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セカンド・カップ はてな店 - 別の本質
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セカンド・カップ はてな店

2005-01-24 別の本質

発信箱:

第2次「慰安婦」論争として 山田孝男(編集局)

NHK朝日新聞のケンカは「番組に対する自民党の圧力」問題と「番組制作上の歴史認識」問題の二重構造になっている。二つの論点は別の次元に属するが、歴史認識を無視して圧力を考えるわけにはいかない。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050124k0000m070110000c.html



毎日新聞、別の「ことの本質」をわざわざ出して来たようだ。どうする気なんだ?


この問題を語りだしたらまた根拠も糞もないコメントが付くんだろうなぁと思って、多分壮絶なまでに多人数の人が尻込みをしているのだろうなぁ〜とも思う。私にしても面倒だなぁとか思う。


ここにある圧力の方が本質的かもしれないわけだと私は思う。非常に多くの人の口を閉ざしているのは、実は政治家なんかじゃない・かもしれない。


冷静に考えてみよーよ。


 アジア女性基金が解散へ 01:30


アジア女性基金が解散へ 2年後の「償い事業」終了機に

http://www.asahi.com/politics/update/0123/002.html


例のバウネット的「人民裁判」(people's courtとでもルビをふってみる)の様子を見ながら、そういえば政府主導の基金があったそれはどうなっていたのだろうとなんとなく頭の隅を過っていたのだが、解散なのだそうだ。


これがそのサイト。「償い事業」として行われたことの一覧。

http://www.awf.or.jp/ianfu/country.html


基金設立に向かう動きというのをかなりの騒動として記憶している私としては、この団体が、「従軍」慰安婦の問題だけでなく、一般化されたドメスティック・バイオレンスの啓蒙事業までやってるっているようだというのが、方向性としてはいいのか悪いのかよ〜わからんという気がしないでもないが、でも、まぁ、過去の戦争によって辛い目にあった人の現在に対していささかでも寄与するのならそれはそれでいいのかなと思わされるような感じのサイトではあった。こういうのがもうなくなればいいですね、というのは、基金設立に賛意を表明した人々の全体とした気持ちでもあったんだろうし、それが反映されているようにも見える。[補足:まったく馬鹿だったとしても。]


が、では、だったらここと「裁判」はどう呼応するんだ、となる。

ニュースから辿っていったら、追ってらした方がいらした。


NHKだよ全員集合!!(対人地雷禁止)

http://fujisawa.bblog.jp/entry/127044/



そこから辿ったリンクによれば、元慰安婦の人が、基金と「裁判」という二つの団体を前にしていろいろ・・・ということがあった模様。


女性国際戦犯法廷──天皇戦争責任を、法律家・知識人が「語ったこと」に意義があったのか?

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/houtei.sokatsu.html


インドネシア元「慰安婦」と「女性国際戦犯法廷

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/indnesia.html


かいつまんでいえば、女性基金が求める解決法は、「日本特有の政治的な欺まん行為である」なので、「日本政府は従軍慰安婦の被害者に対して徹底的に謝罪し、国家的な補償を可能にする法律の制定に遅滞なく取り組むべきだ」ということから「裁判」になった、と、そういう話でしょうか。


[補足:違うのだとしても、「裁判」は法的には無効だが補償なりを可能にするための状況を作ろうとしているという目標点、または方針の類似性は覆せないだろう。]


しかしこう、燃料を投下してるつもりはないんだが、上の文章で「 」にしたのは、原田氏という方がやってらっしゃるこの掲示板で拾った2.5年前の記事の文言。共同通信ニュース2002年7月10日付け。

http://tcup7102.at.infoseek.co.jp/tri798/bbs


北朝鮮が、小泉首相はじめ閣僚が、「女性のためのアジア平和国民基金」に対して327万円の寄付を決めたことに対して、

従軍慰安婦犯罪への真相調査と日本政府の賠償を求める国際社会への耐え難い冒涜(ぼうとく)であ

り、日本特有の政治的な欺まん行為である」と非難した。


 同通信論評は「日本政府は従軍慰安婦の被害者に対して徹底的に謝罪し、国家的な補償を可能にする法律の制定に遅滞なく取り組むべきだ」と主張した。

(了)[2002-07-10-20:19]



このページも参考になる。

戦後補償」とは

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/hosho.html




こんなに大事な問題だというのに、そういえばこの2週間の報道の中に、これらの長い、いや長くもない、せいぜい15年だがこうした経緯の全般を語っていたものを寡聞にして私は知らない。不勉強なだけなんだと思うが、その不勉強が現在の「印象」を決してしまうことに、私も含めてもっと注意深くなければと思った。


 アウシュビッツ記念する国連特別総会 03:35


今日の新聞のトップニュースはこれ。

UN remembers Holocaust with special assembly

http://www.cbc.ca/story/world/national/2005/01/24/un-session-050124.html


4日間に渡ってホロコーストを記憶するためのセッションが開かれる。国連という第二次世界大戦終結に際してできた組織がこのような形でホロコーストを認めるのは初めてだそうだ。


またこの特別セッションには、国連加盟国191か国中148か国が賛成した、そうだ。残り43か国とはどういうラインナップなんだろうかとちょっと気になる。カナダイスラエルとともにこのセッションのために尽力したらしい。


関係ないが、どうしてアウシュビッツと呼ぶんだよ、オシフェンチムと呼べ、と言うポーランド人に何度かおめにかかっているのだが、思えばなんでなんだろう? ポーランドでしょ、だって。英語環境でもそうだが、日本語環境の場合は、すべからく地名、人名は現地名にすることがスタンダードとされていると言っていい状況があるわけで、だったらさらにおかしい。


と、上の話をこっち時間のお昼に書いて今夕方。日本時間の朝9時。みまわしたところ、

BBCワールド

アウシュビッツ解放60周年式典を生中継

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050124org00m300076000c.html


これしかこれ関係の記事がない。

ニュース専門チャンネルの「BBCワールド」(BBC Worldディストリビューションジャパン東京都港区、松田和)は、アウシュビッツ強制収容所解放60周年記念式典の模様を生中継する。放送は27日午後10時25分から。二か国語で放送される。


すごい式典だから放送しますよ、と。そういうネタなのかこれは??


どのみちWWII以降の枠組みについては何にも言えない私たちではあるにせよ、なんつーか、ホロコースト問題に関心あるなしを問わず、現在の国際情勢に対してかなり影響のある問題だろうと私は見るんだが・・・。ってかまぁ路線は決まってるという意味なら驚くことは別に何もないわけだが、しかし、やっぱりなんかへんじゃないのかこういう外信の扱い方は。


U.N. Asks if World Has the Will to Stop Genocide

http://www.nytimes.com/reuters/international/international-un-holocaust.html


国連ジェノサイドを止める気があんのかどうかを問うている、ってのに、繰り返すが疑義があるならあるでもいいんだが、とにかくそういう論調がメジャーに出てまっせ、とまでは伝えにゃじゃないのかな、と寂しく言ってみるテスト、か。


Soviet Veteran Remembers Auschwitz

http://www.themoscowtimes.com/stories/2005/01/25/003.html


まぁしかし、ソビエト兵士がアウシュビッツに入って解放ねぇと、それはやっぱり、それは一方でそうなんだろうが、私ら知らんよと言いたくなる気持ちは私にはとてもある。なんだよソビエトって、勝手に事業畳んで後のことは知りませんとまるで株式会社のような国だった、などとも言いたいものもある(一応知っていたとしても歴史まで譲り受けてはいない、と言い逃れることが可能だ。私はソビエトに反対してました、みたいな)。しかしまさか日本メディアがこの件について沈黙する理由がそんな本格派のナショナリストみたいなことってあるか? それならそれで私はその姿勢を買うが。


とりあえずまた見てみよう。

googleニュース検索 日本語で、国連

http://news.google.com/news?num=30&hl=ja&lr=&c2coff=1&tab=wn&ie=UTF-8&q=%E5%9B%BD%E9%80%A3&btnG=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A4%9C%E7%B4%A2


同様に、英語指定で、UN

http://news.google.com/news?num=50&hl=en&lr=&c2coff=1&output=search&ie=UTF-8&q=U.N.&btnG=Search+News

# 藤沢生活 『どもです。トラバ、感謝です。

>せいぜい15年だがこうした経緯の全般を語っていたものを寡聞にして私は知らない。

一度語り出したら、日常を放棄してまで付き合わなきゃいけない、その恐怖感がありますよね。

昔。カンボジアを旅行したときに、キリング・フィールドの地面をスニーカーでほじくったら、骨粗鬆症のような乾いた骨がぽろぽろ出てきました。それから、夕方、トゥルスレン刑務所に行って、独房に独りぼっちで横たわりました。少し湿ってました。』

# Soreda 『藤沢生活さん、こんにちは。こちらこそありがとうございます。キリング・フィールド…すごいな名前なわけですが(なんだかなぁという同名の映画は見ました)、藤沢生活さんのご体験もすごいですね。今後ともいろいろと教えてください。』