景気の変動や業界動向の影響などにより、赤字(欠損金)が発生することもあります。そんなときに利用し... 景気の変動や業界動向の影響などにより、赤字(欠損金)が発生することもあります。そんなときに利用したいのが「欠損金の繰越控除と繰戻し還付」です。 この制度を利用することで、すでに納めた法人税の繰越し還付と、翌年度以降の法人住民税を減額することができます。この記事では、これらの制度の仕組みや計算方法などを解説します。 目次 欠損金の繰越控除とは個人でも会社でも、起業したばかりの頃は経費がかさみ、どうしても赤字経営になりがちです。うまく成長軌道に乗っても、景気の変動や業界の動向によって、ある年は黒字、ある年は赤字(法人ではこの赤字を欠損金と呼びます)と波が出ることもあります。 所得税や法人税は、基本的にその年の黒字額に対してかかるものです。5年なり10年なり通算して赤字でも、黒字になったときには税金を払わなければいけないので、トータルで相当の税金を負担することにもなりえます。 欠損金の繰越控除は
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