(なんてあるのか？)が早く出てヒステリー気味なんてコトもあるかも知れない。うーむ、どうにかすべきだろうか。＜高齢出産？

午後は少し眠気がマシになったので別のおシゴトを片付け、終業ギリギリになってから日記更新したところ、ネスケで表示されなかった。またまたタグミスをヤらかしたらしい。しかしチェックする時間がなかったので更新報告はせず、そのまま住処に直行し、イライラしながらミス箇所を探し出して修正・更新。報告してから土ブレンドに取り掛かる。が。

プレハブ物置の鍵が時々ロック解除を拒絶するのだが、今日も私を中へ入れてくれようとせず、悪戦苦闘してもビクともしない。サジを投げて居室に戻り、腹立ち紛れに森永小枝クリッピーキャラメルをパクついた。んめー。久し振りのチョコはンマイ♪けどどうしよう、止まらないよ。ブタのモトが。

と一人焦り、手近にあるからイケナイのだと悟って、口にいくつか放り込んだままロック様と再対決に向かったのである。キャラメルパワーが効いたのか、今度は素直にドアを開けてくれた。ザマミロ、いつもそうしろ、私に逆らうな。と鍵穴に言い聞かせたいところである。とにかく中に入って適当に培養土をブレンドし、実家に戻る。

日暮れまではマシだったが、夜になってから少し冷えて来たようだ。これからは特に湯冷めに気を付けないとまた風邪を引いてしまう。うっかり上着を忘れたことを反省しながら帰宅し、あれこれしてから夜のお散歩に出掛け、ビデオを見掛けたものの、どうも目が疲れているようなので今夜は私的には早寝することにした。言うまでもないが、読みかけ文庫も手つかずのママである。おもしろいのになかなか読む時間を割り振りできない自分に腹が立つ。

今日のニュースめも：「しんかい２０００」が運航休止＝潜水調査船、予算難で−海洋センター
非常に残念である。それもそれも国家予算の振り分けに無駄金が多いせいだろう。何とかしろ。＞塩ジイ

サイエンス：消えゆく言語をアナログ方式でディスクに保存する『ロゼッタ・プロジェクト』(どの言語も500-1000年経てば外国語並みに変化していると思うのだが、それはどうするんだろう)・豪州発見、Ｃ・クックではなかった！？(原住民からすれば侵略者だろうに＜発見者)・(新種と言えるのかねぇ)

健康：ガン治療の決め手は1日2回のコーヒー浣腸？(上)&(下)(休止中のあの方のアレを連想したのは私だけではあるまい＜コーヒー浣腸)・大麻にも発がん性　英報告(健康な煙はナイと言え)・ラット脳でヒト神経幹細胞が正常分化(何かスゴイ)・精子の数や運動率、都市と農村部で差　米研究(日本もその可能性ありそう)・ワインと煮込み、アルツハイマー病抑制(レーガンはキライだったのかしらん)・「携帯、記憶能力に影響ない」と総務省(他の能力は？)

web関連：インターネットのあり方を変える？　個人ニュースサイト“blog”を運営する人たち(この話題で「祭り」中らしい)・ウイルス警告メールがウイルス感染(つくば市のサーバーから２０００人にウイルスメール配信ってのもあったらしい)・「ウィンドウズ乗船お断り！」マック限定の軍艦クルーズ(げらげら)・埼玉県監修の教育ゲームに“エロゲー”(それはイカンだろ)

国内：「８人は生きている」　別人遺骨鑑定受け家族会が会見(これで"生存者"以外に目が向くかも)・女子中学生を全裸モデルに勧誘容疑、１５歳女子生徒逮捕(唖然)・季節外れの黄砂観測　九州から北海道までの広い範囲で(そうか、やはり今日は春"だったのか)・中国の整備工場でジャンボ機の配線、わざと切断(そう言えば自衛隊機妨害はどうなったんだろう＜三◆系内部犯行説)・宙に浮いた駅員の最徐行要請…救急隊員死傷事故(電車のドアにジャンパーひも、引きずられ転落…大阪と言うのもあったそうだし、電車に乗るのも助けるのも命懸けだな)

海外：神経ガス：イラクが解毒剤を大量注文(本当に12/8メリケン版「虎虎虎」となるのだろうか)・香港、首位、不良債権悩む日本３５位　経済自由度順位(労働生産性：日本は３年連続のＧ７最下位　００年なんだし、小藪や他国にカネせびられてもそろそろ「無い袖は振れん」と断ったら？)・カーナビは正しかった!?　向かったのは同じ名前の別の村!!(あるだろうなぁ)・チャールズ皇太子側近にレイプ疑惑、「対策会議」を開く(それも「側近男性の１人が、別の従者の男性を」だって)・ヘディングの名手、死因はボールの衝撃による脳障害(労災対象？)

【fortune:すしあざらし占い】

あおやぎくん
はずかしがりやさんで、おしゃべりニガ手。でもいろんなことを考えてるべんきょう家！

なんでも見てるよ！
発見や研究が得意。まわりが気づかないところも見てるよ。

あたまさえてるぅ〜
あたまのなかはステキなアイデアやかんがえでいっぱい！

いつでもワクワク
ことばには出ないけれど、感動＆コーフンしやすいんです。

ついギクシャク？
きんちょうしやすいはずかしがりや。ついヘンな動きを!?

勉強運・内系・中立的
好き：エビにいちゃん

感想：バカげているけど当たってるカモ．．．



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2002.11.13 Wed. 　 また冬/『Mars Attacks!』
寒いじゃないか！と起床するなり震え上がった。勿論まだ最低気温はプラス領域なので、冷え込みの本番はまだ先の話だろうけど、ほんの数日暖かかっただけでとても寒く感じる。確か去年の晩秋から初冬にかけては結構温暖で、12月中旬頃になってイキナリ冬らしくなったように記憶しているのだが、先月と今月の平均気温が結果的に平年並みに落ち着いたとしても今年はきっばり秋がなかったことだけは断言しておこう。

しかし気温は低くてもお天気はなかなか素晴らしく、雲がないのにぼやけた青空が拡がっている。濁ったような色に見えるのは黄砂の影響なのだろうか。日射しを遮るほけではないし、しっかり紫外線は降り注いでいるだろうけど、空気は冬っぽく、冷えて乾燥している。おかげで出社して席に着き、パソ起動中にハンドクリーム、ネット接続中にネイルクリームを塗るのが習慣になりつつある。どちらにしろマシンがスタンバイできるまでの待ち時間は手持ち無沙汰でキライだ。もっとちゃっちゃ起きれんのかね。←ワシ以上に起動時間が長いヤツに言われたないわ(パソの代弁)

以前から気になっていた「今日のニュースめも」ネタ元を雑記に列挙して更新後、外食ランチに出る。晴れているけどそろそろ手袋ナシでチャリをぶっ飛ばすのはつらくなって来た。それにしても未だに黒の日傘を差している人がいるとは驚いた。紫外線はまだキツイとは言え、ちょっと目立つ。でもこの時期でも直射日光をマトモに長時間浴びるとしたら、私も日傘が欲しいと思うだろう。5mばかりで日陰に入れる外出コース・通勤ルートを選んでいるのでナシで済ませているけれど。

午後はぼちぼちとおシゴトしながら作成した日記を時間内に更新できたので一安心。実家に直帰するつもりだったけど住処に寄る必要があったので、用のついでにパーゴラもどきを分解してプレハブ物置(今日はイッパツで鍵が開いたので嬉しい)に放り込んでおいた。居室に戻って少し文庫を読んでから実家に向かう。ちょっと風が出てきたようだ。

夜ごはんを食べながら「笑ってコラえて」の駅長さんに笑い、"上総掘り"なる井戸掘り職人じいさまにホロリとし、お風呂に入って住処に戻る。暫くゴソゴソしてから夜のお散歩に出掛け、帰ってからビデオを見る。ワラタ。

今日のニュースめも：日本列島、中央部は沈下…国土地理院が観測
経済だけではなかったのねん。＜沈下中

サイエンス：飲酒で乳がんの危険増加　英国のがん研究団体が発表(因果関係がようわからん)・図書館で頭痛、電磁波の影響か　盗難防止装置周辺で(本好き８５歳、図書館の本３５００点を盗むこともあるし図書館員も大変だなぁ)

ネット関連：米連邦検察、米軍ネットワークへの侵入容疑でイギリス人を起訴、身柄引渡しを要求(ヤられる方がヌけている、とも考えられるが)・ネット詐欺の中３男子逮捕(ガキも侮れん)・大手5社が共同で映画の有料ネット配信を開始(ますますヒッキーが増えそう)・映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、海賊版がネット流出(はえー)・米でインターネット通じ中古のミグ２１を売却へ＝値段は２７６０万円以上(テロ集団や悪の枢軸が落札する可能性も大アリだよな)・自分のサイズに合ったバーチャルなマネキンに試着できるサービス(これは使えるカモ)

国内：“お子ちゃま”には残虐な究極ホラー(大人同伴なら見せてもイイってのも妙だ)・銀座の目抜き通り、ベンツが紳士服店に突っ込む(うかうか買い物もできんのね)・日テレ河童騒動、自作自演　また「電波少年」お騒がせ(逝ってヨシ！)・「金、人生ほどほどに」７３％(私は長生きしなくてもカネは「たくさん」欲しいと思う)・秋の黄砂確認相次ぐ(だからもう春なんだって)

海外：ビンラディン氏の録音テープは本物の可能性大＝生存を初めて確認する証拠に(そしてビンラディン氏生存説強まる　米、殺害・身柄拘束に全力、さらにイラク攻撃の死者５万〜２６万人　医師の国際会議が試算と「正義の戦い」が果てしなく続くわけか)・ビル・ゲイツ会長、資産は子供に残さずと宣言(彼の資産のごくごくごく(以下略)一部は私のカネだ)・独犯罪史上、“最もまぬけな銀行強盗”に禁固刑４年(確かにマヌケだ)・９歳が二日酔い登校、アルコール依存症深刻な南ア(エイズ患者も多いのだっけ？＜ガキも多いようだが)

【video:マーズアタック！】

5月10日ケンタッキー州に「空飛ぶ円盤」がやって来た。大統領(ジャック・ニコルソン)はドナルド・ケスラー 教授(ピアース・ブロスナン)の発明した翻訳機を使って彼らが火星から友好のためにやって来たと知り、歓迎の準備をする。だが式典会場に平和の使者白鳩が放たれた瞬間、火星人らは地球人を皆殺しにする。

夫人(グレン・クローズ)や娘タフィ(ナタリー・ポートマン)は心配するが、火星人の謝罪したいとの申し出を受け入れて今度は議会に大使一行を招待するが、再び襲撃され、教授は彼らにさらわれてしまう。円盤内で意識を取り戻した彼はTVリポーターのナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)と再会する。どちらも変わり果てた姿で。

そして火星人は美女(リサ・マリー)をホワイトハウスに送り込み、大統領は軍部の要請を受け入れて核兵器攻撃に署名するが失敗に終わり、やがて地球は火星人の大襲撃に遭う。

*****

ティム・バートンの超駄作との悪評高い本作であるが、私的にはバカウケであった。H・G・ウェルズの「宇宙戦争」をラジオドラマにしたオーソン・ウエルズが大パニックを引き起こしたのは有名だが、監督も「宇宙戦争」を読んでいると確信できるシーンがあるし、紛れもなくこの原作は「宇宙戦争」だと思う。

同時期に公開された『インデペンデンス・デイ』と同じネタなのに、作り手次第でこうも違うかと笑ってしまうが、前者はアメリカ賛歌そのものであるのに対し、後者は完全にパロディと言うか(ウルトラマンシリーズの地球防衛軍やゴジラ映画のノリ)、或いは『火星人ゴーホーム！』並みのナンセンスと言うか、とにかく私にはウケても万人には受け入れられないであろうおバカ炸裂映画である。

ラストがアレではナニだし、マイケル・J・フォックス、アネット・ベニング、トム・ジョーンズ、エトセトラと、超豪華キャストのワリに何やねん、とツッコミたい気がしないでもないけれど、いかにも悪者面の火星人をはじめ、ゴシック・ホラーとは違うけど「やっぱりティム・バートンだわ」と言う感じで楽しめた。チワワのポピーがめっちゃラヴリィ♪
(1996年アメリカ映画107分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2002.11.14 Thu. 　 ホコリダニ/「Illegal Alien/Robert.J.Sawyer」
「その時間そこであったことを知っていると言うことは、あなたはその場にいたことになる。従ってあなたは○○ではない」。

などと言う探偵まがいの台詞を吐く自分を意識した瞬間、これは夢で、寝過ごしたとわかったのは何故かと言うのはヒトに説明できない。とにかく目を開けたら時計の針は明らかに「寝過ごした」時間を差していたのである。因みに夢は双子かクローンを見分けて告発するシーンのようだった。コナンの見過ぎだろうか。

ともあれ出社する。お天気は一応晴れ、気温は「寒そう」あたりか。優先順位上位作業を片付けていたら妙な電話があった。要するに売込みの営業の挨拶や何トカのご案内はしょっちゅうあるし、捌くのも慣れたものだが、今日は思わず「は？」と聞き返してしまった。「テレアポの仕事募集してませんか？」。テレアポの売込み電話作戦があるとは知らなかったゼ。

ハーボットを置いたサイトでネスケが強制終了攻めに遭い、ついにはフリーズに至ると言うプチトラブルがあったものの、例の如く雑記更新して実家ランチ経由で午後のシゴトを適当にやっつける。つもりだったのだがハタと思い付いてダダっと翌日以降の下準備を始めてしまい、日記作成途中で時間切れとなった。またもや自宅からの更新である。あああ、悔しい。

が、直帰せずに本日はホームセンターに直行する。備品の買い出しなどは週末でも構わないのだが、どうも娘@トイプードルを置いて一人で出にくいし、かと言って娘連れて店内に入れるところは限られている。従って娘持参で行けない野暮用は平日のうちに済ませる方が何かとイイのである。で、あまりの安さにグリーンハウスを衝動買い。要するに室内温室である。置き場所も決めずに買ってしまったのでコレでまた悩みが増えたことになる。←ばか

ついでに薔薇を植え替えようと言う気持ちはあるので素焼鉢をいくつか購入し、あれこれ補充して住処に戻って日記の続きを作成して更新報告。その直後に母から「早よ帰って来い」コールがあり、やはりせっせと会社で日記作成・更新に励むようにしなくてはイカンと反省した次第である。

園芸センターで念のため調べてもらった結果、セントポーリアにつくハダニはホコリダニと言う品種(?)らしく、そのへんの殺虫スプレーで良いと思っていたのだけど、効果は補償できないとのことだったので、殺タニ薬品を買ったのである。夜ごはん後説明通りに薄めて噴射。が、時間などの規制がないのでスプレーしたポリ袋に暫く密封しておいた。さて、効果は如何に。

おもしろそうなTV番組がなさそうなのでビデオデッキにセットしたままの『マーズ・アタック！』を見ながらグダグダし、中断して散歩に出て戻ってから続きを見て、終了後切り替えたCSN1でやっていた『ピアノ・レッスン』の後半あたりからラストまで付き合ってしまい、その後さっさと寝れば良いのに「ちょっとだけ」と開いたのが運の尽き、読みかけ文庫を読了。明日の朝はゼッタイ寝過ごすと確信できる時間になっていた。

今日のニュースめも：ビッグバンの「再現」実験　結果に戸惑う科学者たち
「理論予想を裏切るデータ」ってどんなん？すげー気になる。聞いてもワカランと思うが。

サイエンス：ワニの西ナイルウイルス感染を確認　米フロリダ州(蚊が媒介するんだよね？ってことはあの鰐の皮も蚊の針は通すのか、ならば『ジュラシック・パーク』のモトもあり得るのか)・南極のオゾンホール今年は短命　９０年代以降最速で消滅(規制効果だと主張するヤツも出そうだなぁ＜規制緩和しろ)

ネット関連：4分の1以上が迷惑メール――米企業の実態調査 (日本はもう少し低いのだろうか)・原子力を携帯バッテリに(見出し見た瞬間、大丈夫なんか？と本気で心配した)・映画３０００本を１秒で送信　基礎実験に成功(ISDN回線@会社を基準に考えたら目眩がした)・究極の暗号通信、実用メド(スパイの世界もSFに近付いた？＜「量子暗号通信」)・ペットの餌やりもWebから！Webカメラ付き自動給餌機「iSeePet」(うーん、うちは今のところ要らないな)・自分の死を友人にメールで通知してくれるサービス(ナンかヤだな)

国内：「週刊金曜日」が曽我さんの夫と娘を取材(親北行為に見えるが反北活動とも言えるが、とにかく逝ってよし＞)週刊金曜日・５人戻さねば安保協議を無期延期…北朝鮮が警告(日本にも血の気の多いヤツが多いから今後の展開が真剣にヤヴァイと思う)・重機ＡＴＭ荒らし対策へ本腰(遅い！)・岐阜の幽霊住宅、ポルターガイスト再発(また「ヤらせ」ではないのか？)・幻想的な紅葉をライトアップ　群馬・伊香保温泉(秋がなかったと感じるわりに今年の紅葉はキレイな気がするのは気温変化が急激だったからだろうか)

海外：英国民の3分の1「米大統領の方が世界平和への脅威」＝調査(激しく同意)・巨大コンドーム、ビル・ゲイツ氏をお出迎え(すげー"ユーモア")・賞味期間は3年！　新サンドイッチの気になるお味は…？(その前に喰う勇気があるかどうかだ)・仏大統領夫人そっくりさん、下院に侵入　ＴＶ局の仕業(おフランスにも「電波少年」があるのか)・廃虚の街に甘い果実熟す　「日本リンゴ」が人気(ナゼ「リンゴ」？)

【book:イリーガル・エイリアン/ロバート・J・ソウヤー】

大西洋の真ん中、つまりどの国の領海に属さない海域に宇宙から飛来した飛行物体が着水した。現場に向かった米海軍空母は宇宙船とのランデヴーに成功し、乗船していた天文学者クリータス・カルフーンが主導してエイリアンとのファースト・コンタクトを成し遂げる。

母船が発見され、着陸船を乗せた空母はワシントンの国連本部に向かうことになり、エイリアンは人間の語彙を急速に習得し、彼の名はハスクと言い、彼らトソク族がアルファケンタウリ星系から211地球年かけてやって来たことをカルフーンらに語る。そして冬眠から目覚めたケルカッド船長はじめとする総勢7人の一行は地球人に温かく受け入れられる。

カイバーベルトで破損したトソクの宇宙船修理を人類が手助けすることとなり、両者は順調に交流を深めていたが、彼らの滞在先で人間が惨殺されると言う事件が発生する。被害者はカルフーン、そしてロス市警は容疑者としてハスクを逮捕する。大統領科学顧問のフランシス・ノビリオ博士は黒人の敏腕弁護士デイル・ライスをハスクの弁護人に立ててカリフォルニア州対ハスク裁判に立ち向かう。

*****

さすがソウヤー！と唸られてくれたのはラストである。「おいおい」とツッコむ前に私は吹き出してしまったのだが、そう来たか。いやぁ、楽しいなぁ。特に冒頭のファーストコンタクトあたりはもう膝を叩きまくったほど楽しかった。私はヲタクではなく単なるSF好きだけど、こんなレベルにこそ大ウケするようなエイリアンとの邂逅シーンであった。

しかし巻末の解説にもあるが本作の大部分は「法廷ミステリ」と言えるだろう。時々話題になるように思うが、日本の裁判と違ってあちらは陪審員制度である。どこでどう決まったのか、1ダースの人々の"判決"が一致しなくてはならないと言う、多数決による決定とは違うシステムで、検察と弁護側と証人の駆け引き/やり取りやどんでん返しなどもなかなかおもしろい。しかし冒頭よりは読むペースはワクワクしないだけ落ちざるを得なかった。

それにしてもエイリアンとの意志疎通が素数に始まるのは「コンタクト」以来の伝統なのかと思うほど斬新さを感じることはできなかったが、結局のところ現時点では「整数」「素数」が考えられる限り最高の宇宙共通の真理なのだろう。他にはないのかと思わないでもないけれど。
(ハヤカワ文庫)



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2002.11.15 Fri. 　 確信通り/『Le Fabuleux Destin D'Amelie Poulain(Amelie)』
就寝前の確信通り見事に寝過ごした。どうも今週は朝の冷え込みに負けてしまう、つまり布団を出るのがつらいのを別にしても起きられなさ過ぎである。結局二度寝してしまうので目覚ましアラームの時刻を少し遅らせたのが裏目に出ているのだろうか。

ともかく猛ダッシュすれば間に合わないこともなかったが、ついでだからサボろうと言う悪魔の囁きが聞こえ、ここ数日起抜けはたいてい鼻詰まりしているのもあり、また風邪引くのもイヤだし、あれこれやりたいこともあると言うので殆どサボリモードに傾いたのである。が。アレとコレをしなくてはと思い出し、泣く泣く出社する。＜遅刻

早退するつもりで午前中にアレとコレを片付けたのだけど、ナニもヤるかと言う気になり、サボりはヤメた。雑記更新して自宅ランチ、そして午後はナニをシた。終業ギリギリに日記更新し、今週の義務は終了した。良く考えれば今日で11月も折り返し、明日からは後半となる。そして一気に師走が来て駈け去り、2003年に突入し、またトシを取るのだろう。早いなぁ。何もしないまま今年も終わろうとしている。←既にあれこれ諦めモード

半額ビデオ屋に行くと見たいと思っていたのが空いていた。迷わずゲットして今度は返却に向かう。念のため狙っているビデオを見に行くと、やはり貸出中であった。半額店にはないのでココで空き待ちするしかないのが悔しい。さすがにこちらでもレンタルするのは躊躇われたので手ぶらで店を後にする。

住処経由で実家に戻り、あれこれ済ませて21:00頃に帰宅する。未読文庫の手持ちは残り1冊となったので、そろそろ次の文庫を手配したいところである。アマゾンのウイッシュリストを眺め、オークションやフリマをちょっと冷やかし、結局オーダーはしなかった。どうもこのところ私的にはややヌルいSFが続いたので、ここらでがちがちにハードなのを再読したい気分なのだ。何ならミステリーでも再読しようか。クイーンの国名シリーズとか。←「私は読者に挑戦する」が好きだったらしい

夜のお散歩を終えてからビデオを見る。明日は思い切り朝寝坊してやる。

今日のニュースめも：恐怖！北のテレビはお茶の間洗脳マシン
戦前・戦中の日本もそうだったのではないのか。それに今だってメディア・情報は欧米や日本でも「"正義"はこちらにあり、"悪"を槍玉にあげるには何をしても許される」みたいな洗脳に利用されているように思うぞ。

サイエンス：死亡胎児の細胞利用を限定容認　厚労省専門委(リサイクルね)・トラの次はヒョウがピンチ(ヒトも絶対安泰ではないだろうけどね)

ネット関連：従業員のネット利用を監視するハイテク機器、続々登場(うちは導入しないだろうけど、されたら困るなぁ)・FTC、スパムを一斉摘発(日本もヤッてくれ)

国内：倒産直前の企業株価は平均１０９円　帝国データバンク(現在もっと安いトコもあるゾ)・ボージョレ・ヌーボー到着　輸入過去最高の見込み(これもバブルの落としものだよな)・ノーベル賞田中さん「いらちは成功の素」(私もイラチだけどなぁ)・ゴミため込んだ家が全焼、住民は困惑(燃えてもゴミなのね)・投げ捨てか、山道に乳児の遺体　宮城・川崎(子どももゴミかい)・６世紀から船の旅　長野県飯田市で船形埴輪が出土(ウソだ、もっと早くから海路移動してたはずだ)

海外：トイレ便座、食器洗い機で洗浄　ファストフード店(冗談でも信じられん)・裁判に負けた…じゃ、カネは全部１セント貨で払う(ナイスセンス！)・マイケル・ジャクソンの法廷写真、弁護士がカメラマンに抗議(私も抗議したい＜アップにするなよ)・「病院が危ない」ＦＢＩのテロ警告にホワイトハウス怒る(そのノリで911情報をスルーしたのでは？)・大学の学費を豚で支払う　ミズーリ(ウソみたい)・テロの精神的後遺症、ヒスパニックに多い(何でだろう、それだけ感情的ってことかな)

おまけ：これでも中学生！　Ｇカップがたわわ…(でもTカップまでは育たんだろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【video:アメリ】

アメリ・プーラン(Flora Guiet)は6歳の時元軍医の父ラファエル(リュフュス)に心臓病と診断され、学校に行かず元教師の母アマンディーヌ(ロレーラ・クラヴォッタ)に教育を受け、他の子どもたちと遊ぶこともなく、冷淡な父と神経質な母から空想の世界に逃避するようになった。だが母が事故死し、以後父はますます自分の殻に閉じ籠るようになった。

1997年、家を出てモンマルトルのカフェ"ドゥ・ムーラン"で働き始めた22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)はサーカスの曲馬乗りのマダム・シュザンヌ(クレール・モーリエ)、煙草売り子の病気魔ジョルジェット(イザベル・ナンティ)、ウエイトレスのジーナ(クロチルド・モレ)、常連客でジーナに振られたばかりのジョゼフ(ドミニク・ピノン)や売れない小説家(アルチュス・ド・パンゲルン)らに囲まれ、スチュワーデスのフィロメーヌ(Armelle)のフライト中に猫のロドリーグを預ったりと、変化のない生活をしていたが、ダイアナ妃事故の日に40年前の住人が隠していた宝箱を見つける。

宝箱を持ち主に返すことを思い立ったアメリはアパートの管理人(ヨランド・モロー)や店員リュシアン(ジャメル・ドゥブーズ)を虐待しがちな食料品店の店主コリニョン(ウルバン・カンセリエ)らに前の住人に聞き出すが、"ガラス男"レイモン・デュファイエル(セルジュ・メルラン)の協力で持ち主のドミニク・プルトドー(モーリス・ベニシュー)を探し出し、他人の人生に幸せをもたらす喜びに目覚める。

早速彼女は身近な人たちに構い始め、父のドワーフを持ち出したり、あれこれ作戦を立てたり悪戯を開始するが、スピード証明写真のボツをコレクションしているニノ(マチュー・カソヴィッツ)に恋したものの、なかなか自分から接近することはできなかった。ルノワールの「舟遊びの昼食」を描き続けているガラス男は未だに描けない"水を飲む娘"に例えて自分の世界を抜け出せない彼女が気掛かりだった。

*****

『エイリアン4』、『デリカテッセン』、『ロスト・チルドレン』のジャン＝ピエール・ジュネ監督作品である。相変わらず映像が素晴らしい。それと『デリカテッセン』のミュージック・ソウを彷佛させる、何となく懐かしい音楽(ヤン・ティルセン)もとても良い。

内容はかなり有名なので今更触れるまでもないだろうが、ヒロインのアメリ同様、とにかくオシャレでキュートな映画である。インテリア、風景、建物、全てが美しい。余談だがフランスにもお化け屋敷があるなんて私は知らなかったのだけど、日本のそれとは違ってきっととてもエレガントなのだろう。入ってみたいものである。

どのシーンもとても素敵で、ストーリーもベタベタではないし、お馴染みのピノンも出てるし、ガラス男は死神博士っぽかったり、裏からフランス語を書くなんて曲芸の領域だと思った以外に敢えて感想は思い付かないけれど、盲人(Jean Darie)を道案内するシーンやサンマルタン運河の水切りシーンは特に好き。そしてナレーション(アンドレ・デュソリエ)のフランス語の響きにも萌え。やはり私はこの監督作品が性に合うらしい。
(2001年フランス映画121分)



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2002.11.16 Sat. 　 100本ばかり/『Mulholland Drive』
娘@トイプードルアラームで起床。よそ様のワンコやニャンコは散歩とかごはんの催促で早く起こすらしいけど、うちの娘は気温にもよるがこの時期だとまず10:00前に起こすことはない。早い時間に起こしても無駄と学習済みなのもあるだろう。が、飼い主に似て彼女もお寝坊なのだ。因みに今朝娘と私が布団を出たのは11:00近くであった。

実家でブランチ後、お天気が良いので生垣の根元に集団でこぼれ種から芽をふいたクリサンセマムを移植することにした。大部分が本葉が出たばかりで移植するにはちょっと早い気もするけど、大きくなると今度は根っこが絡まってバラす時に根を傷めてしまうし、来週末も屋外作業のできる暖かさになる保証はない。と言うので娘を膝に乗せたまま雑草を抜きつつせっせと掘り起こし、苗床に植えて行く。

うちの庭で雑草化しているクリサンセマムは元々私が種から育てたもので、それがこぼれ種で増えたものである。それだけ繁殖力旺盛だから店頭価格もリーズナブルなわけだが、うちでは種蒔きを1度しただけで、以後苗を買ったことはないし、発芽から開花までの過程を観察しているから雑草と区別することができる。ペチュニア、インパチェンス、マリーゴールド、アリッサム然りである。花を種から育てると見極める目ができると言うことだ。あまり実生活では役立たないが。

座り込み作業で腰が疲れたところで本日終了としたが、結局約30×30cmサイズ、36本用の苗床が3つ、つまりクリサンセマム100本ばかりで埋まった。半分が生育不良としても50本は確保できるだろう。9cmポット1鉢30円としても培養土代金くらいにはなるはずである。そして今日移植したま倍は生垣下に発芽している。全部育ったら持て余す数である。

他の雑用も済ませて住処に戻り、まずは先日持ち帰った支柱を洗う。ざっと泥汚れは拭き取ったのだが、ステインを塗る前にタワシでゴシゴシ長期間風雨に晒された汚れを洗い流すことにしたのである。要するに持って帰る時に洗うのを忘れていただけのことだが。

次に乾いた花鉢の水遣りをし、玄関に置いた花鉢を外に出して日光浴させる。その間に気持だけ花置き場の防寒対策をすることにした。明り採り用のハメ殺しガラス前に棚を置いているのだが、手元にあったプチプチをガラス部分に貼付け、更に棚の窓側にもプチプチでカバーする。これで少しは冷気を遮断できるだろう。

室内に入ってざっと掃除機掛けしてからコタツに座り込み、巡回開始である。ごそごそしてたら眠くなったのでちょっと夕寝し、実家に帰って夜ごはん&お風呂を済ませ、帰宅後日記作成に取り掛かる。しかしセットしたままの『アメリ』をうっかり再生したのがまずかった。しっかりビデオに夢中になり、途中で夜のお散歩に出たのもあるが、更新報告は日付けが変わってからになってしまった。

それからまたビデオを見る。朝寝坊すると「平日の昼間にできないことを片付ける週末」にならないのだが。

今日のニュースめも：新生アトム、元旦デビュー　英語版で先行放映
英語では「アストロ・ボーイ」だったっけ？とにかく日本のアニメは輸出入規制対象外らしい。＜「ＭＡＮＧＡ」、米国市場に殴り込み！

サイエンス・テクノロジー：化石からＤＮＡとタンパク質、田中氏の装置で抽出(また会社の株が上がるな)・不正侵入で収集の証拠は採用せず(ハッカーを正式社員として雇用すると「合法」になるのだろうか)・電子政府の基本ソフト、脱ウィンドウズへ　公開型に転換(M$も少しは反省しろよ＜セキュリティホールだらけのくせにヴァージョンアップ攻勢)

国内：重文建築物を「引き家」で移動(ま、明石城でも動かしたもんな)・現場のイペリットを化学処理へ　神奈川の毒ガス問題(そりゃ放置しとくわけには行かんやろ)・防災意識は低下傾向〜内閣府調査(「喉元過ぎれば」国民だもんな)・成田に世界一長い旅客機(かっこよくはないな＜胴長)・原因不明、ウミガメの死がいが多数漂着(やはり潮流異常があるのでは？)

海外：チャールズ皇太子の再婚にゴーサイン？　英国国教会、離婚者の再婚を認める方向へ(バツイチ再婚国王誕生となるか？)・７００年前のフレスコ画に“ミッキー・マウス”像？(「著作権侵害」だと訴えれば？←無理)・ヌードで聖書を暗誦する女("エデンの園"のくだりだったのか？)

正義vs邪悪：「フセイン大統領が亡命工作」　英紙、家族らリビアへ(影武者は？)・欧米の専門家、イラクは生物化学兵器を大量に保有と推測(その欧米も"モト"を保有してるだろうに)・アルカイダ上級幹部の拘束発表　「大物」と米政府(ラディンの息子か？)・アルカイダ「相当、大規模な」テロを計画　ＦＢＩ警告(「航空、石油、原子力産業や、国家的な象徴になるような名所だ」＜ＦＢＩ、アルカイダが「目をむく」テロ計画と警告)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【video:マルホランド・ドライブ】

オンタリオから州から叔母ルースを頼ってハリウッドへやって来た女優志願のベティ(ナオミ・ワッツ)は留守のはずのアパートにブルネットの女(ローラ・エレナ・ハリング)がいるのに驚いたが、叔母の友人と思い込み、事故に遭ったと言う彼女を労る。記憶を失っている女はリタ・ヘイワースのポスターを見て「リタ」と名乗るが、そのバッグには大金と青い鍵が入っていた。

リタが覚えていた「マルホランド・ドライブ」の言葉から2人は昨夜そこで事故が発生したことを確認し、またコーヒーを飲みに行ったレストランのウエイトレスり名札を見て「ダイアン・セルウィン」と言う名を思い出す。電話してみると留守電の声はリタではなかったが、ベティは何かの手掛かりがつかめるかも知れないと躊躇うリタを説得し、翌日訪ねることにする。

次の日ベティは管理人ココ(アン・ミラー)から身元不明のリタについて「トラブルに巻き込まれないように」と警告されるが、その後にあった念願のオーディションは大成功し、エージェントに別のオーディション会場に連れて行かれる。だが監督のアダム(ジャスティン・セロウ)は何者からか主役はカミーラと言う女優にするようにとの圧力を受けていた。

アダムと目が合い何かを感じたもののベティはリタの待つアパートに戻り、ダイアンのアパートに向かう。しかし彼女と思われる女性は別の住人と交換した部屋で変死していた。そんなことがあったにも関わらず、危険で謎めいたリタにベティは惹かれて行く。その夜リタの記憶を頼りにナイトショーに出掛けた2人は青い鍵に合う青い箱を手に入れる。

*****

前半はサスペンスだが、後半は突如として呆気に取られる展開へと急変する。置いてきぼりを喰らう観客も多いことと思うが、そのあたりが『ツイン・ピークス』で一大ブームを巻き起こしたデイヴィッド・リンチ監督ならでは、と言ったところだろうか。

彼は『ブルーベルベット』『エレファントマン』『デューン』他、結構衝撃的な作品で有名だが、実は私は悪夢的なのはチト苦手にしていたので殆ど見ていない。そして本作も悪夢と言えるだろう。冒頭のダンスシーンは一体何を示唆しているのだろうと不思議だったのだが、それはラストで繋がる。

しかしツッコミ処は結構満載で、私はそちらにばかり気を取られてしまった。どうも観客に不親切なストーリーだと思ったけれど、どうやらこれはTVドラマシリーズにするつもりだったらしく、あまりにもナニだと断られて映画化したと言う曰く付き作品のようである。それで長いワリにワケワカラン内容になったのだろう。作品としてはあまり良い出来とは思えない。
(2001年アメリカ・フランス映画146分)



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2002.11.17 Sun. 　 ぽかぽか陽気
身動きする気配を感じて間もなく娘@トイプードルが小さく「くぅんくぅん」と啼き始めた。布団から手を出して頭を撫でながら「おはよう」と声を掛けると今度はペロペロ作戦に切り替わる。母を起こす場合はお腹あたりに飛び乗って顔面ペロペロ攻撃するそうだが、私はそこまで過激な起こされ方をしたことがない。これは歴代ワンコ共通である。それだけ私が手強いとも言えるが、とにかく今朝の起床時間は11:00前だった。既に「朝」とは言えないような気がしないでもない。

お天気は素晴らしく快晴で、ぽかぽか陽気である。と言うので実家でブランチを摂ってから草引きなんぞを始めてしまい、こぼれ種から芽が出たらしい金魚草を10本ほど苗床に移植し、気が付いたら結局1時間ばかり熱中していた。貴重な昼間の活動時間を実家のために費やしてしまったと舌打ちしながら住処に戻り、室内花鉢を日光浴させ、せっせとパーゴラもどき支柱にステインを塗る。が、あと少しのところで塗料が無くなってしまった。薄め液で伸ばして取り敢えず塗ってしまう。ムラになるかも知れないけど、組み立ててから仕上げ塗りすれば何とかごまかせるだろう。と言うことにしておく。

玄関に置いている苗床のクリサンセマムがやや徒長しているのでイキオイのあるうちに(勿論私の)植え替えることにした。数えてみたら10本あり、ついでにこれまたこぼれ種で増えたと見られるディモルフォセカ3本と水挿しで増やした八重インパチェンスにコバンノランタナ、それにヒメノボタンも9cmポッドに鉢上げする。しかし挿し芽トライ中のペチュニアはどうも失敗らしく、あと数本に望みを繋ぐしかない状態となった。幸い親株はまだ生きているようなのでせいぜい枯らさないようケアするとしよう。

それら以外に玄関に置いているのは八重エキザカムとブルースター、ルリマツリ、ヘリオトロープなどであるが、これらも今のところ元気である。居室に置いている胡蝶蘭もまだ生きているし、とにかく花たちの冬越し成功を祈るばかりである。ポット移植が終わってからネットに繋ぎ、一度ビデオ返却に出てから恒例の夕寝をして実家に戻る。と、お昼前から外出していた母は「お腹が空いて我慢できんかったんで先に食べた」そうで、コタツで寝転んでいた。と言うので私もそのへんにあるもので適当に夜ごはんを済ませ、入浴後とっとと帰宅。

他の作品では飛び抜けて強烈な存在感を見せるアンジーが控え目に見えるのはデンゼル・ワシントンの方が役者が一枚上と言うことなのだろうか、それでもアンジーは何を演っても見事だなぁと感心しつつ『ボーンコレクター』を見ながらダラダラと日記を作成し、日付が変わる前に更新報告を済ませ、「世界遺産」終了と同時に就寝するためにビデオはレンタルしなかったのである。なのについつい文庫を再読し始め、結局早寝はできなかった。残念。

それはそうと、今年は満月が近いし、ピーク、つまりTempel-Tuttle: The Leonid Cometが落とした塵に地球が突入するのはは日本時間の昼間らしいのでLeonids from Leoは期待薄とか。でもひとつやふたつくらいは見られるコトを期待しよう。

今日のニュースめも：Astroｎomy 2003 calendar
キレイけど1部2000円（消費税込み送料全国一律310円現定数100ってなぁ．．．あまり食指が動かん。←ケチとも言う

国内：拉致の疑い、新たに７０〜８０人　政府、北朝鮮に照会へ(まだまだ「被害者」いるだろう)・泥棒マグロ買わないで　“アピール”するお刺身店頭へ(なら産地偽造もヤメレ)・お見合い事業に補助金　厚労省、結婚後押し("うまく"行けば離婚率上昇に1票)

海外：モスクワで特殊部隊装備の見本市(日本も「視察」に行ってるのだろうか＜実は「観光」で)・撃たれても、胸の警官バッジで命拾い　米国(「このバッジは警察博物館で展示される予定」と言うのが大笑い)・コンドームの“使い心地”試験、参加希望者が大殺到(そりゃヤればカネになるもん)・故ダイアナ元妃の爪切りなど私物がひそかに取引＝英紙(例の側近以外もアレコレやってたわけね)・米がＦＢＩの再編検討(ふーむ、どうするんだろう)

正義vs邪悪：リビア、フセイン大統領家族の亡命工作を否定(真偽や如何に)・ビンラディン氏イエメン潜伏か、英部隊追跡　英日曜紙(同上)・アルカイダ、アルジャジーラ通じてまた警告(米人宿泊地爆破テロ計画、アル・カーイダ幹部逮捕なんてのもあったらしいし、マジでヤヴァイかも)・英警察、テロ対策法違反で男3人を起訴(オウムの真似かい＜関連:ロンドンの地下鉄に毒ガス・テロ計画、３人を起訴)・カーター元米大統領、米国は「傲慢すぎる」(激しく同意)

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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2002.11.18 Mon. 　 オンラインスキャン
携帯アラームを止めようと手を伸ばしたら、いつの間にか布団の上に出ていたらしい娘が潜り込んで来た。当然そこから二度寝する。つか、二度寝の原因は娘だったのか。と得心していたらしっかり寝過ごし、慌てて用意して実家に向かうためドアを開けると、きりりと引き締まった空気で一気に目が覚めた。昇りつつある朝日はひたすら眩しく、めっちゃ寒い。22日が「 雨が雪に変わる」小雪(しょうせつ)だけど、本当に降りそうに思えて来る。夏に停滞した季節の先行がここへ来て遅れを取り戻すべく一気にスパートを掛けたように感じる。

何とか遅刻せず出社し、ボケボケとアタマを使わなくて済む単純作業に取り掛かる。その間にウイルススキャンをかけてみる。私のマシンには一応アンチウイルスソフトを常駐させているのだが、このところまた新しいウイルスが流行りつつあるようで、しかも私の見たところ他社員らは完全無防備である。アンチウイルスだけでは万全ではないし、LAN経由で感染させられる可能性は否定できない。

と言うので念のため、或いは気休めのため定期的にトレンドマイクロのオンラインスキャンをかけるのだが、前科があるだけに未感染と報告されても不安は拭い切れない。どうなっても所詮会社の所有物だし、私自身には直接被害はないようにしているのだが、OEをクビにして、そしてそのアドレス帳登録はゼロ件でも、誰かに移さないだろうかと心配でしようがない。てなことを他社員は考えていないようだ。やれやれ。

雑記を更新して外食ランチに出る。久々に書店を覗き、ある本を探している客が「誰が書いたかわからへんけど」と店員に説明しているのが耳に入り、思わず「オスカー・ワイルドです」と声を掛けてしまった自分に赤面。別の書店で1冊ゲットして恒例のドトールに赴き、たまには違うものにしようと考えてミラノサンドなのを食してみた。けどいつものサーモンベーグルの方が私好みと確認しただけのことだった。

午後もマターリとシゴトして日記更新も済ませて帰途に着く。午後から雲って来たので流星群観測はますます絶望的と思われる。寄り道経由で実家に戻り、定番アニメを見ながら夜ごはん、それからお風呂を済ませて住処に撤収し、娘@トイプードルとコタツで温々する。のは私の小さなシアワセなのだが、手を枕にして爆睡されると不便で困る。

特に見たいと思うような番組もないので適当なところでネットを切り上げ再読に掛かる。遅々として進まないが読んで行くと何となく内容を思い出すから不思議だ。二度寝対策として時間差アラームを思い付き(←もっと早く気付けよ)、設定してから就寝。これで明日は二度寝しても大丈夫♪(←確信犯)

今日のニュースめも：バイアグラより強力　「シアリス」がＥＵで発売へ
え、それシリアス(マジ)？(寒っ)

サイエンス・テクノロジー：結核菌攻撃の仕組み応用、腎臓がんの新免疫療法開発(「攻撃は最大の防御なり」と言うし)・立ち幅跳び、おもりを持った方が遠くへ跳べます(そんな競技があったのか)・天理のマバカ古墳は最古級、土器が出土で判明(真莫迦？魔墓？)

ネット関連：米軍ネットワーク侵入容疑のイギリス人が犯した致命的なミス(IPアドレスか)・映画の新ネット配信に酷評　ワシントン・ポスト(M$の回し者やったのね)・インターネット利用率、子どもいる人のほうが高い＝米調査(日本はどうなんだろう)

国内：「愛らしい」ペット、ミニブタに人気　若い女性に受ける(豚肉は喰えないだろうな)・ワイン：ボージョレ・ヌーボー人気は日本頼み？(買わんとこ)・横浜中華街、素敵に変身「大作戦」　若者女性の集客狙う(おばはんパワー@丸ビルやばばパワー@巣鴨を見くびったらアカン！)・街の中でバナナの実、話題に（岡山）(らしいっす＞岡山市民各位)

海外：１５歳少年、散弾銃でクマ仕留め生還　米モンタナ州(正しい使用法、ではあろう)・故ケネディ大統領、病気をたくさん隠していた　米紙(薬漬けだったのねん)・ロシア初のバレエマラソン行われる(交代制だろうから「駅伝」では？)・前年王者が連覇　「世界一のホラ吹き」コンテスト(それが英国式"ジョーク"なのか)・社会進出に夫不満？インドで富裕層の妻への虐待増加(「人権侵害だ」と内政干渉しなかのか？＞「世界の警察」)

正義vs邪悪：英政府、地下鉄での毒ガス散布計画報道に疑問(ならナニを企んでいたのだろう)・米、地下貫通型の小型核爆弾開発を検討(最強のテロ集団になれるぞ)・ブッシュ大統領「金正日は嫌いだ」と叫ぶ？(あり得るな＜米ポスト紙：「ブッシュの戦争」を掲載　イラク問題詳細に検証()・

おまけ：ゴックン…曲山えりがギリギリショット(この前の中学生よりはええチチや)

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【check:心配性チェック】

心配性度
32%
適度にバランスの取れた人です。

あなたはこんな人
几帳面に見られることもありますが、結構おおざっぱな面があります。
政治等、間接的にしか関わらないことを自分とは関係ないことと思ってしまう傾向にあります。
積極的で他の人々を先導することができるリーダータイプです。
成績が悪いのはこの社会のせいというような言い逃れをするタイプです。
理知的で現実的な考え方を持っています。

感想：く、バレたか。＜「心配だ」は口先だけ



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2002.11.19 Tue. 　 訃報/「Inherit The Stars/James Patrick Hogan」
時間差アラームできっちり起床。今朝も結構冷えている。曇っていたのでさっさと諦めたのだが、少しは獅子座流星群は観測されたのだろうか。まぁ昨年は5分も立っていれば20個くらいのペースで一生分と思えるくらい景気良く流れ星を見ることができたので、今年はアタリが悪くてもヨシとしておこう。うん。

午前中は昨日残しておいた手作業を片付けたり、ちょこちょこシゴトしながら何となくメモしてたネタを使って雑記を作成してみたら当初の思惑とは違う展開になってしまい、やや焦りつつそのまま更新する。実家ランチに出入りして午後は適当におシゴトし、日記を作成・更新して実家に直帰する。そして夜ごはん&お風呂を済ませて帰宅し、ネットをぶらぶらする。今日も平凡で平和な1日だった。と思っていた。訃報を知るまでは。

21:00過ぎに菜摘ひかるさんが亡くなったと言うメイルが入り、慌てて彼女のファンである友人に連絡を入れる。その間に届いたリブライを見てサイトにアクセスしようとしたところへ電話が入る。私がめったに使わない携帯メイルで送信したからだろう、それゆえ重要度が高いと判断した友人は即座に開封し、間髪入れずに携帯コールして来てくれたわけである。

ほぼ同時にすぐには信じられない「報告」を読み、多分どちらも体の震えを抑えられない状態でじわじわとショックが押し寄せて来てパニックに陥りそうになりながら俄には受け入れがたい驚きと哀しみをほんの少し分かち合った。何度読み返しても文面は変わらない。「菜摘ひかるさんは、お体の具合が急変し、この11月4日、永眠されました」。

一瞬クラッキングかとも考えたが、そうとは思えない。認めたくない、あまりにも大きな、そして重い厳然たる事実。その「ネット経由で知っている人の死」と1人で立ち向かうのは難しかった。手の震えが少し治まってから雑記を更新する。ほんの数回だけど、オフでお会いしたことのある、実在の人物がいなくなったことをアナウンスするのはつらかった。

眠る気にならず、読みかけ再読文庫を読了。

今日のニュースめも：ジョージ・ワシントン大学で、UFOシンポジウム開催
真面目に語るか？でもそーゆーの好き♪＜「未確認」飛行物体

サイエンス・テクノロジー：内視鏡用ロボット鉗子、つかんで曲げて器用に手術(うーむ、よぼよぼ名医よりはロボットの方が信頼性高いような気もするな)・スリムなモデルの写真を見るのは、からだにドク！(さもありなん)

ネット関連：フセイン大統領のメール、のぞき見成功　米男性(あまりにもお粗末)・「携帯でTVを見たい」は87％　TBSと博報堂、松下が調査(うん、見たいねぇ。傍迷惑だろうけど)・マシンに恋してしまった「マック・フェチ」たち(そのゲイも笑えるがGuide to Sex with Cars (for males)(車とセックスする方法(排気管が用いられる)を説明したページ)はもっとワラタ)

国内：関西電力、発電用ダムの建設中止　滋賀・岐阜県境(画期的な決断やね)・「団塊の世代」の退職金、自治体の懐ピンチ　本社調査(それでキレる５０歳代　駅でもＪＲ職員への暴力目立つのだろうか＜やり切れない貧乏籤世代)・路上で肉片食べた犬死ぬ　大阪(拾い食いさせる飼い主が悪い)・皇居お堀の白鳥を救出(そんなことがあるのか)

海外：難破のタンカーまっぷたつ　海洋汚染の懸念　スペイン沖(鳥と魚がまた受難、か)・不法滞在者４百人以上に「むち打ち」　マレーシア(確かに「前近代的な処罰方法」だ)・電動竹馬「セグウェイ」　６０万円でネット販売開始(何かと思ったら例の「世紀の発明」らしい)・米俳優ジェームズ・コバーン死去、74歳(CMでしか見覚えがないが)・米俳優スペイシー、短編映画サイトを開設(なかなかおもしろそうではないか)

正義vs邪悪：アラビア語ウェブサイトで２２日のテロ予告(どこにいても「安全」は保証されないのだろうな)・数カ月以内にテロの可能性情報　豪政府、警戒を強化(日本はターゲットに入ってないのかね)・イラクが天然痘ウイルス保有の可能性、米科学者が指摘(もしフセインが「テロ」に走ったら追い詰めたメリケンに責任があると思うぞ)・ＮＹテロ、ビル捜索中に消防士が略奪？(残念だが、あり得ないとは言い切れないだろう)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【book:星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン】

科学技術の進歩によって恒久平和が訪れ、軍備予算と人材は国連太陽系探査計画(UNSSEP)と国連宇宙軍(UNSA)に流れ、人類は宇宙に進出するようになった。月面基地建設作業中に崩れた洞窟から死体が発見された。"チャーリー"と名付けられたその死体は何から何まで地球と言う惑星の住人であることを示していたが、彼が死んだのは人類の黎明期にあたる5万年前だった。

チャーリーとその発見場所に因んで命名された"ルナリアン"研究のため、ニュートリノビームを使ったトライマグニスコープの開発者で原子物理学者のヴィクター・ハント博士はその1号機とともにUNSA航空通信局(ナゴウム)に協力を要請され、やがて頑なにチャーリーが地球人だと主張する生物学者クリスチャン・ダンチェッカーを論破した彼の能力を見抜いた本部長グレッグ・コールドウェルによって分離された各専門部局を統合する組織グループLの責任者に抜擢される。

ハントがヒューストンに来て1年後、月面クレーターの不整合に関する見解と共にルナリアンの母惑星は火星と木星の間にあったミネルヴァと公式発表されたが、未だその起源は謎のままだった。そんな時木星の衛星ガニメデで巨大な宇宙船が見つかる。その異星人"ガニメアン"はルナリアンとミネルヴァン論争を更に混乱に陥れる。なぜならその宇宙船は太古の惑星の動植物標本と共に2500万年間氷の下に眠っていたからである。

*****

再読。タイトルと裏にあるあらすじを見ても内容を思い出せなかったのだが、読み進むにつれて徐々に記憶が甦り、謎の解明に行き詰まったヴィックとクリスに向かって「早く気付けよ！」と地団駄を踏むまでに至った。忘れたしまったようでも意外と覚えているのに驚いたが、それでもやはりこう言う宇宙モノは想像するだけでわくわくしてしまう。

月の起源や所謂小惑星帯と冥王星の謎を解き明かしながら人類のルーツまで言及する展開も非常に興味深いのだが、ヴィックとクリスのキャラクターがこれまたおもしろいし、グレッグは正に「理想の上司」と言えるだろう。私はライミー(英人さん)・ヴィックになりたいが。

本作は「ガニメアン・シリーズ」と呼ばれる3部作の第1作にあたり、これによってホーガンは一躍SF界で名を知られるようになったと言うことである。私はこれより遙かに分厚い「量子宇宙干渉機」が結構印象的なのだが、シリーズ再読後は未読著作にトライしてみようかと思案中。
(創元SF文庫)



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2002.11.20 Wed. 　 セコセコしてる/『Killing Me Softly』
二度寝対策アラームで起床。お天気はまずまず、冷え込みも並み、と言ったところか。やや寝不足で、アタマと目がぼんやりした状態で出社し、朝からネットを徘徊する。予想通り憶測が目立つスレを見てウンザリするが、才人リストには「訃報」に関する一行コメントがいくつか出ていたのでチェックし、雑記更新するかどうかでチト悩む。

アクセスカウンターをつけていないので日記才人経由のアクセス数しかわからないけど、たった一行の雑記にかなりの訪問があったと推察される。このままで良いかな、今日は更新休むかな、と考えたのだが、ランキングに同一タイトルが複数あるのはどうもなぁと思い、「ヒトの不幸」でアクセス稼いでいるように見られたらムカツクのでこそこそと更新。

チャリでぶらぶらとランチに出掛け、新規オープンに付きサービス価格の店に行ってみるとオープンスペース形式のテーブルにはずらりとババアに近いオバハンの集団が陣取っていた。喰ったらさっさと帰れやと心の中で呟きながらオーダーカウンターらしき所に向かい、ふとイヤな予感がしたので待ち時間を問うてみると「そうですねぇ、30分くらいは...」。

ソッコーでUターンし、雪国のマダムが薦めてらしたポテピリ目当てにマクドに行き先変更した。で、出てきたソレを思わずじっと見つめてしまう。バンズがすっげー小さくないか？いくら99円でもコレはナニだぞ。いや、それ故100円以下価格可能なのか。が、コーヒーのカバーも変わったのか、妙に開けにくい。うーむ、これもまた値下げのためなのだろうか。

確かにランチ価格としては財布想いであるが、食の満足感から言うとこれはかなりキツイと思う。何か節約カリスマ主婦の超節約術ファストフード店とそのメニューとでも言った感じで、食い物も飲み物もセコセコしてるのだ。余程切り詰める時でない限り、あまり来たくないと思った。

午後もダラダラとおシゴトし、終業直前に日記を更新。気分転換にビデオ屋に寄り、適当に2本選んで実家に戻る。夜ごはんと入浴を済ませて帰宅し、いつもと同じ平凡な夜を過ごす。即ちTVを見ながらネット、娘@トイプードルと夜のお散歩、そしてビデオを見て就寝と言う、非生産的な時間の浪費である。これで良いのだろうか。

今日のニュースめも：1個の銀河に2つの超巨大ブラックホールが見つかった
「3,000光年ほど離れているが、今後数億年かけてお互いの周りを回りながら近づいていき、最終的には1つになると考えられている」と言うのは人間の尺度では想像を絶する時空の出来事なのだが、宇宙の中ではままあるコトらしい。でもスゴイ。そして興味深い。

サイエンス・テクノロジー：北米、スカンディナビアで華麗な天体ショー＝獅子座流星群(イイなぁ、これも＜Leonids vs. The Moon)・天文学者が飛行ブラックホールを観測＝超新星の爆発で誕生か(以前もどこかで「放浪ブラックホール」記事を見たが＜「バイバイジュピター」の世界)・オゾンホール既に消滅　特殊な気象条件が原因か(それが潮流異常だの地震多発っぽい現象と関連しているのではないだろうな)・ビタミン入りビールで乾杯！　アルコール関連の病気予防に効果あり？(何か不味そう)・ピロリ菌のヒトへの感染、ゴキブリが媒介(ぎぇええええーっ!!)

ネット・IT関連：インターネットで広がるデジタル加工写真、政治にも影響？(ポリ(ティシャン)コラボとでも言うのだろうか)・「人間の脳を凌ぐ」スーパーコンピューター、IBMが受注(しかしHAL9000にはまだ及ばない、と)・ブロードバンドユーザーは3人に1人　NRI調査(3人に2人はナローバンドじゃねーか)・家庭用体感ゲームで運動不足解消?!(EMSよりは効果ありそうな気もする)・テレビがみられる携帯電話(出来てたのか)

国内：日本書紀に記された斉明天皇の石垣、明日香村で出土(大化改新頃の「遺跡」か)・長さ１７ｍのリモコン飛行船、送電線に引っかかる(ヘタしたら大事故ではないか)・１万２千通に９年後の消印、仙台の郵便局がミス(爆笑)・マフィア抗争か、ロシア漁船乗っ取られる　日本海(テロではないのね)

海外：３４歳女性、サメに襲われたが自力で逃げ切る　ハワイ(強運だ)・『トイ・ストーリー』のヒーロー・キャラクター玩具、おもちゃ泥棒逮捕にも活躍！(ドジな泥棒だ)・米空港職員、「前歴」隠して大量就労(「少なくとも９人は指名手配中だった」って見落とし過ぎでは？)・「脱北」女性、中国で７万円で売られる(「人権擁護」しろよ＞「世界の警察」)・オーガニック食品店、看板に偽りあり　NY(偽造は日本だけではないらしい)

正義vs邪悪：地理調査：米国の若者の４割　アルカイダ拠点国を知らず(ま、そんなもんだろう)

おまけ：最高のワインが思いがけない国で(これを英国土産に無事帰国の暁には是非自腹オフを←甘い)

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【video:キリング・ミー・ソフトリー】

インディアナ生まれロンドンへ来て1年半になるアリス(ヘザー・グラハム)はエンジニアの恋人と一緒に暮らしながらROMやウェブ・デザインの仕事をしていた。ある朝信号機ボタンを押そうとして手が触れた男と目が合い、魅入られてしまう。出勤したもののアリスは男が気になり、オフィスを抜け出して彼が入った本屋を覗いたところを見つかってしまう。そして男に誘われるままアパートについて行き、2人は荒々しく結ばれる。

深入りするつもりのなかったアリスは男が有名な登山家アダム・タリス(ジョセフ・ファインズ)と知り、再び彼のアパートを訪ねて激しく愛を交わす。そしてアリスは滑落事故で恋人を亡くしたと言うアダムから離れられなくなり、恋人に別れを告げて彼の元へ向かう。しかし彼女を出迎えたのはアダムの姉デボラ(ナターシャ・マケルホーン)だった。彼女に聞き出したアダムのアパートは留守で、アリスは雪の中でアダムが戻って来るのをひたすら待ち、その夜から2人の生活が始まった。

別れた恋人は少し気になるが、アリスは幸福に浸っていた。友人にアダムを紹介するため歩いている時にアリスは強盗に襲われる。その事件をきっかけにアダムはアリスに求婚し、2人はますます激しい愛の営みに耽る。だが彼女の元に脅迫状やアダムの中傷がが届き、アリスは夫の過去が気になり始めた。

*****

前半はR15かR18だろうと思うくらいのかなり激しいセックスシーンが度々あったのだが、後半はサスペンスタッチとなり、しかもそれが何となく読めてしまう内容で、記憶にノコ路のはヘザーのオッパイだけではないかと思える作品であった。

しかし相手役のジョセフ・ファインズの目は『恋におちたシェークスピア』でもそう思ったが、確かにアツイ。是非この番組に自薦すべきと思うくらいスケベが顔に出ている。それに私は自分では馬面嫌いと思っていたのだけど、ベン・アフレックやジョニー・リー・ミラーほど「キライ」ではない。この英国人の「濃さ」はなかなかイケてると感じるのはナゼだろう。

それはともかく、作品タイトルとストーリーが合ってないように思うし、ウリは過激なセックスシーンだけの作品ではないだろうか。「平地育ちの女と山男は合わない」だの「運命の恋人」だの手が触れて目が合っただけでヤりまくるだの、どうもビンと来ない内容であった。もっとエロに走るか、脚本を洗練すべきと思われ。＞陳凱歌(チェン・カイコー)監督
(2001年アメリカ映画101分)



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2002.11.21 Thu. 　 社交性のないヤツ/『Le Pacte des loups(Brotherhood of the Wolf)』
本日も二度寝用アラームで起床。だいぶ日の出が遅くなったので車に乗り込む時の朝日の位置が低くなり、ほぼ真正面から差されても大して眩しくなくなった。

午前中はせっせと月次作業をやっつけ、実家ランチ後雑記を更新し、午後は別の作業をしながら日記を作成して何とか終業間際に更新報告することができた。実家に直帰すると母が「何も買うてへんねん、晩ごはんどないしよ？」と訊く。まず冷蔵庫を覗いてチャーシューを発見する。恐らく先日ラーメンを食べた時の残りだろう。

相変わらず食べ物をムダにするのが得意な母に「捨てときぃな、1週間以上前のはずや」と抗議すると、クンクンしながら「いやまだ大丈夫やで」と言い返して来た。ウソつけ、アンタの臭覚なんぞアテになるかい。そして今月から夕食メニューを控えさせているのを思い出し、「ならいつラーメンしたか見てみぃな」とやり返すと、まだ何か言いたそうな顔のまま家計簿を開いてメニューをたどり、ぽつんと一言。「ほんまや、10日ほど前やからアカンわ」。

まさかメニューメモが「まだ喰えるだろう」目安になるとは思わなかったが、控えておくモノである。意外なコトで役立つ場合もあるのだから。結局ロクなモノがなかったので、結局あり合わせのワカメ饂飩とおでんで済ませることにした。オンナ2人だとこんなモノで済むのである。なのに何故エンゲル係数が高いのだ？＞母

まぁうちの母はどう転んでも「節約カリスマ主婦」に化けるのは無理だろう。と半ば呆れ半ば諦めて帰宅し、暫くネットをウロついてから夜のお散歩に出掛けると、顔見知りになったワンコがかなり向こうの方から走って来た。結構距離があったろうに、私や娘@トイプードルのニオイがわかったのだろうか。

しかしその人懐っこいワンコと違って犬仲間に不慣れな娘は怯えてばかりで、しまいには「抱っこ」をせがむ始末である。本当に社交性のないヤツだ(←飼い主に似て)。抱っこされた娘にシットしたのか、例のワンコも私にソレらしい欲しい素振りを見せるので「抱っこして欲しいん？」としゃがみ込み、抱き上げようとしたら前のめりになりかけた。3kgちょいくらいの娘に慣れている私には15kgのコを持ち上げるのは不可能であった。

散歩から戻ってからビデオを見る。やっと今週もあと1日となった。何だか今週は長かった。

今日のニュースめも：“芸術”としての遺体解剖を公開　ロンドンで
私も見たかった。入場料払ってでも。

サイエンス・テクノロジー：狼男伝説の証明なるか!?　満月の光が人格に影響(体内の70%の水分に潮汐作用するとか、何らかの電気的異常現象があるのやも知れぬ)・女性に朗報、予防ワクチン２種　子宮けいがんとヘルペス(私はその恩恵に与りそうにないが)・「オーガニック・チキン」は食中毒の危険性大!?(健康的そうなのに)・世界遺産の３分の１が危機　伊環境団体が報告書(内戦や紛争多発地域ではもっと危ないだろうな)・オーストラリアの奥地で恐竜の繁殖地を発見＝豪生物学者(有袋類恐竜が見つかったらおもしろいけどなぁ)

ネット・IT関連：MSのFTPサーバーから、顧客データベースなど大量の内部資料が流出(日本のお役所並み？それはそうとパスワード・クラッキング・ソフトはかなりオープンに出回っているのね)・依然として残る米国政府コンピューター・システムの脆弱性(サイバーテロは可能・有効なワケね)・ＦＢＩ、テロ参考人リストが「独り歩き」　ネット流出も(お粗末)・英政府、性犯罪者の再犯防止に「体内チップの埋め込み」を検討(イヤと言うならチョン切ってしまえ)

国内：高円宮さま急逝、４７歳　スカッシュ中倒れる(陛下より殿下のトシに近い皇位継承順位7位の「突然死」関連記事:４７歳、突然の悲報【高円宮さま　ご逝去】)・入れ歯飲み込んで開腹、９５万円で和解(部分入れ歯でも飲み込むかねぇ？)・国立大セクハラ助教授、妙な訴え(まるで反省してない、ってことか)

海外：２人の性は変わっても、２人の愛は変わらず(ま、男女のカップルには違いない)・２０歳の女、結婚迫り男性を縛って監禁(若気の至りやな)・「エベレスト」より「チョモランマ」！――中国が英国に改名を要請！(「併記」で妥協しようね)・「空飛ぶ肉食恐竜」化石はねつ造−中国(研究者も効を焦るのね)

正義vs邪悪：テロで完全倒壊したビルを再建(残る問題は爆心地再建か)・「北収容所」−ネズミを煮て食べる地獄(どこまで真実なのかねぇ)

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【video:ジェヴォーダンの獣】

1764年に初の犠牲者を出して以来、ジェヴォーダン地方で女子どもが何ものかに惨殺される事件が続発し、人々は正体不明の殺戮目「ジェヴォーダンの野獣」と呼び、怖れていた。一向に野獣を捕まえるどころか正体すら掴めないデュアメル大尉に業を煮やした国王ルイ15世は若い王室博物学者フロンサック(サミュエル・ル・ビアン)を現地に派遣した。彼は新大陸で"兄弟"になった先住民モホーク族のマニ(マーク・ダカスコス)と共にアプシエ侯爵の館に滞在する。

「野獣は啓蒙思想にはやる国民を諫める神の使い」と考えるサンタルパンの司祭サルディス神父らから現状説明を受けてフロンサックは調査を開始する。彼は"高嶺の花"マリアンヌ・ド・モランジアス(エミリエ・デュケンヌ)に惹かれるが、兄のジャン=フランソワ(ヴァンサン・カッセル)はそれを快く思っていなかった。

フロンサックは謎めいたイタリア人娼婦シルヴィア(モニカ・ベルッチ)に慰めを求めるが、それを察したジャン=フランソワに2人の仲を引き裂かれてしまう。派遣された王の軍隊が大掛かりな捕獲作戦が展開されて怪物は退治されたことになったが実は失敗に終わる。悪魔の所業を何としても止めたいフロンサックに若侯爵トマ(ジェレミー・レニエ)が協力を申し出る。

*****

てっきり歴史モノかと思っていたら、『ヴィドック』以上に最新SFX技術などの特殊効果、それもそこはかとなくぎこちなさが漂って笑いを誘いそうなのを駆使したエンターテイメント性の高い、即ちロマンスとサスペンスを加味されたアクションものであった。何せインディアンがカンフーばりの動きでワイアーアクションで暴れまくるのだ。時代考証もナニもナシでおもろ過ぎ。

そしてヴァンサン・カッセルの美しいこと！長髪&化粧がとても似合う。彼以上に萌え♪なのがモニカ・ベルッチ@必殺仕事人(←ネタバレかも)。その代わりと言っては何だが、私的には配役ミスではないのか？とツッコミたい"高嶺の花"であった。肝心の野獣もツッコミまくりたいような動きであったが。

とにかくおフランス版『ハムナプトラ』とでも捉え、何も考えずひたらす楽しむのがヨイと思う。
(2001年フランス映画138分)

【check:テキストサイト依存度チェック】(情報提供：この方 )←パクリ

Artemisさんのテキストサイト依存度は100ニッキ中で55ニッキ でした。

あなたにはネット依存に本格的に陥る危険性があります。この状態から抜け出すのはそれほど難しい事ではありません。しかし安心するのはまだ早い。あなたにはネット依存を誘発する外的因子も内的因子も充分にあるようです。一度傾けば、あとは坂道を転がるようなものです。

感想：あら、意外と低いのねん♪←楽観主義



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2002.11.22 Fri. 　 無灯火チャリ/『The Shipping News』
予想していたとは言え、二度寝対策アラームで起きるのがデフォルトとなっている。と言うことは本来「目覚めたい時間」として設定されたはずのアラームの存在意義がないではないか。つまり鳴らすのは無駄と言える。でも二度鳴るから起きられるのだからして．．．などと考えながら実家経由で出社。

午前中は月次データのセーブしながら雑記作成に取り掛かる。で、ちょいとその関連で調べものをしている間に脱線しまくった結果、シゴトが回って来て書くタイミングを逸してしまい、そのまま午後になだれ込む。外食ランチから戻ってから雑記の続きを作成しようとしたところ別の作業があるのを思い出し、またもや中断。この時点で本日の雑記更新は諦めた。

更にあれこれ割込みが入り、結局日記も作成途中で時間切れとなった。自宅アドレスに下書きを送信し、会社を後にしてビデオ屋に向かう。いつもの店にはない作品を半額店で探してみたのだが、こちらにも見当たらなかったので適当に選んで住処に帰り、日記を更新してから実家に戻る。と、母も外出先から帰宅したところであった。

「何も買い物して来なかった」と母が言うので私が冷蔵庫と貯蔵庫を物色し、ありあわせでパスタを作って夜ごはんとした。白菜はキャベツより火の通りが良いのを発見した(←今更かい)。お風呂に入って娘@トイプードルと住処に戻ってネットに繋ぐ。雑記を更新しなかったのと日記更新時間が少し遅かったからか、今日はメイル数がやや少なくて寂しい。

午後から雨が降りそうな雲が出ていたのだけど、夜が更けるにつれて冷えて来たような気がする。と言うので少しだけ早めに夜のお散歩に出る。と、無灯火のチャリが脇道から飛び出して来てぶつかりそうになり、思い切り驚いた。前カゴと後ろにガキを1人ずつ乗せて狭い夜道を無灯火で暴走するななんて非常識極まりない危険行為とは思わないのだろうか。最近のママは。

帰宅後ぼけぼけとTVを見ながらネットをウロつき、日付けが大幅に変わってからビデオを見る。

今日のニュースめも：映画『惑星ソラリス』のリメーク版はSFファンを満足させられるか
本当のSFファンには向かない、タルコフスキー作品好きが失望するハリウッド仕様「娯楽映画」に違いない。

サイエンス・テクノロジー：犬のルーツは東アジアのオオカミ　国際グループ分析(それが現在はこれほど細分化されているのか)・５５００万年前の「ヒトの祖先」化石、米で発見(既に新大陸にも拡がっていたと言うことだよな)・最小ゲノム：米国の研究所が生命体作成へ(一瞬「ブラッド・ミュージック」を連想した)・衛星製作に挑む技術を展示(「宇宙のゴミ」を増やさないようにな)・男性用経口避妊薬開発に参加へ　ドイツ・シェーリング社(いいねぇ)

国内：継体天皇陵、やっぱり別人の墓？　古すぎた埋葬の埴輪(継体そのものからして「眉唾」らしいし)・変装した７２歳の男、現金輸送車を襲撃(元気なジジイだ)・家事時間、夫は増加、妻は減少−総務省(それでも遥かに妻負担が勝っている)・「事件ですか、事故ですか」　いたずら１１０番が激減(そうそう、用件は単刀直入に)・大雪困った！秋田でリンゴの収穫大幅に遅れる(日持ちはしそうな気もするが)

UK：「お騒がせ隣人」のため、家の価格が6万ポンドも値下がり！(その隣人相手に損失請求提訴できないのか？)・缶入りトマトにウジ虫！　苦情への返答は「特に害なし」(「食べる国もある」で済ませるとは)・「おとり取材の王様」記者　ベッカム夫人誘拐計画あばく(タブロイド紙には電波少年も負けそうだな)

US：生存中に遺体安置所に運ばれ、女性死亡(惨いな)・ガラガラヘビにキスして“ガブリ”　WA(「アホ」としか言いようがない＜自業自得)

海外：ナイジェリアのミスワールド暴動が激化、少なくとも１００人死亡＝キリスト教徒とイスラム教徒が戦う(宗教対立ってホント怖い)・欧州で共同開発の次世代戦闘機が墜落(「脅威」にならなくて良かったカモ＜対米)・バイアグラ専門の高齢強盗が出現　１年で４件(うーむ、そのジジイは服用して犯行に及んでいるのか、或いは効果を実証しているのだろうか)・パリ市が大統領を告訴(何か笑える)

正義vs邪悪：テロはISPへの警鐘――米で新たな報告書(わかり切ったことだと思うが)・北朝鮮核開発巡るＣＩＡ文書（全文）(真に受けるしかないだろうな)・英米の対イラク攻撃、アルカイダを刺激＝イスラム教指導者(それが狙いだろう＜「悪を成敗」する口実作り)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【video:シッピング・ニュース】

子どもの頃父の期待に応えられなかったことからクオイル(ケヴィン・スペイシー)は無口で感情を表さない存在感のない男になり、ポーキプシー・ニュース紙のインク係として働いていた。しかしある日扇情的なペタル(ケイト・ブランシェット)と出会い、結婚して娘バニー(アリッサ、ケイトリン、ローレン・ゲイナー)をもうけるが妻は退屈な夫を軽蔑し、放蕩の果てに男と家出して事故死してしまう。折しも両親が亡くなり、途方に暮れる彼の前に父の異父妹アグニス(ジュディ・デンチ)が弔いに現れる。

叔母の勧めで彼らは一族が50年前に去った故郷ニューファンドランド島に渡る。住むことになった叔母の生家44年間空家だったが、先祖がクオイル岬まで氷の上を牽いて運んだもので、しかもオンボロ家はワイヤーで固定されていた。クオイルは職を求めて地元新聞ギャミバード紙の面接を受け、海の一家クオイルの子孫と言うことで社長のジャック(スコット・グレン)に湾岸(シッピング)ニュース担当として採用される。

岬の家に越して以来バニーの奇行や虚言が目立つようになり、心配したクオイルは知的障害者の息子を抱えて託児施設を経営しているウェイヴィ(ジュリアン・ムーア)に相談する。彼はこの未亡人に惹かれ始めていた。やがて彼は徐々に島の生活に慣れ、祖先について知るようになる。何故追放されたのか。

*****

原作はE・アニー・ブルーの同名小説(かなり有名っぽい)、芸達者な役者揃い、しかも『サイダーハウス・ルール』と『ショコラ』のラッセ・ハルストレム監督と、感動的なヒューマンドラマが約束されているようなものなのに、何故かそれほど感じるものがなかった。

しかし良く考えてみると前作同様、一見温和な人でも裏を返すと何かがある、それを乗り越えて成長する、と言うような流れがあるようで、サエない男の先祖などがそれに当たるとも言える。しかしケヴィン・スペイシーがあまりにもダサ過ぎで、あの『アメリカン・ビューティー』以上に情けない中年オヤジまんまなのである。あの体型は役作りのためなのだろうか。何かチト幻滅。

そのケヴィンを取巻く2人のエリザベス女王、ジュディ・デンチ@『恋におちたシェークスピア』とケイト・ブランシェット@『エリザベス』の存在感はさすがで、特にケイトは最初は誰だかわからなかったくらいのケバいメイクで頑張っている。イメージ的にはジュリアン・ムーアの方が適役のようだが、違う一面を見たようで、改めて素敵な女優だと思った。

それにしてもニューファンドランド島ってのはかなり過酷な自然条件に恵まれているようだ。でもアザラシってどんな味なんだろう。あ、そうそう、「骨壷」でなく「灰壺」なのが新鮮な驚きだった。
(2001年アメリカ映画112分)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より　世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.11.23 Sat. 　 ちび孝行/『La Mujer Mas Fea Del Mundo(The Ugliest Woman In The World)』
10:30頃に娘@トイプードルアラームで起床。非常に良いお天気でぽかぽか陽気だが、朝方はかなり冷え込んでいたらしい(母談)。ブランチの用意をしていたら弟とちびがやって来て、いきなり遊びに付き合わされる。それもいかにも男の子、と言う遊びで、この分だとちびがゲイに走る心配はなさそうである。ちと残念(←これ)。

母とちびが近所に出掛けた隙に住処に戻ろうとしたら弟の車が邪魔で出せない。仕方がないので歩いて帰ろうとしたところへ2人が戻って来て、ちびのリクエストでそのまま近くのラーメン屋に向かう。ラーメンが来る前に手を洗っておいでと言ったらちびは母の付き添いを邪険に振払い、1人で洗おうとしている。なので私が「石鹸付けて洗いよ」と介添えに行くと素直にもう一度洗い直した。相変わらず私には逆らわないちびである。

乗って来た弟の車は母に渡し、私とちびは腹ごなし散歩がてら歩いて帰ることにした。で、ちびが「行こう」と言うのでディスカウントショップに寄り、何やら良くワカランおもちゃを買わされた。ま、誕生日が近いからバースデイプレゼントヨとしておこう。手を繋いでてくてく実家まで歩いて帰り、母が外出する間ちびの世話をすることになり、結局解放されたのは15:30であった。

貴重な休日の晴れ間を活かすことができなかったのは不満だが、母や弟には腕白ワガママ小僧のちびが私には言葉遣いも態度も豹変してめちゃめちゃ素直な良い子になるのでヨシとしよう。それにしても何故ああも違うのだろう。パパやママはきっと「ヨソの子だ！」と絶句するに違いない。母は「アホらし」と嘆いていたが。

それでも少しは何か生産的なことをしようと思い立ち、花鉢に水遣りして日光浴させてる間に延び延びになっているパーゴラもどきの補強作業にちょっとだけ手を付けた。それから居室のコタツに陣取り、巡回して小1時間ばかり夕寝して実家に戻る。とちびと弟も撤退した後であった。

「夕刊が来てない！」「今日は祝日やからやろ」「あ、働く皆さんごくろーさんの日か」てなボケ会話を交しながら夜ごはんを済ませ、そのままうだうだしてたらお風呂が遅くなり、帰宅もいつもよりかなり遅い時間になってしまった。が、焦らずネットを徘徊し、一段落したところで日記作成に取り掛かる。CSN1でオンエアされてた『グリーン・マイル』を見ながらだったので更新報告したのは25:00過ぎとなった。それからビデオを見る。明日返却日なので。

今日のニュースめも：香り・手触りも「通信」　ＮＴＴブロードバンド構想
あれだけISDNを推奨しておきながら普及したところで今度はADSLに切替えさせる戦略を採ったNTTのせいで日本の接続環境はBB化が遅れたのを少しも反省していないらしい。私は意地でもNTTにカネ使わないぞ。＜通信手段は携帯とCATV回線のみ

サイエンス・テクノロジー：「このＤＶＤは３６時間以内に消滅」　００７新作で実現(賞味期限付きか)・ノートパソコンで作業１時間、下腹部にやけど　英医学誌(熱くなるもんなぁ)・刑務所でエイズウイルスによる「仕置き」　南アフリカ(集団レイプだと)・海に沈められたナチス・ドイツの化学兵器で「海のチェルノブイリ」の恐れ(他にも色々沈んでいると思う)・メコン大ナマズ生存の危機　産卵地の川底爆破(ジュゴンの受難より過激かも)

国内：「失神ゲーム」、小中学生に流行　欧米では死者も(ちびに警告しておかなくては)・学年あがるほど「勉強はいや」　全国調査(そして社会に出てから「やっときゃよかった」と後悔するのだよ)・「女性にやさしい交通システム」　国交省が実験へ(不平等な気もする＜男女同権と言いつつ女性優遇っポイ)・はじける６２歳　チアリーダーグループが発表会(負けた)

海外：高校に麻薬取り締まり犬登場？　CA(「７５パーセントの確率で間違う」そうな)・犯罪防止への貢献なるか!?　ロンドン地下鉄に、「女性専用車両」の案が浮上(日本は「先進国」だったのか＜女性専用)・映画「ハリー・ポッター」撮影使用の大聖堂、ステンドグラスが割られる(ビクトリア時代のものらしい)・機動隊、私服警官を殴り倒す　合言葉が通ぜず(「山！」「川！」ではなかったのねん)・英国人、職場の「さぼり時間」は平均９０分間(私はもっと長いぞ←自慢するな)

正義vs邪悪：「殺し屋に裁きを」　アルカイダ幹部拘束で米大統領(テメーも殺し屋だろーが)・対イラク北朝鮮で米民主党も強硬姿勢支持、挙国一致へ(誰も暴走を止められないのか)・拘束のアルカイダ幹部が供述開始　一部テロ計画を察知(どんな拷問してるんだろう)・同時多発テロ犯にサウジ政府のカネ渡る？　米誌報道(それがイラクだったら小薮は大喜びしただろう＜「制裁」理由)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【video:世界で一番醜い女】

1982年1月1日、ラ・ミラグロサ病院で世界一醜い赤ちゃんが生まれた。それから時は流れ、2011年元旦、マドリッド特別市の養老院で82歳の老女が惨殺された。捜査にあたったアリバス警部(ロベルト・アルバレス)は防犯カメラに映っていた尼僧姿の女を容疑者として市民に情報を求め、通報を訂正したウェルナー博士(ヘクター・アルテリオ)が犯人を庇っていると見込み、部下のペラジォ刑事(ハビビ?)に調査を命じる。

博士は薬品で遺伝子パターンを変えれば形成異常や遺伝子不全は消えると言う形態形成理論を展開し、人体実験に及んだことから大学を追放され、唯一の被験者の名が判明する。"絶世の美女"の誉れも高い元モデルのローラ・オテロ(エリア・ガレラ)と同じ名前だが、資料にあったのは似ても似つかぬ容貌だった。

孤児として育ったローラはその醜さゆえ子どもの頃から執拗に虐められ、人間扱いされず、愛を知らないまま成長し、唯一盲目のマザーだけが彼女の心の支えだった。だが18歳の誕生日に仮装パーティーで出会ったルイス(Alberto San Juan)は「人間は外見でなく、内面の美しさだ」と語り、彼女は初めて女の喜びに目覚める。しかし仮面を外した彼女の顔を見て男は逃げ去ってしまう。

華やかなモデルとして活躍中のローラは「プリンス」と呼ばれるルイスと恋に落ちるが、彼はミス・スペインのクカと結婚してしまう。そして新婚旅行で事故死した彼の墓参後彼女の消息は途絶えていた。一方アリバスは過去10年以上に渡って同様の犯罪が発生していることを発見し、しかも被害者は全て元ミス・スペインと判明する。折しもミス・スペイン・コンテスト開催中で、ローラはカンタブリア代表ビッキーとして大会に潜入していた。

*****

『オープン・ユア・アイズ』や『おっぱいとお月さま』で何となくスペイン映画はおもしろいかもと思い始め、それでタイトルにちょいとヒきながら本作を手に取った次第である。が、これは欲張り過ぎて不出来なB級に終わったように思えた。編集と脚本をもう少し考えるべきではなかっただろうか。＞ミゲル・バルデム監督

まず2011年と言う舞台からして近未来SFと察せられるので宇宙ステーションのカットは完全に無駄で、しかもそれを活かすこともしていない。またアリバスの秘密暴露もクライマックスまで残しておくべきだったろう。あのシーンでは登場人物は知らなくても観客は既に承知しているので、まるで衝撃的ではない。あの洗面台はラストあたりに持って行くのが良かったと思う。その方が晒し合った2人、もう隠し事はしていない、と言うのが強調できたのではないだろうか。

どちらにしろ「人間は外見でなく、内面の美しさだ」なんてのはまやかしである。そんなことをテーマにして醜い者同士のささやかなハッピーエンドなんてのはくだらない。整形でなく科学的に得た美しさも一時的なものに過ぎず、結局牢獄が似つかわしいのなら「ブスは世に出るな」と言ってるのと同じではないか。外見美人も内面はダメなのばかりとしていても、どうも中途半端に終わっているような気がする。

「外見は醜くても心は無垢で純粋、それをわかってくれる王子さまはいる」にしても醜い王子ではやり切れんのよ、ブスを自認する私としては。しかも王子さまなんて期待してないけどさ。←やさぐれ外見&内面ブス
(1999年スペイン映画109分)



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2002.11.24 Sun. 　 文庫整理/「The Gentle Giants of Ganymede/James Patrick Hogan」
夜更かしした分たっぷり朝寝坊。しかし娘@トイプードルはいつものごとく私がTVやビデオを見ている間から爆睡していたので就寝時間が遅くて起床時間がズレるはずはないのに、昨日より長く眠らせてくれた。まったく主人想いのワンコである。←親(飼い主)の欲目

朝の冷え込み具合は不明だが、本日も良く晴れて暖かい。小春日和と言うにはチト早いのだろうけど、とにかくポカポカ陽気である。昨日はちびがいたのでできなかった週末恒例行事、週イチの娘のシャンプーに取り掛かる。娘は小型犬だし、暴れたりしないので洗うのは楽チンなのだが、ドライヤー掛けが大変なのだ。毛が密集しているのでなかなか乾かないし、どうも私に似て風が当たるのを嫌い、逃げたり吠えたりしないけど結構手間なのである。

ともかく乾いたところで住処に戻り、花鉢を日光浴させて目立つ雑草を引き抜き、玄関をちょっとだけ片付けてからコタツに陣取る。一通り巡回したところでドライヤー以上に手こずるブラッシング開始である。何せ娘の毛は細くて柔らかくてくりんくりんなのでめちゃめちゃもつれやすい。ガイコツブラシ、粗目コーム、細目(?)コームの順に少しずつ上の方から梳かして行くのだが、娘は脚元を梳くのが大嫌いでコームを当てるだけで唸り始め、邪魔をするのできっちり梳こうとするとゆうに1時間は要する。

その点息子@ヨークシャーは楽だった。洗ったらざっとタオルドライしてコタツに放り込んでおけば乾くまでじっとしていたし、娘ほど毛が密集していなかったのでブラシもコームもよく通った。しかも「うわっ、ごめん、痛かった？」と思わず謝るような時でもキャンとも啼かなかった。彼が我慢強いコだったのか、娘は私が甘やかした結果ワガママになったのかはとわからないが、とにかく娘のブラッシングは手間なのだ。しかも夏と違って毛が長くなったからほぼ毎日ブラシ掛けしないとイケナイ(縺れると爪が引っ掛かったりするから)。と言うので最近はビデオやTVを見る時に軽くブラシ掛けするようにしている。

あれこれすればヨイのだけれど、本日はずっと気になっていた山積み文庫整理に着手する。やはり読んだ本はめったに見ないとは言え、目に付きやすい場所に置いて取り出しやすくしていないと山脈が成長し、しかも峰が高くなるばかりで、探しモノをしようとしたら表層雪崩が発生して泣くことになる。とにかく見やすいように整理したら、それだけで随分居室がスッキリしたように勘違いしてしまう。自己満足したところで夕寝とする。

ビデオ返却して手ぶらで実家に戻り、夜ごはんは久々にピザーラを取った。ハム太郎マグ目当てである。住処に帰ってから日記を作成・更新。22:00頃から降り始めた雨は夜のお散歩に出た時はそれほどでもなかったが、遅くなるにつれて本格的な雨となった。「地球号」「世界遺産」を見てから読みかけ文庫を読了。

今日のニュースめも：顔の移植１年半後に実現？　倫理的障壁大きいと英紙
いやホント、マジでひとつ間違えると『フェイス／オフ』の世界だわ。

サイエンス・テクノロジー：「エンデバー」、打ち上げ成功(SFの世界から見るとシャトルなんて子ども騙しのようだけど、でも「小さな一歩」には違いないとも思える。それにしても米先住民が初めて宇宙へだったとは＜人種差別があったように見える)・人工授精で妻がＨＩＶ感染(不運と言うべきなのか．．．)

国内：外国人ニセ牧師急増　福岡入管が実態調査(善し悪しはともかく、目の付け処はスルドイと思う)・雑記帳：親子で“ジュラシックパーク”体験　静岡の博物館(「はしを付けられない子供もいた」＜私もヒきそうな気がするメニューだ)・２年半前に漂着したマッコウクジラ　発掘し骨格標本に(30ヶ月で白骨化するのか)

海外：延命か破綻か、経営危機の英原発会社めぐり議論(日本だったら経営状態すら隠蔽されそうだ)・フィリップ殿下、ダイアナ元妃をさげすんでいた疑惑を否定(これまた王室人気低下及び存続意義の危機に影響しそう)・牛の名前にもベッカム人気　英国の農家調査(ホントかよ)

正義vs邪悪：アフガンで日本ＮＧＯの現地職員殺害(そんなことがあったのか)・サウジ、米同時テロ犯への送金疑惑を否定 (しかし米同時テロ：サウジ王女が実行犯に資金援助？　両国関係に波紋やサウジ政府：学生支援金、米テロ犯へ流出か　米メディア報道の続報もある)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【book:ガニメデの優しい巨人/ジェイムズ・P・ホーガン】

ガニメデのピットヘッド基地で5万年前に出現したルナリアンと2500万年前にミネルヴァから姿を消したらしいガニメアンの宇宙船を調査中の原子物理学者ヴィクター・ハントと生物学者クリスチャン・ダンチェッカーが司令船ジュピター5で休暇している時に謎の飛行物体と遭遇する。宇宙船から放たれた小型の異星船は無人だったが、ディスプレイ・スクリーンに映ったのは紛れもなくガニメアンだった。

ガニメデのコンピュータ群(コンプレックス)のような"ゾラック"を介して地球人とガニメアンはその宇宙船＜シャピアロン＞号で邂逅する。彼らはイスカリスと言う恒星からミネルヴァに緊急帰還する際に故障のため超光速で約20地球年太陽系を彷徨い、ガニメデからたまたま発信された信号をキャッチして2500万地球年振りに自分たちの世界に戻って来たのである。しかし既に母星はなく、ガニメアンらの行方も知れなかった。

故郷を失ったガニメアンは司令官ガルースや科学主任シローヒンを筆頭に科学者揃いの地球人と協力して＜シャピアロン＞号の修理に従事し、やがて彼らはミネルヴァの生命体の進化や彼らの科学技術について語るが、何故が漸新世時代の地球の話題は避けていた。そしてついにガニメアンは地球を訪問することになり、彼らを受け入れるスイスの"ガニヴィル"に世界中の注目が集まった。

*****

再読。「星を継ぐもの」の続編で、ヴィックとクリスはガニメアンとのファーストコンタクト及び別れを経験する。その間に彼らは互いを理解し合うが、そこにはデリケイトな問題が含まれていたわけだが、しかしガニメアンはタイトル通り、本当にgentleに描かれていて、狂暴性丸出しの人類に所属しているのが恥ずかしくなるほどである。

さて、本作で注目すべきは何と言っても超コンピュータ、ゾラックだろう。HAL9000がコンピュータコンピュータしていた(?)のとは対照的に機知に富み、減らず口を叩くと言うか、冗談まで飛ばすのである。感情の有無はともかく、最早「性格」を備えた立派な、そして魅力的なキャラクター(?)である。

それでふと超アタマの良いコンピュータが出て来て、エッシャーの絵みたいな世界が描かれた作品を読んだのを思い出したのだが、作品名はおろか作者さえ思い浮かばない私の記憶装置をぶっ叩きたくなってしまった。とにかくゾラック萌え。

それと以前は気にならなかったのだが、月がミネルヴァ破壊と共に太陽に落ちる途中で地球に捕獲されたのにしても、木星まで人類の宇宙船で6ヶ月、シャピアロン号の推進機構をもってしても数日を要するのである。果たして月面ではルナリアンたちはその間どう過ごしていたのだろう。と考えてしまった。しかも続編で解明されていたのかは覚えていない。読み出せば思い出すかも知れないが、とにかく私のアーカイヴは粗悪品のようである。
(創元SF文庫)



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2002.11.25 Mon. 　 電飾鑑賞席/磁場
昨夜の雨は殆ど上がって霧雨程度だったが、中途半端に雨がかかったおかげで車の一部はドロドロであった。たまには洗車しなくてはイカン。と思いつつ暑くてイヤ、寒くてイヤ、それに必死でワックス掛けても色モノゆえ努力と汗の成果が見えない。と言うので結局1年中バッチイのだが。←あかんやん

これほど寒くはないけれどイマイチすっきりしない空模様である。しかし天気予報は回復に向かうとのことだったので、傘ナシで出勤する。と言ってもハナから持つつもりナドなかったりする。ところがダラダラ単純作業をしながらフト外を眺めると、道行く人が悉く傘を差しているではないか。へっ？と思って良く見ると、いつの間にか再び雨が降り始めたようで、それも次第に本格的な雨となった。バカ天気予報め。

などとボヤきながら雑記を作成し、更新後実家ランチに戻る。まだ雨は止まず、会社からパーキングまでの往復路だけ久々に置き傘が活躍した。のはヨシとして、雨が上がってから空気が冷えて来た。そう言えば雨の後は冬型の気圧配置になるとか「予想」していたっけ。そんなトコだけ当てるのか。つーよりシロートでもわかりそうな気がしないでもナイ。

何だかんだしてたらアト少しのところでタイムアウトとなり、会社で日記更新は出来ず仕舞いだったので住処に直帰し、更新報告して実家に戻る。と母とちびと娘@トイプードルが待ち構えていた。ちびが私と見るんだと言って、庭のクリスマス電飾鑑賞席を積み木のバケモンみたいなので作ってくれたらしい。そして「きれいのになー早く帰って来ないかなー」と大声で復唱しながら寒空の下で待ってくれていたらしい。そーゆー時は携帯鳴らせよ。＞母

母が食事の用意をしている間中ちびと戯れ、ちぴパパ(弟)は「タバコが切れた」と補充がてら帰ってしまい、置いて行かれた(つか、無視されたのはパパの方だったりする)ちびはママの許可が出たので夜ごはんはうちで済ませ、そのママが仕事帰りに拾いに寄るまで私はちびのお遊びに付き合わされたのであった。彼が去ったアトは正に「台風一過」で、部屋はなにげに散乱し、「静寂」に包まれていた。

何か食べた気がしないままお風呂に入り、娘と住処に戻る。CSN1の『危険な情事』をちらちら見ながらネットをウロつき、適当なところで夜のお散歩に出る。雨雲はすっかり去って星空が拡がり、風はないけど空気はひんやりしていた。明日の朝は冷え込むのだろうか。散歩から戻ってオバケのようなThe Earth's Magnetic Fieldに驚き、文庫を開く。

今日のニュースめも：MIDI出力対応テルミンが登場
何となく惹かれるなぁ。＜デジタルテルミン

食品ネタ：「高温で調理した食品は体に悪影響」　米研究(揚げ物とオーヴン料理はまずダメ、と)・健康食品「イチョウ葉」からアレルギー物質(不健康食品に化ける可能性アリ、と)・骨を１本１本抜いた「骨なし魚」スーパーにも登(いやん、カレイの「骨せんべい」大好きなのにー)

動物ネタ：世界最大級のヘビが死ぬ　ＮＹの動物園(サマンサ嬢の大往生ってか？←寒っ！)・２３年前の凍結精子で子豚出産　人工授精の手法を改良(そのブタがやたらツヨかったのかも)・キツネの一家、安住の地は守られるか　大阪の社宅敷地(増えたら増えたでまた苦情が出るだろうに)・来日のパンダ、２代目「興興」襲名へ(今度は「不能」でナイことを祈る)・１匹１８万円（！）のカメを万引−神奈川(高っ！)

サイエンス：妊娠すると頭が良くなる？　米でラット実験(私には可能性がナイわけだ＜「アミロイド前駆体」が減少)・秋どこへ？１０月中旬まで残暑、その後一気に冷え込み(言われなくても実感してるわい！)

ネット・IT関連：またもIE脆弱性を悪用する新種ワーム、国内で感染報告(M$とウエルスメーカーとワクチンメーカーの陰謀に違いない)・CDケースで卓上ガーデニング(癒されるのかねぇ)・アップルの超レア物コンピューター、複製品が発売に？(なかなか絵になるやん＜アップル1のレプリカ)

国内：「ベルばら」ブーム再燃　連載開始から３０周年(母@当時のファンから娘@現ブームに受け継がれたのだろう)・讃岐うどん人気“沸騰”、東京で火付き地元に客の列(正に「恐るべきさぬきうどん」)・みずほ、３９歳平均年収１２０８万円！(んが！←怒りのあまり言葉にならない)・「平成不況」、来年こそが本番に…(どこまで落ちる＜元「経済大国」)

海外：パキスタン・北朝鮮核協力、偵察衛星が証拠握ると米紙(間にある赤い国からも文句出そうだな)・エトナ山、火山活動が再び活発化(大災害にならなければ良いのだが)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい。


【fortune:すしことば】

XX月 XX日の誕生ずしは
たこ
で、すしことばは執着です。

あなたの今日のすし
金銭ずし しゃこ 「迅速」
恋愛ずし かれい 「永遠の恋」
仕事ずし かに 「横這い」
勉強ずし えび 「跳躍の時」

あなたの人生に
しょうゆは 少々 、わさびは ぴりりと

感想：多分ヤッたことはないと思うのだけど、それにしても「たこ」とは。イクラにしてくれ。しかもに大嫌いな「執着」だと？イヤな占いだ。因みに寿司日記書き氏の誕生ずしは「わさび」である(多分)。って、何だそりゃ。



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Shiroさんの"Island life"9/19より　世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
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2002.11.26 Tue. 　 本当に"暖冬"？/スパム
晴れて寒い朝となった。ベッドを抜け出す以前に目を開けるのが辛い。それは娘@トイプードルも同様らしく、私が起きるまで動かない。できることなら毎朝せめて9:00まで娘と一緒に布団にくるまっていたいものである。

出社して雑事を片付けつつ巡回し、そのままネットをウロつく。まずは未読が手元に2冊しかない文庫本を数冊オーダーする。読みかけ文庫を読み終えた頃に届くであろう。そのついでにフト気付けば「ワンクリックでお買いモノ」を何件かヤッていた。いかん、オンラインショッピングは気軽過ぎる。と反省しながら「ご確認メイル」を受取り、支払い計算して唸る。．．．年末ジャンボに賭けるしかないか。

そしていつの間にか朝の晴天が崩れて雨が降り始めていた。傘なんか持って来てないぞ、置き傘はあるけど。しかも雑記を更新して実家ランチに戻る時は雨こそ降っていなかったが、空は寒々とした雲に覆われており、空気は真冬のソレだった。誰がどう言おうとコレは少なくとも年末年始の寒さである。本当に"暖冬"なのか？＞気象庁

1ヶ月は先のような寒さに加えて年末気分を煽るように「紅白出場」が発表された(らしい)。何と中島みゆきが出るそうな。あまり喋らすと歌のイメージとのギャップに戸惑う国民続出必至と思われる。あの曲を歌うのなら、やはり田口トモロヲ.のナレーション付きなのだろうか。と言うより入らなくても聞こえそうだ。

「うどん」「鍋やな」「シチュウもエエで」。あまりの寒さに「今夜は温もるモンが食べたい」と言うことになって主婦陣と真冬のメニュウを列挙したり、降ったり止んだりの冷たい雨を恨めしげに眺めながら「帰るまでには止んで欲しいな」「それにしても寒そうな空やで」とボヤく。就業時間内に日記更新し、車に乗り込んで間もなく止んでいた雨が降り出した。外は真っ暗である。

それでも寄るところがあったので実家に直帰したいのを我慢し、ヤボ用を片付けて戻ると温かい鍋が待っていた。また「お風呂が一番シアワセ」と感じる。帰宅前に娘のトイレのため外に出たら息が白かった。今年は暖冬でなく寒冬に違いない。雨が一滴も降らないのに梅雨明け宣言しなかった気象庁のことである。アテにならない。

住処に戻ってTVを点けてすぐ『グリーン・マイル』が始まった。巡回しながら結局見る。一体何度目だろう。尤もたいてい途中から・途中までだけど、今夜は例の処刑シーン以外はアタマからラストまでしっかり観た。おかげで読みかけ文庫は開くヒマがなくなったのとチト悲しい。

今日のニュースめも：溶岩を食い止める土の壁　イタリア・シチリア島
『ボルケーノ』みたい。

サイエンス：コウモリから恐水病に感染―保護団体の男性が死亡(カワイイんだけどな＜蝙蝠)・オーストラリア産ブルベリーの検査強化　残留農薬検出で(国産も安心して喰えるのかねぇ)

スパム関連：「最終通告」というサブジェクトのスパムメールが蔓延(フィルターかけとこ)・スパムや機密漏洩をシャットアウト〜「SurfControl E-mail Filter 3.5」日本語版発売(「50ユーザーで40万円〜」はムリでも迷惑メール撃退用フリーソフトがある！＜「迷惑メールを98％除去できる」けど「アウトルックに対応」)

国内：猫虐待：「職場でイライラ」２３匹殺害　市職員に懲役６月求刑(猫飼いは引っ掻きに行くべし！とまで思える)・「落ちこぼれの少ない教育」は韓国１位、日本が２位(そんなに少ないのだろうか？＜日本の落ちこぼれ)・女装で空き巣、小６女児が見破る！(バカなやつ)・９歳少女が得度、女性門主誕生へ　真宗興正派、室町以来(仏教界のアイドル？)・マライアさんが渋谷に現れ混乱状態に(さもありなん)

海外：海中島が再び海上に？主権論争再燃も　シチリア近く(また沈むだろう＜温暖化による水位上昇)・世界のセックス番付　フランス人は年１６７回で１位(「1回」の基準はナニやねん？)・遺体解剖公開の医師にドナー殺到、５２００人(ナニ考えてるんだ？)・墓泥棒ならぬ墓地泥棒、そこで眠るのはどこの誰？(日本でもあり得そう)・エジプトの時計職人、究極のわざ(必要に迫られて、にしてもスゴイ「足指芸」だ)

正義vs邪悪：米国民の８割「イラクは約束守らず」(北も考えてるし、もしかすると「実力行使」するかも？＜「日本は約束守らず」)・テロ対策の新省が発足へ 　米国(CIA・FBIとの連携はどうするんだろう)・米英軍機、イラク軍施設を連日空爆(既に「展開中」では？)・アルジェリア治安部隊がアル・カーイダ幹部殺害(また報復合戦？)・イラクの学校、子供にどう教えているか(やぱし北っポイ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい


【check:恋愛の取説】

軍人タイプ

あなたは、困難に打ち勝つ運命にある"軍人"です。
普通の人のように、困難をさけて通ることをせず、運命と果敢に闘い、努力し、最後には勝利を収めます。
この運命の導きによって、"軍人"は、負けず嫌いで、勝ち負けにこだわる人と思われることもあります。が、実際は、よりよい仕事、よりステキな恋愛、よりすばらしい家庭を目指し努力を惜しまない人です。
"軍人"にとって、すべてがチャレンジの場です。常に向上心にあふれ、正々堂々と戦うがんばり屋です。今、自分は誰に対して勝ち、負けているか。客観的、社会的に見て自分はどれぐらいのレベルなのか。"軍人"は冷静に計りながら、自分にとって適切なチャレンジの場を求めます。勝っている人には敬意を払い、従います。組織の序列に従い規則を守るのもそのためです。
キャリア志向が強かったり、玉の輿狙いが多いもこのタイプの特徴で、マンガやドラマではどちらかというと悪役っぽい描かれ方をされてしまいます。
場の仕切りは全タイプ中ピカイチ。この人がいるだけで物事がさっさと決まり、効率的に運営されます。

◆行動をキーワードで言うと？

・判断がすばやい
・言葉だけでは動かない。誠意に弱い
・ランクが気になる
・人間関係に気を使う
・恋愛も真剣勝負
・どうしても間違いを見逃せない
・飲み会や遊びには積極的

◆他のタイプとの関係は？

軍人タイプ同志の場合、初対面でどちらが格上か格下かを、互いに確認し合って安定します。が、上下が堂堂巡りの「ジャンケン」な関係になったり、安定している分互いつまらないくなってしまったりと、長く見ると不都合も起きます。

学者タイプとの関係
勝ち負けや権威にこだわり、一喜一憂する軍人タイプにとって、常に冷静で合理的な学者タイプはあこがれの対象です。感情に打ち勝つことで、強くなろうとする身には、理性で己をコントロールして学者タイプは、勝利者で理想的に映ります。

王様タイプとの関係
自分の感情に打ち勝って強くなろうとする軍人タイプにとって、感情をエネルギーに行動する王様タイプは、がまんがない、しょうのないヤツに映ります。慕ってくればかわいいのですが、目上の場合はやりにくい相手かもしれません。

職人タイプとの関係
人間関係を、目上や目下、所属や派閥といった外見で考える軍人タイプにとって、枠にとらわれまいと掟を破ってくる職人タイプは、どうにもやっかい。が、長いつきあいでは、わがままを通しても自分をまっすぐに慕ってくるのが快感になってきます。

感想：あまり実感・自覚はないなぁ。＜軍人タイプ



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より　世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは　るなさん@"Lunar Magic"　がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
2002.11.27 Wed. 　 強制アップグレードだとぉ？/「Giants' Star/James Patrick Hogan」
寒い。めっちゃ寒い朝である。と思ったら隣人の屋根ナシ駐車BMWの窓には霜が降りていた。それを見てよけい寒くなった。ぶるぶる。

午前中は通常の作業で遊び(結構好きなやつなのだ)、雑記更新して外食ランチに出る。日射しはあるけど空気は冷たく、日陰に入るとひやっとする。それでも本能的に直射日光を避けるのでチャリだとチト寒過ぎることになる。だから冬は嫌いだ。けど夏はもっとキライだ。

それでも午後からはほんの少し寒さが和らいだような気がする。しかしトイレに行ってそれは気のせいだと痛感した。寒いってば。でも「寒い寒い」を連発するとますます寒気がするので「今日は外えらい冷房が効いてるねぇ」「ちょっと涼し過ぎるから緩めてくれへんやろか」などと言い換えてたりする。日記を更新して終業時間になるのを待ち、速攻で自宅に直帰する。寒いから。

夜ごはんとお風呂を済ませて娘@トイプードルと住処に帰り、CATVのチャンネルをあれこれ変えてみても興味をソソられるのがなかったのでCNNをBGM代わりにネットをウロつき、フト目に止まった記事に怒りに震える。強制アップグレードだとぉ？ナメとんか、M$@ビル・ゲイツ！元はと言えばセキュリティホールだらけの製品を開発・独占しているテメーらがイカンのだろーが！血迷うな、「奢れる者は久しからず」と言うのを知らんのか！(ニュースめも「ネット関連」参照)

それはともかく、素晴らしい記事の切り口には大爆笑してしまった。「恐ろしいことに米マイクロソフト社は、ユーザーにとって何が最善かを心得ていると思い込んでいるようだ」「この尊大で驚くほど大胆な態度は」「歯医者の治療なみに嫌がっている」などなどは私的に大ウケであった。もし実現したらヤツらは「自分で自分の首を絞める」ことになるだろう。M$離れが加速するに違いない。ヤれるもんならヤッてみぃ。＞M$@ビル・ゲイツ

夜のお散歩から戻って読みかけ文庫を開く。どうにも止まらず夜更かしして読了。

今日のニュースめも：家庭ごみが全量、セメントの原料に　埼玉・日高
それは是非全国に展開すべきだ。たまには迅速に動けよ。＞純ちゃん&国会

サイエンス：オランウータンの大きな群れを新たに発見(うまく保護しろよ＜自然環境そのまま)・「クローン赤ちゃん１月に誕生」？　イタリア人医師が発表(可能だろうが、ホンマかいな)・ＨＩＶ感染者の半数が女性に　国連報告(これで5分5分？)・女性がナッツ類を食べると糖尿病にかかりにくい＝米で８万人以上を追跡調査(あまりナッツは好きではナイのだが)・消費者もビックリ、英のスーパーのブドウに猛毒グモ＝殺虫剤代わりの昆虫活用が原因(絶句)

ネット・IT関連：MS、「セキュリティーのため」の強制アップグレード方針を示唆(それは殆ど犯罪行為だぞ)

国内：これぞ水族館流、魚が泳ぐグラスツリー…横浜・八景島(サカナ虐待にはならないのか？)・漢方の特別食で育った黒毛和牛、デビューへ(さぞかし高いのだろうな)・「コンパニオン」改め「レセプタント」　造語で新職名(通じねーよ＜造語)・父子で酒代めぐりトラブル　埼玉の父親殺害(殺されて当然とも思える＜子に尊敬されるに値しない親)

海外：ミスコン暴動引き金の記者に“死刑宣告”(死刑の好きな宗教だなぁ、では済まない)・プーチン大統領暗殺狙う？　モスクワで爆発物発見(未遂でヨカッタが)・今年の『無買デー』は最高の盛り上がり(そんな日があるの？)・お買い物の金欲しさに子供を販売　WA(唖然。でも殺すよりマシか)・川水位が低下し、海水流入でサメ遡上　干ばつの豪州(かなり深刻な事態だな)

正義vs邪悪：米、テロ要注意リストの１０５人にビザ誤発給(余裕で潜入できそうだな)・大統領、天然痘ワクチンの接種計画を近く発表(つまり一番保有・使用の可能性濃厚生物兵器ってことか？＜天然痘)・査察関係記事:国連の査察団、4年ぶりにイラク査察を再開・国連査察、４年ぶりに再開・イラク査察、抜き打ち対象は１千か所(ヌかれるのは何ヶ所？)・イラク査察、メディアどたばた　ビザ制限、「税金」も(外貨稼ぎしてるのか)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:巨人たちの星/ジェイムズ・P・ホーガン】

2500万地球年＜シャピアロン＞号で彷徨っていたガニメアンが新しい母星と思われる＜巨人たちの星＞目指して旅立ち、地球人はその旨をジャイアンツ・スターに向けて発信した。ところが驚いたことに間もなく信号が返って来た。何光年も離れた時空を超えて。

その後通信は途絶えたかに見えたが、月の裏側にあるブルーノ観測所に向けてガニメアンの末裔テューリアンは密かに通信して来て、国連が秘密裡に交信を続けていた。しかし国連内部は超科学文明との遭遇がもたらす混乱を懸念して積極的なコンタクトには二の足を踏んでいた。ソ連の裏工作を怖れるアメリカは大統領外交顧問ベイシーと国連代表ヘラーを国連宇宙軍(ナゴウム)本部長コールドウェルに送り、原子物理学者ヴィクター・ハントにテューリアンとの直接通信に協力を求める。

英語でコンタクトして来たことから地球はどこからか監視されていると判断し、ハントらは異星人の求めに応じて通信の機密を保持した。そして生物学者クリスチャン・ダンチェッカーも加えてマクラスキー基地でテューリアンを迎えることになった。"監視者"の目を欺くため彼らは恒星間宇宙船には見えない"パーセプトロン"を寄越し、テューリアンの超コンピュータ・ヴィザーの案内で一行は重力を自在に操り、知覚センサーで自由に移動するジャイスター系を訪れ、政府代表カラザー、女流大使ショウム、大臣職イージアンと会見する。

ヴィザーで"有線化"されたジャイスター系テューリアンはガニメアンの温厚で用心深い性質を受け継いでいた。地球人は彼らの科学力を目の当たりにしながら"監視者"について推論し、また＜シャピアロン＞号の危機を予想する。テューリアンが驚いたことにそれらは悉く的中し、地球人の能力を認め、"別の組織"ジェヴレン人に関する秘密を明かす。

*****

再読。「星を継ぐもの」に続く「ガニメデの優しい巨人」の続編にあたり、これらはガニメアンシリーズと呼ばれている。そして私は3部作と思い込んでいたのだが、実はまだこの続きがあるらしい。

とにかく読み始めて早々自爆した。前回アレは何だったんだろうと書いた「超アタマの良いコンピュータ」はヴィザーで、「エッシャーの絵みたいな世界」はテューリアンのジャイスター系古い街ヴラニクス、つまり本作のことだったのである。無意識に思い出したと言うことは私の記憶装置は粗悪品ではなく、要するに制御機能が劣悪だったワケである。ついでに例の「ルナリアンの地球移動方法」も解明されている。嗚呼。こうなるともう笑うしかない。

私は常々「全ての小説はミステリーと言える」と思っているのだが、本シリーズは正にミステリー性の高いSFではないだろうか。何しろルナリアンとガニメアンと人類の"円環"が見事に"閉じられる"のである。第1作の始めには対立していたかに見えたヴィックとクリスのコンビは今回も「冴えた探偵」振りを発揮しているし、ついでに女スパイが出て来たり、スペースオペラ的仮想戦争シーンがあったりと、なかなか読者サーヴィス旺盛な構成になっている。

そして私はこう言う謎解きモノと"悪役"でない宇宙人・超知性体が登場する作品が大好きなのである。いや、悪モン"異星人"も出て来るのだが、ソコはアレである、早い話が「スタートレック」萌え世代だからだろう。それゆえ「ファウンデーション・シリーズ」や「ラーマ・シリーズ」にハマるのである。それにしてもこの"円環"はどうなるのか、非常に興味を覚えるので早く「続き」が読みたいと思う。
(創元SF文庫)



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

遅ればせながら
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2002.11.28 Thu. 　 炭焼党
さ、寒い．．．。これでまだ最低気温は摂氏プラスなのか？マイナスになったら朝は目を開ける自信がないぞ。と言うワケで今朝少々寝過ごしたのは冷え込みのせいである。断じて私がイカンのではナイ。

昨日から昨夜にかけて風が強かったおかげで車に霜は降りてなかったが、本日は風も収まり、太陽光線も勢いを取り戻したようで、時間が経つにつれて随分暖かくなって来た。適当にシゴトして雑記を更新し、実家ランチに戻る時は窓を全開にしたいほど暖かかった。つーより日射しが強かった。昨日はファンヒーターをつけなかったので震えながらランチを摂ったのだが、今日は着ているものをもう1枚脱いでも大丈夫と思えるほど温かった。

そして午後も平和に過ぎて時間内に日記を更新して終業時間になるなり離社。しようとしたらマシンがフリーズした。全アプリを終了して「スタートボタンから終了(ってのは確かに変だ)」したのに、何かがビジー状態だと警告してくれるのだ。何もないって、動いてるのはテメーだけだっつーの。とアタマの中で呟いて「終了」をクリックすると壁紙で凍り付いた次第である。付き合ってられんので強制終了。明朝勝手にドライバチェックしてくれるだろう。

園芸熱に浮かれて何かソソられる花はないかとホームセンターと園芸センターに寄り道したが、実は温度差に弱い色とりどりのシクラメンが並べられ、実は寒さに弱いポインセチアが叩き売られている程度だった。パンジーやヴィオラも見飽きたような色・形・大きさばかりで、結局何も買わずにスゴスゴと引き上げたのであった。

住処に戻って途中から「桂林」を見たのだけど、どうもこの「好感度芸能人が現地の人と触れ合いながら同行リポーターが報告・解説する形式」番組は好きになれない。で、カルボナーラに決まってるワイ！と思いながら「どっち」にチェンジ。ミートソースもかなりンマそうだったが、カルボナーラはうなされそうなくらい激旨っぽかった。くぅ、あのカルボナーラ食べたい。ミートソースは手間そうだけど、久々にカルボナーラ作るか。でもあの「パルメザン・チーズ」が良いんだよなー。考えただけで涎。うまそうだった．．．。

どうにも眠くて堪らないので早めに夜の散歩を済ませ、久し振りに日付が変わる前にベッドに潜り込んだ。早く就寝しても起床時間は不動であるが。

今日のニュースめも：打ち切り決定のSF番組、ファンが放送継続を訴えテレビCMを制作
いやんいやん、4シーズンで終わりだなんて。ガンバレ！＞セーブ・ファースケープ・キャンペーン

サイエンス：米のクローンベビーは年内誕生＝５女性が妊娠中――ラエリアンの科学者が公表(「自分」を産み、育てる気分ってどんなのだろう＜キモイ)・カリフォルニアで続く群発地震、大地震の前触れか？(震災前も一部で群発地震があったっけ)・国際宇宙ステーション滞在クルーら、感謝祭のディナーも宇宙食(パウダー状の七面鳥料理を想像してしまった)・漢代？の兵馬俑出土　中国・山東省の墳墓近く(兵馬俑って始皇帝陵だけの名称と思ってたよ)

ネット・IT関連：新種ウイルス「Winevar」を警告(これまた「正義vs邪悪」やな＜エンドレス)・ウィンドウズで米に情報流れる？総務副大臣が強い不信感(根本的にハゲシク勘違いしているような気がするが)・米研究所でコンピューター大量盗難　核情報など流出か(どっかのクニと同じく「危機管理」できてへんやん＜米)

国内：「曽我さんの夫が入院」と北朝鮮　日本政府に伝える(ついに「揺さぶり攻撃」が始まったか)・「ゴリラの鼻くそ」ってどんな菓子　東京・上野で人気(あれだけデカイと溜まりやすいだろうな←違)・「かじりつきたい」、甘いお菓子の家　岐阜のホテル(毎晩少しずつ小さくなってイクかも)・「雪見リンゴ」はいかが？　青森・浪岡町で冬のリンゴ園(アイスワインは凍った葡萄から作るのだからして、雪見リンゴ果汁酒もイケルかも知れないゾ)・松阪牛に史上最高の５千万円(一口いくらになるんだろう)

海外：オーストラリアの山火事、英国を上回る面積が焼失(干ばつに山火事とは憂慮すべき事態だよなぁ)・「ビール風呂」のサービス開始　ドイツ醸造所(日本酒醸造所もやれば良いのに)・一見おだやかそうな79歳老婦人、「暴力」行為で訴えられる(どこにでもいるのね＜嫌われモン)・米大統領を風刺した英テレビコマーシャル、放送禁止に(ま、「ブッシュ大統領はまぬけ」発言でカナダ報道官辞職したくらいだからしよーがないか。でもナイスセンス＜「ブッシュの投げたボールを犬のように取りにいくブレア」)

正義vs邪悪：イラク査察、超ハイテクでフセイン包囲(フセイン潰しのために小藪は一体いくら注ぎ込むつもりなのだろう＜ラディンの方が安いかも)・国連車両６台、同じ道グルグル…イラク査察団(ナビ付きではないのか？＜査察車)

ケニア同時テロ関連：イスラエル人狙ったケニアの事件、事前に犯行予告・イスラエル人狙ったとみられる事件はアルカイダの犯行＝ケニア大使・イスラエル標的、同時テロ　ケニア・イスラエル狙いホテル爆破、旅客機攻撃　ケニアでテロ・ケニアで対イスラエル同時テロか　爆発で１５人死亡(テロは全てアルカイダ絡みに決め付けられるようだが、あの日までは目立たないグループだったはず、と言うことは他勢力台頭の可能性も否定できないと思うのだが)

おまけ：北川友美、豹柄＋Ｆカップでクラリ…(あまりクラッと来んぞ)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【check:ホームページのウンザリ度鑑定】(情報提供：あちこち)

【 鑑定結果 】
http://www.wafu.ne.jp/~artemis/eagle/new.html
のウンザリ度得点は 37 点 （わりと快適かもしれない） です。

【 内訳 】
37 点 ... 画像ファイルの合計サイズが大きい。(57 KB)

感想：結果ページの方がよっぽど「ウンザリ」するわ。うぜーよ。＜ポップアップ



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【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】

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2002.11.29 Fri. 　 コタツ寝/「Golden Fleece/Robert.J.Sawyer」
今朝も相当寒い。布団から腕を出して携帯アラームを止めたら娘@トイプードルが態勢を立て直して二度寝に誘う。私が無抵抗なのを読んでいるのか。とにかくベッドを抜け出すのが非常につらい。どうしたものか。

お天気はすこぶるよろしく、日射しのおかげで午前中からぐんぐん気温が上がり始めた模様である。適当に仕事を片付けつつ雑記を作成して更新し、実家ランチに戻る。このままサボって庭仕事をしたいくらいの陽気につい勤労意欲がぐらついたが(←そんなもんあったんか？)、何とか思い留まって午後の部に向かう。

午後は来週の手配をしたり、ゴソゴソしながら日記を作成・更新する。そして終業時間まで気分がノッてる時にやりかけ作業をやっつけてしまおうと意を決し、励もうとしたら殆ど終わっていた。いつの間に私は仕事をしていたんだろう。素晴らしい(←違)。

買い物経由で住処に寄り、それから実家に戻る。夜ごはんを食べたら睡魔に襲われ、暫しのつもりでリビングのコタツに潜り込んだら21:00近くまで爆睡してしまった。おかげで背中と腰が痛み、鼻が詰まった。だからできるだけコタツ寝はしないようにしているのだが。それにしても昨夜も私的には早寝したにも関わらず、数時間も寝てしまうとは、睡眠不足が溜まっているのだろうか。今週は毎夜5時間以上確保しているのになぁ。

お風呂に入ってとっとと帰宅し、夜のお散歩を終えてから読みかけ文庫に取り掛かる。明日は100円のビデオをまとめレンタルするだろうから、来週はあまり読書に時間を割けないだろうと踏んだ次第。で、読了。

今日のニュースめも：やっぱり…気象庁訂正　「暖冬」は１月以降
往生際が悪いなぁ。1ヶ月早く冬が到来して今年のように春も早まって「暖冬」になるんではないの？

サイエンス・テクノロジー：ＮＡＳＡ、極地の氷冠の調査などで来月３つの衛星を打ち上げ(深海探査もすれば良いのに)・「増えぬ」心筋、増殖に成功、東京医科歯科大(脳細胞や神経伝達組織はどうなんだろうね)

web関連：カバーエリアは“米国全土”〜成層圏飛行船による無線ブロードバンドサービス(日本ならもっと小規模で済むぞ)

国内：「横田さんの写真１億円ともちかけられた」自由党・西村議員(何だ、そりゃ)・試作５００円硬貨が流出(「内部告発」制度を導入すべき)・覚せい剤所持で中２を逮捕(「環境」か)・２４時間風呂、吸い込み口に髪の毛からまり女児が水死(1人で入浴させてたのなら親にも責任があると思う)・宮城・伊豆沼、珍しいハクガンが１羽飛来(迷い鳥なのかな)

海外：現代美術家ハースト、作品で火星探査計画に参加へ(ハテ、芸術的探査機のデザインでもするのだろうか)・新事実発覚！　チャーチル元英首相のいとこはロシアのスパイだった！(「最も栄誉ある英国人」とかに傷が付いたな)・比の前大統領、失脚直前までカラオケ騒ぎ？(こちらは「恥の上塗り」か)・正体不明の飛行機雲、米上空で発生　戦闘機が発進(隕石ではないだろうけど)

正義vs邪悪：査察団が盗聴恐れ、地図上で対象施設を指さし確認(苦戦中ってか？)・オーストラリア、ケニア・モンバサのテロ脅威を事前に国民に警告(ケニア同時テロ、アラビア語サイトで予告かてな情報もあったらしい)・「アルキア」機の乗客、ミサイル攻撃を生々しく証言(間一髪だったのか)

おまけ：魅惑の“Ｔバック”ヒップにクラクラ…(美尻ね)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【book:ゴールデン・フリース/ロバート・J・ソウヤー】

スターコロジー(宇宙旅行都市)計画の一環としてスターコロジー＜アルゴ＞は47光年彼方のエータ・ケフェイ星系第4惑星＜コルキス＞を目指して1万以上の人員を乗せて片道8年の恒星間旅行の途上にあった。バサード・ラムジェット宇宙船を制御するコンピュータ"イアソン"は天文学者ダイアナを着陸船＜オルフェウス＞に追込み、水素イオンが吹き付ける宇宙空間に飛び出させた。

格納庫の整備主任アーロンはダイアナとの婚姻契約を解消して医師のキーステンと暮らしていたが、自殺とされる彼女の死にショックを受ける。ところが着陸船は予想を遥かに超える放射能に汚染され、燃料を消費していたことからアーロンは死因に疑念を抱き始める。

イアソンはアーロンを調査から遠去けるよう画策する一方で、地球を出発する3ヶ月前に月の裏側に設置されたスピルバーグ・システムが受信した＜異星人からのメッセージ＞の解読に励んでいた。それは小狐座の第6惑星であるガス巨星の第4衛星に棲む異星人から発信されたものと考えられたが、全てを解読するには至っていなかった。アーロンもまたイアソンにとって予測不能で、脅威であった。

*****

本書はup-to-dateされたHAL9000が犯人で、アガサの「○○○○○(解説に倣って伏せ字)」その犯人自身の「語り」で、コロンボでお馴染みの「倒叙」形式が採られたSFミステリーとでも言うような作品らしい。タイトルと設定は巻末の解説によるとギリシア神話に由来するそうだが、本作では"探偵"が"犯人"であるコンピュータが殺人を犯した動機が追求されて行く。

おもしろいのだろう、とは思う。しかし私はゾラックやヴィザーと言う魅力的な超コンピュータにどっぷり浸かった直後なのでイアソンは「キャラ不足」と思えただけで、例の「○○○○○」も途中でわかってしまったクチゆえ探偵振りにも大してワクワクしなかった。と言うか、このテのオチをどこかで読んだ気がするのだが、記憶違いだろうか。

とにかく「ミステリーファンならこれがオススメ！」みたいなことが既読ソウヤー作品解説にあったので手にしてみた次第であるが、私的には「感情を持つコンピュータ」と言うより「悪知恵が働くコンピュータ」の感があり、またミステリーとしてもSFとしてもチト物足りなかった。或いは私がアーロンのような"正義感気取り"が大嫌いな臍曲りなので「相性が悪かった」のかも知れない。
(ハヤカワ文庫)



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2002.11.30 Sat. 　 ダレる/『Shrek』
娘@トイプードルアラームで10:30近くに起床。夕方から崩れるとの天気予報に合わせたかのように、既に空は雲に覆われているが、寒さはそれほどでもないようだ。実家でブランチ後、庭に出てクリサンセマムを70本ほど苗床に移植したり、ゴソゴソしてたら結構な時間になってしまった。

帰宅してそろそろ目に付き始めた雑草抜きに取り掛かる。日射しがないので花鉢の日光浴は止めにして、ついでに雨を期待して水遣りもサボってコタツに陣取る。どうも今日は何もする気力がない。あれもしなくては、これもしよう、と言うより「to do」はどっさりあるのにソノ気にならないのでダレて過ごすことにした。と言うので夕寝。

すっかり日が落ちてから実家に戻って夜ごはん。こちらでもダラダラしたので住処に戻ったのはいつもよりかなり遅い時間になった。で、日記を作成しかけたところでCSN1の『ラスト・エンペラー』に釘付けになる。途中からだったけど、つい目が離せなくてしっかり最後まで見てから作成したので更新報告は25:00を過ぎてしまった。ダレ過ぎか。

それでもそれからニュースチェックしてビデオを見る。どうやら明日も私はダレて過ごすつもりらしい。それにしても雨の気配はまるでないのだが、本当に降るのだろうか。やはり天気予報などアテにすべきでないかは明日になれば、いやもうなってるか、目が覚めたらわかるだろう。

今日のニュースめも：非公開のＵＦＯ報告書をウェブに全面掲載へ　英政府
なかなかおもしろそうではないか。わくわく。関連記事:英国版『Ｘファイル』？　軍のＵＦＯ目撃証言の秘密文書が公開される

サイエンス・テクノロジー：今世紀末には消滅…北極海の永久氷(水位上昇必至ってことか)・カラスの「いたずら」に郷土色　「知能高く文化も」(異文化コミュニケーションはあるのかな？)・温暖化余波、ナガサキアゲハ北上とともに色黒に(北の方が太陽光線が少ないからだろうか)

国内：「国を愛する心情」を通知表で評価　福岡の小学校(ナショナリズム押付けはかなりコワイぞ)・日銀の株直接買い取り、惨憺たる門出…(日本国庫も破産寸前だろうに)・酔わない日本酒、「宴会気分」来月発売(ついに出たか)・大阪・梅田に光のアート(あちこちで"ルミナリエ"か)・ニャンとも快適　猫用「ちぐら」作りがピーク(犬も使えそうだけどなぁ)

海外：出展者が分からない英展覧会、初日から大盛況(運試しみたい＜「価格は一律３５ポンド（約６７００円）だが、作者名は購入後に作品の裏を見るまで分からない仕掛けとなっている」)・すっぽんぽんが伝統――スコットランドの男性スカート(だと聞いていたが)・ロンドンの新たな名所？　シティに新高層「キュウリ」ビルが完成(40階建ての「ガーキン」)・宝くじに当選するにはまず引越し？――居住地域によって当選率に格段の差(日本はどうなんだろ)・ゲリラの戦意喪失…お色気作戦が中止に(ナニ考えとんじゃ、ヴォケ！)

正義vs邪悪：英陸軍、世界最大の実戦シミュレータを公開(それだけで終わってくれ)・フセイン大統領「危険物質は自宅に隠せ」…英紙報道(影武者はどこに隠したのだろう)・「ビンラディン氏」テープ、偽物の可能性も＝スイス専門家(こちらも影武者がいたりして)・難逃れたイスラエル機、ミサイル回避装置積んでいた(日本の航空機はどうなんだ？＜「備えあれば憂いなし」)・ケニアの爆弾テロ、直後の映像公開(日本の報道機関はどうも関心が薄いようだな＜あまりニュースに出ない)

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【video:シュレック】

昔々人々から骨を粉にしてパンにすると怖れられている怪物が沼のほとりにひっそりと暮らしていた。彼はシュレック(声:マイク・マイヤーズ)と言い、見かけで判断して追い立てようとする人間たちを避けて孤独を好んでいたが、ひょんなことからおしゃべりするロバのドンキー(声:エディ・マーフィ)を一晩泊めることになった。そしてその夜驚いたことに森はおとぎ話の主人公たちで溢れていた。

彼らはデュロック国を理想の王国にしようとするファークアード卿(声:ジョン・リスゴー)が無益な存在として追放されたのだった。シュレックは卿に掛合いに行くが、折しもそこでは勇者の選考競技会が開かれており、彼とドンキーは火を吹く凶暴なドラゴンがいる城の塔に幽閉されているプリンセス・フィオナ(声:キャメロン・ディアス)を助けに行くこととなる。

ファークアード卿は正統な王位に就くため姫との結婚を企てており、フィオナはある目的で"運命の"騎士が救いに来るのを待っていたのだが、シュレックはただ静かな暮しを取り戻すためドンキーと冒険の旅に出る。

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いやー、今ドキのアニメってすごいなぁ。ただただ映像の完成度に目を見張った。「白雪姫」「シンデレラ「3匹のこぶた」「ピノキオ」「眠れる森の美女」「ロビンフッド」「赤ずきん」のキャラクターやお馴染み映画のパロディが続々登場するのもおもしろかった。

それとフィオナは日本語吹替版の藤原紀香に良く似てると思うのだけど、キャメロン・ディアスもキャラがカブっているような気がする。のは偏見だろうか。「人は見かけで判断してはイケナイ」ってのはまぁヨイのだけれど、先日観た『世界で一番醜い女』を彷佛させるラストはちょっとなぁ。いや、まぁ悪くはないんだが。
(2001年アメリカ映画91分)



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遅ればせながら
Shiroさんの"Island life"9/19より　世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。
救援・援助ファンドは　るなさん@"Lunar Magic"　がリンクされています。
グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
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Akiary v.0.42