先般、「節税保険」として販売されていた中小企業向け法人保険の税務上の取り扱いについて、大きな変更... 先般、「節税保険」として販売されていた中小企業向け法人保険の税務上の取り扱いについて、大きな変更がありました。 ことの起こりは2019年2月13日、国税庁が生命保険会社に対し、法人における支払保険料の経費算入ルールについて、抜本的に見直すことを伝えたこと。これを受け、各生命保険会社はいわゆる節税保険の販売を自粛する運びとなりました(バレンタイン・ショック)。 その後、定期保険等の新しい税務上の取り扱いについて、パブリックコメントを経て2019年6月28日に法人税法基本通達が改正されたのです。 目次 節税保険といわれる仕組みまずは一般に、節税保険と言われていたものについて概要を見ていきましょう。 そもそも保険の基本には「リスクに対する保障」という考え方が原点にあります。保険に加入し毎月の保険料を支払っていれば、医療保険であれば病気になったときに保障を受けることができますし、生命保険であれば死
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